ホースレーシング・トピックス(過去ログ)

2010年--------------------------------------------------------------
12/30■日本競馬で初めて、白毛馬による重賞制覇を果たしたユキチャン(川崎・山崎尋美、牝5、父クロフネ)が28日、競走馬登録を抹消された。5月の川崎マイラーズ(9着)以降、北海道安平町のノーザンファームで休養していたが、脚元の回復具合が思わしくないため引退、繁殖入りすることになった。母シラユキヒメから白毛を受け継いだユキチャンは、07年にJRAの後藤由之厩舎からデビュー。08年6月の交流G2関東オークス(川崎)では武豊騎手を背に、8馬身差の圧勝劇を演じ、白毛馬として初の重賞勝ちを飾った。秋には秋華賞(17着)にも出走。白毛馬として初めてG1の舞台にも立った。その後、09年6月のマリーンC(6着)を最後に、川崎の山崎尋美厩舎に移籍。南関東所属として5戦を消化し、09年の交流G3クイーン賞、10年の交流G3・TCK女王盃を制した。通算成績は17戦5勝。「今までにない素晴らしい体験をさせてもらい心から感謝しています。『ユキチャンのつよかわいさ』を受け継ぐ素晴らしい子供を生んでもらいたいですね」と山崎調教師は別れを惜しんだ(サンスポ.com)

12/28■岩手競馬の城地藤男調教師(70歳)(定年)と小野寺敏調教師(65歳)(体調等の理由)が12月31日付で引退する(netkeiba.com)

12/28■マルカシェンク(牡7)が現役生活を引退し、北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬となることが決まった。同馬は父サンデーサイレンス、母は99年伊1000ギニー(伊G2)の勝ち馬シェンク(その父Zafonic)。半妹にザレマ(父ダンスインザダーク、09年京王杯AH)がいる血統。5日のジャパンCダート(10着)が最後のレースになった。通算成績は35戦5勝(重賞2勝)。24日午後、同スタリオンに到着し、来春からの種付けに備えている(netkeiba.com)

12/27■JRAは27日、高野容輔騎手(27、栗東・フリー)、郷原洋司騎手(38、美浦・フリー)、小林久晃騎手(35、美浦・菊川正達厩舎)が、31日をもって騎手を引退すると発表した。高野容輔(こうの・ようすけ)騎手は2002年3月にデビュー。今年の中山グランドジャンプをメルシーモンサンで制すなど、27日現在のJRA通算成績は、1456戦50勝(うち障害276戦14勝、重賞2勝)。引退後は吉岡八郎厩舎で調教助手となる予定。郷原洋司(ごうはら・ひろし)騎手は1991年3月にデビュー。2003年のフローラSをシンコールビーで制すなど、27日現在のJRA通算成績は、7265戦281勝(うち重賞2勝)。引退後は土田稔厩舎で調教助手となる予定。小林久晃(こばやし・ひさあき)騎手は1994年3月にデビュー。27日現在のJRA通算成績は、3025戦154勝。引退後は菊川正達厩舎で調教助手となる予定(netkeiba.com)

12/26■今年初年度産駒がデビューした種牡馬ディープインパクト(牡8)が、通算41勝・獲得賞金537,043,000円を記録し、2歳リーディングサイヤーに輝いた。また、同馬は父サンデーサイレンスが94年に記録したファーストシーズン(新種牡馬初年度産駒1年目の成績)最多勝利30勝、最多獲得賞金490,625,000円も更新している(netkeiba.com)

12/26■26日、阪神RCで行われた2R・2歳未勝利(ダ1800m)で、タマモダイナミックに騎乗し1着となった幸英明騎手がJRA史上初となる年間1000回騎乗を達成した。幸騎手は18日の阪神8Rで騎乗数が976回となり、JRA年間最多勝記録を更新していた。なお、26日はさらに8レースに騎乗し、最終的に年間騎乗数を1008回まで伸ばしている。【幸英明騎手のコメント】「今まで誰も達成していないのでとても嬉しいです。1カ月くらい前から意識していました。体力作りをしながら、乗り馬をたくさん乗ろうと思っていました。今年は去年と比べても良い成績をおさめられました。来年は今年よりもたくさん乗って、たくさん勝てたら良いと思います」(netkeiba.com)

12/26■大井所属の的場直之騎手は、調教師免許試験に合格したため12月31日付で現役を引退し、平成23年1月1日付で調教師に転身する。的場直之騎手は、昭和52年6月27日生まれ、佐賀県出身、16年間の騎手生活で通算5597戦339勝(12月23日現在)(netkeiba.com)

12/20■美浦に高柳瑞樹厩舎が21日付で開業する。小林常泰調教師の勇退に伴い、6頭が転厩する(デイリー=netkeiba.com)

12/19■幸英明騎手が18日、JRAでの年間最多騎乗数の新記録を達成した。阪神8R(ドリームマジシャン4着)で、今年のJRAでの騎乗数が976回となり、昨年に内田博幸騎手がマークした975回を更新した。幸はその後3鞍に騎乗し、19日は中山で10鞍に騎乗予定。予定通り騎乗すれば989回となり、今年は残り2日騎乗機会があるため、大台の1000回に達しそうだ。「オーナーや関係者のみなさんに、多くの馬に乗せてもらったおかげだと感謝しています。自身の体のケアも万全にして、これからも頑張っていきます」と話した(サンスポ.com)

12/17■中山馬主協会が中山馬主協会賞を制定。第1回受賞者はNHKテレビドラマ「チャンス」の主演女優・藤原紀香に決定した。授賞式は22日の「有馬記念プレミアム・レセプションパーティー」で行われる(デイリー=netkeiba.com)

12/17■JRAは17日、金折知則騎手(33、栗東・松元茂樹厩舎)、菊地昇吾騎手(35、栗東・本田優厩舎)、北村浩平騎手(26、栗東・須貝尚介厩舎)、生野賢一騎手(26、栗東・音無秀孝厩舎)、田島裕和騎手(44、栗東・藤沢則雄厩舎)、仲田雅興騎手(32、栗東・藤岡健一厩舎)、船曳文士騎手(24、栗東・藤原英昭厩舎)、柄崎将寿騎手(27、美浦・フリー)が、20日(月)をもって騎手を引退すると発表した。いずれも調教助手に転身予定(netkeiba.com)

12/17■社台スタリオンステーションは12月16日付で、2011年度の種付料を発表した。初年度産駒が好調なディープインパクトは1000万円、チャンピオンサイアーの座を確実なものとしているキングカメハメハは500万円に設定された。なお、フリーリターン特約はホワイトマズル、ヴィクトリー、サッカーボーイ、トウカイテイオーを除く25頭に適用される。2011年度の繋養種牡馬と種付料は以下の通り。(※記載のない限り、8月31日受胎確認後、9月15日期日支払い)
ヴァーミリアン(牡8、エルコンドルパサー)50万円 ※新種牡馬
カンパニー(牡9、ミラクルアドマイヤ)10年度80万円→11年度50万円
キングカメハメハ(牡9、Kingmambo)400万円→500万円 ※種付時全額支払、不受胎時全額返還
クロフネ(牡12、フレンチデピュティ)300万円→300万円
サクラバクシンオー(牡21、サクラユタカオー)250万円→200万円
ジャングルポケット(牡12、トニービン)300万円→250万円
シンボリクリスエス(牡11、Kris S.)350万円→300万円
スペシャルウィーク(牡15、サンデーサイレンス)400万円→300万円
ゼンノロブロイ(牡10、サンデーサイレンス)350万円→500万円 ※種付時全額支払、不受胎時全額返還
ダイワメジャー(牡9、サンデーサイレンス)400万円→400万円
タニノギムレット(牡11、ブライアンズタイム)200万円→150万円
ダンスインザダーク(牡17、サンデーサイレンス)200万円→150万円
チチカステナンゴ(牡12、Smadoun)250万円→200万円
ディープインパクト(牡8、サンデーサイレンス)900万円→1000万円 ※種付時全額支払、不受胎時全額返還
デュランダル(牡11、サンデーサイレンス)200万円→100万円
ネオユニヴァース(牡10、サンデーサイレンス)500万円→400万円
ハービンジャー(牡4、Dansili)400万円 ※新種牡馬
ハーツクライ(牡9、サンデーサイレンス)300万円→400万円
ファルブラヴ(牡12、Fairy King)100万円→50万円
フジキセキ(牡18、サンデーサイレンス)350万円→350万円
フレンチデピュティ(牡18、Deputy Minister)300万円→200万円
ホワイトマズル(牡20、ダンシングブレーヴ)80万円→50万円
マンハッタンカフェ(牡12、サンデーサイレンス)600万円→500万円 ※種付時全額支払、不受胎時全額返還
メイショウサムソン(牡7、オペラハウス)200万円→200万円
リンカーン(牡10、サンデーサイレンス)80万円→50万円
ヴィクトリー(牡6、ブライアンズタイム)Private
サッカーボーイ(牡25、ディクタス)Private
トウカイテイオー(牡22、シンボリルドルフ)Private  (netkeiba.com)

12/16■16日、荒尾RCで「レディースジョッキーズシリーズ(LJS)2010」の第3(最終)ラウンドが行われた。第5戦「トータリゼータ杯アフロディテ賞」(ダ1400m)は岩永千明騎手(荒尾)が優勝、池本徳子騎手(福山)が2着、皆川麻由美騎手(岩手)が3着。第6戦「富士通フロンテック杯ニケ賞」(ダ1500m)は岩永騎手が優勝、平山真希騎手(浦和)が2着、増沢由貴子騎手(JRA)が3着。この結果、地元・荒尾で2連勝を飾った岩永騎手が、2ラウンド終了時の20ポイント差6位から大逆転の総合優勝を果たした。岩永騎手は05年(当時は全日本レディース招待競走)以来となる総合優勝を果たした。【岩永騎手のコメント】「優勝は、涙が出るくらい嬉しいです。ゴール前では、声援がたくさん聞こえて、ファンの皆さんに支えられていることを強く感じました。騎手である以上勝つことはうれしいし、騎手になって良かったです。これからも頑張りますので、応援をよろしくお願いします」なお、第1・第2ラウンドを欠場していた高知の森井美香騎手は第3ラウンドも欠場となっている。最終結果は以下の通り。
(1)岩永千明(荒尾)…77P (2)池本徳子(福山)…70P (3)皆川麻由美(岩手)…69P (4)別府真衣(高知)…67P (5)平山真希(浦和)…66P (6)山本茜(愛知)…60P (7)笹木美典(道営)…50P (8)宮下瞳(愛知)…42P (9)増沢由貴子(JRA)…39P (netkeiba.com)

12/15■阪神JFで4着に敗れたアヴェンチュラが骨折していたことが15日、判明した。角居調教師は「右前第3手根骨の骨折。全治6カ月なので、春のクラシックは厳しいと思う」と話した。札幌2歳Sでは2着、オークス馬トールポピーの全妹でもあり、春のG1戦線でも期待が寄せられていただけに無念のリタイア。近日中に放牧へ出される予定(デイリー=netkeiba.com)

12/15■14日、NARより2011年1~12月(地方のみ2012年1~3月も併せて格付け)における中央・地方ダートグレード競走の格付けが発表された。2011年は52競走(うちG:16、Jpn:36)が実施され、全体の競走数は10年の51競走と比べて1競走増となる。なお、まだ決まっていない競走の日程・賞金等詳しい内容は、後日発表される。
【新たに格付けされたもの】レパードS G外→G3
【新たに国際競走となったもの】東京大賞典 国際G1
【格の変更】さきたま杯 Jpn3→Jpn2
【実施場・距離等の変更】プロキオンS 阪神→京都、JBCスプリント 船橋1000→大井1200、JBCクラシック 船橋1800→大井2000
【新たに交流競走として実施するもの】オーバルスプリント(9/8浦和1400、3歳上)、レディスプレリュード(旧:TCKディスタフ)(9/29大井1800、3歳上牝)、JBCレディスクラシック(新設)(11/3大井1800、3歳上牝)※これらの競走はレーティング等の内容評価に基づいて、今後の格付け取得を目指す(netkeiba.com)

12/15■12日に香港マイルに出走したエーシンフォワードが14日関空に到着し、輸入検疫のため、兵庫県の三木ホースランドパークに入厩した(JRAホームページより)

12/14■12日に香港ヴァーズに出走したジャガーメイルが14日成田APに到着し、輸入検疫のため、白井の競馬学校に入厩した(JRAホームページより)

12/12■現地時間12日、香港・シャティンRCで行われた香港C(3歳上、香G1・芝2000m、13頭立て)は、R.ムーア騎手騎乗のスノーフェアリー Snow Fairyが、イリアン Irianにクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分02秒96。さらに勝ち馬から1馬身3/4差の3着にはパッキングウィナー Packing Winnerが入った。スノーフェアリーは4馬身差で快勝した前走のエリザベス女王杯に続くG1勝利。牡馬混合のG1は初制覇となった(netkeiba.com)

12/12■現地時間12日、香港・シャティンRCで行われた香港マイル(3歳上、香G1・芝1600m、13頭立て)に、日本からエーシンフォワードが岩田康誠騎手騎乗で出走。道中は中団を追走し、4角で一旦後方に下げると直線では盛り返したものの先頭には僅かに届かず、勝ち馬から1馬身1/2差の4着(ラジサマン Rajsamanと同着)に敗れた。勝ったのはG.モッセ騎手騎乗のビューティーフラッシュ Beauty Flashで、勝ちタイムは1分34秒79。3/4馬身差の2着にロイヤルベンチ Royal Bench、勝ち馬から1馬身1/4差の3着にはサプレザ Sahpresaが入った。ビューティーフラッシュは父Golan、母Wychwood Rose(その父Volksraad)の5歳セン馬。地元A.クルーズ厩舎所属で、今年の香港クラシックマイル(香LG1)を勝っている(netkeiba.com)

12/12■現地時間12日、香港・シャティンRCで行われた香港ヴァーズ(3歳上、香G1・芝2400m、13頭立て)に、日本からジャガーメイルがC.ウィリアムズ騎手騎乗で出走。道中は後方を追走し、直線では最内を突いて伸びたが先頭争いに加わることはできず4着に敗れ、一昨年の3着、昨年の4着に続く3度目の挑戦を勝利で飾ることはできなかった。勝ったのはL.デットーリ騎手騎乗のマスタリー Masteryで、勝ちタイムは2分27秒69。2馬身1/2差の2着にレッドウッド Redwood、クビ差の3着にはアメリケイン Americainが入った。マスタリーは父Sulamani、母Moyesii(その父Diesis)の牡4歳馬、UAEのS.ビン・スルール厩舎所属(netkeiba.com)

12/12■現地時間12日、香港・シャティンRCで行われた香港スプリント(3歳上、香G1・芝1200m、14頭立て)は、P.ストライダム騎手騎乗のジェイジェイザジェットプレーン J J The Jet Planeが、ロケットマン Rocket Manに短頭差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分08秒84。さらに3/4馬身差の3着にはセイクリッドキングダム Sacred Kingdomが入った。このレースへの日本馬の出走はなかったが、スプリンターズSを制したウルトラファンタジー Ultra Fantasyが出走し、勝ち馬から8馬身1/4差の最下位14着に大敗している。ジェイジェイザジェットプレーンは父Jet Master、母Majestic Guest(その父Northern Guest)の6歳セン馬、南アのM.ホウダラキス厩舎所属(netkeiba.com)

12/10■地方競馬総合情報サイト「オッズパーク」を運営するオッズ・パーク株式会社は、「オッズパークLOTO」において、五重勝式をランダム投票で実施している競馬場のうち、ばんえい帯広競馬、岩手競馬(盛岡・水沢)、笠松競馬、福山競馬の投票方法が、セレクト投票に変更となることを発表した。変更日は下記のとおり。【セレクト投票への変更日】2010年12月25日(土)の開催から変更:ばんえい帯広競馬、岩手競馬(盛岡・水沢)、福山競馬 2010年12月28日(火)の開催から変更:笠松競馬(keiba.go.jp)

12/10■来年の「グローバルスプリントチャレンジ」における変更点が発表された。(1)新たにシンガポールの「クリスフライヤーインターナショナルスプリント」(国際G1)が加わる。(2)日本においては「セントウルS」に代わって「高松宮記念」がシリーズ構成競走となる。これにより、同シリーズは全9競走(すべて国際G1)で行われることになる。(3)100万米ドルボーナス獲得条件が変更される。2010年は4つの開催国のうち3カ国(所属地域も可)でG1レースを優勝することが条件とされていたが、2011年は5つの開催国のうち所属地域を除く3カ国で優勝することが条件となる。(4)シリーズチャンピオン制度が廃止される(JRAホームページより)

12/9■JRAは2011年度の調教師免許試験新規合格者7名を発表した。現役騎手の小野次郎騎手が含まれる。【美浦】大和田成(おおわだ・なる/父は大和田稔調教師)、小野次郎(おの・じろう/現役騎手)、木村哲也(きむら・てつや)、栗田徹(くりた・とおる/父は栗田博憲調教師)【栗東】今野貞一(こんの・ていいち)、高橋義忠(たかはし・よしただ/父は高橋成忠調教師)、吉村圭司(よしむら・けいじ)(JRAホームページより)

12/9■有馬記念ファン投票の最終結果が発表された。ブエナビスタが第1回中間発表からずっと1位をキープした。(1)ブエナビスタ111,323票 (2)ローズキングダム85,733 (3)アパパネ76,197 (4)ドリームジャーニー72,133 (5)ナカヤマフェスタ71,466 (6)ヴィクトワールピサ64,271 (7)オウケンブルースリ63,725 (8)ペルーサ56,141 (9)エイシンフラッシュ54,449 (10)ジャガーメイル42,914。以下ロジユニヴァース、レッドディザイア、アーネストリー、メイショウベルーガ、シンゲン、フォゲッタブル、エアシェイディ、マイネルキッツ、キャプテントゥーレ、リーチザクラウン(JRAホームページより)

12/9■海外からの招待騎手と香港代表の騎手12人が、計4競走の点数で優勝を競う「インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ」が8日夜、ハッピーバレーRCのナイターで開催され、日本から参戦した内田博幸騎手は5位だった。得点は1着12点、2着6点、3着4点、4着以下が0点。内田は第1戦の3R4着、第2戦の4R3着、第3戦の6R6着、第4戦の7R3着で、計8点を獲得した。優勝は第1戦の3R、第4戦の7Rで2勝を挙げたイギリスのライアン・ムーア騎手(27)で、先月27日のWSJS優勝に続き、香港でも王者となった(サンスポ.com)

12/8■JRAホームページ(PC版・携帯版)の機能が強化された。PC版には、「競走馬情報」に馬名の意味、母馬の産駒一覧などが追加された。携帯版では「競走馬検索」が可能となり、競走馬の全出走履歴が閲覧可能となった(JRAホームページより)

12/8■8日、船橋RCで行われた4R・C2六七(ダ1200m)において、スパーナルフィリーのフライングによりカンパイとなったものの、発走委員のカンパイの合図が遅れたため、全馬が競走を続行、入線した。これにより全馬が競走能力を喪失したものと認められ、全馬が競走除外となった。なお、レースは不成立となったため勝馬投票券はすべて返還される(netkeiba.com)

12/8■5日のJCダートで14着に敗れたヴァーミリアンの引退が決まった。7日、石坂正調教師が明らかにした。今後は社台スタリオンステーション(北海道安平町)で種牡馬となる。石坂調教師は「これまで本当によく頑張ってくれた。東京大賞典も考えたが、前走の内容などを見て引退が決まった」と語った。長い間ダート界を引っ張ってきた。手にしたG1タイトルは歴代最多の9勝。通算34戦15勝で、総収得賞金は11億円を超えた。中央では07年JCダート、08年フェブラリーSを勝ち、地方では07~09年にJBCクラシック3連覇の偉業を達成。ドバイワールドCにも2度挑戦した。8歳を迎えた今年も1月の川崎記念でレコード勝ちし、4年連続統一G1勝利を手にするなど元気だったが、6月の帝王賞9着、JCダート14着と徐々に衰えを隠せなくなっていた(日刊スポーツ・コム)

12/7■TCKは7日、JBC実行委員会の決定を受け、2011年11月3日(木・祝)のJBC競走実施日に牝馬ダート競走の最高峰「JBCレディスクラシック」を行うと発表した。現行のJBCクラシック・スプリントを含む計3カテゴリーのJBC競走を1日に実施するのは史上初のこと。これに伴い、現在地方交流競走として実施している「TCKディスタフ」競走は発展的に解消し、JRAも含めた新たな交流競走として、JBCレディスクラシックのトライアルレースとなる。「第1回JBCレディスクラシック」は、3歳以上牝馬、ダ1800m、1着賞金4000万円の予定。レース名を含め新競走の詳細については、現在調整中(TCKリリース=keiba.go.jpより)

12/6■5日16:41に成田APを発ったジャガーメイルは、同日20:25(現地時間21:25)に香港AP着、同日現地時間22:55にシャティンRCに到着した(JRAホームページより)

12/6■JRAは5日、5つの対象レースの勝馬を予想する5重勝単勝式の発売開始が2011年4月となること、および、新投票方式の愛称が「WIN5(ウイン ファイブ)」に決まったことを発表した。注目の第1回「WIN5」の対象レースは4月24日(日)に開催。前日の夜間発売からインターネット投票で購入が可能となる。概要は以下のとおり。
【愛称】WIN5(ウイン ファイブ)
【発売方法】インターネット投票(電話投票会員によるIPAT方式での投票)
【WIN5の対象レース】2011年4月24日(日)以降、原則毎週日曜日に施行する5つのレース。対象レースは発売要項で指定。導入当初は原則として次のとおり設定する予定。開催しているすべての競馬場を対象に、WIN5の最後(5つ目)のレースを、各競馬場メインレースのうち発走予定時刻の最も遅いレース(通常15:40~15:45発走)とし、そのレースから遡って5レースの設定とする。
【発売日・時間】WIN5対象レース施行日の前日夜間発売(通常土曜日19:30)~当日の最初の対象レース発走時刻の10分前
【発売単位】100円
【票数の集計】「コンピューターにランダムに選択させる方式」と「お客様が選択する方式」の発売票数を合算したうえで、払戻金を算出。なおWIN5のオッズ提供は行わない。
【最高払戻金】2億円 ※的中者がいない場合、および最高払戻金を超える金額はキャリーオーバーとなるが、キャリーオーバーの有無に関わらず、最高払戻金は100円につき2億円となる(netkeiba.com)

12/5■1990年の秋の天皇賞馬で、浦河町の日高スタリオンステーションに繋養されているヤエノムテキ(牡25歳、父ヤマニンスキー)が、今シーズンをもって種牡馬登録を抹消されることが決まった。来年からBTC軽種馬育成調教センターの助成を受け、同SSで功労馬として余生を送る。同馬はサクラチヨノオー、サッカーボーイ、今夏死亡したオグリキャップ、スーパークリークらと同期。現役時はG1天皇賞・秋、G1皐月賞、G2大阪杯、G2京都新聞杯、G2鳴尾記念の5重賞を含め、23戦8勝の成績を残した。現役引退後の91年に総額5億円のシンジケートが組まれ、新冠町の新冠町農協畜産センターで種牡馬入り。シンジケートが解散した97年から日高SSで繋養されていたが、03年シーズンを最後に種付けはしていなかった。主な産駒にはムテキボーイ(南関東・東京湾C、テレビ埼玉杯)などがいる。同SS関係者は「同期のスーパークリークは死亡しましたが、ムテキはまだまだ元気です。四白流星の綺麗な馬でファンが多いので、少しでも長生きしてほしいですね」と話していた(競馬ブックweb)

12/2■JRAは、全国公営競馬主催者協議会および地方競馬全国協会(NAR)と協議のうえ、『中央競馬・地方競馬の勝馬投票券の相互発売の拡大』を実施していくこにしたと発表した。発売開始時期、発売レース等の詳細は未定。実施内容は、(1)JRAの電話投票システムを活用した地方競馬の競走の発売(地方競馬のダートグレード競走を中心として発売)、(2)地方競馬の施設を活用した中央競馬の競走の発売拡大(JRAの重賞競走を中心として発売)(JRAホームページより)

12/2■1日18:16に関空を発ったエーシンフォワードは、同日22:04(現地時間21:04)に香港AP着、同日現地時間22:55にシャティンRCに到着した(JRAホームページより)

12/2■帰国初戦のJCで14着に敗れたナカヤマフェスタは、有馬記念を回避し、年内を休養にあてることになった。1日朝、左肩跛行と左前脚のひざの裏に内出血していることが分かったため、大事を取ることになったもの。二ノ宮調教師は「レース中にひざを崩す場面があり、それが原因ではないか」と話した。様子を見たうえで、今週末に放牧に出されることになりそう。今後については「未定」としたが、二ノ宮調教師は凱旋門賞挑戦後、2度、ドバイを訪れ視察していることもあり、来年は3月末のドバイ国際競走を目指すプランもあるようだ。なお、JC7着オウケンブルースリ、8着エイシンフラッシュは、有馬記念に向かう(サンスポ.com)

12/1■1日、名古屋RCで「レディースジョッキーズシリーズ(LJS)2010」の第2ラウンドが行われた。第3戦「アテナ賞」(ダ1400m)は池本徳子騎手(福山)が優勝、別府真衣騎手(高知)が2着、岩永千明騎手(荒尾)が3着。第4戦「デメテル賞」(ダ1400m)は皆川麻由美騎手(岩手)が優勝、平山真希(浦和)騎手が2着、山本茜騎手(愛知)が3着。この結果により、池本騎手と皆川騎手がそれぞれ29ポイントでならんだものの、規定によりラウンド2戦目の着順が上位であった皆川麻由美騎手が名古屋ラウンドの優勝者となった。また、シリーズ全体では、ここまでの4戦(1着、2着、2着、6着)で57ポイントを獲得した第1ラウンドの覇者、別府騎手(高知)が総合優勝争いのトップの位置をキープしている(netkeiba.com)

11/30■ジャガーメイル香港遠征へ!ヴァーズ挑戦---JC4着ジャガーメイルは予定通り香港ヴァーズ(12/12、シャティン芝2400m)に出走する。すでに29日から美浦で出国検疫が始まっており、12月5日の午後4時55分成田発のCX2025便で出国する。なお、JC出走組では10着ジョシュアツリー(愛)もヴァーズに出走予定。また、エリザベス女王杯の覇者でJCを回避して香港に矛先を変えたスノーフェアリー(英)は、香港カップ(芝2000m)に出走する(サンスポ.com)

11/28■27日の京都競馬第3Rでのハッピーグラスの勝利で新種牡馬ディープインパクトの産駒のJRA通算勝利数が31となり、父サンデーサイレンスのファーストシーズン記録(94年、30勝)を更新した。28日終了時点では33勝(競馬ブックweb)

11/28■まさかの結末だった。ブエナビスタは先頭でゴールを駆け抜けた。しかし、歓喜に浸る陣営に待っていたのは降着の判定。最後の直線で2位で入線したローズキングダムの進路を妨害したと判定された。長い審議の最後に、裁決ルームに呼ばれたスミヨンは、顔をしかめながら裁決ルームから出てきた。「ユタカ(ローズキングダム)と接触したときに、手前を変えて内にもたれてしまった。(降着は)郷に入れば郷に従えだから。日本のルールに従うしかない。でも、能力は見せられたと思う」。自身が活躍する欧州競馬の感覚からすれば、厳し過ぎる判定に納得しかねる様子。松田博調教師が裁決ルームに呼ばれたのは、スミヨンの後だった。「ウチの馬が審議の対象になっているのは分かっていたが、あれぐらいのことで、まさか降着になるなんて思わなかった。びっくりしたわ」。目標として掲げた天皇賞、JC、有馬記念の秋のG1・3冠完全制圧、それに伴うボーナス2億円獲得は夢と消えた。ブエナにとって、牝馬3冠を狙った昨年の秋華賞(2位入線から3着)に続く2度目の降着。有馬記念では無念を晴らしたいところだ。「ケチがついたから、少しでもおかしなところがあれば使わない。でも、勝った(1位入線)から疲れは残らないやろう」とグランプリでの雪辱を期す。引き続きスミヨンとコンビを組む暮れの中山で“最強馬”の称号を目指す(デイリー=netkeiba.com)

11/27■27日、東京RCで行われたワールドスーパージョッキーズシリーズは、初戦を制し、以降11着、4着として33ポイントを挙げたR.ムーア騎手(英)が3回目の出場にして初めて総合優勝を果たした。最終順位は以下の通り。(1)R.ムーア 33点 (2)C.ウィリアムズ 32点 (3)J.ムルタ 30点 (4)藤岡佑介 29点 (5)福永祐一 27点 (6)杉村一樹 26点 (7)内田博幸 24点 (8)C.スミヨン 20点 (9)松岡正海 20点 (10)M.チャドウィック 15点 (11)M.ギュイヨン 9点 (12)藤田伸二 6点 (13)M.スミス・C.ルメール 5点 (15)蛯名正義 4点 ※ポイントは各レースとも、1着20点、2着15点、3着13点、4着11点、5着10点、6着6点、7着5点、8着4点、9着3点、10着・11着2点、12~15着1点 (netkeiba.com)

11/26■道営の五十嵐冬樹、桑村真明両騎手が、11月29日から平成23年1月28日の期間、川崎に所属し期間限定騎乗することになった(netkeiba.com)

11/24■サクラユタカオーが23日、老衰のために繋養先のライディングヒルズ静内(新ひだか町)で死亡した。28歳だった。同馬は、父テスコボーイ、母アンジェリカ(その父ネヴァービート)という血統。静内町の藤原牧場で生まれ、1984年12月にデビュー。86年天皇賞・秋G1(レコード勝ち)の他、85年共同通信杯4歳SG3、86年大阪杯G2、毎日王冠G2などを制している。通算成績は12戦6勝(重賞4勝)。種牡馬としてもサクラバクシンオー(スプリンターズSG1・2勝、重賞5勝)やウメノファイバー(オークスG1など重賞3勝)、サクラキャンドル(エリザベス女王杯G1など重賞3勝)などの活躍馬を残している(netkeiba.com)

11/24■JRAは24日、エーシンフォワードが香港マイルに選出され、関係者が招待を受諾したことを発表した(JRAホームページ)

11/22■JRAは22日、前日のマイルCSを勝ったエーシンフォワードが、12/12香港シャティンRCで行われるG1香港マイルに追加登録したことを発表した。追加登録料は総賞金の0.4%(16,000,000香港ドル=約1億7,600万円なので、追加登録料は約70万円)(JRAホームページ)

11/22■JRAのHP限定で募集していた12月19日の中山最終12R「中山ウインタープレミアム」に付くサブタイトルが「グラスワンダーメモリアル」に決定した。同馬の得票数は4470票(32%)。以下、フジキセキ2820票(20%)、ナリタブライアン2553票(18%)、ミホノブルボン1039票(7%)。筆者はアドマイヤドン(10位)に投票した(JRAホームページより)

11/21■JRAは21日、2011年度の春季競馬番組を発表した。ダートの3歳オープン特別の賞金が減額となった(1着賞金1900→1800万円)ことが判明した(JRAホームページ)

11/19■JRAは19日、2011年度の競馬番組、開催日程を発表した。10月18日に発表された開催日程・重賞等の内容から新たに追加されたものは、(1)有馬記念の1着本賞金が2億円となる、(2)その年のG1勝ち馬、天皇賞秋・JC勝ち馬が有馬記念に出走して3着以内に入ればボーナスが交付される(JRAホームページほか)

11/19■JRAは19日、熊本県八代市に建設中の八代場外勝馬投票券発売所(ウインズ八代)が2011年4月23日(土)から営業開始することを発表した(JRAホームページより)

11/19■18日に行われた第53回道営記念をもって、2010年度の道営ホッカイドウ競馬の全日程(15開催80日間)が終了した。発売額は112億9224万円(対前年比97.8%)、1日当たり発売額は1億4115万円(対前年比99.0%)とほぼ前年度並みの結果となった。騎手部門では104勝をマークした服部茂史騎手が、2001年から9年連続でリーディングの座を守っていた五十嵐冬樹騎手の牙城を崩し初のリーディングジョッキーに輝いた。また、調教師部門は今年最後のレースとなった道営記念をオネストジョンで制し78勝目を挙げた堂山芳則調教師が、原孝明調教師に僅か1勝差でチャンピオントレーナーの座を獲得した(netkeiba.com)

11/19■JRAは17日、エリザベス女王杯で優勝したイギリスのスノーフェアリーに後検量の規定違反があり、ダンロップ調教師、トレヴァー調教助手、ライアン・ムーア騎手に「厳重注意」の処分を下したことを発表した。JRAでは前検量、後検量とも鞍装具一式を持って計量することが義務付けられているが、同馬の1着入線後に助手が上腹帯を外し、騎手がそれを持たないまま後検量したもの。民放放送でテレビ観戦していたJRA職員の指摘により競走確定後に発覚した。JRAは調教師、助手、騎手に聞き取り調査を行なったところ、違反であることには違いないが、イギリスでは後検量で所定の重量を下回らなければ制裁対象にならず、ごく軽い装備は後検量の前に外すことがあり、注意不足によるもので、負担重量をごまかす不正の目的はなかったと判断。また、上腹帯が100グラムであることが確認され、失格など競走結果に重大な影響を与えることはなかったとし、「厳重注意」の処分となった(競馬ブックweb)

11/18■JRAは18日、28日に東京RCで行われるJCの招待受諾馬のうち、スノーフェアリーの関係者より出走を辞退する旨連絡があったと発表した。スノーフェアリーは14日に行われたエリザベス女王杯を4馬身差で圧勝し、史上初の外国馬による同レース制覇を達成。JC出走の去就に注目が集まっていた。【E.ダンロップ調教師のコメント】「エ女王杯のあと、JCを目指して調整してきましたが、思ったほど馬体重が戻ってきませんでした。JCまでの中一週という間隔はやはり短く、3歳牝馬のこの馬にとっては酷であろうということで、残念ながらJCは回避することとしました。来年はぜひこの馬でJCに挑戦したいと思います」(netkeiba.com)

11/18■北米記録に並ぶ19連勝を達成し、09年ブリーダーズCクラシックで史上初の牝馬による同レース制覇を成し遂げたゼニヤッタ Zenyatta(牝6、米・J.シレフス厩舎)が現役を引退することが判った。今後は米・ケンタッキー州のレーンズエンドファームにて繁殖入りする予定だが、種付け相手は未定。同馬は父Street Cry、母Vertigineux(その父Kris S.)という血統の米国産馬。07年11月にハリウッドパークでデビュー戦を制すと、その後はG1・13勝を含む19連勝を達成し、ペッパーズプライド Peppers Prideが持つ北米記録に並んだ。前走のBCクラシックで新記録となる20連勝に挑んだが、ブレイム Blameからアタマ差の2着に敗れ、これが最後のレースとなった。通算成績20戦19勝(重賞17勝)。後方追走から直線で一気に追い込むそのレーススタイルは競馬ファンのみならず全米の多くの人々を魅了し、“国民的ヒロイン”“史上最強牝馬”などと称されたゼニヤッタ。今後は母として、第2の馬生を送る(netkeiba.com)

11/17■1981年の桜花賞を無敗で制したブロケード(牝32歳)が、繋養先の門別・サンシャイン牧場で16日に老衰のため死去した。通算成績は24戦6勝で重賞4勝。繁殖牝馬としては目立った活躍馬を出すことができず、余生を同牧場で過ごしていた(デイリー=netkeiba.com)

11/17■現地時間16日、欧州年度代表馬を決定する10年度カルティエ賞が発表され、年度代表馬には、今年のBCマイルを制し、同レース3連覇などを達成したゴルディコヴァが選ばれた。その他、最優秀3歳牝馬には14日のエリザベス女王杯を圧勝したスノーフェアリー、最優秀3歳牡馬には凱旋門賞でナカヤマフェスタをアタマ差退け優勝したワークフォースがそれぞれ輝いている。10年度のカルティエ賞受賞馬は以下の通り。 【年度代表馬、最優秀古馬】ゴルディコヴァ Goldikova(牝5、仏・F.ヘッド厩舎)BCマイル、フォレ賞、ロートシルト賞、クイーンアンS、イスパーン賞
【最優秀3歳牡馬】ワークフォース Workforce(英・M.スタウト厩舎)凱旋門賞、英ダービー
【最優秀3歳牝馬】スノーフェアリー Snow Fairy(英・E.ダンロップ厩舎)エリザベス女王杯、愛オークス、英オークス
【最優秀2歳牡馬】フランケル Frankel(英・H.セシル厩舎)デューハーストS
【最優秀2歳牝馬】ミスティーフォーミー Misty For Me(愛・A.オブライエン厩舎)マルセルブサック賞、モイグレアスタッドS
【最優秀スプリンター】スタースパングルドバナー Starspangledbanner(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)ジュライC、ゴールデンジュビリーS
【最優秀ステイヤー】ライトオブパッセージ Rite Of Passage(セン6、仏・D.ウェルド厩舎)ゴールドC(netkeiba.com)

11/16■16日、金沢RCで「レディースジョッキーズシリーズ(LJS)2010」の第1ラウンドが行われた。第1戦「アルテミス賞」(ダ1400m)は別府真衣騎手(高知)が優勝、平山真希騎手(浦和)が2着、皆川麻由美騎手(岩手)が3着。第2戦「ガイア賞」(ダ1500m)は笹木美典(道営)が優勝、別府真衣騎手が2着、池本徳子騎手(福山)が3着。この結果により、2戦で1着、2着に入った別府騎手が35ポイントを挙げトップに立った。笹木騎手(6着、1着)が27ポイントで2位、平山騎手(2着、5着)が24ポイントで3位に続いている。【別府真衣騎手のコメント】「1戦目は力がある馬だとうかがっていましたし、とっても素直な馬だったので、『自信を持って乗ろう』と思っていました。最後まで頑張ってくれて、勝つことができて嬉しいです。2戦目もできれば勝っておきたかったですけど『交わせるかな?』と思ったところでハミを抜かれてしまったのが課題ですね。2年前の金沢ラウンドでは結果を出せず、苦い思い出のある競馬場なので、ビデオを見て研究をしてから金沢に来ました。だから気分的に、少し余裕を持って臨むことができたような気がします。今年のテーマは『相手関係などをあまり意識せず、自分と馬との呼吸を合わせることに集中して騎乗する』『自分との勝負』という感じですね。名古屋や荒尾でもいい結果を出せるようにがんばります。総合優勝を目指します!」 同シリーズは12月1日(水)の名古屋、12月16日(木)の荒尾を含めた計3ラウンド、6戦の合計ポイントによって優勝が決定する。なお、高知の森井美香騎手は落馬負傷により、第1ラウンドおよび第2ラウンドは欠場、第3ラウンドは快復状況を見て参戦の可否が決められる(netkeiba.com)

11/15■27日に東京RCで行われる「第24回ワールドスーパージョッキーズシリーズ」(WSJS)に出場する騎手15名が15日、JRAから発表された。JRAからは、アパパネでの牝馬三冠の活躍が認められた蛯名正義騎手や今年のサマージョッキーズシリーズを優勝した藤岡佑介騎手が選出され、地方競馬からは選定レースで優勝した荒尾の杉村一樹騎手が出場する。海外からは、今年の凱旋門賞を制し、14日のエリザベス女王杯でも好騎乗でスノーフェアリーを優勝に導いたR.ムーア騎手など8名の名手が出場する。出場騎手は以下の通り。 【JRA所属騎手】蛯名正義(41、美浦)、内田博幸(40、美浦)、松岡正海(26、美浦)、福永祐一(33、栗東)、藤田伸二(38、栗東)、藤岡佑介(24、栗東) ※補欠騎手=後藤浩輝(36、美浦)、岩田康誠(36、栗東)
【地方競馬代表騎手】杉村一樹(32、荒尾) ※補欠騎手=小林俊彦(45、岩手)
【海外招待騎手】マイク・スミス(44、米)、ジョン・ムルタ(40、愛)、ライアン・ムーア(27、英)、マキシム・ギュイヨン(21、仏)、クリストフ・ルメール(31、仏)、クリストフ・スミヨン(29、仏)、クレイグ・ウィリアムズ(33、豪)、マシュー・チャドウィック(20、香港)
なお今年は例年とは異なり、レース名が変更され、「2010ファンタスティックジョッキーズトロフィー」「2010プロミネントジョッキーズトロフィー」「2010エクセレントジョッキーズトロフィー」の3競走でポイントが競われる(netkeiba.comほか)

11/15■JRAのHP限定で募集していた12月12日の阪神最終12R「阪神ウインタープレミアム」に付くサブタイトルが「ヒシアマゾンメモリアル」に決定した。同馬の得票数は断トツの4028票(31%)。次点がビワハイジの2224票(17%)。以下、テイエムオーシャン、スティンガー、サッカーボーイ。筆者はテイエムオーシャン(1150票、9%)に投票した(JRAホームページより)

11/14■13日の東京で48日ぶりに戦列復帰した横山典弘騎手が、2鞍目の8Rで騎乗停止の処分を受けた。セイリオスを直線で外に出す際に他馬に接触。2位入線も10着に降着となった。「ちょっとタイミング悪いな。もう少し休めということかな」と苦笑した。騎乗停止期間は20日から28日までの実効4日間。14日は予定通り騎乗する。1Rが9月の落馬負傷以来のレースになった。頸髄損傷と頭蓋骨骨折の重傷から奇跡的な早期カムバック。4着だったが「無事帰って来られました。やっぱり楽しいよね」と喜びを語っていた。ファンに対しても「声援が温かかった。手でも振れば良かったのだけれど、照れくさくてさ」と感謝の言葉を口にしていた。昼休みに行われた模擬レースでは、長男の和生騎手候補生も騎乗。父子同じターフで走った矢先、悪いお手本を示してしまった。なお出場資格のあった27日東京のワールドスーパージョッキーズシリーズには出場できなくなった(日刊スポーツ・コム)

11/13■6日にアメリカ・チャーチルダウンズRCで行われたブリーダーズCクラシックに出走したエスポワールシチーが、13日成田APに到着し、輸入検疫のため、白井の競馬学校に入厩した(帯同馬アルティストも一緒)(JRAホームページより)

11/11■JRAは11日、マルカフェニックスに右前浅屈腱炎が判明したことを発表した。今後9カ月以上の休養を要する見込み。同馬はマイルCSに出走予定だった(netkeiba.com)

11/10■セラフィックロンプに乗る宮崎北斗騎手が、懸命なリハビリで2度目のG1挑戦にこぎ着けた。10月23日の福島で落馬負傷。左腓骨骨折を負った。早期回復を図るため手術を受け、入院中は体幹強化のトレーニングも欠かさなかった。そのかいあって8日から歩行が許され、9日から調教騎乗を再開した。わずか3週間で戦列復帰を果たした。「体はまったく心配ありません。ロンプも状態は良さそうだし楽に好位に行ける脚もある。レースが楽しみです」と笑顔。08年愛知杯で重賞初挑戦初V。さらに09年ヴィクトリアマイル(18着)で初のG1出走をかなえてくれたパートナーと大仕事に挑む(日刊スポーツ・コム)

11/10■岩田康誠騎手も今週から実戦に復帰する。9月4日の札幌で落馬し、右鎖骨骨折と左足関節外果骨折の重傷を負ったが、約2カ月のリハビリを経て、いよいよターフへ戻る。調教騎乗は2週前から再開しているが「長かった…というのが正直なところです。骨折だから仕方ないけど、やっとという感じ」と心境を明かした。今週の騎乗数は未定だが、来週のマイルCSでは2月の阪急杯を制したエーシンフォワードとのコンビが予定されている(日刊スポーツ・コム)

11/10■9月26日の落馬負傷で中心性頸髄損傷と頭蓋骨骨折を負い、戦列を離れていた横山典弘騎手が9日、今週末から実戦復帰する意向を示した。この日は藤沢和厩舎のシャイニンロミオ(2歳未勝利)とウォンビーロング(3歳1000万)の手綱を取り、15-15程度で坂路を計3本登坂。「あまり変な状態では戻れないと思っていたけど、乗った感じは大丈夫。今週から乗るよ」と力強く宣言した。最終検査で医師の許可が下りれば、10日の追い切りに騎乗した上で正式に実戦復帰が決まる。「もう無理だと思って、次の人生を考えたよ」。一時は年内復帰も危ぶまれたが、驚異的な回復を見せて6日には調教を再開。翌7日にはペルーサにも騎乗した。「力強くなっていた。楽しかったよ。長年乗ったから飽きもくるところだけど、無事に馬に乗れる、というだけで喜びを実感するよ」と心境を語った。休養の1カ月余りで、8000羽ほどの折り鶴が届いたという。「昔にいくつか作ったことがあるから、その手間はよく分かる。本当にありがたいよ」。現時点の騎乗馬にはシャイニンロミオが確保されている。「今からワクワクしていたら眠れなくなっちゃうから、いつものように自然体で」と笑うリーディングジョッキーが、あと少しでターフに帰ってくる(日刊スポーツ・コム)

11/10■10日、門別RCで行われた北海道行政書士会日高支部特別(ダ1800m)で、1番人気のケイエスアイアイが優勝。騎乗していた五十嵐冬樹騎手(35)は、この勝利で通算1500勝を達成した。道営ホッカイドウ競馬からデビューした現役騎手としては唯一の1500勝達成となる(他場デビューの騎手を含めると3人目)。五十嵐騎手は1975年9月30日生まれ、北海道深川市出身。93年10月にデビューし、2006年に通算1000勝を達成。01年から9年連続で北海道リーディングに輝いている他、07年にはホッカイドウ競馬の年間最多勝記録を31年ぶりに更新した。10日9R終了時点での通算成績は9448戦1500勝(うちJRA887戦53勝、重賞42勝、海外での成績は含まず)(netkeiba.com)

11/10■5日にアメリカ・ケンタッキーのチャーチルダウンズRCで行われたブリーダーズCフィリー&メアターフに出走したレッドディザイアが、10日成田APに到着し、輸入検疫のため、白井の競馬学校に入厩した(JRAホームページより)

11/9■9月26日の中山競馬3Rで落馬負傷し、頭蓋骨骨折および中心性頸髄損傷のため休養していた横山典弘騎手が、今週土曜の東京競馬で復帰することになった。全治には3カ月程度かかるとみられていたが、驚異的な回復力で10月7日に千葉県船橋市内の病院を退院。10月27日には落馬後、初めて美浦TCを訪れた。そして先週の土曜から調教に復帰。日曜にはお手馬ペルーサにもまたがった。久々の馬の感触に「楽しいよ」と穏やかな笑顔で話した。「レースに乗るのは、調教で感触を確かめてからと思っていた。これなら大丈夫。この(火曜の調教の)あと病院に行って最後の検査を受ける。ちゃんと診断書をもらって今週から乗るよ」と復帰宣言。武蔵野Sのユノゾフィー、2歳未勝利のシャイニンロミオなどの騎乗が決まっている。落馬した際には「(騎手復帰は)無理だと思った」と振り返る。「大したことにならなくて良かった。こうやって五体満足で乗れるんだから」と騎乗できることの幸福感を表現。そして心の支えになったのがファンの声援という。「八千羽鶴ぐらいもらったよ。オレも折ったことあるから分かるけど大変な作業。本当にありがたい」と感謝の言葉を口にする。いよいよ今週末の東京RCで、ファンの待ちわびた瞬間がやってくる(デイリー=netkeiba.com)

11/9■2日にオーストラリアのフレミントンRCで行われたメルボルンCに出走したトウカイトリックが、9日成田APに到着し、輸入検疫のため、白井の競馬学校に入厩した(JRAホームページより)

11/8■JRAのHP限定で募集していた12月5日の阪神最終12R「阪神ウェルカムプレミアム」に付くサブタイトルが「クロフネメモリアル」に決定した。6頭しか対象馬がいなかったこともあり、同馬の得票数は断トツの9480票(62%)。次点がカネヒキリの3939票(26%)。筆者はクロフネに投票した(JRAホームページより)

11/7■JRAは7日、スーパーホーネットに、右前浅屈腱炎の故障が判明したことを発表した。【矢作芳人調教師のコメント】「金曜(5日)の夕方に右前浅屈腱炎という診断があり、昨日(6日)オーナーと協議をした結果、引退させることになりました。天皇賞・秋のレース中に発症したのではないかと思います。今後については、オーナーの個人所有という形で、種牡馬になる予定です。開業当初から、厩舎を支えてくれた馬ですし、G1を取らせてあげられないまま引退させるのは非常に残念ですが、種牡馬になれるということですし、その子供たちを楽しみに待ちたいと思います」(netkeiba.com)

11/7■7日の昼休み、東京RCで全国ポニー競馬選手権「第2回ジョッキーベイビーズ」(芝・ホームストレッチ400m)が行われた。出場したのは北海道、長野、関東、関西、南九州の各地区で予選会を通過した8名。レースは関東地区代表の渡邉亮介くんが外から豪快に差し切って優勝した。勝ちタイムは31秒1。また、3着の福久紗蘭さんには最優秀技術賞が贈られた。第2回ジョッキーベイビーズの全着順は以下の通り。1.渡邉亮介(中1、関東) 2.川島はるか(中1、関東) 3.福久紗蘭(小5、北海道) 4.福元大輔(中1、南九州) 5.長田彩椰(中1、関西) 6.木下幹太(中1、長野) 7.荒井花純(小5、関西) 8.根本ひなた(小6、北海道)
【渡邉亮介くん(優勝)のコメント】「負けたと思いましたが、帰ってきてターフビジョンを見て優勝したと分かりました。スタートは失敗しましたが、グッピーが頑張ってくれたので優勝できました」【福久紗蘭さん(最優秀技術賞)のコメント】「(最優秀技術賞をとって)嬉しいです。馬とのコミュニケーションが上手くいったのがよかったです」(netkeiba.com)

11/7■現地時間6日、米・チャーチルダウンズRCで行われた「第27回ブリーダーズCクラシック」(3歳上、米G1・ダ10f、12頭立て)に、日本からエスポワールシチーが佐藤哲三騎手騎乗で出走。好スタートから道中は先頭集団を追走し、4角では一旦先頭に立つシーンもあったが直線で失速し10着に敗れた。また、北米新記録の20連勝、BCクラシック連覇の快挙に挑んだゼニヤッタ Zenyattaは道中最後方を追走。直線大外から急追したものの、抜け出したブレイム Blameを捕らえることができず2着に敗れている。勝ったのはG.ゴメス騎手騎乗のブレイムで、勝ちタイムは2分02秒28。アタマ差の2着にゼニヤッタ、3馬身1/2差の3着にはフライダウン Fly Downが入った。【安達昭夫調教師のコメント】「日本との条件の違いはありましたが、正直力負けという感じでした。ただ、ここを目標にずっと調整してきましたし、すごく頑張って走ってくれたと思います」【佐藤哲三騎手のコメント】「自分たちの競馬をして、このような結果になったので、力不足ということでしょう。日本に戻って、また頑張っていきたいと思います」(netkeiba.com)

11/7■現地時間6日に行われた「ブリーダーズCマイル」(3歳上、米G1・芝8f、11頭立て)は、O.ペリエ騎手騎乗のゴルディコヴァ Goldikovaが、ジオポンティ Gio Pontiに1馬身3/4差をつけて優勝し、同レース史上初の3連覇を達成した。勝ちタイムは1分35秒16。さらにクビ差の3着にはザユージュアルキューティー The Usual Q. T.が入った。続いて行われた「ブリーダーズCターフ」(3歳上、米G1・芝12f、7頭立て)は、L.デットーリ騎手騎乗のデンジャラスミッジ Dangerous Midgeが、チャンプペガサス Champ Pegasusに1馬身1/4差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分29秒40。さらに2馬身差の3着にはベカバッド Behkabadが入った。今年の凱旋門賞馬ワークフォース Workforceは(馬場が硬いとの理由で)出走を回避している(netkeiba.com)

11/6■現地時間5日、米・チャーチルダウンズRCで行われた第12回ブリーダーズCフィリー&メアターフ(3歳上牝、米G1・芝11f、11頭立て)に、日本からレッドディザイア(牝4、栗東・松永幹夫厩舎)がK.デザーモ騎手で出走。道中1番人気のミッデイ Middayを内に見る形の5番手追走から、4コーナーで外を回って進出したものの、直線伸びを欠き約2馬身差の4着に敗れた。勝ったのは最内から伸びたE.プラード騎手鞍上のシェアードアカウント Shared Accountが、ミッデイ Middayの追撃をクビ差振り切り優勝。勝ちタイムは2分17秒74。さらにクビ差の3着には後方から脚を伸ばしたキアターナ Keertanaが入った。【松永幹夫調教師のコメント】「やはり世界の壁は厚かったという感じです。結果は残念ですし、満足していませんが、馬は頑張って走ってくれたと思います」【K.デザーモ騎手のコメント】「道中、有力馬のミッデイの外側につけて、気分よく走らせることができました。ただ、スローペースが災いしたのか、最後に他の馬にかわされてしまったのは残念でした」(netkeiba.com)

11/4■4日、船橋で行われた3R・JRA認定2歳ア新馬(ダ1500m)で、地方競馬所属としては初出走となるディープインパクト産駒・ランニングシューズが戸崎圭太騎手騎乗でデビューした。圧倒的1番人気(単勝1.3倍)に支持された同馬は、道中2番手追走から直線で抜け出し、3番人気ザッツグレートに1馬身1/2差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分38秒9(良)。さらに2馬身差の3着には6番人気トゥルーシングが入った。ランニングシューズは父ディープインパクト、母デアリングダンジグ(その父Danzig)という血統。半姉にデアリングハート、半兄にピットファイターがいる(netkeiba.com)

11/3■静内のレックススタッドで種牡馬生活を送っていたカルストンライトオ(牡12)が11月1日に同スタッドを退厩。安平町の橋本牧場へと移動した。これまでに2世代の産駒がデビューし、ポリティカルパワー、トーホウペッグの2頭がJRAで新馬勝ちを収めている。代わって、今春まで日高町の日高軽種馬農業協同組合の門別種馬場で種牡馬生活を送っていたテイエムオペラオー(牡14)が、同日レックススタッドに入厩した。同馬は浦河町のイーストスタッドで種牡馬生活をスタートさせ、2003年からは同門別種馬場で種牡馬生活を送っていた。これまでに6世代の産駒がデビュー。テイエムトッパズレ、テイエムエースがJRAの障害重賞を制している(netkeiba.com)

11/2■現地時間2日、豪・メルボルンRCで「メルボルンC」(豪G1・芝3200m、23頭立て)が行われ、日本から藤田伸二騎手騎乗で参戦したトウカイトリック(牡8)は、勝ち馬から約13馬身離された12着に敗れた。勝ったのはG.モッセ騎手騎乗のアメリケイン Americain、勝ちタイムは3分26秒87。2着はマラッキーデー Maluckyday、3着はソーユーシンク So You Think(netkeiba.com) 【野中賢二調教師のコメント】「結果はコーフィールドCと同じ12着でしたが、内容はずっと良かったですし、馬の力は出し切れました。今回の馬場は、前回より良かったですが、日本の馬には少し柔らかかったと思います。ただ、このレースは日本の馬にも十分チャンスがあると思います。次のチャンスがあればまたぜひ頑張りたいと思います」(JRAホームページ)

11/1■1日、G1・3勝のヒシミラクル(牡11)がレックススタッドを退厩。浦河町の中村雅明牧場に移動した。同馬は父サッカーボーイ、母シュンサクヨシコ(母の父シェイディハイツ)という血統。初勝利は3歳5月と遅かったが、夏の間に力をつけて2002年菊花賞に優勝。重賞初勝利をG1レースの舞台で飾った。また、翌年は天皇賞・春、宝塚記念にも勝って近年の最強ステイヤーに数えられている。通算28戦6勝(重賞3勝)で現役生活を引退。2006年から新ひだか町のレックススタッドで種牡馬生活を送っていた(netkeiba.com)

11/1■JRAのHP限定で募集していた11月28日の東京最終11R「東京ウェルカムプレミアム」に付くサブタイトルが「エルコンドルパサーメモリアル」に決定した。同馬の得票数は3907票(シェア率20%)。次点がトウカイテイオーの3003票(15%)、以下スペシャルウィーク(1944票、10%)、ホーリックス、タップダンスシチー、シンボリルドルフ、カツラギエース、テイエムオペラオー、ジャングルポケットと続く。筆者はテイエムオペラオーに投票した(JRAホームページより)

10/31■JRAは10月31日、美浦の小林常泰調教師(65)から勇退届が提出され、12月20日で調教師を勇退することが決まったことを発表した。10月31日終了時点でJRA通算268勝、重賞は93年カブトヤマ記念(ユーワビーム)の1勝。これに伴って、12月21日付で高柳瑞樹調教師(35)が10馬房で新規開業する(デイリー=netkeiba.com)

10/30■30日に行われる予定だった東京競馬(4回7日)は、台風14号の影響により全レースが中止となった。代替競馬は11月1日(月)に、出馬投票をやり直さずに施行される。ただし、本来は土曜の東京で8鞍に騎乗する予定だった藤田伸二騎手は海外渡航(メルボルンCでトウカイトリックに騎乗)のため、月曜の代替競馬ではすべてで乗り替わりとなる。JRAの競馬開催中止は、今年4月17日の福島(降雪)以来。台風が原因による中止は07年7月14日の小倉以来で、東京では04年10月9日以来、2度目となった。30日の午後から風雨が強まるとの見通しを受けて、JRAは総合的な判断から午前4時30分に開催中止を発表。土曜の東京への出走を予定していた美浦所属馬の輸送は行われなかった。東京RCには、午前9時の段階で各入場門に合計515人のファンが詰めかけていたが、特に混乱はなかった。なお、次週の特別登録は11月1日に実施。美浦TCは翌2日が厩舎全休(重賞出走予定馬などに関しては申請により調教実施可能)となる(デイリー=netkeiba.com)

10/29■セイウンワンダーが右前浅屈腱炎を発症した。9カ月以上の休養を要する見込み(JRAホームページより)

10/27■障害レースで活躍した出津孝一騎手(栗東・岩元厩舎)が、10月31日をもって騎手を引退することになった。なお、引退後は岩元厩舎で調教助手となる予定。10月27日現在のJRAにおける成績は1779戦164勝(障害1432戦136勝、平地347戦28勝)。重賞は2004年中山大障害(メルシータカオー)をはじめすべて障害で10勝を挙げている(JRAホームページより)

10/27■11月5日(金)(日本時間6日)に米チャーチルダウンズRCで行われるG1ブリーダーズCフィリー&メアターフに出走予定のレッドディザイアが、ニューヨーク州・ベルモントパークRCを出発し、ケンタッキー州・チャーチルダウンズRCに到着した。馬運車による陸送でおよそ14時間かかったとのこと。【斉藤崇史調教助手のコメント】「ほぼ予定どおりに輸送され、無事に到着しました。明日から馬場入りしますが、レース1週間前の10月30日頃に、強めの調教を行う予定です」(JRAホームページより)

10/25■この日から1週間、JRAのHPで、11月28日のジャパンC当日の東京最終11R「東京ウェルカムプレミアム」に付くサブタイトルの馬名が募集されるが、2~15位に入った馬(JC歴代勝ち馬)の名前はJC週(土日)の東京競馬の一般レースの名前に使用されるとのこと(JRAホームページより)

10/25■JRAのHP限定で募集していた11月21日の京都12R「京都スマイルプレミアム」に付くサブタイトルが「デュランダルメモリアル」に決定した。同馬の得票数は次点と僅差の2892票(19%)。次いでダイワメジャーの2692票(18%)。筆者はダイワメジャーに投票した(JRAホームページより)

10/21■九州スーパースプリントシリーズの実施について---佐賀県競馬組合(佐賀県鳥栖市)と荒尾競馬組合(熊本県荒尾市)は、このほど「九州スーパースプリントシリーズ」と銘打った、新たな交流競走をスタートさせることとなりました。スーパースプリント競走は、その名が示すとおり、従来のスプリント競走の枠を超えた超短距離競走です。佐賀RCでは900m、荒尾RCでは950mの距離で行われ、各競走はすべて九州地区交流競走として実施いたします。最上級のA級戦をはじめとして、多様なクラスにより編成され、10月29日から来年3月19日までの間に計25競走が行われます。佐賀RCと荒尾RCにおける人馬の交流競走は、これまでは重賞競走はじめ一部競走に限られてきましたが、NAR地方競馬全国協会の協力を得て、今回は過去最大の規模で実施するもので、今後の九州競馬における交流促進を図るうえで重要なステップと位置づけています。各競走のレース名称には、佐賀地方と熊本地方のそれぞれの方言を用いることで、地域に密着した地方競馬らしさをアピールいたします。スーパースプリント競走の持つ、迫力と醍醐味にぜひご期待下さい。なお、これらの競走に対しては、地方競馬インターネット投票「楽天競馬」を運営する競馬モール株式会社が協賛いたします(keiba.go.jp=佐賀県競馬組合+荒尾競馬組合)

10/21■美浦の中野渡清一調教師の勇退にともない、同日付で、新開幸一調教師(43)と、田中剛調教師(49)がともに10馬房で開業した

10/20■12月12日(日)に香港・シャティンRCで行われる香港国際競走4競走への日本からの予備登録馬が20日、JRAから発表された。「カップ」にはヴィクトワールピサなど18頭(第1希望7、第2希望11)、「マイル」にはアパパネなど17頭(同13・4)、「ヴァーズ」にはジャガーメイルなど12頭(同7・5)、「スプリント」にはキンシャサノキセキなど12頭(同7・5)が登録を済ませている(JRAホームページより)

10/20■米G1・BCクラシック(11/6チャーチルダウンズ)に出走するエスポワールシチーと、帯同馬で同厩舎のアルティスト(牡3)が19日、シカゴ経由でルイヴィル空港に到着した。午前4時15分(日本時間午後5時15分)にチャーチルダウンズRCの検疫厩舎に入った(デイリー=netkeiba.com)

10/19■元宇都宮競馬所属の3000勝ジョッキー、“Mr.PINK”(ミスターピンク)こと内田利雄騎手(49)が、11月1日から2011年2月28日までの4カ月に渡り、韓国の釜山慶南(プサンキョンナム)RCを活動拠点に期間限定騎乗することになった。同騎手が韓国で期間限定騎乗を行うのは2008年以来2度目となる。内田騎手は2008年6月から12月まで韓国で騎乗し、同年の釜山リーディングに相当する69勝を挙げ、NARグランプリ2008特別賞を受賞した。10月18日現在の通算成績は20657戦3290勝(ほかJRA3勝、海外89勝)(netkeiba.com)

10/19■TCK特別区競馬組合は18日、12月29日に行われている東京大賞典(大井ダ2000)が2011年度から国際競走となり、国際G1の格付けを取得したことを発表した。地方競馬での国際競走の実施は初めてとなる。東京大賞典は日本のダート路線のシーズン総決算的レースで、今年の1着賞金は8000万円。同レースに出走する海外馬は地方競馬教養センター(栃木県那須塩原市)の検疫厩舎を利用。大井RC内にも滞在厩舎を新設して対応する(サンスポ.com)

10/18■JRAはこの日、2011年度の開催日程および重賞競走の日程と格付けの変更等を発表した。この発表はこれまでにない早い時期のものであり、この後、例年どおり1カ月後に春季競馬番組を発表するものと思われる。主な変更点は、(1)高松宮記念を阪神RCで代替施行すること(フルゲート16頭。毎日杯も同日に行う)、(2)府中牝馬SをG3→G2に格上げし、レパードSを新たにG3に格付けすること、(3)中山大障害を新たに(国際)とし、中山グランドジャンプを「国際招待」から通常の(国際)とすること、(4)1年を通して中京RCが使えないことから、京都・阪神・小倉開催を平年のスケジュールから大きく変更すること。具体的には、中京記念が3月の2回小倉、ファルコンSが3月の1回阪神、高松宮記念が3月の2回阪神、東海S・金鯱賞が5月の3回京都(この開催は12日間)、CBC賞が6月の3回阪神(この開催は4日間)、プロキオンSが7月の4回京都、中日新聞杯・愛知杯が12月の4回小倉で行われる。また、シルクロードSが1週前、東京新聞杯が1週後、きさらぎ賞が1週前、クイーンC・京都記念が1週前、ダイヤモンドSが1週後にそれぞれ移動する(JRAホームページほか)

10/18■JRAのHP限定で募集していた11月14日の京都12R「京都ロイヤルプレミアム」に付くサブタイトルが「メジロドーベルメモリアル」に決定した。同馬の得票数は1737票(15%)。僅差の2位がヒシアマゾンで1617票(14%)。アドマイヤグルーヴが1447票(13%)で続く。筆者はスイープトウショウに投票した。979票、9%で5位だった(JRAホームページより)

10/16■現地時間16日、豪・コーフィールドRCでコーフィールドC(豪G1・芝2400m、18頭立て)が行われ、日本から藤田伸二騎手騎乗で参戦したトウカイトリック(牡8=豪州表記では牡9)は、勝ち馬から約12馬身離された12着に敗れた。勝ったのはC.マンス騎手騎乗のデスカラード Descarado。勝ちタイムは2分35秒69。2着はハリストウィード Harris Tweed、3着はモナココンサル Monaco Consul。昨年のメルボルンCの覇者ショッキング Shockingは4着に敗れている。トウカイトリックはこの後、現地時間11月2日に行われるメルボルンC(芝3200m)への参戦が予定されている。【野中賢二調教師のコメント】「レース展開は想像していたとおりでした。この馬は自在性もあるので、対応できると思っていました。着順は12着でしたが、悪い馬場に苦しみながらも直線は伸びていてある程度の競馬はできました。本番は得意な距離となるので楽しみです」【藤田伸二騎手のコメント】「5年前のアイポッパーのときと比べて、今回は非常に馬場が荒れていました。馬の調子は良かったのですが、走るたびにバランスを崩してしまいました。本番のフレミントンRCも同様に馬場が良くないことが考えられますが、今回の経験を生かすことができればと思います」(netkeiba.com)

10/15■09年に史上3頭目のスプリントG1春秋連覇を飾ったローレルゲレイロの引退が決まった。来春から北海道新冠の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる。年末の香港も視野に入っていたが、スプリンターズS(14着)が振るわなかったため引退が早まった。14日、栗東で会見した昆貢調教師は「できれば京都開催中に引退式を行いたい。千二のG1を勝つような馬をダービーに使って失礼なことをした。海外遠征など本当にいろいろな経験をさせてもらい、感謝している」と語った。繁殖活動に入る功労馬に「2歳の時から一線級で走り続けた筋肉、内臓の強さは産駒にも伝わるはず。ぜひゲレイロの仔をやりたい」とエールを送った(日刊スポーツ・コム)

10/14■11月27日に東京RCで行われる「第24回ワールドスーパージョッキーズシリーズ」の地方競馬代表騎手の選定競走、「スーパージョッキーズトライアル(SJT)2010」の第2ステージが14日、門別RCで開催された。SJT第3戦「シルバーサドル賞」は服部茂史騎手(道営)が、第4戦「シルバーブーツ賞」は杉村一樹騎手(荒尾)がそれぞれ勝利。これにより、全4戦を1、6、12、2着とした杉村騎手が、第2位の小林俊彦騎手(岩手)を4ポイント抑えて47ポイントで総合優勝を果たした。この結果、杉村騎手が地方競馬代表騎手候補、小林騎手が地方競馬補欠騎手候補として、NARからJRAに推薦されることとなった。SJT2010の各騎手の順位、獲得ポイントは以下の通り。
(1)杉村一樹(荒尾) 47P (2)小林俊彦(岩手) 43P (3)服部茂史(道営) 38P (4)的場文男(大井) 38P (5)東川公則(笠松) 32P (6)岡部誠(愛知) 30P (7)戸崎圭太(大井) 26P (8)山口勲(佐賀) 24P (9)今野忠成(川崎) 23P (10)川原正一(兵庫) 18P (11)吉原寛人(金沢) 16P (12)坂井英光(大井) 15P (13)岡崎準(福山) 15P (14)赤岡修次(高知) 11P ※合計得点が同点の場合は、最上位の着順を得た騎手が優先される。【杉村一樹騎手のコメント】「最終戦で逆転されて優勝を逃した3年前と同じ失敗をしないように気をつけました。WSJSでは地方競馬代表の名に恥じないよう、精一杯頑張ります。高知の赤岡さんのように活躍して、荒尾競馬をアピールしたいですね。荒尾にも遊びに来てください!」(netkeiba.com)

10/13■秋のG1戦線で有力候補と見られていたオウケンブルースリが、今年は全休することになった。10日の京都大賞典2着後、右前脚をひきずるそぶりを見せたため、13日に栗東の診療所でエコー検査を受けた。心配された屈腱炎ではなかったが、脚元に疲れがあると診断され、今秋の出走を見合わせることになった。「来週にもう一度エコー検査するが、今のところ屈腱炎ではない。でも、もう今年は使わない」と音無調教師。来年の復帰を目指すことになる(日刊スポーツ・コム)

10/13■17日に行われるG3府中牝馬Sが、来年からG2に昇格することがサンケイスポーツの取材で明らかになった。府中牝馬Sはここ数年、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップという二つのG1レースのステップレースとしてハイレベルな牝馬が集結。レースレーティングも国際格付けを得られるG2の基準をクリアしていることから、昇格することになった。日本がパートI国入りした2007年以降は、国際基準に則った格付けが行われており、新設重賞のレパードSもグレードなしで行われている(2年間の出走メンバーなどを検討した後に格付け)。今後もこうしたレーティングによる昇降格があるものとみられ、競馬先進国としての日本の地位が明確になってきた(サンスポ.com)

10/13■G1・4勝馬ブエナビスタが、天皇賞・秋で短期免許で来日予定のクリストフ・スミヨン騎手(29)と新たにコンビを組むことが12日、明らかになった。主戦の横山典弘騎手が落馬負傷で戦線を離脱しているため、乗り替わりとなった。ブエナビスタは現在、栗東TCで秋初戦となる天皇賞に向けて、調整を続けている(サンスポ.comより)

10/12■高井彰大騎手(栗東・新川恵厩舎)が、10月20日付けで騎手を引退することになった。引退後は、加藤敬二厩舎で調教助手となる予定。2003年デビュー。JRA通算854戦31勝(うち障害91戦6勝)(JRAホームページより)

10/12■南部杯で2着に敗れたエスポワールシチーが、盛岡RCから美浦の検疫厩舎に入った。「深夜の2時ごろに到着した。長距離輸送が続いたし、さすがに食いが落ちているが、美浦滞在中に回復するでしょう」と竹垣厩務員。木曜から坂路入りを予定、18日にアメリカに出発してブリーダーズCクラシック(11月6日・チャーチルダウンズ)に挑戦する(デイリー=netkeiba.com)

10/8■IFHA(国際競馬統括機関連盟)が最新のワールドサラブレッドランキング(4月1日から10月3日)を発表し、凱旋門賞で2着に好走したナカヤマフェスタが127ポンドで前回の25位から5位タイに大きく順位を上げた。日本調教馬で50位以内に入ったのはナカヤマフェスタのみ。凱旋門賞Vのワークフォースは128ポンドで2位タイで、135ポンドのハービンジャーが首位をキープした(デイリー=netkeiba.com)

10/7■9/26の中山競馬で落馬し、中心性頸随損傷、頭蓋骨々折と診断された、リーディングトップ(7日現在、113勝)の横山典弘騎手(42)が7日、入院先の千葉県船橋市内の病院を退院した。JRA広報を通して、「順調に回復をしているが、引き続き加療が必要なので、今後については未定です」とコメントした(netkeiba.com)

10/6■凱旋門賞に出走したナカヤマフェスタ、ヴィクトワールピサと帯同馬ナカヤマスウェプト号(牡4 美浦・二ノ宮敬宇厩舎)の3頭が、6日、成田空港に到着した。3頭は輸入検疫のため、白井の競馬学校に入厩した(JRAホームページより)

10/4■JRAのHP限定で募集していた10月31日の東京12R「東京ゴールデンプレミアム」に付くサブタイトルが「エアグルーヴメモリアル」に決定した。同馬の得票数は断トツの3504票(25%)。次点がスペシャルウィークの1211票(9%)。以下、ヘヴンリーロマンス(1013票)、シンボリクリスエス(1007票)。筆者はテイエムオペラオー(6位、684票)に投票した(JRAホームページより)

10/3■現地時間3日、仏・ロンシャンRCで行われた第89回凱旋門賞(3歳上牡牝、仏G1・芝2400m、19頭立て)に、日本からナカヤマフェスタが蛯名正義騎手騎乗で、ヴィクトワールピサが武豊騎手騎乗で出走した。レースは、ナカヤマフェスタが中団、ヴィクトワールピサが後方をそれぞれ追走。道中は19頭が一団のまま進み、最後の直線手前でナカヤマフェスタが外から進出。直線に入りナカヤマフェスタが一旦は先頭に立ったが、内からワークフォース Workforceが徐々に差を縮め、直線半ばで交わして先頭に躍り出た。その後も競り合いが続いたが差は縮まらず、ワークフォースが1着でフィニッシュ。ナカヤマフェスタはアタマ差の2着に敗れた。勝ちタイムは2分35秒30(重)。さらに、2馬身1/2差の3着にサラフィナ Sarafinaが入り、ヴィクトワールピサは後方から差を詰めたものの勝ち馬から約9馬身離された7着に終った。勝ったワークフォースは今年の英ダービーを7馬身差のレコードタイムで優勝。今回は、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS5着以来の出走だった(netkeiba.com)

10/3■現地時間2日、米・ベルモントパークRCで行われたフラワーボウル招待S(3歳上牝、米G1・芝10f、7頭立て)に、日本からレッドディザイアがK.デザーモ騎手騎乗で出走した。同馬は好スタートから道中は最内の4番手を追走し、直線で一旦は先頭に立ったものの、後方から伸びてきたJ.カステリャーノ騎手騎乗のアーヴェイ Aveに交わされ、勝ち馬から約1馬身差の3着に終わった。勝ちタイムは2分08秒54(重)。レースは7頭が一団となる展開から直線馬群を縫って脚を伸ばしたアーヴェイが優勝。アタマ差の2着にチェンジングスカイズ Changing Skiesが入り、さらに3/4馬身差の3着にレッドディザイアが入った。レッドディザイアはこの後、現地時間11月5日に米・チャーチルダウンズRCで行われるブリーダーズCフィリー&メアターフ(米G1)に出走を予定している。【松永幹夫調教師のコメント】「前哨戦としては良かったと思います。休み明け、長距離輸送、アメリカでの初めてのレースといったことを総合的に判断すれば、十分合格点が与えられます。本番に向けて楽しみです」【K.デザーモ騎手のコメント】「直線に向いた時の手応えから、負けるとは思いませんでした。今回使ったことで次の大仕事に向けて準備ができたと思います」(netkeiba.com)

10/3■現地時間2日、ハリウッドパークRCで行われたレディーズシークレットS(3歳上牝、米G1・オールウェザー8.5f、5頭立て)は、M.スミス騎手騎乗の圧倒的1番人気ゼニヤッタ Zenyattaが、スウィッチ Switchに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分42秒97(良)。さらに4馬身3/4差の3着はムーンドフレンチ Moon de Frenchとサタンズクイックチック Satans Quick Chickが同着となった。ゼニヤッタは同レース3連覇を達成するとともに、デビュー以来無傷の19連勝を達成。ペッパーズプライド Peppers Prideが持つ北米記録に並んだ。なお、北米以外では日本のドージマファイターが29連勝、プエルトリコのカマレロ Camareroが56連勝という記録を残している(netkeiba.com)

10/1■JRAは、有馬記念のレース内容を一層充実させる目的で、今年度から褒賞金(ボーナス)を設定すると発表した。対象は、その年のG1レース(中央および海外)を勝った馬で、その年の有馬記念に出走して1着~3着に入った中央所属馬に限られる。ボーナスの額は1着馬3,000万円、2着馬2,000万円、3着1,000万円となっている(JRAホームページより)

9/28■土谷智紀騎手(37)が現役を引退し、10月1日付で所属する古賀慎明厩舎の助手として再出発することになった。1991年デビューで20年目。通算成績は3792戦164勝。重賞勝ちはないが、96年京王杯AH3着のトウホーケリーの主戦を務め、2003年の中山金杯で12番人気のトーアメイウンを2着に好走させている。今年はオークス馬となったサンテミリオンの調教担当として厩舎G1初勝利の影の功労者となった(デイリー=netkeiba.com)

9/27■岐阜県地方競馬組合は27日、同競馬所属のエレーヌ(牝3、山中輝久厩舎)が、25日未明に笠松RCの厩舎にて心不全により死亡したと発表した。エレーヌは父ダイタクリーヴァ、母トラックマグナ(その父アラジ)、伯母にヴァイタルトラック(京成杯オータムH3着)がいる血統。2009年8月にホッカイドウ競馬でデビューし、1勝を挙げたのち笠松へ移籍した。移籍後は順調に勝ち星を積み重ね、3月のスプリングC(名古屋)で重賞初制覇。さらに4月の新緑賞(笠松)から東海ダービー(名古屋)まで重賞5連勝を達成し、今年度から実施されているグランダム・ジャパン3歳シーズンの初代女王に輝いた。その後も兵庫サマークイーン賞(園田)で古馬を破るなど活躍を見せたが、前走のノースクイーンC(門別)で13頭立ての最下位に敗退。これが最後のレースとなった。通算成績26戦11勝(うちJRA3戦0勝、重賞8勝)(netkeiba.com)

9/27■NARは、イギリスのアラン・ムンロ(Alan Munro)騎手に10月1日から12月31日まで3カ月間の短期騎手免許を交付したと発表。同騎手の所属は大井の松浦裕之厩舎(keiba.go.jpより)

9/27■26日の中山3Rで落馬し病院に搬送された横山典弘騎手は、中心性頚髄損傷、頭蓋骨々折と診断された。JRAが27日に発表した。横山騎手は中山3Rでビーライトに騎乗。発走後、同馬が他の馬に関係なくつまずいため落馬。騎乗馬と後続の馬に踏みつけられる形になった。そのまままったく動けず、救急車で競馬場内の診療所に搬入され、以降の4鞍すべてが乗り替わりとなった。同騎手は現在113勝で、リーディングのトップを独走中。秋のG1でも秋華賞のサンテミリオンや、ブエナビスタやロジユニヴァースなどの有力馬に騎乗する予定だった(サンスポ.com)

9/27■JRAのHP限定で募集していた10月24日の京都12R「京都クラウンプレミアム」に付くサブタイトルが「ライスシャワーメモリアル」に決定した。同馬の得票数は2207票(シェア19%)。次点がナリタブライアンの1519票(13%)、僅差でダンスインザダークが1509票(同)を得た。筆者はマンハッタンカフェに投票した(288票)(JRAホームページより)

9/24■10月9日から始まる4回東京開催から、東京ダート1600mコースのスタート地点が若干変更される。スタート地点が芝であることには変わりないが、これまで、ダートコースに合流するまでにわずかな角度があった2コーナーシュート部分が直線化される。なお、同コースのレコードタイムは変更されない(JRAホームページより)

9/21■JRAのHP限定で募集していた10月17日の京都12R「京都オータムプレミアム」に付くサブタイトルが「ダイワスカーレットメモリアル」に決定した。同馬の得票数は3702票(シェア26%)。次点がスティルインラブの2339票(16%)、3位がファインモーションの2134票(15%)となっている。筆者はスティルインラブかダイワスカーレットと考え、まだ女王杯が残っているDスカーレットを温存して、三冠牝馬スティルインラブに投票した(JRAホームページより)

9/20■20日の「第12回阪神ジャンプS」を圧倒的1番人気(1.9倍)に応えて勝ったコウエイトライ(牝9、山内研二厩舎)は、今回の勝利で障害重賞8勝と同一重賞4勝のJRA新記録を達成。グランドマーチス、バローネターフの7勝を抜くとともに、2006~08年と今回の計4回、阪神ジャンプSを制した(出走機会4連勝のおまけつき)

9/20■豪州で出走予定のトウカイトリック(牡8、野中厩舎)は、19日19:08成田から出国し、香港経由で20日11:49(日本時間10:49)メルボルンAPに到着、同日14:20、ウェリビーRC検疫厩舎に到着した(JRAホームページより)

9/18■赤字解消にむけた「改革ビジョン」最終年度を迎えている道営ホッカイドウ競馬が、来年度以降も存続できる見通しであることがわかった。17日の定例道議会で高橋はるみ知事が明らかにしたもので、道営競馬について「ホッカイドウ競馬を将来にわたって安定的に継続していくことが重要」と方向性を示し、「馬産地振興の観点からも最終的な判断をしたい」と述べた。同競馬は、開幕から9月16日終了時点での53日間で、前年対比98.6%の71億9834万900円を売り上げ、収支均衡の見通しを立てられている(netkeiba.com)

9/17■10/2フラワーボウル招待S(米G1、ベルモントパーク芝10F)をステップに11/5BCフィリー&メアターフ(米G1、チャーチルダウンズ芝10F)に出走予定のレッドディザイア(牝4、松永幹夫厩舎)は、9/9に美浦TCの輸出検疫厩舎(10~15日)を経て、9/16に成田から出国し、16日15時20分(日本時間17日4時20分)JFK空港着。その1時間後にNYのアケダクトRCに入厩した。同地で輸入検疫を受ける。前哨戦の鞍上はK.デザーモ騎手(JRAホームページ、netkeiba.comより)

9/16■15日付で柴田善臣騎手がJRA運営審議会委員を退任。後任に武豊日本騎手クラブ会長が16日付で就任。任期は来年9月15日まで(デイリー=netkeiba.com)

9/15■JRAは15日、美浦の中野渡清一調教師(69)から勇退届が提出され、10/20付での勇退が決まったことを発表した。8戦8勝の名馬マルゼンスキーの主戦を務めた騎手時代を経て、1989年に厩舎を開業。先週終了時点で、JRA通算195勝を挙げているが、近年は成績が伸び悩み、今年はまだ勝ち星に恵まれていない。なお、これに伴い、10/21付で、新開幸一調教師(43)と、田中剛調教師(49)がともに10馬房で開業する(デイリー=netkeiba.com)

9/14■北海道新ひだか町のレックススタッドに供用されていたスターオブコジーン(22歳)が9月4日、同スタッドを退厩。熊本県の本田牧場に移動した。同馬は父Cozzene、母Star Gem(その父Pia Star)という血統。現役時代は米国のターフランナーとして活躍し、通算38戦14勝(重賞8勝)。1995年から日高町のブリーダーズスタリオンステーションで供用され、2009年にレックススタッドに移動していた。ネイティヴハートやニホンピロサートなどの父として知られ、今年はマイネルスターリーが函館記念を制している(netkeiba.com)

9/12■現地時間12日、仏・ロンシャンRCで行われたフォワ賞(6頭立て)に、ナカヤマフェスタが蛯名正義騎手騎乗で出走。道中は終始3番手を追走し、直線に入り仕掛けると徐々に先頭との差を縮め、内で粘ったダンカン Duncanから3/4馬身差の2着に入った。勝ったのはW.ビュイック騎手騎乗のダンカン(牡5、父Dalakhani)で、勝ちタイムは2分35秒90(重)。ナカヤマフェスタから1馬身差の3着にはティモス Timosが入っている。◆二ノ宮敬宇調教師のコメント「装鞍所ではやる気がみなぎっており、パドックでは多少心配なくらいでしたが、返し馬では上手く馬の後ろで抑えることができました。蛯名騎手とは、ペースが遅くなることを想定して我慢のレースをするように話しました。レースについては、スタートが非常に良く上手く折り合いもつけることができました。その分余力が残っており、終いも伸びたのではないかと思います。トライアルとして非常にいい走りができました。馬についてはレース後もすぐに息が入り、順調です。本番は今日よりもペースが速くなり頭数も増えると思うので、少しでも馬を良い状態にして本番を迎えたいです」◆蛯名正義騎手のコメント「久しぶりのレースということもあり、ややテンションが高めでした。レース中も少し力んでいましたが、引っかからずに良いテンポで走ることができました。折り合いもスムーズで、トライアルとして申し分のない走りができたのではないかと思います。結果は2着でしたが、ペースが遅かったので仕方がないかなと思います」(netkeiba.com)

9/12■現地時間12日、仏・ロンシャンRCで行われたニエユ賞(7頭立て)に、ヴィクトワールピサが武豊騎手騎乗で出走。道中は5番手を追走し一時は最後方まで順位を下げたが、直線に入り外から進出すると、一旦2番手争いに加わるまで追い上げた。しかしそこから伸びず、最後は先頭から約8馬身差離された4着に敗れている。勝ったのはC.ルメール騎手騎乗のベカバッド Behkabad(牡3、父Cape Cross)で、勝ちタイムは2分30秒80(重)。アタマ差の2着にプラントゥール Planteur、さらに4馬身差の3着にキッドナッピング Kidnappingが入った。◆角居勝彦調教師のコメント「レースについては折り合いがついていました。一団となって直線に向き、手応えは良かったのですが最後は脚が止まってしまいました。多少太め残りの影響があったのかもしれません。今後も調教を続けていく中で、馬の気持ちが乗ってきてくれればと思います。レース後も馬の調子は順調です」◆武豊騎手のコメント「競馬は久しぶりでしたが、馬は落ち着いていました。スタートはまずまずで折り合いもつきました。位置取りからゴーサインはゆっくり出しました。反応はよかったのですが、残り200mで止まってしまいました。3カ月ぶりのレースでしたが、内容としては悪くないと思います。スタッフが本番に向けて馬のコンディションを整えてくれると思うので、私も色々考えていきたいです。結果的にこのレースが次につながればと思います」(netkeiba.com)

9/12■現地時間12日、仏・ロンシャンRCで行われたヴェルメイユ賞(3歳上牝、仏G1、芝2400m、12頭立て)は、T.クウィリー騎手騎乗のミッドデイ Middayが、プリュマニア Plumaniaに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分32秒40(重)。さらに1/2馬身差の3着にはサラフィナ Sarafinaが入った。勝ったミッドデイ(牝4、父Oasis Dream)は今年のナッソーS(英G1)、ヨークシャーオークス(英G1)に続くG1・3連勝を達成した(netkeiba.com)

9/12■地時間12日、仏・ロンシャンRCで行われたプティクヴェール賞(14頭立て)に、ピサノヴァロンが武豊騎手騎乗で出走。勝ち馬から約6馬身差離された12位で入線した。勝ったのはI.メンディザバル騎手騎乗のスイスディヴァ Swiss Diva(牝4、父Pivotal)で、勝ちタイムは57秒50(稍重)。2馬身差の2着にブラスター Bluster、さらにアタマ差の3着にマルアデントロ Mar Adentroが入った(netkeiba.com)

9/8■フランス遠征中のヴィクトワールピサ(牡3)の帯同馬ピサノヴァロン(牡4、角居)が「2010プティクヴェール賞」(G3、9/12ロンシャン芝直線1000、3歳上)に登録した(JRAホームページより)

9/6■JRAのHP限定で募集していた10月3日の中山12R「中山オータムプレミアム」に付くサブタイトルが「サクラバクシンオーメモリアル」に決定した。同馬の得票数は断トツの4974票(39%)。次点がデュランダルの1394票(11%)。筆者は(基本的にここ10年以内の活躍馬から選ぶという主義にもとづいて)デュランダルに投票したが、サクラバクシンオーには異論なし。ただ、Sバクシンオーの頃のスプリンターズSは年末開催だったので違和感はあるが…

9/6■幾度となく奇跡の復活を遂げたG1・7勝馬カネヒキリが引退することになった。5日、角居調教師が明らかにした。今後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬生活に入る予定。前走のブリーダーズGC2着後は函館で調整され秋のG1戦線を目指していたが、古傷の右前とは逆の左前脚に屈腱炎を発症。オーナーと協議した結果、現役生活にピリオドを打つことが決まった。角居調教師は「左前も(屈腱炎に)なってしまい、右脚の手術をした所とは違う個所も痛めてしまった。年齢的なものもあると思うが、歴史をつくってくれた馬。これ以上走らせてもかわいそうなので」と話した。2007年に屈腱炎を患った際には幹細胞移植を敢行。その後、2回目のJCダート制覇など競走馬の未来に大きな革命を起こしてきた。「種馬になれることになったし、何よりこの馬にはあきらめないことを教えてもらいました」とたたえた(日刊スポーツ・コム)

9/5■現地時間4日、愛チャンピオンS(3歳上、愛G1・レパーズタウン芝10F、6頭立て)は、J.ヘファナン騎手騎乗のケープブランコ Cape Blanco(牡3、父Galileo)が、圧倒的1番人気に推されたリップヴァンウィンクル Rip Van Winkleに5馬身1/2差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分03秒89(良)。さらに短頭差の3着にはトワイスオーバー Twice Overが入った。勝ち馬は今年の愛ダービー馬。A.オブライエン厩舎所属で通算8戦6勝(うち重賞5勝)(netkeiba.com)

9/4■4日の札幌1Rで、アキュートバイオに騎乗した岩田康誠騎手は1角手前で前の馬と接触してつまずいて落馬し、レース後に札幌市内の病院で検査を受けた結果、左足関節外果骨折、右鎖骨骨折、頭部打撲と診断された。このため、土曜の札幌は2R以降の9レース(2、3Rは検査のため、4R以降は落馬負傷のため)で乗り替わった。日曜は札幌で11鞍に騎乗を予定していたが、すべて乗り替わる(デイリー=netkeiba.com)

9/4■4日の札幌1Rをインパクトゲームで制し、横山典弘騎手が、今年のJRA年間100勝を東西一番乗りで成し遂げた。自身10回目となる年間の大台到達は、通算126勝を挙げた96年(8月31日に達成)に次ぐ速いペース。武豊(20回)、岡部幸雄元騎手(13回)に続く記録に、東の名手は「北海道シリーズではいい馬にたくさん乗せてもらっている割に勝ち鞍を伸ばせずにいたが、ようやく達成できた。引き続き応援をお願いします」と笑顔を見せていた。また、続く札幌2Rをカメリアビジュが勝ち、フジキセキ産駒は1065勝となり、種牡馬のJRA勝利数で8位となった。1位はサンデーサイレンスの2749勝。札幌7Rでは、ウォンビーロングで制した藤沢和雄調教師がJRA史上10位となる通算1044勝(うちG1・21勝を含む重賞82勝)を達成した。「これからも上を目指して、ひとつひとつ勝ち星を重ねていけるように頑張っていきます」と抱負を語った(デイリー=netkeiba.com)

9/1■今年の日本ダービー馬エイシンフラッシュが1日正午過ぎに、函館RCから栗東に帰還した。藤原英昭調教師は「馬体も戻ったし、いいリフレッシュができたと思う。秋の目標に向けて、これまで以上のパフォーマンスを見せられるよう頑張りたい」と意欲をのぞかせた。神戸新聞杯から菊花賞へ挑む。また、ドリームジャーニーも放牧先のグリーンウッドから帰厩した。池江泰寿調教師は「球節の腫れは宝塚記念(4着)のときよりも引いている。復帰戦はオールカマー。その後は秋の天皇賞、有馬記念、あるいは香港遠征のプランもなくはないが、明言はできない。脚元の状態を見ながら考えます」と話した。仏遠征中のヴィクトワールピサが1日、凱旋門賞の前哨戦、ニエユ賞へ向け、武豊騎手を背にエーグル調教場の芝で6Fから3頭併せを行なった。「弥生賞以来でしたが、とても落ち着いていたし、幅が出て大きくなった印象。手前を変えるときに多少よれたけど、トライアルの1週前としてはいい状態に仕上がっている」と鞍上は好感触を口にした(デイリー=netkeiba.com)

8/30■JRAは30日、オグリキャップのライバルとして活躍したスーパークリークが29日夕方、繋養先の浦河町・日高スタリオンステーションで老衰のために死亡したと発表した。25歳だった。主な産駒には、96年のスイートピーS2着のハダシノメガミ、01年に道営競馬のステイヤーズC2着のハギノハンターがいる。【日高スタリオンステーション・三好正義氏のコメント】「スーパークリークは、腸炎による下痢や飼い食いの低下など、加齢によるものと思われる体調不良が今年6月ごろから続いており、経過をみながら治療を行なっていましたが、昨日8月29日昼過ぎに容態が急変し、午後4時50分死亡いたしました。先日のオグリキャップに続く、一時代を築いた名馬の死亡をとても残念に思っています。スーパークリークの関係者ならびに同馬を応援してくださったファンの皆さまのご厚情に対し、深く感謝申し上げますとともに、同馬の冥福を心よりお祈りいたします」(netkeiba.com)

8/28■日高軽種馬農業協同組合門別種馬場で種牡馬生活を送っていた、米国産種牡馬キッケンクリス(牡10)が種牡馬生活を引退。生まれ故郷の米国へ帰るために17日午前、6年間を過ごした同種馬場を退厩した。キッケンクリスは父Kris S.、母Kicken Grass(その父ジェイドハンター)という血統。アーリントンミリオン(米G1、繰り上がり優勝)やセクレタリアトS(米G1)など米国の芝コースで19戦6勝(重賞4勝)という成績を残して2005年から日本に導入。ところが思うように配合に恵まれず、種牡馬引退。そして帰国が決まった。産駒は、昨年8月にアウラスター(牡4)が小倉でJRA初勝利を記録している(netkeiba.com)

8/26■メルボルンC(豪G1、11/2フレミントン)に出走を予定していたマイネルキッツが遠征を中止することになった。札幌記念で7着後、25日に美浦へ帰厩。当初は異常が見られなかったものの翌26日、歩様に乱れが見られた。国枝調教師は「今日になって右肩の出が悪くなった。オーナーサイドからは“前哨戦のコーフィールドCをパスして本番へ行けないか”という要望もあったが、検疫、飛行機の便を考えれば現実的には厳しい」と判断。これにより、日本馬のメルボルンC参戦はトウカイトリック1頭となる。今後は「快方に向かうようなら、ジャパンCを目指したい。ただ、無理はさせられないので(復帰は)来年になるかもしれない」と説明した(netkeiba.com)

8/26■フランス遠征中のヴィクトワールピサ(牡3)が「ニエル賞」(G2、9/12ロンシャン芝2400、3歳牡牝)、ナカヤマフェスタ(牡4)が「フォワ賞」(G2、9/12ロンシャン芝2400、4歳以上牡牝)、ピサノヴァロン(牡4)が(G2、10/2ロンシャン芝1600、3歳以上)に、それぞれ登録した(JRAホームページより)

8/23■23日、帯広RCで「JRAジョッキーDayエキシビションレース」2競走が行われた。第1レース(ダ200m)は藤岡佑介騎手・山本正彦騎手騎乗のオレワスゴイ(牡5、ばんえい・皆川公二厩舎)が優勝した。勝ちタイムは1分28秒8。2着には勝浦正樹騎手・工藤篤騎手騎乗のファイター、3着には武幸四郎騎手・大河原和雄騎手騎乗のキタノドリーマーが入った。なお、今年初参加となった武豊騎手は船山蔵人騎手とのコンビでトマランサーに騎乗したが、着外に敗れている。第2レース(ダ200m)は、藤田伸二騎手・藤野俊一騎手騎乗のブライトダンサー(牡9、ばんえい・村上慎一厩舎)が後続を突き放して圧勝した。勝ちタイムは1分15秒1。なお、2位に入線した武幸四郎騎手・船山蔵人騎手騎乗のトリノヒメは、武幸四郎騎手の落橇(そり)により失格となり、3位に入線した上村洋行騎手・尾ヶ瀬馨騎手騎乗のビフカミツエが2着に、4位に入線した勝浦正樹騎手・村上章騎手騎乗のサカノセンリョウが3着にそれぞれ繰り上がった。この結果、第1レースを制し、第2レースでも4着に入った藤岡佑介騎手が31ポイントで総合優勝。2位には2着・3着と安定して上位に食い込んだ勝浦正樹騎手28ポイントが続いた。また、今回が初参加となった武豊騎手は第1レースが7着、第2レースが6着と振るわず、11ポイントの総合8位に終わっている(netkeiba.com)

8/21■この日、新潟ジャンプSを勝ったコウエイトライは、グランドマーチス、バローネターフに並ぶ、中央競馬最多タイの障害重賞7勝目を、鞍上の高田潤騎手はJRAの障害重賞が施行されている全6場において障害重賞制覇を成し遂げる快挙を、人馬同時に達成した

8/19■レッドディザイアは、9月9日に美浦TCの輸出検疫厩舎(10~15日)へ入り、同16日に成田空港から出国することになった。フラワーボウル招待S(米G1、10/2・ベルモントパーク芝10F)をステップに大一番へ向かう(デイリー=netkeiba.com)

8/19■10/3凱旋門賞(FRロンシャン)に出走予定のヴィクトワールピサと帯同馬のピサノヴァロン(牡4、角居厩舎)は18日、成田から出国、同日17:23(日本時間19日0:23)アムステルダムに到着し、3時間あまりの空港検疫を経て、19日3:25にFRシャンティイのP.バリー厩舎に到着した(JRAホームページより)

8/16■現地時間15日、FR・ドーヴィルRCで行われたジャックルマロワ賞(3歳上牡牝、仏G1・芝1600m、8頭立て)は、C.スミヨン騎手騎乗のマクフィ Makfi(牡3)が、圧倒的人気に支持されたゴルディコヴァ Goldikovaに2馬身1/2差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分39秒40(不良)。さらにクビ差の3着にはパコボーイ Paco Boyが入った(netkeiba.com)

8/10■10/3凱旋門賞(FRロンシャン)に出走予定のナカヤマフェスタと帯同馬のナカヤマスウェプト(牡4、二ノ宮厩舎)は8/9、13:48に成田から出国、同日17:52(日本時間10日0:52)アムステルダムに到着し、3時間あまりの空港検疫を経て、10日4:30にFRシャンティイのT.クラウト厩舎に到着した(JRAホームページより)

8/8■現地時間7日、USAデルマーRCで行われたクレメント・L・ハーシュS(3歳上牝、米G1・オールウェザー8.5F、6頭立て)は、M.スミス騎手騎乗のゼニヤッタ Zenyatta(牝6)が、リンターバル Rintervalにクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分45秒03(良)。さらに2馬身1/4差の3着にはプリンセステイラー Princess Taylorが入った。ゼニヤッタは同レース3連覇を達成するとともに、デビュー以来無傷の18連勝を達成。香港のサイレントウィットネス Silent Witnessの記録を超えた。なお、北米記録はペッパーズプライド Peppers Prideが持つ19連勝。北米以外では日本のドージマファイターが29連勝、プエルトリコのカマレロ Camareroが56連勝という記録を残している(netkeiba.com)

8/2■現地時間1日、FRドーヴィルRCで行われたロートシルト賞(3歳上牝、仏G1・芝1600m、7頭立て)は、O.ペリエ騎手騎乗のゴルディコヴァ Goldikova(牝5、仏、F.ヘッド厩舎)が、ミュージックショー Music Showに3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒50(稍重)。さらに1馬身差の3着にはイリューシヴウェーヴ Elusive Waveが入った。ゴルディコヴァは08、09年に続くロートシルト賞3連覇を達成。また、今回の勝利でG1・10勝目となった。通算18戦13勝。主な勝ち鞍:09年BCマイル(米G1)、10年クイーンアンS(英G1)(netkeiba.com)

8/2■魅せた沸かせた!武豊、127日ぶり復帰---待ちに待った騎乗に、夏の小倉が大きく沸いた。127日ぶりの勝利こそならなかったが、武豊騎手が確かな手応えとともに、完全復活への第一歩を踏み出した。「こんなに長い期間、馬に乗れなかったのは子供の頃を含めても初めて。たった4カ月かもしれないが、ボクにとっては長い4カ月でしたね」復帰初戦となった小倉6R。ユタカがパドックに現れると大きな歓声に包まれ、返し馬でスタンド前を通過する時も拍手は鳴りやまなかった。レースでは2番人気コードゼットを巧みに操り、直線では見せ場を作ったが惜しくも4着。レース後は「勝てなくて残念」と悔しさをにじませたが、そのさわやかな笑顔には充実感があふれていた。続く小倉記念のスマートギアは、堂々の1番人気。後方2番手から3~4コーナーで外から進出し、メンバー最速の末脚(3ハロン34秒4)を駆使したが、3着に敗れた。期待に応えることこそできなかったものの、後方脚質のスマートギアはもともと小回りコースは不向き。直線は力強い追い込みで、能力は十分に引き出したといっていい。「いい競馬はできた。いい形になったけど、前の2頭が止まらなかったからね。2回乗ったけど(肩は)大丈夫。他の乗り役から“前よりいいじゃない”って言われたよ(笑)」。左肩にはテーピングが巻かれていたように、まだ完璧とはいかないが、その表情はにこやか。復帰初日は2鞍の騎乗にとどめたが、症状の良化とともに騎乗数は増えていくはずだ。「楽しみなレースもありますし、いいパフォーマンスを見せて、ファンや関係者の期待に応えたい」。秋にはヴィクトワールピサでの凱旋門賞挑戦も控えているユタカ。競馬界を盛り上げていくためにも、その存在は絶対に欠かせない(サンスポ.com)

8/1■JRAから秋季競馬番組が発表された

8/1■アイルランドに移籍したポップロック(牡9)が新天地でのデビュー戦を勝利で飾った。30日夕(日本時間31日未明)、西海岸のゴールウェイRCで11頭によって争われた4歳上条件戦(芝右14F、1着賞金1万3975ユーロ=約158万円)にF.ベリー騎手とのコンビで出走し、3分10秒26(良)で勝利を収めた。2番人気タイ5.5倍での出走で、2着シーザーズソングとの差は2馬身1/2だった。ポップロックは今年2月14日のダイヤモンドS(11着)を最後にアイルランドのカラで開業している児玉敬調教師の元へ移籍し、馬主名義はポップロックシンジケートとなっている。ゴールウェイRCはヨーロッパの中でも特に起伏が激しい競馬場として知られ、岡部幸雄さんが1995年9月12日にA.オブライエン厩舎のシークレットマジックに騎乗して勝利を飾っている。ポップロックの次走はバリーカレンS(21日、G外、カラ、芝14F)の見込みで、G1愛セントレジャー(9月11日、カラ、芝14F)にも登録がある(サンスポ.com)

7/29■メルボルンC(豪G1、11/2フレミントン芝3200m)への参戦が流動的だったマイネルキッツの遠征が正式に決定した。当初は検疫で第三国に60日以上の滞在が必要だったものの、その条件が緩和。東京RCで2週間、現地で2~3週間の検疫で出走が可能となった。「札幌記念を使ったあとは美浦に戻して、それから検疫に入ります」と国枝調教師。前哨戦のコーフィールドC(豪G1、10/17コーフィールド芝2400m)をステップに本番へ向かう。なお、同じくメルボルンCへの参戦を予定していたジャガーメイルは現時点で出否未定。「検疫以外にいろいろあるので。オーナーと相談して決めたい」と堀調教師は話した(デイリー=netkeiba.com)

7/28■28日、北海道帯広市と社団法人ばんえい競馬馬主協会は、8月23日(月)に帯広RCで行われる「JRAジョッキーDAY」のイベントのひとつ「エキシビションレース」に、今週の小倉記念で戦列復帰する予定の武豊騎手が初参加することを発表した。今年で4回目を迎える、ばんえい十勝の「JRAジョッキーDAY」。JRAジョッキーがばんえい十勝のジョッキーとコンビを組み争われるエキシビションレースに、今年は以下10名の騎手が参加を予定している。
・安藤勝己(4回目)・上村洋行(初出場)・勝浦正樹(4回目)・四位洋文(4回目)・武幸四郎(3回目)・武豊(初出場)・田中勝春(初出場)・藤岡佑介(初出場)・藤田伸二(4回目)・横山典弘(2回目)
このエキシビションレースは同日に2戦実施され、合計成績で優勝が争われる。第1回、昨年の第3回は安藤勝己騎手が、第2回は藤田伸二騎手が優勝している(netkeiba.com)

7/27■宝塚記念を鼻出血で回避したレッドディザイアがBCフィリー&メアターフ(米G1、11/5チャーチルダウンズ芝10F)に参戦することになった。27日、松永幹夫調教師が発表したもの。オーナーサイド(東京サラブレッドクラブ)と協議の結果、牝馬限定戦のG1に挑むことが決まった。現在は宮城県の山元TCで休養中。調教は再開されており、8月20日前後に栗東への帰厩を予定している。9月上旬に美浦での出国検疫を経て、15日に成田空港から渡米。フラワーボウル招待S(米G1、10/2ベルモントパーク芝10F)をステップに大一番へ臨む。ともにジョッキーは未定。松永調教師は「鼻出血をしたヨーロッパの馬がアメリカで走っているように、設備が整っている。左回りでコースも合っていると思う」と語った。なお、帰国後は有馬記念への出走も視野に入れている(デイリー=netkeiba.com)

7/26■落馬負傷で戦列を離れていた武豊騎手が、今週から復帰する見込みだ。先週は栗東TCに姿を見せ、調教を再開。「早く小倉に行きたい。いや、どこでもいいから早く乗りたい」と武豊は正直な気持ちをストレートに口にした。久しぶりに馬にまたがり笑顔を浮かべる名手。復帰できる喜びがにじみあふれていた。3月27日の毎日杯で落馬。左鎖骨遠位端骨折、腰椎横突起骨折と診断された。早期復帰を目指し、周囲のアドバイスも受けながら、さまざまな治療、リハビリを行った。だが、自身が思うほど順調には進まなかった。復帰を目指したシンガポール航空国際Cのヤマニンキングリー、さらにダービーのヴィクトワールピサの騎乗も断念。「骨折は早く治ったけど、肩の関節部分が予想以上にダメージが大きかった」。焦る気持ちを抑え、黙々とリハビリ、トレーニングを繰り返した。「競輪選手かと思った」と振り返るくらいエアロバイクで汗を流す日々。そして、ようやくターフに戻る日が近づいてきた。順調なら今週の小倉から復帰し、小倉記念ではスマートギアに騎乗する。サマーシリーズを盛り上げるだけではなく、凱旋門賞(仏G1、10/3ロンシャン芝2400、ヴィクトワールピサに騎乗)で世界へ、そして今年下半期に向けて大攻勢をかけていく(デイリー=netkeiba.com)

7/25■現地時間24日、英・アスコットRCで行われたキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英G1・芝12F、6頭立て)は、O.ペリエ騎手騎乗の2番人気ハービンジャー Harbinger(父Dansili、英・M.スタウト厩舎)が、ケープブランコ Cape Blancoに11馬身差をつけて圧勝した。さらに3馬身1/4差の3着にユームザイン Youmzainが入り、英ダービーを圧勝して臨んだ1番人気のワークフォース Workforceは5着に敗れている。勝ちタイムの2分26秒78(良)はコースレコード。ハービンジャーは重賞3連勝でここに臨んでおり、今回が初のG1挑戦だった(netkeiba.com)

7/21■1998年のフェブラリーSを優勝し、種牡馬引退後は千葉県芝山町のオリンピッククラブ宝馬乗馬学校にて繁養され余生を送っていたグルメフロンティア(牡18歳)が17日、病気のため死亡した(JRAホームページより)

7/19■11月6日のBCクラシック(チャーチルダウンズ、ダート10F)で世界制覇を目指すエスポワールシチーは現地の前哨戦には使わず、国内の1戦を挟んで本番に向かう公算が大きくなった。前哨戦は10月11日盛岡の南部杯が有力で、10月2日阪神のシリウスSも候補に挙がっている。18日、安達調教師は「まったくの未定ですが、どちらかになると思います」と語った。5月のかしわ記念でG1・5連勝を飾った後は栗東近郊の宇治田原優駿ステーブルでリフレッシュ放牧中で、8月中には栗東に戻る予定(日刊スポーツ・コム)

7/19■2年連続サマースプリント王者に悲劇が襲った。アイビスSD3連覇の期待がかかったカノヤザクラが、競走中に左第1指関節を脱臼。安楽死の措置が取られた。10着で入線したものの、異変に気付いた小牧騎手がゴール後に下馬。検査の結果、重傷と判明した。ジョッキーは「残り150mから盛り返してくれたんだが…。残念としか言えない」と話すにとどめ、足早に検量室を後にした。通算27戦6勝(重賞3勝)、総収得賞金3億606万7000円(日刊スポーツ・コム)

7/18■エスポワールシチーが、南部杯(10/11盛岡)で復帰し、BCクラシック(米G1、11/6チャーチルダウンズ)へ参戦する見通しとなった。17日、安達調教師が「たぶんそうなると思います。8月中には栗東に戻すつもりです」と語ったもの。現在は京都府の宇治田原優駿ステーブルに放牧中。日本の最強ダート馬が、みちのくから世界へと羽ばたく(デイリー=netkeiba.com)

7/7■JRAは7日、田所清広調教師が6日に死去したことを発表した。54歳だった。同調教師は、騎手として2702戦206勝の成績を残し93年に引退。96年に栗東で厩舎を開業し、タヤスケーポイントが99年マーチSG3を制し重賞初制覇。その他、03年京都新聞杯G2を制したマーブルチーフ、06~08年の阪神ジャンプSJG3を3連覇を達成したコウエイトライなどを管理していた。JRA通算2922戦177勝(うち重賞9勝)。なお同調教師の死去に伴い、7日付けで田所秀孝調教師(栗東)に臨時貸付け(20馬房)を行うこと、田所清広厩舎の管理馬全頭(27頭)が田所秀孝厩舎に転厩することも併せて発表されている(netkeiba.comほか)

7/6■7月18日(日)シンガポールのクランジRCで行われる国際見習騎手招待シリーズ「アジアヤングガンズチャレンジ2010(Asian Young Guns Challenge 2010)」に、日本からは松山弘平騎手(栗東・池添厩舎)がJRA代表として、名古屋競馬所属の阪野学騎手(井上 哲厩舎)が地方競馬代表として出場することになった。同シリーズは、オーストラリア・香港・マレーシア・シンガポールそして日本の5カ国からそれぞれ選ばれた2名の優秀な見習騎手総勢10名により、全3戦(1400m芝コース2戦、1700mポリトラックコース1戦)の獲得ポイントにより優勝者が決定される企画。昨年の同シリーズはオーストラリアのフレミントンRCで行われ、JRA代表として参加した藤岡康太騎手が優勝している(JRAホームページ、keiba.go.jpより)

7/6■北海道日高町の軽種馬農協門別種馬場が閉鎖されることになり、同種馬場に繋養されていたテイエムオペラオー(牡14)が6月30日、テイエム牧場に移動した。来年度も種牡馬生活は続行する。また、北海道浦河町にあるイーストスタッドに繋養されていたブラックタキシード(牡14)が6月30日、日高町のブリーダーズスタリオンステーションに移動した(netkeiba.com)

7/6■6日、門別RCで行われた今年初の2歳重賞「第35回栄冠賞」(ダ1200m、1着賞金200万円)は、佐々木国明騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.7倍)クラーベセクレタが、4番人気クイックスターに1馬身1/2差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分14秒1(良)。さらに3/4馬身差の3着には5番人気マツリバヤシが入った。クラーベセクレタは父ワイルドラッシュ、母シークレットルーム(その父タイキシャトル)、道営・広森久雄厩舎所属の2歳牝馬。馬主は(有)サンデーレーシング、生産者ノーザンファーム(netkeiba.com)

7/6■5日、川崎RCで行われた5R(ダ1500m)で、船橋競馬所属の川島正行調教師(62)が管理するアミーゴ(牝3)が優勝。この勝利で、川島調教師は通算1000勝を達成した。記録の確認できる1973年以降に新規開業した南関東4競馬場所属の現役調教師では初めての快挙となる。川島調教師は1947年9月27日生まれ、千葉県出身。64年に船橋・林正夫厩舎から騎手デビュー。77年~79年のダイオライト記念3連覇など、87年までに通算6668戦786勝を挙げた。90年7月に調教師として初出走を果たし、94年、00年、02~08年にNARグランプリ最優秀調教師賞、09年に最優秀賞金収得調教師賞を受賞している。5日川崎5R終了時点での通算成績は3481戦1000勝(重賞94勝、JRA29戦0勝)(netkeiba.com)

7/5■96年のJC優勝馬で、アサクサデンエンやローエングリンの父シングスピール(牡18)が現地時間2日、繋養先の英・ダルハムホールスタッドにて蹄葉炎のため死亡していたことがわかった。同馬は、父In the Wings、母Glorious Song(その父Halo)という血統の愛国産馬。半兄には種牡馬Rahy、日本に輸入されたグランドオペラがいる。2歳時に英国でデビューした同馬は英、仏、日、米、UAEの5カ国で走り通算20戦9勝。JCのほか英インターナショナルS(英G1)やドバイWC(首G1)、コロネーションC(英G1)などに優勝し、種牡馬としてもムーンバラッド(ドバイWC)や仏オークス馬コンフィディシャルレディ Confidential Ladyなどを輩出していた(netkeiba.com)

7/5■91年の米国年度代表馬で、98年から2003年までを日本のイーストスタッドで繋養されたブラックタイアフェアー(牡24)が1日、余生を送っていたケンタッキー州のオールドフレンズリタイアメントファームで死亡した。同馬は、父Miswaki、母Hat Tab Girl(その父Al Hattab)という血統。2歳秋に米国でデビューすると、3歳暮れのシェリダンSG3で初重賞勝ちを記録。5歳時の91年にはBCクラシックを含む重賞6連勝を記録し同年の米国年度代表馬に選出された。通算45戦18勝。日本ではフジノウェーブがJBCスプリントに勝っているほか、ワシントンカラーが芝ダート併せて4つの重賞ウイナーとなっている(netkeiba.com)

7/4■有馬記念を2度優勝するなどG1を4勝し、現役引退後は優駿スタリオンステーションにおいて種牡馬として供用され、種牡馬引退後も同所にて繋養されていたオグリキャップ号(牡25歳)は、7月3日(土)優駿スタリオンステーション(新冠町)で事故のため死亡した。
◆株式会社優駿 村田繁實社長のコメント「7月3日午後2時過ぎにオグリキャップが放牧地で倒れているのを確認しました。その様子を見たところ、右後肢を骨折しており、その後死亡しました。同日中に優駿スタリオンステーションの役員、関係者が集まり、メモリアルパークにて死を弔いました。今年の5月1日からよりたくさんのファンの皆様にご覧いただけるよう、放牧地を整備したところだっただけに残念です。最期は大往生だったかと思います。今後は『お別れの会』を行なう予定です。これまでオグリキャップを愛していただき、ありがとうございました。これだけファンに愛された馬はいないと思います」
◆武豊騎手のコメント「競馬の歴史に凄い名を残した馬に2度騎乗させてもらって本当にありがたく、誇りに思います。今はオグリを知らない若い世代のファンの方もいらっしゃるので、あのスーパーホースの凄さを伝えていきたいです」(JRAホームページより)

7/2■宝塚記念優勝のナカヤマフェスタが、蛯名で凱旋門賞へ挑戦することが2日、決定した。「宝塚記念であのメンバーを相手に道悪で勝ち、遠征への気持ちが強くなった。鞍上は凱旋門賞で2度の騎乗経験がある蛯名騎手に依頼しました」と二ノ宮調教師。8月9日に出国し、現地で調整を進めながら前哨戦のフォア賞(9月12日・ロンシャン、芝2400m)を使って本番へ挑む。“すみれの花”と名付けられた今回の遠征チーム。調教師、騎手、調教助手は、99年に半年以上の仏遠征で4戦し、凱旋門賞で2着したエルコンドルパサーと同じメンバー。遠征先での拠点となるトニー・クラウト厩舎も同じだ。エルコンドルパサー、02年マンハッタンカフェ(13着)に続いて、凱旋門賞3度目の騎乗となる蛯名は「先生からもう一度、一緒に夢を見ようと言われてうれしかった。せっかくのチャンスだし、頑張りたい」と抱負を語った。日本馬初の凱旋門賞制覇を目指しながらも、モンジューという高い壁に阻まれた11年前。その雪辱を果たすときがきた(デイリー=netkeiba.com)

6/30■JRAは30日、タケミカヅチ(牡5、美浦・大江原哲厩舎)が、30日に放牧先の山元TCにおいて、出血性大腸炎のため死亡したと発表した。今春、股関節痛による長期休養から復帰を果たしたが、前走のエプソムC(16着)が最後のレースとなった。通算成績19戦2勝(重賞1勝)。大江原調教師のコメント「タケミカヅチは私にとって一番思い出のある馬です。安らかに眠ってほしいと思います」(netkeiba.com)

6/26■ヴィクトワールピサが、凱旋門賞G1(10月3日・仏ロンシャン、芝2400m)に挑戦することが正式に決まった。26日、角居勝彦調教師が明らかにしたもの。本番と同じ舞台のニエユ賞G2(9月12日・ロンシャン、芝2400m)を前哨戦に予定しており、ともに武豊が騎乗する。斤量面で有利な3歳での挑戦。日本馬では初めての快挙を目指すが、角居調教師は「オーナーの強い思いがないと、クラシックを勝った馬が、3歳のうちには行けない。皐月賞の馬場もこなしたので、ヨーロッパの馬場も適応できるのでは」と語った。現在は宮城県の山元TCで調整中。8月5日に美浦に検疫のため入厩し、13日に成田空港から出発。アムステルダム経由で渡仏し、現地ではシャンティイ調教場のM.デルザングル厩舎で馬房を借りている小林智調教師の厩舎に入るプラン。「1カ月くらい前に入れて、向こうの馬場にも慣らして体調を整えたい」と気を引き締めた。国内復帰戦はジャパンC(11月28日・東京)になる模様。なお、同じく凱旋門賞に登録していたダービー馬エイシンフラッシュは国内に専念。前哨戦を使って菊花賞を目指す(デイリー=netkeiba.com)

6/26■26日、福島RCで行われた5R・メイクデビュー福島(2歳新馬、芝1200m)は、蛯名正義騎手騎乗の1番人気サイレントソニックが、先行策から直線で脚を伸ばし、4番人気マイネルロガールに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイム1分09秒2(良)。さらに1馬身1/2差の3着には2番人気ライステラスが入った。サイレントソニックは、父ディープインパクト、母ムーンライトガーデンズ(その父Unbridled's Song)、美浦・国枝栄厩舎所属の2歳牝馬。新種牡馬ディープインパクトは今回の勝利が産駒によるJRA初勝利となった(netkeiba.comより)

6/24■マカニビスティーが、米3歳G1のハスケル招待S(8月1日・モンマスパーク)、トラヴァースS(8月28日・サラトガ)の両レースから招待を受けていることが23日、明らかになった。矢作厩舎からデビューしたが、春は3歳オープンのダート戦が少ないため“期間限定”で大井へ転厩。東京ダービー制覇後は栗東に籍を戻し、ジャパンダートダービー(7月14日・大井)を目指していたが、大井には“地方競馬から転出後、JRA所属として未出走の馬”は交流競走に出走できない規程があるため参戦が不可能になった。現在は栗東で調整中。ビッグレースに使いたい気持ちに変わりはない。「調査を進めているが、アンカレッジとシカゴを経由することになるし、かなりの経費がかかる。まだ3歳で無理もしたくないので実現は難しいかも。来年のドバイは前向きに考えているが」と矢作調教師は話した。予定するプロキオンS(7月11日・阪神)か、米G1か。動向が注目される(デイリー=netkeiba.com)

6/24■トウカイトリックが、豪で行われるメルボルンCG1(11月2日・フレミントン、芝3200m)参戦に前向きであることが分かった。天皇賞・春で9着に敗れたことで優勝馬に与えられる優先出走権を逃したが、レースはハンデ上位馬から出走が優先され、見込まれるハンデが上位に位置づけられることが分かったもの。「天皇賞後は放牧へ。順調に回復しているし、もともと使いたかったレース。行けるなら参戦したい」と野中調教師は話した(デイリー=netkeiba.com)

6/23■JRAは23日、宝塚記念に出走予定だったレッドディザイアが鼻出血のためレースを回避すると発表した。同馬は宝塚記念ファン投票3位で、1位のブエナビスタのライバル。鼻出血は23日の追い切り後に確認された。松永幹夫調教師は「症状としては軽いが大事を取ることにした。調教の動きも良く、楽しみにしていたが残念」などとコメントした(サンスポ.com)

6/23■今秋、ブリーダーズCクラシック(米G1、ダ10F、11/3)に挑戦するエスポワールシチーの佐藤哲三騎手(39)が、7月3日に本番と同じチャーチルダウンズRCでレースに騎乗することが分かった。同騎手は29日から1週間の日程で、安達昭夫師(50)とともに米視察を行い、現地で3クラほど騎乗する見込み。日本人として初めてアメリカで厩舎を開業した女性トレーナーのアキコ・ゴサードさん(79)が現地でサポート。安達調教師は「実際乗ってみれば、馬場など見ている印象とは違うかもしれないし、本番へイメージをふくらませてもらえれば」と話した。エスポワールシチーの前哨戦は未定だが、10/11盛岡の南部杯を使えば、そのまま千葉県白井の競馬学校へ入厩して成田から出国。アメリカで前哨戦を使う場合は、ぎりぎりまで栗東で調整し、競馬学校で出国検疫を受ける。帯同馬は伴わず、現地では1頭で調整される予定だ(日刊スポーツ・コム)

6/22■日本でもおなじみのフランスのクリストフ・スミヨン騎手(29)=ベルギー出身=が障害のG1を制覇した。パリのオートイユRCで19日(日本時間同日深夜)に行われたオートイユ大ハードル(5歳上、芝5100m、8頭、1着賞金16万6500ユーロ=約1881万円)で、2番人気のマンダリ(仏産、仏=J・ギャロリニ、セン6、父シンダー)に騎乗し、1番人気クエストアラバドに大差をつけ、6分15秒0(不良)で優勝した。父が障害ジョッキーのスミヨンは平地時代にマンダリに騎乗したことがあり、デビュー戦で勝利を飾っている。ヨーロッパでは平地のトップクラスの騎手が障害戦に騎乗することはまれにあるが、大レースを勝つのは異例(サンスポ.com)

6/19■19日阪神4R新馬(芝1200)---好位を追走した1番人気のマイネショコラーデ(牝、父ロージズインメイ、栗東・吉田)が、直線で先頭に立つと、迫る2番人気のビッグスマイル(2着)に2馬身半差をつけ、1分10秒5のタイムで2008年産駒の初勝利を飾った。3着には7番人気のナンゴクチョウチョが入った。「言うことない。新馬にしては落ち着いていたし、追ってからもしっかり」と和田竜二騎手は絶賛。吉田調教師も「調教を目いっぱいにやっているわけじゃないのに、ここまで走ってくれた。次走は決めていないが、距離は延ばしても良さそう」と満面の笑みだった(デイリー=netkeiba.com)

6/18■鮫島克也騎手(47歳、手島勝利厩舎)が、7月から9月上旬までの約3カ月間にわたり、韓国・釜山慶南RC(プサン・キョンナム競馬公園)で期間限定騎乗することが佐賀県競馬組合より発表された(keiba.go.jp)

6/16■27日の宝塚記念でフォゲッタブルに乗る予定だった武豊騎手が、故障個所の回復が間に合わず、騎乗を断念することになった。15日、池江泰郎調教師は「肩の具合がまだ良くなく、乗れないそうです。今朝マネジャーから、乗るのは無理だからと言われました。残念ですが、ゆっくり療養してほしいです」と語った。当初は6月中の復帰を目指してリハビリに励んでいたが、14日に肩のボルトを除去する手術を行い、復帰は未定となっている(日刊スポーツ・コム)

6/16■東京ダービーを制したマカニビスティー(牡3、大井・松浦備)が、ジャパンダートダービーに出走できないことが明らかになった。栗東・矢作厩舎からデビューし、春に3歳オープンのダート戦が少ないことで“期間限定”で大井へ転厩。今週中に栗東へ戻るが、同レースを主催する大井競馬には「地方競馬から転出後、JRA所属馬として未出走の馬」は交流競走に出走できない規定(南関東の他3場にはない)があり、出走が不可能に。「新たな試みだったけど、大井競馬を盛り上げようという意味もあったのに残念。納得がいかない」と矢作調教師。ただ、主催者側も譲る構えはない。規定の変更により、カネヒキリの帝王賞出走が可能になったばかりだが「意味合いが違うし、特定の馬に合わせての変更ではない」とした。出走できない場合、プロキオンSへ向かう(デイリー=netkeiba.com)

6/16■今週からスタートする2歳新馬戦は、ユニークなネーミングにも注目だ。シゲル軍団は社長、理事長、本部長など「役職」がズラリと並ぶ。まずは参事のシゲルサンジ(牡、栗東・目野、父プリサイスエンド)が阪神初日4Rで初陣を切る。局長、重役、調査役、本部長、理事長。2010年の「シゲル」の2歳はまるで会社員のようだ。しかも、平社員、ぺいぺい、窓際族までが名を連ねる徹底ぶり。オーナーの森中蕃氏は、毎年テーマを持ち、興味深い馬名をつけるが2010年は「役職シリーズ」に決定。ちなみに現3歳世代はイエヤス、ケンシンなどの「歴史、武将」、4歳世代はキリガミネ、アサマヤマといった「山」、7歳世代はシテカブ、ダイハッカイ、ナリユキガイなど「株用語」が話題になった。先陣を切るのはシゲルサンジ。土曜の阪神芝1200mを予定している。4月10日に入厩し、約2カ月間、休むことなくけいこを積んできた。上野助手は「本数はやっているし、ここまでとにかく順調にきた。真っすぐ走るし素直だよ」と仕上がり具合を話す。落ち着いていて、馬っぷりがいい。どこか風格が漂い「参事」という馬名がぴったりという気さえしてくる。参事の後を受け、日曜の阪神芝1600mにはシゲルシャチョウ(牡、栗東・鶴留)が登場する。こちらも乗り込みは十分。鶴留調教師は「入ってきてからすごく順調。1週目を使うぐらいだし、ゲート試験もすぐに通った。社長という名前だけに頑張ってくれるだろう(笑)」。翌週にはシゲルソウダンヤク(牡、栗東・五十嵐)がスタンバイ。五十嵐調教師も「実質初めてと言える追い切りで結構動いた。期待はあるよ」とニヤリ。また、シゲルヒラシャイン(牝、栗東・服部)は「役付き」ではないがゲートセンスが抜群。服部師は「先週(ゲート試験に)受かったんだが、びっくりするぐらい速い。あれは天性のもの。じっくりやっていくが初戦から楽しみ」と期待する。社長や相談役を押しのけ、平社員が世代初勝利を飾る可能性も十分。「社長逃げ切り勝ち!」「相談役直線一気!」「平社員がごぼう抜き!」。アナウンスにもぜひ注目したい。
例年ユニークな馬名をつけることで知られる小田切有一オーナーの馬ではキョカキョク(牝2、高橋祥泰、父フサイチコンコルド)が極め付きだ。早口言葉でおなじみの「東京特許許可局」の一部だが、レース実況中継のアナウンサー泣かせとなるのは間違いなさそう。馬名登録を行っている日本軽種馬登録協会では登録できない馬名のひとつとして「実況放送、成績掲載などに支障を生じる用語」を挙げているが、審査をパスした。既に美浦に入厩し、ゲート試験も合格。9日には坂路で54秒5をマークし出走態勢を整えつつある。初陣は夏の新潟になりそうだが、果たしてゴール前で接戦に持ち込み馬名を連呼してもらえるか(日刊スポーツ・コム)

6/14■現地時間13日、米・ハリウッドパークRCで行われた米G1ヴァニティH(3歳上牝、AW9F、6頭立て)は、M.スミス騎手騎乗の1番人気ゼニヤッタ Zenyattaが、セントトリニアンズ St Triniansに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分49秒01(良)。さらに6馬身差の3着にはザルダナ Zardanaが入った。ゼニヤッタはこの勝利でデビュー以来無傷の17連勝を達成。シガー Cigarやサイテーション Citationの16連勝を超え、香港のサイレントウィットネス Silent Witnessの記録に並んだ。なお、北米記録はペッパーズプライド Peppers Prideが持つ19連勝。北米以外では日本のドージマファイターが29連勝、プエルトリコのカマレロ Camareroが56連勝という記録を残している。また、現地時間12日に米・チャーチルダウンズRCで行われた米G2フラデリH(3歳上牝、ダ9F、5頭立て)に、昨年の米年度代表馬レイチェルアレクサンドラ Rachel AlexandraがC.ボレル騎手騎乗で出走。2着のディスティンクティヴディキシー Distinctive Dixieに10馬身1/2の大差をつけて圧勝している(netkeiba.com)

6/11■京ダービー馬のマカニビスティーが当初の予定通り、JRAへ復帰することになった。昨年12月に栗東の矢作厩舎からデビューしたが、ダート路線を進む3歳馬には春シーズンに適当なJRAの番組がないため、転厩した。「(東京)ダービーは強い競馬だったし、力を見せられた。新しい道を開けたことも良かったと思う」と矢作調教師。交流G1ジャパンダートダービー(7/14大井)へ向けて、来週後半には栗東へ入る予定(netkeiba.com)

6/10■右後肢の第3中足骨近位骨折でダービーを取り消したダノンシャンティは、再検査の結果、全治6カ月であることが判明した。「6日に検査をしたが、(1cmあった)骨折線は止まっていた。現在はギブスもボルトもしていない状態で痛がる様子はない。6カ月でレースに復帰できるので金杯のころには使えるのかなと思っている」と松田国英調教師。今後は厩舎で脚元を確認しながら牧場への移動を予定しているが、一度は白紙になった来年6月の英国遠征のプランが再浮上してきた(デイリー=netkeiba.com)

6/10■JRAは10日、第51回宝塚記念のファン投票最終結果を発表した。ブエナビスタが2度の中間発表に続いて1位を獲得。2位ドリームジャーニー、3位レッドディザイアも第1回中間発表から変動なく、不動の上位陣となった。4位以下はロジユニヴァース、オウケンブルースリと続いている。有効投票総数は1,250,848票だった。ファン投票上位20頭は以下の通り。
(01)ブエナビスタ 92,024 (02)ドリームジャーニー 77,372 (03)レッドディザイア 56,548 (04)ロジユニヴァース 50,449 (05)オウケンブルースリ 48,111 (06)ヴィクトワールピサ 44,124 (07)アパパネ 37,884 (08)マイネルキッツ 36,623 (09)フォゲッタブル 35,918 (10)ジャガーメイル 35,050 (11)リーチザクラウン 30,292 (12)ペルーサ 21,883 (13)イコピコ 21,536 (14)アサクサキングス 21,184 (15)ローズキングダム 20,241 (16)セイウンワンダー 20,076 (17)アルナスライン 19,804 (18)エアシェイディ 18,921 (19)キャプテントゥーレ 16,019 (20)アンライバルド 13,966(netkeiba.com)

6/9■G1・5連勝中と国内ダートで無敵の強さを誇るエスポワールシチーの米G1ブリーダーズCクラシック(ダ10F、11/6チャーチルタウンズ)参戦が決まった。「7日に出走決定の連絡が入りました」と安達調教師。今後のプランについては「国内で南部杯(10/11盛岡)を使うか、現地で前哨戦を使うのかは未定。オーナーと相談してから」。今月末に佐藤哲三騎手とともに渡米し、現地の競馬を視察する(デイリー=netkeiba.com)

6/8■JRAは8日、リーチザクラウンに骨折が判明したことを発表した。右中間手根骨々折で休養期間は未定とのこと。先日の安田記念では1番人気に推され、14着に終わっていた(netkeiba.comより)

6/7■JRAのHP限定で募集していた6月27日の阪神12R「阪神ドリームプレミアム」に付くサブタイトルが「サイレンススズカメモリアル」に決定した。同馬の得票数は断トツの7808票(39%)。次点がヒシミラクルの1211票(6%)。筆者はメイショウドトウに投票した

6/6■カネヒキリが4日、栗東TCで発走調教審査に合格した。これにより、同馬は30日に大井RCで行われる帝王賞への出走が可能となった。鞍上は横山典弘騎手の予定(競馬ブックweb)

6/4■3月の電撃引退後、アイルランドで繁殖生活を送るウオッカが4日、昨年の凱旋門賞馬シーザスターズとの3度目の交配によって受胎したことが確認された。「神のみぞ知ることですが、受胎が確認ができたということで。今年最後のチャンスだったのでホッとしました」と角居調教師は胸をなでおろす。繁殖シーズンを考えれば、リミットぎりぎりでの受胎。「繋養先で馬は落ち着いているみたいだし、環境的にもいい。とにかくアクシデントなく、来年の春を迎えてほしい」と無事を願っていた(デイリー=netkeiba.com)

6/4■的場文男騎手は、4日の大井競馬第6競走(C3・1400m)において、コアレスコマンダー号(2番人気)に騎乗し見事勝利。昭和48年のデビューから地方競馬通算6000勝を達成した。地方競馬における通算6000勝達成は歴代3人目、現役騎手では2人目の記録。また、31031戦目での達成は歴代最短、53歳8カ月での達成は歴代最年長記録となる。生涯通算成績は31031戦6000勝、2着4596回(4日、大井競馬第6競走終了時点)。地方競馬6000勝以上騎手(中央競馬成績は含まず)は、現役騎手では石崎隆之(船橋)の6086勝(4日大井競馬第6競走終了時点)、引退騎手では佐々木竹見(川崎)7151勝(日本記録)のみ(netkeiba.comより)

6/3■アントニオバローズが3日、肺胸膜炎のため予後不良となった。「苫小牧の社台クリニックでノドの手術を受け、無事に成功したが、(新冠町の)ノースヒルズから(鳥取県の)大山ヒルズに輸送の途中、肺炎を起こした。3週間ほど栗東のトレセン診療所で入院して懸命の治療を続けてきたが、回復の兆しがみられず、結論を出すことになった。年齢も若く、これからの馬だけに残念」と武田調教師は話した(デイリー=netkeiba.com)

6/3■ダートグレード競走への出走を希望する馬の欠格事項に関して、TCK特別区競馬組合より一部変更が発表された。
【変更箇所】出走馬の資格審査を行う際の欠格事項
【変更前の条文】休養期間(最終出走から起算して当該開催の前日まで)が1年以上の馬
【変更後の条文】休養期間(最終出走から起算して当該開催の前日まで)が1年以上の馬。ただし、平成 年度第 回大井競馬に出走申込をし、総合調教試験を受験し合格した馬、またはJRAにおける発走調教審査を受検し合格した馬については、この限りではない。 【変更理由】(1)所属場(主催者)が施行する競走に出走できる資格を有する馬が、ダートグレード競走に出走できないことは、その世代の有力馬が競い合うというダートグレード競走の本旨に適うものではなく、また、JRAと地方競馬が極力近い出走条件を設定することが適当である。(2)近年の競走馬に対する医療技術並びに故障馬に対する調教技術は飛躍的に進歩しており、1年以上の休養馬による活躍も珍しくない。
このような現状に鑑み、関係機関とも調整を図った結果、従来の欠格事項の除外規定を設け、休養期間が1年以上の馬についても出走資格を与えるものとします。なお、この変更は帝王賞から適用し、今後、大井競馬で実施されるダートグレード競走についても、同様の規定となります(netkeiba.com)

5/31■レース中の落馬事故で左目を失明した宮川実騎手(28)が30日、復帰4戦目となった高知競馬第4Rで勝利を挙げた。29日、約1年1カ月ぶりにレース復帰したばかり。09年4月26日以来、399日ぶりの復活Vとなった。宮川騎手は左目失明のハンディを感じさせず、4コーナー手前でマルタカデピュティとともに先頭にたった。拍手の渦の中、後続の追撃を1馬身半おさえ、待ちに待った歓喜のゴールを駆け抜けた。「事故をしてから、本当にみんなから支えられていることを実感している。こんなに早く勝たせてもらったことに感謝してます」と話した。「一番心配してくれた」(宮川騎手)という、同じ高知競馬騎手の兄・浩一は、弟の復活初勝利に「口では言えない苦労を経験してたから」と号泣した。この勝利は今後に向けての第一歩。宮川騎手は「これから先、迷惑をかけることもあるけれど冷静さを失わず、乗るからにはトップを目指したい」と力強く言い切った(日刊スポーツ・コム)

5/30■オグリキャップの最後の産駒ミンナノアイドル(牝3、美浦・尾関)が東京1Rでデビュー。後方で見せ場をつくれずに14着(6番人気)に敗れた。「芝からのスタートでフワフワした。まだ子供なので競馬を教えていきたい」と三浦皇成騎手。尾関調教師も「追い切りの動きはいい。競馬を使っていけば良くなるでしょう」と前向き。今後もダート路線で初Vを目指していく(デイリー=netkeiba.com)

5/30■2006年NHKマイルCの覇者ロジックが30日、京都1RでG1馬としては初の誘導馬デビューを飾った。同馬は09年8月に引退。現役時代に管理した橋口調教師は「無事に大役を果たしてくれてうれしく思います。これからも頑張ってほしい」とコメントした(デイリー=netkeiba.com)

5/29■29日に京都RCで行なわれた金鯱賞に出走したタスカータソルテ(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)は、最後の直線で故障を発症し競走を中止。左第1指関節脱臼と診断され、予後不良となった。タスカータソルテは父ジャングルポケット、母ブリリアントカット(その父ノーザンテースト)という血統。08年札幌記念G2、中京記念G3、07年京都新聞杯G2と、これまでに重賞3勝を挙げる活躍を見せていた。通算成績23戦5勝(うち海外1戦0勝)(netkeiba.com)

5/29■帰厩後、7月11日のプロキオンSを目標に調整されていたカネヒキリが、6月30日大井の帝王賞に出走可能になったことがわかった。規定では、1年以上出走していない馬は帝王賞には出られないことになっている。同馬は昨年5月5日のかしわ記念を最後に実戦から1年以上離れているが、JRAのゲート試験に合格すれば、同レースに出走できる特例措置が取られることになった(競馬ブックweb)

5/29■NHKマイルCを日本レコードで制し、ダービー有力候補に浮上していたダノンシャンティが28日、右後肢の骨折で出走を断念した。3強の一角で前売り3番人気に支持されていたが、無念のリタイア。29日、正式に出走取り消しが発表される。ダノンシャンティの骨折が判明したのは、ダービーを2日後に控えた28日の午後。最終追い切り後は運動だけで調整されてきたシャンティはこの日、獣医師と相談の上で念のためにエックス線検査を行なったところ、右後肢の第3中足骨に軽い1cm程度の骨折線が見つかった。年内には復帰可能の軽い骨折だが、オーナーに報告後、回避が決定した。シャンティは前売りオッズで8.7倍の3番人気。前走のNHKマイルCを日本レコードで圧勝し、史上3頭目の変則2冠を目指していた。●松田国英師の話「馬主、生産者はもちろん、ファンの方にも申し訳なく、骨折の重大さは十分承知しています。最終追い切り後は背中の筋肉痛をケアし、歩様が良くなってきたと思っていたら、骨折が判明した。ただ、シャンティは頑張り屋で痛いそぶりを見せなかったし、そういう意味では、レース前に分かって良かったと思っています。残念ですが、これで終わりではないし、今後の競走生活に支障がない骨折だったのが幸いです」(日刊スポーツ・コム)

5/27■“奇跡”のジョッキーが29日、高知競馬に1年1カ月ぶりに帰ってくる。2009年5月の落馬事故で左目を失明するハンディを負いながら、懸命のリハビリで同競馬のトップジョッキー宮川実騎手(28)がレースに復帰する。騎手にとって、命とも言える目の片方を失いながらも不屈の闘志で、再び栄光への道を目指す。ついに復活の時が来た。「これで第一歩が踏み出せそうですね。今はレースで乗れることが本当にうれしいです」。29日の復帰を前に、宮川実騎手は晴れ晴れとした様子で今の思いを口にした。同騎手はデビュー以来、順調に勝利を重ね、毎年リーディング上位にランクされる高知競馬のトップジョッキーだった。高知競馬を代表するレース、黒船賞では09年、JRAの強豪馬を相手にフサイチバルドルを3着に好走させたほど。国民的アイドルとなった113連敗馬ハルウララにも、03年に1度騎乗経験(4着)がある。しかし、順風満帆だった騎手生活に悪夢が襲ったのは09年5月2日だった。故障した騎乗馬から落馬した際、左顔面骨折と左目失明の重傷を負った。片方の目を失うと視界が狭まり、距離感もつかみにくくなるなど騎手生命にかかわる大問題。周囲は引退を覚悟した。しかし、本人は少しも引退は考えていなかった。「(師匠の打越)先生から、以前に片方の目だけで騎乗している騎手がいたことを聞いていた。このままじゃ終われないし、この悔しさ、はがゆさを復帰して晴らすことばかり考えていました」。リハビリと治療を重ね、3カ月後の8月には調教騎乗を再開し、復帰に備え始めた。今月初めにようやく担当医から完治の証明が出されると、騎手免許を発行する地方競馬全国協会が立ち会う中、模擬レースに騎乗。レースでの騎乗にも支障なしと判断され、念願の復帰にゴーサインが出た。1年1カ月ぶりのレースに向け、毎朝の調教にも力が入る。「復帰してからも大変なことは多いし、挫折しそうになることもあるだろうけど、同じような障害を抱えている人の励みになれるように頑張りたいし、また黒船賞のような全国区のレースで乗りたい」。騎手生命の危機を乗り切った不屈の男が29日、騎手人生第2章の幕を開ける(日刊スポーツ・コム)

5/27■25日、兵庫県の姫路RCで行なわれたJRA認定ファーストトライ2歳競走で、新種牡馬ルールオブロー産駒のキングロッキー(牡2歳 兵庫・黒田隆男厩舎)が逃げ切り、2010年新種牡馬産駒の勝馬第1号となった。ルールオブローは父Kingmambo、母Crystal Crossing(その父ロイヤルアカデミーII)という血統の9歳馬。英セントレジャーなど通算9戦4勝(重賞2勝)の成績を残し、2007年から日高町のダーレー・ジャパン・ファームで種牡馬生活を送っている。なお、今年から産駒をデビューさせる新種牡馬はディープインパクトなど29頭いる(netkeiba.com)

5/23■幸英明騎手(34)は22日の京都4Rでニホンピロアワーズに騎乗し、JRA史上最年少&最速の11000回騎乗を達成した。34歳4カ月11日、また、1994年3月5日の中京7Rの初騎乗(シャイニングベル6着)以来16年2カ月18日での到達は、武豊騎手(34歳7カ月25日、16年8カ月8日)が保持していた記録をいずれも更新(サンスポ.com)

5/21■JRAは21日、2010年度の顕彰馬は選出なしと発表した。記者投票でエルコンドルパサーが最多の126票を獲得したが、選考基準である投票者数の4分の3以上(144票)に届かなかった。これで昨年に続き2年連続で顕彰馬選出なしとなった(サンスポ.com)

5/21■千葉県競馬組合(船橋競馬)は、現役引退が発表されている桑島孝春騎手(55)=船橋・石井勝男厩舎=の引退式を6月9日に実施すると発表した。時間、場所は後日、発表される予定。桑島騎手は南関東の最年長ジョッキーで通算4712勝(5月20日終了時点、地方競馬のみの成績)を挙げている(サンスポ.com)

5/20■20日、門別RCで行われた第10回エトワール賞(3歳上、ダート1200m、1着賞金150万円)は、五十嵐冬樹騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)ラブミーチャンがスタートダッシュを決めハナに立つと、直線に入ってもしぶとく粘り、外から追い詰めた2番人気アンペアをアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分11秒7(不良)。さらに4馬身差の3着には5番人気サンサンヒカリが入った。勝ったラブミーチャンは、この勝利でダート戦では7戦7勝となった。なお、次走は6月17日(木)に門別で行われる北海道スプリントCG3が予定されている。なお、同日の6R・フレッシュチャレンジ2歳新馬(ダ1000m)で、ラブミーチャンの半弟となるホクト(牡2、北海道・若松平厩舎、父スズカマンボ)がデビュー。4番人気に推され、勝ち馬から0.4秒差の4着に敗れている(netkeiba.com)

5/17■JRAのHP限定で募集していた6月6日の東京12R「ユニコーンSG3」に付くサブタイトルが「タイキシャトルメモリアル」に決定した。同馬の得票数は4608票(26%)。以下オグリキャップ(2350票、14%)、ダイワメジャー(1557票、9%)、ノースフライト(1487票、9%)。筆者はダイワメジャーに投票した

5/16■シンガポール・クランジRCで行われたシンガポールエアラインズインターナショナルC(日本時間21:40発走)は、ドバイWCを制したグロリアデカンペオンをゴール前捉えたリザーズディザイアが差し切り勝ち。日本からの遠征馬は、ヤマニンキングリーが大きく離された最下位11着。シャドウゲイトは発走前にゲートを飛び出してしまい、左の飛節に外傷を負ったことで競走除外になってしまった

5/16■サンライズプリンスが右前浅屈腱炎を発症。休養期間未定

5/15■ワイルドワンダーが14日付で登録を抹消され、北海道新ひだか町の静内藤川ファームで種牡馬となる予定(netkeiba.com)

5/15■2008年にJRAの登録を抹消されたシルクハリアー(牡5)が今春から新冠町の大作ステーブルで種牡馬になっていることがわかった。同馬は、父シンボリクリスエス、母アースレイヴ(その父ヘクタープロテクター)という血統。現役時代は5戦1勝だったが、母の半兄に00年中山金杯を制したジョービッグバン(重賞3勝)がいる血統。驚異的なペースで勝馬を量産しているシンボリクリスエス最初の後継種牡馬という意味でも注目される。なお、種付料はプライベートと発表されている(netkeiba.com)

5/15■元調教師の浅見国一氏の持ち馬・キセキ(牡3、浅見秀一厩舎)が、15日の新潟競馬4R「3歳未勝利戦(ダ1200m、若手騎手)」で初勝利を挙げた。デビューから16戦目

5/14■北海道日高郡新ひだか町のレックススタッドで種牡馬生活を送っていたヘクタープロテクター(牡22)が12日夜、腸捻転のため死亡したことがわかった。同馬は、父Woodman、母Korveya(その父Riverman)という血統。現役時代は仏英で12戦9勝。全欧2歳チャンピオンになり、仏2000ギニー(仏G1)、ジャックルマロワ賞(仏G1)などマイル路線で活躍した。日本で種牡馬生活を送るかたわら、97年から98年は豪州のアローフィールドスタッドで、98年~00年は英国のナショナルスタッドにシャトル供用されるなど世界で活躍した(netkeiba.com)

5/10■JRAのHP限定で募集していた5月30日の東京12R「目黒記念G2」に付くサブタイトルが「ウオッカメモリアル」に決定した。同馬の得票数は4860票(26%)。以下ナリタブライアン(2261票、12%)、スペシャルウィーク(1953票、10%)。筆者はウオッカに投票した

5/10■アプリコットフィズは四位との新コンビでオークスに向かうことが決まった。10日に小島太調教師が「武(豊)君が乗ることができないということで依頼した。今週木曜の追い切りにも乗ってもらう」と明かした。四位はダービーのルーラーシップに続き、有力馬の騎乗依頼が舞い込んだことになる。落馬負傷中の武豊は当初の復帰予定だったシンガポール航空国際C(16日・シンガポールクランジ・芝2000m)に続きオークスの騎乗も断念。ダービー前日の29日からの復帰を目指すことになる(デイリー=netkeiba.com)

5/7■南関東の名手桑島孝春騎手(55)が、5月限りで現役を退く意向であることが6日、明らかになった。デビュー40年目の節目で、通算4712勝は歴代4位。2010年1月には初の4万回騎乗に到達した。桑島時代を築き、長年に渡って地方競馬を引っ張ってきた男は、静かにムチを置く。生涯一騎手として、このまま騎手を続けるか、それとも退くか。桑島が悩み始めたのは、3年ほど前からだったという。その後も騎乗しながら考えあぐね、体を心配する家族からの「危ないからもうやめてよ」という言葉の後押しもあって、デビュー40年目を節目にムチを置く決意を固めた。15歳で騎手を目指して北海道浦河町から上京。「時代的にちょうど集団就職のようだった」と振り返る。騎手学校に入って早くも頭角を現し、優秀な成績で卒業。1971年のデビュー後は周囲の期待通りに目覚ましい活躍と成長を遂げ、73年に100勝、79年に南関東初のリーディングジョッキーを獲得し、翌年にはデビュー10年目にして通算1000勝を達成しトップの座に上り詰めた。桑島の名前を全国にとどろかせたのは、何といっても85年のジャパンCだろう。地方代表のロッキータイガーで出場して、シンボリルドルフの2着に激走。同レース史上初の日本馬によるワンツーを実現させた。とりわけステッキで円を描くように回転させて繰り出す水車ムチは大勢のファンをうならせ、今でも語り草になっている。一方で素顔は実直で律義。誰に対しても同じ接し方で人望も厚く現在は千葉県騎手会会長を務めている。義理を重んじ、乗り馬が大レースで重なるとドライになれず所属厩舎の騎乗を常に優先させた。今後は競馬組合をはじめ関係各所で手続きを済ませ、正式に引退の運びとなる。55歳という年齢から今のところ調教師に転身する考えはなく第2の人生は未定だ。競馬界の至宝の華麗な勇姿を見られるのもあとわずか。しっかりと目に焼き付けておきたい(日刊スポーツ・コム)

5/7■10日に高知RCで開催される「第1回福永洋一記念」について、福永騎手が6日、「多くの人が集まってほしい。ゆくゆくは交流重賞とかになればいいな」とPRした。高知の重賞として創設されたもので、今回は福永自身が総賞金、賞状、トロフィーなどを出す。企画を知った多くの関係者から協力の申し出があり、藤沢和雄調教師からは「調教師賞」として副賞が提供されるという。「定着したイベントになってほしい。その方がオヤジも喜ぶと思う」。当日は父洋一さんとともにプレゼンターとして高知RCに登場する(日刊スポーツ・コム)

5/7■天皇賞・春で不利を受けた際に負傷し、17着に敗れたエアシェイディがレントゲン検査の結果、右第1指骨を剥離骨折していることが判明した。3カ月以上の休養を要する見込み。伊藤正徳調教師は「骨折の程度は軽いが、捻挫もしているのが曲者。9歳馬だが引退はさせずに、じっくりとやり直したい」と現役続行を明言した(デイリー=netkeiba.com)

5/6■圧倒的1番人気エスポワールシチーが、直線で力の違いを見せつけて力強く抜け出し、G1・5連勝の日本新で連覇を飾った。日本馬初のブリーダーズCクラシック(11/6チャーチルダウンズ)制覇を最大目標に、米国遠征のプランが持ち上がった。まさに王者の貫禄だ。好スタートからポートジェネラル、フリオーソを先に行かせて絶好の3番手を確保した。状態は決して万全ではなかった。「まだまだ全然。正直言ってどうなるかなと。道中も前だけで走っている感じ」と佐藤騎手。それでも手綱をしごいてムチを飛ばすといつもの走りに戻り、4角で先頭に立ったフリオーソを確実に追い詰めて抜き去った。「気合を入れたらしっかり走る。強い馬、すごい馬です」と舌を巻き、「仕上がり途上でも勝てた。自信になる」と目を細めた。従来のG1連勝記録はアグネスデジタル(南部杯、天皇賞・秋、香港C、フェブラリーS)の4連勝。所用でひと足先に帰阪した安達調教師に代わってオーナーの塩入満洋代表(友駿ホースクラブ愛馬会)が、海外遠征のプランを打ち明けた。「あくまで馬の状態次第ですが」と切り出し、「秋にアメリカ遠征のプランが。鉄砲の利くタイプだがそこは海外だから。向こうで1戦して本番へ。アメリカ仕様にしないといけない」。状態八分でこの勝ち方を見たら、ダートの本場での活躍を思わずにはいられない(日刊スポーツ・コム)

5/5■コスモバルク(牡9)の引退式が4日、門別RCで行われた。中央のG1競走に挑み続けた「道営競馬の星」を一目見ようと、同競馬場には開設以来最多となる2867人のファンが駆けつけた。ウイナーズサークルに登場すると「ありがとう。よく頑張った」などねぎらいの言葉が飛び交った。ビッグレッドファームの岡田繁幸氏は「遠方からたくさんの人が来てくださって、本当に感謝しています」とあいさつした。同馬は功労馬として、新冠町のビッグレッドファーム明和に繋養されている(日刊スポーツ・コム)

5/4■マイネルキッツは近日中に北海道のビッグレッドファームへ放牧。宝塚記念へは出走せず、夏は休養して豪州のコーフィールドC(芝2400m、10/17コーフィールド)からメルボルンC(芝3200m、11/2フレミントン)を目指す。「検疫の関係などもあるし、これからじっくりと考えていきたい」と国枝調教師(デイリー=netkeiba.com)

5/3■JRAのHP限定で募集していた5月23日の東京12R「東京クラウンプレミアム」に付くサブタイトルが「カワカミプリンセスメモリアル」に決定した。同馬の得票数は5061票(24%)。以下エアグルーヴ(3889票、19%)、シーザリオ(3150票、15%)。ちなみに筆者の投票は「メジロドーベル」(4位、6%)

4/28■28日、門別RCで今年最初の2歳戦(ばんえい競馬を除く)となるスーパーフレッシュチャレンジ(ダ1200m、11頭立て)が行われ、川島洋人騎手騎乗の2番人気パフォーマンス(牡、道営・田中正二厩舎)が、5番人気ベラトリックスに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分15秒6(稍重)。さらに4馬身差の3着には10番人気スメルスイートが入った。1番人気ハカタバクシンオーは8着。【パフォーマンス】父アッミラーレ、母プラチナウィンク、母父アフリート、生産者:野島牧場(netkeiba.com)

4/27■希代の天才ジョッキー・福永洋一氏(61)が、高知競馬場に里帰りする。長男祐一騎手のアイデアで新設された地元重賞「福永洋一記念」(5月10日)のプレゼンターとして、96年全日本新人王争覇戦の観戦に訪れて以来、14年ぶりに高知のファンの前に姿を見せる。洋一氏は車いすでステージに上がり、表彰状か副賞を優勝者に手渡す予定。祐一も一緒に参加する(日刊スポーツ・コム)

4/27■27日、バブルガムフェロー(牡17)が種牡馬として供用されていたブリーダーズスタリオンステーション(北海道沙流郡日高町)で26日に肺炎のため死亡したとJRAから発表があった。引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬として活躍。アッパレアッパレ(名古屋グランプリ)、アーリーロブスト(京成杯)らの重賞馬を輩出していた。●サラブレッドブリーダーズクラブ 遠藤氏のコメント「バブルガムフェローは、3月より熱発が続き、担当獣医師が治療にあたっておりましたが、症状が改善せず、4月上旬に社台ホースクリニックで診察を受け、「肺炎」との診断を受けました。その後、種付け業務を完全休養し、治療に専念しておりましたが、その甲斐もなく昨晩午後8時40分死亡しました。これまで同馬を応援して下さったたくさんのファンの方々、ご支援いただいた馬主はじめ関係各位にお礼申し上げます。同馬の冥福を心よりお祈りいたします」(keiba.go.jp)

4/26■JRAのHP限定で募集していた5月16日の東京12R「東京ロイヤルプレミアム」に付くサブタイトルが「ダンスインザムードメモリアル」に決定した。ヴィクトリアマイルは歴代勝ち馬が4頭しかいないが、ウオッカが8500票あまりで41%、120票あまりの差、シェア率43%で第1回Vマイルの覇者ダンスインザムードが選ばれた。ウオッカはダービーもしくはジャパンCで選ばれるのも一興と思っている筆者にとっては好都合な結果だった。ちなみに筆者の投票は「コイウタ」(3位,11%)

4/25■この日佐賀で行われた「ル・プランタン賞」は、笠松のエレーヌが勝ち、6日前に水沢で行われた「留守杯日高賞」に次いで他場で重賞を連勝した。なお、笠松の山中輝久調教師はこの両レースに同じ4頭の3歳牝馬を出走させ、どちらも1着エレーヌ、2着コロニアルペガサス、3着プティフルリールだった。ちなみにもう1頭のショートエアリーは日高賞4着、今回10着

4/25■JRAは25日、同日の全ての騎乗を取り止めた岩田康誠騎手の騎手変更の経緯を発表した。それによると、岩田騎手は24日の京都競馬1R騎乗後に左脇腹に若干の違和感を持ったが騎乗に支障がなかったため、その後の騎乗を続けた。しかし12R騎乗終了後に痛みが強くなったため、京都市内の病院で検査したところ、19時頃に以下の通り判明した。診断書によると、診断名は「左第9肋骨々折」、「両側肺挫傷」。4月18日(日)の中山競馬10R(京葉S)で落馬した際に受傷したもの(netkeiba.com)

4/25■現地時間25日、香・シャティンRCで行われたクイーンエリザベス2世C(3歳上、香G1・芝2000m、9頭立て)に、日本からネヴァブションが後藤浩輝騎手騎乗で出走。好スタートから果敢にハナを奪うと直線半ばまで先頭をキープしたが、ゴール手前で後続に交わされ、勝ち馬から1馬身1/2差の4着に惜敗した。勝ったのはW.マーウィング騎手騎乗のビバパタカ Viva Patacaで、勝ちタイムは2分04秒97(良)。クビ差の2着にリザーズディザイア Lizard's Desire、さらにハナ差の3着にはスーパーサティン Super Satinが入っている。ビバパタカは3年前の覇者で、同レース2勝目となった。なお、クイーンエリザベス2世Cの前に行われたチャンピオンズマイル(香G1)も、同じJ.ムーア厩舎所属で3年前に同レースを制したエイブルワンが優勝している(netkeiba.com)

4/22■中央の騎手が所属する日本騎手クラブの役員改選が12日の総会で行われ、21日にJRAから発表された。2005年から会長を務めた柴田善臣は相談役に退き、武豊が新会長に就任。副会長には蛯名正義と福永祐一が選ばれた。従来は会長が引退まで続ける慣例だったが、負担の増大により今年から任期が設定され、1期2年で最長2期が限度となった。初代の保田隆芳から野平祐二、加賀武見、郷原洋行、柴田政人、岡部幸雄、柴田善臣と続き武豊は8代目で、関西所属では初めて(日刊スポーツ・コム)

4/21■道営ホッカイドウ競馬は21日、3月に現役を引退したコスモバルク(牡9)の引退セレモニーを5月4日(火・祝)に門別RCで実施することを発表した。また、当日は引退セレモニーの他に同馬の記念グッズが当たる抽選会やパネル展なども実施する予定(netkeiba.com)

4/21■騎手界の超サラブレッドが20日、大井RCで鮮烈デビューを果たした。父も母も元ジョッキーで大井所属の横川怜央(れお)騎手(17=鷹見)は、1Rでいきなり8番人気馬を2着に持ってくるファインプレー。父健二さん(43)と母治美さん(45)は名古屋競馬の同期生で、計507勝している。両親とも騎手という例は中央も含めて初めてで、今後の飛躍が期待される。これも両親から受け継いだ血なのか。横川は大井のデビュー戦でいきなり2着に大健闘。16頭立て8番人気の人気薄で馬単6万、3連単89万円を超す波乱の片棒を担いだ。「必死で追った。2着に入れたのは良かったけど悔しさもあります。パドックから初めて見るものばかり。ただ緊張はしなかった」とうれしそうに初陣を振り返り、「両親のことはあまり意識せず、とにかく自分で頑張るしかない」と新たな決意をにじませた。ゴール前の屋外スタンド1階に陣取った母治美さんは、赤い勝負服に目を凝らした。「スタート前からドキドキしちゃって」。直線半ばでわが子の乗った馬が外から伸びて来ると、もうじっとしていられなかった。身を乗り出し自然と声を出していた。「よく頑張ってくれたと思うが悔しさもある。厩舎の方々がしっかり仕上げて下さったから。厳しいところ。減量騎手のうちに信頼を」と自ら勝負の世界で生きてきた素顔ものぞかせた。現在は愛知で介護の仕事をしている治美さんは、旧姓神野で85年に名古屋でデビュー。女性騎手として最初の初騎乗初勝利を達成し、通算47勝(869戦)を記録した。父健二さんは同期で、同じ名古屋を舞台に重賞勝ちを含め通算460勝(5548戦)と活躍した。地方競馬全国協会によると、1962年の設立後、騎手になった延べ1606人の中に、両親ともジョッキーは例がない。中央でも皆無。父は鹿児島にある実家のそば店が忙しく初陣には立ち会えなかったが、電話口で「どうなんやろね」と心配していたという。横川は9Rにも騎乗して、こちらは落馬もある波乱の展開で13着。「勉強することばかり。また次も頑張る」。血統通り正真正銘のサラブレッドになれるか、注目される(日刊スポーツ・コム)

4/20■道営ホッカイドウ競馬は19日、昨年の地方年度代表馬に選出されたラブミーチャンの馬主である小林祥晃(Dr.コパ)氏から、5月20日(木)に門別RCで行われる第10回エトワール賞(3歳上、ダ1200m)に出走させる旨連絡があったと発表した。また、その後のローテーションとして、6月17日(木)に門別で行われる第14回北海道スプリントCへの出走を検討していることも併せて発表されている。今後については、4月下旬に門別RCに入り、角川秀樹厩舎に滞在しつつ本番に向け調整していくとしている。ラブミーチャンは、今年初戦のゴールドジュニア(笠松)を楽勝した後、中央の桜花賞出走を目指し、トライアルのフィリーズレビューに2番人気で出走したものの12着に敗れた。その後、浦和で行われた桜花賞(南関東G1)に登録を行なったが、枠順確定後に出走を取り消している。通算成績7戦6勝(うちJRA2戦1勝、重賞4勝)。【小林祥晃オーナーのコメント】「今後の日程について、柳江仁調教師と相談した結果、春から夏の期間にかけては、ホッカイドウ競馬を主戦場とすることに決めました。スケジュールとしては、5月20日のエトワール賞をステップに北海道スプリントCを狙っていきます。私の願いとして、ラブミーチャン号を通じて、ホッカイドウ競馬をはじめとした他の地方競馬の活性化になってくれることを期待しておりますので、今後とも応援よろしくお願いします」(netkeiba.com)

4/20■NARは19日、韓国馬事会(釜山慶南競馬公園所属)のパク・ゼホ騎手(31)に、20日から7月19日まで3カ月間の短期騎手免許を交付したと発表した。なお、同騎手の所属は荒尾・崎谷彦司厩舎となる。1994年度から始まった地方競馬における短期騎手免許取得者は延べ19人目(実人数12人目)となるが、韓国所属騎手への短期騎手免許交付は初となる。パク・ゼホ騎手は1978年9月20日生まれ。2003年7月に初騎乗を果たし、昨年末までに684戦37勝の成績を収めている(netkeiba.com)

4/19■JRAのHP限定で募集していた5月9日の東京12R「東京スマイルプレミアム」に付くサブタイトルが「タイキフォーチュンメモリアル」に決定した。この投票はタイキフォーチュンが97200票(25%)、ウインクリューガーが95323票(25%)と、この2頭が他馬と比較しても断トツに票を得たが、ひょっとして組織的に投票が行われた可能性があるのか、投票結果の末尾には「なお、このアンケートは、広くお客様にご投票いただきレース名を決定するという趣旨から、お一人様1回限りの投票にご協力をお願いいたします。また、同一の方による複数の投票と思われるものにつきましては、無効とさせていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください」との断り書きが、この企画で初めて付けられた。ちなみに13頭の対象馬のうち、クロフネは最も票が少なかった。筆者の投票は「シーキングザパール」

4/19■北海道日高郡新ひだか町で功労馬生活を送っていた92年朝日杯3歳S勝ち馬エルウェーウィン(牡20)と、97年中山大障害・秋の勝ち馬ケイティタイガー(牡21)が、浦河郡浦河町の優駿ビレッジAERUに移動した。2頭は、今後も功労馬として余生を過ごす(netkeiba.com)

4/18■皐月賞当日のこの日、JRAから夏季競馬番組が発表された(発表時期は過去3年と同じ)

4/17■17日に行われる予定だった福島競馬(第1回3日目)は降雪のため全レースが中止となった。代替競馬は19日(月)に出馬投票をやり直さず、発走時刻や番組も17日と同じもので施行される。JRAの競馬開催中止は08年2月10日の第1回東京4日目(積雪)以来。また福島競馬での降雪による中止は54年のJRA創立以来初めてとなった。季節外れの寒波襲来の影響をモロに受けた。福島RCでは17日午前1時15分から雪が降りはじめ、午前9時の降雪量は芝コースに10センチ。4頭が調教を行なったが、降雪のため詳細を確認できない状況だった。競馬場には午前8時50分の段階で、各入場門に合計264人のファンが詰めかけていた。遅い時期の雪によるJRA競馬開催の中止記録は98年3月1日の第2回中山2日目だったが、今回はこれを1カ月半ほど上回った。4月の開催中止は厩務員ストライキによる99年4月3日(中山、阪神、中京)以来。なお、次週の特別登録は19日に行われる(デイリー=netkeiba.com)

4/12■JRAのHP限定で募集していた5月2日の京都12R「京都ゴールデンプレミアム」に付くサブタイトルは「ディープインパクトメモリアル」に決定した。得票数6638、シェア率27%で早々と大物がチョイスされた。ライスシャワー、メジロマックイーンが続く。筆者はディープは尚早と思い、(20年前の活躍馬というのは主義に反するが)消去法でマックイーンに投票した

4/12■ドバイ遠征から1日に帰国したレッドディザイアのローテが、春はヴィクトリアマイル(5月16日・東京)、宝塚記念(6月27日・阪神)の2戦となることが11日、明らかになった。東京ホースレーシングの関係者が「馬の状態次第ですが、幸い帰国後も体が増えて順調です。ブエナビスタの使うヴィクトリアマイルは、人気馬の義務として使わなければならないと思っている」と話したもの。秋は海外遠征は行わず、天皇賞・秋(10月31日・東京)を目標にする予定。現在、同馬は栗東近くのグリーンウッドで英気を養っている(デイリー=netkeiba.com)

4/10■現地時間9日、米・オークローンパークRCで行われたアップルブロッサムH(4歳上牝、米G1・ダート8.5F、5頭立て)は、M.スミス騎手騎乗の圧倒的1番人気ゼニヤッタ Zenyattaが、タプタム Taptamに4馬身1/4差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分50秒71(良)。さらに1馬身1/2差の3着にはビーフェア Be Fairが入った。同レースでは昨年の米年度代表馬レイチェルアレクサンドラ Rachel Alexandraとの初対決に注目が集まっていたが、レイチェルアレクサンドラが前哨戦で2着に敗れ回避していた。ゼニヤッタはこの勝利でシガー Cigar、サイテーション Citationに並ぶ16連勝を達成。なお北米記録は、ペッパーズプライド Peppers Prideが持つ19連勝となっている。なお、北米以外では日本のドージマファイターが29連勝、プエルトリコのカマレロ Camareroが56連勝という記録が残っており、近年では、香港のサイレントウィットネス Silent Witnessがデビューから17連勝を果たしている(netkeiba.com)

4/8■和田竜二騎手(32)(栗東・岩元)が8日付でフリーに所属変更になった。和田は「先週、岩元先生と話して決めました。いい機会だし、先生にも応援してもらっている。これまで以上に頑張らないといけませんね」と奮起を誓っていた(デイリー=netkeiba.com)

4/7■2010年度に南関東4競馬場で期間限定騎乗する他地区の騎手が、2名追加された。
<通算1,000勝以上騎手(冬季休催場は800勝以上)>
◆斉藤正弘(道営)期間中所属:浦和・工藤伸輔厩舎、騎乗予定期間:2010年11月29日~2011年1月28日
<前年リーディング5位以内25歳以下若手騎手>
◆三村展久(福山)期間中所属:船橋・佐藤賢二厩舎、騎乗予定期間:2010年6月8日~8月11日(nankankeiba.com)

4/6■6日に行われた大井競馬の第7競走において、的場直之騎手騎乗の14番人気ルドゥーテ号が優勝。2着に4番人気のアーノルドツヨシ号が、3着に15番人気のグレイスレイラ号が入り、3連勝単式の配当が日本競馬史上最高となる24,880,720円を記録した。これまでの最高配当は2009年2月4日、船橋競馬の第7競走で記録された19,110,000円で、その配当を500万円以上も上回る結果となった。なお、的中票数は337,137票中、1票のみであり、SPAT4による投票だったとのこと(netkeiba.com)

4/6■NARは5日、各地のダービー競走を短期集中施行する「ダービーウイーク」の2010年実施概要を発表した。2006年に創設され、今回で5回目を迎えるダービーウイークは、今年も5月30日(日)の九州ダービー栄城賞(佐賀)を皮切りに、岩手ダービーダイヤモンドC(盛岡)、北海優駿(門別)、東京ダービー(大井)、兵庫ダービー(姫路)、東海ダービー(名古屋)の6競走が6日間連続で実施される。ダービーウイーク各競走は7月14日(水)に大井で行われるジャパンダートダービーの指定競走として実施され、優勝馬は同一地区内の他馬に優先して選定される(他馬の優先出走権の状況などによって適用されない場合がある)。なお、東京ダービーのみ1、2着馬に優先出走権が与えられる。また、東京ダービーを除く優勝馬の馬主には、(社)ジャパンブリーダーズカップ協会の協賛により、種牡馬の種付け権利が副賞として進呈される(netkeiba.com)

4/5■鷹野宏史騎手(45、美浦・二ノ宮)が21日付でフリーに所属変更。また、22日から栗東でのフリーとなる(デイリー=netkeiba.com)

4/2■ドバイに遠征していたレッドディザイア・ブエナビスタ・ローレルゲレイロ・グロリアスノアの4頭が1日、関西国際空港に到着し、輸入検疫のため三木ホースランドパーク(兵庫県三木市)に入厩した(JRAホームページより)

4/2■IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ワールドサラブレッドランキング」が発表された今回の発表は、2009年10月1日~2010年3月31日までに施行された世界の主要レースが対象。今回の発表には、香港国際レース、ドバイワールドCデイの諸競走などが含まれる。レーティング上位50頭ということで、119ポンド以上の馬が対象となり、ランキングトップは、前回同様、G1・6連勝で凱旋門賞を制したシーザスターズ(131ポンド)となった。今回は対象競走が凱旋門賞となるためレーティングは5ポンド下がった。第2位は牝馬としては初めてブリーダーズCクラシックを勝ったゼニヤッタ(128ポンド)。第3位は2月に行われたドンHを圧勝したクオリティーロード(126ポンド)となっている。日本調教馬は4頭が掲載され、天皇賞(秋)を勝ったカンパニー(122ポンド)と有馬記念を勝ったドリームジャーニー(122ポンド)が第13位タイ、ジャパンC2着のオウケンブルースリ(121ポンド)が第20位タイ、天皇賞(秋)2着のスクリーンヒーロー(119ポンド)が第39位タイとなっている(JRAホームページより)

3/29■JRAのHP限定で募集していた4月18日の中山12R「中山スプリングプレミアム」に付くサブタイトルが「アグネスタキオンメモリアル」に決定した。シェア率28%で圧勝。次点は10%のディープインパクト

ドバイ国際競走の結果
3/28■27日(日本時間同日深夜~28日未明)に行なわれたドバイ国際レース諸競走の結果は以下のとおり。
ドバイワールドC-G1 [AW2000m 1着賞金$6,000,000 賞金総額$10,000,000 14頭]
1着:グロリアデカンペオン Gloria de Campeao(BRZ) 牡6 T.ペレイラ P.バリー[FR/UAE] 2:03.83
2着:リザーズディザイア Lizard's Desire(SAF) セン4 K.シーア M.デコック[SAF/UAE] 着差ハナ
11着:レッドディザイア 牝4 C.スミヨン 松永幹夫 着差短頭+1.1/4+短頭+3/4+1/4+1/4+1/4+アタマ+2.3/4
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ドバイシーマクラシック-G1 [芝2410m 1着賞金$3,000,000 賞金総額$5,000,000 16頭]
1着:ダーレミ Dar Re Mi(GB) 牝5 W.ビュイック J.ゴスデン[GB] 2:31.84
2着:ブエナビスタ 牝4 O.ペリエ 松永幹夫 着差3/4(負担重量0.5kg超過→55.0kg)
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ドバイデューティフリー-G1 [芝1800m 1着賞金$3,000,000 賞金総額$5,000,000 16頭]
【アジア・マイル・チャレンジ第2戦】
1着:アルシェマーリ Al Shemali(GB) 牡6 R.フレンチ A.アル・ライヒ[UAE] 1:50.84
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ドバイゴールデンシャヒーン-G1 [AW1200m 1着賞金$1,200,000 賞金総額$2,000,000 10頭]
1着:キンセールキング Kinsale King(USA) セン5 G.ゴメス C.オキャラハン[USA] 1:10.89
2着:ロケットマン Rocket Man(AUS) セン4 R.フラッド P.ショー[SIN] 着差1/2
3着:ワンワールド One World(AUS) 牡5 D.ビードマン J.ムーア[HK] 着差2
4着:ローレルゲレイロ 牡6 藤田伸二 昆貢 着差1.1/2(賞金$100,000)

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ゴドルフィンマイル-G2 [AW1600m 1着賞金$600,000 賞金総額$1,000,000 14頭]
1着:カーミングインフルーエンス Calming Influence(IRE) 牡5 A.アジュテビ M.アル・ザルーニ[UAE] 1:36.57
4着:グロリアスノア 牡4 小林慎一郎 矢作芳人 着差1+1+1.1/2(賞金$50,000)

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3/27■阪神10R毎日杯でザタイキが競走中、左中手骨開放骨折を発症、最後の直線コースで転倒し、予後不良となった。騎乗していた武豊騎手は、投げ出されるように落馬し頭を強く打ったが、近くの病院で検査した結果、左鎖骨遠位端骨折、腰椎横突起骨折、右前腕裂創と診断され、翌日の高松宮記念を含む全レースの騎乗が不可能となった。回復するまでしばらくかかりそう

3/26■NARは25日、来年度(2010年度)より競走番組の呼称等の統一を行うと発表した。これまで競馬場によって「普通競走」、「一般競走」と異なる呼称が使われてきたいわゆる“平場”競走は「普通競走」に統一される。競走種別としては「重賞」、「準重賞」、「特別」、「普通」の4種類に区分される。また、今後「一般競走」とは、年齢によって区分される競走のうち『3(4)歳以上の古馬による競走』を指すことに統一される。これにより2010年4月からは「2歳」、「3歳」、「一般(3歳以上)」が年齢の表記として使用されることになる。なお、その他に1~3月の南関東地区では「4歳」が実施されている。さらに、3(4歳)以上で実施される「一般競走」が全国どこでもA・B・Cの3つの大区分となる。ただし、このA・B・Cの区分は、全国同じ基準で格付けされるものではなく、それぞれ競馬場によって異なることに変わりはない。また、3つの大区分以下の区分(A1・A2・A3…など)についても競馬場によって取扱いは異なる。この理由は、地方競馬は競走馬の在籍状況がそれぞれ地区によって異なり、限られた在籍状況のなかで魅力あるレースを提供するため、それぞれ独自のルールにより競走番組が組まれているからとしている。どの地区においても大区分の基準については、上位からA:約10%、B:約20%、C:約70%に近づけることを目指すとされている。今回の呼称の統一に加え、地方競馬の平地競走における、牡馬・セン馬に対する牝馬の負担重量の減量(アローワンス)についての見直しも行われる。牝馬の斤量は地区により取扱いが異なっていたが、2010年4月からは、ハンデ戦や別定戦など負担重量を別途定める競走を除き、3歳以上なら全国どの競馬場でも牝馬は2kg減に統一される。2歳戦を含め、負担重量の取扱いは下記の通り。
【2歳(~9月)】同斤量(北海道・南関東)、牝馬1kg減(その他の地区)
【2歳(10月~)】牝馬1kg減
【3歳以上】牝馬2kg減
※負担重量の切替日については、開催単位が優先される。※移行期間の2010年6月までに限り、南関東地区3歳戦は牝馬1kg減の取扱いを継続する(netkeiba.com)

3/22■JRAのHP限定で募集していた4月11日の阪神12R「阪神スプリングプレミアム」に付くサブタイトルが「キョウエイマーチメモリアル」に決定した。キョウエイマーチの得票数は4376票(シェア率25%)。次点はダイワスカーレット(3174票、18%)。第3位は何とワカクモで、Dスカーレットの半数余りの得票があった。筆者の投票は(近年の活躍馬という主義を度外視して)「エルプス」

3/18■2歳の秋から中央に挑み続け、多くのファンに支持され続けてきたコスモバルク(道営・田部、牡9)が競走生活にピリオドを打つことになった。バルクは年末の有馬記念10着に敗退後、アイルランドに移籍して現役を続行する計画が具体化。ビッグレッドファーム鉾田(茨城県)で調整していたが、左後肢を剥離骨折したため、関係者が協議の末、引退に踏み切った。戦績48戦10勝(うち地方9戦5勝、海外4戦1勝)。重賞は'03年G3ラジオたんぱ杯2歳S、04年G2弥生賞、G2セントライト記念、06年G1シンガポール航空国際Cの4勝。今後は北海道・新冠にある明和牧場で功労馬として余生を送ることが決まっている(サンスポ.com)

3/17■2010年度に南関東4競馬場で期間限定騎乗する他地区の騎手4名が、関東地方公営競馬協議会から発表された。
<通算1,000勝以上騎手(冬季休催場は800勝以上)>
◆内田利雄(フリー)期間中所属:浦和・村田貴広厩舎、騎乗予定期間:2010年4月26日~6月25日(2年連続4回目)
◆村上 忍(岩手)期間中所属:船橋・斉藤敏厩舎、騎乗予定期間:2011年1月17日~3月18日
◆山口竜一(道営)期間中所属:船橋・林正人厩舎、騎乗予定期間:2010年11月29日~2011年1月28日
◆服部茂史(道営)期間中所属:大井・佐野謙二厩舎、騎乗予定期間:2010年12月6日~2011年2月4日
◆鮫島克也(佐賀)期間中所属:大井・宮本康厩舎、騎乗予定期間:2010年9月13日~11月12日
◆五十嵐冬樹(道営)期間中所属:川崎・池田孝厩舎、騎乗予定期間:2010年11月29日~2011年1月28日
◆吉原寛人(金沢)期間中所属:川崎・内田勝義厩舎、騎乗予定期間:2011年1月17日~3月18日
<前年リーディング5位以内25歳以下若手騎手>
◆桑村真明(道営)期間中所属:川崎・佐々木仁厩舎、騎乗予定期間:2010年11月29日~2011年1月28日
◆大山真吾(園田)期間中所属:大井・山藤統宏厩舎、騎乗予定期間:2010年9月13日~11月12日
<技術研鑽騎手>
◆山本聡哉(岩手)期間中所属:船橋・佐藤賢二厩舎、騎乗予定期間:2011年1月17日~3月4日
◆阪上忠匡(笠松)期間中所属:大井・栗田裕光厩舎、騎乗予定期間:2010年5月17日~7月30日(nankankeiba.com)

3/14■“フサイチ”の冠名の競走馬で知られる関口房朗氏(74)が、JRAに所有する馬を裁判所に差し押さえられたことが13日、分かった。関口氏名義の競走馬が4頭登録されているJRAでも差し押さえの事実を把握している。関口氏はここ数年、事業の不振などで資金繰りに苦しんでいた。JRAでは、差し押さえの事実は認めたものの、4頭全部なのか、一部が対象になったのかなど詳細についてはコメントを控えた。一部夕刊紙では、10日のダイオライト記念を優勝したフサイチセブンと報じられている。競馬サークルの関係者によると、2年ほど前、関口氏から十数頭の競走馬を廉価で譲渡したいとの申し出を受け、相当な苦境にあることを実感したという。日本最大のサラブレッドのセリである「セレクトセール」の常連で、ほれ込んだ馬は高額になっても競り落としていたが、近年は元気な姿も見られず、生産者からは「もう終わったのではないか」との声も出ていた(サンスポ.com)

3/14■ローレルゲレイロ・ブエナビスタ・グロリアスノアの3頭が、13日、ドバイ・シャルジャ国際空港に到着した(JRAホームページ)

3/14■現地時間13日、米・サンタアニタパークRCで行われたサンタマルガリータH(4歳上牝、米G1・AW9F、8頭立て)は、M.スミス騎手騎乗の圧倒的1番人気ゼニヤッタ Zenyattaが、ダンストゥマイチューン Dance to My Tuneに1馬身1/4差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分48秒20(良)。さらにハナ差の3着にはフローティングハート Floating heartが入った。ゼニヤッタは昨年のBCクラシックG1で、史上初の牝馬による優勝という快挙を達成。この勝利でG1・9勝を含むデビュー以来の連勝を15に伸ばしている。なお、同日フェアグラウンズRCで行われたレディースS(4歳上牝、米G外・ダ8.5F、5頭立て)には、昨年の米年度代表馬レイチェルアレクサンドラ Rachel Alexandraが出走。ザルダナ Zardanaから3/4馬身差の2着に敗れている。4月9日(金)のアップルブロッサムH(米G1、オークローンパークRC・ダ8.5F)では、ゼニヤッタvsレイチェルアレクサンドラという世紀の一戦が実現する見込みで、2頭の動向が注目される(netkeiba.com)

3/13■歴史的な一歩が刻まれた。13日の中山6R新馬戦をドバイのシェイク・モハメド殿下が所有するルナーレガシーが制し、昨年11月に認可された海外居住馬主の所有馬のJRA初勝利となった。ダーレーグループはモハメド殿下を筆頭に3人が登録。「牧場で評判の良かった馬。(ダーレーとしては)制限のあるなかで少しずつ頭数を増やしたい」と生産者のダーレーJF・三嶋代表。新たな風は、これからさらに勢いを増しそうだ(デイリー=netkeiba.com)

3/8■2010年12月までに実施されるダートグレード競走の日程・賞金等が決定した。地方競馬開催レースにおける主な変更点は、北海道スプリントCが1000m→1200m(地方競馬については、2011年1~3月実施分も併せて決定)(keiba.go.jp)

3/8■JRAは8日、六本木事務所で関東定例会見を行い、今後は騎乗停止日数の過重化を適用していくことが初めて明らかになった。審判部門長の金田裕之理事は会見の中で、「一定期間内に再び走行妨害を行った場合、制裁を重くする」とコメントした。過重化の対象となるのは(1)2年連続で再教育を受けた騎手、(2)3カ月以内に2度の走行妨害を行なった騎手。該当者には事前に警告し、その上で再び6カ月以内に騎乗停止処分を受けた際には“合わせ技”として日数が計算される。具体的には開催日2日間の騎乗停止は同4日間に、同4日間は同10日間に。また、さらに6カ月以内に再び走行妨害を行った場合には裁定委員会に送付され、議定が出るまでは騎乗停止という非常に重い処分が下される。現時点での該当者には既に通達済みという。今年1月11日に中山RCでJRA史上最多となる9頭の落馬事故が発生。安全性をより強めるため、明確な基準を設けて重い処分を下していく(デイリー=netkeiba.com)

3/8■JRAはクレジットカードで馬券購入が可能な「JRAダイレクト」の導入を発表した。5重賞単勝式の発売と同時期(2011年春)からスタートする。本人認証の問題からパソコンのみの利用となり、携帯電話での購入は不可。専用サイトで登録後は即座に馬券購入が可能で、開催1節分(通常は土日)をまとめて、JRAより銀行振り込みで払い戻しを行う。支払いは翌月の1回払い。購入毎には一定のシステム利用料を負担し、購入金額には上限を設ける。運用開始日、発売時間、購入可能金額、システム利用料の詳細は後日発表される(デイリー=netkeiba.com)

3/8■JRAのHP限定で募集していた28日の中京12R「中京サンクスプレミアム」に付くサブタイトルが「キングヘイローメモリアル」に決定した。キングヘイローの得票は6407票(シェア27%)。次点はフラワーパーク(6135票、26%)で僅差だった。筆者フラワーパークと迷ったがキングヘイローに投票した

3/7■ウオッカ引退に際しての角居勝彦調教師のコメント「ドバイでのレースが終わり、競馬場から馬運車で帰ってきたときに鼻出血を確認しました。レースを見ていてああいう失速をするタイプの馬ではないので、レース直後から何かあったのではないかと不安に思っていました。オーナーと相談した結果、本番レースを使えないのは残念だが、これまで素晴らしい競馬をしてくれたので、これ以上無理をさせるのはかわいそうだということと、繁殖牝馬として立派な仕事が待っているので、引退をさせようということでした。ウオッカには長い間厩舎を支えてもらい、嬉しいことや辛いことなど色々な経験をさせてもらいました。厳しいトレーニングに耐え、素晴らしいレースを沢山見せてもらい本当に感謝しています。いつかウオッカの産駒を預かることができればと思います。ファンの皆さんには、最後に強いウオッカを見せたかったのですが、こういう結果になってしまい非常に残念です。今後ウオッカは日本に戻ることなく、繁殖牝馬として旅立ちますが、これからもウオッカとその子供たちを応援していただきたいと思います。今まで応援していただいて本当にありがとうございました」 (JRAホームページ)

3/6■現地時間5日、ドバイ・メイダンRCで行われた国際騎手招待競走「メイダンマスターズ」に出場した横山典弘騎手の騎乗成績は以下の通り。【1R(AW1200m)】グッドコントロール Good Control 8着(12頭立て) 【2R(AW1400m)】ムナダム Munaddam 7着(11頭立て) 【4R(AW2200m)】バードラズ Burdlaz 8着(12頭立て) 【5R(AW2000m)】カルヴァドスブルーズ Calvados Blues 5着(12頭立て)(netkeiba.com)

3/5-9■現地時間4日22:10(日本時間5日3:10)、UAEメイダンRCで行われた「アル・マクトゥームチャレンジ・ラウンド3」(AW2000m)に、日本のウオッカ・レッドディザイアの2頭が出走し、レッドディザイアがG前力強く追い込んで快勝し、賞金18万米ドルを獲得した。騎手O.ペリエ。ウオッカは伸びずに8着に敗れたが、レース後に鼻出血が判明。ドバイWCを使わずに引退することになった。なお、レッドディザイアは、すでに招待受託していたドバイシーマクラシックから、新たに招待を得たワールドCへ出走レースを変更した

3/4■マレーシアとシンガポールの競馬を統括するMRAマラヤンレーシングアソシエーションは2月28日、昨年シンガポール4歳三冠を達成した日本産馬のジョリーズシンジュ(牝5、父ジョリーズヘイロー)を、2009年シンガポール年度代表馬に選出した。日本産馬がシンガポールの年度代表馬に輝いたのは史上初めてのこと。海外でタイトルを獲得したのは、G1VRCメルボルンCを制し、06/07年豪州最優秀ステイヤーに選ばれたデルタブルース以来の偉業となった。同馬は2006年のHBA日高軽種馬農協主催オータムセール(サラブレッド1歳)取引馬。浦河町の(有)丸幸小林牧場から上場されると、シンガポールのK. C.Tan氏に315万円で売却された。現地には07年5月に輸出され、08年1月の新馬戦を快勝。その後も勝ち星を積み重ね、昨年はシンガポール4歳チャレンジ初戦となるパトロンズボウルでLG1初制覇を果たした。続く2戦目のLG2シンガポールダービートライアルも5馬身差で圧勝。シリーズ最終戦となるLG1シンガポールダービーも2着以下に5馬身の差をつける逃げ切り勝ちを演じ、見事シンガポール4歳三冠を達成した。さらに秋には豪州へ遠征するなど、世界を股にかける活躍を続けている。日本産馬をTanオーナーに橋渡しするなど、海外販路拡大に尽力してきたJBBA日本軽種馬協会静内種馬場の中西信吾場長は「候補になっていることは知っていましたが、選出されるまでドキドキしました。これを機に日本産馬への関心がさらに高まってくれれば良いですね。オーナーも5月のトレーニングセールに来たいと言っていました」とニッコリ。海の向こうからの吉報に声を弾ませていた(週間競馬ブック)

3/3■2010年度(平成22年度)東京シティ競馬(TCK)のスローガンは、昨年度に引き続き「走れ、ドラマ。TCK」に決定したことが発表された。イラストレーターのわたせせいぞう氏とスポーツジャーナリストの二宮清純氏のコンビも続投し、TCKで繰り広げられるさまざまなドラマを伝えていくとのこと。また、競走関係については、東京ダービートライアル競走の創設や東京大賞典の国際格付け取得申請などが発表された。主な項目は以下の通り。
(1)地方競馬世代別牝馬重賞シリーズへの参画=「GRANDAME-JAPAN」…2歳シリーズ:東京2歳優駿牝馬(南関東限定→地方全国交流)、3歳シリーズ:東京プリンセス賞、古馬シリーズ:トゥインクルレディー賞、TCKディスタフ
(2)東京ダービートライアル競走の創設=(キャリアの浅い)素質馬に出走機会の付与 ※平成22年度は特別競走1レースのみ実施
(3)国際格付取得に向けた条件整備=東京大賞典の国際格付け取得を目指すため、輸入検疫施設の整備と日本グレード格付け管理委員会に対し、国際格付け取得の申請を行う
(4)小林分厩舎新調教コース=坂路(ニューポリトラック)の設置 ※3月1日から試験運用開始(netkeiba.com)

3/2■大井競馬の小林牧場に坂路施設が完成-----千葉県印西市の大井競馬小林牧場(分厩舎)に坂路調教コースがこのほど完成し、3月1日より試験運用が開始された。坂路調教コースは全長1050m、うち坂路部分は400m(勾配3.0%)で、馬場敷材には排水性に優れ、馬の脚部に負担を与えにくいと言われている新素材「ニューポリトラック(電線被覆材、ポリエステル不織布、ポリウレタン繊維、硅砂等をワックスで混合したもの)」が使用されている。なお、同施設は地方競馬全体のレベルアップに資する目的から、他の地方競馬場所属馬が利用することも可能とのこと(keiba.go.jp)

2/28■定期貸付馬房数(24馬房以上。括弧内はこれまでの馬房数)
【栗東】★28馬房:音無秀孝(26)
【栗東】★26馬房:池江泰郎(24)
【栗東】★24馬房:角居勝彦(22)・橋口弘次郎・藤原英昭(22)・松田博資・森秀行・山内研二
【美浦】★28馬房:田村康仁(26)・藤沢和雄・和田正道(26)
【美浦】★26馬房:国枝栄(28)・二ノ宮敬宇(24)
【美浦】★24馬房:大久保洋吉・小島太(22)・戸田博文(20)・松山康久・宗像義忠(22)

2/28■JRAは、28日付で引退する調教師、および3月1日付で新規開業する調教師を発表した。引退調教師は佐々木亜良(美浦)、福永甲(栗東)の2名。また、1日付で鈴木孝志(栗東)が新規に開業する。
【美浦】佐々木亜良(勇退)→河野(4頭)、伊藤大・高橋裕・柄崎孝(2頭)、石栗、清水英、田島俊、保田一、和田正道の各厩舎へ転厩
【栗東】福永 甲(定年)→鈴木孝志(新規)。所属馬は他に、清水久詞厩舎へ転厩

2/28■現地時間27日、豪・コーフィールドRCで行われたアジアマイルチャレンジ第1戦「フューチュリティS」(3歳上、豪G1・芝1600m、6頭立て)は、L.ノレン騎手騎乗の1番人気タイフーントレイシー Typhoon Tracyが、ダオダオ Dao Daoに2馬身3/4差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒43(良)。さらに1/2馬身差の3着にはスナイパーズブレット Sniper's Bulletが入った(netkeiba.com)

2/28■6月19日のグランドオープンにむけて改装工事中のJRA函館RCが、27日にプレオープンした。新スタンドのコンセプトは「リゾート地の開放感あふれる競馬場」「人と馬との距離が近い競馬場」で、内装には木目調やレンガを多様して暖かな雰囲気を醸し出している。新スタンドは鉄骨造地上5階建で、のべ面積は約26000平方メートル。目玉になるのは、新パドック前に設置されている650インチの大型モニター。JRAとしては初めてパドック前に約600人が着席可能なガラス張り観客席も設置し、一年を通して快適な環境で競馬を楽しめるようになっている。この日は開門前からファンが行列をつくり、中山、阪神の競馬を楽しんだ(netkeiba.com)

2/27■3月5日、UAEドバイのメイダンRCオープン記念として行われる国際騎手招待競走「メイダンマスターズ」に、横山典弘騎手が参加する。デットーリ、ペリエ、ルメールなど昨年の世界の主要レースを勝った12騎手が参戦。総賞金は51万米ドル(約4500万円)で4レースを開催。遠征期間は3月1日から6日まで(netkeiba.com)

2/27■27日、阪神12Rでサダムテンジンに騎乗した武豊騎手は、この騎乗でJRA通算16000回騎乗を達成した。これは中央競馬史上2人目、現役では同騎手のみの記録達成となる。27日終了時点での通算成績は16000戦3328勝(重賞262勝)。なお、史上最多騎乗記録は岡部幸雄元騎手の18646戦。【武豊騎手のコメント】「16000回騎乗は、誇れる数字だと思います。これからも勝ち星とともに伸ばしていければと思います」(netkeiba.com)

2/27■27日、宮崎市のJRA宮崎育成牧場内に場外発売所(利用者登録制)がオープンした。この場外発売所の利用は事前の利用者登録が必要で、初回登録は昨年12月に終了している(今後の募集は未定)。自動発売機6窓、自動発払兼用機2窓、受付窓口1窓という小規模な場外(JRAホームページ)

2/25■地方競馬教養センターに国際厩舎を新設-----地方競馬の騎手・調教師の養成及び訓練、地方競馬に関係する専門職員の養成を一元的に実施しているNAR地方競馬教養センター(栃木県那須塩原市)では、地方競馬所属馬の海外競走での出走や地方競馬主催者による国際交流競走の検討などの国際化が進展する中、これら競走に不可欠な輸出入検疫を行うための施設として国際厩舎を新設した。同施設は、1100m走路に隣接して設置しており、検疫中も調教が可能という良好な環境となっている(keiba.go.jp)

2/25■05年奥多摩Sなど準OP特別3勝を挙げたヴリル(牡9)が、北海道浦河郡浦河町のイーストスタッドで種牡馬となることがわかった。22日に行われた同スタッドの種牡馬展示会でお披露目された。同馬は、父サンデーサイレンス、母ファントムクリーク(その父Mr. Prospector)という血統の豪州産馬。伯父にアラジ(種牡馬)、甥にメイショウクオリア(08年京都新聞杯)がいる。南半球スケジュールで9月26日に生まれた同馬は、02年4月の豪州「イングリス・イヤリングセール」で同セールレコードとなる170万豪ドルで岡田繁幸氏によって購入された。重賞勝ちこそないものの、平地の準OP特別を3勝したほか、晩年は障害馬としても活躍し、08年東京オータムジャンプJG3では2着に入った。種付料は出生条件20万円と発表されている(netkeiba.com)

2/24■21日のフェブラリーSで2着したテスタマッタが、右橈側手根骨を骨折していることが判明。今後3カ月以上の休養を要する見込み(JRAホームページ)

2/23■NARは23日、牝馬競走の振興と牝馬の入厩促進を図るため、新たに世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)」を実施すると発表した。これは、全国各地で実施される牝馬重賞競走を世代別に体系づけ、ポイント上位馬にボーナス賞金を授与するもので、地方競馬の優れた牝馬の活躍の舞台を広げるとともに、交流を促進して魅力ある牝馬競走の実施を目指すとしている。シリーズ対象競走など、主な概要は以下の通り。
【シリーズ対象競走】
◆2歳(2010年・秋)=9/22園田プリンセスC(園田)、10/21エーデルワイス賞G3、10/27ローレル賞(川崎)、11/25プリンセス特別(笠松)、 12/31東京2歳優駿牝馬(大井)
◆3歳(2010年・春)=3/24桜花賞(浦和)、4/19日高賞(水沢)、4/25ル・プランタン賞(佐賀)、5/13のじぎく賞(園田)、5/20東京プリンセス賞(大井)、6/16関東オークスG2
◆古馬(2010年・夏秋)=7/27読売レディス杯(金沢)、8/25兵庫サマークイーン賞(園田)、8/30ビューチフル・ドリーマーC(水沢)、9/15トゥインクルレディー賞(大井)、9/21ノースクイーンC(門別)、9/29秋桜賞(名古屋)、10/20TCKディスタフ(大井)
【ボーナス賞金】総額2800万円
◆2歳=1位…300万円、2位…200万円、3位…100万円
◆3歳=1位…500万円、2位…200万円、3位…100万円
◆古馬=1位…1000万円、2位…300万円、3位…100万円
【ボーナス条件について】シリーズ対象競走に2戦以上出走し、かつ、いずれかの競走において3着以内に入っていること(netkeiba.com)

2/22■南関東4競馬場では、平成22年4月から他地区地方競馬所属騎手の期間限定騎乗に関する制度を一部改正することになった。
(1)対象となる騎手の資格
 ①勝利度数実績騎手---通算1000勝以上の騎手。なお、冬季休催競馬場(北海道、岩手、金沢)所属騎手は、通算800勝以上とする。
 ②リーディング5位以内の若手騎手---期間限定騎乗を行う年度の前年(歴年)に、所属する競馬場でリーディング5位以内の成績を収めた満25歳以下(前年の12月31日現在)の騎手。
 ③ 技術研鑽騎手---南関東地区で技術の研鑽を目指す騎手免許取得後騎乗経験8年以下、通算200勝以下の騎手。なお、騎手免許取得後騎乗経験3年未満、または通算50勝未満の騎手は除く。
(2)受入れ人数
 ①勝利度数実績騎手---南関東地区各競馬場で2名以下
 ②リーディング5位以内の若手騎手---南関東地区各競馬場で1名以下
 ③技術研鑽騎手---南関東地区各競馬場で1名以下
 ※南関東各場で年度内に最大4名、4場で最大16名までが期間限定騎乗が可能となる。
(3)期間限定騎乗期間
 ①勝利度数実績騎手---1名1回2カ月以内
 ②リーディング5位以内の若手騎手---1名1回2カ月以内
 ③技術研鑽騎手---1名1回3カ月以内
【参考:現在の制度内容】
(1)対象となる騎手の資格---通算2000勝以上の騎手。なお、北海道所属通算1000勝以上の実績がある騎手の中から1名のみ、通算2000勝以上の実績がある騎手と同様に申し込むことが可能とする。
(2)受入れ人数---南関東地区各競馬場で1名、4場で最大4名まで期間限定騎乗が可能。
(3)期間限定騎乗期間---1回につき2カ月以内(nankankeiba.com)

2/22■07年の桜草特別(中山、3歳500万下)を逃げ切ったテラノフォースワン(牡6)が、2月12日付けで現役登録を抹消。北海道新冠郡新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となることが決まり、19日に行なわれた同スタリオンの種牡馬展示会で紹介された。同馬は、父Crafty Prospector、母Ligurian(その父オジジアン)という血統。06年3月に米国カリフォルニア州で行なわれたバレッツトレーニングセールにて45万ドルで取引され、同年11月に京都RCでデビューした。通算成績は15戦2勝。種付料は受胎条件10万円(フリーリターン特約付き)、出生条件20万円と決められた(netkeiba.com)

2/22■TCK特別区競馬組合は22日、御神本訓史騎手(28、大井・三坂盛雄厩舎)が、高知競馬で期間限定騎乗を行うと発表した。移籍期間は2月19日~5月19日の3カ月間で、期間中は高知・雑賀正光厩舎に所属する。御神本騎手は、昨年9月には地方通算1000勝を達成するなど活躍を見せていたが、直後に騎乗停止の処分を受け、その後は騎乗を自粛していた。22日現在の通算成績は6830戦1003勝(JRA153戦5勝)(netkeiba.com)

2/19■ポップロックが18日付けでJRAの競走馬登録を抹消。今後競走馬として愛国に移籍する予定(JRAホームページ)

2/18■18日、園田RCで「第18回ゴールデンジョッキーC」が行われた。このシリーズは、全国から通算2000勝以上の名手が集い、2レースによる総合ポイントを競うもので、第1戦「ファイティングジョッキー賞」は武豊騎手(JRA)が1着、第2戦「エキサイティングジョッキー賞」は岩田康誠騎手(JRA)が1着となり、この結果、第1戦で6着、第2戦で1着という成績だった岩田康誠騎手が総合優勝に輝いた。【ゴールデンジョッキーC総合順位】岩田康誠(JRA)…26P、有馬澄男(兵庫)…26P、内田利雄(浦和・期間限定騎乗中)…25P、武豊(JRA)…23P、的場文男(大井)…15P、渡辺博文(福山)…15P、小林俊彦(岩手)…14P、尾林幸彦(荒尾)…11P、向山牧(笠松)…8P、安部幸夫(愛知)…8P、小牧太(JRA)…7P、川原正一(兵庫)…6P(同点の場合、第2戦の着順上位者が上となるルール)(netkeiba.com)

2/12■ウオッカ・レッドディザイアの2頭が、11日、ドバイ・シャルジャ国際空港に到着した(JRAホームページ)

2/10■今月限りで引退する調教師は、定年が福永甲(栗東)、勇退が佐々木亜良(美浦、定年まで2年残し)の2人。同じく引退する騎手は、菊沢隆徳(美浦、調教師合格)、塚田祥雄(美浦)、角田晃一(栗東、調教師合格)、西原玲奈(栗東)、橋本美純(栗東)の5人。いずれも2/28付

2/10■JRAの2010年度新規騎手・調教師免許試験の合格者15人(騎手6人、調教師9人)が10日、発表された。騎手は競馬学校卒業生6人が合格した。
▽騎手=川須栄彦(栗東・本田優)、菅原隆一(美浦・保田一隆=父は元騎手の菅原隆明)、高倉稜(栗東・崎山博樹)、西村太一(美浦・和田正道)、平野優(美浦・二ノ宮敬宇)、平野優(美浦・加藤征弘)(すべて競馬学校)
▽調教師=菊沢隆徳(美浦、現役騎手)、新開幸一(美浦)、高野友和(栗東)、高柳瑞樹(美浦)、田中剛(美浦、元騎手)、千田輝彦(栗東、元騎手)、角田晃一(栗東、現役騎手)、日吉正和(栗東、元騎手)、牧田和弥(栗東、元騎手)

2/9■NARで開かれた平成21年度第2回JBC実行委員会において、2011年の「第11回JBC」競走が大井で開催されることが決まった。★日時:2011年11月3日(木・祝)★開催場:大井(夜間開催)★レース:JBCクラシック(2000m)・JBCスプリント(1200m)(keiba.go.jpより)

2/3■2010アジアマイルチャレンジのシリーズ登録が19日に締め切られ、世界各国からG1勝ち馬63頭を含む合計402頭が登録を行なった。海外の主な登録馬としては、昨年のアジアマイルチャレンジ各レースで優勝した香港のグッドババとサイトウィナー、UAEのグラディアトゥーラスほか、ハートオブドリームス(豪)、ジオポンティ(米)、キャバルリーマン(仏)など世界各国のトップホースが登録した。日本からはウオッカ、ブエナビスタ、レッドディザイアなど25頭が登録。2010アジアマイルチャレンジの日程は以下の通り。★フューチュリティS(2月27日、コーフィールドAUS芝1600)★ドバイデューティフリー(3月27日、メイダンUAE芝1800)★チャンピオンズマイル(4月25日、シャティンHK芝1600)★安田記念(6月6日、東京芝1600)(いずれも国際G1)(JRAホームページより)

2/1■JRAのHP限定で募集していた21日の東京12R「東京ウィンタープレミアム」に付くサブタイトルが「メイセイオペラメモリアル」に決定した。メイセイオペラの得票は6409票(シェア30%)。次点はアグネスデジタル(5661票、27%)だった。この企画、筆者は基本的にここ10年以内の活躍馬から選ぶことにしたいと思っているが、メイセイオペラだけはぜひ選びたかった。しかし選出されるとは正直びっくり

2/1■JRAは1日、佐藤聖也騎手(24、美浦・フリー)から騎手免許の取消申請があり、同日付けで騎手免許を取り消したことを発表した。佐藤聖也騎手は昨年12月1日、窃盗容疑により茨城県警稲敷警察署に逮捕されており、JRAでは同会競馬施行規程第148条第4項により、裁定委員会の議定があるまで騎乗停止としていた。通算成績はJRA908戦18勝(うち障害18戦0勝)、地方6戦0勝(netkeiba.com)

1/31■3月27日に行われるドバイシーマクラシック(G1、UAEメイダン芝2410m)へ出走予定のレッドディザイアが、ペリエとコンビを組むことが30日、分かった。東京サラブレッドクラブの代表・西川哲氏が「ウオッカと同じ飛行機で出発し、同じ前哨戦に使う。鞍上は2戦ともペリエで」と明かした。2月10日に出国して、前哨戦のマクトゥーム・チャレンジ・ラウンド3(G2、3/4メイダンAW2000m)に挑む(デイリー=netkeiba.com)

1/31■ラブミーチャンの半弟が、ホッカイドウ競馬の若松平厩舎へ15日に入厩した。「ホクト」の馬名で競走馬登録された同馬は、父が今年初年度産駒を送り出すスズカマンボ、母ダッシングハニー(その父アサティス)という血統。現在、春以降のデビューを目指して調教が行われている(netkeiba.com)

1/30■この日の京都競馬3R(3歳未勝利)で、トウカイレジーナが優勝。騎乗していた安藤勝己騎手は、JRA史上24人目、現役11人目のJRA通算1000勝を達成した。安藤騎手は笠松所属時に地方競馬で3299勝(14056戦)を挙げており、JRAと地方競馬双方での1000勝達成は史上初の快挙。なお、3R終了時点での通算成績はJRA5876戦1000勝、JRA移籍後の地方190戦53勝。2003年3月中央移籍以前のJRA成績は1642戦189勝。1980年5月11日のヤマニンスキーでJRA初騎乗・初勝利を挙げた(JRAホームページほか)

1/30■2010年シーズンから日高町のダーレー・ジャパン・スタリオンコンプレックスで種牡馬となるパイロ(牡5)が29日、輸入検疫を終えて同スタリオンに移動した。同馬は、父Pulpit、母Wild Vision(その父Wild Again)という血統の米国産馬。07年にデビューし、同年のシャンペンS(米G1)2着、BCジュヴェナイル(米G1)2着と、早くからG1戦線で活躍。08年の3歳時にはリズンスターS(米G3)、ルイジアナダービー(米G2)、ノーザンダンサーS(米G3)を勝ち、09年のフォアゴーS(米G1)でG1初制覇を遂げた。通算成績は17戦5勝(重賞4勝)。なお、同馬の2010年の種付料は、出生条件の200万円と発表されている(netkeiba.com)

1/30■2004年の日本ダービー4着のキョウワスプレンダ(牡9)が新冠町の優駿スタリオンステーションで、また、06年プリンシパルS2着のトップオブツヨシ(牡7)が新ひだか町のアロースタッドで、それぞれ種牡馬となることが決まった。キョウワスプレンダは、03年クローバー賞で後に阪神JFを制すヤマニンシュクルを破り、東スポ杯2歳S3着、スプリングS2着、日本ダービー4着などクラシック戦線で活躍した。通算成績は21戦2勝。2008年12月にJRAの競走登録を抹消されていたが、2010年シーズンからの供用が決定。1月29日に優駿SSに移動し、種牡馬生活に入る。トップオブツヨシは、父タヤスツヨシ、母ラテルネ(その父トニービン)という血統。現役時代は栗東の鶴留明雄厩舎に所属。重賞実績はないが、06年のプリンシパルSを2着し日本ダービーにも出走した。通算成績は40戦5勝。1月11日の淀短距離S16着を最後に登録を抹消され、1月28日にアロースタッドに移動している(netkeiba.com)

1/28■JRAは28日、2007年の帝王賞を制したボンネビルレコードが、29日付で競走馬登録を抹消すると発表した。再び大井競馬に戻る予定

1/26■26日、川崎RCに全国から14名のジョッキーが集い、「第8回佐々木竹見Cジョッキーズグランプリ」が行われた。第1戦の9R・マイスターチャレンジ(ダ1500m)は、町田直希騎手(川崎)が騎乗したマイネルリンクが優勝し、菅原勲騎手(岩手)が2着、繁田健一騎手(浦和)が3着。第2戦の11R・ヴィクトリーチャレンジ(ダ2100m)は木村健騎手(園田)騎乗のシツジツゴウケンが優勝し、戸崎圭太騎手(大井)が2着、的場文男騎手(大井)が3着に入った。この結果、合計60ポイントを獲得した町田直希騎手が総合優勝に輝き、2位に木村健騎手、3位には菅原勲騎手が続いた。町田直希騎手はこのシリーズ初出場初優勝となる。JRAのジョッキーは、横山典弘騎手が25ポイントで9位、武豊騎手は8ポイントで最下位の14位だった(netkeiba.com)

1/26■2009年のJRA賞授賞式が25日、都内のホテルで600人が出席して行われ、各部門の最優秀馬、調教師、騎手らが表彰された。ドバイ遠征が決まっている最優秀3歳牝馬ブエナビスタはシーマクラシックでレッドディザイアと4度目の対決が有力になり、牝馬として初めて2年連続年度代表馬の座に就いたウオッカのアイルランドでの受け入れ先がギルタウンスタッドに決まり、複数年留まることになった。 引退レースとなるドバイWC後、アイルランドに移動して繁殖生活に入るウオッカの受け入れ先は名門ギルタウンスタッドに決まった。谷水雄三オーナーが明らかにしたもの。同牧場は世界的オーナーブリーダーのアガカーン殿下が所有。初年度の交配相手に予定されている昨年の欧州チャンピオン・シーザスターズも繋養されている牧場だ。複数年滞在する予定で、谷水オーナーは「できたら、産駒を日本で走らせたい」と話した。JC優勝後戦列を離れているウオッカは、放牧先の滋賀県グリーンウッドから15日に栗東に帰厩。2月10日にドバイに向けて出発し、マクトゥームチャレンジラウンドIII(G2、3月4日、メイダンAW2000m)から本番に向かう(サンスポ.com)

1/25■美浦所属の高山太郎騎手(34、フリー)は、1月31日で騎手を引退する。今後は美浦の松山康久厩舎で調教助手となる。1994年に佐藤全弘厩舎所属でデビューし、25勝を挙げて関東新人騎手賞を受賞。同期には吉田豊、幸英明騎手らがいる。重賞勝ちは2000年G3カブトヤマ記念(ヘッドシップ)の1勝。24日現在、JRA通算3935戦142勝、地方通算122戦4勝(サンスポ.comほか)

1/21■岩手競馬(盛岡・水沢)・笠松競馬・兵庫県競馬(園田・姫路)・福山競馬・佐賀競馬・荒尾競馬は、「五重勝単勝式勝馬投票券」(サービス提供:オッズ・パーク株式会社)の発売を下記の日程で開始すると発表した。
◆今回新たに「重勝式」の発売を開始する主催者
岩手競馬 岩手県競馬組合 4月3日(土)~ ランダム方式
笠松競馬 岐阜県地方競馬組合 2月7日(日)~ ランダム方式
兵庫競馬 兵庫県競馬組合 1月26日(火)~ ランダム方式
福山競馬 福山市 1月23日(土)~ ランダム方式
佐賀競馬 佐賀県競馬組合 1月23日(土)~ セレクト方式
荒尾競馬 荒尾競馬組合 2月2日(火)~ セレクト方式
◆「重勝式」の発売概要
【取扱賭式】五重勝単勝式(1日のレースの中で、指定する5つのレースの「1着」を当てる賭式)
【発売単価】100円
【最高払戻金】2億円(キャリーオーバー発生による最高金額)
【発売時間】開催前日:18:00~23:30(前夜発売)/開催当日:8:00~発売対象となる最初のレースの発売締め切り時間まで (注)当面の間、開催当日の発売開始時間は9:00~
【発売方式】「OddsPark LOTO」における、インターネット(PC・携帯)投票のみ (注)「オッズパーク」投票会員に限る
【選択方式】ランダム方式:コンピュータが無作為に買い目を選択/セレクト方式:従来の賭式と同様、ユーザーが買い目を選択 (注)発売する主催者が上記いずれかの方式を指定(netkeiba.com)

1/19■現地時間18日、米・カリフォルニア州ビバリーヒルズで2009年度エクリプス賞授賞式が行われ、年度代表馬にはケンタッキーオークス、プリークネスSなどを制したレイチェルアレクサンドラが選出された。同馬はケンタッキーオークスをレース史上最大着差となる20馬身1/4差で圧勝。続くプリークネスSでは85年ぶりの牝馬による優勝を飾った。また、史上初の牝馬によるBCクラシック制覇を達成し、デビューから無傷の14連勝を飾ったゼニヤッタは最優秀古牝馬を受賞。同馬は年度代表馬の投票においてもレイチェルアレクサンドラ(130票)に次ぐ99票を集めた(netkeiba.com)

1/18■スズパレードなど「スズ」の冠名で有名な小紫芳夫氏が17日午後3時40分、肺血栓塞栓症のため東京都新宿区の病院で死去、82歳。東京都出身。親族が密葬を営み別途、社葬を行う予定。腎不全で2人の娘を亡くしたことを機に、移植医療の普及に尽力した。1973年に腎臓移植普及会を設立し、97年の臓器移植法施行に伴い改組した日本臓器移植ネットワークでは初代会長に就任した(共同通信ほか)

1/16■1997年に皐月賞、ダービーを制したJRA元調教師の中尾銑治氏が16日午前8時43分、死去した。74歳。京都府出身。騎手としては75勝し、'73年に調教師免許を取得。翌74年10月に厩舎を開業し、2006年に引退するまでJRA通算350勝(うち重賞5勝)を挙げた。97年にはサニーブライアンで皐月賞(11番人気)、ダービー(6番人気)を勝ちファンを沸かせた。兄・謙太郎氏、弟・正氏も調教師として多くの活躍馬を輩出した(デイリー=netkeiba.com)

1/14-15■ドバイ遠征馬のプラン【ウオッカ】グリーンウッドで放牧~1/15帰厩~7日間の出国検疫~2/10出国→3/4マクトゥーム・チャレンジ・ラウンドIIIG2→3/27ドバイWC 【ブエナビスタ】山元TCで放牧中~1/23帰厩→2/20京都記念(横山典弘)→ドバイへ。ドバイWC/シーマクラシック/デューティフリーのいずれかに出走 【レッドディザイア】山元TCで放牧中~1/21帰厩→ドバイへ。2/25バランシーンG3/3/4ジュベルハッタG2/3/4マクトゥーム・チャレンジ・ラウンドIIIG2のいずれかをステップに3/27ドバイシーマクラシックへ(デイリー=netkeiba.com)

1/13■28日にオープンするUAEドバイのメイダンRCで3月5日に「メイダンマスターズ」の名称でジョッキーズシリーズが行われることが明らかになった。現地の報道などによると、シリーズは4レースで構成され、世界各国の主要レースを前年に優勝した騎手を中心に11人で争われる予定。日本からはダービーをロジユニヴァースで勝った横山典弘騎手がリストアップされている。他では、シーザスターズで英ダービー、凱旋門賞などを勝ったアイルランドのM.キネーンは引退したため対象外だが、ドバイワールドCをウェルアームドで制した米国のA.グライダー、キングジョージVI&クイーンエリザベスSをコンデュイットで勝った英国のR.ムーア、ゼニヤッタでBCクラシックを制覇した米国のM.スミスらが候補に上がっている。ドバイでは昨年限りで廃止となったナドアルシバRCで、ドバイワールドCが創設された96年以前にジョッキーズシリーズが行われ、日本から岡部幸雄氏らが出場している(サンスポ.com)

1/12■大麻取締法違反(所持、譲り受け)の罪に問われた日本中央競馬会の元騎手で作家の田原成貴被告(50)に、京都地裁は12日、懲役10月、執行猶予4年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。判決理由で、渡辺史朗裁判官は「競馬界で著名な功績を残してきた被告の犯行で、社会的影響は無視できない」と指摘した。言い渡し後、渡辺裁判官は過去の薬物事件を踏まえ「(2回も)ばかな事件を起こしている。3度目はないと思いなさい」と説諭した。判決によると、2009年6月、京都市内で知人(47)から大麻草約0.2グラムを譲り受け、同年10月に自宅で大麻草約0.3グラムを所持した。田原被告は通算1112勝。1998年に引退し調教師に転身後、2001年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた(共同=日刊スポーツ・コム)

1/12■12日、全国から選ばれた若手騎手による名物レース「第24回全日本新人王争覇戦」が高知RCで行われた。今回より、実施方法が従来の「一発勝負」から「2戦ポイント制」に変更され、全国から集まった10名が一生に一度の“新人王”の称号獲得を目指し、激戦が繰り広げられた。第1戦(ダ1400m)は大澤誠志郎騎手(佐賀)が1着となり、伊藤工真騎手(JRA)が2着、三浦皇成騎手(JRA)が3着。第2戦(ダ1400m)は澤田龍哉騎手(船橋)が1着となり、伊藤工真騎手が2着、大柿一真騎手(兵庫)が3着。この結果、第1戦・第2戦とも2着に食い込んだ伊藤工真騎手が総合優勝に輝いた。また、同じくJRAから参戦した三浦皇成騎手は総合6位だった。【伊藤工真騎手のコメント】「レースに勝てなかったのは悔しいですけど、同世代のジョッキーと競い合って、優勝できたことは素直に嬉しいです。みんなのやる気満々な気持ちが伝わってきて、『もっともっと頑張らないといけないな』という気持ちになりました。これからも、いろんな競馬場で乗ってみたいですね」
【総合順位】01伊藤工真(JRA)…30P 02澤田龍哉(船橋)…24P 03大柿一真(兵庫)…23P 04大澤誠志郎(佐賀)…23P 05西森将司(高知)…18P 06三浦皇成(JRA)…18P 07本田紀忠(川崎)…17P 08上村勇人(兵庫)…16P 09友森翔太郎(愛知)…12P 10岡田晴樹(兵庫)…7P ※同点の場合は第2戦の着順が上の騎手が上位(netkeiba.com)

1/12■11日の中山4R新馬戦(ダ1800m)で史上最多の9頭が落馬する大アクシデントが発生した。4コーナーで1頭の転倒をきっかけに次々に落馬。内田博幸騎手が左腕骨折の重傷を負うなど、6騎手が負傷した。1位入線馬が落馬の原因になったとして失格。16頭立てで「完走」はわずか6頭という結果になった。事故発生は4コーナーの出口付近。直線へ向け、各馬が最もスピードを上げる勝負どころだった。逃げていたノボプロジェクト(三浦皇成騎手)に、2番手を追走していたフォルメンが接触。前のめりに落馬した。そこに後続のライラックパンチ、ジュアンレパン、バルビソン、トラストフウジン、バトルスウィーパー、ローレルデパール、シルクメガリスが次々に乗り上げ、騎手が馬場に放り出された。転倒馬がコースをふさぐように横に広がったため、後方にいた馬も避けきれず、オンワードオルデンも落馬と被害が拡大。16頭中、半数以上の9頭が落馬した。バルビゾンの後藤は「相当ぐちゃぐちゃになった」と、事故の瞬間の生々しい様子を口にした。「コーナーの頂点だからどうにも避けきれないし、新馬だから対応力もないしね。前が落ちた瞬間を見た時に、飛んでくれーと思ったが…。(転倒した)馬が横になったのがわかった」と振り返った。内田が左腕を骨折する重傷を負ったほか、勝浦、蛯名、中舘、松岡が負傷のためその後の騎乗をキャンセル。幸い命に別条はなかった。顔面の左側に包帯を巻いて出てきた中舘は報道陣の問いかけに「大丈夫じゃないよ」とため息混じりにジョッキールームへと消えた。この日は牝馬クラシックを占う重賞フェアリーSがメーンに組まれていたが、3頭は別の騎手に変更。落馬負傷による乗り替わりは5R以降で計28件にもおよんだため、レース直後の検量室では、昼休みにもかかわらず関係者が対応に追われて騒然とした雰囲気となった。なお、落馬した9頭は奇跡的に無事だった。9頭の落馬は国営時代も含めて史上最多。3連休に合わせた3日間開催の最終日は、とんだ災難に見舞われてしまった。
●昨年リーディングを獲得した内田博幸騎手は、左腕骨折で戦線離脱を余儀なくされる。左腕を三角巾でつるし救護室から痛々しい姿で出てきたが、足取りはしっかりしていた。診断は左尺骨近位骨幹部骨折。「バリッといっちゃってます。治るかな? 年だからね」。心配する周囲を気遣って冗談を言う余裕も見せたが、一歩間違えればもっと大きなけがに見舞われていた可能性もあった。落馬した瞬間、とっさの判断で左腕で頭をかばったという。「蹄が当たったんだと思います。そうじゃなきゃ(頭を)やってた。良かったですよ」。ヘルメットを着用しているとはいえ、全速力で走ってくる馬に頭部を直接蹴られれば命の危険もあった。全治は不明だが「大丈夫。すぐ復帰します」と、力強く宣言して競馬場を後にした。
●加害馬と認定されたノボプロジェクトの三浦皇成騎手には4日間の騎乗停止処分が科された。後ろ脚を外に振った際に、最初の被害馬フォルメンが脚をすくわれ転倒した。ごくわずかな動きで不運も手伝ったが、結果的に落馬を招いたとJRA審判部はジャッジした。「後ろであれだけの被害が出ているとは思わなかった。申し訳ありません。気をつけて乗れば良かった」と肩を落とした(日刊スポーツ・コム)

1/7■JRAは7日、2月28日の中山10Rで行われる予定だった「リアルスポーツ杯」の競走名を「両国ステークス」に変更すると発表した。また、同日付で農林水産大臣による「ウインズ八代(仮称)」(熊本県八代市)の設置承認が得られたことも併せて発表した。JRAとして全国で40番目の場外発売所となり、2011年春の開設を予定している。南九州初のウインズとなる(デイリー=netkeiba.com)

1/7■NARは7日、「NARグランプリ2009」の表彰馬および表彰者を発表した。年度代表馬は、デビューから無傷の5連勝で全日本2歳優駿、兵庫ジュニアグランプリを制したラブミーチャン(牝2、笠松)が受賞。なお、2歳馬の年度代表馬は今年で20回を数えるNARグランプリ史上初となる。また、同馬はサラブレッド2歳最優秀馬、最優秀牝馬も併せて受賞している。特別表彰馬には、2009年に引退したアジュディミツオーと、アラブの元競走馬・元種牡馬タガミホマレが選出された。前者は、G1勝利数や地方馬初の海外遠征を成し遂げたことなど、地方競馬史に大きな足跡を残したことが讃えられた。後者は、アラブ系単独競走が2009年に幕を閉じたことから、これまで日本の競馬界に大きな功績を残してきたアラブ系競走馬に感謝と敬意を表すため選定された。調教師・騎手部門では、今年から勝利数・勝率・獲得賞金等に表彰項目が細分化されたが、最優秀勝利回数調教師賞は自己の持つ年間最多勝記録を更新する239勝を挙げた角田輝也調教師(愛知)、最優秀勝利回数騎手賞は戸崎圭太騎手(大井)が受賞した。表彰式は2月4日(木)に東京都内のホテルにて行われる(netkeiba.com)

1/6■京都金杯を制したライブコンサートは東京新聞杯を使ったあと、選出されればゴドルフィンマイル(3月27日・UAEメイダン)へ向かう。「べたっとした馬場が合うので、オールウェザーは合うのでは」と白井調教師(デイリー)

1/6■JRAは6日、「『2009年度 JRA賞』受賞馬選考委員会」を行い、記者投票の結果に基づき年度代表馬、競走馬各部門の受賞馬を決定したと発表した。年度代表馬にはヴィクトリアマイル、安田記念、ジャパンCを制覇したウオッカが昨年に続いて選出された。2年続けての年度代表馬受賞はシンザン(1964・65年)、シンボリルドルフ(1984・85年)、ディープインパクト(2005・06年)などに続く史上6頭目の快挙となる。なお、ウオッカは最優秀4歳以上牝馬も併せて受賞している。また、天皇賞・秋において中央競馬史上初となる8歳馬によるG1制覇を成し遂げ、その後もマイルCSを1番人気の支持に応えて優勝したカンパニーを特別賞に推す声があり、これについて審議され、満場一致で特別賞の受賞が決定した。騎手部門では内田博幸騎手が初となる最多勝利騎手を受賞。最多勝利新人騎手は36勝を挙げた松山弘平騎手、最多勝利調教師は藤沢和雄調教師が受賞した。また、JRA賞馬事文化賞に、立川健治氏著「競馬の社会史1 文明開化に馬券は舞う―日本競馬の誕生」が選出され、故・今井寿恵氏に馬事文化賞功労賞が授与された(netkeiba.com)

1/5■昨年の菊花賞馬スリーロールスは、3日に行われた再検査の結果を受けて現役続行を断念。6日に登録を抹消することになった。同馬は昨年の有馬記念で故障を発症し、競走を中止。左前浅屈腱不全断裂の診断を受けていた。武調教師は「(損傷部分が)25%以内なら復帰も可能だったが、完全に切れている状態なので。種牡馬にしたいので、今後については馬主さんと話し合って考えたい」と沈痛な面持ちで話した(デイリー=netkeiba.com)

1/3■日本が誇る名牝がそろって世界挑戦を掲げる。3月27日にUAE・ドバイのメイダンRCで行われる、ドバイワールドC(AW2000m)への遠征プランを既に表明しているウオッカ(牝6、栗東・角居)、ブエナビスタ(牝4、栗東・松田博)に続き、秋華賞馬レッドディザイア(牝4、栗東・松永幹)も同レース、および同日のドバイ・シーマクラシック(芝2400m)の予備登録(13日締め切り)を行うことが分かった。3日、松永幹夫調教師が明らかにした。本線はシーマクラシックで、松永幹師は「角居調教師にアドバイスをいただきながら、現地で調整していくことになりました。いい状態で出走できるようにもっていきたい」と話している。ウオッカと同じく、前哨戦にマクトゥーム・チャレンジ・ラウンド3・GII(3月4日・メイダン)への参戦も選択肢のひとつとして挙がっている。また、当初はワールドC挑戦としていたブエナビスタは「選択肢を増やしたい」(松田博調教師)との理由からシーマクラシックにも登録する。3日は栗東坂路で4F67.7秒をマーク。近日中に宮城県の山元トレセンに放牧に出され、調整される(デイリー=netkeiba.com)

1/2■12月31日、2009年の地方競馬全日程が終了。各部門のリーディングが決定した。騎手部門は、戸崎圭太騎手(29、大井・香取和孝厩舎)が昨年の306勝を大きく上回る387勝を挙げ、2年連続となる全国リーディングを獲得。また、調教師部門は角田輝也調教師(46、愛知)が昨年自身が樹立した年間最多勝記録(213勝)を塗り替える239勝を挙げて5年連続の全国リーディングを獲得した。09年の地方競馬における騎手、調教師勝利数ベスト10は以下の通り。
◆騎手ベスト10=1 戸崎圭太(大井) 387勝、2 木村健(兵庫) 261勝、3 赤岡修次(高知) 257勝、4 山口勲(佐賀) 234勝、5 鈴木恵介(ばんえい) 218勝、6 岡部誠(愛知) 209勝、7 的場文男(大井) 208勝、8 坂井英光(大井) 194勝、9 川原正一(兵庫) 182勝、10 今野忠成(川崎) 180勝
◆調教師ベスト10=1 角田輝也(愛知) 239勝、2 田中守(高知) 218勝、3 雑賀正光(高知) 185勝、4 平山良一(荒尾) 152勝、5 川西毅(愛知) 119勝、6 伊藤強一(笠松) 113勝、7 佐藤茂(金沢) 113勝、8 金田一昌(金沢) 112勝、9 川島正行(船橋) 112勝、10 松木啓助(高知) 108勝 ※勝利数が同じ場合は2着の多い順(netkeiba.com)

1/1■3月27日のドバイワールドC(メイダン、AW2000m)に出走するウオッカ(牝6)が、前哨戦として3月4日に同RCで行われるマクトゥーム・チャレンジ・ラウンド3(G2、AW2000m)をステップ戦にすることが12月31日、分かった。「本番前にオールウェザー(AW)を経験させるために、同じ距離のこのレースに使います」と角居調教師は説明した。世界最高額のドバイWCは今年から新設RCで行われ、総賞金も600万ドルから、1000万ドル(約9億円)にアップ。G1・7勝の女傑が有終を飾るには最高の舞台となる。JC優勝の立役者となったルメール騎手はアガ・カーン殿下と専属契約を結んでいるため、ドバイでの鞍上は調整中。「外国人ジョッキーになると思う」と角居調教師は語り、ワールドクラスの名手に依頼する方向だ。同馬は今月中旬に放牧先のグリーンウッドから帰厩し、栗東での調整を再開。2月中旬以降にドバイへ飛び立つ。引退後はアイルランドで昨年の凱旋門賞馬シーザスターズと種付けを行う予定で「(種付けの)了解はもらいましたが検疫の問題をクリアしてから」と角居調教師。日本馬初の快挙へラスト2戦に全力投球する(日刊スポーツ・コム)

1/1■有馬記念で左前浅屈腱不全断裂と診断されたスリーロールスは、3日に栗東TCで再検査を行う。「内出血が引いてからエコー検査を行う。今は痛みも感じてないようです。有馬記念はいい競馬になると思っていたのに本当に残念。まだ馬は若い。再検査の結果、手術で治療が可能なら現役続行を探っていきたい」と武宏平調教師(日刊スポーツ・コム)


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