ホースレーシング・トピックス(過去ログ)

2008年--------------------------------------------------------------
12/31■12月31日、08年の地方競馬全日程が終了。各部門のリーディングが決定した。騎手部門は戸崎圭太騎手(28、大井・香取和孝厩舎)が306勝を挙げ、自身初となる全国リーディングを獲得。また、調教師部門は角田輝也調教師(45、愛知)が年間最多勝記録となる213勝を挙げて4年連続の全国リーディングを獲得した。◆騎手リーディング(1)戸崎圭太(大井)306勝(2)木村健(兵庫)288勝(3)的場文男(大井)264勝(4)岡部誠(愛知)264勝◆調教師リーディング(1)角田輝也(愛知)213勝(2)田中守(高知)169勝(3)藤田正治(笠松)148勝(netkeiba.com)

12/25■関東地方公営競馬協議会は25日、内田利雄騎手(47)と菅原勲騎手(45、岩手)が、1月から南関東地区で期間限定交流騎乗を行うと発表した。期間等は以下の通り。
◆内田利雄騎手=所属:浦和・村田貴広厩舎 騎乗予定期間:09年1月12日~3月13日 地方通算成績:19560戦3186勝
◆菅原勲騎手=所属:川崎・内田勝義厩舎 騎乗予定期間:09年1月19日~3月20日 地方通算成績:16174戦3700勝(netkeiba.com)

12/25■財団法人「日本プロスポーツ協会」は24日、第41回日本プロスポーツ大賞の受賞者を発表し、地方競馬からは功労賞に川原正一騎手(兵庫)、新人賞に川島正太郎騎手(船橋)がそれぞれ選出された。同賞は、我が国のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、68年より毎年開催されているもので、日本スポーツ各界の成績優秀者のみが選ばれる大変名誉あるものとして知られている。功労賞を受賞した川原正一騎手(49、兵庫・曾和直榮厩舎)は、76年のデビュー以来32年のキャリアで、積み重ねた勝利は3400を超える。重賞制覇も80回に迫り、地方競馬が誇る名手として揺るぎない評価を得ている。97年にはYSJSに地方競馬代表として出場し、4戦2勝と抜群の成績で総合優勝を果たしたことで称賛を集めた。新人賞を受賞した川島正太郎騎手(18、船橋・川島正行厩舎)は、騎手層の厚い激戦区である南関東において、デビュー2戦目で初勝利を挙げるや、瞬く間に頭角を現し、新人騎手としては驚異ともいえる20%近い勝率を残している。また、ダートグレード競走(クラスターCG3、プライドキム)を初騎乗で制するなど、その内容も濃く、地方競馬の未来を担う一人として期待されている。なお、授賞式は25日(木)に都内のホテルで実施される予定(netkeiba.com)

12/22■高知県競馬組合は、54勝の歴代地方競馬最多勝記録を保持するエスケープハッチ(牡8、高知・田中譲二厩舎)の引退が決定したと発表した。09年1月1日(木・祝)に、高知RCスタンド前ステージで同馬の引退式が予定されている。エスケープハッチは、父ミスタージョージ、母ウインザオール(その父ハツタダイドウ)という血統のアラブ馬。02年12月のデビュー以来順調に勝ち星を重ね、06年10月には47勝目を挙げ、00年にニホンカイキャロルが記録した46勝を上回る地方競馬最多勝利記録を樹立。その後も勝ち星を重ね、今年1月の高知市長賞(高知)では50勝目を重賞制覇で飾っていた。今年7月には記録を54勝まで伸ばしたが、近走は3連敗しており、13日の「やるなら今しかネ特別」(高知ダ1400m)3着が最後のレースになった。通算成績83戦54勝(重賞7勝)(netkeiba.com)

12/22■NARは22日、臨時短期騎手免許試験を行い、フランスのクリストフ・ルメール騎手(29)に12月29日(月)から1月28日(水)まで1カ月間の短期騎手免許を与えたと発表した。同騎手の地方競馬短期騎手免許取得は初めてとなり、所属厩舎は船橋・川島正行厩舎となる。なお、94年度から始まった地方競馬における短期騎手免許取得者は、延べ17人(実人数11人)となる(netkeiba.com)

12/22■JRAは22日、有馬記念でラストランを迎えるメイショウサムソンの引退式を、来年1月4日(日)に京都RCで実施すると発表した。引退式の詳細は以下の通り。◆日時=09年1月4日(日)お昼休み ◆場所=パドック・本馬場・ウイナーズサークル ◆出席者=馬主:松本好雄 調教師:高橋成忠 元調教師:瀬戸口勉 騎手:石橋守、武豊 調教助手:丸山雅夫 厩務員:中田征男 生産者:林孝輝 ◆司会者=杉本清(netkeiba.com)

12/19■川崎競馬所属の長谷川蓮太郎調教師が、平成20年12月31日付けで調教師生活に幕を閉じ、引退することになった。長谷川蓮太郎(はせがわれんたろう)調教師は、大正13年10月14日生まれの84歳。神奈川県出身。12/17現在、通算9173戦980勝。主な勝ち鞍は、S57年NTV盃(ヒリュウシンザン)H3年全日本3歳優駿(ヤマニンロード)、H8年関東オークス(タカミプリティ)、H16年羽田盃(トキノコジロー)など(川崎競馬公式サイトより)

12/19■NARは19日、平成20年度第3回調教師・騎手免許試験の合格者を発表した。今回の新規合格者は、調教師2名、騎手4名で、いずれも09年1月1日付の免許となる。新規合格者は下記の通り。
○調教師(計2名)・杉山結姿(すぎやま ゆうし)35、道営、・後藤正義(ごとう まさよし)29、笠松
○騎手(計4名=すべて、ばんえい)・貝羽智生(かいわ ともき)19、・菊地一樹(きくち かずき)22、・長澤幸太(ながさわ こうた)27、・林義直(はやし よしなお)21(netkeiba.com)

12/17■船橋競馬に所属する田中美義調教師(74)と柿本政義調教師(63)が、15日付けで勇退したことが千葉県競馬組合より発表された。また、柿本調教師の勇退に伴い、同厩舎所属の山田信大騎手が同日付けで山浦武厩舎に所属変更となった。田中美義(たなか みよし)調教師は97年戸塚記念(川崎、ワイルドトルーン)、97年ゴールドC(浦和、ワイルドトルーン)、99年しらさぎ賞(浦和、トサノテイオー)の重賞3勝など、地方通算2336戦238勝、JRA4戦1勝。柿本政義(かきもと まさよし)調教師は01年若潮盃(船橋、ビックトップラン)など地方通算2731戦479勝、JRA6戦0勝。なお、今年6月1日付けで調教師免許を取得した矢内博(やうち ひろし)調教師が、12月15日付けで船橋RCに厩舎を開業した(netkeiba.com)

12/15■現地時間14日、米・ニューメキシコ州のサンランドパークRCで行われたニューメキシコステートレーシングコミッションH(ダ6f、8頭立て)に、デビューから18連勝中のペッパーズプライド Peppers Pride(牝5、米・J.マー厩舎)が出走。単勝1.9倍の1番人気に推されると、2着馬に5馬身3/4差をつけ圧勝し、デビュー19連勝を達成した。なお、同馬はこのレースを最後に引退する見通しとなっている。ペッパーズプライドは、父Desert God、母Lady Pepper(その父Chili Pepper Pie)という血統の米国産馬で、05年7月にデビュー。10月4日のレースで、シガー Cigar、サイテーション Citation、ハロウドドリームス Hallowed Dreams、ミスターフリスキー Mister Friskyの持つ北米記録を破る17連勝の新記録を樹立していた。通算成績19戦19勝(netkeiba.com)

12/13■ダイタクヘリオス(牡21)が12日早朝、繋養先の青森県・山内牧場で死亡した。同馬は、加齢性の受胎率の低下で種付けの希望が減少。来年からは功労馬として余生を過ごすことが決まったばかりだった(netkeiba.com)

12/11■社台スタリオンステーションは9日、09年度のシーズン種付料を発表した。3年目のシーズンを迎えるディープインパクトは、アグネスタキオンと並んで1000万円。初年度産駒が好調なキングカメハメハとダイワメジャーが500万円に設定された。同じく初年度産駒が好調なネオユニヴァースはシンボリクリスエスやスペシャルウィーク、フレンチデピュティと並んで400万円に、今年産駒がクラシックレースを2勝したジャングルポケットはハーツクライ、フジキセキと同じ350万円と発表された。なお、種付料や支払条件、繋養地はシーズン中に予告なく変更されることがあることが付記されている。09年度の繋養種牡馬と種付料は以下の通り。
◆アグネスタキオン(牡10、サンデーサイレンス)1000万円 ※08年度1000万円
◆アグネスワールド(牡13、Danzig)50万円 ※08年度50万円
◆アドマイヤコジーン(牡12、Cozzene)80万円 ※08年度150万円
◆アドマイヤジュピタ(牡5、フレンチデピュティ)50万円 ※新種牡馬
◆アドマイヤドン(牡9、ティンバーカントリー)50万円 ※08年度50万円
◆キングカメハメハ(牡7、Kingmambo)500万円 ※08年度500万円
◆クロフネ(牡10、フレンチデピュティ)300万円 ※08年度300万円
◆ゴールドアリュール(牡9、サンデーサイレンス)300万円 ※08年度300万円
◆サクラバクシンオー(牡19、サクラユタカオー)250万円 ※08年度300万円
◆サッカーボーイ(牡23、ディクタス)Private
◆ジャングルポケット(牡10、トニービン)350万円 ※08年度250万円
◆シンボリクリスエス(牡9、Kris S.)400万円 ※08年度500万円
◆スペシャルウィーク(牡13、サンデーサイレンス)400万円 ※08年度500万円
◆ゼンノロブロイ(牡8、サンデーサイレンス)300万円 ※08年度300万円
◆ダイワメジャー(牡7、サンデーサイレンス)500万円 ※08年度500万円
◆タニノギムレット(牡9、ブライアンズタイム)300万円 ※08年度400万円
◆ダンスインザダーク(牡15、サンデーサイレンス)300万円 ※08年度400万円
◆ディープインパクト(牡6、サンデーサイレンス)1000万円 ※08年度1200万円
◆デュランダル(牡9、サンデーサイレンス)200万円 ※08年度200万円
◆トウカイテイオー(牡20、シンボリルドルフ)Private ※08年度30万円
◆ネオユニヴァース(牡8、サンデーサイレンス)400万円 ※08年度400万円
◆ハーツクライ(牡7、サンデーサイレンス)350万円 ※08年度400万円
◆ファルブラヴ(牡10、Fairy King)200万円 ※08年度500万円
◆フジキセキ(牡16、サンデーサイレンス)350万円 ※08年度400万円
◆フレンチデピュティ(牡16、Deputy Minister)400万円 ※08年度400万円
◆ホワイトマズル(牡18、ダンシングブレーヴ)80万円 ※08年度80万円
◆マンハッタンカフェ(牡10、サンデーサイレンス)250万円 ※08年度300万円
◆リンカーン(牡8、サンデーサイレンス)80万円 ※08年度80万円
◆ローエングリン(牡9、Singspiel)30万円 ※08年度30万円
※()内は性齢、父馬。価格は全て税込。馬齢は今年のもの(netkeiba.com)

12/10■JRAは10日、美浦TC所属の西塚安夫調教師が同日に死去したと発表した。63歳だった。西塚安夫(にしづかやすお)調教師は、45年6月20日生まれ、千葉県出身。父である美浦・西塚十勝厩舎での調教助手を経て86年に調教師免許を取得。JRA重賞は91年日経賞G2(キリサンシー)、92年根岸SG3(ハッピィーギネス)、95年エプソムCG3(カネツクロス)の3勝を挙げている。通算成績はJRA3735戦190勝(うち障害143戦13勝)、地方201戦16勝。なお、同調教師の管理馬全頭は11日付で美浦・河野通文厩舎へ転厩する(netkeiba.com)

12/9■北海道初、全国でも2番目となる「競輪・競馬」双方の場外馬券発売所「Aibaいしかり」が9日、札幌市近郊の石狩市新港南にオープン。開所初日には北海道競馬を運営する道農政部幹部や地元石狩市関係者らが出席してオープンニングセレモニーが行われた。同施設は駐車場380台、800人が収容できる大型施設。道内初の「競馬・競輪」の複合型場外発売所として注目されている。今後は、車券と併せて、道営競馬が開催される「火・水・木」は道営競馬の馬券を、ばんえい競馬が行われる「土・日・月」はばんえい競馬などの馬券を、それ以外は南関東競馬の馬券を売り出す計画だ(netkeiba.com)

12/8■2009年1~3月に行われる下記ダートグレード競走について、出走枠が一部変更となった。◆川崎記念=JRA枠4→5頭、自地区7→6頭 ◆佐賀記念=JRA枠4→5頭、他地区4→3頭 ◆黒船賞=JRA枠4→5頭、自地区4→3頭(keiba.go.jp)

12/8■JRAは8日、13日(土)の中山RCで、来春デビュー予定の騎手課程第25期生5名の生徒が模擬レースを行うと発表した。詳細は以下の通り。【日時】12月13日(土) 4R終了後昼休み 【レース】ダ1800m(11:45発走予定) 【騎乗者】小野寺祐太(おのでらゆうた、90年3月12日、美浦・伊藤正徳、宮城県)、國分恭介(こくぶんきょうすけ、90年12月27日、栗東・五十嵐忠男、茨城県)、國分優作(こくぶんゆうさく、90年12月27日、美浦・国枝栄、茨城県)、松山弘平(まつやまこうへい、90年3月1日、栗東・池添兼雄、兵庫県)、丸山元気(まるやまげんき、90年10月3日、美浦・根本康広、群馬県)。※下段は生年月日、実習時所属厩舎、出身地(netkeiba.com)

12/7■01年のジャパンダートダービーなどを制したトーシンブリザード(牡10)が種牡馬を引退し、北海道新ひだか町の荒木育成牧場で功労馬として供用されることがわかった。同馬は、父デュラブ、母がJRA1勝のユーワトップレディ(その父ブレイヴェストローマン)という血統。2歳時の00年9月にデビューし、デビューから無傷の7連勝で全日本3歳優駿G2、京浜盃、羽田杯、東京王冠賞、東京ダービーを制し、南関東3冠を達成。続くジャパンダートダービーG1を制覇し8連勝としたが、骨折のためぶっつけで挑んだ東京大賞典G1で3着に敗れ連勝はストップした。その後、翌年のかしわ記念G2を制し、フェブラリーS2着など中央馬相手にも好走を見せた。05年JBCスプリント7着を最後に現役を引退している。通算成績は30戦9勝(うちJRA3戦0勝、重賞7勝)。06年から北海道新冠町の白馬スタリオンステーションで種牡馬入りし、現1歳が初年度産駒。初年度は9頭に種付けされ、2頭が血統登録されている(netkeiba.com)

12/7■アメリカの名種牡馬ワイルドアゲイン(28歳、父アイスカペイド)が、現地時間5日、繋養先のケンタッキー州スリーチムニーズファームで、老衰のため安楽死となっていたことが分かった。現役時は、通算28戦8勝。84年に第1回BCクラシックを制して脚光を浴びた。種牡馬としても多くのG1馬を送り、日本では、ナリタキングオー(スプリングSなど重賞3勝)、タイキリオン(ニュージーランドT)などが活躍した(スポーツ報知)

12/6■6日、阪神12R「ゴールデンスパーT(1600万、ダ1800m)で、A.ガルシア騎手騎乗のクリーン(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)が馬体重602kgで優勝。JRA史上最高体重優勝馬となった。なお、これまでのJRA記録は、06年2月11日の東京7Rでゲンキナシャチョウが記録した600kgだった(netkeiba.com)

12/1■現地時間30日、シンガポールのクランジRCで行われたシンガポールゴールドC(3歳上、ハンデ、星LG1・芝2200m)で、R.スチュアート騎手騎乗の日本産馬エルドラド El Dorado(セン4)が、中団待機から直線力強く抜け出して優勝。管理する高岡秀行調教師はG1初制覇を果たした。勝ちタイムは2分16秒7(良)。勝ったエルドラドは、父ステイゴールド、母ホワイトリープ(その父ホワイトマズル)という血統。04年3月18日に北海道浦河の高野牧場で生まれ、06年のひだかトレーニングセールにて500万円(税抜)で落札されている。06年11月にシンガポールでデビューし、今年7月に行われたシンガポールダービー(星LG1)は2着。過去には田中勝春騎手(美浦)、酒井忍騎手(川崎)なども手綱をとっている。通算成績20戦6勝(重賞1勝)。高岡調教師は、79年にホッカイドウ競馬で騎手としてデビューし、通算524勝を挙げて92年に現役を引退。93年から調教師に転身し、タキノスペシャルで99年北海道3歳優駿を制すなど355勝を挙げ、03年1月からシンガポールで厩舎を開業した。06年2月にはダイヤモンドダスト Diamond Dustでコミティーズプライズ(星LG3)を制し、シンガポール重賞初制覇を果たしている。また、この勝利は日本産馬として、06年、07年シンガポール航空国際Cを勝ったコスモバルク、シャドウゲイトに次ぐシンガポールでのG1制覇となった(netkeiba.com)

11/28■高知RCで28日、『オッズパークプレゼンツ レディースジョッキーズシリーズ(LJS)2008』の第2ラウンドが行われた。シリーズ第3戦・アペックス賞(ダ1400m)は、岩永千明騎手が3番人気バンブーラツィオで勝利し、別府真衣騎手が2着、皆川麻由美騎手が3着。シリーズ第4戦・FRIDAYCUP(ダ1400m)は、皆川麻由美騎手が8番人気フィールドベストで勝利し、平山真希騎手が2着、笹木美典騎手が3着に入った。この結果により、岩永千明騎手が54ポイントでトップ。別府真衣騎手が48ポイントで2位、平山真希騎手が42ポイントで3位に続いている。同シリーズは18日(火)の金沢、12月3日(水)の荒尾を含めた計3ラウンドの合計ポイントによって優勝が決定される(netkeiba.com)

11/28■12月10日に香港・ハッピーバレーRC(ナイター)で行われる「第11回キャセイパシフィックインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ」の日本代表として、岩田康誠騎手が出場することになった。その他、英国からN.カラン、J.スペンサー、米国からG.ゴメス、C.ヴェラスケス、仏国からC.ルメール、C.スミヨン、愛国からP.スマレン、独国からA.シュタルケ、豪州からD.オリヴァー、地元香港からD.ホワイトと直前のリーディング騎手1名、計12名が3競走に臨み、チャンピオンシップを競う(JRAホームページより)

11/28■12月6・7日のWSJSに出場予定だった武豊騎手は、落馬による骨折のため、福永祐一騎手に変更された。なお、補欠1番手だった藤田伸二騎手は辞退した(JRAホームページより)

11/25■関東地方公営競馬協議会は25日、平成21年度(09年3月~10年4月)の南関東4競馬場の開催日程および重賞競走日程を発表した。開催日数は大井競馬が103日(トゥインクルレース79日)、川崎競馬が64日(スパーキングナイター45日)、船橋競馬が54日、浦和競馬が49日で、平成20年度に比べると大井開催が4日間減少している。また、既に発表された交流重賞・東京スプリント(交流G3・ダ1200m)を含む4重賞が新設される。重賞競走の主な変更点は以下の通り。 【新設競走】・東京スプリント(旧・東京シティ盃)(4月8日、4歳上、交流G3、大井ダ1200m)・川崎マイラーズ(5月20日、3歳上、南関東G3、川崎ダ1600m)・勝島王冠(旧・準重賞勝島賞)(12月2日、3歳上、南関東G3、大井ダ1800m)・東京スプリング盃(旧・準重賞スプリング)(10年3月3日、4歳上、南関東G3、大井ダ1400m) 【実施時期変更】・マリーンC(交流G3、4月→6月へ)・京成盃グランドマイラーズ(南関東G3、6月→10月へ)・マイルグランプリ(南関東G2、3月に実施)・クラウンC(南関東G3、4月→3月へ)(平成21年度は、クラウンCを2回施行する予定) 【競走名変更】・浦和記念(交流G2)(旧・彩の国浦和記念) 【その他】09年3月26日(平成20年度)に、第15回マイルグランプリ(南関東G2)を施行する予定(netkeiba.com)

11/25■12月14日(日)、香港のシャティンRCで行われる「キャセイパシフィック香港国際諸競走」の招待馬として、JRA所属馬4頭が選出された(いずれも招待受諾)。【香港マイル】スーパーホーネット、【香港ヴァーズ】ジャガーメイル、【香港スプリント】ローレルゲレイロ、トウショウカレッジ(JRAホームページより)

11/24■23日の京都第5レース(新馬、ダ1400、セイウンアレース)で落馬、右尺骨骨幹部骨折を発症した武豊騎手に替わり、ジャパンCのメイショウサムソンには、石橋守騎手が騎乗することになった。高橋成忠調教師「今朝、松本好雄オーナーと話し合いました。武豊騎手が負傷で乗れなくなりましたので、JCではメイショウサムソンに以前乗っていた石橋守騎手に騎乗してもらうのが一番良いであろうということになり、石橋騎手にお願いしたところ、本人から快く承諾してもらいました。メイショウサムソンにはこれまで石橋騎手と武豊騎手の2人しかレースで乗ってなく、昨年フランスに行くということで武豊騎手に代わった経緯がありましたが、今回また元の鞍上に戻ったような形です。石橋騎手には今週の調教にも乗ってもらえるように話ができました。馬は非常に元気も良く、順調にきていますし、乗り慣れた騎手ですので手替わりという感じもなく、安心しております」(JRAホームページより)

11/23■2009年度春季競馬番組(第1・2・3回中山、第1・2・3回東京、第1回福島、第1回新潟、第1・2・3回京都、第1・2回阪神、第1・2・3回中京、第1回小倉)が決定し、JRAから発表された

11/22■11日の門別7Rで7着となったキングハーモニー(牡2、北海道・石本孝博厩舎)から、禁止薬物のメフェナム酸が検出されたことが22日、北海道競馬事務所から発表された。これは(財)競走馬理化学研究所の理化学検査により判明したもので、同馬は当該競走の失格処分および30日間の出走停止となる。また、関係者に交付した手当の返還のほか、石本調教師の管理馬の理化学検査の実施が行われるnetkeiba.com)

11/21■ダーレー・ジャパン株式会社は21日、09年度の種牡馬ラインアップと種付料を発表した。来年度の種牡馬は昨年と同じく計7頭。今春から種牡馬入りしたアドマイヤムーンの種付料は400万円(前年500万円)となっている。ダーレーにおける09年度の種牡馬は以下の通り(金額は種付料)。
アドマイヤムーン(牡5、父エンドスウィープ、400万円)・アルカセット(牡8、父Kingmambo、250万円)・ザール(牡13、父Zafonic、100万円)・ストーミングホーム(牡10、父Machiavellian、150万円)・ディクタット(牡13、父ウォーニング、150万円)・ファンタスティックライト(牡12、父Rahy、250万円)・ルールオブロー(牡7、父Kingmambo、100万円)(netkeiba.com)

11/21■今年度のホッカイドウ競馬の全日程が20日、終了した。今年は4月29日の札幌開催を皮切りに、旭川ナイター開催、門別開催と16開催82日間の日程で実施され、113億9151万円を売り上げた。インフルエンザのような事故はなかったが、石油価格の高騰など景気の後退や出走頭数の不足から後半は伸び悩み、1日開催日数が多かった前年対比95.6%。一日あたりの売上も同96.7%と落ち込んだ。なお、注目のリーディングジョッキーは五十嵐冬樹騎手が112勝で8年連続9度目、リーディングトレーナーは73勝を挙げた角川秀樹調教師が2年連続2度目の受賞を果たした(netkeiba.com)

11/20■8月19日の発表どおり、内藤一雄調教師が勇退、ムラマサノヨートー(牡4)ら8頭が新規開業の牧光二厩舎に転厩する。牧調教師の開業は21日(JRAホームページほか)

11/19■95年スプリンターズSを勝ったヒシアケボノ(牡16)が19日、病気のため栃木県のJRA競走馬総合研究所において死亡したことが、JRAより発表された。同馬は茨城県の東京大学農学部付属牧場で繋養されていたが、1カ月前より体調を崩し、一昨日に検査のためJRA競走馬総合研究所に移送されていた。引退後は種牡馬入りしたが、目立った産駒は出せず、07年8月に千葉県のJBBA日本軽種馬協会下総種馬場から東京大学農学部付属牧場に移動していた(netkeiba.com)

11/19■JRAは19日、千田輝彦騎手(39、栗東・フリー)が、20日をもって現役を引退すると発表した。引退後は栗東・藤岡健一厩舎で調教助手となる予定。千田輝彦(ちだ てるひこ)騎手は69年8月23日生まれ、神奈川県出身。88年3月に伊藤雄二厩舎所属としてデビューし、これまでに92年京都牝馬特別G3(スカーレットブーケ)、00年札幌3歳SG3(ジャングルポケット)などJRA重賞は6勝を挙げている。今年は49戦1勝の成績で、10月5日の札幌8R・3歳上500万下(10着)が最後のレースとなった。19日現在の通算成績はJRA4261戦278勝、地方68戦4勝(netkeiba.com)

11/18■JRAは18日、09年度の競馬番組、開催日程などを発表した。来年は1月4日(日)からスタートし、4日、5日と2日連続で東西の金杯が行われる。また、新潟に3歳ダート1800mの重賞(グレード表記なし)レパードS(8月23日)が新設される。主な内容は以下の通り。 ◆開催日程=1月4日(日)からスタート。同日に中山金杯、翌5日(月)に京都金杯が行われる。1月に中京競馬を6日、2・3月に小倉競馬を8日、3月に中京競馬を6日、それぞれ開催。また、9月19日(土)~21日(祝・月)が3日間開催となる。 ◆函館競馬場スタンド改築工事に伴う開催の振替について=開催日16日間を札幌16日間に、札幌の開催日8日間を中京2日間、新潟6日間に振り替えられる。例年、函館で行われている重賞は札幌で行われ、札幌で行われていたエルムSは新潟ダート1800mで行われる。 ◆3歳ダート重賞競走の新設=8月23日の新潟にレパードS(ダ1800m)を新設。1着賞金4500万円の馬齢重量戦で、グレード表記はない。 ◆重賞競走の改善・廃止=今年休止されたフェアリーSが、3歳重賞として1月11日、距離を1600mに変更して行われる。今年、カペラSが新設されたことに伴い、ガーネットSを廃止する。さらに、障害競走におけるハンデキャップ競走は廃止される。 ◆2歳G1競走の特別登録の改善=朝日杯FS・阪神JFの第1回特別登録日について、他のG1競走と同様に施行日の2週前に第1回特別登録を受け付け、発表する(netkeiba.com)

11/18■JRAは18日、競馬番組における2009年度以降の外国産馬の取扱いを発表した。これによると、2009年度以降の2か年で全ての平地重賞競走を国際競走とし、2009年にはNHKマイルC、秋華賞など28競走、2010年には日本ダービーなどすべてのクラシックレースを含む24競走が国際競走となり、海外調教馬の出走が可能になる(netkeiba.com)

11/18■NARは18日、09年1月~12月に行われるダート競走の格付けを発表した。09年は50レースが実施される予定で、全体の競走数は08年から1競走増となる。主な変更点としては、大井で1200mの重賞「東京スプリントG3」が新設され、ブリーダーズゴールドCG2は旭川RCの廃止により門別2000mで行われる。08年に実施を取りやめた高知の黒船賞G3は、09年、10年ともに実施される。09年の主な変更点は以下の通り。
【新設】・東京スプリント(4歳以上、大井1200m、4月)
【実施場・距離の変更】
・北海道スプリントC 旭川→門別
・ブリーダーズゴールドC 旭川2300m→門別2000m
・エルムS 札幌1700m→新潟1800m
・エーデルワイス賞 旭川1600m→門別1200m
・JBCスプリント 園田1400m→名古屋1400m
・JBCクラシック 園田1870m→名古屋1900m(netkeiba.com)

11/18■JRAは18日、競馬の国際化の進展を踏まえ、09年より日本国内に居住していない本邦外居住者について、馬主登録を行うことを発表した。これによると、資格があるのは海外で馬主として活動実績のある「個人馬主」に限られ、国内に居住する「連絡責任者」を置くことが義務づけられている。実際に登録されるのは11月以降になる模様。概要、スケジュールは以下の通り。
【登録概要】
・日本国内の申請者と同様に、競馬の公正を確保するため厳格な審査を行う。
・海外において馬主として活動実績のあることとする。
・登録形態は「個人馬主」に限定する。
・馬主に係る事務を代行するため、国内に居住する「連絡責任者」を置くことを義務付ける。
【今後のスケジュール】
・09年春以降に馬主登録申請の受付を開始する。
・最初の審査は平成21年11月に行う予定(netkeiba.com)

11/18■金沢RCで18日、『オッズパークプレゼンツ レディースジョッキーズシリーズ(LJS)2008』の第1ラウンドが行われ、この日時点で増沢由貴子騎手(30、JRA)がトップに立った。第1戦・加賀友禅賞(ダ1500m)は増沢由貴子騎手が1番人気ヴィーナスイモンで勝利し、池本徳子騎手(34、福山)が2着、西原玲奈騎手(26、JRA)が3着。第2戦・イーバンク銀行賞(ダ1500m)は岩永千明騎手(26、荒尾)が1番人気テレパシーで勝利し、平山真希騎手(28、浦和)が2着、別府真衣騎手(28、浦和)が3着に入った。この結果により、増沢由貴子騎手(1着、4着)が31ポイントでトップ。岩永千明騎手(6着、1着)が27ポイントで2位、池本徳子騎手(2着、5着)が24ポイントで3位に続いている。同シリーズは28日(金)の高知、12月3日(水)の荒尾を含めた計3ラウンドの合計ポイントによって優勝が決定される(netkeiba.com)

11/18■現地時間17日、英・ロンドンで、欧州年度代表馬を決定する08年度カルティエ賞が発表され、年度代表馬には、無傷の7連勝で凱旋門賞(仏G1)を制したザルカヴァ(最優秀3歳牝馬にも選出)が選ばれた。その他、BCクラシック馬レイヴンズパス Raven's Pass、G1・4勝のヘンリーザナヴィゲーター Henrythenavigatorなどがいて激戦が予想された3歳牡馬部門は英ダービー馬ニューアプローチが選ばれ、3部門を獲得した愛・A.オブライエン調教師が管理するイェーツは3年連続の最優秀ステイヤー受賞となっている。最優秀古馬には、キングジョージ、英インターナショナルS、プリンスオブウェールズSなどを制したデュークオブマーマレード Duke of Marmalade(牡4、愛・A.オブライエン)が順当に選出された(netkeiba.comほか)

11/17■昨年の米年度代表馬カーリン Curlin(牡4、米・S.アスムッセン厩舎)が今年いっぱいで現役を引退し、来年から米・ケンタッキー州で種牡馬入りすることがわかった。繋養先は未定で、もう1戦する可能性もあるという。カーリンは、父Smart Strike、母Sherriff's Deputy(その父Deputy Minister)という血統の米国産馬。昨年はプリークネスS(米G1)、ジョッキークラブゴールドC(米G1)、BCクラシック(米G1)を勝ち、米年度代表馬に輝いた。今年もドバイワールドC(首G1)、スティーヴンフォスターH(米G1)、ウッドウォードS(米G1)、ジョッキークラブゴールドCを制覇。シガー Cigarを超え、北米のサラブレッド史上最高の賞金額を記録したが、連覇が期待されたBCクラシックでは4着に敗れていた。通算成績16戦11勝(重賞9勝)、収得賞金1050万1800ドル(約10億1700万円)(netkeiba.com)

11/16■現地時間14日と16日に行われた韓国・釜山慶南RCの開催で、期間限定騎乗中の内田利雄騎手(47)が2勝。これで韓国での勝利数が55勝となり、釜山慶南リーディング(16日現在)のトップに立った。内田騎手は6月8日から韓国での騎乗をスタート。騎乗数が少ないながら驚異の勝率(22.5%)で、これまでに244戦55勝の好成績を収めている。2位の騎手は53勝(396戦)、3位の騎手は51勝(363戦)で続いており、リーディングジョッキー獲得の期待もかかる。同騎手は78年10月に宇都宮でデビュー。05年3月の同競馬場廃止に伴い、これまでにフリー騎手として岩手、笠松、浦和、兵庫、佐賀、福山の各地方競馬場で期間限定騎乗を行なっており、今年4月にはマカオホンコントロフィー(マカオG1)で日本人初となるマカオG1制覇を果たすなど、海外でも活躍を見せている。韓国での騎乗は来年1月14日までで、その後は浦和・村田貴広厩舎に所属し南関東で騎乗する予定。日本での通算成績は地方19560戦3186勝、JRA47戦3勝(netkeiba.com)

11/16■12月6日(土)、7日(日)に阪神RCで行われる第22回ワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)に出場する騎手15名が16日、JRAから発表された。JRAからは東西の勝利度数上位騎手、およびサマージョッキーズシリーズで優勝した小牧太騎手が出場。地方競馬からは選定レースで優勝した岩手の菅原勲騎手が出場する。また、海外からは昨年のWSJSで南半球の騎手として初めて優勝を飾ったC.ウィリアムズ騎手(豪)、04年に優勝したD.ホワイト騎手(香)など8名の豪華ジョッキーが集結する。
【海外招待騎手】エドガー・プラード(米)、アラン・ガルシア(米)、イオリッツ・メンディザバル(仏)、アンドレアシュ・シュタルケ(独)、ジョン・ムルタ(愛)、クレイグ・ウィリアムズ(豪)、ブレイク・シン(豪)、ダグラス・ホワイト(香)
【地方競馬代表騎手】菅原勲(岩手) ※補欠:岡部誠(愛知)
【JRA所属騎手】内田博幸(関東1位)、後藤浩輝(関東2位)、武豊(関西1位)、岩田康誠(関西2位)、安藤勝己(関西3位)、小牧太(サマージョッキーズシリーズ優勝) ※補欠:中舘英二(関東3位)、藤田伸二(関西4位)(netkeiba.com)

11/16■高知競馬が誇る“アイアンホース”ダイナブロス(牡12、田中守厩舎)がついに国内最多出走記録を樹立した。同馬は、11月16日(日)、高知競馬第2競走に女性ジョッキー 森井美香騎手とのコンビで出走(5着)し、デビューから通算「267戦目」となり、同じく高知競馬に所属していたヒカルサザンクロス(08年3月引退)が持つ最多出走記録(※)「266戦」を更新した。
※NARの競走馬成績書が整備された1969年(昭和44年)以降の記録
【参考記録】・ばんえいのトヨタカは昭和38~48年にかけて374戦
・春木競馬のコガネマル(アラ系)は昭和28~38年にかけて平地と障害で476戦(keiba.go.jp)

11/16■16日、福島5R・3歳上500万下(ダ1700m)で、松田大作騎手騎乗の4番人気バトルブリンディス(牡3)が優勝。同馬を管理する栗東・矢作芳人調教師(47)は、現役168人目のJRA通算100勝を達成した。なお、デビューから3年8カ月12日での達成は、森秀行調教師の3年9カ月18日を抜く現役最速の100勝達成となる(netkeiba.com)

11/13■87年のエリザベス女王杯G1を制したタレンティドガール(牝24)が13日、繋養されていた北海道新ひだか町の千代田牧場で老衰のため安楽死となったことがわかった。タレンティドガールは、父リマンド、母チヨダマサコ(その父ラバージョン)という血統。半兄に87年天皇賞・秋G1、マイルCSG1、88年安田記念G1を制したニッポーテイオー(父リィフォー)がいる。現役時代はエリザベス女王杯を制したほか、オークスG1でもマックスビューティの3着に入るなど活躍。88年中山牝馬SG3・5着を最後に引退した。通算成績11戦4勝。母としては98年セントライト記念G2、99年アルゼンチン共和国杯G3ともに3着のシンコウシングラー(父サンデーサイレンス)などを残している(netkeiba.com)

11/12■米・ケンタッキー州のクレイボーンファームに繋養されている種牡馬シーキングザゴールド Seeking the Gold(牡23)が、高齢や生殖能力低下などの理由から種牡馬を引退することがわかった。シーキングザゴールドは、父Mr.Prospector、母Con Game(その父Buckpasser)という血統の米国産馬。現役時代はブライアンズタイム、フォーティナイナーらとしのぎを削り、88年スーパーダービー(米G1)、88年ドゥワイアS(米G1)など米15戦8勝の成績を残した。90年に種牡馬入りし、Dubai Millennium(ドバイワールドC-首G1)、Jazil(ベルモントS-米G1)、Cash Run、Flanders(いずれもBCジュヴェナイルフィリーズ-米G1)、Heavenly Prize(フリゼットS-米G1)、Cape Town(フロリダダービー-米G1)などの名馬を輩出。日本調教馬もシーキングザパール(モーリスドギース賞-仏G1、NHKマイルC-G1)、マイネルラヴ(スプリンターズS-G1)、ゴールドティアラ(南部杯-交流G1)、シーチャリオット(東京ダービー-南関東G1)などが活躍を見せた。後継種牡馬にはCape Town、Mutakddim、マイネルラヴ、ダージーなどがおり、母の父としてもローブデコルテ(オークス-G1、父Cozzene)、シーキングザダイヤ(ニュージーランドT-G2、父Storm Cat)など多くの活躍馬を輩出。その血脈を世界中に広めている(netkeiba.com)

11/10■現地時間9日、米・ニューメキシコ州のジアパークRCで行われたニューメキシコCフィリーズ&メアズS(ダ8f、7頭立て)に、デビューから17連勝中のペッパーズプライド Peppers Pride(牝5、米・J.マー厩舎)が出走。1番人気に推され、2着ラソルプレーザ La Sorpresaに1馬身差をつけ優勝。デビュー18連勝を達成した。ペッパーズプライドは、父Desert God、母Lady Pepper(その父Chili Pepper Pie)という血統の米国産馬で、05年7月にデビュー。10月4日のレースで、シガー Cigar、サイテーション Citation、ハロウドドリームス Hallowed Dreams、ミスターフリスキー Mister Friskyの持つ北米記録(16連勝)を破る17連勝の新記録を樹立していた。通算成績18戦18勝。なお、北米以外では日本のドージマファイターが29連勝、プエルトリコのカマレロ Camareroが56連勝という記録が残っており、近年では、香港のサイレントウィットネス Silent Witnessがデビュー17連勝を果たしている(netkeiba.com)

11/9■東京RCで8名の元ジョッキーによるエキシビションレース・第2回ジョッキーマスターズ(芝1600m)が行われた。最終レース終了後、西浦勝一調教師、蛯名正義騎手、柴田善臣騎手による誘導馬を先頭に、騎乗馬に跨った騎手たちがパドックを周回。小島太調教師がスターターを務め、G1のファンファーレが流れると場内は大歓声に包まれた。レースは河内洋騎手が好スタートから先手を取り、佐々木竹見騎手、岡部幸雄騎手がこれに続く。直線に入って河内騎手が馬場の良い外めに馬を持ち出すと、後続のジョッキーがこれに強襲したが、外から迫る佐々木竹見騎手を1/2馬身差しのいで河内騎手が優勝。昨年に続く連覇を飾った。勝ちタイムは1分37秒4(良)。さらにアタマ差の3着には内から懸命に追い上げた岡部幸雄騎手が入った。
1着 河内洋…今年は思ったより前で競馬することになりました。先頭に立った後でどこまで持つかと思っていましたが、優勝できてよかったです。武豊騎手から連覇をしたら現役に戻るように言われましたが、誰も乗せてくれないでしょう(笑)。
2着 佐々木竹見…よく走った方だと思います。道中はファンの声援が届いていました。十分楽しめました。ありがとうございました。
3着 岡部幸雄…疲れました。レースは馬に気合が入って途中から仕掛けっぱなしとなってしまいました。今日は乗っているのが精一杯でした。 4着 ランス・オサリバン…今日の結果はまずまずでよかった。残り300mはホーリックスをイメージして追いまくりました。道中、周りから聞こえてくる他の騎手の息づかいも荒く、真剣勝負を楽しめました。
5着 マイケル・ロバーツ…非常に良いレースで楽しかったです。自分の体重が軽ければ勝つことができたのではないかと思っています。やっぱり東京競馬場は直線が長かったです。
6着 松永幹夫…ちょっと立ち遅れました。道中は楽しんで乗っていました。直線は長かったです。3年前の天皇賞(秋)を思い出しました。騎手は大変だなと思いました(笑)。
7着 安田隆行…4コーナーで最下位になるかと思いましたが、最後に南井さんを抜こうと必死になりました。前回のジョッキーマスターズは勝負という思いが強かったですが、今回は楽しむことができました。
8着 南井克巳…あーしんどかった(笑)。4コーナーで一杯になり、何もできませんでした。自分の体重に負けました(netkeiba.com)
1 河内洋(53.5) アウレウス(セン4) 1:37.4
2 佐々木竹見(52) ファディスタ(牝4) 1/2
3 岡部幸雄(55) ダイレクトシチー(牡3) アタマ
4 ランス・オサリバン(55.5) メジロヴィルゴ(牝4) クビ
5 マイケル・ロバーツ(62) アルファキャスパー(セン8) 1.3/4
6 松永幹夫(56) サウスグローリー(牡7) クビ
7 安田隆行(54) ガットストロング(牡3) 3.1/2
8 南井克巳(58) アクトレスシチー(牝3) 6

10/27■日本の(国際)平地重賞競走の国際グレード格付けについては、レースレーティング(数値)を基準としてIRPAC(国際格付け番組企画諮問委員会)により決定されていましたが、さらなる日本の国際化への取り組みにより、平成21年度から、他のパートⅠ国同様に国際承認を得た自国の格付け委員会においてグレード格付けを行うこととなりました。
【「日本グレード格付け管理委員会」の構成メンバー(7名)】
JRA、NAR代表 各2名、日本軽種馬協会代表 1名
ARF(アジア競馬連盟)日本代表国際格付番組企画諮問委員会委員 1名
ARF日本代表ワールドレーティング統括委員会委員 1名
※なお、今後は地方競馬のJpn格付けにつきましても、「日本グレード格付け管理委員会」が行うこととなりましたので、現行の「ダート競走格付け委員会」は解散となります。
【グレード格付けの条件】
競走であって、レースレーティング・本賞金額が格付け管理基準に定めた基準を満たしている競走。ただし、新設競走など過去2年間の施行実績がない競走についてはグレードが付与されません。なお、格付け管理基準については「平成21年度重賞競走一覧(JRA発行)」に記載しますのでご参照ください。
※「平成21年度重賞競走一覧」は、11月中旬の発表を予定しております。なお、グレード格付けの国際的な手続きについて本年12月上旬に開催されるSITA(国際サラブレッド競売人協会)会議において正式決定される予定のため、11月中旬発表分については、それまでの間は暫定のものとなります。
【グレード格付け表記】
「グレード格付けの条件」を満たし、委員会で格付けを承認された競走はグレード(GⅠ、GⅡ、またはGⅢ)表記されます。競走ではない競走については、これまで通りJpn(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)表記となります。
【「日本グレード格付け管理委員会」開催予定日】第1回=平成20年10月31日(金)  (JRAホームページ)

10/26■三浦皇成騎手の同期、伊藤工真騎手(美浦・古賀史生厩舎)がこの日、東京1Rでサザンスターディに騎乗し1着。JRA初勝利を挙げた。3/1の初騎乗から89戦目。なお、もう1人の同期、大江原圭騎手(栗東・作田誠二厩舎)は、依然未勝利

10/26■現地時間25日、米・サンタアニタパークRCで行われたBCクラシック(3歳上、米G1・オールウェザー10f、12頭立て)に、日本のカジノドライヴがV.エスピノーザ騎手騎乗の4番人気で出走。スタートから先手を取る積極的な競馬を見せたが、4角で後続馬に一気に詰め寄られ、直線では伸びを欠いて最下位12着に敗れた。勝ったのはL.デットーリ騎手騎乗の6番人気レイヴンズパス Raven's Pass(牡3、英・J.ゴスデン厩舎)。ヘンリーザナヴィゲーター Henrythenavigatorに1馬身3/4差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分59秒27(良)のトラックレコード。さらに3/4馬身差の3着にはティアゴ Tiagoが入り、圧倒的1番人気に推された昨年の覇者カーリン Curlinは直線で一旦先頭に立つも4着に敗れている。勝ったレイヴンズパスは、父Elusive Quality、母Ascutney(その父Lord at War)という血統の米国産馬。昨年7月のデビューから3連勝でソラリオS(英G3)を制し重賞初制覇。その後はセントジェイムズパレスS(英G1)、サセックスS(英G1)でいずれもヘンリーザナヴィゲーターの2着に敗れるなどG1で惜敗が続いていたが、前走のクイーンエリザベス2世S(英G1)で悲願のG1初制覇。これまでマイル戦までしか距離経験がなく、今回が初のオールウェザートラックでのレースだった。通算成績12戦6勝(重賞4勝)。鞍上のデットーリ騎手、管理するゴスデン調教師ともにBCクラシックは初制覇。米国調教馬以外のBCクラシック制覇は93年アルカング(仏)以来2頭目となる。【藤沢和雄調教師】「前走の感じで、ジョッキーは行きたくないと話していたが…。想像しなかった展開。いつも後ろからなのにね。直線が長いぶん、ハミはがっちり入ったのかもしれない。だから、流れには乗って気持ちよく走ったが、本人(カジノ)的にも(流れが)速かったんでしょう。並ばれたら反応がなかった。2番手の馬も、仕掛けて行くのは辛いから前に行かなかったんでしょう。ひょっとしたら、カジノにもっと抑えてもらいたかったかもしれない。使い出しが遅かった分、押せ押せでやってきた。これまでは楽な競馬で(馬に)プレッシャーはかかっていないと思うが、ローテーションに余裕がないよね。雰囲気もよかったし、期待していたんですが…。でも、馬はバテ気味だけど元気です。また、来ますよ」なお、帯同馬のシャンパンスコールが29日(水)のレースに出走するため、2頭ともに11月1日(土)に帰国。カジノドライヴは年内は休養し、来年は国内で出走する予定となっている(netkeiba.com)

10/25■25日、福島RCで行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)でアドバンスヘイロー(牡2、美浦・河野通文厩舎)が優勝。騎乗していた三浦皇成騎手(18、美浦・河野通文厩舎)はデビューからの勝ち鞍を70とし、87年に武豊騎手がマークした69勝の新人最多勝記録を21年ぶりに更新した。三浦騎手は今年3月1日の中山1Rでデビュー(モエレロングラン、6着)。同日の潮来特別(1000万下、中山・芝2500m)をフェニコーンで制し、3戦目で初勝利を挙げた。その後もハイペースで勝ち星を重ね、8月10日の函館2歳SG3(フィフスペトル)で重賞初制覇。8月24日には史上最速で50勝を達成し、5日のスプリンターズSでG1初騎乗も果たした(プレミアムボックス、14着)。11日の東京競馬で騎乗機会4連勝の固め打ちを見せ、新人最多勝タイ記録に並んでいた。25日福島1R終了時点の通算成績はJRA586戦70勝、地方11戦0勝。【三浦皇成騎手のコメント】「あと1勝というところで勝てない日が続いていましたし、何より自厩舎の馬で勝てたのが嬉しいです。周りの声も聞こえてきたので、記録は50勝したあたりから意識しはじめました。武豊騎手の1年目の記録を更新することができましたが、まだ騎手人生は始まったばかりです。騎手になったからにはトップになりたいので、これからもどんどん上を目指して頑張っていきたいです」【河野通文調教師のコメント】「感無量です。70勝はぜひ自厩舎の馬で、と願っていたので夢が叶って嬉しいです。レースを重ねるごとに安心して見られるようになってきていますが、これからも精進してもらいたいです」(netkeiba.com)

10/20■TCKは20日、17日(金)に発表した「大井競馬小林分厩舎における入厩検査を実施し、馬インフルエンザウイルス陽性馬を1頭確認」という事実について、検査の判定に誤りがあり、陽性ではなく、陰性であったことが判明したと発表した(netkeiba.com)

10/17■兵庫県競馬組合は17日、9月24日の園田3Rで2着入線したミツアキドンドン(牡3、兵庫・平松徳彦厩舎)から禁止薬物のカフェインが検出された件について、公正競馬確保の観点から同厩舎全21頭のレース出走を自粛させていたが、その後の血液検査において全頭陰性が確認されたため、21日の次回開催から出走させると発表した。なお、ミツアキドンドンは30日間の出走停止処分を受けているため、11月3日の次々回開催以降の出走となる(netkeiba.com)

10/14■サラブレッド現役最多の41勝を誇っていたストロングボス(牡10、高知・打越初男厩舎)が、現役を引退することがわかった。今後は高知県幡多郡黒潮町の太陽牧場で余生を送る予定。ストロングボスは、父Capote、母Spring Valley(その父Affirmed)という血統の米国産馬。叔母にインペリアルジェスチャー Imperial Gesture(ベルデイムS-米G1)がいる。01年8月、大井・赤嶺本浩厩舎からのデビュー戦を制し、約1年8カ月の休養後に現厩舎へ移籍。高知でも勝ち続け、03年12月までデビュー以来13連勝をマークした。04年建依別賞(高知)で重賞初制覇。その後も05年二十四万石賞(高知)、05年建依別賞(高知)、07年二十四万石賞(高知)などの重賞を勝っている。今年5月のムーンストーン特別(高知)で41勝目を挙げ、93~00年にかけて宇都宮を中心に活躍したブライアンズロマン(91年生)が持つ43勝のサラブレッド通算勝利数記録まであと2と迫っていたが、6/8のレースを最後に戦列を離れていた。通算成績90戦41勝(重賞4勝)(netkeiba.com)

10/14■今年の米2冠馬ビッグブラウン Big Brown(牡3、米・R.デュトロウJr.厩舎)が、現地時間13日に米・アケダクトRCの芝コースで行われた調教後、右前脚に故障を発生。全治に2~3カ月を要すると診断されたため、このまま引退することが決まった。既に総額5000万ドル(約51億円)以上とも言われるシンジケートが組まれており、来年から米・ケンタッキー州のスリーチムニーズファームで種牡馬入りする予定。ビッグブラウンは、父Boundary、母Mien(その父Nureyev)という血統の米国産馬。昨年9月のデビューから無傷の5連勝でケンタッキーダービー(米G1)、プリークネスS(米G1)の2冠を制覇。3冠のかかったベルモントS(米G1)では、好位追走から失速して競走を中止したが、続くハスケル招待H(米G1)でG1・4勝目をマークし、現地時間9/13に米・モンマスパークRCで行われた特別戦・モンマスS(3歳上、芝9f)を快勝。10/25にサンタアニタパークRCで行われるBCクラシック(米G1)に出走する予定だった。通算成績8戦7勝(重賞4勝)(netkeiba.com)

10/14■先の凱旋門賞を制したザルカヴァ Zarkava(牝3、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、同レースを最後に引退。来春から繁殖入りすることが決まった。ザルカヴァは、父Zamindar、母Zarkasha(その父Kahyasi)という血統の愛国産馬。昨年9月のデビュー戦から、マルセルブサック賞(仏G1)、仏1000ギニー(仏G1)、仏オークス(仏G1)を制すなど連勝を伸ばし、ヴェルメイユ賞(仏G1)快勝から臨んだ凱旋門賞では1番人気に応え、93年のアーバンシー Urban Sea以来15年ぶりの牝馬による優勝、82年のアキーダ Akiyda以来26年ぶりの3歳牝馬による優勝という快挙を成し遂げていた。通算成績7戦7勝(重賞6勝)。なお、初年度は03年の凱旋門賞馬ダラカニ Dalakhaniとの交配が予定されている(netkeiba.com)

10/13■9日、09年度調教師および騎手免許試験の申請が締め切られた。新規調教師免許申請者は98名、新規騎手免許申請者は14名(うちJRA競馬学校生徒5名)。第一次試験合格者発表予定日は11/20。最終合格発表予定日は2/12(週刊競馬ブック)

10/12■北海道競馬事務所は11日、吉田稔騎手(39、愛知・宮本仁厩舎)が、10月14日から10月30日まで、道営競馬で期間限定騎乗すると発表した。期間中は柳沢好美厩舎に所属する(netkeiba.com)

10/12■凱旋門賞(10着)後の8日に帰国し、千葉県白井市の競馬学校で輸入検疫中のメイショウサムソンは、11/2の天皇賞・秋出走に向けての着地検査のため、14日にも東京RCの国際厩舎に入ることが明らかになった。10日に競馬学校でサムソンの様子を確認した高橋成忠調教師は「輸送でカイバ食いが落ちて、体がガレている。馬体を戻すのが先決だし、天皇賞に参戦するかどうかは現時点では言えない」と語った(日刊スポーツ・コム)

10/11■11日、東京2Rでマイネルクロッシュ(7着)に騎乗した三浦皇成騎手(18、美浦・河野通文厩舎)は、この騎乗でJRA新人騎手の最多騎乗記録となる555回騎乗を達成した。これまでの記録は武豊騎手(87年)の554回で、実に21年ぶりの記録更新。なお、この日の7・8・9Rとメインの11R・ペルセウスSで騎乗機会4連勝し、三浦騎手はあっさりと武豊騎手の新人最多勝69勝に並んだ(netkeiba.com)

10/10■大井RCで10日、「スーパージョッキーズトライアル2008」の第2ステージが行われ、この日の2戦を13着、2着した岩手の菅原勲騎手が第1ステージとの合計で56ポイントを獲得し総合1位となった。2位は48ポイントで名古屋の岡部誠騎手、3位に大井の御神本訓史騎手が44ポイントで続く。この結果、12月6・7日に阪神RCで行われるWSJSの地方代表騎手は菅原騎手に決定し(02年以来2度目)、岡部騎手が補欠となる(netkeiba.comほか)

10/8■9/28の神戸新聞杯を快勝し、今後の動向が注目されてたディープスカイが菊花賞を回避し、11/2天皇賞・秋に出走することがわかった。なお、今年の天皇賞・秋には昨年のダービー馬ウオッカも参戦予定。凱旋門賞で10着に敗れたメイショウサムソンも出走が検討されており、3世代のダービー馬が激突する可能性が出てきた(netkeiba.com)

10/8■現地時間7日、種牡馬コジーン Cozzeneが、健康状態悪化のため、繋養先の米・ケンタッキー州ゲインズウェイファームで安楽死の処置がとられたことがわかった。28歳だった。コジーンは、父Caro、母Ride the Trails(その父Prince John)という血統の米国産馬。いとこにジョイフルハート、ブルーメンブラットがいる。現役時代は5歳時に本格化し、85BCマイル(米G1)、ロングフェローH(米G2)、オーシャンポートH(米G3)を含む24戦10勝の成績を残した。86年に米国で種牡馬入りすると、Alphabet Soup(BCクラシック-米G1)、ティッカネン(BCターフ-米G1)、スターオブコジーン(アーリントンミリオン-米G1)、Environment Friend(エクリプスS-英G1)、Gaviola(ガーデンシティBCH-米G1)、Mizzen Mast(マリブS-米G1)など米国を中心に多くのG1馬を輩出。日本でもローブデコルテ(オークス)、アドマイヤコジーン(安田記念、朝日杯3歳Sなど重賞5勝)のG1ホース2頭をはじめ、ゴッドオブチャンス(京王杯スプリングC)、シルクブラボー(デイリー杯2歳S)、エイシンバーリン(クイーンCなど重賞4勝)などが活躍した。日本ではスターオブコジーン、ティッカネン、アドマイヤコジーンなどが後継種牡馬として繋養され、アドマイヤコジーンは初年度産駒からアストンマーチャン(スプリンターズSなど重賞4勝)を出している(netkeiba.com)

10/5■現地時間4日、米・ニューメキシコ州のジアパークRCで行われたアローワンス(ダ6f、6頭立て)に、デビューから16連勝中のペッパーズプライド Peppers Pride(牝5、米・J.マー厩舎)が出走。1番人気に推され、2着シルヴァーエクスプレッション Silver Expressionに1馬身3/4差をつけ優勝。デビュー17連勝を達成した。この記録は、シガー Cigar、サイテーション Citation、ハロウドドリームス Hallowed Dreams、ミスターフリスキー Mister Friskyが持っていた16連勝の北米記録を破る新記録となった。ペッパーズプライドは、父Desert God、母Lady Pepper(その父Chili Pepper Pie)という血統の米国産馬で、05年7月にデビュー。今回が4月26日以来約5カ月ぶりのレースだった。通算成績17戦17勝。なお、北米以外では日本のドージマファイターが29連勝、プエルトリコのカマレロ Camareroが56連勝という記録が残っており、近年では、香港のサイレントウィットネス Silent Witnessがデビュー17連勝を果たしている(netkeiba.com)

10/5■現地時間4日、仏・ロンシャンRCで行われたダニエルウィルデンシュタイン賞(3歳上、仏G2・芝1600m、8頭立て)に、日本のファンドリコンドル(牡5、栗東・高橋成忠厩舎)が武豊騎手騎乗で出走。スタート直後からフォルスストレートまで始終3番手を進み、勝ち馬から約6馬身3/4差の6着に終わった。勝ったのはO.ペリエ騎手騎乗のスピリトデルヴェント Spirito del Vento(セン5、仏)で、勝ちタイムは1分39秒10(良)だった(netkeiba.com)

9/29■JRAは、23年ぶりの日本での「アジア競馬会議」開催を記念して、11/9の東京競馬を『アジア競馬会議記念デー』とし、記念レースや各種イベントを行なうことを発表した。中でも目玉なのは、最終レース終了後に行われる「第2回ジョッキーマスターズレース」で、岡部幸雄、河内洋、南井克巳、安田隆行、松永幹夫に加え、地方出身の佐々木竹見や海外のマイケル・ロバーツ、ランス・オサリバン(ホーリックスでJCを2:22.2の世界レコードで制した)が参加し、芝1600m戦で争われる。16:40発走予定(JRAホームページほか)

9/28■新人の三浦皇成騎手(18、美浦・河野通文厩舎)が、27日の札幌12Rから28日の札幌10Rにかけて、騎乗機会8連続連対を達成した(5勝、2着3回)。過去における騎乗機会最多連続連対は、武豊騎手、安藤勝己騎手が達成した9連続連対。新人騎手としての8連続連対は中央競馬史上初の記録となる。なお、今週の結果により三浦皇成騎手の今季勝利数が64となり、武豊騎手が87年に記録した新人年間最多勝記録(69勝)にあと5と迫った(netkeiba.com)

9/28■28日、阪神RCで行われた3R・新馬(芝1800m)でベストメンバー(牡2、栗東・宮本博厩舎)が優勝。騎乗した福永祐一騎手(31、栗東・フリー)はJRA通算勝利数を984とし、父である福永洋一元騎手(59)の通算勝利数983を上回った。福永祐一騎手は76年12月9日生まれ、28日阪神3R終了現在のJRA通算成績は8819戦984勝(重賞63勝)。父・福永洋一元騎手は、48年12月18日生まれ、通算5086戦983勝の成績を残し、04年に競馬の殿堂入りを果たしている(netkeiba.com)

9/28■現地時間27日、米・ベルモントパークRCで行われたジョッキークラブゴールドC(3歳上、米G1・ダ10f、8頭立て)は、R.アルバラード騎手騎乗の1番人気カーリン Curlin(牡4、米・S.アスムッセン厩舎)が中団追走から徐々に進出。直線では外に持ち出し、ワンダリンボーイ Wanderin Boyに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分01秒93(不良)。さらに3馬身3/4差の3着にマーチャントマリーン Merchant Marineが入った。勝ったカーリンは、通算成績15戦11勝(重賞9勝)。この勝利で通算収得賞金が1024万6800ドル(約10億8583万円)となり、これまでにシガー Cigarが持っていた999万9815ドルの記録を上回って北米のサラブレッド史上最高賞金額となった(netkeiba.com)

9/26■笠松RCで26日、12月6・7日に阪神RCで行われるワールドスーパージョッキーズシリーズの地方競馬代表騎手を決める「スーパージョッキーズトライアル(SJT)2008」の第1ステージ(全3戦)が行われた。第1戦のシルバースパー賞、第2戦のシルバーホイップ賞を菅原勲騎手(岩手)が連勝。第3戦のシルバービット賞を坂井英光騎手(大井)が制し、第1ステージは菅原勲騎手が40ポイントでトップに立った。以下、2戦とも2着の岡部誠騎手(名古屋)が30ポイントで2位。以下、坂井英光騎手が25ポイントで3位となっている。第2ステージは10月10日に大井RCにて行われる(netkeiba.com)

9/25■04年の安田記念を制し、北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬生活を送っていたツルマルボーイ(牡10)が、種牡馬生活を引退。苫小牧市のノーザンホースパークへ移動することになった。05年からアロースタッドで種牡馬入りし、現2歳が初年度産駒で、道営所属のピエールフラミンゴ(牝2)が6月24日の旭川競馬で産駒初勝利を挙げている(netkeiba.com)

9/25■北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬生活を送っていたミレニアムバイオ(牡10)が、熊本県の本田牧場へ移動することになった。同馬は、父サンデーサイレンス、母ドルスク(その父Danzig)。半兄に99年兵庫ジュニアグランプリを勝ったアドマイヤタッチ(父ティンバーカントリー)がいる血統。04年からアロースタッドで種牡馬入りし、初年度に49頭、2年目に48頭の配合牝馬を得て2年間で50頭以上の産駒が産まれているが、3年目以降は17頭、9頭、3頭と減少。これまでに07年サラブレッドヤングチャンピオン(金沢)を勝ったソルトバイオなどを出しているが、JRAでの勝ち馬は出ていない(netkeiba.com)

9/24■タニノムーティエ、タニノチカラなどの名馬を育て上げた島崎宏・元調教師が、23日午後4時27分、滋賀県内の病院で病気のため亡くなったことがわかった。享年74歳。島崎宏(しまざき ひろし)氏は1933年生まれ、京都府出身。52年に騎手としてデビューし、JRA通算1167戦133勝の成績を残した。66年に調教師免許を取得し、70年の日本ダービー、皐月賞を制したタニノムーティエ、73年天皇賞・秋、74年有馬記念を制したタニノチカラなどの名馬を管理。JRA重賞は15勝を挙げた。通算成績はJRA7527戦577勝(うち障害142戦14勝)、地方70戦10勝。04年に調教師を引退している(netkeiba.com)

9/23■23日、旭川RCで行われた9R・AIR-G'特別(オープン、ダ1500m)に、額にハート型の流星を持つマサノウイズキッド(牡2、堂山芳則厩舎)が宮崎光行騎手騎乗、単勝1.5倍の1番人気で出走。2番手追走から持ったままで直線に向くと、後続を一気に突き放し、3番人気ネオヴェリーベリーに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分37秒8(良)。マサノウイズキッドは、父ゴールドヘイロー、母ファーストクラス(その父トウショウボーイ)という血統。6月25日のデビュー戦(旭川ダ1000m)を2着に3.1秒の大差をつける圧勝で飾ると、2戦目のウィナーズチャレンジ(オープン、旭川ダ1000m)も4馬身差で快勝。8月26日のグラスワンダー賞(オープン、旭川ダ1500m)は右寛跛行のため競走除外となったが、今回の勝利で無傷の3連勝となった(netkeiba.com)

9/19■NARは19日、スーパージョッキーズトライアル2008に出場を予定していた戸崎圭太騎手(大井)が落馬負傷のため、SJT選定基準に従い、選定基準日(8月22日)時点で南関東勝利数5位の今野忠成騎手(31、川崎・鈴木敏一厩舎)をSJT出場騎手として選定したことを発表した(netkeiba.com)

9/19■NARは19日、平成20年度第2回調教師・騎手免許試験の新規合格者を発表した。調教師には、小牧太騎手の弟で、兵庫所属として地方通算1000勝以上を挙げている小牧毅(こまき・つよし,37)騎手、大井所属の納谷和玖(なや・かずひさ,34)騎手の2名が合格。騎手には、園田の中田貴士(なかた・たかし,22)厩務員が、調教師補佐には園田の2名が、それぞれ合格した。いずれも08年9月29日付での免許となる(netkeiba.comほか)

9/18■17日、大井RCで行われた6R・C2六 七(ダ1400m)で、戸崎圭太騎手(28、大井・香取和孝厩舎)騎乗のウエノマルオンなど4頭が落馬するアクシデントが発生。戸崎騎手は診察の結果、左鎖骨骨折で全治1カ月と診断された。このため、この日はトゥインクルレディー賞S2のトーセンジョウオーなど5鞍が他の騎手へ乗り替わりとなり、9月26日と10月10日に行われるスーパージョッキーズトライアル2008への出場も難しい状況となった(netkeiba.com)

9/13■今シーズン種付頭数No.1はアグネスタキオン---08年度の種付概況がまとまった。今シーズンの最多種付を記録したのは社台スタリオンステーションに繋養されているアグネスタキオンの229頭。以下、フジキセキ(223頭)と新種牡馬のダイワメジャー(223頭)が2位で並び、ジャングルポケット(221頭)、シンボリクリスエス(217頭)、ディープインパクト(216頭)と続き、今年も上位を社台スタリオンステーション繋養種牡馬が独占した。同スタリオン以外では日本軽種馬協会静内種馬場で供用されているケイムホームの175頭。同馬は、全体では12番目となる(netkeiba.com)

9/13■87年カブトヤマ記念G3の勝ち馬ユウミロク(牝25)が繁殖生活を引退。今後は青森県の塚尾勝安牧場で余生を送ることになった。同馬は、父カツラノハイセイコ、母リュウアコンバット(その父インディアナ)という血統の青森産馬。86年オークスG1で、9番人気ながらメジロラモーヌの2着に入ってあっと言わせた。通算成績42戦3勝(重賞1勝)。繁殖牝馬としては96年目黒記念G2や96、97年ダイヤモンドSG3を制したユウセンショウのほか、00、01年JRA最優秀障害馬のゴーカイ、01年中山大障害JG1を勝ったユウフヨウホウなどを出している。06年に産んだテンミロク(牝、父オースミタイクーン)が最後の産駒となった(netkeiba.com)

9/13■ダイイチルビーと幾度となく名勝負を繰り広げたダイタクヘリオス(牡21)が種牡馬生活を引退することが決まった。今後は、青森県の山内牧場で功労馬として余生を送る。同馬は、93年から日高軽種馬農協門別種馬場で種牡馬となり、00年のJRA最優秀父内国産馬、最優秀短距離馬に輝いたダイタクヤマトのほか、アフター5スター賞(大井)を勝ったスピーディドゥや東海菊花賞(名古屋)優勝のセンゲントウショウなどを出した(netkeiba.com)

9/12■01年に欧米で2歳チャンピオンとなったヨハネスブルグ Johannesburgの半弟ジークエンブレム(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)が現役生活を引退。種牡馬となることが決まった。繋養先は青森県の諏訪牧場。同馬は、父Storm Cat、母Myth(その父オジジアン)という血統の米国産馬。3歳10月のデビュー戦(東京ダ1600m)を快勝したが、その後は順調さを欠き、今年5月に右前脚の種子骨を骨折。そのまま引退が決まった。通算成績4戦1勝。半兄ヨハネスブルグ(父ヘネシー)は種牡馬としてもスキャットダディ Scat Daddy(フロリダダービー-米G1、シャンペンS-米G1)、セージバーグ Sageburg(イスパーン賞-仏G1)などを輩出しており、血統的な魅力から期待が高まっている(netkeiba.com)

9/12■来年、長期の海外遠征計画が浮上したウオッカに、今度は現地で有力種牡馬と交配し帰国するプランがあることが角居勝彦調教師によって明らかになった。角居調教師によれば、すべては今秋の結果次第としながらも「この秋に結果が出たら、もう日本での目標がなくなる。具体的にはまだ決めてないが、長期滞在の海外遠征も考えています。また、せっかく長期滞在するなら、向こうでいい種牡馬と種付けして帰ってこようかとも思ってます」と語った。拠点は欧州が有力。64年ぶりの牝馬によるダービー制覇を果たした歴史的名牝は、来年さらなる偉業に挑戦する(日刊スポーツ・コム)

9/5■中央競馬参入を熱望するダーレーなど海外の有力馬主に、来年から門戸が開かれる。JRAは4日、都内で行われた生産者代表との会合で、国内非居住者の馬主資格を条件付きで認める案を提示。理解を得た。早ければ09年秋から出走可能となるが、5頭につき4頭は内国産馬所有が義務付けられるなど、生産者や馬主に最大限まで配慮した形でスタートする。 来年から海外に居住する外国人馬主にも中央競馬の門戸が開かれる。JRAが8月上旬に作成した開放案が生産者代表に提示され、承認された。8月27日に行われた日本馬主協会連合会との会合でも議論の末に合意に達している。国内非居住馬主の参入によって最も影響を受ける生産者と馬主の理解が得られたことで、開放策は大きく前進した。今後は競馬施行規程等の整備を経て、来春にも国内非居住者の馬主登録申請が受け付けられ、早ければ09年11月から出走可能となる。ダーレーを筆頭に中央参戦を熱望する海外有力馬主には待望の「開国」だが、当面は生産者や馬主が受ける打撃を最小限に抑えるため、国内に配慮した厳しい制限が設けられる。
(1)内国産馬の所有義務付け……最初の4頭は内国産馬でなければならず、5頭目で外国産馬が認められる。すなわち、外国産馬の所有割合は5頭に1頭。
(2)入厩頭数制限……導入初年度は上限10頭、2年目15頭、3年目20頭。国内居住馬主の上限100頭より大幅に低く設定される。
(3)共有不可……100%自己所有でなければならず、共有は認められない。
これらの制限策は3年後をめどに検証され、制限緩和等の見直しが行われる。国内非居住馬主への市場開放は、日本のパートⅠ国昇格(07年)以前から検討されてきた重要課題。オーストラリアとニュージーランドが94年に日本政府OTO(市場開放問題苦情受付窓口)に馬主登録受け入れを訴え、米国やEUからも強い要望が出されていた(日刊スポーツ・コム)

9/5■白毛馬マダムブランシェ(牝3、栗東・友道)の引退が4日、決まった。5日に登録を抹消し、故郷のファニーヒルファーム(北海道日高町)に移動。繁殖生活に入る。父ミラクルアドマイヤ、母ブラックルシアンで成績は4戦0勝。8月23日札幌の未勝利戦(8着)が最後のレースになった。「見せ場をつくれて喜んでいたが、その後に脚元がモヤモヤして繁殖に上げることになった。能力はあったので、子供に期待したい」と友道師。これで中央で現役の白毛はホワイトベッセルとユキチャンの兄妹2頭になった(日刊スポーツ・コム)

9/4■来年3月1日から1調教師あたりの預託可能頭数の上限が変更される旨の告知が3日、東西トレセンで掲示された。現在、各厩舎の管理馬頭数は一律に管理馬房の3倍までとなっているが、メリットシステムにより20馬房を超える分に関しては2倍として計算する。成績上位厩舎のみが対象となる制限は、近年JRAが推し進めてきた「規制緩和」「競争促進」と反する性質のもので、戸惑う関係者は多い。現在24馬房で、管理可能頭数が72頭から68頭に減ることになる藤沢和雄師は「一部の者に規制をかけるのはアンフェアではないか。競馬界の方針にのっとって強い馬づくりを目指しているのに、方針がころころ変わるのは怖いこと。急に減らすと言われても、既に来年の馬は用意してしまっている」と、危惧を訴えていた(日刊スポーツ・コム)

9/1■競走馬用のサラブレッドを共同で購入し、賞金を稼ごうと持ち掛け、京都馬主協会の会員から現金をだまし取ったとして、京都府警組織犯罪対策2課などは1日、詐欺容疑で同協会の元会長藤本龍也容疑者(71)を逮捕した。藤本容疑者はJRAの運営審議会委員を務めたこともある。「だまし取るつもりはなかった」と容疑を否認しているという。調べでは、藤本容疑者は03年2月、同協会会員で、同市西京区の会社社長の男性(50)に「賞金を稼ぐ良い馬になる。共同所有にするから、半分出してくれ」とサラブレッド2頭の購入を持ち掛け、750万円をだまし取った疑い。実際の購入価格は2頭で計230万円。藤本容疑者だけが馬主登録をしていた。男性に偽の購入価格を書いた契約書を見せ、出走料や賞金の半額を渡していたという。男性が今年2月、府警に告訴した。同課などは藤本容疑者が同じ手口で複数の会員から現金をだまし取っていたとみて、余罪を調べる(日刊スポーツ・コム)

9/1■NARは1日、11月3日に園田RCで行われる第8回JBCクラシック・JBCスプリントのJRA所属馬出走枠を4頭→5頭に変更すると発表した。いずれのレースもフルゲートは12頭。これにより、地方所属馬の出走枠は8頭→7頭に変更されている(netkeiba.com)

8/27■26日に旭川RCで行われたグラスワンダー賞(2歳OP、ダ1500m)に出走予定だったマサノウイズキッド(牡2、道営・堂山芳則厩舎)は、準備運動中に馬体に故障(右寛跛行)を発生したため競走除外となった。同馬は額にあるハート型の流星で話題を集めており、デビューから圧勝続きの2連勝で同レースに臨んでいた。なお、当該レース発売額23,888,200円のうち、72.6%の17,340,400円が返還。単勝発売票数は6,474票で1番人気だった(netkeiba.com)

8/26■NARは26日、昨年まで行われていた「スーパージョッキーズトライアル(SJT)」「レディースジョッキーズシリーズ(LJS)」の2シリーズに加え、新たに各地の2歳馬による重賞を短期集中施行する新企画「未来優駿(2歳重賞シリーズ)」を実施すると発表した。各シリーズの日程は以下の通り。 【SJT】◆第1ステージ(3レース)=9月26日(金)、笠松 ◆第2ステージ(2レース)=10月10日(金)、大井
【未来優駿】◆若駒賞=10月19日(日)、盛岡 ◆九州ジュニアグランプリ=10月20日(月)、荒尾 ◆平和賞=10月22日(水)、船橋 ◆兵庫若駒賞=10月23日(木)、園田 ◆ゴールドウィング賞=10月24日(金)、名古屋
【LJS】◆第1ラウンド(2レース)=11月18日(火)、金沢 ◆第2ラウンド(2レース)=11月28日(金)、高知 ◆第3ラウンド(2レース)=12月3日(水)、荒尾(netkeiba.com)

8/25■96年朝日杯3歳Sを勝ったマイネルマックス(牡14)が25日早朝、繋養先である北海道新冠町のビッグレッドファームで病気のため死亡した。同馬は、父ブライアンズタイム、母サクセスウーマン(その父ハイセイコー)という血統。96年8月にデビュー2戦目で初勝利を挙げると、函館3歳S、京成杯3歳S、朝日杯3歳Sと4連勝をマーク。同年のJRA最優秀旧3歳牡馬に輝いた。その後は勝ち星から遠ざかっていたが、99年クリスマスS(OP)で約3年ぶりの勝利を挙げると、翌年のマイラーズCも制して重賞4勝目を飾った。通算成績40戦6勝(うち地方1戦0勝)。02年に種牡馬入り。初年度産駒のマイネルマキシマムが佐賀で7勝を挙げているが、これまでに目立った産駒はおらず、07年に種牡馬を引退していた(netkeiba.com)

8/24■24日、札幌2R・3歳未勝利(ダ1700m)でソニックブレード(牡3、美浦・矢野照正厩舎)が優勝。騎乗していた三浦皇成騎手(18、美浦・河野通文厩舎)はJRA通算50勝を達成した。これは武豊騎手(87年デビュー)の10月3日を大幅に更新するデビュー年最速50勝到達。なお、51勝以上すると負担重量の減量がこれまでの2kgから1kgへと変更になるが、このままのペースならば武豊騎手の持つ新人騎手最多勝記録(69勝)の更新は確実と見られている。24日札幌2R終了時点の通算成績はJRA433戦50勝、地方7戦0勝(netkeiba.com)

8/24■現地時間23日、英ニューマーケットRCで行われたG1英インターナショナルS(3歳上、芝10f、9頭立て)は、J.ムルタ騎手騎乗の1番人気デュークオブマーマレード Duke of Marmalade(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)が、フェニックスタワー Phoenix Towerに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分01秒53(良)。さらに2馬身1/2差の3着に2番人気ニューアプローチ New Approachが入った。勝ったデュークオブマーマレードは、父デインヒル、母Love Me True(その父Kingmambo)という血統の愛国産馬。昨年は英2000ギニー(英G1)4着、セントジェイムズパレスS(英G1)2着、愛チャンピオンS(愛G1)2着などG1戦線で惜敗が続いたが、今年初戦のガネー賞(仏G1)でG1初制覇。続くタタソールズゴールドC(愛G1)、プリンスオブウェールズS(英G1)、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英G1)も制しG1・4連勝でここに臨んでいた。通算成績14戦6勝(重賞5勝)。なお、このレースは当初19日にヨークRCで行われる予定だったが、雨天のため開催競馬場、日程が変更されて行われた(netkeiba.com)

8/22■JRAは22日、内藤一雄調教師の勇退に伴い、牧光二調教師(35、美浦)が新規開業することを発表した。馬房数は10、開業日は11月21日(金)となっている。牧光二(まき こうじ)調教師は73年2月10日生まれ、大分県出身。厩務員、調教助手を経て、今年2月に調教師試験に合格していた(netkeiba.com)

8/21■厩舎の管理馬頭数の上限が来年から段階的に削減される。現在は各厩舎とも一律に管理馬房の3倍までとなっているものを、メリットシステムにより20馬房以上の厩舎についてプラス分を削減しようというもの。例えば24馬房の厩舎は、これまで72頭まで管理できたが、来春からは4馬房分は2倍として計算し60頭プラス8頭の68頭にする。これは経過措置として実施されるもので、その後は1年ごとに段階的に削減。将来的には20馬房以上の各厩舎は一律60頭にする計画となっている(日刊スポーツ・コム)

8/19■JRAは19日、内藤一雄調教師(61、美浦)が11月20日(木)をもって調教師を勇退すると発表した。内藤一雄(ないとう かずお)調教師は、調教助手を経て77年に調教師免許を取得。JRA重賞は87年クイーンSG3(ストロングレディー)、ダイヤモンドSG3(ドルサスポート)、96年東京新聞杯G3(トロットサンダー)の3勝を挙げている。18日現在の通算成績はJRA4536戦295勝(うち障害97戦9勝)、地方20戦1勝(netkeiba.com)

8/9■今年4月にJRA競走馬登録を抹消し、乗馬になることが発表されていたフサイチホウオー(牡4)が、北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りすることがわかった。同馬は父ジャングルポケット、母が98年G2阪神牝馬特別2着のアドマイヤサンデー(その父サンデーサイレンス)。全妹に今年のオークス、昨年の阪神JFを勝ったトールポピー(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)、半弟に7月31日のフレッシュチャレンジ(旭川ダ1500m)を圧勝しデビューを飾ったナサニエル(牡2、道営・広森久雄厩舎、父キングカメハメハ)がいる血統。今年の京都記念15着後に右前脚屈腱炎を発症し引退が決まっていた。通算成績11戦4勝(重賞3勝)(netkeiba.com)

8/9■3月の高松宮記念7着後、種牡馬入りが発表されるも繋養先が未定となっていたフサイチリシャール(牡5)が、来シーズンから北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りすることがわかった。今年の高松宮記念出走後、左前脚の腱が一部断裂していることが判明し引退が発表されていた(netkeiba.com)

8/8■'82年セントライト記念を勝ったホスピタリテイ(牡29)が4日、繋養されていた北海道新冠町の森牧場で、老衰のために死亡した。同馬は、父テュデナム、母トウコウポポ(その父アイアンリージ)という血統。南関東の大井RCでデビューし、羽田盃まで不敗の8連勝。その後中央に移籍し、セントライト記念では同年の皐月賞馬で単枠指定となっていたアズマハンターを3馬身突き放して優勝した。クラシック登録がなかったためにジャパンCを目指し、同指定オープンでは前年のJC2着馬フロストキングの2着。その後、長期休養ののちに翌年のオータムスプリントSに優勝したが、再度脚部不安を発症して通算11戦10勝(うち中央3戦2勝、重賞5勝)で引退。84年に種牡馬となった後も89年の皐月賞馬ドクタースパートをはじめ、97年セントライト記念を勝ったシャコーテスコや南関東の名馬ハナセールなどを送って活躍した(netkeiba.com)

7/29■95年日本ダービーを勝ったタヤスツヨシ(牡16)が29日午前、繋養先である北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで、放牧中の事故により右大腿骨を複雑骨折し、安楽死処分がとられたことがわかった。同馬は、父サンデーサイレンス、母マガロ(その父Caro)という血統。サンデーサイレンスの初年度産駒の1頭として、94年8月に札幌でデビュー。ラジオたんぱ杯3歳Sで初重賞勝ちを飾り、皐月賞ではジェニュインの2着だったが、日本ダービーを制してサンデーサイレンス産駒初のダービーウイナーとなった。通算成績13戦4勝。96年から種牡馬となり、01年ユニコーンSを勝ったナスダックパワーや、06年東京ダービーを制したビービートルネード、06年ダービーグランプリを勝ったマンオブパーサーなどの活躍馬を輩出。また、シャトル種牡馬としてオーストラリアでも供用されており、産駒のホロービュレット Hollow Bulletが04年ヴィクトリアオークス(豪G1)を制すなどの活躍を見せている(netkeiba.com)

7/29■29日、園田RCで行われた8R・D6二(ダ1400m)に、国内最多連敗記録を持つエリザベスクィーン(牝7、兵庫・栗林徹治厩舎)が、板野央騎手騎乗の4番人気で出走。2番手追走から直線で伸びると、2番人気チョカに1/2馬身差をつけて優勝し、デビューから166戦目で待望の初勝利を挙げた。エリザベスクィーンは、父トレジャーアイランド、母エリザベスローラ(その父キャロルハウス)という血統。03年6月に道営競馬でデビューし、これまでに佐賀、名古屋、園田などを転戦。6月17日のレースで2着に敗れ、デビューからの連敗を162とし、92年に引退したハクホークインの持つ国内最多連敗記録を16年ぶりに更新していた。通算成績166戦1勝(2着8回、3着17回)(netkeiba.com)

7/28■JRAは28日、中京RCのメインスタンド(1970年竣工)改築および馬場全面改造を中心とする施設整備諸工事を行うことを発表した。主な工事内容は以下の通り。
【馬場の改造】馬場を全面改造し、芝1600mコースを新設する。また、ダートコースは、直線の長さが西日本最長となり、新たに1200・1400・1800mのコース設定が可能となる。
【工事期間】2010年4月~2012年1月の予定
【工事対象エリア】馬場全面、メインスタンド、東入場門(駐車場連絡通路を含む)、東第1・2駐車場、下見所、乗馬センターほか
【工事期間中における競馬場施設の運用】工事期間中も「ツインハット」(メインスタンド西側に隣接する建物)において、発売・払戻業務を従来どおり行う(netkeiba.com)

7/27■27日、小倉4Rにて8位に入線した武豊騎手騎乗のナリタシリカは、3コーナーで急に外側に斜行し、ハイローラー(幸英明騎手)、キリコンサート(赤木高太郎騎手)の走行を妨害したため、9着に降着となった。なお、武豊騎手は8月2日(土)から8月3日(日)まで開催日2日間の騎乗停止となった。また、同日新潟4Rでは、6位に入線した内田博幸騎手騎乗のスペシャルブラッドが3コーナーで急に外側に斜行し、ケープタウンシチー(石橋脩騎手)、アイアムスパークル(柴山雄一騎手)、ロマンシエール(黛弘人騎手)の走行を妨害したため、11着に降着、内田騎手は8月2日(土)から8月3日(日)まで開催日2日間の騎乗停止となった。内田騎手はJRAにおける初めての騎乗停止処分(netkeiba.com)

7/27■現地時間26日、GBアスコットRCで行われたキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(3歳上、英G1・芝12f)は、J.ムルタ騎手騎乗の1番人気デュークオブマーマレード Duke of Marmalade(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)が道中は中団を追走。直線で一旦先頭に立ったペイパルブル Papal Bullを内から差し返し、同馬に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分27秒91(良)。さらに9馬身差の3着にユームザイン Youmzainが入った。勝ったデュークオブマーマレードは、父デインヒル、母Love Me True(その父Kingmambo)という血統の愛国産馬。昨春は英2000ギニー(英G1)4着、愛2000ギニー(愛G1)4着、セントジェイムズパレスS(英G1)2着と欧州3歳マイル戦線で好走を見せ、秋は愛チャンピオンS(愛G1)でディラントーマス Dylan Thomasの2着に健闘。今年初戦のガネー賞(仏G1)で初のG1制覇を果たし、続くタタソールズゴールドC(愛G1)、プリンスオブウェールズS(英G1)とG1・3連勝でここに臨んでいた。通算成績13戦5勝。鞍上のムルタ騎手、管理するオブライエン調教師ともに、昨年のディラントーマスに続くこのレース2連覇。通算では3勝目となった(netkeiba.com)

7/26■26日、新潟8Rマリーゴールド賞でツルマルジャパン(牡2、栗東・坂口正則厩舎)が優勝。同馬に騎乗した武豊騎手(39、栗東・フリー)は、02年以来7年連続、通算19度目となるJRA年間100勝を、今年一番乗りで達成した。ちなみに、昨年の年間100勝達成は9月9日だった(netkeiba.com)

7/24■6/29宝塚記念で12着に敗れ、レース中に左後繋靭帯断裂を発症したロックドゥカンブが、25日付でJRA競走馬登録を抹消することがわかった。同馬は現在、美浦TCで治療を行なっており、今後は宮城県の山元TCで引き続き治療を続け、種牡馬になる予定(繋用先未定)。ロックドゥカンブは、ラジオNIKKEI賞G3、セントライト記念G2など通算成績8戦4勝。宝塚記念後は、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英G1)への海外遠征が計画されていた(netkeiba.com)

7/23■JRAは23日、嘉堂信雄騎手(54、栗東・フリー)が、31日をもって現役を引退すると発表した。引退後は栗東・高橋隆厩舎で調教助手となる予定。嘉堂騎手は53年7月28日生まれ、福島県出身。78年3月にデビューし、90年中山大障害・春(パンフレット)、97年中山大障害・秋(ケイティタイガー)など障害重賞15勝を挙げている。デビューから引退まで障害一筋30年の現役生活だった。20日現在の通算成績はJRA1958戦220勝(すべて障害)。なお、26日(土)の小倉RCでは、昼休み(3レース確定後)にウイナーズサークルで引退式が行われる予定(netkeiba.com)

7/21■21日、帯広RCでJRA所属騎手7名と元JRA騎手の細江純子さんが参加するエキシビションレースが行われた。レースはそり前部にJRA騎手、後部にばんえい騎手が騎乗する形で行われ、今年のヴィクトリアマイルを制したエイジアンウインズの勝負服を身にまとった藤田伸二騎手と尾ヶ瀬馨騎手(ばんえい)のライデンロックが勢い良く第2障害をかけ上がると、抜け出した細江純子騎手と村上章騎手(ばんえい)のトカチキクヒメを交わし優勝した。全着順は以下の通り。なお、昨年は安藤勝己騎手と藤野俊一騎手のコンビが優勝を飾っている。
◆エキシビションレース全着順
1 ライデンロック(牡3、藤田伸二、尾ヶ瀬馨)
2 トカチキクヒメ(牝4、細江純子、村上章)
3 キタノイチオク(牡7、石橋守、大河原和雄)
4 ホクトタイガー(牡3、安藤勝己、安部憲二)
5 カゲシュウホー(牡7、四位洋文、船山蔵人)
6 ハヤフジセンプー(牝5、松岡正海、工藤篤)
7 シュンライズ(牡6、勝浦正樹、細川弘則)
8 アラクレライデン(牡6、武幸四郎、藤本匠)
【藤田伸二騎手のコメント】「昨年負けて悔しがっていたので、今年勝てて嬉しかった。馬の力が違っていた感じで、乗っているだけで楽勝だったので、ガッツポーズまで見せてしまって(笑)。ばんえい競馬を盛り上げるために、今後も協力していきたい」(netkeiba.com)

7/19■19日、高知RCで行われた第5回トレノ賞(3歳上、ダ1300m、1着賞金50万円)は、5番人気ロマンタッチ(牡6、高知・打越初男厩舎)が、中団追走から直線で豪快に追い込み、1番人気オオキナキタイをクビ差交わして優勝。鞍上の別府真衣騎手(20、高知・別府真司厩舎)は、05年10月のデビュー以来、初の重賞制覇を飾った(netkeiba.com)

7/17■岩田康誠騎手が、8月16日に仏・ドーヴィルRCで行われる国際騎手招待レース「エルメスC」に、武豊騎手とともに選出されたことがわかった。同レースは高級ブランド・エルメスがスポンサーとなって今年から新設されたレースで、2レースのポイント合計で優勝を争う。岩田騎手がフランスで騎乗するのは初となる(netkeiba.com)

7/15■15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われているセレクトセール(当歳)で、上場番号242番・ビワハイジの2008(牡、父ディープインパクト)が、“トーセン”の冠名で知られる島川隆哉氏に2億2000万円(税抜き)で落札された(netkeiba.com)

7/14■現地時間13日、愛・カラRCで行われた愛オークス(3歳牝、愛G1・芝12f、14頭立て)は、J.ムルタ騎手騎乗の1番人気ムーンストーン Moonstone(牝3、愛・A.オブライエン厩舎)が、アイスクイーン Ice Queenに短頭差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分34秒37(良)。さらに2馬身差の3着にはギャグノア Gagnoaが入った。勝ったムーンストーンは、父Dalakhani、母Solo De Lune(その父Law Society)という血統の英国産馬。半姉に99年サンタラリ賞(仏G1)を勝ったセルリアンスカイ Cerulean Sky(父Darshaan)がいる。今年4月のデビュー戦で2着に敗れ、続くムシドラS(英G3)は4着。未勝利の身で臨んだ前走の英オークス(英G1)ではルックヒア Look Hereの2着に好走しており、今回、初勝利がG1制覇という快挙を成し遂げた。通算成績4戦1勝。また、オブライエン調教師は06年Alexandrova、07年Peeping Fawnに続く愛オークス3連覇を達成し、これが今シーズンのG1・13勝目となった(netkeiba.com)

7/13■21日(祝・月)、ばんえい競馬を応援するため、JRAジョッキー7名が帯広RCに来場することがわかった。当日は現役競走馬に乗ってのエキシビジョンレース、ジョッキーサイン入りグッズの当たる勝ち馬予想コンテスト、来場した各ジョッキーによるレース協賛、細江純子さんのトークショーなど、昨年に続いてさまざまなイベントが行われる。当日の開門時刻は13時10分。参加騎手は、安藤勝己、石橋守、勝浦正樹、四位洋文、武幸四郎、福永祐一、藤田伸二の7名(netkeiba.com)

7/13■カーリン、初の芝レースは2着---現地時間12日、米・ベルモントパークで行われたマンノウォーS(3歳上、米G1・芝11f、7頭立て)は、J.カステリャーノ騎手騎乗の3番人気レッドロックス Red Rocks(牡5、英・B.ミーハン厩舎)が、3番手追走から力強く伸びると、1番人気カーリン Curlinに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分12秒60(良)。さらに1/2馬身差の3着にベタートークナウ Better Talk Nowが入っている。今年のドバイワールドCを制し、今回が初の芝レース出走となったカーリンは4番手からの追走。直線ではレッドロックスとともに伸び脚を見せたが、同馬との差を詰められないまま2着。今秋は凱旋門賞への出走が予定されており、今後の動向が注目される。勝ったレッドロックスは、父Galileo、母Pharmacist(その父Machiavellian)という血統の愛国産馬。06年のBCターフで重賞初制覇を飾り、昨年はゴードンリチャーズS(英G3)を勝利。その後も世界各国を渡り歩いたが、G1では苦戦が続いており、今回がBCターフ以来約1年8か月ぶりのG1制覇となった。通算成績19戦6勝(重賞3勝)(netkeiba.com)

7/10■JRAは9日、7月19日(土)~9月7日(日)のサマーステージ期間に行われる函館記念、小倉記念、札幌記念、新潟記念の出走予定馬について、調教後の馬体重を、木曜日の17時以降にJRAホームページ等で公開すると発表した。調教後の馬体重は水曜日もしくは木曜日の調教後に計量されたもの。なお、レース当日の馬体重は、従来どおり発走時刻の約70分前に計量・発表される。また、秋競馬以降については、今回の実施状況を検証した上で、対象レース等を決定される見込み(netkeiba.com)

7/7■特別区競馬組合は7日、6月27日大井8Rで1着となったトップフィーリング(牡4、大井・蛯名末五郎厩舎)から、禁止薬物であるプロカインが検出された件について、5日付で同馬を失格とし、同競走の着順を変更したと発表した。なお、これによる払戻金の変更はない(netkeiba.com)

7/6■6日、函館6R・3歳上500万下(牝、ダ1000m)でカサデアンジェラ(牝5、美浦・手塚貴久厩舎)が優勝。騎乗していた三浦皇成騎手(18、美浦・河野通文厩舎)はJRA通算31勝を達成した。同騎手はこれにより来週から負担重量の減量が3kgから2kgに変更となり、今後はG1レースでの騎乗も可能となる。先週終了時点で28勝と、全国リーディングでは18位に付け、新人騎手としては異例の好成績を残している。6日函館6R終了時点の通算成績はJRA288戦31勝、地方1戦0勝(netkeiba.com)

7/6■特別区競馬組合は5日、6月27日に大井RCで行われた8R・C2 12 13(ダ1500m、1着賞金100万円)で1着となったトップフィーリング(牡4、大井・蛯名末五郎厩舎)から、禁止薬物であるプロカインが検出されたと発表した。同馬は今年1月8日にも船橋競馬で1着となった後にプロカインが検出され、当時管理していた船橋・舘保昌調教師(34)が競馬法違反(禁止薬物使用)容疑で逮捕されている。なお、蛯名厩舎に在厩している馬については、採尿し、理化学検査を行う予定で、禁止薬物の陰性が確認できるまでは、公正保持のため出走することができない。また、同組合では現在大井警察署と連携し、発生原因について調査を進めている(netkeiba.com)

7/6■現地時間5日、ハリウッドパークRCで行われたアメリカンオークス(3歳上牝、米G1・芝10f)は、J.ルパルー騎手騎乗の1番人気ピュアクラン Pure Clan(牝3、米・R.ホルタス厩舎)が、サタンズサーカス Satan's Circusに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒50(良)。さらに1/2馬身差の3着にクリアリーフォクシー Clearly Foxyが入った。勝ったピュアクランは、父Pure Prize、母がヴァイオレットH(米G3)を勝ったGather the Clan(その父General Assembly)という血統の米国産馬。昨年8月のデビューから4連勝でポカホンタスS(米G3・ダ8f)、ゴールデンロッドS(米G2・ダ8.5f)を制覇。前々走のケンタッキーオークス(米G1)で3着に入り、前走のリグレットS(米G3・芝9f)で重賞3勝目を挙げていた。今回の勝利で芝のレースは4戦4勝となった。通算成績9戦6勝(重賞4勝)(netkeiba.com)

7/5■社団法人ジャパンブリーダーズカップ協会(吉田勝己会長)は、6月26日の通常総会において、今年11月3日(祝・月)に園田RCにおいて行われる第8回JBCクラシック(交流G1・ダ1870m、1着賞金1億円)の優勝馬主に対し、人気種牡馬キングカメハメハの種付権利を贈呈することを決めた(netkeiba.com)

7/4■天皇賞・春を制したアドマイヤジュピタが、現地時間10月5日(日)に仏・ロンシャンRCで行われる凱旋門賞(仏G1・芝2400m)に挑戦することがわかった。当初は10月12日の京都大賞典から始動し、秋以降は国内のレースに専念する予定だったが、陣営による協議の結果、凱旋門賞挑戦が決まった。今後は前哨戦となる9月14日のフォワ賞(ロンシャン、仏G2・芝2400m)を視野に入れながら調整される見通し。 なお、同馬は凱旋門賞への1次登録を行なっていないため、追加登録料10万ユーロ(約1680万円)を支払っての参戦となる(netkeiba.com)

7/2■現地時間1日、香港ジョッキーCは07~08年シーズンの香港年度代表馬に今年のチャンピオンズマイル(香G1)を含む重賞5勝を挙げたグッドババ Good Baba(セン6、香・A.シュッツ厩舎)を選出したことを発表した。同馬は最優秀マイラーと、ファン投票で決められる「最高人気馬」も受賞した(netkeiba.com)

6/30■元JRA調教師の大根田裕也氏が25日死去。77歳。大根田裕之調教師の父(週刊競馬ブックによる)

6/30■JRAは30日、ジャパンCへの一流外国馬の参加を促進し、レースの質を高めるとともに、同レースに対する諸外国の認識をより一層深めることを目的として、今年度より、欧州で行われるJCへの褒賞金交付対象レースのうち、特にJCにつながるレースとして重要な以下の4レースの優勝馬等(レースによっては2着馬も含む)計6頭に対し、優先出走権を付与すると発表した。優先出走権を付与するレースは以下の通り。
【キングジョージ6世&クイーンエリザベスS】(3歳上、英G1・芝12f)7月26日(土) アスコットGB
総賞金:75万ポンド 優先出走権対象馬:優勝馬+2着馬
JC優勝時褒賞金:1着馬…1億3000万円、2着馬…5000万円
【凱旋門賞】(3歳上、仏G1・芝2400m)10月5日(日) ロンシャンFR
総賞金:200万ユーロ 優先出走権対象馬:優勝馬+2着馬
JC優勝時褒賞金:1着馬…1億3000万円、2着馬…5000万円
【バーデン大賞】(3歳上、独G1・芝2400m)9月7日(日) バーデンバーデンGER
総賞金:25万ユーロ 優先出走権対象馬:優勝馬
JC優勝時褒賞金:1着馬…1億円
【愛チャンピオンS】(3歳上、愛G1・芝10f)9月6日(土) レパーズタウンIRE
総賞金:100万ユーロ 優先出走権対象馬:優勝馬
JC優勝時褒賞金:1着馬…1億円    (netkeiba.com)

6/23■産経新聞によると、23日午前0時40分ごろ、船橋競馬場内にある山浦武調教師(46)の木造平屋建て厩舎付近から出火。厩舎と隣接する木造2階建ての厩務員宿舎が全焼した。別の厩舎の男性厩務員が消火活動中に煙を吸って軽傷を負ったほか、厩舎焼け跡から競走馬9頭が焼け死んだ、とのこと。同署によると、出火当時、宿舎には男性厩務員(55)とその妻と娘がいたが逃げて無事だった。競馬場の男性警備員が出火に気付き119番通報したという。同競馬場では平成18年9月にも厩舎が燃え、競走馬9頭が焼け死ぬ火災が起きている

6/17■17日、姫路1R(ダ1400)にて、板野央騎手騎乗の2番人気で出走したエリザベスクィーン(牝7、兵庫・栗林徹治厩舎)が1馬身1/4差の2着に敗退。デビューからの連敗を162とし、92年に引退したハクホークインの持つ国内最多連敗記録を16年ぶりに更新した。エリザベスクィーンは03年6月に道営でデビューし、これまでに佐賀、名古屋、園田などを転戦。3日に行われた前走で6着に敗れ、最多連敗記録タイに並んでいた。通算成績162戦0勝(2着8回、3着16回)(netkeiba.com)

6/14■94年のスポニチ金杯を制したエイシンテネシー(牝19)が5日、放牧中の事故のため死亡していたことがわかった。同馬は、父Vice Regent、母Castle Royale(その父Slady Castle)という血統の米国産馬。通算成績34戦5勝(うち海外1戦0勝)。現役引退後は日本で3頭の産駒を残した後、99年に渡米。ケンタッキー州のウインチェスターファームに繋養され、阪神スプリングJ3着のエイシンペキンなど、06年12月に帰国するまで産駒を日本に送り続けていた。昨年はディープインパクトを配合。3/12に同馬の牝馬を出産したばかりだった。なお、今年の2歳にはMr.Greeleyの牡馬がいる(netkeiba.com)

6/13■JRAは13日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)による『トップ50ワールドリーディングホース』を発表した。トップは、前回に引き続きドバイワールドCを圧勝したカーリン Curlin(米)で130ポンド。ケンタッキーダービーとプリークネスSを圧勝したビッグブラウン Big Brown(米)が126ポンドで2位となっており、同じく2位には英ダービーを制したニューアプローチ New Approachがランクインしている。また、無敗で仏オークスを制したザルカヴァ Zarkavaが124ポンドで牝馬ではトップの総合5位となった。日本調教馬の掲載は5頭で、有馬記念、日経賞を快勝したマツリダゴッホは121ポンドで15位タイ。また、安田記念を勝ったウオッカが120ポンドで18位タイに新たにランクインし、4歳以上牝馬ではドバイシーマクラシックを勝ったサンクラシーク Sun Classique(南ア)と並んでトップタイとなっている。なお、今回の発表は07/12/1~08/6/8までに施行された世界の主要レースが対象となっている(netkeiba.com)

6/13■宝塚記念のファン投票最終結果がこの日、JRAより発表された。1位は安田記念を勝ったウオッカで75,594票。2位はG1・4勝のメイショウサムソンで66,597票。有効投票総数は1,143,960票。ファン投票3位以下は、(3)アサクサキングス、(4)ダイワスカーレット、(5)マツリダゴッホ、(6)アドマイヤジュピタ、(7)カワカミプリンセス、(8)ドリームパスポート、(9)アドマイヤオーラ、(10)ロックドゥカンブ、(11)ポップロック、(12)ディープスカイ、(13)アルナスライン、(14)ホクトスルタン、(15)カンパニー、(16)アイポッパー、(17)インティライミ、(18)アドマイヤフジ、(19)ヴィクトリー、(20)ベッラレイア

6/8■カジノドライヴが出走回避したベルモントSは、9頭立てで行われ、A.ガルシア騎手騎乗のダタラDa'Taraが、デニスオブコークDenis of Corkに5馬身1/4差をつけて逃げ切り勝ちを収めた。30年ぶりの3冠がかかっていたビッグブラウンBig Brown(K.デザーモ)は3角で競走中止。馬体に異状はないとのことだが、3冠馬誕生でも日本馬の米ダートG1勝利でもない結果に、唖然(netkeiba.comほか)

6/7■現地時間7日に米・ベルモントパーク競馬場で行われるベルモントS(ダ12f)に出走を予定していたカジノドライヴは同レースを回避することがわかった。6日朝に歩様の異変を見せ、診断の結果、左後脚の挫石が判明。出否について関係者で協議されていたが、レース当日の7日早朝に出走回避が決まった。06年の兄ジャジル、07年の姉ラグストゥリッチズと、きょうだいでの3年連続ベルモントS制覇を目指し、日本から遠征、前哨戦となった現地時間5月10日のピーターパンSを圧勝。本番での好走が期待されていた矢先の出来事だった(netkeiba.com)

6/6■特別区競馬組合は6日、大井競馬所属の香取和孝調教師の認定厩舎(外厩)を、13日付で群馬県・境共同トレセン内に認定すると発表した。馬房数は6(netkeiba.com)

5/29■岐阜地裁で29日、笠松RCの一部の地権者らが、競馬を運営する岐阜県地方競馬組合を相手取り、土地の明け渡しや損害金を求めた訴訟の判決が行われた。野村高弘裁判長は同組合に対し、土地の明け渡しと地代の支払いを命じた。組合側は控訴する方針。これにより、オグリキャップやライデンリーダーらの名馬、安藤勝己らの名騎手を生んだ笠松競馬は、廃止の危機に直面することになる(netkeiba.com)

5/29■29日、旭川RCで行われた3R・D3(ダ1000m)で、2番人気マスターブラスター(牡4、恵多谷豊厩舎)が優勝。鞍上の黒澤愛斗騎手(21、道営・恵多谷豊厩舎)は、4月29日のデビューから26戦目で初勝利を挙げた。黒澤愛斗(くろさわ・まなと)騎手は87年3月25日生まれ、茨城県出身。身長135cm、体重37kgは中央・地方の騎手を含め現役最小。今年3月31日付で騎手免許を取得しており、これで同日付の新人騎手9人は全て勝利を挙げたことになる(netkeiba.com)

5/28■カジノドライヴが出走する6/7のベルモントSで3冠を狙うビッグブラウンが、左前脚の裂蹄を発症。先週末の馬場入りを休んでいることが分かった。米ブラッドホース紙の電子版が伝えたもので、同馬は3日間、トラックでの調教を休んでいる。陣営の話によると回復に向かっているということだが、今後の動向が注目される(日刊スポーツ・コム)

5/27■米国遠征を予定しているエイジアンウインズは、輸出検疫に備え、他馬との接触を避けるために以下の措置をとっている。
エイジアンウインズは栗東トレセン輸出検疫厩舎に滞在し、調教を通常の調教時間外に設定することで他馬との接触を避ける。同時に、不特定多数の人間との接触を制限する。輸出検疫へ向けて先週末24・25日は他馬の調教の終了した10時半から11時半に調教を行なっている。全休日明けの今朝から30日までは他馬の調教が始まる前の4時半から5時半に調教を行うことになっている。31日以降の調教時間などについては未定(JRA発表=ラジオ日経HP)

5/25■三浦皇成騎手は、第1回新潟競馬第7・8日における全24Rに騎乗した。1節(土・日)全24R騎乗の達成は、競馬学校出身の新人騎手としては初めての記録となる。ちなみに、過去に同記録を達成しているのは、藤田伸二騎手(4回)、柴山雄一騎手(2回)、中舘英二騎手(1回)の3騎手のみ(netkeiba.com)

5/25■25日、東京11R・オークスでトールポピーに騎乗し1着となった池添謙一騎手は、最後の直線コースで内側に斜行して他馬の進路を妨害したため、開催日2日間(5月31日・6月1日)の騎乗停止となった。これは内側への斜行による被害は走行妨害には至らないが、継続的かつ修正動作のない危険な騎乗であると認められたため、降着処分のない騎乗停止という異例のケースとなったもの(netkeiba.com)

5/25■25日、中京RCで行われた12R・4歳上1000万下(ダ1700m)で、岩田騎手騎乗の4番人気ホワイトベッセルが好位追走から、逃げ粘る1番人気スペラーレをゴール前で交わし、1馬身1/4差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分44秒0(重)。通算成績7戦3勝。なお、JRAの白毛馬で3勝を挙げたのは同馬が初。地方ではホワイトペガサス(南関東8勝、引退)、ハクホウクン(南関東3勝、引退)などが活躍している(netkeiba.com)

5/25■25日、高知RCで行われたムーンストーン特別(ダ1400m、1着賞金18万円)は、宮川実騎手騎乗の3番人気ストロングボス(牡10、高知・打越初男厩舎)がスタートから先手をとり、1番人気ルタンティールの追撃をアタマ差抑え優勝、通算成績を81戦41勝(重賞4勝)とした。なお、サラブレッドの通算勝利数記録は93~00年にかけて宇都宮を中心に活躍したブライアンズロマン(1991年生)が持つ43勝で、これにあと2勝と迫った。アラブも含めた最多勝は、同日の高知1Rで勝利し記録を更新したエスケープハッチによる52勝となっている(netkeiba.com)

5/25■25日、高知RCで行われた1R・ウォーターダグ号特別(ダ1300m、1着賞金9万円)に、地方競馬の最多勝利記録を持つエスケープハッチ(牡8、高知・田中譲二厩舎)が、赤岡修次騎手騎乗の1番人気で出走。5番人気ダブルマオに3馬身差をつけて快勝し、自身の持つ記録を「52」に伸ばした(netkeiba.com)

5/21■香港のトップジョッキー、ダグラス・ホワイト(36)=南アフリカ出身=が短期免許で今夏の北海道シリーズに参戦する。身元引受人の藤沢和雄調教師によると、1回函館3週目(7月5、6日)から騎乗予定されている。同騎手は来日経験豊富で、オリエンタルエクスプレスで98安田記念2着、インディジェナスで99JC2着、短期免許で来日した04年夏にはアンブロワーズで函館2歳Sを制覇している(サンスポ.COM)

5/21■NARは21日、平成20年度第1回調教師・騎手免許試験の新規合格者を発表した。調教師には、現大井競馬所属で、91年東京ダービー(アポロピンク)など数々の大レースを制している鈴木啓之騎手ら計6名が合格。6月1日付の免許となる。現役騎手の調教師合格者は矢内博(52、船橋)、鈴木啓之(42、大井)、立花伸(30、大井)の3名(netkeiba.comほか)

5/19■現地時間6月7日に行われる米3冠最終戦・ベルモントSに出走予定のカジノドライヴが、現地騎手とのコンビでレースに臨むことがわかった。当初はデビュー戦で手綱をとった武豊騎手が騎乗する可能性もあったが、18日に山本英俊オーナーが武豊騎手を直接訪問し、騎乗依頼を取り下げた。なお、前走のピーターパンSでコンビを組んだK.デザーモ騎手は、自らの手綱でケンタッキーダービー、プリークネスSを制したビッグブラウン Big Brownで30年ぶりの米3冠制覇を目指しており、日米対決に臨むカジノドライヴの鞍上には大いに注目が集まる(netkeiba.com)

5/18■現地時間18日、シンガポール・クランジRCで行われたクリスフライヤーインターナショナルスプリント(3歳上、芝1200m)は、J.フォード騎手騎乗のテイクオーバーターゲット Takeover Target(セン9、豪・J.ジャニアック厩舎)が、2番手追走から直線で抜け出すと、ゴール前追い込んだマグナス Magnus(豪)を1/2馬身差抑えて快勝した。勝ちタイムは1分08秒80(良)。さらにハナ差の3着にはサンツィロ Sanziro(香)が入った。なお、06年香港スプリントの勝ち馬で、人気の一角となっていたアブソリュートチャンピオン Absolute Champion(香)は、スタート後に右前脚を骨折。安楽死の処置が取られている。テイクオーバーターゲットは通算成績33戦17勝(うちJRA2戦1勝)(netkeiba.com)

5/18■現地時間17日、米・ピムリコRCで行われた米3冠第2弾・第133回プリークネスS(ダ9.5f)は、K.デザーモ騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍)ビッグブラウン Big Brown(米・R.デュトロウJr.厩舎)が、道中3番手追走から直線入口で先頭に立つと後続を突き放し、ゴール前では手綱を押さえる余裕を見せ、マッチョアゲイン Macho Againに5.1/4馬身差をつけ楽勝。04年スマーティージョーンズ Smarty Jones以来となる無敗の米2冠を達成した。勝ちタイムは1分54秒80(良)。さらに1/2馬身差の3着にはイカバッドクレーン Icabad Craneが入った。勝ったビッグブラウンは、父Boundary、母Mien(その父Nureyev)という血統の米国産馬。07年4月のキーンランド2歳トレーニングセールにて19万ドル(約2240万円)で落札されている。昨年9月のデビュー戦(サラトガ・芝8.5f)を11.1/4馬身差で制すと、2戦目となった今年3月のアローワンス(ガルフストリームパーク・ダート8f)も12.3/4馬身差で連勝。フロリダダービーG1で重賞初制覇を果たして迎えたケンタッキーダービーG1も4.3/4馬身差をつけ圧勝していた。通算成績5戦5勝(重賞3勝)。同馬は今年一杯で引退し、総額5000万ドル(約51億円)以上とも言われるシンジケートが組まれ、米・ケンタッキー州のスリーチムニーズファームで種牡馬入りすることも発表されている。鞍上のK.デザーモ騎手は98年リアルクワイエット Real Quiet以来となるこのレース2勝目。ビッグブラウンはこの後、6月7日に行われる米3冠最終戦・ベルモントSG1に駒を進める。過去11年間で6頭が、最初の2冠を制しながら3冠を逃しており、78年のアファームド Affirmed以来30年ぶりの3冠馬を目指す。同レースにはピーターパンSG2を勝った日本のカジノドライヴも出走を予定しており、3冠馬誕生、または日本馬初の米クラシック制覇が期待される(netkeiba.com)

5/17■91年のエリザベス女王杯G1を制したリンデンリリー(牝20)が5日、繋養先の北海道厚真町・阿部栄乃進牧場で死亡していたことがわかった。昨年から脚の状態が悪化し、今年に入って歩行困難になっていた。現役引退後は阿部栄乃進牧場で繁殖生活を送り、03年フィリーズレビューG2を勝ったヤマカツリリーなどを出している。なお、昨年出産したロージズインメイの牝馬が最後の仔となる(netkeiba.com)

5/16■JRAは16日、栗東トレセン所属の橋本寿正調教師が同日に死去したと発表した。57歳だった。橋本寿正(はしもと・としまさ)調教師は、50年11月25日生まれ、京都府出身。父である栗東・橋本正晴厩舎での厩務員、調教助手を経て86年に調教師免許を取得。JRA重賞は91年愛知杯G3(ヤマニンシアトル)、95年札幌記念G3(スーパープレイ)、98年シリウスSG3(マコトライデン)、07年阪神スプリングJG2(スリーオペレーター)、08年アーリントンCG3(ダンツキッスイ)の5勝を挙げている。通算成績はJRA4036戦281勝(うち障害76戦4勝)、地方21戦0勝。なお、ダンツキッスイなど同調教師の管理馬全頭は17日付で栗東・中村均厩舎へ転厩する(netkeiba.com)

5/15■ピーターパンSを圧勝したカジノドライヴがレース後、1500万ドル(15億円)で移籍のオファーを受けていたことが分かった。持ち掛けたのは、07年のベルモントSを制した半姉ラグストゥリッチズ Rags to Richesを所有していたオーナーグループ。山本英俊オーナーは即座にこの申し入れを断ったとのこと。同馬は既に馬場入りを再開。6月7日のベルモントSへ向けて順調に調整されている。現地時間17日には米3冠第2弾・プリークネスSが行われ、無敗のケンタッキーダービー馬ビッグブラウン Big Brownなどが出走。ベルモントSを占う上でも注目される(netkeiba.com)

5/14■米・ケンタッキー州のオーバーブルックファームに繋養されている種牡馬ストームキャット Storm Cat(牡25)が、生殖能力低下のため種牡馬を引退することがわかった。同馬は今年種付けした32頭中、受胎したのが3頭のみと、受胎率が大幅に低下していた。ストームキャットは、父Storm Bird、母Terlingua(その父Secretariat)という血統の米国産馬。現役時はヤングアメリカSG1など8戦4勝の成績を残し、88年に種牡馬入り。タバスコキャット(ベルモントS)、Cat Thief(BCクラシック)など欧米で多くの活躍馬を送り出し、後継種牡馬もヘネシー、Giant's Causewayなどが世界的な成功を収めた。日本での直仔にはニュージーランドTなど重賞5勝を挙げたシーキングザダイヤなど。02年から07年にかけては種付料が50万ドル(約6000万円)まで上がるなど人気を集めた。なお、母ターリングア Terlingua(牝32)は、現地時間4月30日にオーバーブルックファームで死亡している。前日にはアイルランドで繋養されていたサドラーズウェルズの種牡馬引退も発表されており、奇しくも世界を代表する種牡馬2頭が相次いで種牡馬生活を退くこととなった(netkeiba.com)

5/13■アイルランドのクールモアスタッドに繋養されているサドラーズウェルズ Sadler's Wells(牡27)が、生殖能力低下のため種牡馬を引退することがわかった。今後は同場で余生を送る予定。サドラーズウェルズは、父Northern Dancer、母Fairy Bridge(その父Bold Reason)という血統の米国産馬。全弟にフェアリーキング Fairy King、叔父にヌレエフ Nureyev、従弟にジェイドロバリー(いずれも種牡馬)がいる。現役時代は84年愛2000ギニー、愛チャンピオンS、エクリプスSなどを制し、85年からクールモアスタッドで種牡馬入り。これまでに史上初となる14度の英愛リーディングサイアーに輝くなど、欧州各国のチャンピオンサイアーとして活躍した。主な産駒にはガリレオ Galileo(愛ダービー、英ダービー、キングジョージ)、モンジュー Montjeu(愛ダービー、仏ダービー、凱旋門賞)、ハイチャパラル High Chaparral(英ダービー、愛ダービー、BCターフ2回)などがおり、産駒の通算G1勝利数は71に上る。また、母の父としてもヘヴンリーロマンス、エルコンドルパサー、フサイチコンコルド、シーザリオなどを輩出している(netkeiba.com)

5/13■昨年の最優秀2歳牡馬ゴスホークケンなどを所有する藤田与志男氏が、10日午前に心不全のため死去していたことがわかった。67歳だった。藤田与志男(ふじた・よしお)氏は株式会社ダーハムの代表取締役。97年12月にJRAの馬主免許を取得し、昨年の朝日杯フューチュリティSを制し最優秀2歳牡馬に輝いたゴスホークケンのほか、ブラックバースピン、シベリアンメドウなどでJRA重賞5勝。「マルターズ」「シベリアン」などの冠名で知られ、外国産馬を多く所有した(netkeiba.com)

5/12■この日、大井RCで行われた7R・C1六 七(ダ1500m)に、海外既走の外国産転入馬バーナスコーニ(セン4、大井・堀千亜樹厩舎)が坂井英光騎手騎乗の1番人気で出走。3番手追走からゴール前で抜け出し、3番人気マンガンオペラオーに2馬身1/2差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分36秒3(不良)。バーナスコーニは父Rahy、母Argentina(その父Storm Cat)という血統の米国産馬。昨年1月にイギリスでデビューし、2戦1勝で米国へ移籍。米国では5戦1勝の成績を残して大井へ移籍した。3月14日の調教試験(大井ダ1500)では1分39秒5のタイムで合格。国内初出走となった4月11日のレースでは1番人気で6着に敗れたが、今回2戦目で移籍後初勝利を飾った。通算成績9戦3勝(うち海外7戦2勝)(netkeiba.com)

5/9■JRAは9日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)による『トップ50ワールドリーディングホース』を発表した。トップは、前回に引き続きドバイワールドCを圧勝したカーリン Curlin(米)で130ポンド。4戦無敗でケンタッキーダービーを圧勝したビッグブラウン Big Brown(米)が126ポンドで2位にランクインした。日本調教馬の掲載は9頭で、ジャパンCを勝ったアドマイヤムーンが123ポンドで3位タイ、同レース2着のポップロックと3着のメイショウサムソンが122ポンドで5位タイ。有馬記念、日経賞を快勝したマツリダゴッホは121ポンドで12位タイとなっている。また、天皇賞・春を勝ったアドマイヤジュピタが118ポンドで31位タイに新たにランクインした。なお、今回の発表は07年11月1日~08年5月4日までに施行された世界の主要レースが対象となっている(netkeiba.com)

5/8■今日8日、JRAから平成20年度顕彰馬選定記者投票の結果が発表され、得票数161票を集めたディープインパクトが顕彰馬に選定された。今回の選定馬はディープインパクト1頭。選定基準は、186名の投票者数の4分の3以上(140票以上)の票を得た馬で、昭和62年4月1日から平成19年3月31日の間に競走馬登録を抹消した馬が選定対象となっていた(現役馬および競走馬登録抹消1年未満の馬は選考対象外)。ディープインパクト以外の得票数上位の馬は、エルコンドルパサー95票、スペシャルウィーク26票、アグネスデジタル7票、ハーツクライ5票(ラジオ日経HP)

5/8■JRAは、10月5日にフランスのロンシャンRCで行われる凱旋門賞に以下の日本馬の登録が行われたと発表。クリスタルウイング(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)、メイショウサムソン(牡5、栗東・高橋成忠厩舎)、ロックドゥカンブ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)(ラジオ日経HP)

5/8■千葉県警は7日、船橋の舘保昌調教師(34)を競馬法違反(禁止薬物使用)容疑で逮捕した。調べによると、舘容疑者は1/8の船橋2Rで1着となった(後に失格)トップフィーリング(牡4)に禁止薬物であるプロカインを投与した疑い。レース終了後の採尿検査で検出されたため、県競馬組合が同署に届け出た。同容疑者は容疑を否認しているという。プロカインは馬の治療時に麻酔薬として使用するが、神経の興奮を促す作用があり、レース前10日間の使用が禁止されている。当時、同馬の右前脚の爪が割れていたため、治療で使われた可能性もあるという。舘保昌(たて・やすまさ)調教師は船橋・森勇厩舎の厩務員を経て05年9月に調教師免許を取得。06年9月19日に初出走を果たし、同年9月22日に初勝利を挙げている。7日終了時点の通算成績は地方153戦22勝(netkeiba.com)

5/7■岩手県競馬組合は7日、社台スタリオンステーション(北海道勇払郡安平町)、日高軽種馬農業協同組合(本所:北海道浦河郡浦河町)、コアレススタッド(北海道沙流郡平取町)の支援により、今年度も「スタリオンシリーズ」(優勝馬の馬主に対し副賞として種牡馬の配合権利が贈られる競走)を実施することを発表した。岩手競馬でのスタリオンシリーズは昨年度、馬産地・生産者から岩手競馬への支援として初めて実現。今年度は昨年度の社台スタリオンステーション、日高軽種馬農業協同組合に加え、新たにコアレススタッドの配合権利が提供され、計20頭分の配合権利を活用したスタリオンシリーズが実施される。今年度の対象レースは来年1月までの重賞競走16レース、特別競走4レースで、第1弾は11日に行われる重賞・シアンモア記念となっている(netkeiba.com)

5/5■5日、船橋RCで行われた5R・C2二(ダ1200m)で、2番人気スマートクルーズ(牡4、船橋・川島正一厩舎)が優勝。鞍上の川島正太郎騎手(17、船橋・川島正行厩舎)は、同日のデビューから2戦目で初勝利を挙げた。川島正太郎(かわしま・しょうたろう)騎手は90年10月26日生まれ、千葉県出身。父は地方通算782勝(4日現在)を挙げ、6年連続でNAR最優秀調教師賞を受賞している川島正行調教師(60)、兄はこのレースを勝ったスマートクルーズを管理する川島正一調教師(39)。今年3月31日付で騎手免許を取得しており、同日付の新人騎手9人の中では佐賀・大澤誠志郎騎手、兵庫・上村勇人騎手、愛知・阪野学騎手、愛知・友森翔太郎騎手、兵庫・大柿一真騎手に続く6人目の勝ち上がりとなった(netkeiba.com)

5/1■ヴィクトリアマイルが行われる18日(日)、調布市国領町における不発弾処理のため、日中の一部時間帯に、周辺の道路、鉄道等の交通機関で大幅な交通規制が行われることがわかった。このため、京王線は9:30頃から15:00頃(規制が解除される時刻)まで、「つつじヶ丘駅~調布駅」で運転を休止。この時間帯に新宿方面から東京RCに行く場合は、JR西国分寺駅で武蔵野線に、または小田急線登戸駅で南武線に乗り換え、JR府中本町駅で下車すれば西門から来場できる(netkeiba.com)

4/29■29日、札幌RCで今年最初の2歳戦となる5R・フレッシュチャレンジ(ダ1000m)が行われた。レースは、桑村真明騎手騎乗の5番人気イケノナイン(牝、角川秀樹厩舎)がスタートから先手を取ると、直線でリードを広げ、3番人気モエレビクトリーに2馬身1/2差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分00秒9(良)。さらに6馬身差の3着に10番人気ギャラントリリーが入った。1番人気マドルスルーは7着。勝ったイケノナインは父ジェリ、母ピンクジュエル(その父ジェイドロバリー)という血統。3/20の能力検査(門別ダ800m)にて、2歳馬の1番時計となる51秒8(良)をマークしていた(netkeiba.com)

4/27■29日から今年のホッカイドウ競馬が札幌競馬場で開幕。27日に全レースの枠順が確定した。5Rでは今年初の2歳戦(ばんえい除く)フレッシュチャレンジ2歳(ダ1000m)が行われ、フジキセキ産駒2頭を含む10頭が、今年の一番星を狙う。また、身長135cm、体重37kgの新人・黒澤愛斗騎手(21、道営・恵多谷豊厩舎)もデビューし4鞍に騎乗。昨年、調教中の落馬で負傷し、リハビリを続けていた女性ジョッキー・笹木美典騎手(25、道営・伊藤靖則厩舎)も約1年4か月ぶりに復帰する。調教師では千葉津代士調教師(43)も初出走を果たす(netkeiba.com)

4/26■欧州の最高峰レース凱旋門賞で連対した馬が、ジャパンCに自動的に招待されることが23日、決まった。仏国の競馬を統括するフランスギャロが、JRAとの間で合意にいたったことを発表したもので、フランスギャロでは「同じ距離で行われる2つのレースの間隔は7~8週間あり、ベストのコンディションで臨める」とメリットを強調。欧州の強豪に対して、出走馬選考委員会の決定を待たずに優先的な出走を認めることで、JC出走馬のレベルアップが見込めそうだ(サンスポ.COM)

4/25■リージェントブラフ(牡12)が7日、繋養先である北海道浦河町の大原ファームで病気のため死亡していたことがわかった。98年9月に美浦・大久保洋吉厩舎からデビュー。現役時代は02年川崎記念G1をはじめ、01年ダイオライト記念G2、03年名古屋グランプリG2を制すなどダートの中長距離戦を中心に活躍した。04年3月のドバイワールドC9着を最後に、通算57戦9勝(うち地方14戦3勝、海外1戦0勝)の成績を残して引退。引退後は種牡馬入りし、初年度産駒となる現2歳世代は2頭のみが血統登録されている(netkeiba.com)

4/22■20日の皐月賞を制したキャプテントゥーレが、左第3手根骨々折を発症したことが、22日にJRAから発表された。全治9カ月と診断され、年内の出走は絶望的となった。【森調教師のコメント】「がんばって勝ってくれたのに、こんなことになって残念です。今後、山元トレセンで休養させて、来年明けのAJC杯あたりで復帰できればと思っています」(netkeiba.com)

4/21■ダイワスカーレットが脚部不安のため春シーズンを全休することがわかった。20日に生産者の社台ファーム・吉田照哉氏が明らかにしたもの。今年初戦の大阪杯1着後、5/18のヴィクトリアマイルに向け調整が進められていた。近日中に宮城県の山元トレセンに放牧され、精密検査を行う予定(netkeiba.com)

4/20■皐月賞当日のこの日、JRAから夏季競馬番組が発表された(発表時期は昨年と同じ)

4/20■20日、大井RCで行われた7R・C2四 五(ダ1600m)で、カイテキボス(牡4、大井・荒山勝徳厩舎)が優勝し、騎乗した的場文男騎手(51、大井・松浦備厩舎)は、史上3人目、現役では2人目となる地方通算5500勝を達成した(netkeiba.com)

4/20■20日、高知RCで行われた1R・E11(ダ1300m、1着賞金9万円)に、地方競馬の最多勝利記録を持つエスケープハッチが出走。西川敏弘騎手騎乗で1番人気(単勝1.3倍)に支持され、2番人気フレッシュトマトに7馬身差をつけ優勝した(netkeiba.com)

4/19■ダイワスカーレットは、次走に予定していた5/18東京のヴィクトリアマイルの回避が濃厚となった。18日、松田国英調教師は「大阪杯では一線級の牡馬相手に強い競馬をしたので、今までにないほどの疲れが出た。また前走で牡馬とも互角以上に走れることが分かったので、次はヴィクトリアマイルでなくても安田記念でもいいし、海外でもいい。ただ、今はまだ前走後一度もキャンターを行なっておらず、馬の様子を見ている段階なので、具体的なことは話せない」と語った。6日の大阪杯以降は一度も馬場に出ておらず、ヴィクトリアマイルへの出走は日程面からも困難な状況。今後のローテについても白紙の状態で、その動向が注目される(日刊スポーツ・コム)

4/18■ベルモントSを目指すカジノドライヴに、前哨戦のピーターパンS(米G2、ダ9f、5/10ベルモントパーク)で騎乗するジョッキーがケント・デザーモ騎手(38)に決定した。予定していた武豊騎手の騎乗が重量面で難しくなったため。藤沢和師は「新馬を勝っただけなので、軽い重量で出走できるとのこと。武君サイドに確認したところ『難しい』という話だったので、オーナーの要請でデザーモにお願いしました」と説明した(日刊スポーツ・コム)

4/17■16日、岩手県競馬組合は7日の水沢RCで行われた8R・C1九(ダ1300m)で1着となったクードゥフードル(牝5、岩手・佐々木修一厩舎)から、禁止薬物のクレンブテロール(気管支拡張剤)がレース終了後の尿検査で検出されたことを発表した。同組合では、競馬法違反の恐れがあることから岩手県警に届けを出した。組合では同馬の1着取り消しとともに30日間出走停止処分にする方針(netkeiba.com)

4/13■現地時間13日、マカオ・タイパRCで行われた5R・マカオホンコントロフィー(マカオG1・芝1500m)に、日本から遠征中の内田利雄騎手(46)がシュプリームヒーロー Supreme Heroで出走。12番人気(単勝69倍)の人気薄ながら、3番人気カラムフォーチュン Ka Lam Fortuneにクビ差をつけ見事優勝。日本人初となるマカオG1制覇を果たした。内田利雄騎手は07年のマカオギニー(マカオG2)を制しており、マカオ重賞は2勝目。マカオではJRAの岡部幸雄・元騎手が94年マカオダービー、岡部誠騎手(愛知)が昨年のザ・マカオスターオブザサンドS(マカオG2)を制すなど日本人騎手が活躍しているが、G1は初制覇となった。同騎手はマカオへは99年(19戦2勝)、07年(83戦10勝)にも参戦。今年は3/14から騎乗しており、今回の遠征では5R終了時点で36戦7勝の成績を残している(netkeiba.com)

4/13■シンガポール航空国際Cに選出され、招待を受諾していたコスモバルクの検疫を、日本軽種馬協会静内種馬場内の輸出検疫所で実施することが13日、北海道競馬事務所から発表された(netkeiba.com)

4/11■11日、大井RCで行われた9R・C1四 五(ダ1600m)に、海外既走の外国産転入馬バーナスコーニ(セン4、大井・堀千亜樹厩舎)が坂井英光騎手騎乗で出走。単勝3.1倍の1番人気に推されたが、勝ったリノヴァティオから0.9秒差の6着に敗れた。通算成績8戦2勝(うち海外7戦2勝)(netkeiba.com)

4/11■JRAは11日、現地時間5/18(日)にシンガポール・クランジRCで行われるシンガポール航空国際CG1およびクリスフライヤーインターナショナルスプリントに選出され、出走を予定していたJRA所属馬3頭について、日本・シンガポール政府間の衛生条件に関する協議の結果、遠征することが不可能になったと発表した。なお、3頭以外ではコスモバルクがシンガポール航空国際Cへ出走予定。※シンガポールに向かうための衛生条件は「出国前3か月間に伝染病(馬インフルエンザを含む)の発生がない施設にいたこと」となっている(netkeiba.com)

4/10■特別区競馬組合大井RC)は9日、大井所属の阪本一栄調教師の認定厩舎(外厩)を、10日付で群馬県・境共同トレセン内に認定すると発表した。馬房数は4(netkeiba.com)

4/9■11日の大井9R・C1四 五(ダ1600m)で、海外既走の外国産転入馬バーナスコーニ(セン4、大井・堀千亜樹厩舎)が、日本での初出走を迎える。大井競馬では昨年4月より外国で出走経歴のある競走馬の出走を認めており、同馬が初の出走馬となる。同レースは11頭立てで行われ、7枠8番に入った同馬は、坂井英光騎手が手綱をとる。同馬は父Rahy、母Argentina(その父Storm Cat)という血統の米国産馬。昨年1月にイギリスでデビューし、2戦1勝で米国へ移籍。米国では5戦1勝の成績で、昨年7月に行われたアローワンス(ダ9f)では1分52秒2(良)のタイムで勝利。3/14の調教試験(ダ1500m)で1分39秒5のタイムを出し合格していた。通算成績7戦2勝(netkeiba.com)

4/6■現地時間5日、米アケダクトRCで行われたG1ウッドメモリアルS(3歳、ダ9f、9頭立て)は、E.プラード騎手騎乗の5番人気テイルオブエカティ Tale of Ekati(牡3、米・B.タッグ厩舎)が、1番人気に推されたBCジュヴェナイル(米G1)の覇者ウォーパス War Passに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分52秒35(良)。勝ったテイルオブエカティは、父Tale of the Cat、母は日本産馬で愛3戦0勝のSilence Beauty(その父サンデーサイレンス)という血統の米国産馬。祖母がメイプルジンスキー(アラバマSなど米G1・2勝)、伯母にSky Beauty(CCAオークスなど米G1・9勝)という名牝系の出身。昨年7月のデビュー戦(ベルモントパーク・ダ5.5f)を圧勝し、3戦目のフューチュリティS(米G2・ダ7f)で重賞初制覇。BCジュヴェナイルはウォーパスから17.1/2馬身離された4着に敗れていた。通算成績6戦3勝(重賞2勝)(netkeiba.com)

4/4■ダービーウイーク企画運営協議会は3日、今年で3年目を迎える地方競馬のダービー週間「ダービーWeek」を今年も開催すると発表した。昨年までは6月第1日曜日から第2日曜日まで8日間での飛び石実施だったが、今年は九州ダービー栄城賞(6月1日・日)から東海ダービー(6月6日・金)まで6日間連続での開催となる。また、「ダービーWeek」には、昨年に引き続き(社)ジャパンブリーダーズカップ協会および社台スタリオンステーションが協賛。今年は東京ダービー以外で歴代日本ダービー優勝馬の種付権利を提供することとなった。日程は以下の通り。◆6月1日(日)九州ダービー栄城賞(佐賀ダ2000、1着賞金500万円)※タニノギムレット◆6月2日(月)岩手ダービーダイヤモンドC(盛岡ダ2000、1着賞金450万円)※ジャングルポケット◆6月3日(火)北海優駿(旭川ダ1600、1着賞金500万円)※フサイチコンコルド◆6月4日(水)東京ダービー(南関東G1、大井ダ2000、1着賞金4500万円)◆6月5日(木)兵庫ダービー(園田ダ1870、1着賞金1000万円)※スペシャルウィーク◆6月6日(金)東海ダービー(名古屋ダ1900、1着賞金500万円)※ネオユニヴァース (※印は種牡馬種付権利)(netkeiba.com)

4/3■NARは3日、平成19年度の地方競馬開催成績を発表した。平成19年度の地方競馬は、平地・ばんえい合計19競馬場(中京除く)で、296開催1483日間の日程で行われた。入場人員は前年比95.5%の484万7353人、1日当たりの平均は前年比97.3%の3269人と、11年連続の減少だったが、売上げは、前年比101.2%となる3804億197万2500円、1日当たりの売上げも前年比103.1%となる2億5650万8400円と前年を上回る結果となっている(netkeiba.com)

3/31■トゥザヴィクトリーの仔、アゲヒバリ(牝4、船橋・川島正行厩舎)が、21日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。今後は繁殖馬となる予定。同馬は父クロフネ、母トゥザヴィクトリー(その父サンデーサイレンス)という血統。昨年2月のデビュー戦を快勝し、同年4月のナイスビット特別で2勝目。東京プリンセス賞4着から臨んだ関東オークスでは、父母ともに騎乗経験のある武豊騎手が手綱を取った(11着)。その後も安定した走りを続け、6日の草萌特別(船橋ダ1600m)を3馬身差で快勝していた。通算成績9戦4勝。なお、アゲヒバリの2歳下の半妹(父キングカメハメハ)は、06年セレクトセール当歳にて6億円(税抜)で落札されている(netkeiba.com)

3/31■昨年のリリーC(旭川)を制したストロングライデン(牝3)が、27日付で北海道・伊藤隆志厩舎から美浦・谷原義明厩舎に移籍した。同馬は、父エイシンサンディ、母ファビラストロング(その父ワカオライデン)という血統。昨年5月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げると、栄冠賞(旭川)3着などを経てリリーCで重賞初制覇。アドマイヤジャパン賞(OP)2着を最後に11月13日付で地方競馬の競走馬登録を抹消していた。通算成績12戦4勝(うちJRA1戦0勝)(netkeiba.com)

3/31■荒尾RCでは最後となる、アラブ系単独での競走「球磨川C」が行われ、圧倒的人気のモナクカバキチが大差の逃げ切り勝ち。荒尾最後のアラブ系競走を飾った。モナクカバキチはこれがデビューからの通算47勝目。記録が整備された昭和37年以降では勝利数歴代2位で、最多勝馬エスケープハッチ(50勝)との差を3に詰めた。ただし今後、荒尾ではアラブ系単独の競走はなく、サラブレッド系に編入される(ラジオ日経HP)

3/30■中山7Rにおいて、トーセントゥルーが勝利し、ブライアンズタイム産駒JRA通算1300勝となった。これはサンデーサイレンス、ノーザンテースト、ライジングフレームに続く史上4頭目(ラジオ日経HP)

3/29■中山9Rのミモザ賞でユキチャンが勝利したが、これは白毛馬として初めてのJRA特別競走勝利となった。また、この勝利は白毛馬初の芝コース勝利でもある。同馬の通算成績はこれで3戦2勝。なお、白毛馬のJRA勝利は、ユキチャンの兄にあたるホワイトベッセルの2勝を含めて通算4勝目となった(ラジオ日経HP)

3/27■ペガサスジャンプSおよび中山グランドジャンプに出走予定だったカラジは、右前浅屈腱炎を発症したため、これら2つの競走への出走を取り止めることになった。E.マスグローヴ調教師のコメント「昨日、スコット騎手が騎乗して気分良く飛越していたので、今日の追い切りは芝で軽く流すくらいと思っていたが、追い切り後に右前肢を痛がるそぶりを見せていたので、エコー検査を実施した。検査の結果『右前浅屈腱炎』ということで、残念ではあるがペガサスジャンプS、中山グランドジャンプともに出走を回避することを決断した。引退することになると思う。いろいろとこれまで協力してくれた日本の皆様には感謝しています」(JRA報道室=ラジオ日経HP)

3/27■関東地区公営競馬協議会は27日、船橋・岡林光浩調教師の認定厩舎(外厩)を、同日付で茨城県・ミッドウェイファームに認定すると発表した。馬房数は3。また、群馬県・境共同トレセンに認定されている松浦裕之調教師の馬房数を10日付で6から3に変更し、内野健二調教師は本人から取消申請書が提出されたため、26日付で認定取消となったことも併せて発表された(netkeiba.com)

3/26■ドバイのモハメド殿下が統括する競走馬生産組織ダーレーが、豪州のウッドランズスタッドを5億豪ドル(約457億円)で買収したことが25日、分かった。ウッドランズスタッドは豪州屈指の名門牧場。現在は種牡馬としてオクタゴナル(豪G1コックスプレートなどG1・10勝)などを繋養しているほか、500頭以上の繁殖牝馬や競走馬に加え、広大な調教場なども所有している。ダーレーは'01年に豪州の現地法人ダーレーオーストラリアを設立しており、今回の買収もオセアニアでの業務拡大の一環と見られている(サンスポ.COM)

3/25■高知県競馬組合は25日、266戦の最多出走回数記録を持つヒカルサザンクロス(セン15、高知・宗石大厩舎)が、同日付で地方競馬の競走馬登録を抹消したと発表した。ヒカルサザンクロスは、父ミルフォード、母ヨネマンナ(その父ミスターシービー)という血統。ダンスインザダークやフサイチコンコルドらと同世代で、95年10月に美浦・田子冬樹厩舎からデビュー。JRAで1勝を挙げて97年に上山に移籍した。その後、金沢、高崎を経て98年12月に高知に転入。それ以降約9年間、毎月コンスタントに出走を続け、昨年8月にはウズシオタローの持つ記録(250戦)を更新した。その後も月に3~4走のペースで出走していたが、昨年12月24日のレース以来実戦から遠ざかっており、記録は266戦となっている。通算成績266戦11勝(うちJRA16戦1勝)。ちなみにデビューからの266戦で走った距離の合計は360500m(360.5km)。これは東海道新幹線・東京-名古屋間の営業キロ数とほぼ同距離となる。なお、NARの競走馬成績書が整備された69年以前の参考記録としては、春木競馬(大阪)のコガネマルが53~63年にかけて平地と障害で476戦、ばんえい競馬のトヨタカが63~73年にかけて374戦している。また、現役馬でこの記録に迫る馬としては、同じく高知所属で247戦(11勝)のダイナブロス(牡12、高知・田中守厩舎)などがいる。同馬は16日にも出走し、今年はすでに10戦を消化している(netkeiba.com)

3/23■昨年の南関東2歳女王マダムルコントが中央の桜花賞を目指し、22日に美浦の武市康男厩舎に移籍した。同馬は父メジロライアン、母フルーリール、母の父アフリートという血統。北海道・松本隆宏厩舎からデビューして7戦1勝後、川崎の田邊陽一厩舎に移籍しS3ローレル賞、S1東京2歳優駿牝馬と重賞を連勝。3歳初戦となった19日の浦和・桜花賞では1番人気ながら8着に敗れたが、3カ月近い休養が影響した感じだった。通算10戦3勝(すべてダート)、獲得賞金3225万円。収得賞金は1510万円で桜花賞出走は可能。騎手は岩田、秋山らが候補にあがっている(サンスポ.COM)

3/22■NARは21日、高知競馬において今年4月から6月までの3カ月間、従来の土日開催(昼間)の他に、金曜日に薄暮開催『夕焼けいば(ゆうやけいば)』を実施すると発表した。これは、電話投票やネット投票の夕方購買、また、仕事帰りなどに本場および各場外への来場を促進するために企画されたもので、7月以降もファンの意見等を踏まえながら継続が検討されるとのこと。夕焼けいばの実施日は以下の通り。◆4月11日(金)、4月18日(金)、4月20日(日)※、5月16日(金)、6月6日(金)、6月20日(金)、6月27日(金) ※4月20日は重賞の「二十四万石賞」が行われるため、例外的に薄暮実施(netkeiba.com)

3/21■JRAでは今年から前年のメルボルンC(豪G1)の勝ち馬を天皇賞・春に招待することにしており、2007年に同レースを制したエフィシェントの関係者へ参加を打診していたが、辞退する旨の連絡があった(ラジオ日経HP)

3/20■ホッカイドウ競馬の08年度開幕を告げる「競走能力・発走調教検査」が20日、曇・良馬場の門別RCで行われた。この日は2歳馬26頭、4歳馬1頭が受験。ゲート入り、ゲート内駐立ののち、サラ2歳は800mを58秒、サラ3歳以上は1000mを1分9秒の基準タイム以内で、全馬ゴールを駆け抜けた。2歳馬の1番時計は7Rに出走したイケノナイン(牝2、角川秀樹厩舎、父ジェリ)の51秒8。かかり気味に飛ばしてゴール前は抑える余裕を見せての先頭ゴールインだった(netkeiba.com)

3/19■福山市は19日、全国の地方競馬に所属する競走馬による地方交流競走「オッズパークグランプリ2008」を7月7日(月)に福山RCで開催すると発表した。オッズパークグランプリは07年11月に第1回が水沢競馬場で行われ、テンショウボス(岩手)が優勝。なお、6月15日(日)には福山所属馬による、同レースの出走権をかけた代表選定競走が行われる(netkeiba.com)

3/19■マツリダゴッホが、出走を予定していた4月27日のクイーンエリザベス2世CG1への出走を断念することがわかった。これは、馬インフルエンザの影響で検疫条件が厳しくなり、調整が困難になるため。同馬はドバイシーマクラシックG1も同様の理由で断念しており、春のローテーションは大きく変更されることになった。今後は29日の日経賞G2で始動し、天皇賞・春G1または金鯱賞G2から宝塚記念G1を目指す予定(netkeiba.com)

3/19■ベルモントS(米G1、6/7ベルモントパーク・ダ12F)を目指すカジノドライヴが、新潟RCで出国検疫を行う可能性が出てきた。これは中京RCの乗用馬(誘導馬)から馬インフルエンザの陽性が認められ、中京での出国検疫が不可能になったため。藤沢和師は「JRAにお願いしている段階。まだ移動の時期などは決まっていない」と話した。出国は予定通り4月の下旬。同馬は現在、宮城県の山元TCで調教を積んでいる(日刊スポーツ・コム)

3/18■ダート競走格付け委員会は18日、地方競馬全国協会で委員会を開催。2008年に実施されるダート競走の日程・賞金等と、2009年ダート競走(1~3月)の格付けを決定し、発表した。08年は休止される高知・黒船賞は、09年には実施される(keiba.go.jp)

3/17■NARは17日、平成19年度第4回調教師・騎手免許試験の合格者を発表したが、今回の新規合格者には、船橋・川島正行調教師(60)を父に持つ川島正太郎騎手(17)がいる。免許は3月31日付(netkeiba.comより)

3/15■14日、大井RCで行われた調教試験(ダ1500m)に海外既走の外国産転入馬バーナスコーニ(セン4、大井・堀千亜樹厩舎)が坂井英光騎手騎乗で出走。1分39秒5のタイムで合格した。同馬は父Rahy、母Argentina(その父Storm Cat)という血統の米国産馬。昨年1月にイギリスでデビューし、2戦1勝で米国へ移籍。米国では5戦1勝の成績を残している。通算成績7戦2勝。大井競馬では昨年4月より外国で出走経歴のある競走馬の出走を認めており、現在のところ該当馬はバーナスコーニのみとなっている(netkeiba.com)

3/15■TV番組「行列のできる法律相談所」出演でおなじみの弁護士・住田裕子氏が、3月16日付で日本中央競馬会経営委員会委員に任命された。任期は3年(JRAリリースより)

3/14■メジロマックイーンで'90年にG1菊花賞を制した内田浩一騎手(39)が、20日付で現役を引退することが分かった。先週終了時点で通算5779戦320勝。重賞は菊花賞のほか、90年G3中日新聞杯(ドウカンジョー)G3函館記念(ラッキーゲラン)G2毎日王冠(ラッキーゲラン)91年G3函館3歳S(アトムピット)93年G3中山牝馬S(ラビットボール)99年G3中日新聞杯(シンカイウン)と7勝を挙げている。内田騎手は88年3月にデビューし、同4月に初勝利をマークした。90年の菊花賞時は22歳を迎えたばかりだったが、好位から早めに動く果敢なプレーを展開。後方から伸びる1番人気メジロライアンを3着、2番人気ホワイトストーンを2着に下し、4番人気マックイーンをG1初制覇へと導いた。同馬は次走から武豊騎手を鞍上に迎え、G1・4勝を挙げる名馬へと育ったが、その基盤を築いた内田の功績も大きかった。今週は阪神で土日合わせて2クラを予定。土曜は10RうずしおSでベルモントプロテアに騎乗。日曜は5R新馬戦で、デビュー時に所属した池江泰郎厩舎のケイアイフェラーリを最後にステッキを置く。内田浩は「16日に発表があると思うので、その時に話します」と語っていた (日刊スポーツ・コム)

3/10■JRAは10日、ウインズ新横浜(新横浜場外勝馬投票券発売所)が6月21日(土)よりオープンすると発表した。ウインズ新横浜は、JR新横浜駅から徒歩4分、市営地下鉄新横浜駅からは徒歩1分。駅前大通りに面しており、直近にはフードテーマパークとして著名な『新横浜ラーメン博物館』がある。また、2タイプのエクセルフロア、フード&レストコーナー、レディースペアシートなどを配置、特色あるフロア構成となっている。(地上8階・地下3階/投票所:6カ所=エクセルフロア2、一般フロア4/窓口数:154)(netkeiba.com)

3/10■02年日本ダービー馬タニノギムレットの全弟ハイドパーク(牡4)が、6日付で岩手・櫻田勝男厩舎から美浦・藤沢和雄厩舎へ移籍したことがわかった。同馬は父ブライアンズタイム、母が91年サファイヤS3着のタニノクリスタル(その父クリスタルパレス)という血統。全兄のタニノギムレットは02年日本ダービーを制し、種牡馬としても昨年の日本ダービー馬ウオッカを輩出している。06年10月に藤沢厩舎からデビューしたものの、3戦0勝で昨秋に岩手へ移籍。岩手では4戦し、前走・1月6日のC1六組(水沢ダ1300m)で2勝目を挙げていた。通算成績7戦2勝(うち地方4戦2勝)(netkeiba.com)

3/6■【南関東所属騎手の取扱いの一部変更について】今回南関東地区では、騎手服色の取扱いを一部改め、他地区やJRAに移籍した騎手が、交流競走等において南関東で騎乗する場合、従来使用していた騎手服を使用することが可能となりました。また、新規騎手の騎手服色に使用可能な色が、従来の8色から「茶」・「ねずみ」を加えた10色の中から決定できるようになります。(色=赤・桃・黄・緑・青・紫・茶・ねずみ・黒・白 の10色)なお、この改正は4月デビュー予定の騎手から適用となります。また、減量騎手の勝利度数の取扱いについて、減量騎手が減量変更又は解除となる勝利度数について、従来は、南関東地区における騎乗成績を対象としてきましたが、他地区地方競馬及びJRAにおける騎乗成績も対象とすることと改めます。なお、この取扱いは、現在の減量騎手も含めて適用します(nankankeiba.com)

3/6■'87年にG1宝塚記念を制したスズパレードが先月24日、余生を過ごしていた北海道浦河町のイーストスタッドで死亡していたことが5日、分かった。27歳だった。スズパレードはシンボリルドルフと同期で皐月賞、ダービーでともに4着となるなどクラシックで活躍。JRA通算25戦12勝、重賞は6歳時の宝塚記念を含めて8勝した。7歳時の有馬記念8着を最後に引退し種牡馬入りしたが、目立った活躍馬は出せず、00年の交配を最後に種牡馬を引退していた(サンスポ.COM)

3/3■愛知県競馬組合は3日、名古屋競馬所属の山本茜騎手(24、愛知・川西毅厩舎)がニュージーランドへ遠征すると発表した。遠征期間は3月4日から約3カ月間の予定で、遠征中はニュージーランド国内の競馬場で騎乗する予定となっている。同騎手は05年10月17日にデビューし、同日に初勝利。06年は年間65勝と活躍し、NARグランプリ優秀新人騎手賞と優秀女性騎手賞を受賞した。また、昨年3月には当時の女性騎手歴代最速となる通算100勝を達成している。3日終了時点での通算成績は地方1351戦149勝、JRA1戦0勝(netkeiba.com)

3/1■【この日デビューした騎手2人の明暗】大江原圭騎手(18=栗東・作田)は、1日の中京競馬第5レースで6位に入線したニシノヴァネッサ(14着降着)に騎乗し、斜行による他馬の走行妨害で8日から開催日4日間騎乗停止処分を受けた。大江原騎手はこの日、JRAジョッキーとしてデビューしたばかりだった(騎乗停止になったレースは同騎手のデビュー3戦目)。対照的に三浦皇成騎手(18=美浦・河野)は、同日の中山競馬第10レース、潮来特別でフェニコーンに騎乗し、初勝利を挙げた。デビュー3戦目での特別競走勝利は'94年の植野貴也騎手と並ぶ最速記録。競馬学校卒業の新人3人の中では勝利第1号となった(サンスポ.COMほか)

3/1■ドバイデューティフリーに挑戦するウオッカが29日、武豊騎手と新コンビを組むことが発表された。これまで四位騎手が騎乗してG1・2勝。昨年のダービーでは64年ぶりの牝馬Vという快挙を達成したが、今回は海外実績No.1の武に白羽の矢が立った。角居調教師は乗り替わりについて「オーナーと協議した結果、そういうことになりました。ドバイで一番結果を出しているジョッキーですから。その後のことは何も決まっていません」と語った。25日に京都競馬場に入厩したウオッカは、29日に馬場入りを開始。角居調教師が見守る中、ダートコースを常脚と軽めのキャンターで2周した。京都記念(6着)後も調整は順調。検疫終了後の14日に出国する予定。武豊は昨年のアドマイヤムーンに続くデューティフリー連覇を狙う(日刊スポーツ・コム)

2/28■調教師の異動
【栗東】松元省一(勇退)→野中賢二('07年合格)。所属馬は他に、矢作、宮本博、大久保龍志、羽月の各厩舎へ転厩
【栗東】福島 勝(勇退)→荒川義之、安達、五十嵐、松永康利(美浦)、吉岡、成島(美浦)、柴田政人(美浦)、木原、柴田光陽の各厩舎へ転厩
【美浦】矢野 進(定年)→鹿戸雄一・粕谷昌央・松山将樹('07年合格)。所属馬は他に、小桧山、水野、清水利章の各厩舎へ転厩
【美浦】増沢末夫(定年)→鹿戸雄一('07年合格)。所属馬は他に、中野渡、上原、岩戸、堀井、萱野、清水英克の各厩舎へ転厩
【美浦】加賀武見(定年)→松山将樹('07年合格)・阿部。所属馬は他に、鹿戸雄一、嶋田功の各厩舎へ転厩
【美浦】笹倉武久(勇退)→斎藤宏、松山将樹、岩城の各厩舎へ転厩

2/28■定期貸付馬房数の変更
【栗東】★24馬房:池江泰郎・音無秀孝・橋口弘次郎・松田博資・森秀行・山内研二
【栗東】★馬房増:加用正・鮫島一歩・松田国英(20→22)、梅田智之・小崎憲・羽月友彦(18→20)、吉田直弘(12→20)、柴田政見(16→18)、本田優(12→18)、荒川義之(10→18)
【栗東】★馬房減:高橋隆・坪憲章・西橋豊治(20→18)、須貝彦三(20→16)、吉岡八郎(18→16)
【美浦】★24馬房:大久保洋吉・国枝栄・田村康仁・二ノ宮敬宇・藤沢和雄・松山康久・和田正道
【美浦】★馬房増:田村康仁(22→24)、西塚安夫(18→20)、斎藤誠・高木登・天間昭一・水野貴広(16→20)、武市康男・松永康利(14→20)
【美浦】★馬房減:星野忍・本郷一彦(20→18)、大和田稔・郷原洋行・中島敏文(18→16)、内藤一雄(18→14)、中野隆良(18→12=定年が近いこともあり自主返納とか)、山田要一(16→10=3月末で勇退)

2/28■23日の京都4R新馬戦を楽勝したカジノドライヴの米国遠征プランが決まり、27日に藤沢和調教師が明らかにした。米国への輸出には、伝染性疾病が発生していない日本国内の施設に60日間滞在していることが必須であり、美浦には馬インフルエンザ感染馬がいるため、近日中に宮城県の山元トレセンに移動。その後、中山RCか、ミホ分場で10日間の輸出検疫を受けて、4月末に出国する予定だ。米3冠最終戦G1ベルモントS(6/7、ベルモントパーク、ダ12F)で半兄ジャジル→半姉ラッグストゥリッチーズに続く兄弟V3を目指すのが目標で、ステップ戦の候補にはG2ピーターパンS(5/10、同、ダ9F)、3冠第2戦のG1プリークネスS(5/17、ピムリコ、ダ9.5F)が挙がっている。鞍上はデビュー戦に引き続き、武豊騎手に打診している。また僚馬スパークキャンドル(牡3、父エーピーインディ)、シャンパンスコール(牡3、父デイラミ)も帯同馬として渡米する予定だ(サンスポ.COM)

2/26■特別区競馬組合および東京都競馬株式会社は26日、大井競馬の小林分厩舎(千葉県印西市)に新調教コースを建設すると発表した。新調教コースは「強い馬」づくりを目指し、調教環境の改善強化を図るため、新素材による全天候型馬場を用いた坂路を予定。なお、同施設は南関東全体のレベルアップに資するため、浦和・船橋・川崎競馬場所属馬の利用も可能としている。詳細は以下の通り。
【場所】小林分厩舎(千葉県印西市小林2886)
【新調教コース概要(予定)】コース全長:約1100m(内訳=進入路:約300m、坂路部分:約400m(勾配3.0%)、かえり通路(逍遥馬道):約400m、出張馬用厩舎:24馬房、総工費:15億円(概算)
【施主】東京都競馬株式会社
【完成】平成21年秋頃予定
【新素材馬場の特性】
・新素材ニューポリトラック等とは、電線被覆材、ポリエステル不織布、ポリウレタン繊維、硅砂をワックスで混合したもので、JRA等でも導入されている。
・優れた排水性を持ち、降雨による馬場の悪化や走行時のキックバックが少ない。
・衝撃吸収性が高く、馬の脚部への負担が軽減される。
・凍結抵抗性や粘着性が強く、不凍剤散布や散水作業の必要がない(netkeiba.com)

2/26■JRAは25日、騎手免許試験に合格し高知競馬からJRAに移籍する片山宏史騎手の表記を、「鷹野宏史」に変更することを発表した。鷹野姓は旧姓で、旧姓使用申請が承認されたためのもの。これによって、高知所属時と同様にJRAでも“鷹野宏史”として騎乗することになった。この変更はきょう25日付(JRA報道室リリース=ラジオ日経HP)

2/25■内田博幸騎手を送る会が、27日に川崎RCで行われることが25日、神奈川県川崎競馬組合より発表された。当日はエンプレス杯でのラピッドオレンジ(JRA)など3鞍に騎乗し、この日が地方競馬所属騎手として最後の騎乗になる(netkeiba.com)

2/24■この日の京都競馬は積雪の影響により4Rの障害競走が取りやめになり、1~3Rは発走時刻変更(それぞれ30分ほど遅延)、5・6・9~11Rが芝からダートに変更された

2/22■高知県競馬組合は21日、3月1日付でJRA騎手となる鷹野宏史騎手(高知・松木啓助厩舎)の壮行式を、24日の高知競馬で行うと発表した。同日の3R(飛翔タカノ壮行特別)が高知競馬所属としてのラストランになる予定で、9R本馬場入場後(15:25頃)にスタンド前ステージで壮行式が行われる。式ではサイン色紙が15名にプレゼントされる予定(netkeiba.com)

2/22■現地時間20日、香港ハッピーバレーRCで行われた1R・クイーンズロードイーストH(芝1000m)に、ジャングルポケット産駒マイゴール My Goal(牡3、香・D.ホール厩舎)が出走。後方追走から伸びず、勝ち馬から5馬身差の7着に敗れた。勝ちタイムは57秒8(良)。マイゴールは、父ジャングルポケット、母がJRA3勝のキューティリサ(その父ノーザンテースト)という血統のNZ産馬。NZに渡った母に、シャトル種牡馬として同じく繋養されていた父が種付けされ、'05年8月29日に誕生。07年にNZで行われたセールにて香港のMagus Equineに9万NZドル(約750万円)で落札されていた(netkeiba.com)

2/21■21日、'08年度に南関東4競馬場で期間限定騎乗する騎手4名が、関東地方公営競馬協議会から発表された。今回選ばれたのは吉田稔、小国博行、内田利雄、菅原勲の4名。それぞれ、大井、船橋、浦和、川崎に所属となり、6月30日の吉田騎手から開始される。この制度は06年から施行され、通算2000勝以上(道営所属騎手は1000勝)の騎手が対象になっている。菅原騎手は2年連続2回目で、現在も川崎に所属し期間限定騎乗中(29日まで)。内田騎手は2年ぶり3度目の選出となる。08年度の期間限定騎乗騎手は以下の通り。
◆吉田稔(39=愛知)所属:大井・上杉昌宏厩舎、騎乗予定期間:08年6月30日~8月29日(通算2114勝)
◆小国博行(41=道営)船橋・矢野義幸厩舎、騎乗予定期間:08年11月25日~09年1月23日(通算1771勝)
◆内田利雄(46=フリー)所属:浦和・村田貴広厩舎、騎乗予定期間:09年1月13日~09年3月13日(通算3186勝)
◆菅原勲(44=岩手)所属:川崎・内田勝義厩舎、騎乗予定期間:09年1月19日~2月27日(通算3543勝)(netkeiba.com)

2/21■JRAは今日、東京RCの全ての乗用馬を一時的に福島RCへ移動させると発表した。これは24日に行われるフェブラリーSに、ドバイへの遠征を予定している馬(註:ヴァーミリアン)が出走予定であることを受けての措置。今年の日本馬のドバイ遠征にあたっては「出国前21日間に馬インフルエンザが発生した施設にいないこと」という追加の衛生条件があるため、その防疫措置として実施する。東京RCでは、15日に乗用馬1頭から馬インフルエンザ陽性反応が確認されたため、衛生条件を満たす措置として、念のため全ての乗用馬を一時的に福島RCに移動させることになった。なお、遠征馬のドバイへの出国は3月14日に予定されている(JRA報道室リリース=ラジオ日経HP)

2/21■今週の京都でいよいよデビューする藤沢和雄厩舎の大物外国産馬カジノドライヴ(牡3、父マインシャフト)が、目標とする米3冠目のG1ベルモントS(ダ12F、6/7ベルモントパーク)に3戦目で出走するプランが固まった。20日、藤沢調教師が明らかにした。「新馬を使った後、向こうで1回走ってベルモントSに向かいたい。プリークネスSのトライアルになるかもしれないが、どこを使うかは未定」と語った。現在は多田信尊レーシングマネジャーが渡米して調査しており、近日中に理想的なステップレースが選択される。兄ジャジルと姉ラグストゥリッチズがベルモントSを連覇中で、勝てば兄弟V3という壮大な夢が実現する。「早くから向こうからオファーが来ていたし、これだけの血統馬を日本に埋もれさせるわけにはいかない。(初戦は)勝てると思うが、負けても行く」と強い決意を述べた。この日の追い切りは坂路で49.9-36.9-24.9-12.8。「すごくパワフルでタフ。よく仕上がっているよ」。23日京都4R新馬戦(ダ1800m)に武豊騎手で必勝を期す(日刊スポーツ・コム)

2/19■24日のフェブラリーSに出走を予定していたダイワスカーレットが、同レースへの出走を断念することがわかった。これは17日の坂路での調教中に、跳ね上がったウッドチップで右目を負傷。診察の結果、創傷性角膜炎と診断されたことから回避が決まったもの。同馬は今月5日にフレグモーネを発症したが、その週のうちに運動を再開しており、初となるダート戦での走りに注目が集まっていた。なお、予定されていたドバイ遠征も断念。今後については未定となっている(netkeiba.com)

2/19■競馬専門紙「ホースニュース馬」が、経営難のため19日付版をもって発行休止となることがわかった。同紙を発行する株式会社ホースニュースは'47年に設立。中央版のほか、南関東、ホッカイドウ、ばんえいでも発行していた。かつては故大川慶次郎氏、阿部幸太郎氏も在籍していた老舗的存在で、現在は井崎脩五郎氏、丹下日出夫氏、津田照之氏、辻三蔵氏などが在籍している(netkeiba.com)

2/18■TCKでは、2/14にJRAの騎手免許試験に合格した内田博幸騎手(荒井隆厩舎)の壮行会を2/22(金)、大井RCで実施することになった。3/1付をもってJRAのジョッキーとなる内田騎手にとって、壮行会当日の22日が地方競馬所属騎手として、地元TCKでの最終騎乗となる。『内田博幸騎手壮行会』2/22(金)最終競走(16:40頃発走)終了後、大井RC賞典台にて。東京都騎手会から内田騎手へ激励の言葉、内田騎手からファンの皆様へメッセージなどが予定されている(TCKオフィシャルサイトより)

2/16■ドバイ国際競走の検疫と輸送に関する説明会が15日、栗東トレセン事務所で行われた。出走を予定する関西馬の関係者が出席し、輸送に際しては航空機の直行便が運航されず、シンガポール乗り換えになることが伝えられた。直行便のチャーターを希望していたメイショウサムソンの高橋成師は「オーナーと相談するが、条件的には厳しい感じがする」と語っており、今後の動向が注目される。検疫は今月21日から3月13日まで、京都競馬場の国際厩舎で行われる。ただ、3月6日まで栗東トレセンで馬インフルエンザなどの伝染病が発生しなかった場合、同日に京都競馬場に入って検疫を受ければ、13日に出国が認められる。なお、関東馬の関係者に対する説明会は近日中に行われる予定(日刊スポーツ・コム)

2/15■高知の鷹野宏史騎手は昨年の安藤光彰に続いて4人目となる、1次試験からの地方騎手の合格となった。JRAでの騎乗経験がない地方騎手の合格は初めて。鷹野は「目標は、まず1勝」と抱負を語った。JRA移籍後は、美浦が拠点となる。二男の文裕くん(15)は今春のJRA競馬学校への入学が決まっており、3年後には親子鷹となりそうだ(日刊スポーツ・コム)

2/14■14日、園田競馬場で通算2000勝以上の騎手を集めた「第16回ゴールデンジョッキーC」が行われ、兵庫の川原正一騎手(48、園田)が2度目の総合優勝を果たした。同競走はこの日の3レースで争われ、第1戦・ファイティングジョッキー賞は岩田康誠騎手(中央)が1着、有馬澄男騎手(園田)が2着、安部幸夫騎手(名古屋)が3着。第2戦・エキサイティングジョッキー賞は石崎隆之騎手(船橋)が1着、川原正一騎手(園田)が2着、吉田稔騎手(名古屋)が3着。第3戦・チャンピオンジョッキー賞は川原正一騎手が1着、武豊騎手(中央)が2着、的場文男(大井)騎手が3着という結果に終わった。この結果、第1戦で8着、第2戦で2着、第3戦で1着という成績だった川原騎手が、史上3人目、'02年以来5年ぶりとなる2度目の優勝を飾っている。総合順位は以下の通り。
【ゴールデンジョッキーC総合順位】01川原正一(園田)、02岩田康誠(中央)、03有馬澄男(園田)、04武豊(中央)、05石崎隆之(船橋)06小林俊彦(岩手)、07吉田稔(名古屋)、08内田博幸(大井)、09的場文男(大井)、10安部幸夫(名古屋)11小牧太(中央)、12内田利雄(福山で短期免許騎乗中)(netkeiba.com)

2/14■千葉県競馬組合は14日、船橋・川島正行調教師の認定厩舎(外厩)を、同日付で茨城県・ミッドウェイファームに認定すると発表した。馬房数は5。また、特別区競馬組合(大井競馬場)は大井・宗形竹見調教師の認定厩舎(外厩)を、18日付で群馬県・境共同トレーニングセンター内に認定すると発表した。馬房数は4(netkeiba.com)

2/14■今月限りで引退する調教師は、定年が加賀武見、増沢末夫、矢野進の3人(いずれも美浦)、勇退が福島勝(栗東、定年まで1年残し)、松元省一(栗東、同2年)、笹倉武久(美浦、同8年)の3人

2/14■JRAの2008年度新規騎手・調教師免許試験の合格者12人(騎手5人、調教師7人)が14日、発表された。騎手は競馬学校卒業生3人のほかに、地方競馬から大井の内田博幸騎手(37・1次試験免除)と高知の鷹野宏史騎手(43・1次試験突破)が、調教師では現役の須貝尚介騎手や昨年引退した村山明・元騎手らが合格した。なお、鷹野騎手は戸籍名「片山宏史」で合格している

▽騎手=内田博幸(大井競馬)、鷹野宏史=ひろふみ(高知競馬。受験は本籍の片山姓)(以下、競馬学校)伊藤工真=たくま(美浦)、大江原圭(栗東。大江原隆・元騎手の長男)、三浦皇成=こうせい(美浦)
▽調教師=大竹正博、尾関知人、笹田和秀(元・伊藤雄二厩舎の番頭)、須貝尚介(騎手)、牧光二、村山明(元騎手)、矢野英一(矢野照正調教師の子息)

2/14■往年のプロレスファンには懐かしい響き。十八番モンゴリアンチョップやフライングニードロップで日本中を熱狂させ、70年代後半~80年代半ばにかけ活躍した“キラー・カーン”(馬名キラーカン)の名前が、17日の東京新馬戦でコールされる。13日は天間昭一調教師が騎乗して坂路→ポリトラックでキャンター。「なかなか調教タイムが詰まらなかったが、ここに来て詰まり出した。木曜の追い切りは単走で十分」と良化度を口にする。2度除外の分、けいこ量は豊富で、石沢厩務員も「ホント元気一杯。450kg前後で仕上がっているし、あまりやり過ぎると気ばっかり入っちゃうからね。ゲートはおとなしいから問題なし。レース当日はオーナー(北所直人氏)と一緒にキラー・カーンさんも来るらしいので、頑張って欲しいね」とにっこり。東京の長い直線で、ニードロップばりの末脚を炸裂させ、ライバルをターフに沈める!(サンスポ.COM)

2/12■現地時間9日、'04・06年の欧州年度代表馬ウィジャボード Ouija Board(牝7)が、英・ニューマーケットのスタンリーハウススタッドで、初仔となるKingmambo産駒の牡馬(鹿毛)を出産したことがわかった。ウィジャボードは、父Cape Cross、母Selection Board(その父Welsh Pageant)という血統の英国産馬。従兄に90年愛セントレジャーG1などG1・4勝を挙げたイブンベイがいる。04年に英オークスG1、愛オークスG1、BCフィリー&メアターフG1を制し、カルティエ賞(欧州年度代表馬、最優秀3歳牝馬)、エクリプス賞(米最優秀芝牝馬)に選出。05年にはジャパンCG1・5着後に臨んだ香港ヴァーズG1でシックスセンス以下に快勝した。06年はプリンスオブウェールズS-英G1、ナッソーS-英G1のほか、BCフィリー&メアターフでは04年以来2度目の勝利を挙げ、11月には史上初となる、2度目の欧州年度代表馬に輝いている。ジャパンCG1はディープインパクトの3着に入り、出走を予定していた香港ヴァーズG1の直前に左前脚の故障のため同レースを回避。昨年から繁殖入りしていた。通算成績22戦10勝(うちJRA2戦0勝、G1・7勝を含む重賞8勝)。なお、今年の種付け相手はShirocco(BCターフG1)、Manduro(プリンスオブウェールズS-英G1)などを出したMonsun(父Konigsstuhl)が予定されており、3週間以内にドイツへ渡る(netkeiba.com)

2/10■10日の東京競馬は、積雪の影響により、安全な競馬の開催に重大な支障があると判断されたため、開催が中止になった。代替競馬は11日(祝)に出馬投票をやり直さずに行われる。中央競馬での同一競馬場の2週連続開催中止は、'87年12月の中山2日目、4日目(降雪のため)以来21年ぶり。なお、11日の佐賀競馬・佐賀記念でマコトスパルビエロに騎乗予定だった安藤勝己騎手は東京で騎乗することになり、同馬には佐賀の川野幸治騎手が乗り替わる(netkeiba.com、日刊スポーツ・コムほか)

2/9■9日の京都競馬は、第2レースまで終えたところで、降雪の影響により第3レース以降が中止となった。中止となった分は、出馬投票をやり直した上で、11日(祝)に続行競馬として開催されることになった。発走時刻、番組に変更はなく、11時10分に第3レースが発走する。なお、11日の佐賀競馬・佐賀記念でサイレントディールに騎乗予定だった武豊騎手は京都(エルフィンSのポルトフィーノを優先か?)で騎乗することになり、同馬には佐賀の鮫島克也騎手が乗り替わる(netkeiba.comほか)

2/9■ドバイシーマクラシックに選出されていたウオッカが、ドバイデューティフリーへのレース変更を認められた。角居勝彦師(43)は「ドバイのレースは前に行かないと駄目だから、押して出ていける距離の方がいい」と希望していたが、8日、村山助手が「ドバイからOKをもらいました」と明かした。ウオッカは今年初戦となる京都記念に向け順調に調整されており、その後に出国検疫に入る予定。村山助手は「今のところ(検疫期間の)3週間、京都競馬場に滞在する方針です」と語っていた(日刊スポーツ・コム)

2/9■ドバイ国際競走に関連するマクトゥームチャレンジラウンド2(G3、北4上・南3上、ダ・左1800m、1着賞金12万米ドル=約1296万円)が7日夜(日本時間8日未明)、本番と同じナドアルシバ競馬場で12頭によって争われ、K.シーア騎乗のラッキーファインド(南ア産、南ア=M・デコック厩舎、セン4=国際年齢5、父リッチマンズゴールド)が1分49秒06(良)で優勝した。2番手を進み、残り600mあたりから逃げたキャンディデート(昨秋のJCダート15着)と一騎打ちになり、2.1/2馬身差突き放した。11戦6勝、これまでG1・2着はあったが、Gレース初制覇。ワールドCでは英ブックメーカーのコーラルがヴァーミリアン、ダイワスカーレットと並ぶ17倍のオッズをつけている。1番人気は'07米年度代表馬カーリンで2.5倍。この1レース前の準重賞・ケープヴェルディS(北4上・南3上牝馬、芝・左1600m、10頭、1着賞金9万米ドル=約972万円)は同じ調教師、騎手によるフジキセキ産駒サンクラシック(豪州産、牝4=国際年齢5)が1分40秒05(良)で優勝した。13戦7勝、南アでG1を3勝している(サンスポ.COM)

2/6■5日、'08年度のJRA騎手新規免許2次試験が千葉県白井市のJRA競馬学校で行われ、競馬学校の生徒3人のほか、地方競馬からは内田博幸騎手(37、大井・荒井隆厩舎)、吉田稔騎手(38、愛知・宮本仁厩舎)、鷹野宏史騎手(43、高知・松木啓助厩舎)が受験した。内田騎手と吉田騎手は、過去5年間でJRA年間20勝以上を2回記録しているため1次試験が免除され、特例試験を受験。鷹野騎手はJRAでの騎乗経験がなく、今回は1次試験を突破しての受験だった。結果の発表は14日午前10時前後に行われる(netkeiba.com)

2/4■現地時間3日(日本時間同日)、今年の米三冠レースの第1次登録馬448頭が発表され、日本の3歳馬4頭が登録したことが分かった。登録したのは、カジノドライヴ、スパークキャンドル(いずれも美浦・藤沢和雄厩舎)、シルクビッグタイム(美浦・久保田貴士厩舎)、プラチナメーン(栗東・森秀行厩舎)。対象レースはケンタッキーダービー(5月3日、チャーチルダウンズ競馬場)、プリークネスS(5月17日、ピムリコ競馬場)、ベルモントS(6月7日、ベルモントパーク競馬場)の3レース。◆ビッグタイム無傷V3◆バイオレットS(3日)京都9RのバイオレットSは、関東馬シルクビッグタイムが無傷で3連勝。ルメールは「すごく強い。重賞でも問題ないと思う」と絶賛。久保田調教師は「次はユニコーンS(6月7日、東京)ぐらいしかない。本当はドバイに行きたいが、選ばれなかったからね。追加で選出されるなら行きたい」と話した(スポーツ報知)

2/3■3日に降雪・積雪のため中止となった東京競馬開催は、4日(月)に行われることがJRAより発表された。なお、出馬投票はやり直さずに行われるため、枠順に変更はなく、スポーツ紙・専門紙はそのまま使用できる(netkeiba.com)

2/3■1日に決定したドバイ・ワールドCデー諸競走に出走する日本馬の出国条件を受け、シーマクラシックに選出されたウオッカを管理する角居師が遠征へ向けて積極的な姿勢を示した。「デューティフリーに変更できないかお願いしている。ドバイのレースは前に行かないと駄目だから、押して出て行ける距離の方がいい。いずれにしても、遠征する方向で調整します」と語った。輸送については「(昨年初めて利用した)チャーター便は、ほかの調教師の方と煮詰めたい。行く馬が3、4頭では一人あたり1000万くらいかかってしまう」と今後、調整していく。また、同じくシーマCに選出されたポップロックは遠征せずに、阪神大賞典から天皇賞・春を目指す。関東馬マツリダゴッホもシーマCに選ばれているが、国枝師は「行く方向で考えている。出走馬が京都に集まるならそうするつもり」と京都競馬場で検疫を受ける方向。騎手は有馬記念同様、蛯名が騎乗する。一方、ダイワスカーレットを管理する松田国師は「クリアしなければならないことがたくさんある。オーナーと相談してから」と慎重な姿勢。ワールドCとデューティフリーの両方に選出されているが「いずれにしてもフェブラリーSは使う」と、まずは国内のダート戴冠を見据えていた(デイリースポーツ)

2/1■3月29日にUAEナドアルシバ競馬場で行われるドバイワールドCデイのレースに出走する日本馬の輸出について、以下の追加条件が必要になったことが今日発表された。
(1)出国5日以内に馬インフルエンザ検査を行い、陰性であること
(2)出国前21日間、馬インフルエンザの発生がない施設にいること
(3)アラブ首長国連邦が要求する方法で馬インフルエンザワクチンが接種されていること
※輸出検疫の期間は、通常の5日間。また、輸出検査の場所は、現在輸出検査場所として指定を受けている競馬場国際きゅう舎となる(JRA報道室リリース=ラジオ日経HP)

1/31■現地時間3月29日にドバイ・ナドアルシバ競馬場で行われるドバイワールドCデイ諸競走に選出された日本馬が、31日にJRAより発表された。選出されたのは、右飛節炎のため川崎記念を回避したヴァーミリアン(WC)、昨年の最優秀3歳牝馬ダイワスカーレット(WC・DF)、日本ダービー馬ウオッカ(SC)ら7頭。シーマクラシックには最大の4頭が選出されている。なお、日本からアラブ首長国連邦への輸出検疫の方法については、決定し次第発表される予定(netkeiba.com)

1/30■メイショウサムソンが今年限りで引退、来春から北海道・安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることが分かった。29日、松本好雄オーナー(70)が明らかにした。「凱旋門賞の後はJCに使えるかどうかは分からないが、有馬を最後にしたい。来年からは社台SSで種牡馬入りします」。昨年かなわなかった凱旋門賞(10/5ロンシャン)を最大目標に定め、有馬記念(12/28)がラストランとなる。検疫の問題をクリアすることが条件となるが、まずは京都記念から始動し、ドバイへ遠征。その後は長期滞在も含めて、英国のKジョージ6世&クイーンエリザベスS(7/26アスコット)を使うプランも練られている(日刊スポーツ・コム)

1/29■高知県競馬組合は29日、「Mr.PINK(ミスターピンク)」こと内田利雄騎手(46)が、2月10・11日の2日間、高知競馬場で騎乗することを発表した。27日に福山での騎乗を終了しており、高知の後は2月14日に園田で行われるゴールデンジョッキーCへ参戦する予定(netkeiba.com)

1/26■現地時間25日、フランスの競馬統括機関・フランスギャロは、イギリスのK.ファロン騎手(42)に対して18カ月間の騎乗停止処分を下した。これは昨年8月19日に仏・ドーヴィル競馬場で行われたモルニ賞G1でMyboycharlieに騎乗し優勝したものの、レース後の薬物検査で同騎手からコカインとみられる禁止薬物の陽性反応が出たことによるもの。ファロン騎手は06年11月にも薬物検査による陽性反応でフランスギャロより6カ月の騎乗停止処分を受けている。また、04年9月に八百長疑惑で逮捕されたほか、06年7月にも八百長行為の罪で起訴され、イギリス国内において騎乗停止となったが、昨年12月に無罪判決を受けてイギリスでの騎乗が可能となっていた(netkeiba.com)

1/25■2008アジアマイルチャレンジのシリーズ登録が22日に締め切られ、世界各国からG1勝ち馬50頭を含む合計341頭が登録を行なった。日本からはウオッカ、ダイワスカーレット、スズカフェニックスといったG1勝馬を含めた27頭が登録。海外からは昨年の香港Cを勝ったラモンティ Ramonti(首)、昨年のムーランドロンシャン賞の勝ち馬ダルジナ Darjina(仏)、昨年の香港マイルの覇者グッドババ Good Ba Ba(香)などが登録している。2008アジアマイルチャレンジの日程は以下の通り。
・フューチュリティSG1(3月1日、豪コーフィールド芝1600m)
・ドバイデューティーフリーG1(3月29日、首ナドアルシバ芝1777m)
・チャンピオンズマイルG1(4月27日、香シャティン芝1600m)
・安田記念G1(6月8日、東京芝1600m)(netkeiba.com)

1/22■NAR地方競馬全国協会(東京都港区)で開かれた平成19年度第3回JBC実行委員会で、来年(2009年)の第9回JBCを11月3日(火・祝)に名古屋競馬場で実施することが決定した。JBCクラシックは1900m、JBCスプリントは1400mで、フルゲートはどちらも12頭。名古屋競馬場でのJBC実施は2005年以来2回目。※2009年は「名古屋けいば開設60周年」に当たる(JBC実行委員会リリース=ラジオ日経HP)

1/18■ダートグレード競走格付け委員会から、2007年のダートグレード競走最優秀馬にヴァーミリアンが選出されたことが発表された。この表彰は、2月7日(木)に都内のホテルで行われるNARグランプリ2007の表彰式の場で実施される。ヴァーミリアンは、07年に出走したG1・4戦を全て圧勝したことが選定の決め手になった。石坂正調教師のコメント「昨年は国内で4戦4勝という強い内容でしたし、それを認めてもらって、素晴らしい賞をいただき大変ありがたく思います」(ダートグレード競走格付け委員会リリース=ラジオ日経HP)

1/17■現地時間12日、米・ケンタッキー州レキシントンで行われた「2008キーンランドオールエイジセール」の6日目が行われ、アドマイヤムーンの半弟で、日本産のサブマイカー Sabmykaa(牡3)がVogue, Inc.に3万ドル(約330万円)で落札されたことがわかった。同馬は父サクラバクシンオー、母マイケイティーズ(その父サンデーサイレンス)という血統。北海道安平町のノーザンファームで生まれ、06年セレクトセール1歳市場において9600万円(税抜)でダーレー・ジャパン(株)によって落札されていた。レースへの出走歴はない(netkeiba.com)

1/17■Mr.Prospectorのラストクロップの1頭であるアドマイヤレオン(牡8)が、北海道新冠町の太平洋ナショナルスタッドで種牡馬となることがわかった。同馬は、父Mr.Prospector、母が93年英オークス3着、愛オークス3着のオークミードII(その父Lomond)という血統。4歳時の04年4月、北海道・廣森久雄厩舎からのデビュー戦(札幌ダ1000m)を5馬身差で圧勝。その後、10カ月の休養を挟んで栗東・橋田満厩舎に移籍し、連勝を3まで伸ばしたが、その後は勝利することができず、06年8月の3歳上500万下(函館ダ1700m)4着が最後のレースになった。通算成績16戦3勝(地方1戦1勝)(netkeiba.com)

1/11■世界歴代最多勝記録を持つアルゼンチンのホルヘ・リカルド騎手(46)=ブラジル出身=が9日夜(日本時間10日朝)、通算1万勝をマークした。大台まで5勝と迫っていたリカルドはこの日、ブエノスアイレスのサンイシドロ競馬場で一気に5勝して記録を達成した。---米国サンフランシスコ地区を拠点とするラッセル・ベイズ騎手(49)=カナダ出身、9日現在9973勝=と首位争いを繰り広げてきたリカルドは、昨年半ばからは一度も首位を譲らず着実に勝ち星を重ねてきた。今年に入ってからも勢いは衰えず、9日のサンイシドロ開催の11Rエグジミア賞(ダ・左1100m、9頭)をメンブレシアで制し、1万勝に到達した。Jorge.A.Ricardo(母国ブラジルの公用語ポルトガル語ではジョルジ・ヒカルド)は1961年9月30日生まれ。パートI国ブラジルのリオデジャネイロのガヴェア競馬場でデビュー2日目の76年11月16日、父アントニオの調教馬テイムで初勝利をマークした。以後もガヴェアを拠点に活躍し、06年前半によりレベルの高いアルゼンチンで短期免許を取得し、2国で掛け持ち騎乗。同年7月にアルゼンチンに完全移籍して、現在に至っている。「騎手になるために生まれてきた」というリカルドは毎日に近いくらい精力的に騎乗。46歳という年齢面、1週間10勝という最近のペースを考えると、引退までには誰も追いつけない不滅の記録を樹立しそうだ。
★勝利数上位:リカルド、ベイズに次ぐ3位は9530勝のラフィット・ピンカイJr.(パナマ出身、米国拠点、03年引退)。日本の歴代最多勝は川崎の佐々木竹見氏(01年引退)で中央競馬2勝を含む7153勝。中央競馬のみの歴代最多勝は武豊騎手で3028勝。
★南米競馬:世界で16カ国あるパートI国のうち4国が南米にあり、アルゼンチン、ブラジル、チリ、ペルーの順にレベルが高い。06米国年度代表馬インヴァソールはアルゼンチン生まれで、東隣のウルグアイ(パートⅡ)で5戦無敗で3冠達成後米国に移籍した。騎手のレベルも高く、賞金水準の低いチリからはホセ・サントスら高収入を求め、米国に移籍する騎手も目立つ(サンスポ.COM)

1/10■ディープに第1子誕生! 昨年から種牡馬になったディープインパクト(6歳)の一番目の子供が、9日の午後7時頃、北海道新ひだか町三石の鳥井牧場(鳥井一吉場主)で誕生した。牧場関係者は「すごく元気にしています」と明るい声で話していた。産まれた子は牝馬。母はロングディライト(14歳、父ミルジョージ、母ノーザンミンクス、母の父ノーザンテースト)で、その伯母はノースフライト(ノーザンミンクスはノースフライトの姉)だ。またロングディライトの産駒には昨秋の福島記念で2着になっているナリタプレリュードがいる。昨年、200頭以上に種付けしたディープの子供はこれから続々産まれる。ダイワメジャーとダイワスカーレットの母であるスカーレットブーケも受胎しており、「続・ディープ時代」への期待は高まるばかりだ(サンスポ.COM)

1/10■第166回通常国会で成立した競馬法の一部改正により、地方競馬全国協会は平成20年1月1日をもって、特殊法人から地方競馬主催者が主体となって運営する法人(地方共同法人)に生まれ変わった(keiba.go.jp)

ドバイ諸競走への登録
1/9■3月29日(土)にアラブ首長国連邦のナド・アル・シバ競馬場で行われるドバイ・ワールドカップ・デイの諸競走に、日本から以下の登録があった(主要馬のみ掲載)
【ドバイワールドCG1(ダ2000m)】(19頭)=ヴァーミリアン ウオッカ エイシンロンバード シーキングザダイヤ シャドウゲイト ダイワスカーレット デルタブルース ピサノデイラニ フェラーリピサ フレンドシップ ポップロック マツリダゴッホ メイショウトウコン
【ドバイデューティフリーG1(芝1777m)】(23頭)=アドマイヤオーラ アドマイヤフジ ウオッカ エイシンデピュティ エイシンドーバー コンゴウリキシオー サイレントプライド スーパーホーネット スズカフェニックス ダイワスカーレット ドリームパスポート ピンクカメオ メイショウサムソン
【ドバイシーマクラシックG1(芝2400m)】(15頭)=アサクサキングス アドマイヤジュピタ アドマイヤフジ アドマイヤメイン アドマイヤモナーク ウオッカ シャドウゲイト デルタブルース ドリームパスポート ポップロック マツリダゴッホ メイショウサムソン
【ドバイゴールデンシャヒーンG1(ダ1200m)】(12頭)=アグネスジェダイ エイシンロンバード ステキシンスケクン ビクトリーテツニー フサイチリシャール マイネルスケルツィ メイショウバトラー
【ゴドルフィンマイルG2(ダ1600m)】(29頭)=アグネスジェダイ エイシンロンバード シーキングザダイヤ デアリングハート トーセンブライト ビクトリーテツニー ピサノデイラニ ピンクカメオ フィフティーワナー フェラーリピサ フサイチリシャール フレンドシップ マコトスパルビエロ メイショウトウコン メイショウバトラー ワイルドワンダー
【UAEダービーG2(ダ1800m)】(32頭)=イイデケンシン カジノドライヴ キャプテントゥーレ スマートファルコン ポルトフィーノ(ラジオ日経HPほか)

1/9■NARは9日、「NARグランプリ2007」の表彰馬、表彰者を発表した。年度代表馬には、ジャパンダートダービーを制し、JBCクラシック・東京大賞典でも2着に健闘したフリオーソが選ばれた。特別表彰馬には地方G1を3勝した中央のヴァーミリアンのほか、2007年中に死亡した2頭の名種牡馬、ミルジョージとワカオライデンが選ばれた。特別表彰馬の3頭同時受賞は史上初。人の部門では、最優秀調教師賞に船橋の川島正行調教師が6年連続8度目、最優秀騎手賞に大井の内田博幸騎手が4年連続4度目の受賞となった。また優秀女性騎手には、高知の別府真衣騎手が2年連続で選ばれた(昨年は3人が同時受賞)。なお、表彰式は2月7日(木)午後5時30分から都内のホテルで行なわれる(ラジオ日経HPほか)

1/9■最優秀3歳牝馬と最優秀父内国産馬の2冠に輝いたダイワスカーレットに、英アスコット競馬場から招待状が届いていることが8日、松田国英調教師によって明らかになった。レース名、出否については明言を避けたが、欧州競馬最高峰のひとつと言われ、7月に行われるキングジョージ6世&クイーンエリザベスSとみられている。同馬は2月24日東京のフェブラリーSから、3月29日にドバイのナドアルシバ競馬場で行われるドバイワールドCデー競走のいずれかに向かう予定だが「ドバイだけじゃなく、競馬の先進国からオファーが来るでしょう。今はアスコット競馬場からきています」と、明かした。JRA賞の2冠については「うれしいですね。すばらしい馬がたくさんいたのに、スカーレットはよく頑張ってくれました。携わったいろいろな人たちにあらためて感謝したい。今後は前に行ける脚質を最大限に生かして、海外でどれだけ通用するのか挑戦したい」。今年は海を越えての活躍に期待が高まる(日刊スポーツ・コム)

1/9■ダービー馬ウオッカ、春秋の天皇賞を制したメイショウサムソンとも、記者投票では“無冠”という珍しい結果になったJRA賞。それでも、8人のJRA賞受賞馬選考委員が話し合った結果、特別賞に決まった。2頭に特別賞が与えられるのは、99年のグラスワンダー、スペシャルウィーク以来、2度目となる。ウオッカは、64年ぶりの牝馬によるダービー制覇という偉業が認められ、全員一致での受賞。角居調教師は「秋の成績が芳しくなかったのでダメかなと思っていただけに、光栄です。ウオッカも喜んでいると思います」と語った。史上4頭目の同一年の春秋天皇賞制覇を果たしたメイショウサムソンは、5対3の賛成多数で決定した。秋のG1シリーズは、いずれも1番人気で出走。古馬戦線を盛り上げたことが評価された(スポーツ報知)

1/8■JRAはこの日JRA六本木事務所で「『2007年度JRA賞馬事文化賞』選考委員会」を開き、下記の2作(著作物)にJRA馬事文化賞を贈ることを決定した。
・木村李花子(きむらりかこ)著 「野生馬を追う」
・城崎哲(じょうさきてつ)著 「カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術」
(ラジオ日経HP)

1/8■JRAはこの日12時からJRA六本木事務所で「『2007年度JRA賞』受賞馬選考委員会」を開き、記者投票の結果に基づき年度代表馬、競走馬各部門の受賞馬を決定した。年度代表馬にはアドマイヤムーンが選出され、ウオッカとメイショウサムソンに「特別賞」が贈られることになった。また、調教師・騎手部門については、JRAの内規により各賞が決定している。なお、2007年度JRA賞授賞式は今月28日17時より都内のホテルで行われる(ラジオ日経HPほか)

1/1■1月1日からシンガポールで短期騎乗を開始した酒井忍騎手(川崎・八木仁厩舎)は、騎乗初日の1日のクランジ競馬場第10Rの芝1600mのオープン戦(総賞金12万5000シンガポールドル)を日本産馬のジェイド(父アラジ、高岡秀行厩舎)に騎乗して勝ち、現地2戦目で早くも勝利を挙げた(シンガポールターフクラブWebサイトほか=ラジオ日経HP)

1/1■エスケープハッチ(高知)、遂に50勝目---高知競馬場で行われた伝統のアラブの重賞南国王冠第35回高知市長賞(1着賞金90万円、ダ2400m)で、中団待機から2周目4コーナーで先頭を奪った2番人気のエスケープハッチ(田中譲二厩舎、西川敏弘騎乗)がそのまま押し切り快勝し、05年、06年に続いてこのレース3勝目を挙げると共に通算の勝ち星を50とした。勝ったエスケープハッチは父ミスタージョージ、母ウインザオール(その父ハツタダイドウ)という血統の牡8歳馬。通算成績は75戦50勝となった。今回は10月8日以来、久々の出走での勝利だった。管理する田中調教師はエスケープハッチでの3勝のほか04年にダスティーでもこのレースを勝っており、この競走4度目の勝利。西川敏弘騎手は高知市長賞は初勝利。エスケープハッチは06年10月1日に高知競馬第10R尾花特別を勝って、それまでニホンカイキャロル(益田、福山)が持っていた46勝の地方競馬歴代最多勝記録(地方競馬全国協会の馬登録の統一化が図られ多1962年以降のもの)を抜いて単独トップとなる47勝目を記録。その後も脚部不安と戦いながら走り続け遂に歴史的50勝達成となった。なお、ばんえい競馬ではトーオクオーの104勝という記録がある。また非公式の古い記録ではダイニホウシュウ(アラ系)が国営競馬で44勝、地方競馬で6勝の計50勝を挙げており、またフクパーク(アラ系)が地方競馬で52勝、中央競馬で10勝(うち障害5勝)の計62勝、という数字が残っている(ラジオ日経HP)


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