レース情報・トピック記事収集

[海外国際競走登録馬]

施行日 競走名 RC 距離 勝ち馬 性齢 所属 騎手 1着本賞金
7/10 15 農林水産大臣賞典
ジャパンダートダービー
G1 大井 ダ2000 3歳 定量 3歳 4500万
前週までのレース
6/26 36 帝王賞 G1 大井 ダ2000 ホッコータルマエ 牡4 栗東 幸 英明 6000万
6/23 54 宝塚記念(国際G1) G1 阪神 芝2200 ゴールドシップ 牡4 栗東 内田博幸 13200万
6/5 59 東京ダービー
(ネオユニヴァース賞)
大井 ダ2000 インサイドザパーク 牡3 船橋 左海誠二 4200万
6/2 63 農林水産省賞典
安田記念(国際G1)
G1 東京 芝1600 ロードカナロア 牡5 栗東 岩田康誠 10000万
5/26 80 東京優駿(日本ダービー)(国際G1) G1 東京 芝2400 キズナ 牡3 栗東 武  豊 20000万
5/19 74 優駿牝馬(オークス)(牝)(国際G1) G1 東京 芝2400 メイショウマンボ 牝3 栗東 武幸四郎 9700万
5/12 ヴィクトリアマイル(牝)(国際G1) G1 東京 芝1600 ヴィルシーナ 牝4 栗東 内田博幸 9000万
5/6 25 かしわ記念 G1 船橋 ダ1600 ホッコータルマエ 牡4 栗東 幸 英明 6000万
5/5 18 NHKマイルC(国際G1) G1 東京 芝1600 マイネルホウオウ 牡3 美浦 柴田大知 9200万
4/28 146 天皇賞・春(国際G1) G1 京都 芝3200 フェノーメノ 牡4 美浦 蛯名正義 13200万
4/14 73 皐月賞(国際G1) G1 中山 芝2000 ロゴタイプ 牡3 美浦 M.デムーロ 9700万
4/7 73 桜花賞(牝)(国際G1) G1 阪神 芝1600 アユサン 牝3 美浦 C.デムーロ 8900万
3/24 43 高松宮記念(国際G1) G1 中京 芝1200 ロードカナロア 牡5 栗東 岩田康誠 9500万
2/17 30 フェブラリーS(国際G1) G1 東京 ダ1600 グレープブランデー 牡5 栗東 浜中 俊 9400万
1/30 62 農林水産大臣賞典
川崎記念
G1 川崎 ダ2100 ハタノヴァンクール 牡4 栗東 四位洋文 6000万
12/29 58 農林水産大臣賞典
東京大賞典(国際G1)
G1 大井 ダ2000 ローマンレジェンド 牡4 栗東 岩田康誠 7000万
12/23 57 有馬記念(グランプリ)(国際G1) G1 中山 芝2500 ゴールドシップ 牡3 栗東 内田博幸 20000万
12/22 29 ラジオNIKKEI杯2歳S(国際G3) G3 阪神 芝2000 エピファネイア 牡2 栗東 福永祐一 3200万
12/19 63 農林水産大臣賞典
全日本2歳優駿
G1 川崎 ダ1600 サマリーズ 牝2 栗東 藤岡佑介 3500万
12/16 64 朝日杯フューチュリティS(国際G1) G1 中山 芝1600 ロゴタイプ 牡2 美浦 M.デムーロ 7000万
12/9 64 農林水産省賞典
阪神ジュベナイルフィリーズ(牝)(国際G1)
G1 阪神 芝1600 ローブティサージュ 牝2 栗東 秋山真一郎 6500万
12/2 13 ジャパン・オータムインターナショナル
ジャパンCダート(国際招待)(国際G1)
G1 阪神 ダ1800 ニホンピロアワーズ 牡5 栗東 酒井 学 13000万
11/25 32 ジャパン・オータムインターナショナル
ジャパンC(国際招待)(国際G1)
G1 東京 芝2400 ジェンティルドンナ 牝3 栗東 岩田康誠 25000万

Racing Topics

7/4■10/6凱旋門賞に挑戦する今年の日本ダービー馬キズナが早ければ26日にも栗東TCに帰厩することが3日、分かった。佐々木晶三調教師は「きのう(2日)、放牧中の大山ヒルズで見てきた。体は500kgちょっとくらい(ダービー時478kg)。メンタル面がよくなって、落ち着きが出ている。休ませても一級品でほれぼれする」と現状を報告。「今週末くらいから15-15(1ハロン15秒前後のキャンター)を乗りはじめて、今月末には戻すつもり。8月9日の当初の予定より早めに入れて自分にも気を入れたい」と見通しを語った。帰厩後は8月25日から検疫入りし、31日に成田APから出発。アムステルダム経由で9月1日に現地入りして、9/15ニエル賞(G2,ロンシャン芝2400m)をステップに本番へ向かう予定だ(サンスポ.com)

7/4■ロードカナロアが年内で引退することになった。3日、安田隆行調教師が明らかにした。現在は滋賀県のグリーンウッドで放牧中。今月末までに栗東TCへ帰厩する予定となっている。「秋は計3戦。今年で最後ですし、いい形でローテを組めれば」と安田調教師。11/17マイルCSへの参戦も視野に入れつつ、始動戦は9/8セントウルSか9/29スプリンターズSのいずれかになる見込みだ(デイリー)

7/4■JRAは3日、原田敬伍騎手(18)(栗東・田所秀孝厩舎)が調整ルーム入室後に携帯電話で外部と通信を行ったとして、7月6日から8月4日まで30日間の騎乗停止処分を科したことを明らかにした。原田騎手は6月28日に栗東TCの調整ルームに入室後、携帯電話でツイッターを閲覧。友人のツイートに対して複数回返信していた。JRAは本人から事情を確認、騎手として公正確保の注意義務を著しく怠ったとみなした。過去には、同様に調整ルームでツイッターをしたとして大江原圭騎手が2011年5月15日から30日間、船橋競馬の浜田達也騎手が2011年5月6日から10日間の騎乗停止になっている(サンスポ.com)

7/1■JRAは1日、エリザベス女王杯への外国調教馬の参加促進のための褒賞金について、同レースの指定外国競走に英G1「チャンピオンズフィリーズ&メアズS」を追加したことを発表した(JRAホームページより)

6/28■TCKと韓国馬事会(KRA)は、史上初となる日韓の国際交流競走を相互に実施することを発表した。地方競馬としての外国馬が出走するケースは、2011年のサンタアニタトロフィー(8/3大井)以来2回目となる。なお、KRA主催として実施する初の国際競走になるとのこと。【韓国】「第21回SBS杯 韓日競走馬交流競走」(9/1、ソウル1400m(左)1着賞金137,500,000ウォン(約1200万円)【大井】(競走名未定)(11/26、大井1200(右)1着賞金1000万円)。フルゲートはともに14頭(地元11頭・海外3頭)(keiba.go.jp)

6/25■英国のブックメーカーはサンクルー大賞典の結果を受けて、10/6凱旋門賞のオッズを改めた。大手のウィリアムヒルは、ノヴェリストをジェンティルドンナ、キズナなどと並ぶ8番人気15倍とした。1番人気は7倍でオルフェーヴル、仏ダービー馬アンテロ、英ダービー馬ルーラーオブザワールドの3頭が並んでいる(サンスポ.com)

6/25■フランスの古馬中長距離路線の上半期総決算、第105回サンクルー大賞典(G1、4歳上、芝左2400m)が23日、パリ近郊のサンクルーRCで11頭によって争われ、R.ムーア騎乗の3番人気ノヴェリスト(愛国産、独=A.ヴォーラー、牡4、父モンズン)が2分31秒12(重)で優勝した。1着賞金22万8560ユーロ(約2948万円)。一昨年のメルボルンCなどG1・3勝のデュナデンが2番人気で1.1/4馬身差の2着。一昨年の英チャンピオンSなどG1・3勝で、2010年のジャパンCに出走(9着)しているシリュスデゼーグルが1番人気だったが、5着と振るわなかった。ノヴェリストは9戦7勝、G1は昨年の伊ジョッキークラブ大賞典に次ぐ2勝目。次走は英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(7月27日、アスコット、芝12F)の予定だ(サンスポ.com)

6/25■JRA関西定例記者会見が24日に大阪市内で行われ、以下の内容が発表された。【払戻金への上乗せ追加実施】7月27日~9月29日までの期間、JRA全場の最終12レースの馬連に、通常の払戻金に売り上げの5%相当額を上乗せして払い戻す。【即PAT利用銀行追加】新たに住信SBIネット銀行が加わった。【サザエさんも応援!!第5回ジョッキーベイビーズ】今年は東海地区予選が新設された。全国7地区で予選が行われ、8人が決勝大会(11月3日・東京)に進む。長谷川町子美術館とのコラボレーションにより、決勝大会には国民的人気キャラクター「サザエさん」も登場する予定。なお、レースの安全性を考慮し、出場資格は小学4年生~中学1年生(これまでは小1生~中1生)に変更となった(デイリー)

6/24■今年も全国ポニー競馬選手権「第5回ジョッキーベイビーズ」が開催される。11月3日の東京RC昼休み、芝直線400mコースで決勝が行われるが、出場できるのは、新設される東海地区を含めた下記7地区の予選で選出された8名(出走馬はJRA所属のポニー。関東地区のみ2名選出)。【北海道地区】7/28、JRA日高育成牧場「浦河競馬祭」【東北地区】8/18、JRA福島RC「福島復興祈念花火大会」【関東地区】9/23、JRA馬事公苑「愛馬の日」【長野地区】8/4、高ボッチ高原草競馬場「高ボッチ高原観光草競馬大会」【東海地区】9/29、JRA中京RC「中京競馬場開設60周年記念感謝デー」【関西地区】8/25、三木ホースランドパーク「みっきぃポニーレース」【九州地区】8/25、JRA宮崎育成牧場「馬に親しむ日」(JRAホームページより)

6/24■“3強”の一角を崩した。5番人気のダノンバラードが、2番手からしぶとく粘って2着を確保。出走回避したオルフェーヴルの僚馬が存在感を示した。「長くいい脚を使えるだろうと思い、早めに動きました。このメンバーで、よく頑張ってくれました」と川田騎手は健闘をたたえた。池江調教師は来年の凱旋門賞参戦を示唆。「3強のうち2頭を倒せましたし、こういう重い馬場も合いますからね。今年は現実的ではないけど、来年の凱旋門賞に行きたいですね」と話した。レース後、鼻出血を発症したことが判明。夏は休養にあてて、秋はG1獲りを目指す(サンスポ.com)

6/22■21日にフランスのメゾンラフィットRCで騎乗した藤岡佑介騎手は、一般レースに2回騎乗、5R(芝2500m、12頭)でONKENBAYASOWAKAに乗り、遠征初勝利を挙げた。なお、7R(芝1800m、16頭)ではSAKURA MAMBOに騎乗し3着。いずれもフランス・小林智厩舎の馬(JRAホームページより)

6/20■IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が発表された(今回から新たにロンジンがオフィシャルパートナーとなった)。今回の発表は、2012年12月1日から2013年6月9日までに施行された世界の主要レースが対象で、各国のダービー、英2000ギニーなどが含まれる。また、同じ期間に出走した一部のランキング上位馬については、前回のワールドサラブレッドランキングのレーティングを採用する場合もある。レーティング上位50頭ということで、119ポンド以上の馬が対象となっている。ランキングトップは、前回と同じくブラックキャビア(130ポンド)。2位、3位も前回と変わらず、ワイズダン(129ポンド)が2位、アニマルキングダムとゲームオンデュードが126ポンドで3位タイ。以下、5位タイには、オルフェーヴルと、英2000ギニーを勝ったドーンアプローチが125ポンドで並んでいる。日本調教馬は9頭が掲載され、オルフェーヴル以外では、有馬記念を勝ったゴールドシップ(124ポンド)が7位タイ、天皇賞(春)を勝ったフェノーメノ、香港スプリントと安田記念を勝ったロードカナロアが120ポンドで22位タイ、香港のクイーンエリザベスII世C3着のエイシンフラッシュ、有馬記念2着のオーシャンブルー、日本ダービーを勝ったキズナ、安田記念2着のショウナンマイティ、有馬記念3着のルーラーシップの5頭が119ポンドで34位タイとなっている(JRAホームページより)

6/19■NARは19日、オーストラリアのレーシング・クイーンズランド(Racing Queensland)に所属する、安部将之騎手に短期騎手免許を交付した。安部騎手は、大阪府出身の32歳。2003年にオーストラリアで騎手としてデビューした(06年まで見習い騎手)。今回の短期騎手免許の期間は、6月23日から9月20日までの約3カ月間で、期間中は、大井・須田和伸厩舎に所属する。豪州での通算成績は738戦58勝(2012年末時点)、昨年1年間は82戦5勝だった(keiba.go.jp)

6/18■元調教師の小西登(こにし・のぼる)氏が17日、死去した。89歳。愛知県出身。1944年に騎手としてデビューし、59年に調教助手に転身。1976年に調教師免許を取得して、翌年に開業した。99年に引退するまで、通算成績は3155戦196勝。91年に開業した小西一男調教師は長男(サンスポ.com)

6/18■15、16日にマレーシアのスンガイベシRCで行われた「セランゴールターフクラブ国際騎手招待競走」に参加した田辺裕信騎手(29)は、10・5ポイントを挙げ、総合成績で13人中7位だった。優勝は26ポイントを獲得した南アフリカのG.チェイン騎手。また、16日にフランスのシャンティイRCで行われた若手騎手招待競走「ロンジン・フューチャー・レーシング・スター賞」に参加した平野優騎手(23)は、ショックディー(セン8)に騎乗して14頭立ての8着だった。優勝は南アフリカのF.マレキング騎手(デイリー)

6/14■中央競馬の上半期総決算となるG1宝塚記念でファン投票1位に支持されていたオルフェーヴルが13日、同レースを回避することが決まった。同日に栗東TCで1週前追い切りを行った後、運動誘発性肺出血を発症したため。今後のローテーションは白紙だが、放牧に出て、改めて10/6凱旋門賞を目指す。真夏のような日差しが照りつけた栗東TCに、衝撃が走った。オルフェーヴルが宝塚記念を回避。ファン投票1位の最有力候補が、まさかの出走断念だ。「追い切り後、息の入りがもうひとつだったので検査したところ、肺からの出血が認められました。ベストの状態で出走させることができないので、回避することにしました」。午後3時45分から始まった記者会見で、池江泰寿調教師は落ち着いた口調で経緯を説明。判明してから数時間たっているため、気持ちの整理はついていた。13日午前6時、オルフェは宝塚記念連覇へ向けて坂路で1週前追い切りを行った。池添謙一騎手が騎乗してラスト1F12秒5(4F52秒5)を計時、2馬身半先着した。だが、厩舎に戻ってから様子が普段と違ったため検査したところ、『運動誘発性肺出血』が判明。出走制限を受けるレース中の鼻出血ではないため宝塚記念に出走することは可能だが、無理をせず出走回避を決めた。栗東TC競走馬診療所の石川裕博検査課長は肺出血について「一般的にいって、症状の重い鼻出血とは違います。しばらく安静にしていれば問題ないでしょう」と語る。鼻出血ならば引退となるケースもあるが、大事には至らなかったことから、現役は続行する。今後は、栗東TC近くのノーザンファームしがらきに放牧に出され、静養。秋の大目標に掲げる、昨年2着に敗れた凱旋門賞挑戦のプランは変わらない。「そのために、ここは回避することにしました。あとは馬の体調をみながら、オーナーサイドと相談して、進めていきたい」と池江調教師。夢の4強対決は実現しなかったが、オルフェーヴルの世界一を目指す夢は終わらない(サンスポ.com)

6/13■12日、栗東の角居勝彦調教師(49)が、自身のオフィシャルブログ「Team Sumii」内で2012年生まれの1歳馬を預からないことを明らかにした。ブログの中で角居調教師は「いつも応援していただいている皆様へ」と切り出し、「一口馬主クラブに限らず、すべてのオーナーの2012年生まれのご愛馬の預託をこちらの申し出によりお断りさせていただいた」と発表。その理由には、JRAが今年の秋から1調教師あたりの預託可能頭数を変更したことを挙げている。JRAによる「1厩舎あたりの預託可能頭数変更」は、28の馬房数を擁する角居厩舎の場合、2012年10月1日以前には馬房数の3倍(20を超える馬房は係数が2倍)で最大76頭預かることができたが、これが2.7倍に規制され、今年の3月1日からは2.5倍へと変更された。これにより今は、預託可能頭数が最大で70頭となっている。こうした現状の中で、角居調教師はブログで「成績を上げることで馬房数が増え、それに伴って管理頭数が増えていくというルール(2004年から開始された厩舎メリット制)のもと、それにあわせた厩舎運営をしておりました。ひとつでも多くの勝利をあげようと取り組んできた積み重ねを否定されるような預託頭数削減に対して何らかの対応を取らざるをえなくなりました。勝つことを目標にやっているのに、勝てば勝つほど馬の入れ替えがうまくいかなくなるというジレンマに陥ってしまうからです」と、今回の決断を明らかにしている。さらに、現役時代も角居厩舎で活躍した母馬や、きょうだい馬に続く形で預かっている馬も複数いるとした上で、「そのなかから、特定のオーナーの馬だけを預かる、特定の血統の馬だけを預かるといった行為は、応援して下さるオーナーやファンの皆様から許される行為ではないと考えました。一旦お預かりした馬に対して厩舎としてベストを尽くさず、馬房数が削減されたことを理由に早々と見切りをつけてしまうことも同様で、どちらも今までの厩舎のスタイルに反することで、大好きな馬達を裏切る行為であると思います。そしてもうひとつ、わたくし自身のライフワークである障害者乗馬やホースセラピーの活動を進めていく上においても道理の通らない行為だという思いから、2011年の暮れにオーナーの皆様に事情を説明し、翌年誕生する2012年度産駒については一切の預託をお断りさせていただきました」と説明。こうした経緯があった上で、去年は当歳馬を観にいかず、2014年の新馬戦や2015年のクラシック戦線に角居厩舎から出走させることができなくなった現状に、無念の思いを滲ませた。角居厩舎は、2007年に64年ぶりとなる「牝馬のダービー馬」ウオッカや、2011年に日本馬で初となるドバイワールドCを制したヴィクトワールピサを輩出。今年もクラシック戦線では、管理馬エピファネイア(牡3、母は同厩舎が生んだ名牝シーザリオ)が皐月賞・日本ダービーで連続2着と活躍している。2001年3月の開業以来、多くの名馬を送り込んだ栗東の腕利きが、2015年のクラシックを棒に振らざるを得ないという空前の事態。少し前まで「優勝劣敗」を奨励する形で厩舎メリット制を開始したJRAに対し、そのルールに基づく形で、技量を日々磨きつつスターホースを多数送り込んだ厩舎サイドからすると弊害ばかりが先立つ急なール変更には我慢ならなかったのか、身を削っての「猛抗議」という異例の事態へと発展している(netkeiba.com)

6/13■14戦無敗の名馬フランケルなどを管理したイギリスのヘンリー・セシル調教師が亡くなった。70歳だった。1969年に開業したセシル調教師は、英ダービーをスリップアンカー、リファレンスポイント、コマンダーインチーフ、オースで4勝しているほか、クラシック通算25勝。リーディングトレーナーに10度輝くなどトップトレーナーとしての地位を確立し、英国王室から爵位も授与されている。低迷する時期を乗り越え、晩年になってフランケルという名馬を育て上げたが、2006年にガンを患ったことを明らかにしており、闘病の末に華麗なるホースマン人生の幕を閉じた。90年のジャパンCにはベルメッツを送り込み、1番人気に推されたが、ベタールースンアップから0秒8差の7着に終わっている(サンスポ.com)

6/13■凱旋門賞に挑む日本ダービー馬キズナの遠征に関する日程が12日、管理する佐々木晶三調教師から発表された。キズナは現在、放牧されている鳥取県の大山ヒルズから8月9日に帰厩。栗東で同25日から検疫を受けた後、31日に成田APからフランスへ向かう予定。ステップレースは9/15ニエル賞(仏G2、ロンシャン芝2400m)。佐々木調教師は「出国前にある程度、馬をつくっていきたい」と、栗東TCである程度強い追い切りを消化する予定だ(サンスポ.com)

6/13■凱旋門賞に再挑戦するオルフェーヴルは8月24日にフランスへ向かうことが12日、明らかになった。「1週前の8月17日に栗東TCで検疫を受けて、24日に成田APから出国する予定です」と池江調教師。帯同馬は調整中だが、現地では昨年と同様、小林智厩舎に滞在。スミヨン騎手とのコンビで、9/15フォワ賞(仏G2、ロンシャン芝2400m)をステップに本番へ向かう。なお、13日は池添騎手が騎乗し、宝塚記念の1週前追い切りを栗東坂路で行う(サンスポ.com)

6/11■クリスチャン・デムーロ騎手(20)が母国でG1初制覇を遂げた。イタリア版宝塚記念のミラノ大賞典(3歳上、芝右2400m、創設1889年)が9日、ミラノのサンシロRCで7頭によって争われ、ビズザナース(愛国産、伊S.ボッティ、牡3、父オラトリオ)が2分27秒40(良)で1番人気に応えた。1着賞金9万5000ユーロ(約1235万円)。コンビを組んだC.デムーロ騎手はアユサンでの桜花賞に次ぐG1・2勝目。ビズザナースはG1初挑戦で、通算5戦4勝。G2イタリアダービーを勝っての挑戦だった。2.1/4馬身差2着のワイルドウルフ、さらに1.1/2馬身差3着のロマンティックウェーヴ、競走を中止したソロマーも優勝馬と同じS.ボッティ厩舎所属馬だった(サンスポ.com)

6/11■田辺裕信騎手(29)が、マレーシアで行われるセランゴールターフクラブ国際騎手招待競走(15・16日)に参加することになった。当初は和田騎手が参加の予定だったが、9日の阪神9Rで騎乗停止処分となったため(サンスポ.com)

6/9■東京5R新馬戦(芝1400m)は、好スタートから2番手に付けたマイネルギャルソン(美・伊藤圭三、牡、父マツリダゴッホ)が手応えよく抜け出し、2着レッドラウディーに1.3/4馬身差をつけて1番人気に応え、新種牡馬マツリダゴッホに、JRA初勝利をプレゼントした。タイム1分23秒7(良)。柴田大知騎手は「スタートセンスがいい。周りに気を使ったり、直線で1頭になってからもフラフラしたが、相当な能力を感じる。距離は延びた方が良さそう」と高く評価した(サンスポ.com)

6/8■禁止薬物検査で陽性反応を示し、昨年11月20日から6カ月の騎乗停止処分を受けた世界的な名ジョッキー、ランフランコ・デットーリ騎手(42・伊)が6日、英国サンダウンRCで復帰後初勝利をあげた。先月31日にエプソムRCで復帰したデットーリは、その後フランスダービー(15着)などに騎乗。復帰12戦目となったサンダウンの一般戦でアジアントレーダーに騎乗して勝利を飾った(サンスポ.com)

6/7■母シラユキヒメ譲りの白毛で注目を集めたブラマンジェ(美・萩原清、牝3、父クロフネ)が、5日付でJRAの競走馬登録を抹消した。通算3戦0勝。今後は生まれ故郷の北海道安平町・ノーザンファームで繁殖牝馬となる(サンスポ.com)

6/4■英仏両ダービーが終了し、10/6凱旋門賞の勢力図ができつつある。英国のブックメーカー(公認の賭け屋)のうち、ウィリアムヒル社のオッズは1番人気がオルフェーヴルで6倍。以下、英ダービー馬のルーラーオブザワールド(愛=A.オブライエン、牡3)が7倍で2番人気、仏ダービー馬アンテロが9倍で3番人気、ジェンティルドンナが11倍で4番人気。キズナはまだリスト入りしていない(サンスポ.com)

6/4■フランス版ダービーの「第173回ジョッキークラブ賞」(セン馬不可、芝右2100m)が2日、パリの北40kmにあるシャンティイRCで19頭によって争われた。優勝馬は3番手から抜け出したO.ペリエ騎乗の1番人気アンテロ(独産、仏=A.ファーブル、牡、父ガリレオ)で、タイム2分07秒89(稍重)。1着賞金85万7100ユーロ(約1億1228万円)。2歳G1クリテリウムドサンクルーの覇者で、C.スミヨン騎乗の3番人気モランディが2馬身差の2着だった。アンテロは5戦4勝、Gレース初制覇。唯一の敗戦は前走の仏2000ギニーで3着だった。ファーブル調教師は1997年パントレセレブル、2010年ロペドヴェガに次ぐ仏ダービー3勝目。ペリエ騎手はパントレセレブルに次ぐ2勝目となった(サンスポ.com)

6/3■英ダービーの2レース前に4歳以上によるG1コロネーションC(創設1902年)が同じ舞台で5頭によって争われ、J.オブライエン騎乗の1番人気セントニコラスアビー(愛国産、愛=A.オブライエン、牡6、父モンジュー)がレース史上初の3連覇を遂げた。タイム2分37秒76(良)で、2番人気の2着デュナデンとの差は3.3/4馬身。1着賞金19万8485ポンド(約3037万円)。21戦9勝、G1は6勝目。前走のドバイシーマクラシックで、ジェンティルドンナに2.1/4馬身差をつけて優勝していた(サンスポ.com)

6/3■英国の「第234回ダービー」(せん馬不可、芝左約12ハロン10ヤード=約2423m)が1日、ロンドン郊外のエプソムRCで12頭によって争われ、R.ムーア騎乗の3番人気ルーラーオブザワールド(愛国産、愛=A.オブライエン、牡、父ガリレオ)が2分39秒06(良)で優勝した。1着賞金78万2314.45ポンド(約1億1969万円)。4月7日の初戦、5月9日の英G3チェスターヴァーズ、今回と3戦全勝。デビューからわずか56日でのダービー制覇となった。半数近い5頭出しだったオブライエン調教師は、昨年のキャメロットに次ぐ英ダービー4勝目。ムーア騎手は2010年ワークフォースに次ぐ2勝目。今後は6/29愛ダービー(カラ、芝12F)を目指す。英G2ダンテSを勝って挑んだリバータリアンが、7番人気で1.1/2馬身差の2着。7戦全勝で英2000ギニーを制したドーンアプローチが、断然の1番人気に支持されたが、大差の最下位12着に終わった(サンスポ.com)

6/3■2日の安田記念でロードカナロアに騎乗した岩田康誠騎手は、同馬が最後の直線で外に斜行し、ダノンシャークの進路を妨害したとして、過怠金10万円を科された。直線でカナロアは、岩田騎手に左ムチを入れられると右に斜行してシャークと接触。岩田騎手に再度左ムチを入れられた後にもシャークと接触し、さらに外から追い上げていたショウナンマイティが外に膨れた。JRAはゴール直後に審議のランプを点灯せず、後になって制裁を発表。パトロールビデオではカナロアとぶつかったシャークが外によれてマイティと接触しているように見えるが、JRAは「2着馬(ショウナンマイティ)に対して被害はなかった」と説明した(サンスポ.com)

6/2■この日で今年の短期免許期間が終了するクリスチャン・デムーロ騎手は、兄のミルコ・デムーロ騎手が記録した短期免許期間最多勝(35勝)に先週までであと1勝と迫っていたが、今週土曜1勝、日曜2勝を加え、年間の短期免許期間最多勝を更新した。C.デムーロ騎手の今年の成績は222戦37勝(うち重賞はG1桜花賞など3勝)

5/30■安田記念に出走を予定していたフィフスペトルが、30日の調教中に左第一趾骨粉砕骨折を発症し、予後不良となった。通算28戦5勝(重賞2勝)(JRAホームページより)

5/29■鳴尾記念に出走を予定していたジョワドヴィーヴルが、29日の調教中に左下腿骨開放骨折を発症し、予後不良となった。通算7戦2勝(阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち)(JRAホームページより)

5/27■中央・地方の連携協調の一環として、帯広市が主催するばんえい競馬各投票所において、6月8日からJRAの勝馬投票券の発売・払戻がスタートする。「J-PLACE帯広」(帯広RC)「J-PLACE旭川北彩都」(レラスポット北彩都)「J-PLACE北見」(ミントスポット北見)「J-PLACE釧路」(ハロンズ釧路)の4施設ではJRA各競馬場の特別競走のうち各3レース(3場開催時最大9レース)を、「J-PLACE琴似駅前」(琴似駅前場外)ではJRA各競馬場のメインレース(3場開催時最大3レース)を発売する(JRAホームページより)

5/27■アイルランドの児玉敬厩舎に移籍したシャドウゲイト(牡11)が現役を引退し、同国のロングフォードハウススタッドで種牡馬入りすることになった。シャドウゲイトは美浦・加藤征弘厩舎から2005年2月にデビュー。2007年のG1シンガポール航空国際Cを制し、国内ではG3中京記念、G3中山金杯など6勝を挙げた。昨年1月に競走馬登録を抹消。10月、愛ダンダークRCでの一般戦(AW10f150y)に優勝。移籍後2戦目で現役最後のレースとなった12月の英LRケベックSは8着だった。通算成績は日、星、港、愛、英で48戦8勝。欧州でも馴染み深いホワイトマズルGBの後継馬としての活躍が期待される(競馬ブックweb)

5/27■米カリフォルニア州のハリウッドパークRCが今年12月22日の開催をもって閉鎖されることが決まった。競馬場側が5/8にカリフォルニア州競馬委員会に対して2014年の開催申請を行わないことを伝えたもの。競馬場を所有するハリウッドパークランド社は米国の景気回復を受けて、以前から計画されていた再開発を行う予定で、競馬場跡地には住宅や商業施設を建設するとしている。ハリウッドパークRCは1938年に開場。記念すべき第1回のブリーダーズCの舞台(その後87、97年の合計3度開催)ともなった。呼び物レースにはG1ハリウッドゴールドC(第1回優勝はシービスケット)や2005年にシーザリオが日本調教馬による米国G1初制覇を果たしたアメリカンオークスなどがある(競馬ブックweb)

5/27■4/6にアルゼンチンのサンイシドロRCで行われたG1「R.シェヴァリエ夫妻大賞」に勝利し、ハットトリック産駒初の南米G1制覇を果たしたサパタ(牡2)の優勝が取り消されることになった。レース後の尿検査で禁止薬物に指定されている利尿剤のフロセミド(ラシックス)が検出されたため。これにより2着入線のフォルサキーが1着に繰り上がった。アルゼンチンでは昨年まで北米と同じようにレース当日のラシックス使用が認められていたが、薬物排除の世界的な流れに従って今年からルールを変更。G1とG2の重賞に限って使用が禁止されていた(競馬ブックweb)

5/27■韓国で騎乗している藤井勘一郎騎手(29)が5/19にソウルRCで行われたLG1韓国ダービーに優勝し、国外騎手による初のダービー制覇を達成した。藤井騎手は2番人気の牝馬スピーディファーストで参戦。先行策から直線で内を突いて、2着のウンヘ(父イングランディーレ、母シルバーミーティアはともに日本からの輸入馬)に2馬身差をつけた。藤井騎手は奈良県出身。豪州で民間の競馬学校を卒業し、豪州やシンガポールを中心に活躍した。昨年5月から韓国で騎乗を続けており、LG1制覇は昨年12月のLG1グランプリに続き2度目。日本人騎手による韓国三冠競走の優勝は2009年のLG3KRAカップマイルをサンセウンイルロで制した西村栄喜騎手、2011年の同レース(LG2)をソスルッテムンで制した内田利雄騎手に続き3人目(競馬ブックweb)

5/25■幸英明騎手はこの日の京都競馬9Rでビットスターダムに騎乗し、JRA通算14,000回騎乗(990勝)を達成。史上10人目・現役8人目だが、武豊騎手の記録を超えるJRA史上最速でのスピード・年少記録となる

5/23■23日、門別RCで行われた5Rで、発走時の不手際によりレース途中で「カンパイ」が発生。レースには10頭が出走していたが、各馬真正な発走とは認められずそのまま不成立、競走取止めとなるハプニングがあった。これにより、レースで発売されていた馬券は全て返還されている(netkeiba.com)

5/23■09年の皐月賞2着をはじめ重賞戦線で活躍してきたトライアンフマーチが右前脚に屈腱炎を再発。23日付で競走馬登録を抹消された。同馬を所有するキャロットクラブのホームページによると、6月2日の安田記念に登録(除外対象)して調整を続けていたが、22日になって右前脚に腫れが確認され、エコー検査を行なった結果、屈腱炎の再発と診断された。5月11日の京王杯スプリングC2着がラストランとなる。通算成績は21戦3勝。重賞勝ちはなかったが、前記の皐月賞を含む重賞2着が5回あり、オープン特別では2勝を挙げていた。今後は未定(サンスポ.com)

5/23■23日、宝塚記念の第1回ファン投票中間発表があり、オルフェーヴルが9千票あまりを集めて1位。ゴールドシップ、ジェンティルドンナ、フェノーメノ、エイシンフラッシュ、ヴィルシーナがそれに続く(JRAホームページより)

5/23■JRAは23日、栗東の田島良保調教師が9月20日をもって勇退することを発表した。これにより、9月21日から高橋亮・技術調教師が12馬房で開業。また、石坂正厩舎が24→26に、須貝尚介厩舎・藤岡健一厩舎が20→22に、安田隆行厩舎が26→28に、それぞれ定期貸付馬房数が変更される(JRAホームページより)

5/22■JRAは22日、19日のオークスに出走したクロフネサプライズが、左第3手根骨々折を発症していることを発表した。今後9カ月以上の休養を要する見込み(JRAホームページより)

5/22■シンガポールでのG1に出走したダッシャーゴーゴーは、21日18:00に成田APに到着、輸入検疫のため、同20:40に白井の競馬学校・国際厩舎に入厩した(JRAホームページより)

5/22■NARは13年度第1回調教師・騎手免許試験の合格者を発表。水野貴史騎手(40=浦和)ら6人が新規調教師になる。水野は旧高崎、浦和を本拠に地方通算2072勝(21日現在)。また加藤和義騎手(35=金沢)、松平幸秀騎手(44=兵庫)と、宇野木博徳(39=浦和)、稲益貴弘(33=船橋)、福永敏(45=大井)の3調教師補佐が合格。また山内秀太厩務員(31=大井・阪本一)が調教師補佐に、張田昂(はりた・あきら)厩務員(25=船橋・矢野)が騎手に合格。父は通算2000勝超の名手・張田京。いずれも6月1日付の免許となる(スポニチ・アネックス)

5/20■19日にシンガポール・クランジRCで行われたグローバルスプリントチャレンジ第4戦「クリスフライヤーインターナショナルスプリント」(G1、芝1200m、11頭)に出走したダッシャーゴーゴー(U.リスポリ騎手)は、競走中止した馬を除き、9着馬から16馬身離された最下位に終わった。勝ったのは香港のラッキーナイン。【リスポリ騎手のコメント】「暑さもあって、ゲート前から非常にテンションが高かったです。左後脚の落鉄がありましたが、それだけが原因ではないと思います」(JRAホームページより)

5/16■15日に門別RCで行われた道営競馬の「JRA認定フレッシュチャレンジ競走」で、新種牡馬パイロ産駒で、浦河町の三嶋牧場生産のミッシートリック(道営・原孝明厩舎、牝2)が優勝。今年から産駒をデビューさせる新種牡馬の産駒勝ち上がり第1号となった。パイロは父プルピット、母ワイルドヴィジョン、その父ワイルドアゲインという血統の8歳馬。2~4歳時に米国で走って17戦5勝。フォアゴーS(米G1、ダ7F)やルイジアナダービー(米G2、ダ8.5F)など重賞4勝を記録し、現在は、日高町のダーレージャパンスタリオンコンプレックスで4年目のシーズンを送っている。初年度は49頭が血統登録されている(netkeiba.com)

5/15■JRAは15日、10/6フランスのロンシャンRCで行われる凱旋門賞に、日本馬6頭の登録があったことを発表した。エイシンフラッシュ、オルフェーヴル、キズナ、ジェンティルドンナ、デニムアンドルビー、ナカヤマナイトの6頭(JRAホームページより)

5/15■JRAは15日、12日のヴィクトリアマイルに出走したサウンドオブハートが、左前浅屈腱不全断裂(競走能力喪失)を発症していることが判明したと発表した(JRAホームページより)

5/13■4/28の仏G1ガネー賞で幕を開けた2013年の欧州平地G1日程の主な変更点は、英チャンピオンズフィリーズ&メアズS(10/19、アスコット、3歳上牝、芝12f)のG1昇格と、仏G1凱旋門賞(10/6、ロンシャン、芝2400m)の大幅な賞金増。カタール競馬乗馬クラブと2022年までスポンサー契約を結ぶG1凱旋門賞は、総賞金が80万ユーロ増額されて480万ユーロ(約6億2400万円)、1着賞金は274万2720ユーロ(約3億5660万円)となった(競馬ブックweb)

5/12■JRAは12日、8/10にイギリス・アスコットRCで行われる「ドバイデューティフリー・シャーガーC」に、世界選抜チームの一員として岩田康誠騎手が出場することになったと発表した。同騎手の同シリーズ参加は3年ぶり、2度目となる。なお、世界選抜チームには他にゲイリー・スティーヴンス(アメリカ・キャプテン)、ジョアン・モレイラ(シンガポール)がいる(JRAホームページより)

5/11■ロサンゼルス郊外にある名門競馬場ハリウッドパークが今年12月22日の開催を最後に廃止されることを米国の複数のメディアが9日、報じた。同RCは1938年にオープン。最大のレース・ハリウッドゴールドCを第1回の1938年に映画の主役にもなったシービスケット、79年に前年の3冠馬アファームドが勝つなど、多くの名馬が走り、日本馬ではシーザリオが2005年にアメリカンオークスを制覇している。開催は同じロサンゼルス地区にあるサンタアニタRCの冬春開催終了後の4月下旬から7月下旬までの約3カ月間と、11月上旬から12月下旬までの1カ月半。集客力に優れ、持ち回り制のブリーダーズCの第1回(1984年)の開催競馬場にも選出されたほどだったが、近年は売り上げが減少し、また再開発の地区になったため、廃止が決まった(サンスポ.com)

5/10■関東財務局から平成22年6月3日から7月2日まで金融商品取引法違反などで一部の業務停止命令等の行政処分を受けていた(株)エプソム愛馬会(東京都世田谷区、大村泰子社長)と関連会社の(株)ジャパンホースマンクラブ(同所、大村英夫社長)の2社は4月26日、東京地裁から破産開始決定を受けていたことがわかった。2社は金融商品取引法(以下、金商法)第40条の3違反の事実が発覚し、平成22年5月21日付けで証券取引等監視委員会から行政処分を求める勧告を受けていた。エプソム愛馬会は「一口馬主」と呼ばれる競走馬への出資を募り、競馬の獲得賞金を出資者に分配するファンドを運営していた。出資金で購入した競走馬に「エプソム」の名を付け、行政処分を受けた平成22年当時は14頭の競走馬を保有。関連のジャパンホースマンクラブが現物出資として競走馬を受け入れ、佐賀競馬場などの地方競馬を中心に出走していた(東京商工リサーチ=Yahoo!)

5/9■5日のNHKマイルCで2着と好走したインパルスヒーローの左橈骨遠位端骨折が判明したとJRAから発表があった。なお、3カ月程度の休養を要する見込み(サンスポ.com)

5/9■池添謙一騎手(33)が8日、フランス遠征を打ち上げて、今後は日本で騎乗することを明らかにした。10/6凱旋門賞が行われる仏ロンシャンRCでの騎乗経験を積むことを目的に、4月6日から約2カ月間の滞在を予定していたが、今秋も同レースに参戦するオルフェーヴルの鞍上が、昨年2着時と同じくクリストフ・スミヨン騎手(31)に決まったため。フランスでの騎乗成績は5戦して未勝利で、池添騎手はヴィクトリアマイルに出走するサウンドオブハートに騎乗するため、5日に帰国していた。「(フランスへは)もう戻りません。向こうに行っていろいろ勉強になりましたし、刺激にもなった。成果を見せたいと思います」と池添騎手。6/23宝塚記念では、引き続きオルフェーヴルとコンビを組む(サンスポ.com)

5/9■騎手時代にダービー(1971年ヒカルイマイ)を制した栗東の田島良保調教師(65)が、体調面の不安を理由に9月20日付で勇退することが8日、分かった。「見た目以上にハードな仕事。(今の体調では)厩舎経営を継続するのは困難だと思ったので」と定年まで約4年の期間を残して調教師免許を返上する経緯を説明した。同調教師は騎手として活躍したあと、93年に厩舎を開業。先週の開催終了時点で重賞5勝を含む、JRA通算287勝をあげている(サンスポ.com)

5/7■ローズキングダムの引退が7日、橋口弘次郎調教師から発表された。種牡馬転向を含めた今後については未定。通算成績は25戦6勝(重賞5勝、うちG1・2勝)。5日の新潟大賞典11着がラストランとなった。橋口調教師「前走もレース運びはよかったが、直線半ばで終わってしまった。いい頃の走りができていない感じ。今から思うとやはり一番印象に残っているのはジャパンCですね」(サンスポ.com)

5/6■2日の交流G2兵庫CSを圧勝したコパノリッキーが右前橈骨遠位端を骨折したことが5日、分かった。全治は約6カ月で、予定されていた5/26日本ダービー出走を断念。今後は放牧に出て、来年のフェブラリーSを目標に復帰を目指す(サンスポ.com)

5/6■京都新聞杯を快勝し、日本ダービーの有力候補に名乗りをあげたキズナが、10/6凱旋門賞に登録することが5日、明らかになった。佐々木晶三調教師が「登録します。夢だからね」と語った。凱旋門賞の登録は、昨年の年度代表馬ジェンティルドンナが済ませており、昨年2着のオルフェーヴルも今週中に行う見込み(サンスポ.com)

5/6■5日の新潟6Rをジョナパランセが勝ち、ブライアンズタイム産駒がJRA通算1600勝を達成した。初年度産駒がデビューした1993年から20年での到達。種牡馬としてはサンデーサイレンス(2749勝)、ノーザンテースト(1757勝)に次ぐ歴代3位。ブライアンズタイムは4月4日に28歳で死亡している(サンスポ.com)

5/6■5日のWIN5は5、9、6、6、10番人気と波乱の決着が続き、的中はなかった。一昨年9月4日以来、2度目。キャリーオーバーとなり、次回12日の払い戻し金総額に5億3613万0284円が加算される(サンスポ.com)

5/5■昨年2着だった凱旋門賞に今年も挑戦するオルフェーヴルの鞍上に、クリストフ・スミヨン騎手(31)が昨年に続いて騎乗することが明らかになった。池江泰寿調教師は「秋の優先騎乗契約にスミヨンがサインしたと聞いています」と話した。これにより前哨戦の9/15フォワ賞と10/6凱旋門賞の2戦は、スミヨンで臨むこととなった。6/23宝塚記念は池添謙一騎手が騎乗する。池江調教師は「海外の有力騎手は早い時期からオーナーと専属契約を結びますからね。これから有力馬が出てくることもあるので、早めに契約を結んだのではないでしょうか」と、この時期に契約に至った経緯について話した。オーナーのサンデーレーシング代表・吉田俊介氏は「契約した経緯はわかりませんが、昨年もつきっきりで調教してくれたことなどがあったのでは」と説明。凱旋門賞にはまだ登録していないが、15日に締め切りとなるため来週中にも登録は済ませる見込みだ。また、同じサンデーレーシング所有馬で凱旋門賞挑戦(登録済み)が有力視されるジェンティルドンナについて吉田代表は「まだ出走はわかりません。宝塚記念で強い馬たちとぶつかりますから、それを見てからということになるのでは」と話した(サンスポ.com)

5/3■ジェンティルドンナの母の父であるベルトリーニ(Bertolini、牡17歳、父Danzig)が3日、フランスでの種付け後に心臓発作を起こして死んだ。米国産馬のベルトリーニは、現役時代に英G3ジュライS(芝6F)に優勝。G1で3度の2着があった。種牡馬入り初年度産駒から送り出したのがジェンティルドンナの母である英G1チヴァリーパークS馬のドナブリーニ。この馬の活躍によって英国の初年度リーディングサイアーに輝いていた。今年から繋養先がフランスに替わり、40頭前後に種付けをしていた矢先の急死。ジェンティルドンナ、ドナウブルー姉妹の活躍によって世界にその存在を示していただけに、惜しまれるばかりだ(サンスポ.com)

5/2■昨年末の中山大障害を制したマーベラスカイザー(牡5)が、放牧先の愛知県イクタトレーニングファームで腸捻転のため死んだことが1日、分かった。同馬は3月9日の阪神スプリングJで2着に敗れた後、左橈骨遠位端骨折を発症。放牧休養中だった。柴田政見調教師は「27日に亡くなったと連絡があった。ケガで休養してたけど、よくなれば、また活躍してくれると思っていただけにね。残念」と語った(サンスポ.com)

4/30■クイーン・エリザベスII世Cに出走したエイシンフラッシュが、30日朝6:10に成田APに到着、輸入検疫のため8:30に競馬学校の国際厩舎に入厩した(JRAホームページより)

4/29■28日、香港・シャティンRCで行われたクイーン・エリザベスII世C(G1・芝2000m)は地元香港のミリタリーアタック(セン5)が好位置から抜け出して快勝した。2着にカリフォルニアメモリーが入り、日本から参戦したエイシンフラッシュは最後方から猛追するも及ばず3着。【藤原英昭調教師】「外枠が結果的に悪く影響してしまいました。それでも最後はいい脚を使ってくれたので、エイシンフラッシュの力は見せられたと思います」【M.デムーロ騎手】「ペースがスローでした。今日の他のレースを見ていて、インが空く傾向があったので、そこを狙いましたが、このレースでは窮屈になってしまいうまく抜け出すことができませんでした」(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

4/27■英国競馬統括機構は25日、管理する競走馬11頭に禁止薬物を投与したドーピング違反で、アラブ首長国連邦(UAE)の王族が率いるレーシングチーム、ゴドルフィンに所属するマハムード・アルザルーニ調教師に8年間の資格停止の裁定を下した。管理馬にはUAEで開催される世界最高賞金レースのG1ドバイワールドカップを2012年に制したモンテロッソなどがいる(サンスポ.com)

4/27■2009年のG3鳴尾記念、10年のG3中山金杯と重賞2勝をあげ、12年8月に現役を退いて以降は札幌RCで誘導馬デビューに備えていたアクシオン(セン10、父サンデーサイレンス)が死んでいたことが26日、分かった。JRAによると、調教中に重度の骨折を発症して予後不良となり、24日に死んだ。JRA所属馬では最後のSS産駒だったことで知られる(サンスポ.com)

4/27■ドバイシーマクラシック2着のジェンティルドンナが、10/6凱旋門賞の登録を行ったことが26日、明らかになった。石坂調教師は「登録しました。出否は未定だけど、まずは登録しておかないとな」と明かした。5日にドバイから帰国し、現在は滋賀県のノーザンファームしがらきで6/23宝塚記念に向けて調整中。トレーナーは「馬は元気。宝塚に向けて順調に調整している」と語った。5月中旬には栗東TCに帰厩する予定だ(サンスポ.com)

4/26■種牡馬として世界的な名馬を多数輩出してきたストームキャットが24日、繋養先の米ケンタッキーの牧場で安楽死処分となった。30歳だった。タバスコキャット、ヘネシー、ジャイアンツコーズウェイなど、種牡馬としてもおなじみの活躍馬の父として知られ、日本での代表産駒は地方、中央のG1で2着9回の珍記録で知られるシーキングザダイヤなど。同馬を母父、祖父として持つ活躍馬も多く、日本ではファレノプシス、ロードカナロアなどが、これにあたる。アユサンが今年の桜花賞を制したことで、母父としてディープインパクトとの相性の良さが話題になったばかりだった(デイリー)

4/26■昨年から繁殖入りしているブエナビスタ(牝7)が、キングカメハメハの子を受胎していることが25日までに明らかになった。ノーザンファームの中尾事務局長は「確認できました。まだ安定期には入っていないのですが、このまま無事にいってほしいですね」と話した。繁殖牝馬としての初年度は今回と同じキングカメハメハを種付け。受胎が確認されたものの、流産していたことが今年1月に発表された。順調なら来春に待望の第1子が誕生する(デイリー)

4/25■エアグルーヴが23日午後11時、北海道安平町のノーザンファーム早来で出産後の内出血により死亡した。20歳だった。突然の訃報に関係者はショックの色を隠し切れなかった。同馬は23日午後8時に3年ぶりの産駒となる牡馬(父キングカメハメハ)を出産。直後には母子とも健康な姿が確認されていたものの、容体が急変。同11時に出産後の内出血のため死亡した。99年からノーザンファームで繁殖入り。初仔のアドマイヤグルーヴ(03、04年エリザベス女王杯連覇)やルーラーシップ(12年香港クイーンエリザベス2世C覇者)など重賞ウイナーを計4頭送り出し、日本競馬の繁栄に大きく貢献。母としても超一流を証明した。歴史的名牝は最後も自身の“仕事”を全うし、この世を去った。当初の予定では今回の出産で繁殖生活を終え、余生をのんびり過ごす予定だったという。ノーザンファーム代表の吉田勝己氏は「訃報を聞いて声も出ませんでした。現役時代の活躍をはじめ、繁殖牝馬としてまさに当牧場で一番の実績を挙げた名馬で、ノーザンファームの歴史の中心にいた馬でした」と、悲しみをこらえながら感謝の弁を述べた(デイリー)

4/24■24日(水)、門別RCにおいてホッカイドウ競馬の2013年シーズンがスタートする。第6競走には、平地競走としては「日本で一番早い」2歳新馬戦となる、JRA認定競走 “スーパーフレッシュチャレンジ”が、メインレースには北海優駿(ダービー)の前哨戦である、“北斗盃”が組まれており、どちらも見逃せない一戦となりそうだ。北斗盃に出走するミータロー(道理・田中淳司厩舎)は川崎の鎌倉記念でも3着に好走した実績を持ち、昨年の「日本で一番早い」新馬戦を制している。例年レベルの高い北海道2歳勢だが、その中で一番に勝ち名乗りを上げるのはどの馬か注目が集まる(keiba.go.jp)

4/24■今年の高松宮記念を制したロードカナロアが、6/2安田記念に参戦することが23日、明らかになった。「オーナーと相談して、挑戦することになりました。大一番へ、頑張って調整していきます」と安田隆行調教師は決意を語った。ロードカナロアは昨年のスプリンターズS、香港スプリント、そして前走の高松宮記念を勝ち、史上初のスプリントG1・3勝を達成した。短距離戦線では国内無敵で、世界的な評価も高い。マイル戦はデビュー2戦目の11年1月5日のジュニアC(2着)以来、2度目。国際レベルの快速を誇るトップスプリンターが、グランプリボスやカレンブラックヒルなどマイルのスペシャリストが顔を揃える大舞台で、どんな走りを見せるのか、注目が集まる(サンスポ.com)

4/24■ウオッカ(牝9)の第3子が、日本時間23日午後1時15分に誕生したことが明らかになった。第2子に続き鹿毛の牝馬だった。長男、長女と同じく、父は09年凱旋門賞などG1・6勝を挙げたシーザスターズ。前2年の愛国アガカーンスタッド分場ではなく、昨年14戦無敗のまま引退したG1・10勝馬フランケルとの種付けに備えて移動していた英国の牧場で出産された。牧場関係者によると「大きな女の子で母子ともに元気」だという。第1子の牡馬(2歳)は現在、北海道の吉澤ステーブルに入厩し、BTC(軽種馬育成調教センター)で調整中。今夏以降にデビューを迎える(デイリー)

4/23■競走距離1000m以下のレースのみで構成されるシリーズ競走『地方競馬スーパースプリントシリーズ(略称:SSS)』、3年目となる本年は6月11日(火)~7月15日(月・祝)の間、トライアル4戦およびファイナルの計5戦で実施します。SSSは、超短距離戦で能力を発揮する異才の発掘と、各地方競馬場で実施可能な最短距離を極力活かすためワンターン(コーナー通過が3~4コーナーのみ)のスプリント戦によるシリーズとして2011年に創設されたもので、各地区の超スピードホースが、トライアル、そしてファイナルで極限の速さを競い、初夏の1カ月間を大いに盛り上げます。昨年は第1回ファイナル優勝のラブミーチャン(笠松・柳江仁厩舎)が、一昨年に引き続き「名古屋でら馬スプリント」と「習志野きらっとスプリント」を連勝し、見事連覇を達成。その後はG2東京盃に優勝するなどの活躍を見せ、NARグランプリ2012年度代表馬に輝きました。「ワンターンに駆ける」激戦必至の究極のスプリント戦をお見逃しなく! (keiba.go.jp)

4/21■21日の福島競馬は、積雪の影響で開催中止となった。当初は発走時刻の繰り下げが発表され、施行する方向で調整されていたが、安全な競走の確保が難しいと判断された。WIN5も発売中止となっている。これに伴い、29日(祝・月)に代替開催が行われることが決まった。特別登録をやり直し、新しい出馬表で施行される(サンスポ.com)

4/20■4月28日に香港のシャティンRCで行われるオーデマ・ピゲ・クイーン・エリザベスII世C(G1)に出走予定のエイシンフラッシュは、関空を19日20:08に発ち、同日22:55(日本時間23:55)香港国際空港に到着、シャティンRCには20日0:20(同1:20)に到着した(JRAホームページより)

4/17■今年の弥生賞馬で、皐月賞4着だったカミノタサハラが、左前浅屈腱炎を発症していることが判明した。予後については経過観察中(JRAホームページより)

4/15■中央・地方の連携協調の一環として、園田競馬場外「DASHよかわ」(兵庫県三木市吉川町)においてJRAの勝馬投票券の発売・払戻がスタートする。「J-PLACEよかわ」で4月27日からJRA全場全レースを発売する(G1の前日発売も行われる)(JRAホームページより)

4/12■佐賀県競馬組合は、13日(土)からの開催を、「宵(よい)も よかよか さがけいば」と銘打ち、薄暮開催として実施することを発表した。これに伴い、開門時間が10時30分(従来9時30分)、第1レースの発走時刻が12時15分(従来11時00分)となる(keiba.go.jp)

4/11■JRAは11日、今年も宝塚記念の優勝馬には米G1ブリーダーズCターフ(11/2、サンタアニタ、芝12F、1着本賞金162万米ドル=約1億6000万円)出走への特典が付与されることになったと発表した。一昨年からスタートしたこの制度は、宝塚記念の優勝馬に(1)本年のBCターフ優先出走権、(2)本年の出走登録料(6万米ドル)の免除、(3)本年の輸送経費等遠征補助(4万ドル)、の3つが特典として付与されるというもの。昨年、一昨年に比べると、遠征補助費用が倍増(2万米ドル→4万米ドル)している(サンスポ.com)

4/11■1983年の宝塚記念などを制し、快速馬として人気を集めたハギノカムイオー(1979年生)が10日午前、余生を送っていた北海道新ひだか町の本桐牧場で、老衰のため死んだ。34歳だった。リーディングサイアーのテスコボーイを父に持ち、母が高松宮杯など重賞2勝のイットーという良血で、79年のセリで当時の史上最高額となる1億8500万円で取引されて話題となった。栗東・伊藤修司厩舎からデビューし、軽快なスピードを武器にした逃げ脚で活躍。クラシックでは敗れたものの、宝塚記念を日本レコードで圧勝した。通算14戦8勝(重賞6勝)。種牡馬としては成功しなかったが、半姉ハギノトップレディ(80年桜花賞、エリザベス女王杯)、その娘ダイイチルビー(91年安田記念、スプリンターズS)などが連なる「華麗なる一族」の出身で、多くのファンに愛された馬だった。【本桐牧場・長井恵代表】「シンザンの長寿記録(35歳)にあと1歳と迫っていたので残念ですが、スタッフに見守られて安らかに逝けました。引退後も気にかけてくれるファンが多く、幸せな馬生だったと思います」(サンスポ.com)

4/10■池添謙一騎手(33)が4月11日にフランス・ロンシャンRCで初めて騎乗する。ロンシャン開催の7R「PRIX DES NENUPHARS」(ハンデ、芝1700m、19頭立て)でLOVERY ONE(牝3、51kg)に、8R「PRIX DU COURS LA REINE」(ハンデ、芝2000m、19頭立て)でGREAT FLORA(牝4、56.5kg)に騎乗。両馬とも日本人として初めてフランスで開業した小林智調教師の管理馬。池添騎手はオルフェーヴルとの凱旋門賞制覇のためにフランス武者修行中(日程は4月6日~12日、同15日~6月10日)。ドーヴィルやシャンティイでは騎乗経験があるが、凱旋門賞が行われるロンシャンRCでの騎乗は今回の4月11日が初めてとなる。また、4月9日にはサンクルーRCで一般レースに騎乗した。第1R、芝2100mでRISQUILLO(牡7)に騎乗して16頭立ての着外(11着以下)という成績だった。【池添謙一騎手】「今回、いろいろな方の協力があってレースに乗せていただけることになり感謝しています。フランスでの騎乗は11年ぶりで、サンクルーRCでは初騎乗となります。今日は馬場が悪く、それが苦手なこの馬は何度も足をとられていました。道中は馬群がタイトでぶつかり合っているところもありました。こういった競馬を自分も経験して、技術の向上に活かせるようにしたいと思います。レースの結果は残念でしたが、楽しんで騎乗することができましたし、改めてこの2カ月間、頑張っていこうという気持ちになっています」(サンスポ.com)

4/9■中央アジア最大の国土をもつカザフスタン共和国が将来、欧米、日本などに匹敵する本格的な競馬開催を目指し、韓国の投資会社GHI(ゴールデンホースインヴェストメント)の資本により、競馬場を新設することが8日までに明らかになった。馬場、スタンド、厩舎、駐車場などを含む設計を請け負うのは、JRAの子会社であるJRAファシリティーズ(株)で、GHIと3月27日に正式契約を交わしている。JRAファシリティーズとGHIは正式契約した翌日の28日、運営全般にわたっての覚え書きも交わした。将来、カザフスタンが競馬運営においてひとり立ちできると見極められた時期まで維持、管理など全面的に協力するという内容だ。GHIはレジャー、スポーツに関する投資開発会社。世界9番目、日本の7倍もある広大な国土と馬との関わりが深いことに目を付け、同国に本格的な競馬開催を働きかけた。ナザルバエフ大統領も積極的で、馬券発売を含む競馬運営はすでに議会承認されている。新たな競馬場はシルクロードの要衝でもあった同国最大都市アルマトイ郊外のゴールドシティというエリアにできる。敷地は83万平方メートルで、東京RCと同程度の規模。馬場は外回り1800m、内回り1600mの二重構造で、他に1周500mと400mの調教場がつくられる。総工費は90億円で、JRAファシリティーズへの設計対価は2000万円という。設計に直接携わるのはJRAファシリティーズの上席調査役・矢島輝明氏。同氏は栗東、美浦両TCのウッドチップコース、坂路、新潟の直線コース、洋芝、オーバーシード、そして各競馬場の主要施設造成などに関わってきた施設関連における権威として知られる。「工事指導にあたることになるが、現地の地形、土質を目の当たりにしないことには芝、ダートどちらが(馬場として)適しているか言い難い」と語る矢島氏は5月に現地の調査に入る。JRAが手掛けた馬場設計のビジネスモデルは、シンガポールのクランジRCをはじめ複数ある。造成工事に入るのは9月中旬。11月にはすでに氷点下になり、厳寒期も長いため、修正を迫られる可能性もあるが、カザフスタンの競馬運営母体(ジョッキークラブなど)とGHIは年間138日(46週)の開催を目論んでいる(サンスポ.com)

4/7■産経大阪杯を快勝したオルフェーヴルは、4/28天皇賞・春に参戦せず、6/23宝塚記念を目指すことなった。7日、阪神RCでオーナーサイドと協議した池江調教師が明らかにした。「3200mを使うよりも、中距離で自分のリズムで走らせる方がいいですから。宝塚記念一本に絞って、このまま厩舎で調整します」と池江調教師は語った。秋は昨年2着に惜敗した10/6凱旋門賞に再挑戦する(サンスポ.com)

4/7■JRAは7日、夏季競馬番組を発表した(JRAホームページより)

4/4■4日午前、種牡馬として中央・地方合わせてG1馬16頭、G1勝利数のべ35勝を挙げ、1990年代初頭から日本競馬界における大種牡馬として多数の活躍馬を送り込んだブライアンズタイムが、放牧中の事故により右後大腿骨骨折を発症、繋養先の北海道日高郡新ひだか町静内のアロースタッドの放牧地で、関係者に見守られながら、安楽死の処置が取られた。28歳だった。ブライアンズタイムは、現役時代にアメリカで競走馬として過ごした後、種牡馬として1990年から日本へ輸入され、北海道新冠町の早田牧場(当時)で供用を開始。競馬ブームに沸く中、初年度産駒として1994年のクラシック3冠馬ナリタブライアンを輩出したのを筆頭に、1995年菊花賞・有馬記念、1997年天皇賞・春などG1・4勝を挙げたマヤノトップガン、2002年の日本ダービー馬に輝いたタニノギムレットなど、G1馬や一線級の活躍馬を長年に渡り多数輩出し、2003年からは、現在のアロースタッドに移動した。また、ぼぼ同時期に日本の生産界に輸入された、サンデーサイレンス(2002年死亡)や、トニービン(2000年死亡)とともに、リーディングサイアー「御三家」の一角として、近年における日本競馬生産界の底上げに大いに貢献した。サンデーサイレンス、トニービンが亡き後も、10年以上に渡って現役種牡馬として息長く活躍しており、2009年にヴィクトリーが皐月賞を制すると、同世代のフリオーソが地方交流G1・6勝を挙げて地方競馬の雄として大活躍。自身が20歳代に差しかかっても、最大のセールスポイントであった大一番での爆発力と丈夫で緩やかな成長曲線を描く産駒を送り込んだ。また、記憶に新しい昨年のエリザベス女王杯では、レインボーダリアが7番人気で制し、ブライアンズタイム産駒による20年連続重賞制覇を成し遂げている。長きに渡る種牡馬生活において、ブルードメアサイアー(母父)としてもその地位を着実に固めており、2000年の秋華賞を制したティコティコタック(父サッカーボーイ)を皮切りに、ダートG1で7勝を挙げているエスポワールシチー(父ゴールドアリュール)や、2009年の菊花賞馬スリーロールス(父ダンスインザダーク)、昨年の天皇賞・春を制したビートブラック(父ミスキャスト)など、G1勝ち馬を複数輩出している。さらに、自身の後継種牡馬であるタニノギムレット産駒のウオッカが、牝馬としては実に64年ぶりの日本ダービー制覇を果たし、G1・7勝を挙げる大活躍で一時代を築くなど、1990年代以降の日本の競馬史に数々の功績を残した。JRA通算勝利数は、歴代3位の1593勝(3月31日現在)。中央、地方をあわせると3300勝以上を記録した大種牡馬が、28歳を迎えた春、予期せぬ形で急逝した(netkeiba.com)

4/4■ドバイシーマクラシックで2着に敗れたジェンティルドンナは4日に現地を出発し、5日に関空へ到着する予定。石坂調教師は「調整自体はうまくいったが、ナイターが初めてだったからね。環境に対する戸惑いがあった。敗因の80%はそれだろう」と振り返った。帰国後は兵庫県の三木ホースランドパークでの輸入検疫を経て、滋賀県のノーザンファームしがらきで着地検査に入る。6/23宝塚記念については「まずは馬の様子を見てから。現時点では何も言えない」と話すにとどまった(デイリー=netkeiba.com)

4/4■JRAは4日、幸英明騎手を4月13日から3日間騎乗停止にすることを発表した。同騎手は30日ドバイのメイダンRCで行われたUAEダービーにおいて、ケイアイレオーネに騎乗した際、鞭の使用に関する規定違反(鞭の過度な使用、勝つ見込みのない状況において継続して使用、馬の反応を待たずに使用)によりエミレーツレーシングオーソリティー(ERA)裁決委員から、競馬開催日3日間の騎乗停止処分を受けたが、現時点で2013年-2014年ERAシーズン開催日が未定であり、騎乗停止日が確定していないことから、ERAと騎乗停止日について協議した結果、同処分に対するアピール期間(9日間)満了後のJRAの直近の開催日である4月13日から3日間の騎乗停止とすることが妥当であるとの結論に達したとのこと(JRAホームページより)

4/3■JRA競馬学校騎手課程第32期生の入学式が2日、千葉県白井市の同校で行われた。応募者153人の中から岩田英利久君(15)、荻野極君(15)、金浜充志君(16)、菊沢一樹君(15)、木村拓己君(15)、坂井瑠星君(15)、藤田菜七子さん(15)の7人が晴れの日を迎えた。今後3年間のカリキュラムを修め、16年3月のデビューを目指す。その中でも09年以来4年ぶりの女子生徒となった藤田さんは空手初段、剣道2段の有段者。ジョッキーを目指したのは小学5年生の時で「テレビで馬を見て好きになり、競馬場で感動して騎手になりたいと思いました」と話した。同期は男子ばかりだが「コミュニケーションを取るのは大変だけど、騎乗技術で負けたくない」と闘志満々。2000年の西原玲奈(引退)以来となるJRA7人目の女性騎手誕生へ、スタートを切る。菊沢隆徳調教師を父に持ち、伯父が横山典弘という菊沢一樹君は「父や横山さんのように、格好いい騎手になりたいと思った」とニッコリ。父譲りの柔和な表情で「馬の気持ちを分かるようになって、その馬の能力を最大限生かせるような騎手になりたい」と目標を揚げた(デイリー=netkeiba.com)

4/2■元福山競馬所属の嬉勝則騎手(43)(高知へ移籍)と、高知競馬所属の倉兼育康騎手(37)が、4月より韓国で短期騎乗を行なうことになった。嬉騎手は釜山、倉兼騎手はソウルで、いずれも約半年間の予定で騎乗する(keiba.go.jp)

4/2■JRAは1日、日本ダービーの第80回記念「ダービーメモリーズファン投票」の最終結果を発表した。選出された各馬の馬名は、5月26日のダービー当日に行われる東京、京都の特別レース名として使用される(東京11Rは第1回勝ち馬ワカタカに決定済み)。各年代の1位、得票数、馬名が使用される特別レースは以下の通り(合計票数6万3522票)。【32~50年(京都11R)】トキノミノル=1万7261票、【60年代(東京6R)】シンザン=3万5202票、【70年代(東京7R)】タケホープ=1万7442票、【80年代(東京8R)】シンボリルドルフ=3万2203票、【90年代(京都9R)】ナリタブライアン=1万6510票、【2000年代(京都10R)】ディープインパクト=2万8488票。また、第80回ダービーのキャッチフレーズは「ダービーへようこそ」に決定した(デイリー=netkeiba.com)

4/1■中央・地方の連携協調の一環として、名古屋競馬・金沢競馬において4月からJRAの勝馬投票券の発売・払戻がスタートする。前者は名古屋RC「J-PLACE名古屋」と場外施設のサンアール磯部「J-PLACE磯部」で4月13日からJRA全場全レースを発売する。後者は金沢RCのみで、4月14日の皐月賞から、平地G1レースのみ発売される(JRAホームページより)

4/1■各地のダービー競走を短期集中施行し、優勝馬にはジャパンダートダービー(7/10 大井)へのアドバンテージが与えられる「ダービーウイーク2013」実施概要が決定した。2006年に創設され、今回で8年目を迎えるダービーウイーク。今年は5月31日(金)から6月7日(金)までの日程で6つのダービーが行われ、連日熱戦が楽しめる贅沢な一週間となる。なお、ダービーウイークには2013年も一般社団法人 ジャパンブリーダーズカップ協会・社台スタリオンステーションが協賛する。【優先出走権について】6/5東京ダービーの1・2着馬には、JDDへの優先出走権が与えられ、その他5競走(5/31九州ダービー栄城賞、6/3岩手ダービー・ダイヤモンドC、6/4北海優駿、6/6兵庫ダービー、6/7東海ダービー)は指定競走として認定されている。指定競走とは、その1着馬が根幹競走の選定委員会において、同一地区内の他の馬に優先して選定される競走をいう。なお、他の優先出走権の状況や指定馬の数によって適用されない場合がある(keiba.go.jp)

3/31■平沢健治騎手は4月1日から栗東所属になる(美浦・フリー→栗東・フリー)

3/31■31日3時5分(現地22時5分)、UAEドバイ・メイダンRCでドバイワールドC(AW2000m・1着賞金600万USドル)が行われ、道中は2番手追走していたJ.ロザリオ騎手騎乗のアニマルキングダム(牡5、米・G.モーション厩舎)が、直線に向いて一気に後続を突き離して優勝した。勝ちタイムは、2分3秒22。以下、2着には直線内から一気に脚を伸ばしたレッドカドー(セン7、英・E.ダンロップ厩舎)、3着に後方から追い込んだプラントゥール(牡6、英・M.ボッティ厩舎)が入った。勝ったアニマルキングダムは、父Leroidesanimaux、母ダリシア、その父Acatenangoという血統。2011年のケンタッキーダービーを制したアメリカの実力馬が、昨年故障で断念した世界最高賞金の一戦を横綱相撲での圧勝を飾って2度目のG1制覇。通算5勝目となった(netkeiba.com)

3/31■31日2時20分(現地21時20分)、UAEドバイ・メイダンRCで行われたドバイシーマクラシック(芝2410m・1着賞金300万USドル)に、日本からジェンティルドンナとトレイルブレイザーの2頭が出走した。岩田康誠騎手を背に、11頭立ての8番枠からスタートしたジェンティルドンナは、好スタートを決めて道中3番手の外目から運び、4コーナーもいい手応えで回って最後の直線へ。直線半ば、2番手追走から先に抜け出したセントニコラスアビー(牡6、愛・A.オブライエン厩舎)が内、ジェンティルドンナを外にして2頭が後続を引き離しての追い比べとなるが、残り100mで振り切ったセントニコラスアビーを捕らえ切れず2着に敗れた。なお、武豊騎手騎乗のトレイルブレイザーは、道中5番手を追走するも直線に向いて伸びを欠き、最下位11着に敗れた。今年の初戦となったジェンティルドンナは、実績から現地でも堂々の1番人気に推されるなど、レース前から抜群の注目度を集めての出走になったが、厳しいアウェー戦を改めて感じさせる2着に敗れ、昨年の桜花賞から続いた連勝は5でストップとなった。【岩田騎手のコメント】悔しいです。日本と違うゲートに戸惑い、出遅れてしまいました。弾むように走っていたので、芝は問題なかった。最後も捕まえられると思ったのですが、道中掛かっていた分、伸び切れませんでした。それでも世界と戦える手応えはつかめましたし、次はもっと強いジェンティルを見せたいです。【武豊騎手のコメント】スタートもよく3コーナーまでは思い通りでしたが、そこから付いていけなくなってしまいました。コンディションでしょうか・・・。残念です(netkeiba.com)

3/26■福永祐一騎手(36)とフジテレビ・松尾翠アナウンサー(29)が結婚することが、両所属会社を通じて発表された。2011年秋に共通の知人の挙式で出会い、その後、取材や番組の収録などで一緒になるうちに交際に発展。順調な交際を続け、今年1月に結婚を決めたという。入籍は年内、挙式・披露宴は来年を予定。なお、松尾アナは、福永騎手をサポートするため、9月末頃をもってフジテレビを退社予定。【福永騎手のコメント】「交際を始めて約1年が経ち、将来の自分に彼女は不可欠な存在だと思うようになりました。とても明るく、心の中にやさしさと強さを持っている彼女は、本当に素敵な女性です。騎手という職業ゆえに、心配をかけることも多いでしょうが、そばにいてくれることで、より競馬に集中できる環境になっていくと思いますので、これからは彼女のためにも、今まで以上の成績を収められるよう、努力を怠ることなく、頑張っていきます」【松尾アナのコメント】「危険と隣り合わせの仕事でありながら、落ち着いてまっすぐに物事と向き合う姿勢をとても尊敬しています。そして、広い心でありのままの私を受け入れてくれることにいつも支えられ、心から安心していられます。何が起こるかわからない人生。二人ならどんなことも乗り越えられると確信し、彼と生きていくことを決めました。本当に幸せを感じています。みなさんに支えられている事に深く感謝しながら、二人で手を取り合い心を合わせ、笑顔と光のあふれる家庭を築いていきたいと思います。9月までは今まで以上に精いっぱい仕事に励んでまいります。今後ともどうぞよろしくお願い致します」(netkeiba.com)

3/26■24日で開催を終了した福山所属騎手15名の今後の就業予定
◆他場へ移籍して地方競馬の騎手を継続する騎手(10名)=池田敏樹(笠松・藤田正治厩舎)嬉勝則(高知・那俄性哲也厩舎)片桐正雪(高知・胡本友晴厩舎)佐原秀泰(川崎・八木仁厩舎)下村瑠衣(高知・那俄性哲也厩舎)楢崎功祐(大井・三坂盛雄厩舎)松井伸也(北海道・斉藤正弘厩舎)三村展久(大井・橋本和馬厩舎)山田祥雄(愛知・今津勝之厩舎)渡辺博文(佐賀・柳井宏之厩舎)
◆競馬関係の業種に就業する騎手(2名)=周藤直樹、藤本三郎
◆競馬関係以外の他業種に就業又は就業先未定の騎手(3名)=岡崎準、黒川知弘、野田誠
※他場移籍騎手の移籍時期、騎乗開始時期等については、移籍先競馬場からの発表となる。また所属調教師23名のうち、高知へ移籍する2名(那俄性哲也、胡本友晴)、佐賀へ移籍する1名(柳井宏之)、金沢へ移籍予定1名(鋤田誠二)については地方競馬の調教師を継続する(福山市競馬事業局=keiba.go.jp)

3/25■中央・地方の連携協調の一環として、4月7日から高知RCおよびパルス宿毛において、JRAの勝馬投票券の発売・払戻がスタートする。呼称はそれぞれ「J-PLACE高知」「J-PLACE宿毛」。発売日はJRAのG1およびJ・G1当日のJRA全場全レース。また、高知競馬の場外施設であるパルス高知とパルス藍住では、「J-PLACE」によって発売された馬券の払戻・返還のみ行われる(JRAホームページより)

3/25■63年の歴史に幕をおろす福山競馬の最終開催が3月24日(日)に行われ、好天のもと、開門前からファンが列をつくるなど早朝から多くの来場者が詰めかけ、最後の1日を楽しんだ。最終レース終了後のファイナルセレモニーでは、ウイナーズサークルに関係者が揃ってファンに挨拶を行い、特に騎手の挨拶には温かい声援が飛んでいた。ファイナルセレモニーの後は、馬場が開放され、馬場の砂を集めたり記念写真を撮ったりと思い思いに福山競馬との名残を惜しむファンの姿が暗くなるまで見られた(keiba.go.jp)

3/23■30日にドバイのメイダンRCで行われるドバイ国際諸競走に出走予定のジェンティルドンナ(シーマクラシック)、タイセイレジェンド(ゴールデンシャヒーン)、ケイアイレオーネ(UAEダービー)が、22日22:45(日本時間23日3:45)にドバイ国際空港に到着した。3頭は関空を22日14:33に出発していた(JRAホームページより)

3/18■JRAは18日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表したG1レースのランキング「世界のトップ50」を発表した。第1位はイギリスの「チャンピオンS」。アメリカの「ブリーダーズCマイル」が第2位、フランスの「凱旋門賞」と「ジャック・ル・マロワ賞」が第3位となっている。日本のレースでは、「ジャパンC」が第10位、「宝塚記念」が第17位、「有馬記念」が第19位、「天皇賞(秋)」が第20位にランクされ、ベスト20までに4レースが含まれている。なお、このランキングは2010年~2012年の年間レースレーティングの3年平均値によってG1上位50レースをランキングしたもの(オーストラリア、香港等の南半球開催日割国は2009/2010年シーズンから2011/2012年シーズンのレースが対象)。年間レースレーティングは、個々のレースにおける上位4頭のレーティングを年度末のランキング会議で決定した数値に置き換え算出した平均値。牝馬限定競走以外のレースで、対象馬が牝馬の場合アローワンスが加算される(日本の場合+4ポンド)。レースの格付けの判断基準となるのは、この年間レースレーティングとのこと(JRAホームページより)

3/17■16日にサンタアニタRCで行われたG2サンルイレイS(芝12F)で、ブライトソート(Bright Thought、牡4、ホルヘ・グティエレス厩舎)が2分22秒72のレコードタイムで優勝した。ブライトソートは、ハットトリックの産駒。ハットトリック産駒は他にも仏G1モルニ賞を制したDabirsim、米G1ジャマイカHを制したKing Davidも活躍しており、種牡馬として奮闘している。サンルイレイSは1986年にシンボリルドルフが出走(6着)したことでも知られるレース。現在はG2になっている(サンスポ.com)

3/16■兄姉に米国三冠競走のひとつ、ベルモントSの勝馬がいる良血カジノドライヴ(牡8歳、父マインシャフト)の初年度産駒が産声をあげている。同馬は、米国のキーンランドセプテンバーセールの取引馬。外国産馬として日本に輸入され、3歳2月に藤沢和雄厩舎からデビュー。初戦を大差圧勝すると3きょうだいによるベルモントS制覇を目指して米国へ渡り、ピーターパンS(米G2、ダ9F)を楽勝し、日本調教馬として初の米国ダートグレードレース制覇を成し遂げた。その後は勝利の女神から見放されたかのようなレースを続け、結局11戦4勝で引退。2012年から社台スタリオンステーションで種牡馬となり、初年度はケープリズバーン(TCK女王盃)などを含む200頭への種付を記録した(netkeiba.com)

3/16■2007年の菊花賞馬、アサクサキングス(牡9歳、父ホワイトマズル)が“パパ”になっている。同馬は、同世代にウオッカがいる世代の牡馬代表。2歳時に新馬、特別を連勝し、きさらぎ賞含め4戦3勝で皐月賞に駒を進めた馬だった。ダービーは逃げ粘って2着。秋の菊花賞を制して世代最強牡馬を証明した。また5歳時には京都記念、阪神大賞典に優勝するなど芝の長距離路線で活躍し、通算23戦6勝の成績を残している。2012年から日高町のブリーダーズ・スタリオンステーションで種牡馬となり、初年度は50頭の繁殖牝馬に配合。その中にはチチカステナンゴ(本邦輸入種牡馬)の母スマラの名前も見える(netkeiba.com)

3/16■池添謙一騎手がフランス滞在のためJRAに海外渡航届を提出。期間は4月6~12日と同15日~6月10日でロンシャンを中心に騎乗予定。4月14日は帰国して皐月賞(アクションスター)に騎乗。また、幸英明騎手は26~31日の期間で提出。ドバイ・UAEダービー(ケイアイレオーネ)騎乗のため(スポニチ・アネックス)

3/15■11年に凱旋門賞、昨年はキングジョージ6世&クイーンエリザベスSをデインドリームで制覇したシュタルケが今週から日本で手綱を執る。これまでWSJS、JCで来日した経験はあったが、短期免許を取得したのは初めて。「日本の競馬は馬の質、設備などでレベルが高く、競馬場もきれい。以前から来たいという思いはあった。そんな夢がかなった」ドイツの名手は、晴れやかな表情で語った。ドイツでは、すでにシーズンに入っているが、1カ月の滞在を決断した。「オルフェーヴルが昨年、凱旋門賞で2着になった。エルコンドルパサー、ディープインパクトも有名。トップクラスの馬がいるのは把握している。世界中で乗ってきたけど、そこにない何かを見つけたい」。昨年は独リーディングを獲得したベテランは期待に胸を膨らませる。桜花賞のトーセンソレイユはじめ有力馬の騎乗が決まっている。そして、今週は阪神大賞典のフォゲッタブル。「いい結果を残せば、また帰って来ることができる。続けて日本に来たいと思っている」。あこがれの日本でさらなる高みを目指す(スポーツ報知)

3/14■NARは14日、平成24年度の第4回新規調教師・騎手免許の合格者を発表した。免許交付は31日付となる。新規騎手のうち、愛知の木之前騎手は女性ジョッキー。【調教師】保利良平(兵庫)、橋本忠明(兵庫)、小澤宏次(浦和)【騎手】石川倭(道営)、井上幹太(道営)、寺島憂人(浦和)、見越彬央(浦和)、木佐貫泰佑(船橋)、笹川翼(大井)、瀧川寿希也(川崎)、木之前葵(愛知)、小山裕也(兵庫)(サンスポ.com)

3/14■3月いっぱいで廃止される福山競馬から、3人の騎手が大井、川崎に移籍することが決まった。大井に所属するのは楢崎功祐(ならざき・こうすけ)騎手。三坂盛雄厩舎に所属する予定。楢崎騎手は1982年1月29日生まれで、通算成績は7494戦848勝(3月13日現在、以下同じ)。同じく三村展久(みむら・のぶひさ)騎手も大井に移籍。橋本和馬厩舎に所属する予定。三村騎手は1984年2月5日生まれで、通算成績は5643戦792勝。また、川崎に所属するのは佐原秀泰(さはら・ひでや)騎手。八木仁厩舎に所属する予定。佐原騎手は1979年7月15日生まれで、通算成績は6439戦657勝。各騎手が騎乗を開始する時期などは、近日中に発表される。(サンスポ.com)

3/11■地方競馬の2013年度(2013年4月~2014年3月)に実施されるダート交流重賞競走の日程・賞金等が決まり、発表された(keiba.go.jp)

3/8■アメリカ競馬で女性ジョッキーの第一人者として活躍したジュリー・クローン元騎手(49)が、「国際女性名誉の殿堂」(National Women's Hall of Fame)入りすることが分かった。1969年に設立された同殿堂の本部が設置されているアメリカ・ニューヨーク州のセネカフォールで、10月12日に記念セレモニーが行われる。クローン元騎手は1981年の騎手デビュー。女性騎手として初めて米3冠レース優勝(93年コロニアルアッフェアー)、同じくブリーダーズC優勝(03年ジュベナイルフィリーズ=ハーフブライドルド)など輝かしい戦績を残し、通算3704勝の金字塔を打ち立てて2004年に引退した。日本にも来日経験があり、中央競馬における初の女性勝利ジョッキーという記録を残している(90年11月24日東京11Rサイバーフィールド)。「国際女性名誉の殿堂」には、著名なフェミニスト活動家や経済学者、元ファーストレディーなどが名を連ねており、各界の偉大な女性たちと肩を並べることになった。また、クローン元騎手は2000年に、アメリカ競馬の殿堂にも選ばれている(サンスポ.com)

3/7■2日午前11時45分、「エイシン」の冠名でも知られる、株式会社栄進堂の代表取締役会長・平井豊光氏(77)が病気のため東京都内の病院で逝去した。葬儀は4日に密葬で営まれており、故人の遺志によりお別れの会などは行われない。平井氏はJRA・地方競馬で馬主を務め、1990年オークスをエイシンサニーで制し、G1初勝利。以降も、エイシンプレストンで2002年、2003年クイーンエリザベス2世C(香港G1)を連覇するなど、国内外のG1レースを10勝、3日までに通算1044勝を挙げた。その傍らで、1978年自前の栄進牧場を開設し、オーナーブリーダーとしても独自の地位を築いていった。2010年日本ダービーはエイシンフラッシュで制し、馬主として最高の栄誉を手にするなど、「エイシン」の冠の象徴である「赤、黒縦縞、黒袖」の勝負服は、長きに渡り競馬界に欠かせない存在となっている(netkeiba.com)

3/7■昨年11月24日の京都競馬10Rで落馬し、左上腕骨開放骨折や右大腿骨骨幹部骨折などの重傷を負って休養中の佐藤哲三騎手(42)が6日、栗東TCを訪問。「馬を見て元気をもらったし、目標として今年中に戻れればいいと思う」と語った。すでに手術を2度受け、左上腕はギプスで固定されて三角巾でつった状態。「当時のことは全部覚えている。痛みは半端じゃなかった。死ぬかと思ったし、(入院して)体温の上下が激しく苦しかった」と説明した。今月29日に左腕の神経をつなぐ手術を受け、その後も2度の手術を予定。「騎手をやめようかと思ったときもあったが、毎週競馬は見ていたし、関係者やファンの励ましもあり復帰の思いが強くなった」と話した(サンスポ.com)

3/4■JRAは4日、今年の日本ダービーが「第80回」であることを記念して、ダービー当日(5月26日)の東京・京都競馬の特別競走を「ダービーメモリーズ」とし、ファン投票で選出された各年代の日本ダービー優勝馬の馬名をそれぞれのレース名として使用すること、また、そのファン投票の概要を発表した。投票期間は今月9日から24日までで、4月初旬に投票結果が発表される。【東京11R】「1stダービーメモリーズ ワカタカカップ」のみ決定済み。ファン投票対象は以下の6競走。【京都11R】「1932~1950s ダービーメモリーズ ○○○カップ」【東京6R】「1960s ダービーメモリーズ ○○○カップ」【東京7R】「1970s ダービーメモリーズ ○○○カップ」【東京8R】「1980s ダービーメモリーズ ○○○カップ」【京都9R】「1990s ダービーメモリーズ ○○○カップ」【京都10R】「2000s ダービーメモリーズ ○○○カップ」 ※今回のファン投票により選出された、各年代の日本ダービー優勝馬の馬名が上記○○○に入る。「2000s」の投票対象は2009年まで、また2013年1月末時点での現役馬は対象外となる(JRAホームページより)

3/4■中央・地方の連携協調の一環として、3月23日から道営競馬施設(門別RCと場外15箇所)、4月7日から特別区競馬組合施設(大井RCとオフトひたちなかの2箇所)にて、JRAの勝馬投票券の発売・払戻がスタートする。このシステムは、地方競馬が共同で構築した「地方競馬共同トータリゼータシステム」を使用して発売するもので、地方競馬施設を使ってJRAが馬券を発売している既存のシステムとは異なり、両者間の相互払戻はできない。また、前者のシステムを「J-PLACE(ジェイ・プレイス)」と呼称することも、今回発表された。ちなみに道営施設でのJRA馬券発売は中央競馬が開催される全ての日で行われる(基本、全レース。一部の施設でメインレース限定)が、大井RCとオフトひたちなかでは、中央競馬と大井競馬の重複開催日(年間9日間程度)のみであり、12時以降を目途に発走する競走について発売される予定とのこと(JRAホームページより)

3/1■マカオ・タイパRCでの競馬開催を運営するマカオジョッキークラブは、同RCで3月3日(日)と8日(金)に行われるレースにおいて、別府真衣騎手(高知・別府真司厩舎)が騎乗することを発表した。マカオJCは以前より海外の女性騎手を招待しており、別府騎手は既に番組が確定している3日の開催では、全7競走のうち5鞍に騎乗する予定となっている(keiba.go.jp)

3/1■2月26~28日にカタールのアルライヤンRCで行われた「第2回カタール見習騎手招待レース」(3競走、各13頭立て)に出場した嶋田純次騎手の成績は、(第1戦)2着(第2戦)4着(第3戦)8着で、3位タイだった。優勝は南アフリカのD.ディラン騎手。嶋田騎手のコメント「勝つことができず残念でしたが、同年代の他国の騎手と一緒に騎乗できたことは良い経験となりました。とくに1戦目はゴール前で差されての2着で、海外初騎乗初勝利を狙っていただけに残念でした。日本との違いという点では、直線コースで内柵が広がるというコース形態や、2戦目でアラブの競走に騎乗したことが印象に残っています」(JRAホームページより)

2/28■定期貸付馬房数(24馬房以上。括弧内はこれまでの馬房数)
【栗東】28馬房:池江泰寿(26)・音無秀孝(同)・角居勝彦(同)・藤原英昭(同)・松田博資(同)
【栗東】26馬房:西園正都(同)・安田隆行(同)・矢作芳人(24)
【栗東】24馬房:石坂正(同)・橋口弘次郎(同)・森秀行(同)・山内研二(同)
【美浦】28馬房:国枝栄(同)・戸田博文(26)・二ノ宮敬宇(同)・藤沢和雄(同)・和田正道(同)
【美浦】26馬房:田村康仁(同)・牧光二(24)・松山康久(同)・水野貴広(24)・宗像義忠(同)
【美浦】24馬房:池上昌弘(同)・伊藤圭三(22)・大久保洋吉(同)・大竹正博(22)・小桧山悟(22)・鹿戸雄一(22)・手塚貴久(同)・武藤善則(22)・矢野英一(22)

2/27■ビートブラックが右前繋部浅屈腱炎を発症していることが判明した。今後9カ月以上の休養を要する見込み(JRAホームページより)

2/26■川崎競馬では、3月1日付をもってJRAのジョッキーとなる戸崎圭太騎手(大井・香取和孝厩舎)を送る会を、2月28日に実施することになった。送る会では、戸崎騎手の川崎競馬で勝利した主な重賞レース映像の放映や、サイン入りグッズのプレゼントが行われるほか、ゲストとして安藤勝己元騎手が来場。戸崎騎手、安藤元騎手とのフォトセッションなども予定されている。戸崎騎手にとっては、この日が地方競馬所属騎手としてのラストデーとなるだけに、その姿をしっかりと目に焼き付けておきたい(keiba.go.jp)

2/20■17日のフェブラリーSを制したグレープブランデーが右第1指骨剥離骨折を発症していることが判明、今後3カ月以上の休養を要する見込み(JRAホームページより)

2/16■ドバイで出走を予定しているトレイルブレイザーとファリダットは、15日14:46に関空を発ち、15日23:37(日本時間16日4:37)にドバイ国際空港に到着した(JRAホームページより)

2/15■JRAは15日、来年から始まる中山RCのスタンド工事の概要を発表した。平成26年1月から11月の予定で「クリスタルコーナー」を整備するなどの第1期整備工事を行う。検量室エリアの改修を予定しているため、通常9月開催の4回中山競馬を他場に振り替える。第1期工事竣工後に、メインスタンドリフレッシュその他の工事を第2期工事として段階的に行う(JRAホームページより)

2/15■JRAは15日、カタールのアルライヤンRCにて2月26~28日の三日間行われる「第2回カタール見習騎手招待レース」に、JRAから嶋田純次騎手が参加することになったと伝えた。このシリーズは、日本、バーレーン、韓国、マカオ、マレーシア、モーリシャス、オマーン、フィリピン、南アフリカ、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦、カタールの各国から選ばれた騎手により、各日1レース、計3レース行われるもの。参加騎手はうち2レース以上の騎乗が保障される(JRAホームページより)

2/14■JRAは14日、12日(現地時間)に締め切られた中山グランドジャンプとペガサスジャンプSに、外国馬の予備登録があり、出走可能な選出馬とした旨発表した。アイルランドのブラックステアマウンテン(セン8)が両競走の選出馬となった(JRAホームページより)

2/14■戸崎圭太騎手(32・大井)が、3月から美浦・田島俊明厩舎の所属でデビューすることが13日、分かった。田島調教師は「地方のナンバーワンですから騎乗についてはどうこういうレベルではないですね。人柄がいいし、好青年という感じ。ウチの全部の馬に乗るわけではないが、お互いいい方向に進んでいければ。関東にとってもいいジョッキーが来るのはうれしいこと」と期待をかけた。戸崎騎手はすでに他厩舎からも有力馬の騎乗依頼を受けており、3/3弥生賞のサトノネプチューン(堀)、3/10フィリーズレビューのサウンドリアーナ(佐藤正雄)、4/6ニュージーランドTから5/5NHKマイルCに向かうことになったゴットフリート(斎藤誠)の手綱を取ることが決まっている(サンスポ.com)

2/13■安平町の社台スタリオンステーションで12日、種牡馬総合展示会が行われた。ルーラーシップ(牡6)は、ダービー馬キングカメハメハ×天皇賞馬エアグルーヴという超良血馬。種付料も新種牡馬ではタートルボウルと並んで一番高い250万円に設定されている。重賞は香港のG1クイーンエリザベス2世Cを含む5勝で「血統が素晴らしいが、馬体も素晴らしい」と角居調教師。国内G1には手が届かなかったが「子供で残した忘れ物を取りに行きたい」と産駒を手がける日が待ち遠しい様子だった。G1・6勝を含む重賞19勝を挙げたスマートファルコン(牡8)は、初年度の種付料が60万円。「父ゴールドアリュールと身体的に似ているし、スピードの持続力がすごい。ドバイワールドC(10着)はスタートでつまずいたが、まともなら勝っていたと今でも思っている」と主戦だった武豊騎手は改めて能力の高さをアピールした。社台SSが新たに海外から導入したタートルボウル(牡11、種付料250万円、父ディームダイヤモンド)は、他馬を見たら立ち上がるなど気性の激しさが目立った。「フランスでクラシックホース(ルカヤン=仏2000ギニー)を出している。短距離からマイルあたりが良さそう」と事務局の徳武氏(サンスポ.com)

2/12■NARで開かれたJBC実行委員会において、2014年の「第14回JBC競走」が、2014年11月3日(月・祝)、盛岡RCで開かれることが決定した。「クラシック」(2000m・8000万円)「スプリント」(1200m・6000万円)「レディスクラシック」(1800m・4100万円)の3競走。距離・1着賞金はいずれも予定。盛岡でのJBC開催は2002年以来2度目となる。【岩手県競馬組合管理者・達増拓也岩手県知事のコメント】「第14回JBC競走を盛岡RCで開催することとなり、大変うれしく、心から感謝を申し上げます。この地方競馬最高峰レースは、岩手県では12年ぶりの開催となりますが、当組合としては、東日本大震災からの復興に向けた、全国からの多くのご支援に対する感謝の気持ちを届け、被災地の方々へ元気と勇気、感動を与えるとともに、岩手競馬の震災からの復興と再生を確かなものとするため、関係者一丸となって取り組んで参ります。加えて、JBC競走が開催される年は、岩手県競馬組合が設立されて50周年を迎え、また2年後に第71回国民体育大会を控えた年でもあります。これらを記念する行事としても、成功に向け万全を期して参ります」(keiba.go.jp)

2/10■3日に京都RCで行われたG3きさらぎ賞において、フジキセキ産駒のタマモベストプレイが優勝し、フジキセキ(牡21、父サンデーサイレンス)は14年連続JRA重賞勝利を達成した。サンデーサイレンスの初年度産駒となるフジキセキは、1995年に安平町(当時・早来町)の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。産駒デビュー3年目の2000年にダイタクリーヴァ(G3シンザン記念)で重賞初勝利を挙げて以来、毎年重賞勝ち馬を輩出し、通算61勝目となったG3きさらぎ賞で14年連続勝利を成し遂げた。JRAでの14年連続は歴代5位タイで、内国産種牡馬ではトサミドリと並び1位タイ。重賞61勝はトニービンとともに歴代7位タイとなり、内国産種牡馬では断トツの1位となる。今年で21歳になったフジキセキは10年シーズンを最後に種付けを休止中。血統登録された121頭の現2歳が、暫定的なラストクロップとなる(競馬ブックweb)

2/9■千葉県競馬組合は、JR木更津駅前に場外馬券発売所の「f-keiba(エフケイバ)木更津」を4月1日にオープンさせることを、また、特別区競馬組合は、群馬県の伊勢崎オートレース場内(グリーンスタンド4階)に場外馬券発売所の「オフト伊勢崎」を4月22日にオープンさせることを、それぞれ発表した。なお、オートレース場に競馬の場外発売所ができるのは全国で初めて。「エフケイバ木更津」「オフト伊勢崎」ともに、南関東4競馬場の全レースの他、全国の地方競馬の一部競走を楽しむことができる(keiba.go.jp)

2/9■サンスポの取材でロードカナロアにドバイゴールデンシャヒーンG1、グランプリボスにゴドルフィンマイルG2の招待状が届いていることがわかった。2頭とも出否は未定(サンスポ.com)

2/8■JRAは8日、30日にUAEドバイで行われる「ドバイワールドカップデー」各競走のうち、「ドバイシーマクラシックG1」にジェンティルドンナが、「UAEダービーG2」にケイアイレオーネ(牡3、西浦)が選出され、招待受諾したことを発表した(JRAホームページより)

2/8■3月30日のドバイ諸競走出走を予定しているトレイルブレイザーとファリダットの2頭は、8日に検疫厩舎に移動する。トレイルの池江調教師は「本格的な調整はあちらに行ってからですね」と話した。ファリダットの吉田厩務員は「状態はいい。無事に輸送をクリアしてくれれば」。2頭は15日に関西空港から現地へ出発する(サンスポ.comほか)

2/8■日高町のダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックスに、2006年の米2歳牡馬チャンピオンでケンタッキーダービー馬のストリートセンス(9歳、父ストリートクライ)が入厩した。競走成績は米国で13戦6勝。ブリーダーズCジュヴェナイルを10馬身差で勝ち、トラヴァーズS、ジムダンディSなど重賞5勝。種牡馬としても初年度産駒から重賞勝馬を出しているほか、G1入着馬のミスネッタやオービーケイなどを輩出。日本でもノウレッジ(新潟2歳S2着)フリートストリート(ヒヤシンスS)の父となっている。2013年の種付料は450万円(出生条件)(netkeiba.com)

2/8■あきらめなかった男にひと足早い春が訪れた。福山競馬所属の岡田祥嗣(よしつぐ)騎手(41)が9度目の挑戦で念願のJRA移籍を実現し、喜びをかみしめた。「ここまで長くて心が折れそうになったが、地方競馬教養センター時代に同期だった岩田康騎手が(JRAで)活躍している姿に感化されてやってきました」1991年にデビュー。通算1966勝の福山のトップ騎手は「JRAのゴール板を1着で通過したい」と、2004年からJRAの新規騎手免許試験を受け始めた。一昨年に初めて1次試験を突破したが、2次で不合格。福山競馬が3月限りで廃止になる節目の年に、ついに合格した(サンスポ.com)

2/7■JRAは7日、2013年度の新規騎手免許試験合格者を発表した。競馬学校(騎手課程29期卒業生)からは岩崎翼(18、栗東・河内厩舎、滋賀県出身)、城戸義政(19、栗東・藤岡健一厩舎、愛媛県出身)、原田敬伍(17、栗東・田所秀孝厩舎、大阪府出身)、伴啓太(19、美浦・伊藤圭三厩舎、静岡県出身)、地方競馬からは福山の岡田祥嗣騎手(41、地方12694戦1966勝・中央4戦0勝、栗東・笹田厩舎所属予定)、大井の戸崎圭太騎手(32、地方15106戦2315勝・中央983戦79勝、中央での所属未定)の計6名。免許は3月1日付(JRAホームページより)

2/7■JRAは7日、2月28日付で、美浦の阿部新生調教師、栗東の新川恵調教師が勇退することになったと伝えた。また、2013年度新規調教師試験に合格した飯田祐史騎手・石橋守騎手の28日付での騎手引退も併せて発表した(JRAホームページより)

2/7■7日、2012年度NARグランプリ授賞式が東京都内にて開催された。年度代表馬・4歳以上最優秀牝馬・最優秀短距離馬の3部門を受賞したラブミーチャン(牝6、笠松・柳江仁厩舎)のオーナー・小林祥晃氏は、「地方競馬は若い頃から大好きで、地方の一番大きな賞を2回(2歳時の2009年)も獲れて感謝しています。がんばり屋の女の子ですよね。彼女には地方の全競馬場のレースに出てもらいたいんです。高知と金沢がまだなので、今年は黒船賞とJBC、このふたつはなんとか無事に出られたら」とコメント。また、ラブミーチャンの現役生活にも言及し、「おそらく今年が最後の年になると思います。フリオーソが引退した今、彼女には地方の代表としてがんばってもらいたいです」とコメントを残している(netkeiba.com)

2/7■7日、岐阜県地方競馬組合は、先月31日付で引退した安藤勝己元騎手(52)の引退記念セレモニーを、13日に笠松競馬最終レース終了後の16時10から場内・中央スタンド前の特設ステージで行うと発表した。笠松競馬は、安藤元騎手がJRA移籍前、1976年10月~2003年2月まで在籍していた競馬場で、名馬オグリキャップや、ライデンリーダーなどの主戦を務めた。当日は、第8レースで「安藤勝己引退記念レース」や、オーロラビジョンによるレースビデオの放映を実施。このほかにも、同騎手のサイン会(人数限定)や、レアグッズ等のオークションなどが行われる予定になってる(netkeiba.com)

2/7■7日、2005年~2009年の期間に馬券で稼いだ所得・約30億1000万円の払戻金(購入金額は約28億7000万円)を申告せず、5億7000万円あまりを脱税したとし、所得税法違反に問われた大阪市の男性(39)の論告求刑公判が大阪地裁(西田真基裁判長)で行われ、検察側は懲役1年を求刑した。なお、判決は5月23日。検察側は、「馬の勝ち負けは1レースごと。外れ馬券は儲けの原資に当たらず、経費ではない。外れ馬券が経費にならない可能性を認識していたのに、本来納税すべきものを新たな馬券購入に充てたのは自業自得だ」などと指摘した。一方の弁護側は「外れ馬券も所得を生み出す原資。配当金は偶然に得られた一時所得ではない。一生払いきれないほどの課税は違法で、外れ馬券も経費に認めるべきだ」と無罪を主張した。また弁護側は、国税当局の課税処分の取り消しを求め、大阪地裁に民事訴訟を起こしたことも明らかにした。この裁判は、男性側が2009年までの3年間での実質的な馬券の儲け額である、約1億4000万円に対して納税するものであると主張。これに対し、摘発した大阪地検は「収入を生じた行為のために直接要した金額」を必要経費と規定する所得税法に基づいて、男性が馬券で得た利益、約1億4000万円を含めた(購入金額)約28億7000万円分も、本来の課税対象額であると指摘している。つまり、実際の儲けの約20倍にも及ぶ約5億7000万円にも及ぶ申告漏れの指摘は、(外れ)馬券の購入費を経費に認めないことが前提とされることからも、競馬ファンをはじめ、他の公営ギャンブルのファンなどからも注目が集まっている。なお、競馬や競輪による所得は「一時所得」に当たり、一定額以上は課税対象となる(netkeiba.com)

2/6■JRA競馬学校騎手課程29期生(4人)の卒業式が5日、千葉県白井市の同校で行われた。7日発表の騎手試験に合格すれば、3月にデビューする。澄み切った青空のように29期生は晴れやかな表情で卒業の日を迎えた。入学時に8人だった仲間は今は4人。この世界の厳しさを目の当たりにしてきた。3年間で精神的も鍛え上げられ、顔つきも随分と逞しくなった。式典前に行われた最後の模擬レースは城戸義政君(19)が、2番手から抜け出して1着。「辛いことも多かったけど、今はホッとしています。人や馬に感謝し、向上心を持って頑張りたい」と気を引き締めた。和田竜二騎手の甥の岩崎翼君(18)は「思い出は厩舎実習と模擬レース(11月の東京)で叔父さんの前で勝てたこと。新人らしくガムシャラに、最後まで諦めずにやっていきたい」と決意を新たにする。騎手試験の合格発表は7日。合格すれば、3月1日からプロのジョッキーとなる。早ければ2日に中山、阪神、小倉のいずれかで、勝負服に身をまとった4人が念願のデビューを果たす。
<模擬レース総合V>昨年の9月末から全11戦で行われた模擬レースの総合優勝を果たした原田敬伍君(17)は「優勝は嬉しいですが、2勝2着5回。もっと勝てたレースはあったので満足していません。もっとしっかり勉強して頑張りたい」と前向きな姿勢を見せた。
<アイルランド大使特別賞>成績優秀者に贈られるアイルランド大使特別賞を受賞した伴啓太君(19)は「賞に恥じないように頑張りたい。そのためにしっかりと準備をしたいです」と希望に胸を膨らませていた(サンスポ.com)

2/3■3日の京都競馬最終レース終了後、地方競馬から中央競馬への移籍の先駆者であり、JRAでG1レース22勝を含む通算1,111勝を挙げた安藤勝己騎手の引退式が、京都RCのウイナーズサークルで行われた。花束贈呈は「京都馬主協会 会長理事 大八木信行氏」「阪神馬主協会 名誉会長理事 近藤利一氏」「大和商事株式会社 相談役 大城正一氏」「日本調教師会会長 橋田満調教師」「日本騎手クラブ会長 武豊騎手」「日本騎手クラブ副会長 福永祐一騎手」と、親族・安藤光彰氏(兄)、安藤早哉香氏(長女)。【安藤勝己騎手のコメント】「JRAにきてから10年が経ちますが、本当に早かったです。たくさんの思い出がありますが、レースでは初めてG1レースを勝ったビリーヴの高松宮記念、馬ではダイワスカーレットやキングカメハメハなどが思い出に残っています。本当に強い馬に乗せてもらい感謝しています。家族もいろいろと応援してくれて、無事騎手生活を終えることができ感謝しています。ファンの方々には、本当に長い間声援を送っていただき、嬉しく思います。その声援に応えることができなくなったので、引退を決めました。今まで本当にありがとうございました」(JRAホームページより)

2/2■川崎競馬を運営する神奈川県川崎競馬組合は、静岡県浜松市内に会員制場外発売施設「ジョイホース浜松」を開設することを発表した。2月25日にオープンする予定の、静岡県内唯一の地方競馬場外発売所となる同施設では、南関東4競馬場の全レースのほか、東海地区をはじめとした全国の地方競馬の一部競走を楽しむことができる(keiba.go.jp)

2/2■金沢所属の平瀬城久騎手が、マレーシアで騎乗することになった。マレーシア国内には、競馬場が3カ所(ペラ、クアラルンプール、ペナン)あり、平瀬騎手は3カ所を転戦していく予定(keiba.go.jp)

1/31■本年度の第38回エリザベス女王杯から、同競走の英語名称が下記の通り変更されることになる。〈英語レース名〉旧:Queen Elizabeth II Commemorative Cup (G1) →新:Queen Elizabeth II Cup (G1) 【JRA報道室】同競走は、昭和50年にエリザベス女王陛下が来日したのを記念して設立された競走ですが、設立当時は英国連邦以外でエリザベス2世女王陛下の英語名称をそのまま競走名として使用することが認められていなかったため、同競走の英語名称については「来日記念」を意味する“Commemorative”という表現を使用していました。昨年度のエリザベス女王即位60年記念エリザベス女王杯の施行を通じてバッキンガム宮殿にお伺いしたところ、今般特別の許可をいただき英語名称を改定することになりました(競馬ブックweb)

1/31■川崎の今野忠成騎手(35)は、31日の川崎競馬第6競走をオースミストーン号(単勝1番人気)で優勝し、1994年10月15日のデビュー以来、16798戦目にして地方競馬通算2000勝を達成した。地方競馬では史上89人目、現役の地方競馬所属騎手では37人目の快挙となる(keiba.go.jp)

1/31■安藤勝己引退に騎手らがコメント【兄で元騎手の安藤光彰調教助手】「半年前から騎手免許の更新を行わないことは聞いていました。年齢的にも引き際だと思うね。今まで、よく頑張ったと思います」【武豊騎手】「安藤さんのファンでした。一緒に乗れなくなるのは寂しい。存在自体が別格で、何事にも動じない生き方は尊敬していました。安藤さんを見ていると自分が小さいと思えるほど。残念です」【岩田康誠騎手】「安藤さんの背中を見てきたし、その技術を目標にやってきた。開いた道は地方出身(騎手)の励みになったし、受け継いでいきたいと思います」【内田博幸騎手】「すごく度胸があって、ファンを魅了させる競馬ができた人。すごく勉強になりました。安藤さんのおかげで僕も中央で乗れるようになったわけですから、感謝しています」【佐々木竹見元騎手】「地方から中央へ行く道筋ができたのも彼のおかげ。地方競馬の騎手にとって、大きな役割を果たしてくれたと思う。でも、まだまだ乗れそうだし、少し寂しいね」【2004年日本ダービー馬キングカメハメハなどを依頼した松田国英調教師】「大きいレースできっちり結果を出す仕事人。超一流でした」(サンスポ.com)

1/30■安藤勝己騎手(52)が1月31日をもって騎手を引退することになった。2月3日京都競馬の最終レース終了後に引退式が行われる。中央での成績は6593戦1111勝。重賞81勝、うちG1・22勝。【安藤勝己騎手のコメント】「明日をもって騎手免許を返上し引退することにしました。体力的にはまだまだ自信はあるのですが、自分のイメージ通りの競馬が出来なくなってくる中で、競馬関係者やファンの皆さんの期待に応えることは難しいと思い、引退することにしました。また、1,111勝という並びの良い勝鞍で引退することに驚いていますし、そのような数字を記録して騎手生活を終わることができて嬉しく思います。これからのことは決まっていませんが、自分は競馬が大好きなので、競馬に携わっていきたいですし、競馬にとってプラスとなるようなことができればと思います」(JRAホームページより)

1/25■池添謙一騎手(33)が今春、フランスで騎乗することが24日、明らかになった。3/31産経大阪杯でオルフェーヴルに騎乗した後、2カ月ほど渡仏する予定。同馬とのコンビで10/6凱旋門賞制覇を目指して、腕を磨く。今年こそ、最強のパートナーと世界最高峰のステージに立ちたい。熱い思いが、池添騎手をフランスへ駆り立てた。「日本の競馬もありますし、フランスに行くかどうかかなり迷いましたが、自分ができることはやっておこうと。すべては、あの馬のためです」。24日朝、池添騎手が胸の内を明かした。あの馬とは、もちろんG1・5勝馬オルフェーヴル。デビューから主戦を務めていたが、昨秋の仏遠征では、凱旋門賞2勝の実績を持つクリストフ・スミヨン騎手(31)に乗り替わるという屈辱を味わった。同馬は今秋も凱旋門賞に再挑戦することが決まっていて、現時点では鞍上は未定。その座を射止めるべく、春はロンシャンで騎乗することを決めた。「ロンシャンでの経験という点が、乗り替わりの大きな要因だったと思う。フランスに行ったからといって凱旋門賞で乗れるとはかぎらないけど(行かずに)後悔したくない。自分がやれることをやるだけです」と、力を込める。産経大阪杯でオルフェーヴルに騎乗し、その翌週から2カ月ほど渡仏する。日本では4、5月はG1シーズンだけに、有力馬の依頼があればピンポイントで帰国する可能性もあるが、現地のエージェントを確保して、凱旋門賞の舞台となるロンシャンを拠点にキャリアを積む予定だ。「ロンシャンは乗り難しいコースだと思うし、しっかり経験を積んで勉強したい」。昨秋の悔しさを糧に、世界の舞台で腕を磨く。オルフェの手綱は、もう誰にも渡さないつもりだ(サンスポ.com)

1/25■ドバイ国際競走を目指すトレイルブレイザー(牡6、池江)が同じ前田幸治オーナーの所有馬ファリダット(牡8、松元)とともにドバイ遠征することになった。2頭は2月15日に出国し、トレイルはマクトゥームチャレンジラウンド3(3月9日、メイダン、G1、AW2000m)をステップに、3月30日のドバイワールドC(メイダン、G1、AW2000m)かドバイシーマクラシック(芝2410m)、デューティフリー(芝1800m)のいずれかに向かう。一方、ファリダットはドバイで2月28日の一般戦からマハブ・アルシマール(3月9日、メイダン、G3、AW1200m)と2走して、結果次第でワールドCと同日のゴールデンシャヒーン(AW1200m)に挑む。「前哨戦の2戦は、いい競馬ができると思う。結果が出ればG1へ」と松元調教師は語った。なお、鞍上はいずれも武豊騎手(サンスポ.com)

1/25■2月28日に、笠松RCにて行われる予定の地方全国交流競走「オッズパークグランプリ2013」の副賞として、ネオユニヴァース号の配合権利を贈られることが、岐阜県地方競馬組合、オッズ・パーク株式会社、社台スタリオンステーションより発表された(keiba.go.jp)

1/21■新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場で繋養されていたフラッシュオブスティール(牡、父クリス)が1月14日、老衰のため30歳で死亡した。同馬は1983年生まれの愛国産馬。現役時代は86年のG1愛2000ギニー、85年のG2ベレスフォードSなど愛英9戦5勝の成績を残した。87年に愛国で種牡馬入りし、日本では90年から供用開始。静内種馬場、九州種馬場で種牡馬生活を送り、2004年シーズンを最後に種牡馬を引退してからは那須種馬場へ移動。同種馬場が閉場した10年からは静内種馬場に戻り功労馬として余生を送っていた。主な産駒にG3小倉3歳Sを制したナガラフラッシュがいる。
また、かつてJBBA静内種馬場に繋養されていたジェネラス(牡、父カーリアン)が1月15日、愛国のスカーヴァハウススタッドにおいて25歳で死亡したことも分かった。同馬は88年生まれの愛国産馬。現役時代は91年にG1英ダービー、G1愛ダービー、G1キングジョージ六世&クイーンエリザベスSなど英仏愛11戦6勝の成績を収めた。92年に英国で種牡馬入りし、日本では96年から01年まで6シーズン供用。その後、ニュージーランドへ売却され、同スタッドには08年から繋養されていた。国内では父としてエリモハリアー(G3函館記念3回)を、母の父としてはガルボ(G3シンザン記念)やアドマイヤスバル(G3白山大賞典)を送り出した(競馬ブックweb)

1/21■21日、全国から選ばれた若手騎手による名物レース『第27回全日本新人王争覇戦』が、高知RCで行われた。全国から集まった10名が一生に一度の“新人王”の称号獲得を目指し、2戦に渡り激戦が繰り広げられた。第1戦は、杉原誠人騎手(JRA)が騎乗するレイナデアブリル(1人気)が、3番手追走から4コーナーで先頭に立つと、逃げ粘るサマーヴィクトリア騎乗の山下裕貴騎手(佐賀)を突き放し4馬身差の快勝。3着は後方追走から外目を追い上げたピントゥハティ騎乗の丸山真一騎手(名古屋)が確保。第2戦は、田中涼騎手(川崎)が騎乗するサクラスティンガー(6人気)が、好位追走から直線で抜け出し2馬身半差を付けてゴール。2着には後方グループを追走していた杉浦健太騎手(兵庫)騎乗のエイダイジャンプが大外から豪快に追い込み、3着には逃げたニューディケイド騎乗の嶋田純騎手(JRA)が粘りこんだ。総合優勝は、第1戦で1着、第2戦で7着と計24ポイントを獲得したJRA所属の杉原誠人騎手が栄えある“新人王”の称号を手にした。第2位には第2戦で勝利し23ポイントを獲得した川崎所属の田中涼騎手がわずか1ポイント差で涙をのんだ。第3位には2戦目で2着に食い込み19ポイントを獲得した兵庫所属の杉浦健太騎手が、それぞれ表彰台に上がった(keiba.go.jp)

1/21■高知の雑賀正光調教師が、20日の高知競馬第11競走をカオカオプリン号(単勝5番人気)で優勝し、1985年10月20日の初出走以来、13459戦目にして地方競馬通算2000勝を達成した(keiba.go.jp)

1/21■米国の表彰制度、第42回エクリプス賞の結果が19日(日本時間20日)に発表され、2012年の年度代表馬にはブリーダーズCマイルなどの覇者ワイズダン(ケンタッキー州産、米=C.ロプレスティ、セン6、父ワイズマンズフェリー)が選出された。昨年は6戦5勝2着1回、G1はブリーダーズCマイルなど3勝で、最優秀古牡馬、最優秀芝牡馬のタイトルも獲得した。芝のマイラーが米国年度代表馬になったのは初めて(サンスポ.com)

1/20■19日の若駒Sで2勝目を挙げた、リヤンドファミユが右後脚の管骨を骨折していることが明らかになった。サンデーサラブレッドクラブのホームページで発表されたもの。20日に栗東TCの診療所で手術を行う。全治は未定。同馬はドリームジャーニー・オルフェーヴルの全弟で注目を集め、12月9日の阪神での新馬戦では鼻差の2着惜敗したが、2戦目の未勝利戦(12月22日・阪神)で初勝利。3戦目の若駒Sを制して、クラシック戦線での飛躍が期待されただけに、無念のリタイアとなった(デイリー=netkeiba.com)

1/19■JRAは19日、現地時間3月30日、にUAEドバイ・メイダンRCで行われる「ドバイワールドCデー」各レースへ日本馬52頭が予備登録を行なったことを発表した。登録の詳細はこちら(JRAホームページより)

1/17■IFHA(国際競馬統括機関連盟)は16日、「2012年度ワールドサラブレッドランキング」を発表した。世界王者は2年連続で欧州年度代表馬となったフランケル(英)。無敗記録を「14」まで伸ばし、歴史的評価の140ポンドを獲得した。131ポンドの2位シリュスデゼーグル(仏)など、2004年のランキング創設以来、初めて4頭が130ポンド以上を得た。牝馬3冠とジャパンCを制したジェンティルドンナは122ポンド(世界31位タイ)で、歴代日本牝馬で2010年度に121ポンドだったブエナビスタを抜いた。3歳牝馬では世界1位。アローワンス(性別による負担重量差=4ポンド)を考慮すれば、125ポンドの牡馬アイルハブアナザー(米)を抜いて3歳トップとなる。JPNサラブレッドランキングも同日発表。4歳上芝は1位がオルフェーヴル(127ポンド、世界6位)。同ダートはスマートファルコン(118ポンド)、3歳は牡馬ゴールドシップ(124ポンド)が1位で、2歳は牡馬がロゴタイプ(113ポンド)、牝馬はローブティサージュ(108ポンド)が1位(サンスポ.com)

1/16■JRAは16日、美浦の佐藤全弘調教師(60)が1月20日をもって調教師を勇退することになったと発表した。同調教師は1987年に調教師免許を取得。16日現在JRA通算4559戦233勝。重賞3勝(JRAホームページより)

1/15■NARから「NARグランプリ2012」の表彰者が発表された。表彰式は2月7日(木)に行われる。各部門の表彰者と主な成績は以下の通り。
<最多勝利回数調教師> 雑賀正光(高知) 2年連続2回目 ※地方競馬年間最多勝利記録を更新する290勝
<最優秀賞金収得調教師賞> 川島正行(船橋) 2年ぶり3回目 ※5億5000万円強
<最優秀勝率調教師賞> 川西毅(名古屋) 3年ぶり2回目 勝率35.8%
<殊勲調教師賞> 該当なし
<最優秀勝利回数騎手賞> 戸崎圭太(大井) 4年連続4回目 ※389勝
<最優秀賞金収得騎手賞> 戸崎圭太(大井) 4年連続4回目 ※14億5000万円強
<最優秀勝率騎手賞> 赤岡修次(高知) 4年連続4回目 ※勝率30.8%
<優秀新人騎手賞> 阿部龍(道営) 4月~11月までに52勝
<優秀女性騎手賞> 該当なし
<ベストフェアプレイ賞> 赤岡修次(高知) 2年連続2回目
<特別賞> 岡崎準(福山)※地方競馬通算3000勝達成 山口勲(佐賀)※地方競馬通算3000勝達成 山中利夫(元騎手・金沢)※地方競馬騎手最高齢勝利記録(62歳)達成(netkeiba.com)

1/15■15日、NARは『NARグランプリ2012』の表彰馬、表彰者を発表し、2012年地方競馬の年度代表馬には、ラブミーチャン(牝6、笠松・柳江仁厩舎)を選出。2歳時の2009年以来となる2度目の年度代表馬の座を射止めた。同馬は、昨年10月に大井で行われた東京盃で、2009年全日本2歳優駿以来2年10カ月ぶりの交流重賞制覇を果たしたほか、6月の名古屋でら馬スプリントや、習志野きらっとスプリントでもそれぞれ連覇を達成。これを評価されて、「4歳以上最優秀牝馬」・「最優秀短距離馬」の部門でも併せて、トリプル受賞となった。その他の表彰馬については、「2歳最優秀牡馬」に全日本2歳優駿で、地方所属馬最先着の2着に入ったジェネラルグラント(牡3、船橋・出川克己厩舎)。「2歳最優秀牝馬」は、地元門別での交流重賞・エーデルワイス賞を優勝したほか、園田の交流重賞・兵庫ジュニアグランプリでも3着に入った、ハニーパイ(牝3、道営・角川秀樹厩舎)。「3歳最優秀牡馬」は、地元大井の交流重賞・ジャパンダートダービーで地方馬最先着となる3着としたアートサハラ(牡4、大井・荒山勝徳厩舎)。「4歳以上最優秀牡馬」は、川崎記念で3着、地元船橋でのかしわ記念で2着。8歳になっても「地方の雄」として堂々とその存在感を示し、惜しまれながらも昨年末で現役を引退、種牡馬入りを果たしたフリオーソ。「ばんえい最優秀馬」は、帯広記念、旭川記念、岩見沢記念といった、重賞レースで圧倒的な力を見せつけたカネサブラック(牡11、ばんえい・松井浩文厩舎)。「ダートグレード競走特別賞」は、2012年はかしわ記念、南部杯で交流G1・2勝のほか、帝王賞でも2着に入った、JRAのエスポワールシチー(牡8、栗東・安達昭夫厩舎)がそれぞれ選出されている(netkeiba.com)

1/15■昨年、14戦14勝の戦績を残して引退したフランケル(牡5、父ガリレオ)が、英国のハンデキャッパーによって“歴代最強馬”と認定された。昨年、フランケルが獲得したレーティングは140ポンド。1986年にダンシングブレーヴが獲得した141ポンドに1ポンド及ばなかったが、ハンデキャッパーが改めて過去のレーティングを精査し、数値の修正をした結果、ダンシングブレーヴのレーティングは138ポンドに下げられた。これにより、フランケルはダンシングブレーヴを2ポンド上回って“歴代最強馬”と認定されたことになる。このほか、シャーガー、エルグランセニョール、ジェネラスといった活躍馬のレーティングも下方修正された。後世になって数値を修正することに異論を唱える声もあるが、ハンデキャッパーの一人は「我々が長年にわたって懸念してきたことであり、いつかは議論する必要があった」と主張している。フランケルはG1・10勝を含む14戦14勝の戦績で今春から種牡馬入り。初年度から12万5000ポンド(約1720万円)という破格の種付け料が設定され、世界の注目を集めている(サンスポ.com)

1/15■日本軽種馬協会静内種馬場に繋養されていたフラッシュオブスティール(牡30、父Kris、母Spark of Fire)が14日、老衰のため死亡した。1986年にアイルランド2000ギニーを勝ったフラッシュオブスティールは89年に輸入され、翌90年から供用開始。種牡馬として重賞2勝馬ナガラフラッシュを送り出し、母の父としても朝日杯FS3着のテイエムリキサンを出している。2004年の種付けを最後に種牡馬を引退してからは、静内種馬場で静養していた(サンスポ.com)

1/15■JRAは15日、3人の新規調教師が3月1日付で開業すると発表した。このうち、美浦で開業する2人は平成25年度新規調教師免許試験の合格者で、昨年12月6日の合格からわずか3カ月弱で開業することになる。馬房数は決まっていない。開業するのは以下の3人。◎美浦=尾形和幸、和田雄二 ◎栗東=浜田多実雄(サンスポ.com)

1/15■14日の1回中山競馬5日目は降雪の影響で4Rで打ち切られ、消化できなかった5~12Rは続行競馬として21日(月)に同じ中山で代替開催される。メーン11R「京成杯G3」など特別レースはこの日、改めて登録が行われ、出馬投票もやり直して開催されるが、続行競馬が1週後に行われるのは初めてとなる。成人の日の14日、豪雪の余波は競馬にも及んだ。中山RCでは午前11時発走の3Rあたりから雨がみぞれに変わり、同30分発走の4R直前には吹雪となって視界が悪化。4Rは実施されたが、騎手や調教師らから「このままレースを続けるのは危険すぎる」という声が上がり、検量室の外には動向をうかがう関係者や報道陣でごった返した。同レースでゴールデンフロアー(14着)に騎乗した蛯名騎手は「レースが始まる5分くらい前までは大丈夫だと思ったが、そこから一気に(降って)きた。温度差が激しくゴーグルは曇るし、雪で前が全く見えない」と状況を説明。「交通機関の影響もあるし、競馬場に来てくれたファンも無事に返さないといけない」と中止を呼びかけた。その後、降雪の勢いは一段と強まり、JRAは「安全な競馬の実施が困難」と、正午に5R以降の競走の取り止めを決定した。競馬開催の中止は、台風の影響を受けた昨年9月30日の阪神競馬以来。降雪による中止は、2011年2月12日の小倉競馬以来となった。1日の予定レース(通常12レース)の半分を実施できず、開催を消化していないと見なされるため、JRAは午後1時30分、21日(月)に続行競馬として5R以降を同じ中山で代替開催することを発表。特別登録、出馬投票はやり直すが、番組や発走時刻の変更はなく、最初のレースとなる5Rは午後0時20分の発走となる。なお、同日のWIN5発売はない。続行競馬は11年2月14日の小倉開催(4~12Rを実施)以来で、従来は翌日か2日後に行われてきたが、今回は初めて1週後となった。これは3日間開催だったこと、中止決定の時刻が遅く、出馬投票をやり直すなどの時間的余裕がなかった点に加え、想定外の大雪でJRAが事前に対策会議を開いていなかったことも影響したとみられる。【払い戻し&返還】中山RCでは開催中止を受け、発売済みだった5R以降の馬券はすべて払戻しとなり、14日の各指定席券も中止決定後から午後5時までの間に、地下1階の発売所で返還された。一般入場料(200円)は返還されないが、来場者には正門前で1年間有効の非常用入場券(1回分)が配られた(サンスポ.com)

1/15■オルフェーヴルが上半期は海外遠征を見送り、3/31産経大阪杯から始動することが14日、分かった。3/30ドバイシーマクラシック(メイダン芝2410m)などのドバイ国際諸競走に出走プランもあったが、関係者が協議した結果、春は国内に専念する方針を決定。6/23宝塚記念を目標に、産経大阪杯から始動する。4/28天皇賞・春への出否は未定だが、順調にいけば宝塚記念でゴールドシップと対決が実現する。池江調教師は「ドバイも(産経大阪杯と)同じ3月下旬だが、若い頃と比べて使い減り、輸送減りするようになり、検疫もあるので日程的に厳しい。馬の方は放牧先でだいぶ回復してきているので、来月下旬か3月上旬に厩舎に戻したいと思います」と話した。秋は昨年2着に惜敗した10/6凱旋門賞に再挑戦することが決まっており、前哨戦は凱旋門賞と同コースの9/15フォワ賞が有力。同馬は昨年のJC2着後、有馬記念を自重し、現在は滋賀県のノーザンファームしがらきで調整している(サンスポ.com)

1/15■クリストフ・ルメール騎手(33)(仏)は14日、京都10Rをレッドオーヴァルで勝ち、JRA通算200勝を達成した。外国人騎手では、O.ペリエ騎手(379勝)、M.デムーロ騎手(320勝)に続く3人目の記録。2002年12月7日の初騎乗以来、1682戦目での到達で、JRA重賞はG1・4勝を含む12勝。「200勝を達成することは難しいと思っていましたし、長い道のりだったのでとてもうれしいです。日本のファンはいつも温かい声援を送ってくれるので感謝しています」と話した(サンスポ.com)

1/14■ミルコ・デムーロ騎手の弟で、日本でも短期免許での騎乗経験があるクリスチャン・デムーロ騎手(20)(伊)が13日、アメリカでの初勝利をマークした。ガルフストリームパークRCでホールディンバレッツに騎乗して1着になったデムーロ騎手は「これがアメリカでの初勝利で、とてもハッピーです。ガルフストリームはすごくいい競馬場だし、勝つチャンスを与えてくれたトレーナーに感謝したい」と喜びを口にした。同騎手はガルフストリームパークで6週間騎乗した後、日本で短期免許を取得する予定。ちなみに、ホールディンバレッツを管理するウェズリー・ワード調教師は、後藤浩輝騎手に米国での騎乗を勧め、バックアップしたことで知られている(サンスポ.com)

1/14■金字塔樹立だ! JRAの最多勝利記録を更新中の武豊騎手(43)が13日、京都競馬5R(3歳未勝利)でカレンケカリーナ(安田隆行厩舎)に騎乗して1着となり、JRA史上初の通算3500勝(地方、海外を除く)を達成した。天才騎手はそれでも歩みを止めることはなく「4000勝を目指します」と宣言した。デビューから27年目を迎えた天才が新たな勲章を手中にすると、薄曇りの淀のターフはファンの温かい拍手に包まれた。京都5R。武豊騎手が手綱を取ったカレンケカリーナは、2番手追走から直線で鮮やかに抜け出した。通算1万7512戦目で前人未到の3500勝達成だ。「少しお待たせしましたが、3500勝を達成できてよかったです。いいスタートが切れて、理想的なレースができました」ウイナーズサークルでお立ち台に上がったユタカが、頬を緩めた。2007年7月に岡部幸雄元騎手が持っていたJRA通算最多勝利記録を更新する2944勝をマーク。今回のメモリアルVは王手をかけてから13戦目で成し遂げた。「いずれできると思っていましたが、単勝オッズを見たら人気(単勝1.6倍)になっていて…。早くしないといろんな方に迷惑がかかると思っていました」とホッとした表情を浮かべた。海外での109勝、地方での171勝を加えれば計3780勝になる。デビューした1987年に当時の新人最多勝記録を塗り替える69勝をあげ、2003年からは3年連続で200勝。リーディングジョッキー(年間最多勝利)の座が定位置だった人気騎手も、ここ数年はもがいている。10年春に落馬で左鎖骨を骨折し、約4カ月の戦線離脱。勝利数も昨年は自己ワーストの56勝にとどまった。「けがで厳しい状況になったのは誰よりも僕自身が気付いている。なかなか打破できないけど、あきらめることなく頑張りたい」ただ昨年11月、マイルCSでは、サダムパテックで2年ぶりのG1制覇。輝きを取り戻した。「3000勝から時間がかかりましたが、またペースアップしていきたい。ひとつずつ積み重ねて、4000勝を目指します」競馬界を牽引してきたヒーローは、ひたすら前を向く。ちなみに世界の最多勝記録はブラジルとアルゼンチンを拠点に騎乗するジョルジ・リカルド騎手(51)が1万1872勝で現在も更新中。米国のラッセル・ベイズ騎手(54)が1万1824勝で続いている(いずれも12日時点)。日本では川崎競馬の“鉄人”佐々木竹見騎手(71)(2001年引退)が記録した、地方と中央を合わせた7153勝がトップ(サンスポ.com)

1/■伊藤工真騎手(22)(美浦)が12日、今年から導入された降着・失格の新基準で、初めての騎乗停止処分となった。同騎手は京都10Rでマイネルディーン(2位入線)に騎乗して、最後の直線で外側に斜行。カワキタフウジン(5位入線)を外へと張り出し、走行を妨害した。新基準では『走行妨害がなければ被害馬が加害馬に先着していた』と見なされない限り、降着にはならない。今回は“斜行がなくてもカワキタはマイネルに先着できなかった”と判断され、審議ランプを点灯せずに、着順通りに確定した。一方、伊藤騎手の騎乗にはペナルティーが科せられ、19日から2月3日まで開催日6日間の騎乗停止となっている(サンスポ.com)

1/12■シンザン記念を制したエーシントップに英国・ロイヤルアスコット開催で行われるセントジェームズパレスS(6月18日、アスコット、G1、芝8F)の招待状が届いたことが11日、分かった。今後は3/17スプリングSでマイル以上の距離を試すプランもあったが、4/6ニュージーランドTから5/5NHKマイルCに向かい、結果などを考慮して遠征するかどうかを判断する。西園調教師は「遠征にはリスクもあるので出否は未定ですが、春はマイル路線に行きます」と話した。セントジェームズパレスSは欧州の3歳牡馬マイル王決定戦で、一昨年にはグランプリボスが出走。8着に敗れている(サンスポ.com)

1/12■昨年の菊花賞2着馬スカイディグニティが右前肢に屈腱炎を発症していることが11日、分かった。GIサラブレッドクラブのホームページによると、有馬記念5着後は短期放牧を挟み、AJCCに向けて乗り込まれていたが、10日の運動後に右前脚のひざ裏部分にわずかな腫れと熱感の症状が見られ、11日に検査したところ、屈腱炎が判明した。全治には9カ月かかる見込みで、同日夕に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出された。まだ4歳と若く、治療に専念して復帰を目指す(サンスポ.com)

1/10■3月のドバイ国際諸競走に登録しているトレイルブレイザーが来月中旬にもUAEへ向かい、マクトゥームチャレンジラウンド3(3月1日、メイダン、G1、AW2000m)に出走することになった。同馬は現在、厩舎で調整中で、池江調教師は「レースでタペタの適性をみて、ドバイWCへ向かうか、デューティフリーかシーマCへ向かうか判断したい」と語った。鞍上は武豊騎手の予定(サンスポ.com)

1/10■JRAは9日、2012年度のJRA賞馬事文化賞および功労賞受賞者のコメントを発表した。◆【馬事文化賞・NHKメディアテクノロジー経営主幹の智片通博氏】「人と馬が織りなす日本古来の伝統行事を3カ月かけて取材したもので震災復興への足がかりにもなればと念じています」◆【同・平成24年度相馬野馬追執行委員長(南相馬市長)桜井勝延氏】「歴史と伝統ある相馬野馬追を絶やすことなく、関係者一同日々鍛錬するとともに当地方の復興へ向け尽力してまいります」◆【功労賞・法華津(ほけつ)寛氏】「12歳の夏に馬に乗り始めてから約60年間、幸いにも東京、北京、ロンドンと3回のオリンピックに出ることができました。この60年間をご評価いただいての受賞と受け止め、非常に感激いたしております」(サンスポ.com)

1/10■9日、園田5Rを、フレグランスローズで勝った田中学騎手(39歳、兵庫・田中道夫厩舎所属)は、1993年4月1日のデビューから19年と約9カ月、16179戦目で地方競馬通算2500勝を達成した。兵庫所属では、有馬澄男・川原正一・木村健に続いて現役4人目の快挙となる(netkeiba.com)

1/8■2012年度のJRA賞が8日発表され、年度代表馬にジェンティルドンナ(石坂正)が選出された。同馬は全289票中256票を集め、2位のゴールドシップ(21票)に大差をつけた。同馬は馬主は(有)サンデーレーシング、生産者はノーザンファーム。昨年は牝馬3冠を制し、ジャパンCで古馬を撃破しG1・4勝を挙げたほか、シンザン記念とローズSを勝ち、7戦6勝の好成績を収めた。父ディープインパクトも05年、06年に年度代表馬となっており、トウショウボーイ(1976年)-ミスターシービー(83年)、シンボリルドルフ(84、85年)-トウカイテイオー(91年)に続く史上3組目の父子2代にわたる受賞となった。牝馬の年度代表馬選出は10年のブエナビスタ以来5頭目で、のべ6度目(ウオッカが08年、09年と2度受賞)。馬主の(有)サンデーレーシングは10年のブエナビスタ、11年のオルフェーヴルに続く3年連続の年度代表馬輩出となった(サンスポ.com)

1/8■ゲイリー・スティーヴンス騎手(49)が6日(日本時間7日)、ロサンゼルス近郊にあるサンタアニタRCのレースで約7年ぶりに現役に復帰し、3着だった。6R4歳上一般戦(芝8F、7頭)のみの騎乗ながら、3番人気ジェブリカとコンビを組み、1着からクビ+ハナ差という惜しい結果で場内を沸かせた。米国3冠レースを8勝、ブリーダーズCを8勝、ジャパンCも1991年にゴールデンフェザントで制している歴史的名手は、ひざの故障などを理由に99年のシーズン終了後、2005年終盤と2度引退を表明した経緯がある。日本では制度上、一度引退した騎手の復帰は非常に難しいが、米国ではこれまでも女性騎手のジュリー・クローンらの例がある(サンスポ.com)

1/7■TCKは1月9日から1月13日の日程で、友好提携を結んでいるサンタアニタRCを中心に調教師の研修を実施する。今年派遣されるのは、2008年12月に厩舎を開業した米田英世調教師。今回が初の米国渡航となる米田調教師は、「できる限り多くのことを吸収したい。研修をとても楽しみにしている」とコメントしている(netkeiba.com)

1/7■ブエナビスタ(牝7)が今春、昨年に続いてキングカメハメハと交配することが6日、分かった。昨年2月にも同馬と交配して一度は受胎したものの、流産していた(サンスポ.com)

1/6■6日の京都競馬は、5Rエーシンハクリュー、6Rエーシンレンジャー、7Rエーシングリズリー、8Rエーシングングンが勝ち、(株)栄進堂の所有馬が4レース連続で制した。同一馬主所有馬による4連勝はJRA史上初。さらに11Rのシンザン記念もエーシントップが勝ち、同一競馬場での同一馬主所有馬による1日5勝となった。これは2004年8月14日に札幌RCで記録した(有)サンデーレーシングに並ぶ最多タイ記録(サンスポ.com)

1/6■世界のトップジョッキーとして活躍した米国のゲイリー・スティーヴンス(49)が6日(日本時間7日)、約7年ぶりに復帰する。騎乗するのはサンタアニタRC(ロサンゼルス近郊)の6R4歳上一般戦(芝8f、8頭)のジェブリカ(セン5)。スティーヴンスは英国、フランスを拠点にした時期もあったが、キャリアの大半を世界で最もジョッキーの層が厚いと評判の南カリフォルニアで積んできた。2003年に公開された映画「シービスケット」では、主役のライバル役を演じて話題になった。3冠レースを8勝、ブリーダーズCを8勝など歴史的な活躍をし、ジャパンCも1991年にゴールデンフェザントで制覇。99年のシーズン後、ヒザの故障を理由に引退したが、2000年秋に復帰。05年終盤には減量の問題などで2度目の引退を表明したが、また復帰することになった(サンスポ.com)

1/5■中山7Rをカネトシミントで勝利した蛯名正義騎手は、JRA通算2112勝目を挙げた。これは、河内洋元騎手の持つJRA通算2111勝の記録を更新するJRA史上第4位の記録。~蛯名騎手のコメント~「とても嬉しいですが、まだ上には素晴らしい人たちがいるので、追いつけるよう、僕なりにコツコツと頑張っていきたいと思います」(netkeiba.com)

1/5■香港スプリントを制し現在は放牧中のロードカナロアが、3/30ドバイゴールデンシャヒーンに登録したことを安田調教師が明かした。有馬記念4着のエイシンフラッシュも藤原英昭調教師が「登録した」と話し、ドバイ国際競走のいずれかを視野に入れている。東京大賞典を勝ちのローマンレジェンドの次走は未定だが、フラッシュとともに4日に宮城県の山元TCへ放牧に出た。全日本2歳優駿3着のアップトゥデイトもUAEダービーに登録する予定。佐々木晶三調教師は「前走はカラ馬に邪魔された。夢なので登録はする」と話した(デイリー=netkeiba.com)

1/3■昨年のクラシック牡馬2冠&有馬記念馬のゴールドシップのローテについて2日、須貝調教師が現時点でのプランを明かした。「とりあえずは3/17阪神大賞典から4/28天皇賞、それから6/23宝塚記念だね。これを目安にして仕上げていきたいと思う」。予定通りなら、3戦目の宝塚記念でオルフェーヴルと初めて対戦する可能性は十分。父ステイゴールド×母父メジロマックイーンの“黄金配合”同士による、ファン待望のドリームマッチが実現する。馬場開きの2日は早速、栗東坂路を軽快なキャンターで駆け上がった。4日には滋賀県の吉澤ステーブルWESTへ放牧に出される予定となっている。「使ったあとの状態もいいね。1カ月前には持ってくる(栗東TCに戻す)つもり」と指揮官。牡馬最強の座を奪取し、新・芦毛伝説を不動のものにする(デイリー=netkeiba.com)


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