ホースレーシング・トピックス(過去ログ)

2012年--------------------------------------------------------------
12/30■最多勝利調教師賞は、JRA57勝、地方1勝、海外1勝で合計59勝をあげた角居調教師(48)が、2位の池江調教師と1勝差で獲得。2年連続2度目の受賞となった。今年はG1初制覇となった2004年から毎年続いていたJRA・G1勝利は8年でストップしたが、4月に香港のG1クイーンエリザベス2世C(ルーラーシップ)を制覇。海外G1通算5勝とし、自身が持つ日本記録を更新した。最多賞金獲得調教師賞は19億5197万1200円の池江泰寿調教師(43)が、昨年に次ぐ2度目の受賞となった。歴代新記録となった昨年の24億3394万6500円に比べて額は減ったが、オルフェーヴルでのG1宝塚記念を含むJRA重賞8勝。また、オルフェでの凱旋門賞2着など、大レースでの活躍が目立った。最高勝率調教師賞(出走100回以上)は、須貝尚介調教師(46)が1割7分2厘で初受賞となった。開業4年目の今年は大躍進。自身最多の46勝をマークし、重賞もゴールドシップとローブティサージュでのG1・4勝を含む9勝をあげた(サンスポ.com)

12/30■29日の東京大賞典で、2012年JRA賞の対象レースがすべて終了。各部門のリーディングが決定した。最も注目される騎手部門は、岩田康誠(38)が2年連続で最多勝利騎手賞を受賞。JRAのレースのみの集計では119勝で3位(1位浜中131勝、2位蛯名123勝)だったが、地方交流(15勝)、海外(香港スプリントの1勝)の対象レースでの勝利数16を加算して135勝とし、トップになった。地方の兵庫競馬から移籍して7年目の2012年は、ディープブリランテで念願のダービー初制覇を遂げたのをはじめ、ジェンティルドンナで桜花賞、秋華賞、JC、テスタマッタでフェブラリーS、ロードカナロアでスプリンターズSと、JRAG1・6勝をマーク。これは武豊(2005、2006年)、安藤勝(2007年)、池添(2011年)と並ぶJRA年間G1最多勝記録となった。騎乗馬が得た入着賞金36億1399万9900円でもトップ。2位の内田博幸騎手の29億0715万4000円を大きく引き離した。こちらも2年連続で3度目の受賞となった。ただ、最高勝率騎手賞(騎乗数250回以上)は1割7分9厘の横山典弘騎手(44)が獲得し、騎手の3冠王である「騎手大賞」は逃した(サンスポ.com)

12/30■ジェンティルドンナが、来春のドバイ国際競走に遠征する可能性が出てきた。その場合はドバイシーマクラシック(3/30、メイダン芝2410m)が濃厚で、ワールドC(AW2000m)には登録もしないもようだ。ジェンティルドンナは現在、栗東近くのノーザンファームしがらきで調整。来年の始動戦は未定だが、JCから間隔が開いていることからもドバイ遠征前に国内で一戦するのが濃厚。京都記念(2/10、京都芝2200m)あたりが有力だ。ジェンティルドンナはJC優勝後に石坂調教師が来年の海外挑戦を明言。順調に体調が整えば、来春に実現する(サンスポ.com)

12/27■JRAは27日、美浦の池崎祐介騎手(フリー)が、12月31日をもって騎手を引退することになったと伝えた。今後は未定(JRAホームページより)

12/27■JRAの青木芳之騎手(美浦・フリー)が横浜市金沢区の自宅で死去していたことが26日、神奈川県警金沢署への取材で分かった。35歳だった。自殺とみられる。金沢署によると、25日午前、電話に出ないのを心配した父親が自宅を訪れ、死んでいるのを見つけた。今年4月18日からの休業がJRAに了承されており、関係者によると、美浦TCにも姿を見せていなかったという。青木騎手は1995年3月に美浦の名門・藤沢和雄厩舎からデビューし、同年3月12日の中山2R(リッツリーター)で初勝利。32勝をマークした2年目の96年にはフェアプレー賞を受賞し、将来を嘱望されていた。明るく外向的な性格で、単身で海外で武者修行する行動力があった。仏、伊、豪州、米、韓の各国への遠征経験があり、韓国ではJRA所属騎手初の短期免許を取得して騎乗していた。2008年5月18日に新潟9R(サトノコクオー)でJRA通算100勝を達成。今年は4月15日の阪神12R(レッドシュナイト、11着)を最後に騎乗はなく、7戦0勝だった。直近の勝利は昨年11月13日の新潟2R(フクノハツヒメ)でJRA通算1831戦106勝。同馬を管理する鹿戸雄一調教師は「体調を崩して休んでいたとは聞いていましたが…。一緒に仕事をした仲間として残念としか言いようがありません」と突然の訃報にショックを隠せなかった(サンスポ.com)

12/26■ディープインパクト(牡10)が初めてチャンピオン種牡馬になった。24日で終了したJRAのレースのみを対象にした産駒の総獲得賞金は50億3164万3000円で、44億6815万7000円で2位のキングカメハメハに5億6348万6000円の差をつけた。競走年齢に達しているディープ産駒はまだ3世代しかいないが、牝馬3冠とジャパンCを勝ったジェンティルドンナ、ダービー馬ディープブリランテなどが活躍して首位に立った。31日まで開催がある地方競馬を含めた種牡馬ランキングでも、1位が確定的になっている(サンスポ.com)

12/25■有馬記念で3着に敗れたルーラーシップは、このまま現役を引退する可能性があることが24日、明らかになった。近日中にも関係者の間で、現役続行か、引退(種牡馬入り)するかについて、話し合いがもたれる模様。同馬はこの日、中山RCから直接、福島県のノーザンファーム天栄に移動。有馬記念では宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンCに続き出遅れたため、ゲート再審査を課せられている。父キングカメハメハは04年の日本ダービー馬、母エアグルーヴは97年天皇賞・秋などを制した女傑という良血馬の今後の動向が注目される(サンスポ.com)

12/25■アイルランドのデクラン・マクドノー騎手(32)が来年1月5日から1カ月間(2月4日まで)、短期免許を取得し日本で騎乗することが24日、分かった。同騎手は2006年の愛リーディングに輝き、昨年はフィーニクスS(ラコリーナ)などG1を4勝をマーク。初来日となる(サンスポ.com)

12/25■幸英明騎手(36)は24日、中山12Rサクラベル(9着)でJRA年間騎乗数を1081回(75勝)とし、自身が2010年に記録した年間最多騎乗数1008回(60勝)を73回更新した。同騎手は8日に自己記録を更新していた(サンスポ.com)

12/25■24日に2012年のJRAの全日程(288日)が終了した。総売り上げは2兆3943億0885万6700円で前年比104.4%。過去最高の約4兆0006億円を記録した1997年以来15年ぶりにプラスに転じたが、昨年は東日本大震災の影響で関東地区の発売が長く制限された経緯があり、一昨年との比較では98.6%にとどまった。また、開催競馬場入場人員は619万0296人で、前年比100.6%と微増だった(サンスポ.com)

12/23■四位に厳罰-。22日の阪神5Rでブリュネット(3着)に騎乗した四位洋文騎手(40)は、ゴール手前で追う動作を緩めたとして、きょう23日から2013年1月21日まで30日間の騎乗停止(開催日9日間)処分を受けた。対象となったレースで四位騎手は、最後の7完歩ほど(約50m)追う動作を緩めたため、追い上げてきたエーシンラクーンにゴール寸前でかわされて3着に沈んだ。この騎乗ぶりが、騎手としての注意義務を著しく怠った油断騎乗と判断された。JRAの事情聴取に対し、四位騎手は「申し訳ありません」と謝罪したという。JRA関西広報室によると、この件でJRAに対して7件のメールが届き、阪神競馬場に電話が2件かかってきた(午後4時30分現在)。四位騎手は今年4月8日の阪神7Rでヒットメーカーに騎乗し、ゴール手前で追う動作を緩めたとして、過怠金10万円の処分を受けている。当時はヒットが差してきて、3着から2着になりかけたところで手綱をおさえた(2着馬とはハナ差)。が、1着馬が少し外へ寄れていた点が考慮され、騎乗停止にはならなかった。油断騎乗による騎乗停止は今年4月14日、中山7Rで北村宏司騎手がゴール手前で追う動作を緩めたとして2日間、騎乗停止処分を受けた例がある。今回の四位騎手のような30日間の騎乗停止は、昨年2月26日の小倉12Rでの黛弘人騎手が例がある。この時はゴール目前で追う動作を緩めて2着に敗れたことが油断騎乗とみなされた。◆福田正二裁決委員「着順に影響がある騎乗で重大な注意義務違反があったとして、あす(23日)から騎乗停止とした」(サンスポ.com)

12/22■22日の阪神5Rでブリュネットに騎乗した四位洋文騎手は、決勝線手前で7完歩ほど追う動作を緩め3着(2着との着差はハナ差)となった。JRAは四位騎手本人から事情聴取を行うとともに、パトロール映像を精査した結果、この行為は騎手としての注意義務を著しく怠った油断騎乗であると認め、騎乗停止30日とした(JRAホームページより)

12/20■騎手の有馬記念での最多騎乗回数は岡部幸雄(引退)と武豊の22回。今年、武豊がトレイルブレイザーで出走すれば23回で、単独で史上最多出場となる。22回に続くのが20回の横山典弘。最多勝は3勝の岡部幸雄、オリビエ・ペリエ(フランス)、田原成貴(引退)の3人。武豊は、蛯名正義、池添謙一と並ぶ現役最多の2勝。調教師の最多出走回数では25回の尾形藤吉(引退)が最多。現役では藤沢和雄の14回が最多だ。最多勝は3勝で二本柳俊夫(引退)と藤沢和雄。現役では、池江泰寿、尾形充弘が2勝で続いている(サンスポ.com)

12/17■NARは17日、平成24年度第3回調教師・騎手免許試験の合格者を発表した。今回の対象地区は、ばんえい、北海道、岩手、石川、岐阜、愛知で、新規合格者は騎手1名。平成25年1月1日付けの免許となる。騎手合格者:山下雅之(29)(笠松・後藤保厩舎所属の厩務員)(keiba.go.jp)

12/17■2007年の帝王賞などを制したボンネビルレコード(牡10、大井・庄子連兵厩舎)が、29日の東京大賞典を最後に引退することとなった。東京大賞典当日、大井RCでは最終レース終了後18時頃から、同じく東京大賞典を最後に引退するフリオーソとともに引退セレモニーが行われる。ボンネビルレコードは父アサティス、母ダイワスタン(その父マルゼンスキー)という血統。2007年の帝王賞、2008年のかしわ記念など重賞7勝を挙げた。通算成績は73戦9勝、獲得賞金は4億7427万8000円。引退後は、大井RCの誘導馬デビューを目指す予定(TCK特別区競馬組合リリース=netkeiba.com)

12/17■南米の芝最大レース、G1カルロスペレグリーニ国際大賞典(3歳上、芝左2400m、創設1887年)が15日夕(日本時間16日朝)、アルゼンチン・ブエノスアイレスのサンイシドロRCで22頭によって争われ、ブラジルからの遠征馬でN.ダキュンハ騎乗のゴーイングサムウェア(牡3、A.バルボザ厩舎、ブラジル産、父スラマニ)が2分22秒20(良)で優勝した。1着賞金90万亜ペソ(約1530万円)。7戦3勝、Gレース初挑戦での快挙だった。前走の“アルゼンチン版ダービー”のナシオナル大賞典を勝って挑んだ地元のインディポイントが1.1/2馬身差の2着に入った(サンスポ.com)

12/17■ウオッカ(牝8)が、14戦無敗で今年引退した英国の怪物フランケル(牡4)と交配することが分かった。角居調教師は「楽しみです。すごい血統になりそうですね。ヨーロッパの来年の目玉となる種牡馬をつけさせてもらえるのはありがたい」と語った。フランケルはG1・10勝を含め、デビューから無敗のまま、今年10月の英チャンピオンSで引退し、来春から種牡馬となる。アイルランドで繁殖生活を送るウオッカは、3年連続して英ダービー&凱旋門賞などG1・6勝のシーザスターズと交配し、来春には3番目の仔を産む予定。17冠ベイビーは14年に誕生し、早ければ16年夏にデビューする(サンスポ.com)

12/15■カレンチャンの引退式が実施されることになった。なお、同馬は競走馬登録抹消後、北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬となる予定。●日時:2013年1月20日(日)昼休み ●場所:京都競馬場 <カレンチャンのグッズ抽選会>引退式当日には鈴木隆司オーナー提供のカレンチャングッズなどが当たる抽選会を開催する。開催場所「ビッグスワン2Fテラス特設ブース」開催時間9:20~13:00 先着1000名 なくなり次第終了。※参加の際には当日購入された発走前の勝馬投票券1000円分以上の提示が必要となる(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

12/15■ウオッカの初仔(父シーザスターズ、牡1)が再来年の英ダービー(2014年6月7日、エプソム、芝約2400m)に1次登録したことが14日、分かった。ウオッカを管理し、初仔も手掛ける角居調教師は「登録を行いました。今は540kgくらいあって、精神的にもドッシリしています」と話した。同馬はアイルランド生まれで、今年10月31日に来日。現在は北海道浦河町の吉沢ステーブルで育成されている。早ければ来年の夏にもデビューする見通しだ(サンスポ.com)

12/14■今秋の凱旋門賞で2着に惜敗したオルフェーヴルは、来年も同レースに挑戦することが13日、正式に決まった。池江泰寿調教師が明らかにした。ジャパンCでオルフェとの激闘を制した3冠牝馬ジェンティルドンナの陣営も、凱旋門賞参戦へ意欲を見せており、世界最高峰の舞台で再戦が実現しそうだ。来年の現役続行がすでに決まっているオルフェーヴル。究極のターゲットはやはり、“世界一”の称号だった。「春のローテは未定ですが、最大目標は凱旋門賞。もうワンチャンスもらえるし、来年はみんながハッピーになれるように、結果を出したいと思います」---池江調教師が、ビッグプランを正式に明らかにした。オルフェは今年10月の凱旋門賞で、日本調教馬初となる優勝をゴール寸前で逃して2着。帰国初戦のジャパンCでも、3冠牝馬ジェンティルドンナの2着に敗れた。その後、有馬記念を目指していたが、「このまま調教を進めても満足のいく状態で出せない」(池江調教師)と今月6日に回避が決定。現在は、滋賀県のノーザンファームしがらきで英気を養っている。気になるのは、同じくノーザンファームしがらきへ放牧に出されているジェンティルドンナの動向だが、同馬を管理する石坂調教師は凱旋門賞挑戦について「日本のホースマンの憧れ。十分にあり得る」と明言。日本を代表する牡馬と牝馬の再戦が世界最高峰の一戦で実現する可能性が大だ(サンスポ.com)

12/13■財団法人日本プロスポーツ協会が実施する『2012年第45回日本プロスポーツ大賞』の功労賞および新人賞に、地方競馬から佐賀の山口勲騎手(功労賞)、北海道の阿部龍騎手(新人賞)がそれぞれ選出された(keiba.go.jp)

12/13■岐阜県地方競馬組合は、オッズ・パーク株式会社の協力のもと、2013年2月28日(木)、笠松RCにおいて、全国の地方競馬に所属する競走馬による地方交流競走「オッズパークグランプリ2013」の開催を決定しました。(サラ系4歳以上、出走頭数10頭、ダート1400m、負担重量56kg・牝馬2kg減、1着賞金10,000,000円)(netkeiba.com)

12/12■12日の高知競馬第1レースで雑賀正光調教師が、自身の持つ地方競馬における調教師の年間最多勝を更新する266勝目を挙げた。その後、第3レースでも勝ち星を加え、午後5時半現在の年間勝利数は267となっている。雑賀調教師は、昨年265勝を挙げて全国の地方競馬年間最多勝を獲得するなど、高知競馬のみならず全国の調教師リーディング上位の常連として活躍している。大晦日の高知競馬最終レースまであといくつ勝ち星を伸ばすことができるのか期待が高まる。【雑賀正光調教師のコメント】この記録は馬を預けてくれる馬主の方やスタッフ全員の頑張りによって達成できたものです。これからも一戦一戦大切に戦っていきたいと思います(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

12/12■9日の香港国際競走に出走したジャガーメイルは11日成田に、グランプリボス・サダムパテック・カレンチャン・ロードカナロアの4頭は、11日関空に、それぞれ無事到着した。なお、輸入検疫のため、ジャガーメイルはJRA競馬学校に、関西の4頭は三木ホースランドパークに入厩した(JRAホームページより)

12/12■JRAは12日、今村康成騎手(栗東・飯田明弘厩舎)、小林慎一郎騎手(栗東・音無秀孝厩舎)、芹沢純一騎手(栗東・鹿戸明厩舎)、野元昭嘉騎手(栗東・松田博資厩舎)、渡辺薫彦騎手(栗東・沖芳夫厩舎)、鈴来直人騎手(美浦・小野次郎厩舎)の6名が、20日をもって騎手を引退し、調教助手に転身することになったと発表した。なお、鈴来騎手が萩原清厩舎に移る以外は現在の所属厩舎で調教助手となる予定(JRAホームページより)

12/10■JRAは10日、来年1月21日に高知RCで行われる「全日本新人王争覇戦」に美浦の嶋田純次・杉原誠人の両騎手が参加することになったと発表した。このレースは、JRAの騎手免許を有する初免許取得後3年以内の騎手のうち、騎乗技術等において模範となる騎手が招待される(JRAホームページより)

12/9■9日に香港のシャティンRCで行われた「ロンジン香港国際競走」各レースの結果は以下の通り。なお、香港スプリントをロードカナロアが勝利し、同レース史上初の日本馬の勝利となった。香港ヴァーズはジャガーメイルが短頭差の惜しい2着だった。
●4R(14:00=日本時間15:00=発走)【香港ヴァーズ】1着レッドカドー[GB](G.モッセ騎手)2着ジャガーメイル[JPN](D.ホワイト)短頭 3着ミアンドル[FR](M.ギュイヨン)1/2 【堀宣行調教師のコメント】「もう少しだったので残念でしたが、良く頑張ってくれました。今後は日本に帰って馬の状態を見てオーナーと決めます」【D.ホワイト騎手】「とても良い感じで走っていました。本当に良くやってくれました」
●5R(14:40=日本時間15:40=発走)【香港スプリント】1着ロードカナロア[JPN](岩田康誠)1:08.50 2着セリースチェリー[HK](R.フォーリー)2.1/2 3着キャプテンスウィート[HK](J.マクドナルド)2.1/2 4着ジョイアンドファン[HK](G.モッセ)3.1/4 5着ラッキーナイン[HK](B.プレブル)3.1/4 6着:アドミレイション[HK](N.カラン)4 7着カレンチャン[JPN](池添謙一)4.1/4 【安田隆行調教師(ロードカナロア)】「このレースは世界一のレースだと思っています。勝つためにきましたが、現実になってうれしいですし夢のようです。日本の馬が世界のスプリントに通用することを証明できました。来年も参戦したいです」【岩田康誠騎手】「ロードカナロアでこのレースを勝ちにきました。調子も良く、この馬が通用すると思いレースに臨み、強いことが証明できて良かったです」【安田調教師(カレンチャン)】「自分の競馬ができず残念ですが、無事に走ってくれて良かったです」【池添謙一騎手】「スタートで寄られてレースになりませんでした」
●7R(15:50=日本時間16:50=発走)【香港マイル】1着アンビシャスドラゴン[HK](Z.パートン) 2着グロリアスデイズ[HK](D.ホワイト)3/4 3着パッキングオーケー[HK](W.マーウィング)2.1/4 6着サダムパテック[JPN](武豊)2.1/4+3+3.1/4 12着グランプリボス[JPN](内田博幸) 【西園正都調教師】「スタートで他の馬との関係で内ラチにぶつかり、ハミを噛んでしまった。もう少しスムーズな競馬がしたかったです。手応えはつかんだので、また来年挑戦したいです」【武豊騎手】「最後もじわじわと伸びていたものの残念です。よく頑張ってくれました」【矢作芳人調教師】「調子が悪くなかったので、このような結果になるとは思いませんでした。課題が見つかったので調整し直し、また挑戦したいと思います。非常に残念です」【内田博幸騎手】「スタートが良く、良い感じで乗れていると感じていましたが、直線に向いてからの伸びがなかったです」(JRAホームページより)

12/9■9日のWIN5は、中京11R(尾張S)が1着同着となったため、「的中1票・払戻金上限の2億円」および「的中20票、15,046,990円」の二通りの組み合わせが的中となった。また、次回のWIN5へのキャリーオーバーが100,938,320円発生した(JRAホームページより)

12/7■9日(日)、香港・シャティンRCで行われる香港Cの大本命馬、シリュスデゼーグル(セン6、仏、2011年・英チャンピオンSなどG1・3勝)は左前脚の腱を負傷して同レースへの出走を取り消した。また、スウィートオレンジ(牡4、香港、2012年・香港クラシックマイルG1)は右前脚の球節の不安で同じく香港Cを取り消した。香港Cは11頭立てで行われる(サンスポ.com)

12/7■禁止薬物問題の渦中にいる世界的名手ランフランコ・デットーリ騎手(41)(伊)に、仏の競馬統括機関フランス・ギャロが11月20日から来年5月19日まで、6カ月の騎乗停止処分を下した。同騎手は9月16日に仏ロンシャンRCでの騎乗後の薬物検査で陽性反応があり、同機関の薬物審議会から4日に聴聞を受けていた。処分は全世界に適用される(デイリー=netkeiba.com)

12/6■23日の有馬記念出走に向けて調整されていたオルフェーヴルは6日、同レースへの出走を回避することが明らかとなった。管理する池江調教師は、この秋は凱旋門賞(2着)をピークに馬を作ってきており、帰国後緒戦の先月25日のジャパンC(2着)も含めて激戦続きを考慮。有馬記念の出走については、関係者間で慎重に協議を進めた上で「回復に時間が足りなかった」と判断された。今後は近日中にノーザンファームしがらきへ放牧に出された上、年明け2013年の現役続行に向けて疲れを癒していく(netkeiba.com)

12/6■JRAは6日、平成25年度の新規調教師試験合格者を発表した。今年度は5名が難関を突破。この中には、現役ジョッキーの石橋守騎手(46)、飯田祐史騎手(38)の2人が含まれている。合格者5名は以下の通り(五十音順)。▽飯田祐史(いいだ・ゆうじ)滋賀県出身、38歳。騎手(栗東・飯田明弘)▽石橋守(いしばし・まもる)滋賀県出身、46歳。騎手(栗東・フリー) ▽尾形和幸(おがた・かずゆき)宮城県出身、36歳。調教助手(美浦・久保田貴士) ▽森田直行(もりた・なおゆき)滋賀県出身、51歳。厩務員(栗東・松田博資) ▽和田雄二(わだ・ゆうじ)鹿児島県出身、43歳。調教助手(美浦・中野栄治)
石橋騎手は競馬学校騎手課程の第1期生として85年3月に栗東・境直行厩舎からデビュー。同3日にカンキョウツバメに騎乗して初騎乗初勝利を飾ると、同年の関西放送記者クラブ賞(新人騎手賞)を受賞した。その後もミスタースペインやライブリマウントとのコンビで重賞勝ちを収め、06年にはメイショウサムソンとのコンビで皐月賞、日本ダービーの2冠を制覇。特にダービーでは、ベテランらしい落ち着いた騎乗ぶりで勝利に導き、大きな称賛を得た。6日現在、JRA通算9446戦472勝(重賞15勝)。 また、飯田騎手は競馬学校騎手課程の第9期生として93年3月に栗東・飯田明弘厩舎からデビュー。同6日にメイショウアルマダで初騎乗(14着)し、同日にマイネルアルファで初勝利(通算2戦目)を挙げると、99年には夏の小倉でリーディングを獲得するなど活躍した。6日現在、JRA通算5918戦378勝。メイショウオウドウとのコンビで制した産経大阪杯、鳴尾記念など重賞4勝をマークしている(サンスポ.com)

12/6■23日に中山RCで行われる「第57回有馬記念」ファン投票の最終集計結果が発表された。オルフェーヴルが断然の1位。上位20位までは以下の通り。1位オルフェーヴル(90474票)2位ルーラーシップ(65330票)3位エイシンフラッシュ(59467)4位ジェンティルドンナ(59206)5位フェノーメノ(54857)6位ゴールドシップ(54555)7位トーセンジョーダン(38263)8位ヴィルシーナ(36431)9位ダークシャドウ(30318)10位トゥザグローリー(27008)11位ローズキングダム 12位ペルーサ 13位ナカヤマナイト 14位カレンブラックヒル 15位ビートブラック 16位ルルーシュ 17位アーネストリー 18位ネコパンチ 19位オウケンブルースリ 20位ジャガーメイル(netkeiba.com)

12/6■野元昭嘉騎手(36)(栗東・松田博資厩舎)が20日付で引退することが5日、わかった。レースの騎乗は16日が最後となる予定。引退後は松田厩舎の調教助手となる。同騎手は95年3月に父である野元昭厩舎からデビュー。2日終了時点でJRA通算237勝、重賞は99年のG3チューリップ賞(エイシンルーデンス)、G3北九州記念(エイシンビンセンス)、G3愛知杯(バンブーマリアッチ)の3勝。野元騎手は「調教助手の仕事をしながら、調教師を目指して勉強していきます」と語った(サンスポ.com)

12/6■競馬の禁止薬物検査で陽性反応を示していたイタリアのランフランコ・デットーリ騎手(41)が、6カ月のフランスでの騎乗停止処分を受けたことが5日、分かった。デットーリの弁護人が明らかにした。陽性反応が出たのは、9月16日にパリのロンシャンRCで行われたレース後の検査(サンスポ.com)

12/6■4レースの成績による合計得点で優勝を争う「インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ」が5日、香港のハッピーバレーRCで12人の騎手によって行われ、日本から参加した福永祐一騎手(35)は、第1戦2着、第2戦11着、第3戦8着、第4戦10着で6位だった。優勝したのは第1、4戦を制したシンガポールのJ.モレイラ騎手(サンスポ.com)

12/4■船橋のフリオーソが、29日に大井RCで行われる東京大賞典を最後に引退することになった。なお、引退式は来年1月7日(月)に船橋RCで行われる。また、今月29日の東京大賞典レース後にも引退セレモニーが行われる。同馬は来年からダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで種牡馬となる予定(netkeiba.com)

12/2■幸英明騎手は、阪神4Rでノアオーカン(9着)に騎乗し、自身2回目のJRA年間1000回騎乗を達成した。同騎手は2010年に前人未到のJRA年間1000回騎乗を達成し、最終的にJRA年間最多騎乗1008回を記録した(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

12/2■香港ヴァーズに出走するジャガーメイルが1日20:51に成田APを発ち、香港国際APへ2日0:55(日本時間1:55)、シャティンRCには2:10(日本時間3:10)に到着した(JRAホームページより)

12/1■12/9の香港国際競走に出走するグランプリボス、サダムパテック、カレンチャン、ロードカナロアの4頭は30日20:23に関空を発ち、香港国際APへ23:20(日本時間24:20)、シャティンRCには1日1:15(日本時間2:15)に到着した(JRAホームページより)

11/28■この日、2013年の競走の格付けが日本グレード格付け管理委員会により行われ、地方競馬で実施されるダート交流重賞のうち、「JBCレディスクラシック」が新規に格付け(JpnⅠ)を取得した。この結果、来年11月4日に金沢RCで行われる予定のJBC競走は、一日に三つのJpnⅠ競走が行なわれる、我が国初の記念すべき日となる。なお、これ以外に新規に格付けを取得した競走は「オーバルスプリント(JpnⅢ)」「レディスプレリュード(JpnⅡ)(keiba.go.jp)

11/28■JRAは28日、30日付で美浦所属の田面木博公・千葉直人・穂苅寿彦の3騎手が引退し、調教助手となることを発表した。田面木騎手(JRA通算7896戦517勝)は杉浦宏昭厩舎、千葉騎手(JRA通算984戦24勝)は藤原辰雄厩舎、穂苅騎手(JRA通算1521戦94勝)は新開幸一厩舎で調教助手となる予定(JRAホームページより)

11/27■福山市の羽田皓市長は26日、18億円超の累積赤字を抱える福山市営競馬について「経営環境は厳しく、収支均衡の予算を編成できない」として、来年3月末で廃止する方針を明らかにした。市役所内で競馬関係者と面会して伝えた。羽田市長は、本年度の収支見通しについて「黒字は極めて困難」と述べた上で「来年度も1億6000万円以上の歳出オーバーが見込まれる。予算が編成できない」と理由を説明した。競馬関係者からは「納得できない」などの声が上がったが、羽田市長は「やむを得ない決断で断腸の思い。就労などの面で精いっぱい対応したい」と理解を求めた。福山競馬をめぐっては、2010年に有識者による検討委員会が、事業継続の条件について「実質単年度黒字の確保」とする答申を提出し、存廃をめぐる議論が続いていた(スポニチアネックス)

11/25■今年のWSJSは東京RCで「エクセレントジョッキーズT1000万(芝1600m)」「ファンタスティックジョッキーズT1600万(芝1400m)」「マーヴェラスジョッキーズT1000万(ダ1600m)」「プロミネントジョッキーズT1600万(芝2000m)」の4競走が行われた。優勝は初来日のZ.パートン騎手(香港)で、4競走を「1・10・5・1着」と2勝し、52点を挙げた。2位:浜中俊40点(8・4・1・7着)3位:R.ムーア(英)37点(7・2・2・10着)4位:蛯名正義30点(3・2・14・12着)5位:C.ウィリアムズ(豪)29点(5・6・4・11着)6位:柴田善臣27点(13・11・3・4着)6位:山口勲(佐賀)27点(15・1・7・14着)。以下、8位:M.デムーロ(伊)9位:C.スミヨン(仏)10位:W.ビュイック(英)11位:池添謙一 12位:A.シュタルケ(独)13位:内田博幸 14位:J.ムルタ(愛)15位:岩田康誠。●ザカリー・パートン騎手(初出場で初優勝)「大変素晴らしい騎手が揃ったWSJSで優勝できて嬉しいです。日本の馬場はとても綺麗で、馬も立派で、日本のファンにも感謝しています。できれば来年もファンの皆様とお会いしたいと思います」●浜中俊騎手「これだけ素晴らしい騎手の中で楽しく騎乗できました。初出場で2位となり嬉しいです。すべての騎手が高い技術・パフォーマンスを発揮し、とても刺激になりました。年間リーディングに向けて、今後も毎週ベストの騎乗を心がけたいと思います」(JRAホームページより)

11/25■24日の京都10R(トウシンイーグル)で落馬負傷した佐藤哲三騎手(42)は京都市内の病院で検査を受けた結果、左上腕骨開放骨折、左肩甲骨骨折、外傷性気胸、L4(腰椎)横突起骨折、左尺骨骨折、右大腿骨骨幹部骨折、左足関節脱臼骨折、右下腿部裂創、右第1肋骨骨折、右肘関節(尺骨)脱臼と診断された。全治期間などは明らかではないが、当面の休養が濃厚で、次週のJCダートで騎乗予定だったエスポワールシチーは武豊に乗り替わる(サンスポ.com)

11/25■25日のジャパンCで優勝したジェンティルドンナの岩田康誠騎手は、最後の直線コースで外側に斜行した進路の取り方が強引なものであったため、12月1日(土)・2日(日)の2日間の騎乗停止を科せられた(JRAホームページより)

11/25■25日のWIN5は、1レース目(東京9R:キャピタルS)から最低18番人気馬が勝つ波乱となったが、結局2票が的中、払戻は2億円となり、さらに249,662,660円のキャリーオーバーが発生した(JRAホームページより)

11/25■京都1Rにフェブアクティヴ(セン2、川村禎彦厩舎)が出走(15着)し、秋の京都開催8週連続出走(8連闘)となった。京都競馬で8連闘を記録するのはJRA史上初めて。また、2歳馬の8連闘も初。JRAの最多連続週出走記録は、1995年にラガービッグワンが記録した12週(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

11/25■新ひだか町のホッカイドウ競馬場外発売所「Aiba(アイバ)静内」が、本年度の同競馬開催最終日の11月15日をもって一時閉鎖され、次年度に向けてリニューアルされることになった。Aiba静内は2001年9月に開設された道内最初のミニ場外。莫大な累積赤字を抱える同競馬が売上拡大を図る目的で、国道235号線沿いの商業施設内に総工費約3500万円をかけて設置した。総敷地面積は140㎡で自動券売機3台、自動払戻機1台、払戻窓口1カ所が設けられ、馬産地の場外として地元ファンに親しまれてきた。リニューアルオープンの時期などは決まり次第発表される。また、札幌市のJR琴似駅前にある「Aiba琴似」は、11月21日をもってホッカイドウ競馬場外発売所としての営業を終了。29日からはばんえい競馬の場外発売所として運用される。Aiba琴似は09年9月に道内14カ所目、札幌市内では3カ所目のミニ場外として、JR琴似駅前にある雑居ビルの2・3階に開設。総敷地面積は1060㎡で、2階は一般席で自動発払機2台、自動発売機3台、有人払い窓口1台、地域交流スペースがあり、有料フロアの3階には自動発払機2台、自動発売機1台、有人払い窓口1台のほか、98座席に16インチの専用モニターが設置されている。再オープンに際し名称を「ばんえい十勝琴似駅前場外発売所」に変更。道内では7カ所目、札幌圏では初のばんえい競馬直営場外となり、南関東競馬など他の地方競馬の馬券も発売する(競馬ブックweb)

11/25■17日の東京5R2歳新馬戦において、ディープインパクト産駒のヘンデンテノール(牡2、美浦・大久保洋吉厩舎)が優勝し、ディープインパクトはJRA年間185勝目を挙げ、昨年キングカメハメハが記録した184勝を抜いて内国産種牡馬のJRA年間勝利数の最多記録を更新した。ディープインパクトは07年に国内最高額となる総額51億円のシンジケートが組まれ、安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。10年に初年度産駒がデビューすると、JRA2歳新種牡馬の勝馬頭数、勝利数、総収得賞金額の記録を更新し、JRA2歳新種牡馬&2歳総合チャンピオンサイアーに輝いた。昨年は2世代の産駒で年間100勝を突破したほか3つのG1を制し、JRA総合で第2位、2歳部門では2年連続でチャンピオンサイアーのタイトルを獲得。今年はG1日本ダービー、牝馬三冠を含め重賞17勝を挙げるなど11月18日現在での勝利数は188勝となり、06年のサンデーサイレンス(228勝)以来の200勝到達も間近に迫っている。総合種牡馬ランキングも4月に初めてトップに躍り出ると、そのまま首位の座を堅持。初の総合チャンピオンサイアーのタイトル獲得にも期待がかかっている(競馬ブックweb)

11/25■愛国で繁殖生活を送っているウオッカ(牝8)の初仔が19日、浦河町の吉澤ステーブルにおいて、報道陣の前にお披露目された。その注目の初仔は、09年の英ダービーと英2000ギニーの英2冠、凱旋門賞などを制したシーザスターズ(牡6、父ケープクロス)を父に持つ黒鹿毛の牡馬。昨年春、愛国で生まれた“長男”は、英国からオランダを経由して10月31日に来日し、横浜市で入国検疫を終えた11月13日に同ステーブルへ移動してきた。集まった報道陣の前に登場した同馬は、輸送による疲れや初めての環境にも慣れた様子で元気そのもの。堂々とした立ち居振る舞いでポーズを決め、撮影に応じた。馬体重はこの時期の1歳馬にしては破格の540kg。ピカピカに輝く黒鹿毛の雄大な馬体、透き通るような澄んだ瞳はすでに大物感十分だった。同ステーブルの廣島剛場長は「食欲も旺盛で精神力も強そう。注目度も高くプレッシャーは感じますが、管理される角居調教師と相談しながら調教を進めていきたいと思います」とコメント。父母合わせてG1・13勝という“長男”に期待をかけていた(競馬ブックweb)

11/24■フランスの競馬統括機関のフランスギャロが世界的な名ジョッキー、ランフランコ・デットーリ騎手(41)(イタリア出身、英国拠点)に、フランスで騎乗停止処分を科したことが23日、わかった。期間は明らかになっていない。同騎手は9月16日にロンシャンRCでのレース後に受けた禁止薬物検査で陽性反応が出て、その処分が注目されていた。騎乗停止期間がどの程度になるか注目されるが、フランス競馬は重要なシーズンはすでに終了している。また、英国の主催者は騎乗を望む場合、改めて薬物検査が必要になるという見解を示している (サンスポ.com)

11/24■日曜京都1R(2歳未勝利、ダ1400m)で近年ではきわめて珍しい記録が達成される。出走枠に入ったフェブアクティヴ(栗・川村、セン2歳、父オレハマッテルゼ)は何と8連闘。2開催8週間続いた秋の京都競馬で、すべての週に出走することになる。同馬は未勝利の身で、前走の着順が悪ければ出走枠に入れない可能性もあったが、芝・ダートを問わずフルゲートに満たないレースを選んで出馬投票を行い、キャリアを積み重ねた。しかも、レース経験を積んだことが奏功したのか、ここに来て着順は上昇。18日には、デビュー13戦目にして最高着順となる4着に健闘している。JRAで記録に残っているところでは、1995年にラガービッグワンが12連闘しているものの、これは出走頭数が少ない北海道開催で、現状のルールもなかった時代のこと(サンスポ.com)

11/23■関東所属のジョッキーでは最年長となる50歳の田面木博公騎手が、現役を引退することがわかった。今後は12月1日付で杉浦厩舎の調教助手に転身。24日の東京2Rフォージドホウオーがラストライドとなる。田面木騎手は1983年3月にデビューし、同年に37勝を挙げて民放競馬記者クラブ賞(最優秀新人賞)受賞。1992年阪神3歳牝馬S(スエヒロジョウオー)でG1初制覇を飾った。22日現在でJRA通算517勝、重賞は9勝をマークしている。◆田面木騎手「だんだん乗り鞍が少なくなり50歳を区切りに考えた。大きなケガもなく、よく30年も騎手をできたと思う。初めて重賞(85年札幌記念)を勝ったリキサンパワー、天皇賞(86年秋)2着のウインザーノットが思い出に残っている」(サンスポ.com)

11/22■名古屋の岡部誠騎手(35)が、22日の笠松競馬第10競走をエーシンフルハウス号で優勝し、1994年(10月16日名古屋競馬第1競走)のデビュー以来、14560戦目にして地方競馬通算2500勝を達成した。重賞は11・12年の笠松グランプリなど53勝(keiba.go.jp)

11/19■20日付で勇退する嶋田功調教師(67)は、18日東京4Rのスーパーティチャー(4着)が管理馬の最後の出走となった。「夢を追いかけ、好きな仕事をできたんだから幸せだった。思い出深いのはダービー。1番人気で落馬(1969年タカツバキ)して、9番人気で勝てた(73年タケホープ)ことかな」と一流ジョッキーとして活躍した往時を懐かしんだ。同じく勇退する保田一隆調教師(60)は、18日福島12R(アードバーク7着)が最後の出走となった(サンスポ.com)

11/18■本日、近代競馬150周年にちなみ、競馬の発展とともに、これまで数々の名実況を提供してきた応援の名アナウンサーが福島RCに集結し、実況を放送ブースから場内全館放送にてファンへ届けた。
●7R 樋口忠正さん(元ラジオ日本アナウンサー)のコメント「実況マスターズのトップバッターを務めるので、昨日のうちに馬名も勝負服もしっかり覚えて実況に挑みました。もう少しスムーズにできると思ったのですが……。しかし、あと3ヶ月で75歳になるおじいちゃんでもこの程度に元気にできるということはお見せできたのではないかと思います」
●8R 蜂谷薫さん(元毎日放送アナウンサー)のコメント「福島RCでの実況は初めてのことで、これで関西のアナウンサーにとっては難しい『全10場実況制覇』を達成することができました。終わった後、G1競走の後のような達成感があります。競馬実況という、よい仕事を長くすることができたとつくづく思います。競馬の実況が大好きです。楽しませてもらいました」
●9R 馬場鉄志さん(元関西テレビアナウンサー)のコメント「アパパネの桜花賞を最後に、もう二度と競馬実況はしないと決めてから、3年ぶりの実況でしたが緊張はしませんでした。子供の頃、父から白虎隊の歌を叩き込まれ、会津士魂に憧れて育ったことから、福島は大好きなところです。その福島で、本日実況ができてよかったです」
●10R 長岡一也さん(元日本短波放送アナウンサー)のコメント「福島は、昭和37年に初めて出張し、場内実況を担当してから、私にとって第二の故郷みたいなものです。初心に戻ってがんばりましたが、2歳戦なのでゴール前は、やはりもつれましたね。場内実況を担当すると、お客様の歓声が返ってくるので、手応えがあって、やはり面白いです」
●11R 高橋雄一さん(元福島テレビアナウンサー)のコメント「福島らしさを出すことで、福島RCにお越しいただいたお客様に楽しんでいただけることを心がけての6年ぶりの実況でした。福島のお客様は、競馬を単に好きなだけでなく、競馬を愛してくださっております。その分見る目も厳しいですが、それを逆に励みとして、これまでがんばってきました。この企画を聞いて以来続いていた約2ヶ月間の緊張から、これでやっと解放されます」
●12R 白川次郎さん(ラジオNIKKEIアナウンサー)のコメント「すごくテンションが上がりました。競馬場で、馬を前にして実況することが、いかに快感を与えてくれるものなのかを改めて感じました。実況は、本来レースの添え物ですが、このような主役になれる企画を考えてもらい、皆様に興味をもってもらえたのは嬉しかったですし、一番の楽しみを与えてもらった思いです」(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

11/18■JRAは18日、2013年度の春季競馬番組を発表した(JRAホームページより)

11/18■ダーレー・ジャパン(株)は13日、エイシンフラッシュ、ワークフォースと日英ダービー馬の父として知られるキングズベスト(牡15、父キングマンボ)を、来春から日高町のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで供用することを発表した。 同馬は半姉に凱旋門賞馬アーバンシー、おいに全欧年度代表馬シーザスターズ、英・愛ダービー馬ガリレオなどがいる米国産馬。現役時代はジャイアンツコーズウェイを退けて2000年のG1英2000ギニーを制覇するなど、英愛6戦3勝の成績を収めた。 現役引退後の01年に愛豪で種牡馬入り。これまでに10年の日本ダービーと今年の天皇賞・秋を制したエイシンフラッシュ、10年の英ダービーと凱旋門賞を制したワークフォースなど7頭のG1勝ち馬を送り出している。また、10年には仏チャンピオンサイアーのタイトルを獲得。スプリントからクラシックディスタンス、長距離まで幅広く活躍馬を輩出する万能サイアーとして確固たる地位を築いてきた。 来日時期、種付料は未定。5代血統表中にヘイローを持たないことから、サンデーサイレンス系繁殖牝馬とのアウトクロスが可能となる。 ダーレー・ジャパン(株)にとって新種牡馬の導入はストリートセンスに続いて2頭目。三嶋健一郎代表は「ストリートセンスに続き、日本の皆様にキングズベストをご提供できることを大変嬉しく思っております。キングズベストは、キングマンボの後継種牡馬として皆様ご存知のエイシンフラッシュをはじめ、すでに7頭ものG1勝ち馬を送り出している優秀な種牡馬です。日本のラインナップに強力な一頭が新たに加わり、来シーズンが今から楽しみです」と期待を寄せている(競馬ブックweb)

11/18■11日のG1エリザベス女王杯・レインボーダリアの優勝により、ブライアンズタイム(牡27)は20年連続重賞勝利を達成した。 ブライアンズタイムは1990年に種牡馬入り。重賞初勝利は初年度産駒がデビューした93年のG1朝日杯3歳S(ナリタブライアン)だった。JRAでの連続重賞勝利は18年(1993~2010年)で途絶えたが、交流重賞を含めた記録は継続。07年の皐月賞(ヴィクトリー)以来5年ぶりのJRAG1制覇がメモリアルVとなった。20年連続はノーザンテースト(1979~98年)と並ぶ歴代1位タイとなる。 同馬は今シーズン、国内供用の最高齢種牡馬として36頭の牝馬に種付け。9月には定期種畜検査を受け、種牡馬登録は継続している。管理する新ひだか町のアロースタッドでは「20年連続は素晴らしい記録。本当に偉大な種牡馬ですね」とパートナーを讃えていた(競馬ブックweb)

11/17■JRAの経営委員会が16日、東京都港区の同六本木事務所で開かれ、2013年の事業計画案および収支予算案が決議、承認された。今年との大きな違いは、日本ダービーの1着賞金の増額。現行の1億5000万円から2億円と5000万円アップされる。今年、大きく減額された重賞(ダービー以外の133レース)の賞金は据え置き。また、馬主登録要件の見直しも発表された。競馬の祭典の1着賞金が大幅にアップされる。JRAの現行の1着賞金ではジャパンC2億5000万円、有馬記念2億円に次ぎ、ダービーは1億5000万円で3番目だったが、来年はジャパンC、有馬記念が据え置かれたことで、有馬記念と並ぶ2番目にランクされる。「JRAのステージで何が一番のレースかということを考慮しました。現行の有馬記念とダービーの1着賞金の差が妥当かどうかを熟考して増額に至りました」とJRAは説明。競走事業費の予算がアップ(2012年比23億円増)したことと、来年のダービー(5月26日)が80回を迎えるためだが、1回だけの措置ではないという。今年から2歳新馬戦の施行時期が早まり、ダービーの翌週からスタート。「ダービーからダービーへ」のスローガンを掲げるJRAにとっても1着賞金をアップすることで、よりその姿勢が明確になった。そのほか、16日にJRAから発表された変更点は次の通り。

1.馬主登録の条件の見直し●経済状況や馬主数の減少を考慮して、所得(個人馬主1800万円→1700万円)、資産(個人馬主9000万円→7500万円)の基準を現行から引き下げる。また、所得と資産の相互換算を可能とする。現行は所得、資産いずれもクリアしなければ審査に通らなかったが、来年からどちらかをクリアすれば審査を通るケースも出てくる。シニア層や若年層を想定したもの。
2.夏季2歳重賞の出走制限の廃止●出走枠があれば、未出走、未勝利馬も出走可能になる。現行は出走できない。
3.3歳5大競走(クラシック)への[外]出走枠●これまでは「(外)と合わせて出走可能頭数の2分の1(9頭)以内」だったが、「出走可能頭数の2分の1(9頭)以内」に変更。
4.(地)の出走制限および(地)再登録の改善●地方でデビューした(地)馬の中央編入条件(収得賞金)が緩和される一方、中央デビューの地方在籍馬の再転入条件は厳しくなる。
5.障害重賞の負担重量●J・G1優勝馬や有力馬の出走機会を確保するため、J・G3での別定重量を変更。
6.WSJSは阪神●今年は東京で行われるWSJSを来年は阪神で開催。(サンスポ.com)

11/16■JRAは16日、2013年度の競馬番組、開催日程を発表した(JRAホームページより)

11/16■12月5日(水)、香港のハッピーバレーRC(ナイター)で行われる「2012ロンジン・インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ」に福永祐一騎手が出場することになった。【外国人騎手】(10名)クレイグ・ウィリアムズ(豪)、クリストフ・ルメール(仏)、オリビエ・ペリエ(仏)、トム・クウィリー(愛)、福永祐一(日本)、ジェームス・マクドナルド(NZ)ジョアン・モレイラ(新)、ウィリアム・ビュイック(英)、ライアン・ムーア(英)、ダグラス・ホワイト(香港) ※ 括弧内は主に騎乗している国・地域 【香港人騎手】(2名)※11月22日時点のリーディング上位1名と上位地元騎手1名 (JRAホームページより)

11/15■12月13日(木)に園田RCで行われる「第21回ゴールデンジョッキーカップ競走」に、JRA所属騎手3名(岩田康誠、内田博幸、蛯名正義)が参加することになった。この競走は、通算2000勝以上を挙げた騎手が招待される、園田競馬恒例のイベント(JRAホームページより)

11/15■欧州年度代表馬が14日夜(日本時間同日深夜)に発表され、英国の怪物フランケル(牡4、H.セシル厩舎)が2年連続で選ばれた。同馬はデビュー以来14戦無敗で、今年も引退戦となった英チャンピオンSまで5戦5勝。来春から英国で種牡馬生活に入る(サンスポ.com)

11/14■JRAは14日、イオリッツ・メンディザバル騎手(38)=スペイン出身、フランス拠点=の騎手免許を14日付で取り消したと発表した。同騎手が治療により帰国するため。メンディザバル騎手は11日の東京7R(デルマダイコク4着)で右肩関節を脱臼。今週はマイルCSのアイムユアーズなどに騎乗する予定だったが断念し、治療のため帰国することになった。同騎手は10月21日の菊花賞(スカイディグニティ2着)のレース中にも同じ部位を脱臼していた(サンスポ.com)

11/14■ランフランコ・デットーリ騎手(41)=イタリア=に薬物疑惑が浮上した。英国の競馬専門紙「レーシングポスト」が報じたもので、9月16日にフランスのロンシャンRCで騎乗した後の薬物検査で陽性反応が出たことから、フランスの競馬統括機関フランスギャロは、来週中に事情聴取を行う意向を示している。フランスギャロの担当者は「すべての手続きが終わるまで、この件についてのコメントはしない」と話した。デットーリ騎手は今年、長らく務めてきたゴドルフィン主戦騎手の座を離れ、日本のオルフェーヴルも出走(2着)した10月の凱旋門賞では、それまでライバルだったクールモア所有のキャメロットに騎乗するなど激動のシーズンを過ごした。検査が行われた9月16日は凱旋門賞の前哨戦であるG2フォワ賞などが行われた日で、デットーリ騎手もフォワ賞ではジョシュアツリーに騎乗してオルフェーヴルの3着という結果を残している。日本でもジャパンC3勝など華々しい実績を残してきた人気騎手だけに、事態の推移が注目される(サンスポ.com)

11/12■24・25日に東京RCで行われる「第26回ワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)」に騎乗する騎手15名がJRAから発表された。JRAからは勝利数東西1、2位の蛯名正義、内田博幸、岩田康誠、浜中俊に加えて特別参加で柴田善臣(通算2000勝達成)、池添謙一(サマージョッキーズシリーズチャンピオン)の6騎手が参加(補欠は関東=横山典弘、関西=福永祐一)。地方競馬からはスーパージョッキーズトライアルで優勝した佐賀競馬の山口勲が参戦する。また、海外からはジョン・ムルタ(愛)、ウィリアム・ビュイック(英)、ライアン・ムーア(英)、アンドレアシュ・シュタルケ(独)、クリストフ・スミヨン(仏)、ミルコ・デムーロ(伊)、クレイグ・ウィリアムズ(豪)、ザカリー・パートン(香)の8騎手が出場することになった。このうち、デムーロ、パートン、ビュイックの3人はWSJS初出場で、ビュイックはWSJSが日本での初騎乗となる(サンスポ.com)

11/11■東京10Rで、サトノギャラントが1着となり、同馬を管理する藤沢和雄調教師は、JRA通算1154勝となった。これは、伊藤雄二元調教師の持つ通算1153勝の記録を更新し、JRA史上第7位の記録となる。藤沢和雄調教師のコメント「馬主をはじめ関係者の皆様から応援していただいたおかげです。勝ち星をさらに重ねていけるよう、これからもがんばっていきたいと思います」(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

11/8■日本軽種馬協会は、このたび米国のウインスターファームで種牡馬として供用されているサマーバード号(2006年生、6歳、米国産、父バードストーン、母ホンコンスコール、母の父サマースコール)の購買契約を締結しました。本馬は、現役時代に米国で3歳時9戦4勝2着1回3着1回、G1ベルモントS(ダ12F)、G1トラヴァースS(ダ10F)、G1ジョッキークラブゴールドC(ダ10F)などG1・3勝の競走成績を収め、2009年米3歳牡馬チャンピオンに選出されております。2011年より種牡馬入りし、現在、初年度産駒は当歳。初年度148頭、2年目141頭の牝馬を集め、高い人気となっています。なお、現在本馬は米国にて供用中。今後米国にて出国検疫を行い、日本へは12月上旬に輸入され、輸入検疫の後12月下旬に種馬場に到着予定です(JRAホームページより)

11/8■JRAの発表によると、BCターフに出走したトレイルブレイザーは、8日、8:21に成田APに到着し、輸入検疫のため、競馬学校に10:55に入厩した(JRAホームページより)

11/7■JRAは7日、今月20日付けで美浦の坂本勝美(47)、嶋田功(67)、保田一隆(60)の3調教師が勇退することになったと伝えた。それぞれ通算2467戦140勝(重賞1勝)、4425戦277勝(重賞4勝)、2119戦92勝(セイウンスカイの皐月賞、菊花賞を含む重賞6勝)を挙げている。戦績は7日現在、JRAのみ。年齢は引退予定の20日付(JRAホームページより)

11/7■11/25ジャパンCへの出走を予定するオルフェーヴルが7日、放牧先のノーザンファームしがらきから栗東TCに帰厩した。「今週の金曜日(9日)に2週前追い切りをやるつもりです。自分の目で動きやタイムを見て、出走するかどうかを最終的に判断したい」と話した池江泰寿調教師は、鞍上に再び池添謙一騎手を迎えることを発表。凱旋門賞馬ソレミア(牝4、仏)がすでに来日を決めており、再戦の場となるだけに「間隔が短いのでプロフェッショナルな仕事を求められるが、何とか努力して出走させたい」とリベンジに燃える。なお、同厩のトーセンジョーダンは、引き続きスミヨン騎手とのコンビでJCへ。トゥザグローリーは12/2JCダートを目指す。BCターフ4着のトレイルブレイザーは8日に帰国。着地検疫を経て12/23有馬記念へ向かう。鞍上は武豊騎手(デイリー)

11/6■オーストラリアの有力紙シドニー・モーニング・ヘラルドは6日付で、同国の代表的な競馬騎手ダミアン・オリバー氏が規則に反し、自身が出場した2010年の国内レースで他の馬に賭けていたことをレースの運営当局に認めたと伝えた。6日には、オーストラリアの国民的行事でもあるメルボルンCに出場予定で、波紋が広がっている。同氏はJRAから短期騎手免許の交付を受け、日本のレースに出場した経験もある(サンスポ.com)

11/6■4日のアルゼンチン共和国杯(6着)後、右前脚の浅屈腱不全断裂が判明したギュスターヴクライの引退が5日、オーナーの社台サラブレッドクラブのHPで発表された。この日、JRAの獣医師は同馬を競走能力喪失と診断。今後については未定。通算19戦5勝、重賞1勝。獲得賞金1億7527万円。今年の阪神大賞典で、2周目3コーナーで外に逃避したオルフェーヴルを抑えて重賞初制覇を遂げ、今後の活躍が期待されていた(サンスポ.com)

11/5■全国ポニー選手権「第4回ジョッキーベイビーズ」が4日、東京RCのホームストレッチ芝400mで行われ、長野代表の小林勝太くん(9)が、第4代チャンピオンに輝いた。敢闘賞には、公営・川崎の佐藤博紀騎手の息子で、最年少7歳の佐藤翔馬くん(関東代表)が選ばれた。◆小林勝太くん(1着)「勝ったとは分からなかったけど、聞いてほっとした。初めて東京RCで乗って勝てたのでうれしかった」◆2着・青木一馬くん(12)(関東)「自分なりの力は出せました」◆3着・大池澪奈さん(11)(北海道)「思った通りに乗れた」◆4着・木村和士くん(13)(北海道)「自分なりにいい騎乗ができた」◆5着・小峯大哉くん(12)(九州)「緊張してうまく追えなかった」◆6着・佐藤翔馬くん(7)(関東)「敢闘賞がもらえてうれしかった」◆7着・丹野愛依さん(12)(東北)「もう少しきれいに乗りたかった」◆8着・松若流星くん(12)(関西)「うまくいかなかったし悔しい」(サンスポ.comほか)

11/4■3日(日本時間4日朝)、USAカリフオルニア州のサンタアニタRCで行われたブリーダーズCターフに日本から参戦したトレイルブレイザーは、4着に終わった。勝ったのはR.ドミンゲス騎手騎乗のリトルマイクで2着はポイントオブエントリー。勝ちタイムは2分22秒83(良)。大外12番枠からスタートしたトレイルブレイザーは5番手を絶好の手ごたえで追走。4コーナーでは外から進出して先頭に並びかけるシーンもあったが、直線で伸びを欠いて4着に敗れた。同馬は9月14日に渡米。ステップレースの10月6日のG2アロヨセコマイル(サンタアニタ芝8F)で半馬身差の2着に敗れた後、現地でトレーニングを積み、この大一番に臨んでいた。レース前日に後肢を交差したことで外傷を負うアクシデントもあったが予定通りに出走。2005年のシーザリオ(アメリカンオークス)以来、7年ぶり史上2頭目となる米G1制覇を目指したが、惜しくも達成できなかった。ブリーダーズCは世界各国から強豪が一堂に会する世界的な競馬のビッグイベントで、開催は基本的に米国内での持ち回り。今年は11月2、3日の2日間で計13のG1レースが行われている。日本馬は過去に7頭(タイキブリザードは2度挑戦)が出走。レッドディザイア(2010年フィリー&メアターフ)の4着がブリーダーズCにおける最高成績で、トレイルブレイザーはこれに並んだことになる。勝ったリトルマイクは今年のターフクラシック、アーリントン・ミリオンの勝ち馬。ジャパンCにも予備登録している(サンスポ.com)

11/3■思わぬアクシデントが発生。米国サンタアニタRCのG1ブリーダーズCターフ(芝12F・日本時間4日午前7時18分発走)に、出走する日本のトレイルブレイザーはレース前日の2日に運動中、左蹄冠部を裂傷する出来事があった。この日は武豊を背にスクーリングする予定だったが中止。調教予定時刻の8時を過ぎたあたりから国際厩舎前は不穏な空気を察した記者、カメラマンが「出走回避するのではないか?」という声が渦巻いたほど。応急処置を施してから池江調教師は姿を見せて「運動中に近づいてきた牝馬に馬っ気を出してパニックになった。自分の右トモで左トモを蹴ってしまった」と負傷の原因を説明。レースには出走する旨を伝えた上で、「2cmほどの裂傷で大量の出血だったが傷は浅かったので縫わなくていい。バンテージを巻いて止血した。競馬にどんな影響がでるかわからない」と特に深刻さは伝えずに淡々と話した(スポニチ・アネックス)

11/1■JRAは1日、JCに予備登録のあった外国馬のうち、ジャッカルベリー(牡6、英)、レッドカドー(セン6、英)、スリプトラ(牡6、英)、ソレミア(牝4、仏)の関係者がJCへの招待を受諾したと発表した。フランスのソレミアは今年の凱旋門賞でオルフェーヴルに勝った牝馬(JRAホームページより)

10/31■JRAは30日、来年から降着・失格について新基準を導入すると発表した。海外の競馬主要国にならい、到達順位を尊重する姿勢を打ち出したのが大きな変更点で、現行より降着・失格は少なくなる見込みだ。ただ走行妨害の“やり得”を防ぐため、騎手に対する制裁は強化される。東京・六本木事務所で記者会見に臨んだJRAの尾関道春審判部長は、1991年の降着制度導入以来、初の基準変更に踏み切る理由を説明した。「世界のルールを統一していこうという国際的な流れから、主要国のルールを参考にして導入することになりました」。来年1月から適用される基準の変更点の大きなポイントは競走馬がレースで示したパフォーマンス、つまり着順や脚いろを尊重すること。走行妨害がなければ被害馬が加害馬に先着したと裁決委員が判断した場合のみ降着となる。逆にいえば、被害馬が大敗すると加害馬は降着とはならない。G1では過去、1位に入線した馬がレース中に他馬の走行を妨害していたとして降着となったケースがある。たとえば1991年の天皇賞・秋で、2位に6馬身差をつけてゴールしたメジロマックイーン(18着降着)。最近では2010年のジャパンCで、2位に1馬身3/4差をつけてゴールしたブエナビスタ(2着降着)の例が記憶に新しい。しかし、新基準を適用すると、この2例は降着にならない可能性が高いという。また被害馬の騎手が落馬した場合でも、イコール加害馬失格とはならないとしている。制度変更で降着・失格は大幅に減少することが予想されるが、尾関審判部長は「騎手に対する制裁は今まで以上に厳正に行っていく。これまで10万円の過怠金だったものが騎乗停止になる場合もあるし、繰り返し走行妨害があるような場合は騎手免許にも関わる(ことになる)と思います」と説明。妨害が“やり得”にならないよう、騎手への制裁を強化する(サンスポ.com)

10/29■JRAは29日、平成25年度競馬学校騎手課程(第32期生)の入学試験合格者を発表した。来年4月入学予定の難関を突破したのは7人(応募者153人、一次試験合格者28人)。この中には、菊沢隆徳調教師の息子・一樹くんや、第1回ジョッキーベイビーズ(09年)のチャンピオンだった木村拓己くん、4年ぶりとなる女性合格者の藤田菜七子さんなどが含まれている。合格者の氏名は以下の通り。▽岩田英利久(いわた・えりっく、14歳、京都府出身)▽荻野極(おぎの・きわむ、15歳、東京都出身=空手世界大会4位の実績)▽金濱充志(かなはま・あつし、16歳、滋賀県出身=父は厩務員)▽菊澤一樹(きくさわ・かずき、15歳、茨城県出身)▽木村拓己(きむら・たくみ、15歳、北海道出身)▽坂井瑠星(さかい・りゅうせい、15歳、東京都出身=父は大井競馬の坂井英光騎手)▽藤田菜七子(ふじた・ななこ、15歳、茨城県出身)(サンスポ.com)

10/29■昨年の凱旋門賞、今年のキングジョージなどの大レースを制したデインドリーム(独=P.シールゲン、牝4)が、来春のG1ドバイシーマクラシック(3月下旬予定、UAE・ドバイ、メイダン、芝2410m)を最後に引退する。その後は14戦無敗で競走生活を終えた英国のフランケルと交配予定。28日、共同オーナーの吉田照哉氏が東京RCで明らかにした。同馬はドイツで馬伝染性貧血の感染馬が出た影響で3カ月間移動を禁止されたため、連覇がかかった今年の凱旋門賞断念を余儀なくされた。ドバイシーマクラシックの前にフランス・シャンティイのポリトラックでの一般戦に出走する予定だ(サンスポ.com)

10/26■ディープブリランテが引退、種牡馬入りすることが決まった。菊花賞での復帰を目指して調整されていたが、18日朝の運動後に右前脚の屈腱炎を発症。当初は来秋の復帰を目指すとしていたが、関係者が協議した結果、引退することになった。矢作芳人調教師は「もう一度、ファンの前にお見せできないのが非常に残念ですが、サラブレッドはアスリートと思っていますので、引き際が大事だと考えました。この馬と過ごした1年余りは本当に夢のようでしたし、僕にとってこの馬は宝物でした。海外制覇の夢は子供たちに託したいと思いますので、子供たちを競馬場で応援していただければと思います」とコメントしている。7月21日に英国で出走したキングジョージVI&クイーンエリザベスS(8着)が最後のレースとなった。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる(サンスポ.com)

10/26■栗東の芹沢純一騎手(44)が12月20日付で引退することになった。12月16日の騎乗を最後に栗東・鹿戸明厩舎で調教助手となる。1988年に栗東・鹿戸幸治厩舎からデビュー。94年には自己最多の49勝をマークした。芹沢騎手は「今後は馬の近くで勉強して、調教師として勝負できるように頑張りたい」と語った。JRA通算8306戦629勝。重賞は08年福島記念(マンハッタンスカイ)など8勝(25日現在)(サンスポ.com)

10/26■ジェンティルドンナが26日、放牧先のノーザンファームしがらきから栗東TCに帰厩する。次走は11/25ジャパンC。引き続き岩田騎手が手綱を取ることも決まった。「まだ時間があるので、レースまでしっかりと調整していきたい」と石坂調教師(サンスポ.com)

10/25■JBCスプリントへ向けて調整されていたジーエスライカー(牡5)が、25日の調教中に第一指節左種子骨を骨折し、予後不良となった。生涯成績は26戦7勝(うち中央2戦0勝)。重賞は10年S2京浜盃、11年S3船橋記念、12年S3アフター5スター賞の3勝(サンスポ.com)

10/26■秋華賞で3着に健闘したアロマティコに骨折が判明した。サンデーレーシングのHPによると、放牧先の滋賀県のノーザンファームしがらきで左前脚の膝部分に軽度の腫れの症状が見られたため、25日に栗東TCに移動して検査を受けた結果、うっすらと骨折線が確認された。程度は軽度の部類で、来春までには復帰できる見込み(デイリー=netkeiba.com)

10/25■菊花賞で2冠を達成したゴールドシップが、12/23有馬記念に向かうことが24日、須貝尚介調教師によって明らかにされた。「有馬記念一本で行きます。状態は変わりなく、脚元はどうもなかったが、神戸新聞杯、菊花賞と続いたので一息入れます。まだ先がある馬ですから」。25日に栗東TC近くの吉澤ステーブルウエストへ放牧に出る(サンスポ.com)

10/23■ランフランコ・デットーリ騎手(41)=イタリア出身、英国拠点=が、世界有数の馬主組織であるゴドルフィンとの専属契約を今年限りで解消することがわかった。来年からは専属契約などを結ばず、フリーとなる見込み。デットーリは1994年にゴドルフィンと専属契約を結ぶと、2000年のドバイワールドCを勝ったドバイミレニアムや、ファンタスティックライト、デイラミなど、ゴドルフィンの有力馬のほとんどに騎乗し、世界各国でG1を制した。日本でもジャパンCを3勝し、02年にはJCダート、JCと2日連続G1勝利の快挙を達成。7日の凱旋門賞では、ゴドルフィンのライバルグループ・クールモア所有の英2冠馬キャメロット(7着)に騎乗している(サンスポ.com)

10/23■JRAは22日、2013年の開催日割、重賞日程などを発表した。大きな変更点として、従来はダービー後2週組まれてきた東京開催が4週に延長。その分、夏の新潟開催が8週16日から6週12日に減少する。来年から、ダービー開催の東京競馬が延長されることになった。JRAは22日の会見で「夏期競馬のさらなる充実と、お客様にご参加いただく機会を拡大する観点から」東京開催の日数を延長することを発表。従来、ダービーの後に2週行われてきた3回東京開催が4週となり、来年は6月23日まで行われる。JRA番組企画室は「4大場(東京、中山、京都、阪神)での開催を増やすことで、より多くのお客様に参加していただく機会を増やしたい。また、滞在競馬を減らして馬主の負担を軽減する狙いもあります」と延長の理由を説明した。これにより、夏の福島開催4週8日はそのままスライドするが、次の新潟開催は8週16日から6週12日に短縮される。今年は夏の小倉が2週4日短縮されて6週12日になり、減った分は中京に振り分けられた。不況が続くだけに、JRAにはメーン開催はより売り上げが見込める競馬場で行いたい意向があることが読み取れる。
1月19日から第3場として中京競馬を開催することになった。これにともない、今年は5月19日に京都ダ1900mで行われた東海Sを1月20日に中京ダ1800mで実施。フェブラリーSへのステップ戦という位置付けになった。また、今年は1月22日に京都ダ1800mで行われた平安Sは、京都開催は変わらないが、5月18日にダ1900mでの施行となる。その他にも日程が若干変更された重賞があるが、距離や格付けなど大きな変更はない。
札幌RCの改修工事により、北海道開催は函館競馬が6月15日から9月1日までの24日間行われる。1開催3週6日で、計4開催となる。今年の北海道開催は函館6週12日、札幌が7週14日で、全体では1週2日減。これにより、札幌で行われていた重賞は全て函館で施行され、札幌記念が函館初のG2レースとして行われることになった。また、来年の3日間開催は1月12~14日の中山・京都、9月14~16日の中山・阪神、10月12~14日の東京・京都、12月21~23日の中山・阪神の4回で、今年との比較では1月が加わったため、1回増となる。今年と同様に有馬記念の翌日も競馬を開催。また秋華賞の週の10月12~14日の開催は出走馬確保のため、前週から始まる3回新潟は休催し、翌週から再開する(サンスポ.com)

10/22■2013年の競走の格付けが日本グレード格付け管理委員会により行われ、地方競馬で実施されるダート交流重賞について、以下の2競走が新規に格付けを取得した。オーバルスプリント(浦和)JpnⅢ、レディスプレリュード(大井)JpnⅡ(keiba.go.jp)

10/22■ロンドンの西約60kmにあるアスコットRCで20日(日本時間同日深夜)に行われたG1チャンピオンS(3歳上、芝右10F、6頭、創設1877年)を、怪物フランケル(英国産、英=H.セシル厩舎、牡4、父ガリレオ)が楽勝し、14戦全勝、G1・10勝で競走生活を終えた。英ダービー4勝など数多くの大レースを制覇しているセシル調教師が「歴史を振り返っても、フランケル以上の馬はいなかったと思う」と絶賛した名馬は、来春から英国で種牡馬生活に入る。その価値については、1億2000万ポンド(約152億4000万円)という声があがっている。2007年春から種牡馬生活を開始したディープインパクトのシンジケートの総額が51億円という巨額だったが、その3倍というすごさ。果たしてどれくらいの額になるか、今後がおおいに注目される。なお2着にはシリュスデゼーグル、3着にはナサニエルが入っている(サンスポ.comほか)

10/21■20日の京都11R「室町S」(ダ1200m)“珍事”が起こった。ゴール前は激しい追い比べ。馬群を割って抜け出した5番人気のティアップワイルドがクビ差で1着に入り、2着には後方から猛追した1番人気のマルカベンチャー。しかし、3/4馬身差の3着争いは横一線だった。約10分間の写真判定の結果、3頭同着が決まると、場内は大きくどよめいた。3頭同着は過去に3例があり、2例が5着で、3着は55年2月12日の中京9R以来、57年ぶり史上2度目。当時は単勝、複勝、枠連しか発売されておらず、さらに7頭立てだったため、複勝の払い戻しは2着までだった。3頭同着で払い戻しが行われるのは史上初。3連複&3連単は3通り、ワイドは7通りで、5通りの複勝のうち、マルカベンチャーとワールドワイドには「JRAプラス10」が適用された。勝ち馬に騎乗して、接戦を制した池添は「砂を嫌がるところがあるので、そこだけ気をつけました。我慢してくれましたし、58kgを背負って狭いところを割ってくれた。強い競馬だったと思います」と笑顔を浮かべた(デイリー=netkeiba.com)

10/20■岩手の村上忍騎手(35)は、20日の盛岡競馬第2競走をロータスドリーム号(単勝1番人気)で優勝し、1994年7月2日のデビュー以来、12490戦目にして地方競馬通算2000勝を達成した。地方競馬では史上88人目、現役では42人目(地方競馬所属、他にJRAに移籍し現役の者4人)の快挙となる。【村上忍騎手コメント】「力のある馬に乗せてもらえていたので、人気どおりに勝てて良かったです。2000勝の達成は今年の大きな目標。怪我がなければもっと早く達成できたかも・・・と思ったりしますが、ひとつの目標を良い形で達成できて安心しました」(keiba.go.jp)

10/19■菊花賞を回避したダービー馬ディープブリランテは19日、右前肢に屈腱炎の症状がみられたことが分かった。同馬が所属するサンデーサラブレッドクラブのホームページで発表された。18日に右前肢に熱感があり、19日に栗東TC内の診療所で患部のエコー検査を受けた。屈腱炎の症状は中程度で、同日のうちに栗東TC近くのノーザンファームしがらきへ移動。今後は北海道のノーザンファームで再度、検査を受ける予定。◆矢作調教師「とても残念ですが、出走をとりやめたことで、最悪の事態は回避することができました。道のりは険しいですが、来秋の再起を目指して、馬と一緒に頑張ります」(サンスポ.com)

10/19■19日、佐賀RCで「スーパージョッキーズトライアル2012」の最終第2ステージが行われた。なお、今回の出場者は5日に大井で行われた第1ステージの上位12名。SJT第3戦「シルバーブーツ賞」は愛知の戸部尚実騎手、第4戦「シルバーホイップ賞」は大井の戸崎圭太騎手が、それぞれ1着。この結果、大井での2戦を含めた4戦トータルでの順位は、47ポイントで佐賀の山口勲騎手が優勝。今年のWSJS地方競馬代表騎手に決定した。2位戸崎騎手はこのシリーズで2勝を挙げたが、僅か1ポイント差及ばず。同じく46ポイントの三村騎手は最終戦シルバーホイップ賞で戸崎騎手が先着のため、惜しくも3位。山口勲騎手は、佐賀・東真市厩舎に所属。42歳。SJTは佐賀競馬代表として5年連続5度目の出場で初優勝となった。▼SJT最終結果(1)山口勲 佐賀 47pts(優勝) (2)戸崎圭太 大井 46(山口騎手が出場不可能になった場合に補欠出場) (3)三村展久 福山 46 (4)戸部尚実 愛知 40 (5)五十嵐冬樹 北海道 36 (6)森泰斗 船橋 34 (7)吉田晃浩 金沢 29 (8)村上忍 岩手 20 (9)岡田祥嗣 福山 19 (10)尾島徹 笠松 19 (11)赤岡修次 高知 19 (12)真島大輔 大井 10 (第1ステージ敗退=木村健 兵庫 3、的場文男 大井 2)※合計得点が同点の場合は、最上位の着順を得た者を優先し、最上位の着順が同じ場合は、第4戦「シルバーホイップ賞」の着順上位者を優先する(netkeiba.com)

10/19■菊花賞でコスモオオゾラに騎乗予定だった柴田大知騎手(35)は、18日の川崎競馬8Rで落馬負傷。騎乗予定だった土曜東京、日曜京都のレースはすべて乗り替わりとなる(コスモオオゾラは岩田康誠騎手)(サンスポ.com)

10/19■JRAは18日、2013年度の新規調教師・騎手免許1次試験の合格者数を発表した。調教師免許は24人、騎手免許(競馬学校の生徒以外)は2人で、騎手免許には地方競馬No.1ジョッキー、大井の戸崎圭太騎手(32)も含まれている(もうひとりは、昨年に続いて福山の岡田祥嗣騎手(31))。3度目の受験で難関の1次試験を突破した。戸崎騎手は川崎RCで1次試験合格を明らかにした。同騎手は05年、11年と過去2回ともに1次(筆記)試験で不合格だったが、今回3度目の挑戦で合格となった。戸崎騎手は「自宅のパソコンで番号を家族みんなで確認しました。自分の番号があった時はうれしかったし、感激しました」と喜びを口にした。1次よりも難易度は低いといわれる2次試験だが、「また気を引き締めて悔いの残らないように頑張りたい」と意欲を見せた。2次試験(来年1月28日~30日)に合格すれば、来年3月1日にJRA騎手の戸崎が誕生する(サンスポ.com)

10/19■カレンチャンが今年限りで引退することが18日、正式に決まった。次走は12/9香港スプリントを視野に入れているが、遠征しない場合は、このまま繁殖入りする。安田隆行調教師は「きのう(17日)放牧先からリフレッシュして戻ってきました。遠征については前向きに考えていますが、もう少し様子を見てから決めます」と語った。また、今秋のスプリンターズSを制した僚馬ロードカナロアも、次走に香港スプリントを検討している(サンスポ.com)

10/19■凱旋門賞で2着に惜敗したオルフェーヴルの帯同馬として仏遠征したアヴェンティーノ(牡8)の引退が18日、明らかになった。凱旋門賞17着が最後のレースだった。今後は千葉県内で乗馬となる予定。池江泰寿調教師は「オルフェーヴルと一緒に行動して、よく頑張ってくれました。おとなしい馬ですし、乗馬として多くの方にかわいがってもらえればうれしいです」と語った(サンスポ.com)

10/18■菊花賞に出走を予定していたディープブリランテが出走を回避することになった。18日朝の運動中、右前脚の熱感が認められたため、陣営が協議して決めたもの。矢作調教師は「けさ運動のメニューをこなした後に、右前脚に熱感がありました。腫れや跛行はありませんし、歩様にも乱れはありませんが、無理をするわけにはいきません。この馬の将来を考えて回避することにしました。楽しみにしていたファンの皆さまには申し訳ありませんが、やめる勇気も必要だと考えました」と説明。19日中に精密検査が行われる予定で、近日中に放牧に出され、来年の復帰を目指す方針だ(サンスポ.com)

10/17■秋華賞で史上4頭目の牝馬3冠を達成したジェンティルドンナの次走が17日、11/25ジャパンCに決定した。オーナーサイドが今朝、明らかにしたもの。JCには凱旋門賞でクビ差2着と惜敗したオルフェーヴルが出走する可能性もあり、牡牝の3冠馬対決となれば世紀の大一番となる(サンスポ.com)

10/17■社台スタリオンステーションは16日、種牡馬タートルボウルを購入したことを明かした。同馬は2002年アイルランド生まれの鹿毛で、ノーザンダンサー系ディームダイヤモンド産駒。現役時代は21戦7勝で、仏G1ジャンプラ賞(芝1600m)を含む重賞2勝をあげている。08年よりフランスで供用開始。現3歳世代の初年度産駒には、仏2000ギニーを制したルカヤンなどがいる(サンスポ.com)

10/17■クリストフ・スミヨン騎手(31)がステッキの使用過多により、21日から27日まで7日間の騎乗停止となったことが16日、わかった。オルフェーヴルに騎乗した7日の凱旋門賞(2着)も対象になっている。直線の残り300mあたりからステッキを使い、内に切れ込んだ際には連打。ゴールまでに15回程度ステッキを使った。フランスではステッキを8回以上使うと制裁の対象となる、過去3カ月以内の累計で重くなる。スミヨンはその後もステッキ過多で制裁を受けたため、7日間の長い騎乗停止となった。同騎手は27日から短期免許を取得して日本で騎乗予定だったが、28日の天皇賞でのトーセンジョーダンの騎乗は問題ない見込み(サンスポ.com)

10/17■オルフェーヴルは16日、輸入検疫を行なっていた白井の競馬学校から、滋賀県のノーザンファームしがらきに到着した。同地で3週間の着地検疫に入る。「輸送の反動もあって体重は減ったけど、徐々に戻ってきている。次走については、様子を見てからでないと何とも言えない」と池江調教師は話した(デイリー=netkeiba.com)

10/16■JRAは16日、「ウインズ銀座通り」を来年3月の最後の中央競馬開催日をもって、「ウインズ静内」「ウインズ室蘭」を来年5月の最後の中央競馬開催日をもって営業終了すると発表した。場外の廃止は初のケースだろうか(JRAホームページより)

10/16■JRAは16日、ノーザンファームにおいて繁殖牝馬として供用されていたアドマイヤグルーヴ(牝12)が、15日に安平のノーザンファームで死亡したとの連絡があったことを伝えた。ノーザンファーム代表・吉田勝己氏「昨日の朝8:30頃、放牧から戻ってきた際の様子がいつもと違うので、経過観察していたところ、突然倒れ息を引き取りました。解剖したところ胸部に出血が確認されました。引退して繁殖牝馬となってからもファンの皆様から応援をいただいていた馬でもあり、スタッフ一同、大変残念に思っております。同馬の冥福を心から祈りたいと思います」(JRAホームページより)

10/16■デインドリーム(牝4、独)の引退が決定的になった。14日、共同馬主の吉田照哉氏が「現役はあまり考えていない」と話したもの。伝染性貧血の発生で連覇を狙った凱旋門賞を回避。来春のドバイ参戦の可能性も残すが「自身は伝染していないが、ドイツでは3カ月間動かせない法律があるらしく、12月31日まで移動させることはできない」と今後のプランが立てにくい状況にある。繁殖入り後、初年度は欧州で過ごす見込みで「フランケル(牡4、英)を付けようと思う」と語り、交配相手は英チャンピオンS(10/20・アスコット)で引退予定の世界最強馬が有力だ(デイリー=netkeiba.com)

10/15■15日の名古屋競馬第2Rをヒシタイフーンで優勝した名古屋の角田輝也(つのだ・てるや)調教師は、1999年1月17日の初出走以来、7526戦目にして地方競馬通算2000勝を達成した。なお、1973年以降に免許を取得した調教師では、最速での2000勝達成となった(keiba.go.jp)

10/15■・ウオッカ(牝8)の第1子(父シーザスターズ、牡1)が31日に来日する。同馬はアイルランドで生まれ、のちにイギリスのニューマーケットへ移動。現在は来日のための出国検疫に入っており、30日にオランダ・アムステルダムを出発し、千葉県・成田APに到着の予定だ。来日後は2週間の検疫を経て、11月中旬に北海道・浦河の吉沢ステーブルで育成され、早ければ来年の夏か秋にデビューへの運びとなる。ウオッカを管理し、初仔も手掛ける予定の角居調教師は「今年の夏に1年ぶりに会ったんですが、随分大きくなっていました。男馬でも母親に似ているところはありますね」と目を細めた(サンスポ.com)

10/15■JRAは14日、10月14日まで短期免許で来日騎乗していたニコラ・ピンナ騎手(伊)について、2012年度の制裁点数が30点を超過したため、規定により2012年10月15日から2013年10月14日まで短期免許を交付しない、と発表した。同騎手の14日までの短期免許期間が終了するのを待っての執行となった模様(JRAホームページほか)

10/12■JRAが来年にも3カ所の場外馬券売り場を閉鎖する方向で検討していることが12日、複数の関係者の話で分かった。検討されているのは室蘭(北海道室蘭市)、静内(同新ひだか町)、銀座通り(東京都中央区)の各ウインズとみられる。電話・インターネット投票の急激な普及などで、場外馬券売り場まで足を運んで直接、馬券を購入する利用者が減少しており、ウインズ事業は収益が厳しいのが現状。馬券の総売り上げは昨年まで14年連続で減っており、JRAは抜本的な事業構造の見直し、改革に取り組んでいる(共同=サンスポ.com)

10/12■凱旋門賞を勝った仏のソレミア(牝4)と2着に敗れたオルフェーヴルが、11/25ジャパンCで再戦する可能性が高まってきた。ソレミアはレース後、米国のブリーダーズCターフ(11月3日、サンタアニタ)参戦を表明したが、日程的にタイトなことから回避が決定。来年から繁殖入りが決まっているため、次走がラストランとなるだけに、陣営は熟考している。JCとともに11/11エリザベス女王杯、12/9香港国際競走のうち「カップ」「ヴァーズ」も候補にあがっている。いずれにせよBC回避で、オルフェとジャパンCでの再戦が現実味を帯びてきた(サンスポ.com)

10/11■9日に締め切られた「ジャパンC」「ジャパンCダート」にはそれぞれ26頭、20頭の外国調教馬の予備登録があった(JRAホームページより)

10/11■2日に締め切られた「エリザベス女王杯」「マイルCS」に外国調教馬の登録が多数あった。いずれも外国馬の出走可能枠は9頭。エリザベス女王杯は登録16頭中9頭が選出、4頭が補欠。マイルCSは登録15頭中9頭が選出、3頭が補欠となっている(JRAホームページより)

10/11■13・14日に行われる2歳新馬戦の出走馬が、11日に確定した。今週は東京、京都、新潟で計9鞍の2歳新馬戦が組まれており、日曜京都5Rではウオッカの全弟、タニノタキシードが四位洋文騎手で登場。その他、土曜京都5Rではトーセンジョーダンの甥、ミライエが福永祐一騎手でデビューを予定している(netkeiba.com)

10/11■IFHA(国際競馬統括機関連盟)から最新の「ワールドサラブレッドランキング」が発表された。今回の発表は、2012年4月1日~10月7日までに施行された世界の主要レースが対象となっている。今回の発表には、新たに凱旋門賞などが含まれる。レーティング上位50頭ということで、120ポンド以上の馬が対象。ランキングトップは、前回同様フランケル(140ポンド)で変わらず。第2位は、ガネー賞とG2ドラール賞を勝ったシリュスデゼーグル(130ポンド)。ガネー賞は8馬身差、ドラール賞は9馬身差といずれも圧勝しており高い評価となった。凱旋門賞で2着となったオルフェーヴルは、宝塚記念を見直した結果127ポンドとなり、単独の第3位に浮上。ケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ったアイルハヴアナザーと、エクリプスSを勝ち、Kジョージ2着、愛チャンピオンS2着のナサニエルが126ポンドで第4位に並んでいる。凱旋門賞を勝ったソレミアは122ポンドで第22位タイとなっている。日本調教馬は2頭が掲載され、前述のオルフェーヴルのほかに、香港のQEII世Cを勝ったルーラーシップが123ポンドで第16位タイでランキングされている(JRAホームページより)

10/10■10/7凱旋門賞に出走した池江厩舎のオルフェーヴル・アヴェンティーノの2頭は10日、成田APに到着、輸入検疫のため競馬学校に11:40に入厩した(JRAホームページより)

10/9■2011、12年シーズンを新ひだか町のアロースタッドで過ごしたタイキシャトル(18歳)が浦河町のイーストスタッドに移動した。2013、14年の2シーズンは同スタッドで種牡馬生活を送る。タイキシャトルは1999年の供用初年度から新ひだか町のアロースタッドと浦河町のイーストスタッドを2年ごとに往復してきた。今回の移動は当初からの予定どおりだ。これまでに種牡馬としてウインクリューガー(NHKマイルC)、メイショウボーラー(フェブラリーS)、サマーウインド(JBCスプリント)などを送り出している(netkeiba.com)

10/9■マーベラスサンデー(20歳)が種牡馬生活を引退することになった。すでに新冠町の優駿スタリオンステーションを退厩。今後は日高町の大西ステイブルで余生を送る。マーベラスサンデーは通算15戦10勝。97年の宝塚記念に優勝したほか有馬記念2着2回、天皇賞・春3着とG1戦線で長く活躍した。現役引退後はCBスタッドで種牡馬入り。ネヴァブションやシルクフェイマスなど多くの活躍馬を出したが、自身を超えるような産駒には恵まれなかった。今シーズンに配合した32頭が最後の世代となる(netkeiba.com)

10/9■オルフェーヴルは9日に、仏シャルル・ド・ゴールAPから出国し、10日に成田APに帰国する。到着後は白井の競馬学校に移動して輸入検疫を受け、16日から滋賀県ノーザンファームしがらきで着地検査を受ける予定だ(サンスポ.com)

10/9■南部杯の売り上げは4億8110万2500円。東京で行われた昨年の70億2941万6200円(うち10%が盛岡への復興支援金に)とは比較できないが、震災前の2010年の5億0032万3400円をも下回る結果となった。岩手県競馬組合は「今年はJRAの開催と競合していたこと、また、南関東や兵庫地区で発売がなかったことなどが売り上げ減になったのでは」と分析。また、南部杯のIPATでの売り上げは3億2127万0300円で、全体の66.9%を占めた(サンスポ.com)

10/7■7日、フランス・ロンシャンRCで行われた「第91回凱旋門賞」(3歳上・仏G1・芝2400m・18頭・1着賞金228万5600ユーロ)に、日本からC.スミヨン騎手騎乗のオルフェーヴルと、その帯同馬アヴェンティーノ(牡8、池江厩舎)が出走。レースは注目のオルフェーヴルが、スタートやや後手を踏んだが大きな影響もなく、道中は終始中団後方外目をしっかりと折り合って進んだ。長い直線に入ると、他17頭の手が激しく動く中で大外に持ち出されると、抜群の手応えでそれらの集団を抜き去っていく。残り300mで完全に先頭に立つと、独走態勢に持ち込んだかに見えたが…。外からじわじわとO.ペリエ騎手騎乗のソレミア(牝4・仏・C.ラフォンパリアス厩舎)が迫り、ゴール寸前で一旦は完全に先頭に立っていたオルフェーヴルを交わして優勝した。勝ちタイムは2分37秒68。その後大きく離れた3着にマスターストローク(牡3・仏・A.ファーブル厩舎)が入っている。1969年スピードシンボリの日本馬初挑戦から43年。世界中のホースマン憧れの大舞台は、99年エルコンドルパサー2着、06年ディープインパクト3位入線(→失格)、10年ナカヤマフェスタ2着など、過去10回・のべ12頭が出走して惜敗と惨敗の繰り返し。競馬ファン・関係者がみな最高峰への想いを強める中、日本現役最強のオルフェーヴルが、完全アウェイも大外枠も、ロンシャンのタフな馬場も全て力に変えて「世界最強」を証明したかに思われたのも束の間、またもや世界の壁に阻まれる形となった。なお、オルフェーヴルのフランス遠征を支えたアヴェンティーノは、着外に敗れている
【池江調教師のレース後コメント】日本の三冠馬が世界のトップレベルにあることは証明できたと思います。イギリスやフランスのダービー馬に大きく先着しているのですが、勝負事なので勝たなくてはなりません。後方で折り合いをつけることは、予定通りでした。早めに抜け出して目標にされた分、交わされてしまいました。携わる自分の技術がまだまだ世界レベルになかったということでしょうか。日本の調教師は、これからもどんどん技術向上に精進し、このレースを勝たなくてはならないと思います。明日から出直して、このレースに勝つために戻って来たいと思います。【C.スミヨン騎手のレース後コメント】今日は直線に向いてから追い出しての反応は良かったが、内にもたれてしまった。途中で右ムチに持ち替えたもののさらに内ラチに寄っていった。抜け出してから少しソラを使うような所があったかもしれない。ゴール直前でもう一度大きく寄れてしまった。後から来ているのは分かっていたが残念だ。凱旋門賞でこれだけやれた日本の馬はいなかった。よくやった。先頭に立ったときは勝ったと思った。最後の50mで差し返されて、本当に残念だ(netkeiba.com)

10/7■現地時間6日(土)、USAカリフォルニア州のサンタアニタRCで行われた「アロヨセコマイル」(G2、芝1マイル、5頭立て)はオブビアスリー(J.タラモ騎手)が1分31秒95のタイムで優勝。日本から遠征したトレイルブレイザーは、勝ち馬から1/2馬身差の2着に入った。【武豊騎手のレース後コメント】この馬には距離が合わなかったですし、アメリカ初のレースで手探りのところもありましたが、本番に向けていいレースができたと思います。馬のコンディションもここへ来て良くなっていると思います。次は距離が延びるし、楽しみです」 (ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

10/5■JRA東京RCで11月24日(土)、25日(日)に行われるWSJSの地方競馬代表騎手決定戦、2競馬場での4競走によるポイント制で総合優勝を争う「スーパージョッキーズトライアル(SJT)2012」の第1ステージが5日、大井RCで実施された。SJT第1戦「シルバーサドル賞」は大井の戸崎圭太騎手、第2戦「シルバーブライドル賞」は佐賀の山口勲騎手が、それぞれ1着となり、2戦トータルでの順位は佐賀の山口勲騎手がトップに立っている。SJTの第2ステージには、第1ステージの上位12名が進出。19日、舞台を佐賀RCに移し、第3戦「シルバーブーツ賞」、最終第4戦「シルバーホイップ賞」の2競走でWSJSの地方競馬代表騎手の座をかけた最後の闘いを繰り広げる。ポイント上位騎手は、(1)山口勲[佐賀]33pts (2)戸崎圭太[大井]25pts (3)三村展久[福山]21pts (4)森泰斗[船橋]18pts (5)五十嵐冬樹[道営]18pts (6)戸部尚実[名古屋]17pts(keiba.go.jp)

10/5■4日の名古屋競馬第5Rをリボンハートで優勝した名古屋の藤ヶ崎一男(ふじがさき・かずお)調教師は、1971年12月1日の免許取得以来、15345戦目にして地方競馬通算2000勝を達成した。なお、この記録は、NARのデータが整備された1973年4月1日以降のものに、愛知県競馬組合に残っている1973年3月31日以前の記録を加えたもの(keiba.go.jp)

10/4■GDJ2012の第二弾となる「古馬シーズン」は、この日のレディスプレリュード(大井)で全7競走が終了。この結果、対象4競走に参戦して、読売レディス杯で優勝したほか、2着、3着、4着がそれぞれ1回と安定した成績をあげた『エーシンクールディ(笠松:伊藤強一厩舎)』が合計29ポイントを獲得し、昨年に続き、GRANDAME-JAPAN古馬シーズンのチャンピオンに輝いた。また、第2位は4戦して優勝2回、他に3着が1回ある『ロッソトウショウ(金沢:佐藤茂厩舎)』、第3位は『サクラサクラサクラ(北海道:田中淳司厩舎)』で、上位3位までの馬主および調教師にボーナス賞金が授与される。なお、優勝したエーシンクールディ号は、同シリーズで史上初の連覇となった(keiba.go.jp)

10/4■6日にアメリカのサンタアニタRCで行われる「アロヨセコマイル(G2)」(3歳以上、芝1マイル、1着賞金9万ドル)の出馬表が確定した。同レースは当日の第3競走で、5頭立て。発走時間は現地時間14:02(日本時間:7日6:02)。11/3ブリーダーズCターフを目指すトレイルブレイザーが武豊騎乗で出走する(JRAホームページより)

10/2■10/7にフランス・ロンシャンRCで行われる凱旋門賞に出走を予定しているデインドリーム(牝4、独・P.シールゲン厩舎)が、自国・ドイツのケルンで発生した馬伝染性貧血の影響で移動ができなくなり、凱旋門賞の出走が不可能になったと複数の欧州メディアが報じている。また、昨年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS覇者で、今年のキングジョージでもデインドリームの2着に好走しているナサニエル(牡4、英・J.ゴスデン厩舎)も、凱旋門賞回避が欧州メディアで報じられている。さらに、昨年の凱旋門賞3着馬で、日本のエリザベス女王杯を2連覇しているスノーフェアリー(牝5、英・E.ダンロップ厩舎)も、故障により凱旋門賞回避が決まっている(netkeiba.com)

9/30■30日の阪神競馬は、台風の影響により、安全な競馬の施行に支障があると判断され、開催が中止された。これにともなってWIN5の発売も中止となった。代替競馬は、10月1日(月)に出馬投票をやり直さずに開催される。また、これによって、2日(火)から発売開始予定だった「JRAインターネット投票(IPAT方式)における地方競馬の勝馬投票券」が、会員管理・口座管理およびそのシステム処理等の関係により、発売開始日が3日(水)からに延期される(2日の金沢・白山大賞典は対象外となる)(JRAホームページより)

9/27■ヒルノダムールが右前浅屈腱炎を発症し、引退することが26日、明らかになった。札幌記念3着のあと、秋は京都大賞典からジャパンCと有馬記念を予定していたが、20日の追い切り後、脚元に腫れが確認され、検査の結果、故障が判明した。昆調教師は「残念です。もともと年内までと思っていたのでこのまま引退します。凱旋門賞にも挑戦したし、すごい馬。過酷なレースを頑張ってくれた。強い世代と言われるなか、伝統ある天皇賞を勝てたのは本当によかった」と愛馬をねぎらった。天皇賞・春を制した11年秋にはフランスへ遠征し、フォワ賞2着をステップに挑戦した凱旋門賞では10着に敗れた。通算成績は21戦4勝(うち重賞2勝)。引退式は行わず、近日中に登録を抹消される。今後は種牡馬になる予定だが、繋養先は未定(デイリー=netkeiba.com)

9/26■JRAは26日、栗東の田村太雅騎手(フリー)が25日付で沖芳夫厩舎所属となったことを発表した(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

9/26■JRAは26日、ヒルノダムールが右前浅屈腱炎を発症していることを発表した。今後9カ月以上の休養を要する見込み(JRAホームページより)

9/26■22日にJRA馬事公苑で開催された「愛馬の日」において、「第4回ジョッキーベイビーズ」の関東地区予選が行われ、中学1年生の青木一馬(あおき・かずま)君と小学2年生の佐藤翔馬(さとう・しょうま)君の2名が関東地区代表として選出された。この予選には中学1年生以下の10名がエントリー。JRA馬事公苑走路(直線ダ230m)において、予選2レース(各レース5頭立て)を行い、各レース上位3名が決勝レースに進出。決勝レース(6頭立て)の1・2着2名を関東地区代表として選出したもの(JRAホームページより)

9/26■JRAは26日、栗東の武英智騎手が30日付けで騎手を引退することを発表した。引退後は、木原一良厩舎で調教助手となる予定。同騎手は26日現在、JRA通算1885戦66勝の成績を挙げている(JRAホームページより)

9/25■英2冠馬キャメロットに10/7凱旋門賞出走の可能性が出てきた。同馬は15日の3冠最終戦セントレジャーで2着に敗れて凱旋門賞挑戦が流れた形になり、英国のブックメーカー各社もリストから外していた。陣営は出否を公にはしていないが、一部で出走の情報が伝わり、大手ウィリアムヒルはリストに戻し、5倍のオルフェーヴルとデインドリーム2頭に次ぐ3番人気タイの7倍とした(サンスポ.com)

9/24■米G1・ブリーダーズCターフ(11月3日・サンタアニタパーク)に挑戦するトレイルブレイザーが22日、滞在中のハリウッドパークRCのメイントラックで、渡米後初となる追い切りを行った。5F65秒4の時計に「人工馬場に戸惑うことなく、上手に走っていた印象。到着してから暑い日もありましたが、馬の状態は良く、前哨戦に向けて、順調に来ていると思います」と岩澤助手。G2アロヨセコマイル(10月6日・サンタアニタパーク)を叩いて本番へ向かう(デイリー=netkeiba.com)

9/23■10/28天皇賞・秋で連覇を狙うトーセンジョーダンの鞍上は、クリストフ・スミヨン騎手(31)に決まった。池江調教師が22日、明らかにした。右前脚の裂蹄で札幌記念を回避し、現在は北海道のノーザンファーム早来で調整中。「牧場でも乗り込んでいます。10月上旬に帰厩する予定です」と池江調教師は語った(サンスポ.com)

9/22■浜中俊騎手は22日、阪神7Rでペルレンケッテに騎乗し1着となり、自身初となるJRA年間100勝を達成した。647戦目での達成で、今年の年間100勝一番乗り。デビューから6年での年間100勝達成は、武豊(2年目)、加賀武見(4年目)、福永洋一(5年目)に次ぎ、田原成貴(6年目)と並ぶ歴代4位タイとなる。浜中騎手は「年間100勝は、今年の最大の目標だったので素直にうれしい。これだけ早く達成できるとは思っていませんでした。リーディング上位の騎手は年間100勝を達成していますし、僕もそのラインに乗っておきたいと思っていました」とコメント。あと1勝に迫っているJRA通算400勝についても「今週中には達成したいです」と意気込んだ(サンスポ.com)

9/21■10/5大井、10/19佐賀で行われる「スーパージョッキーズトライアル(SJT)2012」本戦への残り1枚の切符をかけた「SJTワイルドカード」が21日、高知RCで実施された。ワイルドカード第1戦「ブロンズサドル賞」は福山の岡田祥嗣騎手、第2戦「ブロンズホイップ賞」は金沢の藤田弘治騎手がそれぞれ1着となり、2戦トータルでの順位は第1戦1着、第2戦4着の岡田祥嗣騎手が1位となり、ワイルドカードの優勝とSJT本戦への出場権を獲得した。SJT本戦には、各地区リーディング1位(南関東は1~4位)の13名に、ワイルドカードを優勝した岡田騎手を加えた14名が出場。2ステージ、4競走でWSJSの地方競馬代表騎手の座をかけた闘いを繰り広げる(keiba.go.jp)

9/20■JRAは19日、平成25年度の調教師及び騎手免許試験の新規申請者数を発表した。新規調教師試験の申請者は113人、新規騎手免許試験は8人で、うちJRA競馬学校の生徒が4人。騎手免許の生徒以外には地方競馬No.1騎手の戸崎圭太騎手(32)=大井・香取=も含まれている。第1次合格発表は10月18日、最終合格発表予定日は調教師が12月6日、騎手が来年2月7日となっている(サンスポ.com)

9/20■紫苑Sを快勝したパララサルーは、目指していた10/14秋華賞を断念することになった。両前脚の腱鞘炎によるもので、大事をとって年内は休養する。国枝調教師は「反動を気にせず、安心して使える馬場状態の限界を超えていた」と話し、高速決着が続出した芝のコンディションに原因があるとした。再検査したのち、21日、北海道の追分ファーム・リリーバレーに移動する(サンスポ.com)

9/19■岩橋勇二騎手(道営・田中淳司厩舎)は、技術研鑽のためにフランスに渡ることになった。渡航先はフランスのシャンティRC。期間は今月24日から11月9日まで。岩橋勇二騎手は1983年4月20日生まれの29歳。昨日までに3685戦323勝(うちJRAで17戦0勝)の成績を残している。【岩橋勇二騎手のコメント】「せっかくのチャンスを頂いたので、少しでも多くの技術を学んでくるよう頑張ってきます」(道営競馬リリース=ラジオNIKKEI)

9/19■ウインバリアシオンが左前浅屈腱炎を発症、今後9カ月以上の休養を要する見込み(JRAホームページより)

9/18■JRAは18日、日本軽種馬協会 静内種馬場で繋養されていたチーフベアハート(牡19)が、18日午前6時に急性心不全のため死亡した、と伝えた。【日本軽種馬協会 静内種馬場(繋養者)のコメン卜】「4月上旬に体調を崩し今シーズンは種付を中止し加療療養に専念してきましたが、残念な結果となってしまいました。本馬は1999年に種牡馬入り、JRA最優秀2歳社馬マイネルレコルト、春の天皇賞を制したマイネルキッツ、短距離戦線で活躍したビービーガルダン、JRA最優勝障害馬メルシーエイタイムなど国内(JRA・地方競馬)では2003年より10年連続で重賞勝馬が誕生し、14頭が重賞21勝をあげるなど多くの活躍馬を輩出してまいりました。何とか復活し、まだまだ多くの活躍馬を輩出してほしいと願っていましたので本当に残念です」(JRAホームページより)

9/18■JRAは18日、首痛のため17日の騎乗を取りやめた後藤浩輝騎手が東京都内の病院で検査を受け、第1、第2頸椎骨折、頭蓋骨亀裂骨折と診断されたと発表した。全治は不明。しばらく入院する。後藤騎手は5月6日の落馬で頸椎を痛めて約4カ月休養。戦列に復帰した8日の第3レースの前に落馬したことでこのレースの参戦は見合わせたが、その後は16日の開催まで騎乗を続けていた(共同=サンスポ.com)

9/16■16日、フランス・ロンシャンRCで行われた凱旋門賞の前哨戦「フォワ賞」(3歳上・仏G2・芝2400m・5頭・1着賞金7万4100ユーロ)に、日本からC.スミヨン騎手騎乗のオルフェーヴルと、その帯同馬としてアヴェンティーノ(牡8、栗東・池江厩舎)が出走。レースは、オルフェーヴルがスタートでやや遅れ、序盤は最後方を追走。道中は折り合いを欠くシーンがありながらも直線向いて最内から突き抜け出すと、直線半ばで早くも先頭に。後方から差を詰めてきた、2着ミアンドル MEANDRE(仏)(M.ギュイヨン騎手)、3着ジョシュアツリー JOSHUA TREE(英)(L.デットーリ騎手)らの追撃を退けて優勝した。なお、レースの先導役をつとめたアヴェンティーノ(A.クラストゥス騎手)は5着に敗れている。日本馬によるフォワ賞制覇は99年のエルコンドルパサー以来、史上2頭目。管理する池江厩舎は海外重賞初制覇。オルフェーヴルは、6月宝塚記念に続いて今年2勝目で通算9勝目。目標とする10月7日の凱旋門賞制覇へ向けて好発進となった(netkeiba.com)

9/15■11/3ブリーダーズCターフ(米G1、サンタアニタ)に出走するため14日9:50に成田APを発ったトレイルブレイザーは、14日4:10(日本時間20:10)にLA国際APに到着、その35分後にハリウッドパークRCに到着した。岩澤一詩調教助手の話「ほぼ予定通りのスケジュールで輸送が行われ、ハリウッドパーク内の検疫厩舎に無事到着しました。馬も元気でまずは安心しております」(JRAホームページより)

9/14■オルフェーヴルが出走する16日の仏G2フォワ賞(ロンシャン芝2400m)の出走馬が確定。10/7凱旋門賞の前哨戦は、5頭立てで争われることになった。枠順は14日に決まる。フォワ賞は12日には8頭が出走予定だったが、結局、5頭で行われることが決まった。そのうちの1頭は帯同馬アヴェンティーノ(牡8)で、実質4頭立て。だが、サンクルー大賞、ベルリン大賞とG1連勝中のミアンドルがおり、気は抜けない。池江調教師は「ある程度、前で引っ張ってもらって、有利な流れを作りたい」とアヴェンティーノにペースメーカーの役割を期待していた。追い切り翌日は、ラモルレー調教場で約90分の乗り運動を消化。「馬体に張りがあって、脚元も安定。レースが待ち遠しい」と調教師は体調に満足の様子だ。フォワ賞は日本時間午後9時30分発走予定で、グリーンチャンネルで午後9時から10時に生中継する(サンスポ.com)

9/14■2010年の牝馬3冠などG1・5勝を挙げたアパパネが右前浅屈腱炎を発症し、引退することが13日に発表された。今年6月の安田記念16着が最後のレースで、今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖牝馬となる。通算成績は19戦7勝(うち海外1戦0勝)。獲得賞金5億5859万2000円は、牝馬では歴代7位。オークスではG1史上初となる、サンテミリオンとの1着同着となるなど、記憶にも記録にも残る名馬だった。「残念のひと言。勝ちたかった桜花賞を勝たせてもらったし、いろいろなことを教えてもらった。頭の下がる思い」と18戦でコンビを組んだ蛯名正義騎手はパートナーの引退を惜しみながらも、「第2の仕事が待っているし、その子供たちに乗れる日を楽しみに待っている」と近い将来に思いをはせた。今後は、生まれ故郷のノーザンファームで繁殖牝馬として、生まれてくる子供たちにさらに大きな夢を託す(サンスポ.com)

9/11■JRAは10日、東京都港区の六本木事務所で定例記者会見を開き、国外居住馬主の制限を撤廃することを発表した。従来は外国産馬1頭を所有するためには内国産馬5頭の所有が条件だったが、2009年秋の門戸開放から3年が経過して内容を検証した結果、国内の生産者らに特に影響がないことがわかったため、来年からは国内馬主と同じ扱いになるように調整される。また、スタンド改修によって来年は休止される札幌競馬の代替開催については検討中で、10月に発表される予定(サンスポ.com)

9/11■大井の戸崎圭太騎手(32)が2013年度のJRA騎手免許試験を受験することを10日、川崎RCで明らかにした。この日、願書を提出。合格すれば、来年3月1日付でJRA騎手に転身する。同騎手の受験は05、11年に次ぐ3度目で、過去2回はともに1次(筆記)試験で不合格だった。戸崎騎手は「昨年は“過去3年で20勝2回”が受験動機として大きかったけど、今回は“挑戦”という気持ちが強い」と意欲を見せた。地方騎手は1次試験の年を含む過去3年のうち2回、JRAで年間20勝以上すれば、2次試験は技術に替わって口頭試験のみになる。戸崎は今年あと5勝すれば“特典”を得られるが、それにこだわっていない様子。1次試験は10月3日。2次試験は来年1月28~30日の予定(サンスポ.com)

9/10■6月17日から始まった「サマージョッキーズシリーズ」は9日、阪神のセントウルSと中山の京成杯AHで全25戦が終了。池添謙一騎手(33)が42点をあげ、2位の横山典弘騎手に2点差をつけてシリーズ初優勝を飾った。池添騎手は優勝の報を聞くと「毎年、いいところまでいって負けていたので、本当にうれしいです。ワールドスーパー(JS)に出られるのも楽しみになりました」と喜びを語った。優勝した同騎手には褒賞金100万円と、WSJS(11月24、25日、東京)への出場権が与えられた(サンスポ.com)

9/10■今年から新設されたサマーマイルシリーズは、中京記念、関屋記念、京成杯AHの3戦で争われたが、1勝以上かつ12点以上の優勝条件を満たした馬がいなかったため、優勝馬なしとなった。京成杯AHに出走したスピリタス、エーシンリターンズの2頭が1着になった時だけ王者誕生の可能性があったが、それぞれ3、7着に敗れた(サンスポ.com)

9/10■G1愛チャンピオンS(3歳上、芝左約2000m、創設1976年)が8日午後(日本時間9日未明)、ダブリンのレパーズタウンで6頭によって争われ、2番人気スノーフェアリーIRE(英=E.ダンロップ厩舎、牝5、父インティカブ)が2分00秒92(良)で優勝した。騎手はL.デットーリ。1着賞金43万4500ユーロ(約4345万円)。21戦9勝、G1は7勝目となった。今後は10/7凱旋門賞→米国のブリーダーズC(11月2、3日、サンタアニタ=レースは不明)の予定で、連覇しているエリザベス女王杯(11/11、京都)には出走しない見込み。2時間20分前の英G1スプリントCでオルテンシア(12着)に騎乗後、駆けつけたW.ビュイック騎手とコンビを組んだ1番人気ナサニエルが1.1/4馬身差の2着だった(サンスポ.com)

9/8■米G1・BCターフ(11/3・サンタアニタ芝約2400m)参戦に向け、前日に栗東の検疫厩舎に入ったトレイルブレイザーが7日、坂路で軽めのキャンターを行なった。兼武助手は「落ち着いています。いつもの環境ではないところでも変化を見せる感じもないです」と納得の表情。「向こうでも3本乗れますからね。そっちでしっかりやることになると思います」と本格的な追い切りは現地で行う見通しだ。13日夜に成田APに移動し、14日朝に出国。G3アローヨセコマイル(10/6・サンタアニタ芝1マイル)をステップに本番へ向かう(デイリー=netkeiba.com)

9/8■7日、園田で行われた8R「大阪スポーツ賞」で、1番人気のソトビートが優勝。騎乗していた木村健騎手(37)は、93年10月のデビューから18年11か月、16942戦目で地方競馬通算2500勝達成となった。同騎手は、これまで06年・08年・09年・11年の4度兵庫リーディングに輝くなど、同地区を代表するジョッキー。12年も、7日現在地方148勝(兵庫144勝)(netkeiba.com)

9/7■園田競馬では7日から11月9日までの毎週金曜日、関西では初となるナイター競馬を「そのだ金曜ナイター」と称してスタートさせる。第1レース発走時刻は15:00、最終レース発走時刻は20:30頃、オッズパークでの発売開始は10:00

9/7■長谷川浩大騎手(28)が引退することが5日、明らかになった。21日付でデビュー時に所属していた中村厩舎で調教助手に転身する。デビューした03年に、史上39人目の初騎乗初勝利を飾り、関西新人騎手賞も受賞。2日終了時点でJRA通算3974戦213勝(うち重賞3勝)の成績を残している。「縁があって師匠のところに戻ることができますし、馬を扱う勉強をして、将来は調教師になりたいです。初勝利のマイネサマンサや重賞2勝を挙げたダイワパッションが印象に残っています」と穏やかな表情を見せた。17日が中央でのラストライドとなる予定だ(デイリー=netkeiba.com)

9/6■NARは6日、「SJT2012」に出場する騎手を発表した。本戦に先駆けて実施されるワイルドカード(WC)には岩橋勇二(道営)斎藤雄一(岩手)坂井英光(南関東・大井)藤田弘治(金沢)向山牧(笠松)柿原翔(名古屋)田中学(兵庫)岡田祥嗣(福山)永森大智(高知)鮫島克也(佐賀)今野忠成(川崎・委員会選定)吉原寛人(金沢・委員会選定)の12名が出場。本戦には五十嵐冬樹(道営)村上忍(岩手)戸崎圭太(南関東・大井)的場文男(南関東・大井)森泰斗(南関東・船橋)真島大輔(南関東・大井)吉田晃浩(金沢)尾島徹(笠松)戸部尚実(名古屋)木村健(兵庫)三村展久(福山)赤岡修次(高知)山口勲(佐賀)とWC優勝騎手の計12名。なお、各競走名も発表され、9/21高知で行われるWC2戦は「ブロンズサドル賞」「ブロンズホイップ賞」、10/5大井で行われる第1ステージ2戦は「シルバーサドル賞」「シルバーブライドル賞」、10/19佐賀で行われる第2ステージ2戦は「シルバーブーツ賞」「シルバーホイップ賞」となった(keiba.go.jp)

9/6■現役引退発表から一夜明けた5日、最強ダート馬のスマートファルコンが、休養先だったノーザンファーム空港牧場から、繋養先となる安平町の社台スタリオンステーションに到着した。さすが全国地方競馬場をサーキットした猛者だけに、初めての環境にも戸惑うことなく落ち着き払った様子で馬運車から降りると、用意された馬房へと導かれた。交流重賞19勝、2年連続NARグランプリダートグレード競走特別賞受賞の快速馬は、今後は来シーズンにむけて種牡馬としての体づくりをスタートさせる(netkeiba.com)

9/5■スマートファルコンが左飛節部の腱鞘炎のため、現役を引退することが4日、わかった。今後は2億4000万円のシンジケートが組まれ、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる。今年3月31日の世界最高賞金レース、ドバイワールドCに遠征し、スタートで躓いて10着に敗れたのがラストラン。ドバイから帰国後は6月の帝王賞出走を視野に入れたが、態勢が整わず回避。復帰に向けて調整していたが、左飛節の腱鞘炎を発症した(サンスポ.com)

9/5■フランス滞在中のオルフェーヴルに3日、新コンビを組むスミヨンが初騎乗。シャンティイのダートコースの坂路を軽めに2本、軽快に駆けて人馬の呼吸を合わせた。池江調教師は「徐々に落ち着きが出てきて、トレセンにいるときと同じような感じになっている。スミヨンには5日と来週の1週前追い切りにも乗ってもらう予定です」と順調さを強調。9/16フォワ賞をステップに10/7凱旋門賞へ。偉業達成への準備は着々と進んでいる(デイリー=netkeiba.com)

9/3■今年のダービー3着馬で京都新聞杯を制したトーセンホマレボシが右前脚の屈腱炎を発症したことが2日、明らかになった。池江調教師は「驚きました。ワールドエース(先週、屈腱炎が判明)もそうですし、この先、厩舎を引っ張る2頭だけに残念。大きなショックを受けています」と沈痛な表情。「まだ馬を見ていないので何とも言えないけど、種牡馬入りの話があるということは聞いています」と、このまま引退する可能性も示唆した(デイリー=netkeiba.com)

9/3■吉田稔騎手(愛知・宮本仁厩舎)が、今月30日で一身上の都合により騎手を引退することが、きょう名古屋競馬から発表された。18日に名古屋RCウイナーズサークルで、第11レース終了後(17時頃~)に引退セレモニーを行う予定となっている。吉田稔騎手は1969年2月12日生まれの43歳、佐賀県鳥栖市出身。1987年にデビューし、今年地方通算2500勝を達成した名ジョッキーで、1994年から2003年まで10年連続で名古屋競馬のリーディングを獲得した。JRAでも159勝(今年8月30日時点)を挙げており2004年の阪急杯(サニングデール)、2008年のシリウスS(マイネルアワグラス)などを勝ったほか、2005年の桜花賞でシーザリオに騎乗して2着に入った実績もある(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

9/3■中央でも親しまれた地方愛知の名手、吉田稔騎手(43)が引退することが2日、分かった。96年から挑戦してきたJRAでの騎乗はこの日の札幌がラスト。5鞍に乗って6Rでは4番人気のリアライズキボンヌで勝ち、有終の美を飾った。「体が動くうちに、早めに区切りをつけたかった」と吉田稔。今後は北海道日高町で育成牧場を開設し、第2のホースマン人生をスタートする。佐賀県出身で87年4月に名古屋でデビュー。94年から10年連続リーディング1位の金字塔を打ち立て、重賞78勝、現役生活25年間で地方通算2521勝を積み重ねた。97年と05年の2度オーストラリアに遠征し、海外でも勝ち星を挙げた。度重なるけがもあったが、中央移籍がかなわなかったのがやはり一番の心残りという。「表舞台からは退くけどジョッキーで経験したことを生かして人も馬も育て、果たせなかった中央G1を勝てる馬を送り出したい」と気持ちを切り替えていた(日刊スポーツ・コム)

9/1■海外G1・2勝馬アグネスワールド(牡17)が、余生を送っていた北海道安平町の社台スタリオンステーションで8月20日に死亡していたことが8月31日までに分かった。腰痛の悪化で安楽死の処置が取られたもの。武豊とのコンビで99年アベイユドロンシャン賞・仏G1、翌年にはジュライC・英G1を制した。国内ではG1のタイトルを手にできなかったが、快速を武器に活躍。芝1200mのJRAレコード(1分6秒5=99年北九州短距離S・小倉)は現在も破られていない。2000年に引退し、09年まで種牡馬生活を送っていた(デイリー)

8/29■26日にJRA宮崎育成牧場で開催された「第24回馬に親しむ日」において、「第4回ジョッキーベイビーズ」の九州地区予選が行われ、中学1年生の小峯大哉(こみね・だいや)君が九州地区代表として選出された。この予選には中学1年生以下の8名がエントリー。宮崎育成牧場ダートコースにおいて、予選2レース(4頭立て、直線200m)を行い、各レース上位2名が決勝レースに進出。決勝レース(4頭立て、直線400m)の優勝者を九州地区代表として選出したもの(JRAホームページより)

8/27■26日に三木ホースランドパークで開催された「みっきぃポニーレース」において、「第4回ジョッキーベイビーズ」の関西地区予選が行われ、中学1年生の松若流星(まつわか・りゅうせい)君が関西地区代表として選出された。この予選には中学1年生以下の13名がエントリー。三木ホースランドパーク「緑の広場」(右回りダ300m)において、予選4レース(3頭×3レース、4頭×1レース)を行い、各レース1着の4名が決勝レースに進出。決勝レース(4頭)の優勝者を関西地区代表として選出したもの(JRAホームページより)

8/26■キーンランドCを制したパドトロワは、サマースプリントシリーズ最終戦のセントウルSを待たずして、同シリーズの優勝が決定した。同馬の関係者に対し、ボーナスとして馬主に3,200万円、厩舎関係者に800万円が贈られる。なお、同シリーズ7回目にして初の牡馬の優勝となった(JRAホームページほか)

8/26■JRAの発表によると、オルフェーヴルとアヴェンティーノの両頭は、現地時間25日17:47(日本時間26日0:47)にフランスのシャルル・ド・ゴールAPに到着、約2時間後の19:30にシャンティイの小林智厩舎に到着した。池江調教師の話「栗東TCを出発してから30時間という長旅でしたが、到着後の熱発もなく安心しました。明日は引き運動に留め、月曜日から調教を開始する予定です。到着したばかりで周囲に人が居ることもあり、多少興奮気味ですが、環境に慣れれば馬も落ち着いてくると思います。今後の調教については、天候や馬の状態を見ながら臨機応変に行う予定です」(JRAホームページより)

8/26■凱旋門賞に参戦するオルフェーヴルが、25日の午前8時18分に成田APから出国した。「落ち着くのは割と早かったですね。凱旋門賞やJCなど海外遠征馬を多く取り扱ったことのある業者の人たちも“おとなしいし、堂々としたものだ”と言ってくれた」と池江調教師は出国時の様子を振り返った。「まずは第一段階をクリアできたという感じ。土曜日(9/1)に半マイルほどの追い切りをやりたい」とプランを語った。スミヨンとのコンビで本番と同じ舞台の9/16フォワ賞G2をステップに大一番に挑む(デイリー=netkeiba.com)

8/25■25日の小倉7Rに出走するカシノペンダント(牝3、美浦・二本柳)が水口騎手に乗り代わった。森一馬騎手が斤量49kgでの騎乗ができないにもかかわらず、これに気付かなかった厩舎サイドが誤って出馬投票したもの。なお、制裁などはレース当日に関係者から事情を聞いたあとに決定される(デイリー=netkeiba.com)

8/25■JRAの発表によると、10/7凱旋門賞に出走を予定しているオルフェーヴルが、同厩の帯同馬・アヴェンティーノ(牡8)とともに25日8:18、AF6775便にて成田APから出国した。両頭とも9/16フォワ賞に登録がある(JRAホームページより)

8/25■今年の帝王賞を制したゴルトブリッツが24日、放牧先のノーザンファームしがらきで死亡した。キャロットクラブのホームページで発表されたもの。午前3時前に牧場スタッフが異変に気付き、診療所で腹部のエコー検査を行なったところ、腸がねじれ、破れている個所があることが判明。腸捻転を発症したため、既に手の施しようのない状況から、やむなく安楽死の処置が取られたという。スペシャルウィーク産駒で、母レディブロンドはディープインパクトの半姉に当たる良血馬。2010年3月の阪神でデビューしたが、勝利を手にできずに地方に転出。回り道をしたが、同年秋に中央に復帰するとダートで快進撃を重ね、11年アンタレスSで重賞初制覇を果たした。今年もアンタレスSを連覇し、交流G1の帝王賞を圧勝。さらなる活躍が期待されていた矢先の悲劇だった。通算成績は19戦10勝(うち地方5戦4勝)、重賞4勝(うち地方2勝)(デイリー=netkeiba.com)

8/23■JRAは23日、9/16にフランス・ロンシャンRCで行われる「フォワ賞G2」にオルフェーヴルとアヴェンティーノ(牡8)(ともに池江泰寿厩舎)が登録したことを発表した。コースは芝2400m、負担重量は牡58kg・牝56.5kg、賞金総額は130,000ユーロ(約1,300万円)(JRAホームページより)

8/22■「ダビスタ」作者の薗部博之さんの所有馬として知られるバランスオブゲーム(13歳、父フサイチコンコルド)が種牡馬生活を引退。今後は、乗用馬としてノーザンホースパークで第3の馬生を送る。バランスオブゲームは通算29戦8勝。G1タイトルには恵まれなかったが、2歳時に新潟2歳Sをレコード勝ちしたのをはじめ、7歳秋に引退するまで弥生賞、セントライト記念、毎日王冠、中山記念(2回)、オールカマーに優勝。息の長い活躍をした。6年間の種牡馬生活で2011年の黒潮盃2着馬リアライズブラボーなどを送ったが、今のところ自身を超えるような産駒には恵まれていない(netkeiba.com)

8/21■連覇を飾った昨年のエリザベス女王杯後、左前脚の故障で休養していたスノーフェアリーIRE(英・E.ダンロップ厩舎、牝5、父インティカブ)が復活した。4歳上牝馬によるG1「第9回ジャンロマネ賞」(芝右2000m、1着賞金14万2850ユーロ=約1400万円)が19日(日本時間同日深夜)、パリの北西約200kmにあるドーヴィルRCで9頭によって争われ、同馬はR.ムーア騎手を背に3番人気で出走して優勝した。2分06秒3(良)。20戦8勝、G1は6勝目となった。3/4馬身差2着に愛G1プリティポリーS優勝馬で4番人気イジートップ。英G1ファルマスSの覇者で1番人気ジオフラは6着に終わった。スノーフェアリーは昨年の女王杯後、香港に移動して香港ヴァーズを目指していたが、左前脚を故障し、一時は引退の話も浮上していた。昨秋、陣営は女王杯3連覇へ意欲を見せていただけに、今年も来日する可能性は十分ありそうだ(サンスポ.com)

8/21■大種牡馬サンデーサイレンス産駒最後のJRA現役馬アクシオン(牡9)が19日の札幌記念13着を最後に引退し、札幌RCで乗馬として余生を送ることになった。20日に二ノ宮調教師が明らかにした。2003年生まれのアクシオンはG1・4勝馬メイショウサムソン(今年の新種牡馬)と同期で、06年3月の未勝利戦(中山ダ1800m)でデビュー勝ちを飾り、34戦7勝の成績を残し、重賞は09年鳴尾記念、10年中山金杯と2勝した。札幌記念には2010年から3年連続で出走して3、2着と好走したが、02年8月19日に16歳で死亡した父の命日だった今年は大敗。二ノ宮調教師は「長い間、よく頑張ってくれました」と引退を決めた。これにより、JRA所属のSS産駒はいなくなったが、地方にはパルジファル(船橋・出川克己厩舎、牡9)など4頭が在籍している。SS産駒はJRA通算2749勝(2位はノーザンテーストの1757勝)、JRA重賞311勝(2位はヒンドスタンの113勝)。ディープインパクトをはじめ数々の名馬を送り出し、日本の競馬界に大きな功績を残している(サンスポ.com)

8/20■18日に福島RCで開催された「福島復興祈念花火大会」において、「第4回ジョッキーベイビーズ」の東北地区予選が行われ、小学6年生の丹野愛依(たんの・めい)さん(山形)が東北地区代表として選出された。この予選には中学1年生以下の7名がエントリー。17日、福島RC乗馬センターにおいて、乗馬の騎乗技術審査およびジムカーナ(指定された経路を走るタイムレース)を行い、あらかじめ4名を選出。18日、同RCダートコース(直線200m)において、選出された4名によるレース(4頭立て)を行い、優勝者を東北地区代表として選出したもの(JRAホームページより)

8/15■19日に行われる札幌記念に出走予定だったトーセンジョーダンは15日の調教後に右前脚の裂蹄を発症していることが明らかとなり、同レースを回避することになった。16日に放牧に出される(競馬ブックweb)

8/13■NARは13日、11/24、25の両日、JRA東京RCで開催される「ワールドスーパージョッキーズシリーズ(国際騎手招待)」に出場する地方競馬代表騎手を選定する「スーパージョッキーズトライアル(SJT)2012」の開催日程・施行競馬場等が決定したことを発表した。今年から、本戦(第1ステージ、第2ステージ)に先がけて「SJTワイルドカード」が実施される。◇SJTワイルドカード(2競走実施)=9月21日 高知RC(夜間開催)◇SJT第1ステージ(2競走実施)10月5日 大井RC(夜間開催)◇SJT第2ステージ(2競走実施)10月19日 佐賀RC。出場騎手、競走条件等詳細については9月上旬発表予定(keiba.go.jp)

8/13■11・12日に韓国のソウルRCで行われた「第8回韓国馬事会国際騎手招待レース」に参加した吉田隼人騎手の騎乗成績は以下のとおり。◆11日=9R「第1戦(ダ1400m)」8着/11頭(1ポイント)、10R「第2戦(ダ1800m)」4着/12頭(4pts)、12日=6R「第3戦(ダ1400m)7着/12頭(1pts)、9R「第4戦(ダ1900m)」7着/14頭(1pts)◆総合成績=7pts 11位/12人中。優勝は42ptsを獲得したクーンベン・スー騎手(シンガポール)だった(JRAホームページより)

8/12■11日にイギリスのアスコットRCで行われた「ドバイデューティフリー・シャーガーC」に出場した武豊騎手の成績は次のとおり。●1R「シャーガーC・マイル」(芝1600)スティービーサンダー57kg=競走除外(4pts) ●2R「シャーガーC・ステイヤーズ(芝3200)ビコーズウィーキャン57kg=5着/10頭(3pts)●3R「シャーガーC・ダッシュ」(芝1000)オートゥー59.5kg=3着/10頭(7pts)●4R「シャーガーC・クラシック」(芝2400)アージーマ61kg=2着/10頭(10pts)●5R「シャーガーC・チャレンジ」(芝2400)ライフアンドソウル62.5kg=7着/10頭(0pts)
この結果、「チーム対抗戦」は武豊騎手所属の「世界選抜チーム」が89ptsで優勝。以下「ヨーロッパ選抜」55、「女性騎手選抜」54、「イギリス・アイルランド選抜」46。シルバーサドル賞(最多ポイント獲得騎手)は45ptsを獲得した香港のマシュー・チャドウィック騎手が獲得した。武豊騎手は24ptsで個人4位だった。なお、鞭の不適切使用により武豊、C.サザーランド[米・女性騎手]、C.デムーロ[伊]の3人がブリティッシュ・ホースレーシング・オーソリティー(BHA)裁決委員から騎乗停止4日間の制裁を受けた。武豊騎手は8/25~8/28で、日本でも同期間で適用される(JRAホームページほか)

8/12■今年のG1ケンタッキーダービー、G1プリークネスSを制した米2冠馬アイルハヴアナザー(牡3、父フラワーアリー)が7日朝、来春から種牡馬生活を送る新冠町のビッグレッドファームに到着した。同馬は2009年生まれの米国産馬。10年の米・キーンランド9月セールにおいて1万1000ドルで取り引きされると、翌年の米・オカラ4月トレーニングセールでは3万5000ドルで売却された。昨年7月にデビュー勝ちを収めた後、デビュー4戦目となった今年2月のG2ロバートB.ルイスSで重賞初制覇。続くサンタアニタダービーも勝利してG1初制覇を飾ると、G1ケンタッキーダービー、G1プリークネスSも制し、08年のビッグブラウン以来となる米2冠を達成した。G1ベルモントSでは1978年のアファームド以来34年ぶり、史上12頭目の米三冠達成が期待されたが、レース前日に左前浅屈腱炎を発症。通算成績7戦5勝で現役を引退した。現役引退後は日米の複数の購買オファーから、最終的にBRFグループ代表の岡田繁幸氏に1000万ドル(約8億円)で売却。ケンタッキーダービー馬の日本への種牡馬導入は、02年の優勝馬ウォーエンブレム以来10年ぶり12頭目。ケンタッキーダービー、プリークネスSを制した米2冠馬としては7頭目のスタッド入りとなった。7月19日に成田市で入国検疫入りした同馬は、8月6日午前に北海道へ向け出発し翌朝に到着。米2冠馬の来日は注目度が高く、国内はもとより海外からも報道陣が駆けつけた。岡田代表や牧場スタッフ、関係者が見守る中、馬運車を降りると長旅の疲れも見せず、鍛え上げられた栗毛の馬体を披露した。スーパーホースの導入に尽力した岡田代表は「実馬を見るのは初めてだが、想像していたとおりに素晴らしい馬。手先が軽く、脚の運びの可動域も大きく、明らかに芝向きのタイプ」と納得顔。到着の報を受けて見学に来た生産者も「一族に活躍馬がいない血統背景、セリで廉価で取り引きされた生い立ち、競走成績、レースぶりなど、サンデーサイレンスを髣髴させるものがある」と好印象を持っていた。すでに総額11億2000万円(1株1600万円×70口)のシンジケートを結成。15日にお披露目を兼ねたシンジケート設立総会が開かれる。日高地区で10億円を超えるシンジケートが組まれるのは久しぶりのこと。それだけに関係者は「この馬で日本の競馬を変えたい」と大きな期待を寄せている(競馬ブックweb)

8/11■9/16フォワ賞(仏G2、ロンシャン芝2400)から10/7凱旋門賞(仏G1、ロンシャン芝2400)に挑むオルフェーヴルの出国スケジュールが10日、決まった。18日に栗東TCの輸出検疫厩舎に入り、24日午後8時頃に栗東を出発。25日午前8時55分成田AP発、AF6775便でフランスに向かう。パリのシャルルドゴールAP到着は、現地時間の午後5時45分(日本時間26日午前0時45分)の予定(サンスポ.com)

8/8■5日に長野県塩尻市の高ボッチ高原草競馬場で開催された「第59回高ボッチ高原観光草競馬大会」において、「第4回ジョッキーベイビーズ」の長野地区予選が行われ、小学4年生の小林勝太(こばやし・しょうた)くんが長野地区代表として選出された。この予選には中学1年生以下の7名がエントリー。高ボッチ高原草競馬場(左回りダート1周400m)を2周するコースで7頭立てによるレースを行い、優勝者を長野地区代表として選出したもの(JRAホームページより)

8/5■4日にマカオのタイパRCで行われた「2012アジアヤングガンズチャレンジ」における西村太一騎手の騎乗成績は以下のとおり。◆2R 「第1戦(サンド1350m)12着/12頭、5R「第2戦(芝1100m)7着/11頭、6R「第3戦(芝1800m)8着/12頭 ◆総合順位 西村騎手は3ptsを獲得し、参加騎手11人中総合第11位だった。また、地方競馬から同シリーズに参加した石川慎将騎手(佐賀)の成績は、5着・8着・7着で合計8pts、総合第9位だった。優勝は40ptsを獲得したング・カ=チュン騎手(香港)(JRAホームページほか)

7/31■31日、大井RCで、「トゥインクルレースの日」認定証授与式が行われた。これは、日本初のナイター競馬が同RCでスタートしたのが、1986年7月31日であったことを記念し、同日を「トゥインクルレースの日」として認定されたもの。大井RCの賞典台にて行われた認定証授与式では、特別区競馬組合塚田副管理者の挨拶の後、今年度のTCKイメージキャラクターを務める香里奈さんに、日本記念日協会加瀬会長より認定証が授与された(TCKホームページより)

7/31■29日にJRA日高育成牧場内で開催された第46回浦河競馬祭において、「第4回ジョッキーベイビーズ」の北海道地区予選が行われ、中学1年生の木村和士(きむら・かずし)くんと小学6年生の大池澪奈(おおいけ・れいな)さんの2名が北海道地区代表として選出された。この予選には中学1年生以下の8名がエントリー。日高育成総合施設育成場のダートコースにおいて予選2レース(直線200m/直線350m)を行い、それぞれのレースの5着までに与えられるポイントを合計。その上位2名を北海道地区代表として選出したもの(JRAホームページより)

7/30■1989年の菊花賞を勝ち、現役引退後は種牡馬として供用されていたバンブービギン(牡26)が、28日午前、浦河のバンブー牧場にて老衰のため死亡した。同馬は2005年に種牡馬を引退し、同牧場にて繋養され余生を送っていた。【竹田辰紀氏(所有者)のコメント】「見学時期には沢山のファンに来ていただいていただけに、とても残念です。バンブーアトラス(ダービー馬)の代表産駒であり、自身も菊花賞を勝ってくれたので、本当に頑張ってくれたと思います。最後は安らかに眠るようにこの世を去った感じを受けました。皆様大変ありがとうございました」(JRAホームページより)

7/29■JRAから秋季競馬番組が発表された。11/11のエリザベス女王杯は、「エリザベス女王陛下即位60年記念」競走として施行される

7/26■高知けいばでは、2009年7月にナイター競馬(夜さ恋ナイター)が開始されてから、3周年を迎えたことを記念し、8月6日(月)に「第3回夜さ恋フェスティバル」を開催する。当日は、JRA所属の武豊、岩田康誠、後藤浩輝、川田将雅の4騎手が来場し、トークショーや流しそうめんなどのイベントに登場する予定(keiba.go.jp)

7/26■21日にイギリスのアスコットRCで行われた「キングジョージVI世&クイーンエリザベスS」に出走したディープブリランテは、26日朝、成田APに到着した。なお、輸入検疫のため、9:10にJRA競馬学校の国際厩舎に入厩した(JRAホームページより)

7/24■JRAは24日、10月2日(火)からJRAインターネット投票(IPAT方式)において、地方競馬の勝馬投票券の発売等を行うことを発表した。発売日(曜日)は原則として、火・水・木・土・日曜日に限られ、一部、月曜日に発売する日もある(JBC開催日など)。ただし、全発売日に投票できるのは「即PAT」のみで、「A-PAT」では火・水・木曜日は購入できない。発売される馬券は枠単・重勝式を除くすべての勝馬投票法。発売開始時刻は原則10:00からで、ナイター開催場(除高知競馬)は12:00から。各レースの発売締切時刻は「発走予定時刻の4分前」となる。これによって、ようやく地方競馬のダートグレード競走の購入がJRAインターネット投票で可能となる(JRAホームページより)

7/23■園田競馬を主催する兵庫県競馬組合は23日、関西では初となる「ナイター競馬」を実施すると発表した。愛称は「そのだ金曜ナイター」で、今後園田の第8回から第12回開催まで、通常火・水・木曜日の開催を「火・水・金曜日」に変更し、金曜の開催をナイターで実施する。ナイターで行われるのは9月7・14・21・28日、10月5日・12日・19日・26日、11月2日・9日の金曜日計10日間。ナイター開催日には開場が14時、閉場が21時となる。第1レースの発走は15時00分で、最終レースの発走は20時30分頃を予定している。発売は園田RC、DASHよかわ、姫路RC(16時45分まで、以降のレースは前売発売)で行い、ウインズ難波とウインズ神戸B館での発売は行わない(兵庫県競馬組合リリース=netkeiba.com)

7/23■ダービー馬の夢はかなわなかった。ディープブリランテが21日、岩田とのコンビで臨んだ英G1・キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英アスコット芝1マイル4ハロン)で8着(10頭立て)に敗れた。優勝はA.シュタルケが騎乗した昨年の凱旋賞馬デインドリーム(勝ちタイム2分31秒62)。ハナ差の2着は連覇を狙ったナサニエル、3着はセントニコラスアビーだった。夢は打ち砕かれた。昨年の凱旋門賞馬デインドリーム、連覇に挑んだナサニエルのたたき合いは、はるか前方だった。最後の直線ではズルズルと後退し、バテた馬をかわすのがやっと。7着馬からも10馬身離された完敗。日本の3歳No.1は世界の壁、強さを全身で味わった。岩田は「率直に悔しいです。皐月賞ほどではありませんでしたが、力みがありました。途中から他馬の後ろに入れましたが、最初から内に入れられなかった」と唇をかんだ。スタート直後からの下り坂を外めで通過する形に。前に壁がつくれずに気負ったことが、ラストの攻防で吐き出すための力を奪い去っていた。日本のダービー馬としての誇り、昨年のグランプリボス(セントジェームズパレスS8着)の雪辱を胸に臨んだ英国遠征。矢作調教師にも落胆がにじむ。「状態が非常にいいと思っていたので、強い相手だったとはいえ、残念です」。6日に現地入りし、万全の態勢を整えた英G1の大舞台。思いもしなかった眼前の光景に肩を落とす。1969年のスピードシンボリ(5着)から数えて5頭目、今回も日本調教馬に女神はほほ笑んでくれなかった。「今は心が折れそうですが、海外への遠征は続けないといけませんし、ダービーを勝ちましたので次は世界で勝ちたい」。指揮官が挑戦への強い思いを口にすれば、主戦も「力負けだとは思いたくありませんし、今後につなげたい」と前を向いた。まだ3歳。アスコットでの無念を糧に、ブリランテは次なる戦いを目指す(デイリー=netkeiba.com)

7/20■8月4日(土)、マカオのタイパRCで行われる国際見習騎手招待シリーズ「2012アジアヤングガンズチャレンジ」に、日本から西村太一騎手(JRA代表)と石川慎将(佐賀=NAR代表)が出場することになった。このシリーズは2009年から行われているもので、全3戦のポイント制で順位を競う。2009年の第1回では藤岡康太騎手(JRA)が総合優勝を果たしている。出場騎手は他に、ング・カ=チュン(香港)、セオ・シュン=グン(韓国)、ヤジッド・カマル(マレーシア)、ザワリ・ラザリ(シンガポール)、キアガン・デ・メロ(南アフリカ)、ジェイク・ヌーナン(オーストラリア)、ジェイソン・コレット(ニュージーランド)。マカオ代表は後日発表される(netkeiba.comほか)

7/20■グルヴェイグの引退が19日、サンデーレーシングのホームページで発表された。同馬は放牧されていたノーザンファームで右前脚の膝裏部分に腫れが見つかったため、エコー検査をしたところ、屈腱炎を発症していることが判明。関係者が協議した結果、引退、繁殖入りが決まった。父ディープインパクト、母エアグルーヴの良血馬。前走のG3マーメイドSで重賞初制覇を達成して、今秋はG1での活躍が期待されていた。通算11戦5勝、総賞金9815万6000円(サンスポ.com)

7/20■トレイルブレイザーが米G1「ブリーダーズCターフ」(11/3、サンタアニタパーク、芝12f)に挑戦することが19日、池江泰寿調教師から発表された。「オーナーサイド(ノースヒルズ)も前向きだったので挑戦を決めました。サンタアニタの前哨戦を使って中2週ぐらいで本番へ向かう予定でいます」。同馬は宝塚記念を鼻出血で回避した後、現在は鳥取県の大山ヒルズに放牧中。9月中旬に栗東TCに帰厩し、同月下旬にも渡米する予定。前哨戦のレースについては未定で、本番との2戦とも主戦・武豊騎手に依頼している。今年3月のドバイ遠征前と宝塚記念前に鼻出血を発症している同馬にとって、日本で使えない鼻出血の予防効果がある利尿剤のラシックスを使用できるのは大きい。「ジャパンC4着や京都記念勝ちのような走りができれば、勝ち負けまでできそうな楽しみな挑戦です」とトレーナーは語った。ブリーダーズCは2日間に渡って、G1計13レースが行われる米競馬の祭典で、ターフは芝中長距離路線の王者決定戦。日本馬が同レースに出走するのは初。同厩舎では今秋、オルフェーヴルの凱旋門賞(10/7)参戦に続く海外挑戦となる(サンスポ.com)

7/17■17日、北海道新ひだか町の北海道市場にて「HBAセレクションセール」が行われた。同セールは今年から1日のみの開催となり、1歳馬211頭(牡158頭、牝53頭)が上場され、うち129頭(牡106頭、牝23頭)が落札。売り上げ総額は15億8172万円で、売却率は61.13%、平均価格は約1226万円だった。最高価格馬は、キングカメハメハ産駒のラフォルトゥナの2011(牡)で、高橋仁氏が3255万円で落札した(netkeiba.com)

7/17■16日の盛岡RCでJRA騎手と岩手競馬所属騎手、地方他地区所属騎手それぞれ4人による「ジョッキーズマッチ」が2レースで行われ、初戦34pts、2戦目47ptsの計81ptsを獲得した岩手騎手選抜(斎藤雄、村上忍、山本聡、山本政)が優勝した。2位には計65ptsの地方他地区騎手選抜(赤岡、五十嵐冬、坂井英、戸部)が入り、JRA騎手選抜(岩田、内田、蛯名、川須)は計36ptsで3位に終わった。優秀騎手賞は2戦で30ptsを獲得した岩手の村上忍騎手が受賞した(サンスポ.com)

7/16■オルフェーヴルは、主戦の池添謙一騎手(32)ではなく、クリストフ・スミヨン騎手(31)とのコンビで、凱旋門賞(10/7、仏・ロンシャン芝2400m)に挑むことが決まった。池江泰寿調教師(43)が15日、宝塚記念の祝勝会が行われた京都市内のホテルで発表した。非情の決断だ。オルフェーヴルはデビュー以来14戦、常に手綱を取ってきた池添騎手ではなく、日本でもおなじみのフランスの名手・スミヨン騎手とのコンビで凱旋門賞に挑むことになった。「苦渋の決断でした。凱旋門賞に勝つためにはどうすべきか、関係者みんなで協議した結果、スミヨンにお願いすることになりました」宝塚記念の祝勝会が行われた京都市内のホテルで、池江調教師は疲れと安堵が入り交じった複雑な表情で、乗り替わりの理由を語った。オルフェーヴルは今春の阪神大賞典(2着)でレース中にコースを離れて走ってしまうなど、乗り難しい面がある。そのため、デビュー前から常に池添騎手が手綱を取ってレースを教えてきた。トレーナーは「この馬のことを一番よく知っている池添騎手で(凱旋門賞に)行く」と厚い信頼を寄せていた。スミヨンは日本でも2010年天皇賞・秋をブエナビスタで勝つなど、腕前はよく知られている。凱旋門賞の騎乗経験も豊富で、03年ダラカニ、08年ザルカヴァと2勝。関係者の間では池添で行くか、スミヨンに依頼するか意見の相違があったが、14日夜にスミヨンが前哨戦のG2フォワ賞(9/16、ロンシャン、芝2400m)と本番の2戦とも騎乗できる確約が取れたため、決断に至った。8月25日に渡仏して、シャンティーで開業している小林智厩舎に入厩。フォワ賞を使って凱旋門賞へ向かう。「池添には(15日夕方に)電話しました。残念がっていました。彼の気持ちはすごく分かる。3冠を獲れたのも、天皇賞・春の惨敗から復活させてくれたのも、彼の力だと思う」と指揮官。「受け入れるのに時間がかかると思う」と主戦騎手を思いやった。池添騎手を降板させて挑む大一番。最高の結果のみが求められる(サンスポ.com)

7/14■単独の歴代地方競馬平地最多勝記録まで、あと1勝に迫っていた福山所属のモナクカバキチ(アラ系、牡13、荻田恭正厩舎)は、7月14日福山競馬第1競走で1着となり、地方競馬平地最多勝記録となる通算55勝(215戦目)を達成した。モナクカバキチは2001年10月に福山競馬でデビュー。その後、次々と勝ち星を重ね、愛知や荒尾などにも活躍の場を移しながら、数少ないアラブ系競走馬として、13歳となった現在まで息の長い競走生活を続けている。なお、過去の歴代最多勝記録(平地)は、08年12月に引退したエスケープハッチ(アラ系、牡、高知)がマークした54勝(08年7月に達成)。モナクカバキチは、昨年(7/24)この記録に並んでいた(keiba.go.jp)

7/13■金沢競馬所属で、記録として確認できる騎手最高齢勝利を達成した山中利夫騎手(63歳、井樋一也厩舎)が現役引退することが、同競馬オフィシャルサイト上で発表された。最終騎乗は7月15日金沢競馬第1競走となる予定。山中騎手は1967年に春木競馬でデビュー後、これまでに2800を超える勝ち鞍を挙げ、2011年6月5日には従来の津曲照男騎手の記録を抜いて「最高齢騎乗」を達成。さらに2012年5月6日には金沢競馬第1競走でブライアンズメテオ号に騎乗して1着となり、「最高齢勝利」を達成していた。7月12日終了現在、山中騎手の通算成績は17115戦2812勝、うち重賞43勝(紀三井寺4勝、金沢39勝)(keiba.go.jp)

7/11■世界中で高額の繁殖馬を購入しているポール・ファッジ氏(63)が、今年のダービー馬ディープブリランテの全妹「ラヴアンドバブルズの12」を1億4500万円で落札した。昨年は仏国・ドーヴィルのセールで最高額の1歳馬(牝、父ガリレオ)を、米国の繁殖馬セールでも高額馬を購入。母国の豪州だけでなく、仏国にも牧場を抱えるオーナーブリーダーは「思っていたよりも高くなったけど、自分にとっては基礎牝馬になりうる。こういう馬は後々、組織のためになるんだ。競走の結果がどうあれ価値がある」と日本の良血馬を手に入れて満面の笑みだった。約100頭の競走馬を所有し、日本馬は同馬が4頭目になる。今月にJRAの馬主資格を取得しており、同セールで本邦外居住の馬主が1億円以上の馬を購入したのは今回が初めて。日本での出走も可能だが「残りの3頭は走らせるが、この馬は分からない。走らせたいが、ヨーロッパにも夢がある」と明言を避けた(デイリー=netkeiba.com)

7/10■苫小牧市のノーザンホースパークで行われたセレクトセール2012の2日間の結果が発表された。2日間の売り上げ総額は102億9630万円で、2007年以来5年振りに100億円を超えた。1億円以上で落札された馬が10頭に達したのも2007年以来。初日の9日は、1歳馬242頭が上場され、202頭が落札された。売り上げ総額は54億5260万円、落札率は83.5%。最高価格は2億5000万円で5頭が1億円を超えた。平均価格は2699万3069円、中間価格は1950万円だった。2日目の10日は、当歳馬211頭が上場され、158頭が落札された。売り上げ総額は48億4370万円で、落札率は74.9%。最高価格は2億5000万円で5頭が1億円を超えた。平均価格は3065万6329円、中間価格は2350万円だった(netkeiba.com)

7/10■10日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークでセレクトセール2012の2日目が行われ、2日間の全日程を終了した。1日目は1歳馬242頭が上場され、うち202頭が落札。売り上げ総額は54億5260万円で、落札率は83.5%、平均価格は2699万円。2日目は当歳馬211頭が上場され、うち158頭が落札。売り上げ総額は48億4370万円で、落札率は74.9%、平均価格は3066万円。2日間の売り上げ総額は102億9630万円で、売り上げ総額が100億円を超えたのは、2007年(最高価格はマイケイティーズの2007=アドマイヤハーレで3億円)以来5年振りとなった。1歳馬の最高価格は、叔父にトーセンジョーダン(天皇賞・秋、父ジャングルポケット)がいるアドマイヤキラメキの2011(牡、父ディープインパクト)で、トーセンジョーダンらも所有する島川隆哉氏が2億5000万円で落札した。当歳馬の最高価格もディープインパクト産駒で、母がフリゼットS(米G1)勝ち馬というスカイディーバの2012(牡、父ディープインパクト)で、“サトノ”の冠名などで知られる里見治氏に2億5000万円で落札された。2日間を通して1億円馬超えは10頭で、うち8頭がディープインパクト産駒という結果だった。1億円以上馬は以下の通り。※価格は全て税抜
主な落札馬(下段は落札額、購買者、血統)
【1歳部門】
51.母アドマイヤキラメキ(牡、父ディープインパクト) 2億5000万円、島川隆哉、叔父にトーセンジョーダン
88.母グレイトサンライズ(牡、父ディープインパクト) 1億5000万円、グローブエクワインマネージメント(有)、半姉にレッドディザイア
95.母ダイヤモンドディーバ(牡、父ディープインパクト) 1億4000万円、グローブエクワインマネージメント(有)、母はキャッシュコールマイル招待S(米G2)など重賞2勝
110.母マンデラ(牝、父ネオユニヴァース) 1億5000万円、スクーデリア、半兄にワールドエース
186.母スーア(牡、父ディープインパクト) 1億1000万円、島川隆哉、半姉にソーマジック
【当歳部門】
327.母スカイディーバ(牡、父ディープインパクト) 2億5000万円、里見治、母はフリゼットS(米G1)勝ち馬
356.母プリティカリーナ(牡、父ディープインパクト) 1億1000万円、池谷誠一、近親にBernardini(プリークネスS-米G1)
434.母カリ(牡、父ディープインパクト) 1億2000万円、窪田芳郎、母は独1000ギニー(独G2)勝ち馬
445.母ラヴアンドバブルズ(牝、父ディープインパクト) 1億4500万円、Paul Fudge、全兄にディープブリランテ
527.母ケアレスウィスパー(牡、父ハービンジャー) 1億3500万円、近藤英子、叔父にトーセンジョーダン (netkeiba.com)

7/7■JRAは7日、7/21にイギリスのアスコットRCで行われる「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」に出走を予定しているディープブリランテが、イギリスのニューマーケットに到着したことを発表した。同馬は成田APを6日11:24に発ち、アムステルダムAPに6日16:38(日本時間6日23:38)着。乗り換えて2時間半後にイギリスのスタンステッドAPへ向け出発、ニューマーケットAPには6日20:00(日本時間7日4:00)に着いたもの。なお、ニューマーケットRCではC.ブリテン厩舎に入厩した(JRAホームページより)

7/6■IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ワールドサラブレッドランキング」が発表た。今回の発表は、2012年1月1日~7月1日までに施行された世界の主要レースを対象としている。今回の発表には、新たに英ダービー、ロイヤルアスコット開催などが含まれる。レーティング上位50頭ということで、119ポンド以上の馬が対象。ランキングトップは、クイーンアンSを11馬身という大差をつけて圧勝したフランケル(140ポンド)で、引き続き首位の座を守った。レーティングは前回より更に2ポンドアップしたが、これは2004年のワールドサラブレッドランキング創設以降、最高のレーティングとなる。また、1977年に国際レーティングが公式に発表されて以降、140ポンド以上の評価を受けた馬は、1978年のアレッジド(140)、81年のシャーガー(140)、86年のダンシングブレーヴ(141)の3頭しかおらず、フランケルは4頭目になる。同馬はデビューからの連勝を11に伸ばした。第2位は、ライトニングSを勝ったブラックキャビア(130)で、デビューからの連勝は22となっている。第3位は、ガネー賞を勝ったシリュスデゼーグル(128)です。ケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ったアイルハヴアナザーとドバイワールドCを圧勝したモンテロッソが126ポンドで第4位に並んでおり、1位から4位までは前回と変わらず。日本調教馬は3頭が掲載され、宝塚記念を勝ったオルフェーヴルが125ポンドで第6位タイ、香港のクイーンエリザベスII世Cを勝ったルーラーシップは123ポンドで第16位タイ、日経新春杯勝ちのトゥザグローリーが120ポンドで第31位タイとなっている(JRAホームページより)

7/5■JRAは5日、川田将雅騎手が7月11日にトルコのイスタンブール・ヴェリエフェンディRCで行われる「トルコジョッキークラブ国際騎手招待レース」に、JRA代表として参加することになったと伝えた。この企画は、外国招待騎手5名、トルコより5名の計10名の騎手で、4レースが行われ、個人戦とチーム戦で競うもの(JRAホームページより)

7/5■船橋競馬では、場外発売所『f-keiba(エフケイバ)成田』を7月19日(木)にオープンすると発表した。同場外は、船橋競馬をはじめとする南関東4競馬場の全レースに加え、全国地方競馬の一部競走を発売する。所在地は千葉県芝山町の競輪場外発売所「サテライト成田」2階、発売日数は年間270日程度となっている(keiba.go.jp)

7/2■TCKは2日、大井所属・武智政明(たけちまさあき)調教師が、心停止後脳症により6月29日に逝去したと伝えた。享年48歳。 武智氏は騎手として昭和62年から平成14年までで2616戦229勝。平成14年6月に調教師免許を取得して1459戦78勝の成績を挙げていた(TCKホームページより)

7/2■マーキュリーC当日の7月16日、OROパーク盛岡RCで行われる『ジョッキーズチームマッチ』の出場騎手が決定した。この企画は、JRA所属騎手4名による“Team JRA”、他地区地方競馬所属騎手4名による“Team JAPAN”、岩手競馬所属騎手4名による“Team IWATE”の3チームによる対抗戦で、「ジョッキーズチームマッチ第1戦『絆』(震災復興祈念)」「ジョッキーズチームマッチ第2戦『輝』(震災復興祈念)」の2競走(いずれもダ1600m)で争われる。レース毎に着順によるポイント(1着20点、2着15点・・・11着以下2点)を付与し、それぞれのチームの騎手の2レース合計ポイントにより優勝チームを、また、個人の合計ポイントにより個人優勝者を決定し、地元特産品などの賞品が授与される。参加騎手は、JRA=蛯名正義・岩田康誠・内田博幸・川須栄彦、地方他地区=戸崎圭太(大井)・五十嵐冬樹(道営)・戸部尚実(名古屋)・赤岡修次(高知)、岩手=村上忍・斎藤雄一・山本政聡・山本聡哉(岩手競馬公式ホームページより)

7/1■函館5レースにおいて、レッドレイヴンが1着となり、同馬を管理する藤沢和雄調教師は、JRA通算1132勝となった。これは、稲葉幸夫元調教師の持つ通算1131勝の記録を更新し、JRA史上第8位となる。藤沢和雄調教師のコメント「まずは、このレースで1番人気に応えられてよかったです。私自身、年を重ねてきましたが、これからも若い馬、若い人たちと一緒に、皆様の期待に応えられるようがんばっていきたいと思います」(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

6/28■04年阪神大賞典などを制し、引退後は北海道の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたリンカーン(牡12歳)が23日の午後6時10分、病気のため死亡したことが26日に分かった。現役時代はG1には手が届かなかったが、03年菊花賞、有馬記念、06年天皇賞・春で2着。23戦6勝(うち重賞3勝)の戦績を残し、種牡馬としては11年クイーンC3着のデルマドゥルガーを輩出した。同スタリオンの徳武英介氏は「4月中旬に鼻出血を発症し、喉嚢炎と診断されました。体調回復に努めましたが、23日に再び鼻出血を発症。夕方に死亡しました。同日行われたSTV杯で産駒のマスイデアが勝ったあとでした。血統も馬体も素晴らしい馬でしたし、残念でなりません」と語った(デイリー=netkeiba.com)

6/25■JRAは25日、08年オークス、07年阪神JFに勝ち、07年の最優秀2歳牝馬に選出され、現役引退後はノーザンファームにおいて繁殖牝馬として供用されていたトールポピー(牝7)が、6/22の深夜、繋養先の安平町・ノーザンファームで腸捻転のため死亡したと伝えた。ノーザンファーム代表・吉田勝己氏「突然のことであり、しかもこれからという時でしたので残念でなりません。ただ、昨年と今年、キングカメハメハの産駒が2頭、元気に誕生しています。今後は、その残された産駒達に夢を託したいと思います」(JRAホームページより)

6/25■JRAは25日、今年も第4回目となる「全国ポニー競馬選手権“ジョッキーベイビーズ”」を開催することを発表した。今年は東北地区予選が新設される。全国6地区で予選会が行われ、選出された8名により、11月4日(日)東京RCの昼休みに、芝直線400mで決勝が争われる。(JRAホームページより)

6/25■米2冠馬アイルハヴアナザー(牡3)が、来年から日本で種牡馬入りすることが23日、明らかになった。ビッグレッドファームが購入したもの。1歳時のセールで1万1000ドル、2歳時のトレーニングセールで3万5000ドルとセリでは安値だったが、今年のケンタッキーダービー、ブリークネスSを制覇。78年アファームド以来、34年ぶり史上12頭目の3冠馬誕生の期待がかかったベルモントSの直前に、左前脚の腱の炎症が判明したために電撃引退した。父フラワーアレーの半弟には、昨年のきさらぎ賞の覇者で菊花賞3着馬トーセンラー(牡4)、プリンシパルSを勝ったスピルバーグ(牡S)がいる。日本の芝にも十分に対応できる血統背景の持ち主で、産駒の活躍が期待される(デイリー=netkeiba.com)

6/20■10日の東京競馬8Rの走行妨害における不服申し立てを棄却された小島茂之調教師(44)が19日、その後の経緯について語った。「(不利を受けたランパスインベガス=3着の)オーナーが所属する中山馬主協会も支援してくれると言っている。22日には調教師会の見解を聞く予定。このままではファンが(競馬から)離れてしまう。競馬界全体のためにも、いろいろと動いていきたい」と改めて決意を口にした(デイリー=netkeiba.com)

6/18■珍しい白毛のサラブレッド誕生が馬産地で話題になっている。5月24日に、日高町のファニーヒルファームで生まれた白毛馬は父はアドマイヤコジーン、母マダムブランシェ(母の父ミラクルアドマイヤ)の牝馬。曾祖母のカフェロワイヤルがJRA3勝。近親には現役活躍馬のリコリスがいる血統。白毛馬が生まれる場合は、突然変異によるものと、両親のいずれか、または双方が白毛の場合とがあるが、今回の場合は母マダムブランシェから受け継いだもの。同牧場では「しっかりした馬が生まれました。母同様に中央競馬でデビューさせたい」と張り切っている(netkeiba.com)

6/18■16・17日にマレーシアのスンガイベシRCで行われた「セランゴールターフクラブ国際騎手招待競走2012」での田辺裕信騎手の騎乗成績は以下の通り。16日=●3R「マカオジョッキークラブグッドウィルC」(芝1400m)13頭立て6着(0pts)●8R「ケニルワースC」(芝1200m)14頭立て11着(0)●12R「ニュージーランドブラッドストックC」(芝1200m)13頭立て7着(0) 17日=●8R「ゴールドコーストターフクラブトロフィー」(芝1400m)シンセブン(セ5)に騎乗して9頭立て1着(12)●9R「コリアレーシングオーソリティトロフィー」(芝1600m)13頭立て2着(7) ★総合成績=19ptsで14人中3位(ポイントシステム:1着12 2着7 3着4 4着1)※優勝は30ptsを獲得したノエル・キャロウ騎手(豪) ★田辺裕信騎手のコメント「マレーシアの馬の良いところを引き出す騎乗ができ、海外でも勝つことができました。初日はポイントを稼げませんでしたが、2日目に1着と2着に入り総合3位になれたことには満足しています。海外初騎乗でしたが、日本では体験しないこともあり、貴重な経験になりました。今後も機会があれば挑戦していきたいと思います」(JRAホームページより)

6/16■JRAは15日、3日の安田記念をストロングリターンで制した堀宣行調教師(44)がレース後の共同記者会見への出席を拒否した件について、その後の経過などを説明した。13日に事情聴取を受けた堀調教師は、会見拒否の理由などを書面で発表。「私の認識の甘さからストローハット号の次走にかかわる手続きと、ストロングリターン号をはじめとした出走各馬の確認を優先したために、共同記者会見を調教助手に代行させてしまったものです」とし、今後は改善するとした。JRAの横山清弘・広報担当理事は「本人の弁に偽りはなく、大いに反省している。このようなことが二度とないよう、厳重に注意した」と語った。今回の一件を機に、JRAは調教師会と騎手クラブに会見への出席を改めて強く要請したが、明確なルールはつくらないという。「罰則うんぬんの次元ではない。調教師としての責務。それを感じて果たしてほしい」と意識向上を訴えた(デイリー=netkeiba.com)

6/13■3年目となった『GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)』。その第一弾として行われた「3歳シーズン(3歳世代)」は、若草賞(3/19 福山)、桜花賞(3/21 浦和)、ル・プランタン賞(4/13 佐賀)、留守杯日高賞(4/30 水沢)、東海クイーンC(5/1 名古屋)、東京プリンセス賞(5/10 大井)、のじぎく賞(5/17 園田)を経て、本日の関東オークス(川崎)で全対象競走8重賞が終了。この結果、対象3競走に参戦して1勝(ル・プランタン賞)、2着2回と安定した成績を収めた『メイレディ号(園田:保利良次厩舎)』が合計29ポイントを獲得し、栄えあるGRANDAME-JAPAN3歳シーズンのチャンピオンに輝いた。また第2位は、東京プリンセス賞と最終戦の関東オークスを制し、27ポイントを獲得した『アスカリーブル号(船橋:川島正行厩舎)』、第3位は25ポイントを獲得した『マーメイドジャンプ号(笠松:後藤保厩舎)』で、上位3位までの馬主および調教師にボーナス賞金が授与される(keiba.go.jp)

6/12■ゴール前で大歓声を浴びるシーンが目に浮かぶ。11年セレクトセール(1歳)で牝馬ながら3億6000万円の高値を付け、今年の2歳馬で最も注目度の高いエアグルーヴ10(牝、栗東・藤原英)の馬名が「ラストグルーヴ」に決定した。父は7冠馬ディープインパクト、母は牝馬の身で97年の天皇賞・秋を制したエアグルーヴ。兄姉にもアドマイヤグルーヴ、ルーラーシップのG1馬など活躍馬がズラリ。「最後は直線で必ず来てくれる。そういう馬になってほしいので、この馬名にしました」とオーナーの山本英俊氏は、愛馬にも父譲りの強烈な末脚を期待している。同馬は現在、北海道苫小牧市のノーザンファーム空港牧場でトレーニングに励んでおり、デビューへ向けて着々と準備が進められている(デイリー=netkeiba.com)

6/11■“ハマの番長”こと横浜DeNAの三浦大輔選手(38)が所有するリーゼントブルース(牡3、栗東・矢作)が、東京3Rで初勝利を飾った。中央競馬で現役プロ野球選手の所有馬が勝利を挙げるのは初となる。本人はこの日来場しなかったが、8日に連絡を受けたという松岡は「“頑張ってくれ”と言われました。横浜ファン、番長ファンで良かったです」と満面の笑み。「重賞並みに盛り上がった。ひとつ勝ててホッとしたね」と矢作調教師も笑顔が絶えなかった(デイリー=netkeiba.com)

6/10■思わぬ形で夢は断たれた。ケンタッキーダービー、プリークネスSを制し、34年ぶり史上12頭目となる米3冠を目指していたアイルハヴアナザー(牡3)が8日、故障により電撃引退した。78年のアファームド以来の3冠制覇をかけて、ベルモントS(6/9・ベルモントパーク)に出走する予定だったが、取り消した。AP通信によると、7日午後に左前脚に腫れが出て、8日に腱の炎症が判明した(デイリー=netkeiba.com)

6/8■ディープブリランテで日本ダービーを制した岩田康誠騎手(38)が7日、兵庫ダービーが行われた園田RCで凱旋報告会を行なった。91年のデビューから、06年にJRAへ移籍するまでの約15年間在籍した古巣。多くのファンから「お帰り!」と温かな拍手で迎えられた。「園田で育って06年に移籍し、7年目でダービーを獲ることができました。園田競馬あっての岩田です。僕も頑張るので、園田競馬も応援してください」と話すと大歓声に包まれた。馬場内の大型スクリーンにダービーのレース映像が流れると「新馬戦に乗せてもらったときからG1を勝てると思っていた。(騎乗停止中は)一瞬たりとも無駄にしないように調教から乗って、あの馬の気持ちになった3週間だった。その熱い気持ちがダービーを勝たせてくれたと思う」と、当時の胸の内を明かした。そして最終レース終了後には、古巣の仲間たちから祝福の胴上げをされ、宙を舞った。「去年は何が足りなかったのかを求めながら、2012年はひとつの目標として全国リーディングを獲りたいと思う。今週からまた、一頭一頭大事に乗っていきたい」とファンに約束。新たな誓いを胸に、さらなる快進撃を目指す(デイリー=netkeiba.com)

6/6■スマートファルコン(牡7)が秋まで休養することになった。期待された3月のドバイWCでは、スタートで後手を踏んだまま、見せ場すらつくれず10着に惨敗した。帰国後は入国検疫を経て放牧へ。5月11日にいったん栗東TCへ入厩したが、3日に再び滋賀県の島上牧場に放牧に出された。「秋まで休ませます」と小崎調教師。復帰時期は未定となっており、連覇のかかっていた6/27帝王賞は回避することになった(デイリー=netkeiba.com)

6/6■今春はジェンティルドンナでオークスを制し、目下リーディング5位につける川田将雅騎手(26)が、29日から約1カ月間、騎乗技術向上のためにフランスへ遠征することが決まった。カルヴァドス県ドーヴィルを拠点として転戦する予定。デビュー9年目にして初の海外遠征となる。先週の安田記念V後、米国遠征を表明した福永祐一騎手(35)に続き、未知のエリアで腕を磨く構えだ。川田は「今の僕が、次のステップに進むためのいいきっかけになるのではないかと思い、行かせていただくことにしました。有意義に過ごしたいと思います」と意欲をのぞかせていた(デイリー=netkeiba.com)

6/5■ダービーを制したディープブリランテが、キングジョージⅥ&クイーンエリザベスS(G1、7/21英アスコット、芝12F)へ登録した。4日、矢作調教師が明らかにしたもの。参戦する場合は、全レースで騎乗してきた岩田康誠騎手(38)とのコンビを継続する。ディープインパクト産駒の日本調教馬としては、初の海外遠征となる。ブリランテは現在、滋賀県のノーザンファームしがらきで放牧中。矢作調教師は「ダービーで目いっぱいに仕上げたあとなので(出否の最終判断は)2週間ほど状態を見極めてから」としつつも、前向きに検討していく方向だ。「3歳馬が55kgで、古馬は60.5kg。この斤量差は大きいし、一番の魅力。エリザベス女王在位60周年と特別な年でもあるので」と説明した。キングジョージは、欧州の上半期最強馬決定戦として位置づけられている一戦。日本調教馬はこれまで4頭が参戦し、06年ハーツクライの3着が最高と、Vには手が届いていない。3歳馬の挑戦となれば00年エアシャカール(5着)以来。また、日本ダービー馬としては85年にシリウスシンボリ(8着)が参戦している(デイリー=netkeiba.com)

6/4■3日の東京10Rでメジロスプレンダーに騎乗し、幸英明騎手(36)が史上12人目、現役9人目のJRA通算1万3000回騎乗を達成した。デビューから18年2カ月30日、36歳4カ月23日での達成は武豊の18年10カ月29日、36歳10カ月15日を更新するJRA史上最速&最年少記録。「多くの関係者の皆様に感謝します。1万3000回の節目ではなく、1万2999回目に勝利したのも僕らしいと思います」と喜びを語った(デイリー=netkeiba.com)

6/4■英国のエプソムRCで2日、英ダービー(G1、芝約2410m、9頭)が行われ、J.オブライエンが騎乗した愛国調教馬キャメロット(牡、A.オブライエン厩舎)が2分33秒9のタイムで5馬身差の完勝。英2000ギニーに続き無敗で2冠制覇を達成した。2着はメインシークエンスだった(デイリー=netkeiba.com)

6/3■3日の阪神5Rで、タガノゲルニカ産駒のタガノハピネスが1着となり、本年の新種牡馬産駒の初勝利を飾った。タガノゲルニカは06年平安Sなど、現役時代通算17戦5勝。初年度産駒は3頭のみで、その中の1頭が新種牡馬初勝利を達成した(デイリー=netkeiba.com)

6/3■ワールドエースは1日のレントゲン検査で左前球節炎が判明。2日に栗東近くのノーザンファームしがらきへ放牧に出された。「検査の結果、骨には異常がなかった。日に日に腫れは引いていたので、そこまでの大事には至らなかったと思う。1カ月ほど楽をさせれば腫れも引くでしょう」と池江調教師。今後は様子を見つつ北海道のノーザンファーム早来へ移動する。秋のローテは未定(デイリー=netkeiba.com)

6/2■IFHA(国際競馬統括機関連盟)から、最新のワールドサラブレッドランキング(2011年12月1日~2012年5月28日)が発表された。トップは10戦無敗の英国馬フランケル。5月のロッキンジS勝ちで与えられた138ポンドは、04年の同ランキング創設以降、最も高いレーティングとなった。2位は21戦無敗の連勝記録を継続する豪州のブラックキャビアで130ポンド。香港のクイーンエリザベスII世Cを制したルーラーシップが、オルフェーヴルと並ぶ13位タイの123ポンドで日本馬トップとなっている(デイリー=netkeiba.com)

5/31■JRAは31日、マレーシアのスンガイベシRCで行われる「セランゴールターフクラブ国際騎手招待レース」に、日本から田辺裕信騎手がJRA代表として参加することになったと伝えた。日程は6月16日(土)・17日(日)の二日間、マレーシアのスンガイベシRCにおいて13名の騎手(日本、オーストラリア、マカオ、アイルランド、オーストリア、フランス、ブラジル、チェコ、シンガポールから各1名、マレーシア、韓国から各2名)が参加し、5レースの総獲得ポイントによって順位が競われる(JRAホームページより)

5/30■67年のオークス馬ヤマピツト、94年阪神3歳牝馬Sを制したヤマニンパラダイスを管理したJRA元調教師の浅見國一氏が28日午後11時ごろ、病気のため自宅で死去した。90歳だった。1921年、岐阜県生まれ。42年に京都・相羽厩舎から騎手デビュー。50年にハイレコード、58年にコマヒカリで菊花賞を制覇するなど活躍し、64年に引退。同年に調教師に転じて、80年オークスをケイキロクで勝つなど97年2月の定年までに通算785勝、重賞はG1級3勝を含む42勝をあげた。調教師きってのアイデアマンとして知られ、ゴム製の腹帯、競馬場までの当日輸送などを考案し、実現。2008年には調教師出身者としては、史上初のJRA馬主資格を取得し、話題となった(サンスポ.com)

5/29■JRAは29日、日本ダービーに出走したコスモオオゾラに両第1指骨剥離骨折が判明したと伝えた。なお、同馬は近日中に美浦TC競走馬診療所において手術を受ける予定。予後については、手術の経過観察後に判断するため未定(JRAホームページより)

5/29■名古屋競馬所属の吉田稔騎手(43歳 ※現在は南関東で期間限定騎乗中)は29日、浦和競馬第10競走をリアルボイス号(1番人気)で勝利し、1987年(4月17日名古屋競馬4R)のデビュー以来、12942戦目にして地方競馬通算2500勝を達成した(keiba.go.jp)

5/24■佐賀県競馬組合は、勝馬投票券のインターネット販売を手がけるオッズ・パーク株式会社が提供するサービス『オッズパークLOTO』を通じて、5月26日(土)から「七重勝単勝式勝馬投票券」の発売を開始することを発表した。これは、一日のレースの中で、指定する7つのレースの1着を当てる賭式で、発売単価は100円。最高払戻金はWIN5と同じ2億円(キャリーオーバー発生による最高金額)。なお、発売は「オッズパークLOTO」における、インターネット(PC・携帯)投票のみ(佐賀競馬リリース=keiba.go.jp)

5/21■NARは21日、平成24年度第1回調教師・騎手免許試験の合格者を発表した。今回の新規合格者は調教師3名、調教師補佐2名、騎手1名で、平成24年6月1日付けの免許となる。騎手免許に合格した吉本隆記騎手は以前愛知に所属しており、07年に免許を返上。5年ぶりの騎手復帰となる。また、大井の荒井隆調教師が調教師補佐試験に合格した。厩舎を閉じて「助手」に転身する。【調教師】●飯田幸雄(40)川崎・八木仁厩舎、調教師補佐●雑賀伸一郎(34)園田・渡邉幸生厩舎、調教師補佐●笹野博司(38)笠松・川嶋弘吉厩舎、厩務員 【調教師補佐】●荒井隆(56)大井・高橋三郎厩舎、調教師 横山修(36)大井・的場直之厩舎、厩務員 【騎手】吉本隆記(35)浦和・小久保智厩舎、厩務員(netkeiba.comほか)

5/21■現地時間20日、シンガポール・クランジRCで、国際G1競走「シンガポール航空国際C」(3歳以上、星G1・芝2000m、13頭(うち2頭取消))が行われ、単勝5.95倍の3番人気に推されたフランスからの遠征馬シンション Chinchon(牡7、仏・C.ラフォンパリアス厩舎)が優勝した。道中は中団やや後ろをの内めを追走から、直線に入って馬場の真ん中に持ち出すと、先に抜け出したザイダン Zaidan(香)を残り150m付近で交わして勝利。鞍上はフランス籍で香港で騎乗中のO.ドリューズ騎手。勝ちタイムは2分04秒43(Yielding)。3着に地元調教馬のフラックス Flaxが入り、4着には1番人気に推されたドイツ調教馬のザズー Zazouが続き、5着には高岡秀行厩舎所属の日本産馬で当地のシンガポールゴールドCを3度制しているエルドラド El Doradoが入った。ゴドルフィンのシティスタイル City Styleがスタート前にゲート入りのアクシデントで競走取消。勝ったシンションは、父Marju、母Jarama(その父ヘクタープロテクター)のアイルランド産馬。これで通算成績を27戦7勝とした。G1は10年の米G1ユナイテッドネイションズS(芝11f)を勝って以来2勝目。前走の香G1クイーンエリザベスII世C(芝2000m)は8着だった(netkeiba.com)

5/21■現地時間20日、シンガポール・クランジRCで、国際G1競走の「クリスフライヤー国際スプリント」(3歳以上、星G1・芝1200m、9頭)が行われ、単勝17倍で7番人気の伏兵馬アトー Ato(牡4、星・P.ショウ厩舎)が優勝した。好スタートを決めたアトーは先行争いに加わらず内目の4番を追走し、直線に向くと逃げ込みを図るミスタービッグ Mr Big(星)を残り200m付近で交わし、そのまま押し切って勝利。鞍上は南アフリカ籍で現地で騎乗中のB.ヴォースター騎手。勝ちタイムは1分10秒57(Yielding)。3着にはイギリスから遠征のシークレットアセット Secret Assetが入り、圧倒的人気に推された今年のドバイゴールデンシャヒーンの勝ち馬クリプトンファクター Krypton Factorは前半流れに乗れず、直線でも前をカットされる不利もあって5着に敗れた。勝ったアトーは、父ロイヤルアカデミーII、母Another Legend(その父リファーズウィッシュ)の南アフリカ産馬。重賞はこれまでに昨年の星LG3ウッドランズHの1勝のみで、これで通算成績を19戦7勝とした。管理するP.ショウ調教師は昨年のロケットマン Rocket Manに続くこのレース連覇。そのロケットマンは1週前に左前脚の靭帯を傷めてこのレースを回避しており、厩舎としても“代役”が思いがけない勝利をもたらした形となった。今後はロケットマンともども日本や香港への遠征も視野に入れつつ調整されていくとのこと(netkeiba.com)

5/21■北海道帯広市(市長:米沢則寿)が主催するばんえい十勝の競走馬のうち、“ばんえい史上初の白毛馬”で注目を集めているハクバビューティー号(牝2歳・西弘美厩舎)が5月21日(月)第5レース(16:40発走)に出走し、単勝5番人気に支持されましたが9着(10頭立て)となりました。今日の馬体重は676kgで、帯広単独開催になった2007年以降出走した競走馬で一番軽い馬体重でしたが、道中や第2障害を何度もとまりながらも最後まであきらめない力強い走りで、ゴール後は観客から拍手が沸き起こりました。次の出走は未定ですが、(netkeiba.com)

5/20■北海道帯広市が主催するばんえい十勝の競走馬のうち、“ばんえい史上初の白毛馬”で注目を集めているハクバビューティー号(牝2・西弘美厩舎)が明日(5/21)第5レース(16:40発走)でデビューします。ハクバビューティーは4月20日の第2回能力検査に合格しましたが、馬体重が650kgほどだったため、1カ月間馬体調整と入念な調教でデビューに備えてきました。ばんえい競馬史上初の白毛馬の勝利なるか注目です。【ハクバビューティー】2010年4月15日生(牝・白毛・西弘美厩舎)父キタノコウテイ、母第二富士姫、母父マツノコトブキ、生産者:北村節子氏、馬主:丸毛清美氏(netkeiba.com)

5/14■現地時間13日、仏・ロンシャンRCで行われた、フランス牝馬クラシックレース第1弾「仏1000ギニー」(仏G1・芝1600m、13頭)に、ディープインパクト産駒ビューティーパーラー Beauty Parlour(牝3、仏・E.ルルーシュ厩舎)がC.スミヨン騎手騎乗で出走。単勝1.7倍の圧倒的1番人気に推され、道中は中団を追走。直線に入り追い出されると力強く伸び、ゴール前は手綱を抑える余裕で、アップ Up(愛)に1馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分37秒15(稍重)。勝ったビューティーパーラーは、父ディープインパクト、母バステット Bastet(その父Giant's Causeway)の英国産馬。1歳上の全兄にバロッチ Barocci(仏G3プランスドランジュ賞2着)、伯父にメルボルンCなど豪G1・6勝のMight and Powerなどがいる血統。昨年9月7日、サンクルーRCでのデビュー戦(芝1600m)を8馬身差で圧勝すると、同条件の2戦目(9月30日)も3馬身1/2差で勝利。約6カ月半ぶりの前走・仏G3グロット賞を4馬身1/2差で圧勝してここに臨んでいた。通算成績4戦4勝(重賞2勝)。仏1000ギニーは日本でいう桜花賞的位置づけのレース。今年は日本の桜花賞もディープインパクト産駒のジェンティルドンナが昨年のマルセリーナに続いて勝利しており、“日仏の桜花賞(1000ギニー)制覇”を果たしたことになる。また、同日の仏2000ギニー(芝1600m)にはハットトリック産駒で、昨年の仏年度代表馬ダビルシム Dabirsim(牡3、仏・C.フェルランド厩舎)が出走。こちらも1.8倍の1番人気に推されたが、勝ち馬から約1/2馬身差の6着に敗れている(netkeiba.com)

5/6■6日、金沢競馬所属の山中利夫騎手(62歳9カ月)が、金沢競馬1R(ブライアンズメテオ号騎乗)において勝利し、中央・地方競馬の歴代を通して、国内の最年長勝利記録を更新した。同騎手の生涯成績は6日現在、17098戦2812勝。【山中騎手のコメント】「去年の正月競馬以来、やっと勝利でき、大変うれしい。今後も、一日一日頑張り、勝利数を増やしていきたい」 ※最年長騎乗記録:平成23年6月5日(61歳10カ月25日)で記録達成以来、記録更新中。これまでの最年長勝利記録は福山競馬・津曲照男騎手の61歳8か月(平成8年6月3日)(netkeiba.com)

5/5■5日にアメリカ合衆国ケンタッキー州のチャーチルダウンズRCで行われたケンタッキーダービーは、アイルハヴアナザー(M.グティエレス騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分01秒83。1馬身半差の2着にボーディマイスターが、クビ差の3着にデュラハンがそれぞれ入線した(netkeiba.com)

5/6■現地時間6日、香港・シャティンRCで行われたアジアマイルチャレンジの第3戦「チャンピオンズマイル」(3歳以上、香G1・芝1600m)は、J.マクドナルド騎手騎乗の6番人気エクステンション(牡5、香・J.ムーア厩舎)が、好スタートから序盤はインコースの2番手から4番手に控えながら追走し、直線半ばで馬場の真ん中に持ち出すと、ゴール手前で力強く抜け出し、3番人気グロリアスデイズ(セン4、香・J.サイズ厩舎)に1/2馬身差をつけて優勝した。馬場コンディションはGood(良馬場に相当)で、勝ちタイムは1分35秒23。さらに、1馬身差の3着に4番人気のラッキーナイン(セン5、香・C.ファウンズ厩舎)が入っている。なお1番人気でドバイデューティフリーを制したシティスケイプ(牡6、英・R.チャールトン厩舎)は10着、2番人気のアンビシャスドラゴン(セン5、香・A.ミラード厩舎)は4着にそれぞれ敗れている。勝ったエクステンションは昨年に引き続いて同レース連覇。同馬はC.コックス厩舎(英)からデビューし、2歳時には英G2ヴィンテージSを制したほか、3歳時には英G1英国2000ギニーで4着、仏G1ジャンプラ賞で3着の成績を残して香港に移籍。手綱を取ったJ.マクドナルド騎手はニュージーランド所属。弱冠20歳ながら昨シーズン、NZの1シーズンの勝利記録を塗り替えてリーディングを獲得。前日にはオーストラリア・ホークスベリーで騎乗した後、今回スポット騎乗の香港に乗り込んだ。管理するJ.ムーア調教師はこのレース4勝目(07年、10年エイブルワン、11年、12年エクステンション)。同馬は5月20日にシンガポール・クランジRCで行われるシンガポール航空国際C(星G1・芝2000m)に遠征し、その後ロイヤルアスコットへの遠征を視野に入れている。また、2着のグロリアスデイズ、3着のラッキーナイン、13着のフェアトレードは6月3日に東京RCで行われる安田記念に遠征の意向(netkeiba.com)

5/5■天皇賞・春9着のナムラクレセントが4日、左前浅屈腱炎を発症していることが分かった。全治には9カ月以上の休養を要する見込み。福島調教師は「歩様が良くなかったので、検査を受けたところ判明しました。放牧先はまだ決まっていません。現役を続けるかどうかも含めて馬主さんと相談したい」と悲痛な面持ちで話した。同レース出走馬ではジャガーメイル、フェイトフルウォーに続くリタイアとなった(デイリー=netkeiba.com)

5/3■天皇賞・春で11着に敗れたオルフェーヴルが2日、10/7凱旋門賞(仏ロンシャン)への一次登録を済ませたことが発表された。「栗東TCの競走課で登録しました。次の宝塚記念では結果はもちろんのこと、とくに内容が問われると思う。ただ(凱旋門賞は)何カ月も先なので、宝塚記念だけで決まるわけではない。ずっとそこを目指してやってきたので」と池江調教師は世界戦への思いを語った。3日に滋賀県のノーザンファームしがらきへ短期放牧に出る予定。また、同厩舎からは京都記念を制したトレイルブレイザーと、皐月賞2着のワールドエースも登録を終えている。香港のクイーンエリザベスII世Cを制したルーラーシップも、凱旋門賞へ登録することが2日、明らかになった。「登録します。海外で結果を出したし、コントロールしやすい馬ですから」と角居調教師は説明した。1日に帰国し、現在は白井の競馬学校で入国検疫を行っている。その後、7日に滋賀県のノーザンファームしがらきへ移動して着地検疫に入る予定。次走は宝塚記念(鞍上未定)を目指す(デイリー=netkeiba.com)

5/2■大井所属の真島大輔騎手の所属厩舎が、今月7日付で中村護厩舎から東京都騎手会となる。大井所属騎手としては、初めての騎手会所属となる。ちなみに「騎手会所属騎手」とはJRAで言う「フリー」で、特定の厩舎に所属しない騎手。今年3月30日に導入が発表されていた。満25歳以上で3年以上南関東所属騎手として騎乗し、通算50勝以上の勝ち星を挙げていることなどが条件となっている(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

5/1■春の盾を史上最低の14番人気で制したビートブラックは一夜明けた30日、栗東の厩舎でのんびりと過ごした。中村調教師は「スタートがいいし、1番枠なので“2~3番手に行ってほしい”と伝えていた。オーバーペースだと思ったが、ジョッキー(石橋脩)が考えてくれていたみたい。残り100mで勝ったと思った」と喜ぶ。凱旋門賞の登録を済ませたことを明らかにし、今後に関しては「時間をかけて検討したい」と話した(デイリー=netkeiba.com)

5/1■JRAは1日、天皇賞に出走したジャガーメイルが、左第1指骨剥離骨折を発症したと発表した。今後3カ月以上の休養を要する見込み(JRAホームページより)

5/1■香港の「クイーンエリザベスII世C」を制したルーラーシップが、1日午前6時14分にCX006便で成田APに到着した。同馬は輸入検疫のため、その後午前8時55分にJRA競馬学校の国際厩舎に入厩している(JRAホームページより)

5/1■道営の小嶋久輝騎手(堂山芳則厩舎)は一身上の都合により、5月1日付けで騎手を引退した。岩手県出身。生涯成績は8435戦893勝(netkeiba.com)

5/1■現在浦和競馬に所属中の内田利雄騎手が、期間限定騎手として福山で、5月12日(土)から7月22日(日)までの約2カ月間騎乗することになった。(netkeiba.com)

4/30■秋春盾連覇を狙ったトーセンジョーダンは2着。レース中に右前を落鉄するアクシデントがありながら、反応良く伸びた。「完璧なレースができた」と岩田は納得の表情。池江調教師は「6/24宝塚記念(阪神)に向けて、見通しが明るくなったね」とたたえた。なお、凱旋門賞参戦については「オーナーが行きたがっているのは分かっているけど」と明言を避けた。地力は示した。2番人気のウインバリアシオンが、得意の末脚を繰り出し、上がり最速をマークして3着に食い込んだ。武豊は「動きにくい展開になった。オルフェが行ったら一緒に上がるか、突っ張るかと考えていたけどね。でも、ラストはよく来ている。いつか金メダルを獲りたいね」と頂点奪取に意欲をのぞかせた。今後は放牧を挟み、宝塚記念へ向かう(デイリー=netkeiba.com)

4/30■29日、香港・シャティンRCで行われた「クイーンエリザベスII世C(3歳上、香G1・芝2000m)に、日本からU.リスポリ騎手騎乗のルーラーシップが出走。好スタートから道中3番手を追走すると、直線は最内から突き抜け、後方から追い込んだサムザップ Thumbs Up(セン7、香・C.ファウンズ)に3馬身3/4差をつけて優勝した。勝ちタイム2分02秒38。さらに1/4馬身差の3着にスウィートオレンジ Sweet Orange(牡4、香・D.フェラリス)が入っている。日本馬の同レース制覇は02年のエイシンプレストン以来、史上2頭目の快挙。管理する角居厩舎は11年のドバイWCをヴィクトワールピサで制して以来の海外G1・5勝目となった(netkeiba.com)

4/27■86年にダービー、有馬記念を制し、年度代表馬に選出されたダイナガリバーが26日早朝、種牡馬引退後、余生を過ごしていた苫小牧のノーザンホースパークで疝痛のため死亡した。29歳だった。社台グループ初のダービー馬で、通算成績は13戦5勝。種牡馬としては96年の桜花賞馬ファイトガリバーなどを輩出した。額から鼻にかけての大きな流星がトレードマークだった。社台ファーム代表の吉田照哉氏は「ダービーを勝利した時に、父の吉田善哉が涙を流して喜んでいたのを思い出します。ノーザンテーストの産駒でダービーを勝てたということもうれしかったし、有馬記念も勝ってくれた。本当に素晴らしい馬でした」とコメントした(デイリー=netkeiba.com)

4/27■NHKマイルCに登録のあるゼロスは出走を回避し、5/27ダービーに向かう(デイリー=netkeiba.com)

4/27■佐賀県競馬組合は、佐賀競馬の新しい施策として、ソフトバンクグループで勝馬投票券のインターネット販売を手がけるオッズ・パークが提供するサービス『オッズパークLOTO』を通じて、5月12日から「七重勝単勝式勝馬投票券」の発売を開始すると発表した。佐賀競馬は「構造改革特区」に認定されたことにより、競馬法施行規則で規定されている重勝単勝式勝馬投票法の特例措置として、七重勝単勝式の発売が認められることになった。1日のレースの中で指定された7つのレースの1着を当てる賭式で、発売単位は100円。的中者がいなかった場合はキャリーオーバーとなり、最高払戻金は2億円。購入できるのは「オッズパーク」投票会員に限られる(netkeiba.com)

4/26■ウオッカに第2子が誕生したことが24日、明らかになった。23日の現地時間10時45分(日本時間同日18時45分)、アイルランドのアガ・カーンスタッド分場で、ウオッカが鹿毛の牝馬を出産した。仔馬の体重は58kg。スムーズな出産で、誕生後1時間ほどで自力で立ち上がったという。母を管理していた角居調教師は知らせを受けて「母と同じ毛色ですね。まだどんな仔か見ていませんが、牝馬ということで、また、その子供へとつながっていくことをうれしく思います」と喜んだ。父は2000ギニー、英国ダービー、凱旋門賞などG1・6勝を挙げたシーザスターズ。母はダービー、ジャパンCなどG1・7勝を挙げた女傑で、産駒は「13冠ベビー」となる。昨年生まれた全兄は、現在も同場で育成されており、角居調教師は「兄は、タタソールズセールで購入された馬と一緒に、11月頃日本へ連れてくるつもりでいます」と話した(デイリー=netkeiba.com)

4/23■福永祐一騎手が高知県の観光特使に就任した。今日高知県庁を訪れた福永騎手は、尾崎正直高知県知事から委嘱状を受け取り、高知県のPRやイメージアップに対する力添えを快諾した。その後の福永騎手と知事の懇談では、重賞競走「福永洋一記念」の創設に寄与するなど、福永騎手の高知競馬に対する数々の支援に対して知事が感謝の言葉を述べたほか、最近の活躍ぶりや5月7日に行われる「第3回福永洋一記念」が話題にのぼった。福永祐一騎手のコメント「特使就任にあたり、身が引き締まる思いです。父ならきっと務めたであろうこの役割を、父の意志を引き継いで精一杯頑張ろうと思います」(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

4/23■JRAは、平成24年度顕彰馬選定記者投票の結果を発表した。詳細は以下の通り。選定基準は投票者数(185名)の4分の3以上(139票以上)の票を得た馬(1名につき2頭まで投票が可能)であったが、今回はエルコンドルパサーが137票を得たのが最高で、選定馬はなかった。次に多かったのがスペシャルウィークの82票(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

4/23■武豊騎手(43)が22日、京都競馬での騎乗を全てキャンセルした。前日の福島5Rで返し馬の際に落馬し、左足と背中を強打した。その後も最終12Rまで騎乗を続け、そのまま京都RCの調整ルームに入ったが、この日の朝、大事を取る形で、11RのマイラーズCなど5鞍で騎乗変更となった。検査の結果、左大腿および腰椎打撲と診断された(デイリー=netkeiba.com)

4/22■22日、水沢11R「コケモモレース」(サラ系B2級3組、ダ1600)において、菅原勲調教師の管理馬マイネヴィント号(村上忍騎手)が、4番手インから直線鮮やかに抜け出し、圧倒的な1番人気に応えて快勝。菅原勲調教師は開業3戦目にして初勝利を飾った。菅原勲調教師のコメント「中央、名古屋時代の実績から、通用するのではと思っていましたが、いざ送り出すときは緊張しました。騎乗している方がずっと楽ですね。まずはひとつ勝つことが大事だと思っていましたから、ホッとしました。昨日も、期待された馬で3着、3着でしたので、今日、この馬でなんとか勝ちたいと思っていました。馬の状態をつかむのに苦労しているのでもっと勉強していかないといけないですね。3戦目の初勝利は騎手デビューのときと同じで、騎手時代もデビュー戦は3着でしたから、ゲンが良く、調教師としてもいいスタートが切れたかもしれませんね」(netkeiba.com)

4/21■29日に香港・シャティンRCで行われるクイーンエリザベスII世Cに出走予定のルーラーシップが、この日1:11に関空から出国、同日4:09(日本時間5:09)に香港国際空港着、5:35(同6:35)にシャティンRCに到着した(JRAホームページより)

4/18■JRAは18日、田嶋翔騎手が4月20日をもって騎手を引退し、作田誠二厩舎で調教助手となることを発表した。同騎手は18日現在、JRA通算2048戦104勝(うち障害72戦6勝)。重賞はテイエムチュラサンで05年アイビスサマーダッシュに勝利している(JRAホームページより)

4/17■アイネスフウジンで90年のダービーを制するなど、多くの活躍馬を送り出した元調教師の加藤修甫氏が16日に死去したとJRAから発表された。享年76歳。加藤氏は1935年、千葉県出身。調教助手を経て73年に厩舎を開業。2006年に引退するまでにアイネスフウジン(ダービー)、オフサイドトラップ(天皇賞(秋))のG1馬の他、ジュウジアロー、カリブソングなど多くの活躍馬を輩出した。通算成績は5215戦548勝。重賞18勝(ラジオNIKKEI=netkeiba.com)

4/15■武豊騎手(43)が15日中山10Rマルカバッケンで3着となり、JRA生涯獲得賞金700億円を突破した。これは前人未踏の記録。「実感はないですが、全額もらえたらこんなにうれしいことはないですね(笑)。積み重ねた数字としてとても大きな数字だと思いますので、もっともっと伸ばしていきたいです。ギネスに申請できたらしたいですね(笑)」と話した。なお、同騎手は700億円を獲得するまで17101レースに騎乗。1レースあたりの獲得賞金は約409万円となる(日刊スポーツ・コム)

4/15■桜花賞4着のサウンドオブハートも13日、左前橈骨を骨折したことが判明した。「レース中にやったようだ。最後に伸び切れなかったのはそれもあったのかな。それでも、骨折箇所はほんの先の方だけだし、症状としては軽いもの」と松山調教師。17日に美浦TC内の診療所で手術を受ける。全治までは3カ月の診断で「ここできちんと治しておかないと、いろいろ長引いてしまうものだからな。馬主さんには申し訳ないが、思い切って手術をすることにした。すぐ夏には使えるし、これからもっと活躍してくれる馬だから」と肩を落としながらも前を向いた(デイリー=netkeiba.com)

4/13■桜花賞で単勝1番人気に支持されながら6着に敗れたジョワドヴィーヴルが骨折で長期離脱することになった。13日の調教後、右後肢の球節に腫れが認められたためエックス線検査を受けた結果、第1趾骨の近位骨折が判明。その後の精密検査で全治6カ月以上と診断された。松田博資調教師は「診療所で見てきたが、けっこう悪い症状だった…」と沈痛な面持ち。すぐに放牧に出され治療に専念するが、順調に回復したとしても秋以降。オークスでの巻き返しが期待された2歳女王だが、年内の復帰も厳しい状況となった(日刊スポーツ・コム)

4/12■トランセンド、スマートファルコン、エーシンヴァーゴウの3頭が、成田空港に到着し、輸入検疫のため、11日17:05に競馬学校の国際厩舎に入厩した(JRAホームページより)

4/12■【NARからのお知らせ】元宇都宮競馬所属の3000勝ジョッキーで、各地で期間限定騎乗を続けていた「Mr.PINK」こと内田利雄騎手(50)が、浦和RCに所属することが、埼玉県浦和競馬組合から発表された。所属厩舎は浦和の小嶋一郎厩舎となる。【内田騎手のコメント】「今まで、さすらいのジョッキーとして2カ月間のスポット期間として全国及び南関東で騎乗してきましたが、この度浦和RCに腰を据えて新人の気持ちで騎乗します。本格的な南関東での始動は来年度からですが、今まで通りの温かい声援をよろしくお願いします」(netkeiba.com)

4/11■85年のダービー馬シリウスシンボリが8日、繋養先の北海道日高町の沖田牧場で老衰のため30歳で死亡した。クラシック前には騎手の乗り代わりなどで端を発した転厩騒動もあったが、見事にダービーを制覇。その後は欧州に約2年の長期遠征を行なった。日本での主戦だった加藤和宏調教師は「ダービーを勝たせてもらったし、今の自分があるのも、また人生においてもこの馬の存在はとても大きい。年齢的にも大往生ではないか。冥福を祈りたい」と話した。通算成績は26戦4勝(うち海外14戦0勝)(デイリー=netkeiba.com)

4/11■JRAは経営管理が厳しい昨今の状況を踏まえ、経費の削減と効率化を図る観点から、平地の未勝利競走及び古馬500万以下競走において地元馬に優先出走権を与えることを決定した(九州産馬限定戦競走等、一部限定競走を除く)。年間を通じた東西主場開催が対象となり、東京・中山・夏季の福島・新潟開催では美浦所属馬が、京都・阪神・夏季の中京・小倉競馬では栗東所属馬が優先的に出走できる。今年9月8日から始まる秋季競馬(4回中山初日・4回阪神初日)より開始される。試算によれば、1億円程度の輸送費コスト削減につながる見込み(競馬ブックweb)

4/9■JRAは8日、1992年の宝塚記念・有馬記念などに優勝したメジロパーマー号(牡25)が、7日に心臓麻痺のため死亡したとの連絡が(財)軽種馬育成調教センターからあった、と伝えた。同馬は、2002年に繁殖を引退し、北海道洞爺湖町のレイクヴィラファーム(旧メジロ牧場)にて繁養され余生を送っていた(JRAホームページより)

4/8■牝馬として64年ぶりにダービーを制した歴史的名牝ウオッカなど4頭のダービー馬を送り出した、新ひだか町の名門牧場であるカントリー牧場が、3月をもって閉鎖した。同牧場は1963年、京都の実業家である谷水信夫氏が創業。2世代目の生産馬マーチスが68年の皐月賞を、タニノハローモアが同年のダービーを制する快挙を成し遂げた。70年にはタニノムーティエが皐月賞、ダービーの2冠を達成。半弟のタニノチカラは73年の天皇賞・秋、74年の有馬記念に優勝するなど、短期間で続々と活躍馬を輩出した。その後、しばらく低迷が続いたが、2代目オーナーの雄三氏のもと、繁殖用に新たな土地を購入する一方で、創業の地の一部をJBBA日本軽種馬協会に売却するなどの改革に着手。その努力が実り2000年代に入ると、02年のダービー馬タニノギムレット、07年のダービー、08年の天皇賞・秋、09年のジャパンCなどG1・7勝を挙げたウオッカ、10年の菊花賞馬ビッグウィークといったG1ホースを送り出した。生産育成を一貫して行うオーナーブリーダーとしてダービー4勝を含めG1(級)17勝を記録。長きに渡り日本競馬界に貢献してきたが、高齢のオーナーの健康状態、後継者不在などから約半世紀の歴史に幕を下ろすことになった。繁殖部門の土地や1歳馬、繁殖牝馬などは隣接する岡田スタッドへ、育成部門は千代田牧場へそれぞれ売却。すでに地元の軽種馬生産振興会からは退会した。牧場経営からは撤退するが、馬主事業は継続するという。 軽種馬生産界を取り巻く環境は厳しく、国内の軽種馬の生産頭数もピークだった92年の1万2874頭から11年には7085頭まで減少。最盛期には2000名いたHBA日高軽種馬農協の組合員数も現在は850名にまで半減している。昨年はメジロ牧場、今年1月にはオンワード牧場と、オーナーブリーダーが次々と閉鎖。スタリオン施設も04年に静内スタリオンステーションが、07年にはJBBA日本軽種馬協会下総種馬場と社台スタリオンステーション荻伏が、10年にはJBBA那須種馬場、HBA門別種馬場が閉場しており、馬産地の再編が急速に進んでいる(競馬ブックweb)

4/8■JRAは8日、夏季競馬番組を発表した(例年、皐月賞当日だったから、1週間早い)(JRAホームページより)

4/7■7日の阪神11R・阪神牝馬Sでマルセリーナが2着となり、騎乗したミルコ・デムーロ騎手が騎乗機会連続9連対を達成した。これは武豊騎手、安藤勝己騎手、岩田康誠騎手(今年3月)に並ぶ騎乗機会最多連続連対記録(9連対)となる。今回のデムーロ騎手の記録は、3月18日の中山8日目10R2着→11R1着に始まり、4月7日の阪神5日目2R2着→3R1着→5R2着→6R2着→7R1着→10R1着→11R2着で達成された

4/5■5日、船橋RCで行われた房の国オープン(4歳上、ダ1600m)に、船橋移籍後初出走となったクリーン(牡8、船橋・新井清重厩舎)が馬体重621kgで出走。1番人気ディアーウィッシュに5馬身差をつけ移籍初戦を飾った。勝ちタイムは1分41秒4(稍重)。クリーンは父ホワイトマズル、母モザーティアナ(その父Nijinsky)という血統。ユニークな馬名を付けることで知られる小田切有一氏の所有馬で、JRA所属時は栗東・音無秀孝厩舎に所属し、56戦6勝の成績を残していた。06年7月のデビュー時に562kgだった馬体重は、今年2月の洛陽S(OP)では630kgまで増え、10年の阿蘇S(OP)では612kgで勝利。今回の勝利で、自身の最高馬体重勝利記録を更新した(netkeiba.com)

4/4■船橋の柿本量平騎手は、船橋競馬3日目(4月4日)に騎乗予定があったにもかかわらず、前日調整ルームに入室しなかったとして、10日間の騎乗停止となった(netkeiba.com)

4/4■8日の中山競馬11R「春雷ステークス」は、「競馬学校開設30周年記念」競走として行われる。同レースの本馬場入場の誘導馬には、競馬学校の教官が教官服を着用して騎乗し、また、入場曲には競馬学校の校歌を使用する(JRAホームページより)

4/3■東日本大震災の影響で昨年の開催が全て中止になった福島競馬が7日、1年5カ月ぶりに再開する。約42億円を投じたスタンド改修工事と除染作業は3月22日に終了。福島の経済を活性化し、安全と元気を日本中に発信するため、イベント盛りだくさんで開幕を迎える。2010年11月21日以来となる開催のテーマは「再開、そして再会」。馬が走れば県外からも人が集まり、経済が活性化する。時任淳信場長は「人と人、馬と馬が再び出会う。競馬を始めることで復興のお役に立つことができれば」と固い決意を口にした。今回の改修工事は安全面を徹底した。震災で崩落した中棟スタンド上層階の天井部は重量物を建物本体に固定し、ブレース材(たすき掛けの補強具)などを使用。施設整備課の都田裕二課長は「昨年と同規模の震災が起きても耐えられる」と耐震性向上に胸を張った。除染作業では約1万7000平方メートルのコースの芝を張り替え、砂は総量2700立方メートルを入れ替えた。場内の床面は高圧洗浄をかけ、それでも放射線量が低減されない部分は張り替えて対処した。最初の測定では毎時3マイクロシーベルトを超える場所もあったが、3月29日現在でスタンド内平均0.08、馬場内広場平均0.24、屋外観覧席・馬場柵前平均0.29。時任場長は「お客様に安心して来てもらえる環境、騎手や関係者が安心して馬を走らせられる環境を十分に整えられたと思う」と見解を語った。第1回開催では売り上げの一部を被災地支援に拠出する。開幕週は土日ともに入場無料で、7日の昼休みには騎手による再開オープニングセレモニー、8日にはアントニオ猪木が来場。福島RCから安心と元気を発信し、東北を盛り上げる(デイリー=netkeiba.com)

4/3■史上初めて不敗のままオークス、そして秋華賞を制したカワカミプリンセス(牝9)が3月14日、北海道新ひだか町の三石川上牧場で父コマンズの鹿毛の牝馬を出産した。コマンズ(父デインヒル)は豪州で勝馬数、勝鞍数1位を記録したトップサイアー。日本には2010年から2年間だけシャトル供用されていた。三石川上牧場の上山浩司社長は「父親に似た体のラインを持っています。お母さん同様に多くのファンに愛される馬になってほしい」と期待している(netkeiba.com)

4/3■05年の2歳牝馬チャンピオンで、晩年は個性的な大逃げで競馬場を沸かせたテイエムプリキュア(牝9)が3月20日、北海道新冠町のタニグチ牧場で初仔を出産した。生まれたのはディープスカイを父にもつ栗毛の牡馬。同牧場の谷口貞保社長は「安産で母仔ともに健康です。どちらかといえば父親似だと思います。元気に競馬場へ送り出したい」と期待に胸を膨らませている(netkeiba.com)

4/3■ドバイの国際競走に出走したエイシンフラッシュ、ゲンテン、ダークシャドウ、マカニビスティーの4頭が成田国際空港に到着、輸入検疫のため、9:55に競馬学校の国際厩舎に入厩した(JRAホームページより)

4/1■ドバイワールドカップデー諸競走の関係者コメントは以下の通り。(JRA発表)
【スマートファルコン(ワールドC10着)】武豊騎手「ゲートを出て、2歩目で滑って、つまずいてしまいました。あれが全てでした。自分の形でないので、よいリズムで走ることができませんでした。ゲートでは気分が乗りすぎていて、早く出ようと突進もしていました。ゲートを出るのが早すぎたのが、結果として失敗になってしまいました。競馬は改めて何が起こるか分からないと思いました。ペースを読んで、まくることのできるペースであれば、まくろうとも思っていましたが、そのようなペースにもなりませんでした。自分の形で負けて、同じ着順ならばまだスッキリするのですが、そうではないだけにさすがに複雑です。残念です」小崎憲調教師「一番予想しなかった形でのレースとなりました。ゲートは最後入れで、そこまでは完璧でしたが、発走直後滑ってしまい、この馬の形でのレースを進められませんでした。正直納得していませんが、これが競馬です。また自厩舎の馬で世界に挑戦したいです。応援ありがとうございました」
【エイシンフラッシュ(ワールドC6着)】C.ルメール騎手「ゲートの中でチャカついてしまい、スタートがよくありませんでした。道中はうまく運べましたが、直線を向いた時には、少し後ろすぎました」藤原英昭調教師「ゲートの中で外の馬が暴れて、ナーバスになってしまいました。本当は3、4番手につけたかったのですが、ゲートで3馬身はロスをしたと思います。状態はよかったのですが、ここではその様なちょっとしたことが命取りになってしまいます。馬はよく耐えて、一所懸命走ってくれました。今日の経験が次につながればよいと思います。次に日本で走るときも応援してください」
【トランセンド(ワールドC最下位)】藤田伸二騎手「両サイドからプレッシャーをかけられましたが、プレッシャーをかけられてこその馬なので、何とかなると思っていました。しかし、ハナに立っても、じっとしておらず、ハミも取りませんでした。それにしても、手応えがなさすぎました。期待の大きい馬なので、あまりにも不甲斐なかったです」安田隆行調教師「とてつもなく速いペースになってしまいました。ハナに立ったので『おっ』と思ったのですが、耐えられませんでした。馬には気の毒なレースになってしまいました」
【マカニビスティー(ゴールドC最下位)】小牧太騎手「ペースが速くなった時に、馬がついていけませんでした。くたびれていたのかなぁと思います。ゴール板を過ぎてすぐに止まってしまいました。2回も乗せてもらってありがたいです」矢作芳人調教師「2回目のレースとなりましたが、各馬条件は一緒なので負けた言い訳にはなりません。2回もハナに立ったので、これが精神的にきつくて精神も尽き果ててしまったのかと思います。もともと走りたがらない馬なので、無事で良かったです。いい経験を積めたので、またやり直しで頑張ります」(netkeiba.com)

4/1■現地時間31日、ドバイ・メイダンRCで行われた、ドバイミーティングの日本馬の結果は以下の通り。
◆ドバイワールドCG1(AW2000m)1着モンテロッソ Monterosso(首) 2:02.67 M.バルザローナ騎手 M.アル・ザルーニ調教師-----2着カッポーニ(首)3着プラントゥール(英)6着エイシンフラッシュ(C.ルメール)10着スマートファルコン(武豊)13着トランセンド(藤田伸二)
◆ドバイシーマクラシックG1(芝2410m)1着シリュスデゼーグル Cirrus Des Aigles(仏) 2:31.30 O.ペリエ騎手 C.バルブ調教師-----2着セントニコラスアビー(愛)3着ジャッカルベリー(英)
◆ドバイデューティフリーG1(芝1800m)1着シティスケープ Cityscape(英) 1:48.65 J.ドイル騎手 R.チャールストン調教師-----2着ムタハディー(南ア)3着シティスタイル(首)9着ダークシャドウ(福永祐一)
◆ドバイゴールデンシャヒーンG1(AW1200m)1着クリプトンファクター Krypton Factor (バーレーン) 1:10.79 K.ファロン騎手 F.ナス調教師-----2着ロケットマン(星)3着ラッキーナイン(香)
◆アルクオーツスプリントG1(芝直線1000m)1着オルテンシア Ortensia(豪) 57:98 C.ウィリアムズ騎手 P.メッサーラ調教師-----2着ソールパワー(愛)3着ジョイアンドファン(香)12着エーシンヴァーゴウ(福永祐一)
◆UAEダービーG2(AW1900m)1着ダディロングレッグス Daddy Long Legs(愛) 1:58.35 C.オドノヒュー騎手 A.オブライエン調教師-----2着ヤンツーキアン(仏)3着ロート(愛)14着ゲンテン(C.ウィリアムズ)
◆ドバイゴールドCG3(芝3200m)1着オピニオンポール Opinion Poll(首) 3:23.73 L.デットーリ騎手 M.アル・ザルーニ調教師-----2着ジョシュアツリー(英)3着ザンザマー(南ア)10着マカニビスティー(小牧太)
◆ゴドルフィンマイルG2(AW1600m)1着アフリカンストーリー African Story(首) 1:37.52 L.デットーリ騎手 S.ビン・スルール調教師-----2着ヴィスカウントネルソン(南ア)3着レッドジャズ(英)(netkeiba.com)

4/1■現地時間31日、ドバイ・メイダンRCで行われたドバイワールドC(北半球産馬4歳上、南半球産馬3歳上、首G1・オールウェザー2000m、13頭立て)に、日本からスマートファルコン、トランセンド、エイシンフラッシュの3頭が出走したが、いずれも着外に終わった。スマートファルコンはスタート直後に挟まれ、いつものように先手を取れず最後方からの競馬となり10着。トランセンドはハナを切ったが早めに後続に並びかけられる厳しい展開となり、直線に入るとズルズル後退して最下位13着。中団の内を追走したエイシンフラッシュが、日本馬最先着の6着だった。勝ったのは昨年の3着馬モンテロッソ Monterosso。中団追走から残り300m付近で先頭に立ち、後続を突き放すと、M.バルザローナ騎手がゴール入線前から馬上で立ち上がりガッツポーズを見せる余裕の勝利だった。3馬身差の2着にカッポーニ Capponi、さらに1/2馬身差の3着にプラントゥール Planteurが入り、そこから1/2馬身差の4着にソーユーシンク So You Thinkが入っている。勝ちタイムは2分02秒67(良)(netkeiba.com)

4/1■ドバイ・メイダンRCで行われたドバイゴールドC(首G3・芝3200m、12頭立て)に、日本からマカニビスティーが出走。スタートから先手をとったが直線手前で後続に並びかけられると後退し、大きく離された10着に終わった(2頭が競走中止)。勝ったのはL.デットーリ騎手騎乗のオピニオンポール Opinion Poll。3/4馬身差の2着にジョシュアツリー Joshua Tree、さらに短頭差の3着にザンザマー Zanzamarが入った。勝ちタイムは3分23秒73(良)。なお、当レースはこの日の第3レースとして日本時間22時45分に発走していたが、スタート後にフォックスハント Fox Huntが競走を中止し、コース上に倒れたまま動かすことができず、向正面でレースが中断されていた。マカニビスティーは、中断されるまではスタートからハナを切ってレースを進めていた(netkeiba.com)

3/31■31日、阪神RCで行われたコーラルSは、浜中俊騎手騎乗の9番人気インオラリオが、好位追走から直線突き抜け、2番人気インペリアルマーチに3馬身1/2差をつけて優勝した。勝ちタイムの1分21秒5(不)は2010年にケイアイガーベラがマークした1分21秒8を0.3秒差縮めるJRAレコード。さらに、1/2馬身差の3着に3番人気ケイアイテンジンが入り、1番人気のシゲルソウサイは7着に敗れている(netkeiba.com)

3/30■29日、開幕を間近に控えた道営競馬の2歳能力検定でメイショウサムソン産駒のアイビスティ(牝2、田中正厩舎)が1位入線で試験に合格した。馬主は、現役時代メイショウサムソンを管理していた瀬戸口勉氏だ。この日、アイビスティの馬体重は426kg。隣の馬がゲートで立ち上がったときにスタートをきられたためにやや出負けするようなスタートだったが、二の足早く素早く先行集団に取り付くと終始楽な手応えで先頭ゴールイン。川島洋人騎手が手綱をとって54秒4で基準タイムをクリアした。期待に違わぬ走りでデビューが楽しみになった(netkeiba.com)

3/29■南井大志騎手(栗東・フリー)は、3月31日をもって騎手を引退し、父の南井克巳厩舎で調教助手となる。3/29現在、JRA通算929戦26勝(JRAホームページより)

3/25■25日の阪神で、岩田康誠騎手が、JRA最多タイの騎乗機会9連続連対を達成した。武豊(02年京都6日目)、安藤勝己(05年京都初日~2日目)以来3人目。1~3Rまで3連勝。その後は2着が続いたが、10Rをレオプライムで快勝し偉業に肩を並べた。「G1には乗っていないけど“俺はここにいる!”ってところを見せておかないとね」と岩田節。新記録がかかった11Rは4着。「前が詰まって…最後にもう一度伸びていたからな」と悔しそうに振り返った(デイリー=netkeiba.com)

3/23■中央再転入後、5連勝で福島記念を制したアドマイヤコスモスが21日、繋養先の牧場で死亡した。同馬は1番人気に推された1月の中山金杯のレース中に、右第3中手骨複骨折を発症して16着に敗退。美浦TCの競走馬診療所での手術成功後は牧場で経過を観察していたが、病状が悪化したため予後不良となった。JRA通算成績は7戦5勝(うち重賞1勝)(デイリー=netkeiba.com)

3/23■4月25日に開幕する道営ホッカイドウ競馬で2歳馬の競走能力・発走調教検査が3月22日、スタートした。快晴、良馬場で行われたこの日は5レースで計28頭が受験。27頭が800m58秒0の合格基準タイムをクリアして、競走馬としての第一歩を踏み出した。新種牡馬ではフサイチペガサスの半弟ボーナスフィーバー(父Seeking the Gold)と南関東の活躍馬シュイベモア(父ミホノブルボン)の産駒が受験。ともに基準タイムをクリアして合格した(netkeiba.com)

3/22■小林淳一騎手(美浦・フリー)は、3月31日をもって騎手を引退。JRA競馬学校教官に転身する。3/22現在、JRA通算7833戦299勝(うち重賞3勝=オイワケヒカリのフローラS、イングランディーレのダイヤモンドS、日経賞)(JRAホームページより)

3/21■平成23年度のJRA事業年度決算が21日、経営委員会で原案の通り議決され、当期純損失が約63億円余りの赤字決算となった。赤字決算は昭和32年度以来、実に54年ぶり。約124億円を計上した特別損失のうち106億円は、東日本大震災関連によるもので、支援金約50億円、復旧工事等で約56億円を要した。国庫納付金(赤字決算で剰余金ゼロのため、第2国庫納付金はなし)は2293億円余りとなる予定で、昨年度の2667億3671万8917円を約370億円下回る(日刊スポーツ・コム)

3/21■負傷加療中の蛯名正義騎手は4月21日から始まる東京開催で復帰することが決まった。11日の阪神1Rで落馬し、右鎖骨遠位端骨折。今年既に29勝を挙げ、多くの有力馬を抱えているが、今開催は治療に専念する方向。蛯名は「現在はもう退院しています。皐月賞は間に合わなくもないと思いましたが、万全を期すため東京1週目の復帰に向けて調整していこうと思います」と語った(日刊スポーツ・コム)

3/16■リズミカルなフットワークだった。武豊を背にスマートファルコンが栗東CWを単走。しまいをきっちりと伸ばして、6F80秒0-37秒6-12秒6を計時した。調教で初めて手綱を握った名手は「癖のある馬なので心配するところがあったが、動きは良かった。いい追い切りができたと思う」と納得の表情を見せる。2008年6月以来のコース追い。細心の注意を払って、馬場入りの際には誘導馬にセントエドワード(7歳1000万下)を付ける念の入れようだった。小崎調教師は「速い時計を出したかったのでCWへ。ここまで順調です」と満足げに語っていた(デイリー=netkeiba.com)

3/15■NARは15日、平成23年度第4回調教師・騎手免許試験の合格者を発表した(新規合格者は下記のとおり)。今回の新規合格者は調教師4名、騎手7名(全て騎手候補生)で、いずれも平成24年3月31日付けの免許となる。地方通算4127勝の菅原勲騎手(岩手)、同じく2739勝の中川雅之騎手(金沢)が調教師試験に合格し、現役ではばんえい含め7人目の女性騎手となる小山紗知伽さんが騎手試験に合格している。【調教師】●菅原勲(スガワラ イサオ)48才、岩手(所属調教師引退のためフリー)騎手●・山田質(ヤマダ スナオ)36才、川崎・武井榮一厩舎、調教師補佐●・中川雅之(ナカガワ マサユキ)49才、金沢・中川一男厩舎、騎手●打越勇児(ウチコシ ユウジ)39才、高知・細川忠義厩舎、厩務員
【騎手】●阿部龍(アベ リュウ)17才、北海道・角川秀樹厩舎●山中悠希(ヤマナカ ユウキ)17才、船橋・岡林光浩厩舎●山本聡紀(ヤマモト トシキ)20才、船橋・佐藤賢二厩舎●横川尚央(ヨコガワ ナオ)17才、船橋・渋谷信博厩舎●江里口裕輝(エリグチ ユウキ)17才、大井・高岩孝敏厩舎●鴨宮祥行(カモミヤ ヨシキ)18才、兵庫・栗林徹治厩舎●小山紗知伽(オヤマ サチカ)17才、佐賀・幣旗吉昭厩舎(netkeiba.com)

3/14■14日、船橋RCで行われた8R「ベストビット特別」(3歳、ダ1600m)で、1番人気のグレコが優勝。騎乗していた戸崎圭太騎手(大井)は、地方競馬通算2000勝を達成した。これは、98年4月のデビューから13年11か月、13823戦での達成で、地方競馬では史上87人目、現役では41人目。大井競馬所属騎手での地方競馬通算2000勝達成は、赤間清松元騎手、荒山徳一元騎手、内田博幸騎手(現JRA)、須田茂元騎手、高橋三郎調教師、松浦備調教師、的場文男騎手(五十音順)に継ぐ歴代8人目となった(netkeiba.com)

3/14■11日の阪神1Rで落馬し、右鎖骨遠位端骨折と診断された蛯名正義騎手(42)は、春G1が本格的に開幕する桜花賞ウィーク(4月7、8日)からの復帰を目指すことになった。4/7阪神牝馬Sに出走予定のアパパネを管理する国枝調教師が「本人は“乗れるかな”と話していた。今週中には決まると思う」と語ったもので、早期の復帰が可能な見通し。クラシック戦線では再び元気な姿が見られそうだ(デイリー=netkeiba.com)

3/10■米国でデビューから19連勝してG1・13勝を挙げたゼニヤッタ(牝8)が8日、繁殖生活を送っている米国ケンタッキー州のレーンズエンドファームで初仔となる黒鹿毛の牡馬を産んだ。父はG1・3勝のバーナーディニ。同牧場によると安産で体重約60kg。非常に健康でオーナー夫妻も喜んでいるという。ライバル視されたが一度も対戦する機会がなかったレイチェルアレクサンドラ(牝6)は1月22日に鹿毛の牡馬(父カーリン)を出産しており、夢の対決はそれぞれの2世が引き継ぐことになる(サンスポ.com)

3/9■マカニビスティーに、登録していたG3-ドバイゴールドC(メイダン芝3200m)の招待状が届いたことが8日、明らかになった。矢作調教師が「受諾する方向で調整していきます。鞍上は小牧騎手の予定です」と明かした。同厩舎はすでにG2-UAEダービー(AW1900m)の招待を受諾しているゲンテンとの2頭でドバイに挑戦する。★G1-ドバイシーマクラシック(芝2410m)への参戦を予定していたトレイルブレイザーが8日、招待を辞退することを発表した。前走の京都記念制覇後に、昨年暮れの香港(香港ヴァーズ6着)に続く海外遠征の準備を進め、21日に出国予定だった。なお、同馬は5/20のG1-シンガポール航空国際Cにも登録している。★社台サラブレッドクラブは8日、ホームページで、フェデラリストがドバイデューティフリーの出走を断念すると発表した。選出待ちの期限をこの日の午前までに設定していたが、現地からの連絡はなかった。次走は4/1大阪杯の予定で、登録済みのシンガポール航空国際Cには現段階では出走しない方向(デイリー=netkeiba.com)

3/9■トレイルブレイザーが、招待を受諾していた31日のドバイシーマクラシックを回避することが8日、発表された。この日の追い切り後に鼻出血を発症したため、関係者が協議した上で決断した。次走は未定で、今日9日に鳥取県の大山ヒルズへ放牧に出される予定。池江調教師は「1カ月ほど楽をさせることになると思う。先のある馬なので無理はさせられない」と説明した(日刊スポーツ・コム)

3/9■白毛のアイドルホース・マシュマロ(牝3、吉田)が、4/8桜花賞に登録することになった。同馬は白毛馬では初の新馬勝ちを飾るなど、デビューからダートで4戦してすでに2勝をあげている。桜花賞では抽選対象となる公算も高いが、クラシックの大舞台に立つ可能性も出てきた。「トライアルに使うとなると間隔が詰まるので、桜花賞に登録する方向」と福島助手。桜の季節に鮮やかな白毛マシュマロが舞うか注目だ(日刊スポーツ・コム)

3/7■2012年度東京シティ競馬の記者発表が、7日大井RCで行われた。今年のTCKスローガンは「DISCOVER★TCK」をテーマに、「煌めくイルミネーション」「いま話題のB級グルメ」「新しい仲間との楽しみ」などあらゆるケイバの楽しみ方をDISCOVERしていく。そのイメージキャラクターに、女優・モデルとして活躍中の香里奈さんが就任。4月のイルミネーション点灯式に来場を予定している他、香里奈さんオススメのB級グルメ、スイーツが楽しめる「香里奈横丁」も設置される予定だ。また、7月31日が「トゥインクルレースの日」として記念日に認定(日本記念日協会認定)された他、東日本大震災復興応援活動として「相馬野馬追」復興応援イベント、東北の「祭り」を通じた復興応援が行われることも発表されている(netkeiba.com)

3/7■7日大井競馬第1競走(3歳、ダ1200m、12頭立て)で、小平健二騎手(高橋三郎厩舎所属)はラスカルステルス(6番人気)に騎乗。中団から直線で抜け出し、平成23年6月7日大井競馬第5競走での再デビュー後、38戦目で初勝利を飾った。小平騎手は2001年門別でデビューし、2007年に通算1084戦30勝を挙げ騎手免許を返上。その後、「精神面の弱さと技術の未熟さを理由にして一度騎手を辞めたが、自分の中で納得がいかなかった」と騎手免許を再取得し再デビューを果たした。【小平騎手コメント】突き抜けた爽快感は久しぶりだったので、ものすごくうれしいです。この勝利を契機に騎乗数を増やしていければと思います。応援よろしくお願いします(netkeiba.com)

3/6■NARは6日、2012年12月までに実施されるダート交流重賞競走の日程・賞金等が決まったと発表した。地方分については2013年1~3月実施分も併せて決定している(keiba.go.jp)

3/6■岩手競馬は6日、岩手県滝沢村の『馬っこパーク・いわて』で余生を送っていたトウケイニセイが6日朝、死亡が確認されたことを発表した。同馬は南部杯2回など通算43戦39勝、獲得賞金315,770,000円の成績を残し、引退。種牡馬引退後、余生を送っていた。【菅原勲騎手のコメント】「自分に競馬を教えてくれた馬でした。トウケイニセイがいなかったら、自分の騎手人生は全く違ったものになっていたと思います。それほど、騎手として大きな影響を受けた馬でした。残念ですが、天国でゆっくりと過ごしてほしいです」(岩手競馬リリース=netkeiba.com)

3/6■昨年の有馬記念7着を最後に繁殖入りしたG1・6勝馬ブエナビスタ(牝6)が、キングカメハメハの子を受胎したことが5日までに明らかになった。「2月17日に交配。第1回の受胎は確認されました」とノーザンファーム事務局長の中尾義信氏。順調なら、来年1月17日頃に出産の予定となっている(デイリー=netkeiba.com)

3/6■JRAは5日、東京都港区の六本木事務所で定例会見を開き、札幌RCのスタンド改築工事を行うことを発表した。40年余りの歴史がある札幌RCのスタンドが今年夏の開催(7月21日~9月2日)を最後に改築される。オープンは2014年夏で、来年は休催となる。新スタンドは地下1階、地上5階建て。総工費が約105億円で、先週リニューアルオープンした中京RCの新スタンドが約117億円(馬場も含めると174億円)だったので、工事の規模としては少し小さいが、年間を通じて利用できるパークウインズ棟と、札幌競馬開催日に利用できるスタンド棟の2つに分けられる。また、パークウインズ棟の屋上をJRAの競馬場では初めてテラス席として開放感ある空間で観戦できるようにするほか、イベントスペースでは競走馬のセリ市なども行えるようにする。現在のスタンドが完成したのは1971年。その他の競馬場では、京都の新スタンドが80年の完成(その後にグレードアップ工事を何度か経ている)のため、JRA10競馬場の現存するスタンドでは札幌が最も古い。市の中心部から北西に2km余という立地条件で、周辺交通の混雑が以前から懸案材料になっていたが、改修に併せて駐車場も拡充と、渋滞緩和などにも配慮されている。着工は10月で、工事期間中も仮設投票所で従来通り馬券の発売・払い戻しが行われる。工事終了は14年6月の予定。建物面積約3万平方メートルを誇る新スタンドが、新たな夏の札幌の象徴となる(サンスポ.com)

3/5■都内のJRA事務所で5日、定例会見が行われ、4月7日に再開する福島競馬関連イベントなどが発表された。東日本大震災から1年を迎える11日は、中山、阪神、中京の各競馬を「東日本大震災被災地支援競馬」として実施、売り上げの一部が被災地支援のために拠出される。チャリティーゼッケンの販売も行われる。また、第1回福島開催は「福島復興祈念競馬」として実施し、売り上げの一部を被災地支援に拠出する。開幕週の4月7、8日はフリーパスの日として一般入場は無料となる(日刊スポーツ・コム)

3/4■HRA北海道軽種馬振興公社はこのほど、2012年度の道営競馬の開催日程を発表した。開幕は4月25日で、11月15日まで開催。前年度同様、全15開催80日間の開催を予定しており、全日程を門別RCでグランシャリオナイターとして開催する。本年度は「北海道競馬推進プラン」の2年目。更なる収支構造の安定に向け、魅力ある番組提供のもと、道内のほか首都圏などへのレース情報の提供による道外発売やインターネット発売の拡大、共同馬券発売システムの運用、JRAのネット発売開始による収益確保を図るとともに、経費節減の徹底に取り組む。発売目標額は119億8000万円となっている。発売対策は、全国共通の馬券発売システムの通年稼動による発売の拡大、調教用坂路を活かした強い馬づくりによる魅力ある番組提供、道内場外発売体制の充実・強化、13年春予定のJRA馬券発売に向けた態勢整備など。また、帯広RCの場外発売所の使用中止に伴う経費節減、業務内容の点検等による一層の経費節減で合理化経営を目指す。JRA認定競走は全国最多の123レースを予定。NAR12年度新馬流通促進対策事業として、JRA認定競走を除く2歳限定競走(43レース予定)において、1着(50万円)~5着(2万5000円)までの馬主に付加賞金が進呈されることになった。ほか、JBBA日本軽種馬協会、JBCジャパンブリーダーズカップ協会の支援によるスタリオンシリーズ競走も例年どおり実施される。門別RCには現在、約510頭の2歳馬が在厩。厳しい寒さの中、デビューを目指し早朝からトレーニングが積まれている。総工費約6億円をかけて造成中の屋内坂路調教施設は、全工程の60%程度が終了。3月末の完成に向け急ピッチで工事が進められている(競馬ブックweb)

3/3■3日、5名の新人騎手がデビューし、栗東の中井裕二騎手(長浜博之厩舎所属)が、中京8Rを1番人気のニシノマナザシ(栗東・須貝尚介厩舎)で制し、勝ち上がり同期一番乗りを果たした。中井騎手は、同日の中京3Rがデビュー戦で、3番人気のギルドマスター(長浜博之厩舎)に騎乗して3着。2戦目でのスピード初勝利だった(netkeiba.com)

3/3■楢崎功祐騎手(福山・外山清彦厩舎)が2012年3月より約3カ月間の予定で、韓国の釜山慶南RC(プサン・キョンナム競馬公園)にて期間限定騎乗することが、福山けいばより発表された。3月5日(月)6レース終了後には、楢崎騎手の壮行会が福山RCで行われる。また、福山RCでは、新設重賞「大高坂賞」が、中四国連携競走として3月12日(月)に行われる。これは、福山けいばと高知けいばの交流拡大の一環として、高知RCにて行われた久松城賞(昨年12月)に引き続き行われるもので、中四国の実力馬が繰り広げる戦いに期待したい(keiba.go.jp)

3/1■カタールで行われた国際見習い騎手招待レース(アルライヤンRC)に参戦した国分優作騎手(21)は、1日の最終第3戦で3着となり、第1戦(4着)と第2戦(4着)のポイント合計で16騎手中2位に入った。アジアを中心に15カ国から集った若手によって争われ、国分は初めての海外遠征で好結果を出した(日刊スポーツ・コム)

3/1■高知競馬によると、サラブレッド系の最多勝利記録である45勝の記録をもつオリジナルステップ(牡12歳、高知・細川忠義厩舎)が引退することになった。同馬は2002年に船橋でデビューし、翌2003年に高知に移籍してからも着実に勝ち星を積み重ねた(2005年7月から2006年5月までは園田、姫路に在籍)。これらの勝ち星は主にA級、B級の強い馬に競り勝ってあげたもので、2003年には黒潮菊花賞、2008年には珊瑚冠賞の各重賞を制覇している。2011年4月23日にはブライアンズロマン(元宇都宮)の記録を更新する44勝目を達成し、現在までに記録を45勝まで伸ばしていた。なお、引退セレモニーは3月4日、高知RCにて実施される予定(keiba.go.jp)

3/1■レーヴディソールが2月29日、登録を抹消した。今後は繁殖馬となる予定だが、繋養先は未定。同馬はデビュー4連勝で桜花賞を目指した昨年3月末に橈骨遠位端骨折を発症。同年エリザベス女王杯で復帰したが、今年、右前膝部の剥離骨折を発症し休養していた。通算6戦4勝。福永騎手「非常に残念です。すごくいい馬だったので…。繁殖馬として丈夫な子供を産んでほしい」松田博資調教師「仕方がない。よく走ってくれたけどな…。走る馬に故障はつきもの。丈夫ないい子を出してほしい」(日刊スポーツ・コム)

3/1■昨年のJG1中山グランドジャンプ覇者マイネルネオス(牡9)が、美浦・稲葉隆一厩舎の解散に伴い、1日付で美浦・田中剛厩舎に転厩した。これにより、同厩舎には昨暮の中山大障害を勝ったマジェスティバイオ(牡5)と2頭の障害G1馬が所属することになった。なお、マイネルネオスは3/10阪神スプリングジャンプ、マジェスティバイオは3/24ペガサスジャンプSをステップに、4/14中山グランドジャンプに向かう(サンスポ.com)

2/29■29日をもって引退する安藤光彰騎手(53)が同日、笠松RCで2鞍に騎乗し、現役最後の手綱を取った。8レースで5着になった後、迎えた9レースでスエヒロジュピターに騎乗し、勝負どころから勝ち馬に迫ったがあと一歩届かず。ラストライドを惜しくも2着で終え、35年間の騎手生活にピリオドを打った。10レース終了後に行われた引退セレモニーでは、「ホッとした。(笠松時代に)ベッスルキングと出走した菊花賞が思い出深いですね。今日で騎手は引退しますが、また新たな夢(調教師)に向かって頑張りたいと思います。ファンの皆様、長い間ありがとうございました」と万感の思いを口にした。引退セレモニーには実弟である安藤勝己騎手(51)も参加。「最後はカッコよく決められなかったですね」と場内を笑いで埋めながら、「無事に騎手生活を終えてよかった。これから調教師を目指すと思うので応援していきたい」とエールを送った。安藤光彰騎手は1976年に笠松で騎手デビュー。地方で2818勝を挙げたのち、2007年3月にJRAへ移籍。JRAでは通算2155戦68勝(地方所属時代含む)の成績を残した。JRA重賞は03年CBC賞(シーイズトウショウ)、04年平安S(タイムパラドックス)の2勝。今後は、栗東の坪憲章厩舎で調教助手になる(サンスポ.com)

2/29■この日の川崎競馬は、降雪のため全レース(1~12R)中止となった。なお、メインのエンプレス杯を含め、代替開催はないとのこと

2/29■定期貸付馬房数(24馬房以上。括弧内はこれまでの馬房数)
【栗東】★28馬房:音無秀孝(同)・角居勝彦(26)・藤原英昭(26)・松田博資(26)
【栗東】★26馬房:池江泰寿(24)・西園正都(24)・安田隆行(24)
【栗東】★24馬房:石坂正(22)・橋口弘次郎(同)・森秀行(同)・矢作芳人(22)・山内研二(同)
【美浦】★28馬房:国枝栄(26)・二ノ宮敬宇(26)・藤沢和雄(同)・和田正道(同)
【美浦】★26馬房:田村康仁(同)・戸田博文(24)・松山康久(24)・宗像義忠(24)
【美浦】★24馬房:池上昌弘(22)・大久保洋吉(同)・久保田貴士(22)・手塚貴久(22)・萩原清(22)・畠山吉宏(22)・本間忍(22)・牧光二(22)・水野貴広(22)

2/27■中山記念を筋肉痛で回避したエイシンアポロンが、ドバイ遠征を断念することが26日、分かった。招待を受諾していたドバイデューティフリーに向けて調整中だったが、松永昌博調教師が「背中の回復が順調にいかなかったね。放牧に出して立て直します」と説明した。29日にも、岡山県の栄進牧場にも放牧に出る予定。なお、ダークシャドウは同レースの招待を受諾した(デイリー=netkeiba.com)

2/26■岡崎準騎手(51)は、26日福山競馬第10Rをハンミョウで優勝し、1977年10月15日益田競馬(第5R)のデビュー以来、16368戦目にして地方通算3000勝を達成した。地方競馬では史上20人目、現役では14人目(JRAへ移籍した騎手を含む)の快挙となる(netkeiba.com)

2/26■ニコラ・ピンナ騎手(23)=イタリア=が25日、阪神6Rで着用義務がある保護ベスト(落馬などから身を守るため)を着けずに騎乗したため、3月3、4日の開催日2日間の騎乗停止処分を受けた。ピンナ騎手は25日から短期免許(4月22日まで)を取得して、日本で騎乗を始めたばかり。6Rの前検量で保護ベストを着用して計量した後、ベストを脱いでいた。騎乗前のパドックで行われる体重確認では、脱いだベストの着用を忘れており、同じ重さの防寒具を着て、規定の重量を調整し、騎乗した。レース後、関係者の指摘で判明した。保護ベストの着用義務が通年のルールに変更された昨年1月以降、着用を怠ったことによる騎乗停止処分は初めてとなった。ピンナ騎手は弥生賞でアダムスピークへの騎乗が決まっていたが、内田博幸騎手に乗り替わりとなる予定(サンスポ.com)

2/25■政府は24日、売上金の減少が続く地方競馬を支援するための競馬法改正案を閣議決定した。売上金に占める当たり馬券の払戻金の割合(払戻率)について、競馬を主催する事業者が一定の範囲で柔軟に設定できるようにするのが柱。払戻率を下げて事業者の取り分を増やしたり、逆に引き上げて入場者の増加を図ったりできるようになる。経営難の地方競馬では払戻率を引き下げる可能性が高そうだ。現在の払戻率は競馬法で算出方法が定められ、約75%となっている。改正案では払戻率の下限を70%とし、上限は80%を目安に今後農相が決定する。現行の地方競馬支援策の継続も盛り込んだ。NARが交付金の一部を事業者に還付する措置は2012年度までだったが、17年度まで延長する。12年までだったJRAによる地方競馬への資金支援も17年までとした(サンスポ.com)

2/24■JRAは24日、2月いっぱいで4人の騎手(すべて栗東所属)が引退することを発表した。引退騎手と引退後の調教助手としての所属先は次のとおり。安藤光彰→坪憲章厩舎、岩崎祐己→池江厩舎、柴原央明→角田厩舎、田中克典→西園厩舎(JRAホームページより)

2/24■春の天皇賞連覇を目指すヒルノダムールの次戦が3/18阪神大賞典に決まった。23日に昆調教師が明らかにしたもので、すでに昨年の年度代表馬オルフェーヴルが、同レースへの参戦を表明しているのも参戦の理由だ。「あの馬が使うのであえて使う。いずれ4/29天皇賞であたるのだから」と指揮官は力を込める。夏以降の欧州遠征については「(国内戦と)並行しながら進めること。結果が出ないと駄目だから」と気を引き締めていた(デイリー=netkeiba.com)

2/23■平成24年度に南関東地区で期間限定騎乗する他地区所属騎手が次のとおり決定した。
【通算1000勝以上騎手(冬季休催場は800勝以上)】●吉原寛人(金沢) 〔期間中所属〕内田勝義 (川崎) 〔騎乗予定期間〕平成24年4月2日~6月1日 ●吉田稔(名古屋) 鈴木啓之(大井) 平成24年4月9日~6月8日 ●東川公則(笠松) 野口孝(浦和) 平成24年5月28日~7月28日 ●五十嵐冬樹(道営) 工藤伸輔(浦和) 平成24年11月19日~25年1月18日 ●服部茂史(道営) 佐野謙二(大井) 平成24年11月25日~25年1月25日 ●山口竜一(道営) 林正人(船橋) 平成24年11月25日~25年1月25日 ●米倉知(金沢)  出川克己(船橋) 平成25年1月7日~3月8日 ●村上忍(岩手) 八木仁 (川崎) 平成25年1月21日~3月22日
【前年(暦年)所属競馬場でリーディング5位以内の25歳以下の若手騎手】●桑村真明(道営) 佐々木仁(川崎) 平成24年12月3日~25年2月1日
【技術研鑽騎手】●大柿一真(園田) 川島正一(船橋) 平成24年6月4日~8月10日 ●持原大志(名古屋) 福島秀夫(川崎) 平成24年6月11日~9月11日(nankankeiba.com)

2/21■1989年の鳴尾記念などを勝ったミスターシクレノンが19日、繋養先のローリングエッグスクラブ(北海道新ひだか町)で老衰のため死んだ。27歳だった。17日に体調を崩し倒れたが、翌18日には奇跡的に回復。くしくも、この日は現役最後の重賞制覇となったダイヤモンドS当日。後輩たちの走りを見届けて息を引き取った。同馬は92年から種牡馬となり99年に引退。産駒には恵まれなかった。その後は2004年に功労馬として同クラブに移り、余生を送っていた。スタッフの宮本直美さんは「最初に倒れたのが同級生のサクラチヨノオーが死んだ日(1月7日)なんです。何かあるんでしょうか。名バイブレーヤーでファンは多かったですね。今は無事に送ってあげられて良かった。お疲れさまと言いたい」と話した(日刊スポーツ・コム)

2/20■19日の東京9Rでメイショウスザンナ(1着)に騎乗した武豊騎手が、JRA通算1万7000回騎乗を達成した。史上2位で、1位は岡部幸雄元騎手の1万8647回。「もうそんなに乗ったのかという感じですが、勝ててよかった。これからも記録を伸ばしていきたい」と語った(デイリー=netkeiba.com)

2/14■13日、2012年度の種牡馬展示会のトップをきって北海道日高町のダーレー・ジャパン・スタリオンコンプレックスの「ダーレー・スタリオンパレード2012」が開催された。同スタリオンで種牡馬生活を送るアドマイヤムーン、ディープスカイ、パイロ、ストーミングホーム、ザールの5頭を、海外競馬評論家の合田直弘氏と同スタリオンの加治屋マネージャーが紹介。集まった軽種馬関係者約700人に紹介された。2012年種付料=アドマイヤムーン400万円 ディープスカイ250万円 パイロ150万円 ストーミングホーム150万円 ザール50万円 ※すべて産駒誕生後30日以内支払条件(netkeiba.com)

2/14■リニューアルオープンを3月3日に控え、スタンドなどの改修工事を終えた愛知県豊明市の中京RCが14日、報道関係者らに公開され、武豊騎手らが新コースを試走した。改修は2010年3月に着工し、今年1月に完成。総工費は約173億円で、二つのスタンドのうち一つを新しく建て替えた。新スタンドは地上6階建て、屋根の上に毎時100kwを発電できる太陽光パネルを設置し、LEDの照明を使うなどエコもテーマ。二つのスタンドを合わせ約6千席、4万人を収容できる。また、パドックの位置をスタンドから近くにしたり、地下1階にレース後の馬の様子をガラス越しに見られる場所を設けたりするなど、馬を間近に感じられる工夫がしてある。武騎手は「きれいなスタンドもでき、お客さんでいっぱいになってほしい。早く(本レースで)乗りたいなとワクワクしています」と話した(共同)

2/12■豪州の女傑ブラックキャヴィア(豪州産、豪・P.ムーディー厩舎、牝5=国際年齢6、父ベルエスプリット)が11日、メルボルンのコーフィールドRCで行われたC.F.オーアS(G1、2歳上、芝左1400m、9頭、創設1925年)に主戦のL.ノレン騎手を背に出走し、1分25秒14(稍重)で1番人気に応えた。1着賞金24万豪ドル(約1992万円)。2着サザンスピードとの差は3.1/4馬身。ブラックキャヴィアはG1・8勝を含む無傷の18連勝。千二を超える距離は初出走だった。豪州のメジャー地区の無傷の連勝記録ホルダーで、同国メジャー地区の連勝記録「19」の更新も近づいてきた。3月31日、UAEメイダンRCのドバイゴールデンシャヒーン(G1、AW1200m)かアルクオーツスプリント(G1、芝直線1000m)に進む可能性もある(サンスポ.com)

2/11■高知所属のセニョールベスト(牡13歳、宗石大厩舎)が11日の高知競馬第7競走に出走(8着)し、出走回数「301戦(31勝)」となり、平地競馬の国内最多出走回数記録で単独1位となった。ちなみに参考記録として、春木競馬のコガネマル(アラ系)は昭和28年~38年にかけて平地と障害で476戦、ばんえいのトヨタカは昭和38年~48年にかけて374戦している(keiba.go.jpより)

2/10■NARは10日、JBC実行委員会において2013年の「第13回JBC競走」を金沢にて実施することが決まったと発表した。金沢RCでのJBC開催、日本海側での開催はともに初めて。また、2013年は金沢RC移転40周年の年に当たるとのこと。第13回JBC競走は2013年11月4日(月・振)、JBCクラシック(2100m)・JBCスプリント(1400m)・JBCレディスクラシック(1500m)の3競走を金沢RCにて行う(keiba.go.jpより)

2/10■名牝ウオッカ、タニノギムレットなどでG1級15勝の名門、カントリー牧場が売却されることになった。9日、「タニノ」の冠名で知られるオーナーブリーダーの谷水雄三氏(72)が栗東TCで会見を行い、生産部門からの撤退を明らかにした。親子2代、47年の牧場の歴史にピリオドが打たれるが、馬主活動や繁殖牝馬ウオッカと、その産駒の所有は続ける。ダービー馬4頭を生んだ名門が47年の歴史に幕を降ろす。生産牧場は岡田スタッドに売却済みで、千代田牧場に売却される育成牧場の本契約も3月中に結ばれる見込みだ。会見で谷水氏は清算の理由の1つに72歳という年齢を挙げた。「オーナーブリーダーには10年先を見る長いスパンでの視点が必要。それには私も家内も少し年を取りすぎた」。土壌の改良や血統の更新、施設への投資など長期的視点が求められる牧場経営。そのための体力、モチベーションの維持が難しくなったと語り「経済的な理由は一切ありません」とした。カントリー牧場は7冠牝馬のウオッカを筆頭に、タニノハローモア、タニノムーティエ、タニノギムレットと、4頭のダービー馬を輩出。63年にスパルタトレーニングで知られる先代、谷水信夫氏が北海道新ひだか町(旧静内町)に土地を購入。牧場の完成から長男の雄三氏との2代で47年の歴史を誇った。ウオッカの母タニノシスターや、10年の菊花賞馬ビッグウィークの母タニノジャドールを含む繁殖牝馬15頭も売却されるが、現在アイルランドで繁殖活動を行っているウオッカと、その産駒の所有、馬主の続行は明言。約30頭いる2歳はそのまま所有し、手放すことになった1歳以降は所有数を絞っていく模様だ。会見で谷水氏は、オーナーブリーダーに求められるものとして「情熱」と、つくりたい馬をつくる「欲望」の2つを挙げた。引き際の大きな決断となったのがウオッカだ。戦後初の、64年ぶりに牝馬としてダービーを制したウオッカという最高傑作を送り出し、これ以上の“高み”はないと判断した。「初めて明かしますが、(10年春に)ウオッカが引退してアイルランドに行った直後、(牧場の)場長に売却について相談しました。ウオッカで最高の夢、景色を見させてもらった。ここ10年、充実した馬主人生を送らせてもらったので、いいイメージを持ったままオーナーブリーダーを卒業したい」西山牧場、メジロ、オンワードに続く名門の相次ぐ撤退。社台、ノーザンの2強がしのぎを削る生産界は、オーナーブリーダー受難の時代ともいえそうだ(日刊スポーツ・コム)

2/10■JRAは、調教師1人あたりの預託可能頭数について、競走馬のより円滑な出走のため在籍頭数の適正化を図ることを目的とし、変更すると発表した。現行は貸付馬房数×3倍(20馬房を超える馬房数については係数を2倍。例・20馬房=60頭、22馬房=64頭)となっているが、今年10月1日からは貸付馬房数×2.7倍(端数切り上げ。例・20馬房=54頭)に、来年3月1日からは貸付馬房数×2.5倍(例・20馬房=50頭)となる(日刊スポーツ・コム)

2/10■JRAは9日、29日付で引退する調教師、騎手を発表した。調教師は高橋隆、鶴留明雄(以上栗東)、稲葉隆一、清水利章(以上美浦)の4人で定年によるもの。騎手は高橋亮、伊藤直人の2人。高橋騎手は新規調教師試験に合格しており、伊藤騎手は粕谷厩舎で調教助手となる予定(サンスポ.com)

2/10■JRAは9日、騎手免許試験の新規合格者を発表した。合格者は7日にJRA競馬学校を卒業した28期生の5人で、中井裕二君、長岡禎仁君、原田和真君、菱田裕二君、山崎亮誠君。厩舎関係者の合格者がなかったのは競馬学校が創設されて以来、初めて。なお、一次試験を突破していた福山競馬の岡田祥嗣騎手は二次試験で不合格となった模様。合格した5人は3月1日付でJRAの騎手免許を取得、早ければ3日にデビューする(サンスポ.comほか)

2/9■地方競馬では、牝馬競走の振興と牝馬の入厩促進を図るため、昨年に引き続き3年目となる世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN 2012(グランダム・ジャパン2012)」を実施します。全国各地で実施される牝馬重賞競走を世代別に体系づけ、ポイント上位馬にボーナス賞金を授与するもので、地方競馬の優れた牝馬の活躍の舞台を広げるとともに、交流を促進して魅力ある牝馬競走の実施を目指します。2年目のシリーズとなった2011年は、3歳シーズン(マンボビーン号:兵庫)・古馬シーズン(エーシンクールディ号:笠松)・2歳シーズン(ショコラヴェリーヌ号:大井)と、すべてのシーズンチャンピオンが異なる所属場から誕生しています。また、初年度2010年の2歳シーズン覇者のクラーベセクレタ号は、牡馬相手に東京ダービーを勝ち、暮れにはクイーン賞(JpnⅢ)でJRA勢を撃破しチャンピオンホースへと飛躍を遂げました。なお、2012年からNARグランプリにおいても世代別に牝馬部門を新設するなど、牝馬競走の盛り上がりに応えられるように表彰部門の改正を行っております。今年も牝馬競走にさらなるご声援をお願いします(keiba.go.jp)

2/9■6日の日本調教師会・全国理事会で会長の改選が行われ、会長の尾形充弘調教師(64)(美浦)に代わり、橋田満調教師(59)(栗東)が新会長に選ばれた。これにともない、関西本部長は谷潔調教師(55)が務める予定(サンスポ.com)

2/9■JRAの現役最年長ジョッキー、安藤光彰騎手(53)(栗東・フリー)が、今月末で引退することが8日、明らかになった。3月から調教助手に転身する。安藤騎手は「自分がけがをしたら、調教助手として、いい馬を鍛えることもできないからね。最後までけがをしないようにがんばりたい」と語った。安藤騎手は1976年に地方・笠松競馬でデビュー。弟の勝己騎手に続き、2007年にJRAに移籍した。地方通算15589戦2818勝。JRA通算2150戦68勝で、うち重賞は2勝(6日現在)。なお、安藤光彰騎手の引退後は、弟の勝己騎手(51)が現役最年長ジョッキーとなる(サンスポ.com)

2/9■3/31にUAEドバイ・メイダンRCで開催される「ドバイワールドCデイ」諸競走に登録した日本馬へ招待状が届いた。ワールドC(AW2000m)には昨年2着惜敗のトランセンドと3冠馬オルフェーヴルが選出(オルフェーヴルは辞退)。トランセンドの安田調教師は「8日に届きました。フェブラリーSを勝って、良い形で向かいたい」と話した。ドバイデューティフリー(芝1800m)はエイシンアポロンが選出。9日、池添騎手を背に坂路で追い切られ、松永昌博調教師は「余裕の手応えで十分だった。恐らく参戦する他馬と一緒に出国し、帰国後は状態次第だが、6/3安田記念が目標」と語った。一方、統一G1・6勝でグリーンウッドに放牧中のスマートファルコンは、まだ招待状が届いていない。小崎調教師は「選ばれなければ国内になりますが、ドバイに絞り調整しています」と吉報を待つ(日刊スポーツ・コム)

2/8■ヒルノダムールが今夏、7/21キングジョージVI&クイーンエリザベスS(G1、英アスコット、芝2400m)に参戦するプランがあることが7日、分かった。「アスコットの馬場も合うと思うし、4/29天皇賞を使ってからの結果になるとは思うが、前向きに考えている」と昆調教師は語った。12日の京都記念のレース後、アスコットRCの関係者が京都RCを訪れて、話し合いが持たれる(デイリー=netkeiba.com)

2/7■川原正一騎手(52歳、園田・重畠勝利厩舎)は、2月7日園田競馬第3競走をオーミカンパニー号で優勝し、1976年(4月28日笠松競馬第1競走)のデビュー以来、22798戦目にして地方通算4000勝を達成した。地方競馬では史上8人目、現役では6人目の快挙となる(keiba.go.jp)

2/7■2007年から種牡馬生活に入ったディープインパクトの種付け料は、初年度と翌08年が1200万円。08年9月のリーマンショックで世界的な不況に陥った影響で09年は1000万円、10年は900万円と下がったが、11年、今年と1000万円となり、国内では最高額。10年、11年と2年連続リーディングサイアーのキングカメハメハが今年は600万円、3冠馬オルフェーヴルを出したステイゴールドも600万円だけに、ディープの評価の高さがわかる(サンスポ.com)

2/6■佐藤哲三騎手の落馬負傷により、フェブラリーSに出走するエスポワールシチーの鞍上が武豊に決定した。コンビを組むのは初めて。「乗れないということなので、豊くんに乗ってもらうことになりました。オーナーの了承も得ましたので」と安達調教師。佐藤哲は4日の京都10Rの入線後に落馬。その際に負傷し、右鎖骨骨折、右第3肋骨骨折と診断された。週明けには手術をする予定になっている(デイリー=netkeiba.com)

2/5■サクラメガワンダー(牡9歳、父グラスワンダー)が1月24日午後、新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りした。今春から新たな生活をスタートさせる。同馬は2005年のG3ラジオたんぱ杯2歳Sでアドマイヤムーンらを退け重賞初制覇。翌06年には古馬相手のG3鳴尾記念を制し、重賞2勝目を挙げた。その後は惜敗が続いたが08年に2度目の鳴尾記念制覇を達成。09年にはG2金鯱賞で重賞4勝目を飾ると続くG1宝塚記念ではドリームジャーニーの2着と健闘した。しかし、同年秋に左前浅屈腱炎を発症。復帰を目指して2年以上のリハビリを続けたが、このたび現役続行を諦め、1月4日付で競走馬登録を抹消された。競走成績は29戦7勝。重賞4勝馬の種牡馬入りには同スタッド関係者が総出で出迎え。馬運車から降りると雄大な馬体を躍らせながら大きく嘶き、先輩種牡馬たちを威嚇した。種付料は30万円(受胎確認後支払。フリーリターン特約付)、もしくは50万円(産駒誕生後支払)。事務局の(株)レックスでは「すでに種牡馬らしい体つきで貫禄十分ですね。父グラスワンダーと母の父サンデーサイレンスの組み合わせは、僚馬のスクリーンヒーローと同じですが、タイプが違うのでうまく棲み分けできると思います。2頭でグラスワンダー系を広めていきたいですね」と意気込んでいた(競馬ブックweb)

2/3■高知競馬のセニョールベスト(牡13)が3日、第11レースに出走、通算出走数を300とし、1969年にNARの記録が整備されて以降の国内最多出走数(ばんえい競馬を除く)に並んだ。来週も出走予定で、最多記録の更新を目指す。出走数300回は高知競馬のダイナブロスが2009年に記録した。NARによると、セニョールベストは2001年に浦和でデビューし、船橋、名古屋を経て03年に高知へ。これまで計約410kmを走り、31勝の成績を残している。人間なら50歳以上になるという。宗石大調教師(61)は「年を重ねても体が健康で丈夫。誰にも抜かれない記録を作りたい」と話した(日刊スポーツ・コム)

2/3■JRAは3日、美浦所属の水出大介騎手(中川公成厩舎)が2月29日をもって騎手を引退すると発表した。なお、引退後は、鹿戸雄一厩舎で調教助手となる予定(JRAホームページより)

2/2■JRAは2日、2008年のスプリンターズS勝ち馬スリープレスナイト(牝8)が、2日11時頃、安平のノーザンファームで右橈骨々折のため死亡したと発表した。スリープレスナイトは同ファームで繁殖馬として繋養され、現1歳馬と当歳馬にディープインパクトの産駒がいる(JRAホームページより)

2/2■馬産界の名門として知られるオンワード牧場(北海道浦河町)が、後継者難のため閉鎖されることが1日、明らかになった。同牧場は衣料メーカー「オンワード樫山」の創業者である故樫山純三氏が1960年に開設。樫山氏は、日本人の馬主として初めてフランスダービー(72年ハードツービート)を制したことで知られ、オンワード牧場の生産馬としてもオンワードガイ(70年朝日杯3歳S)などの活躍馬を出した。なお、オンワード牧場名義の中央競馬での所有馬はすでにいない。馬産界ではメジロ牧場が昨年5月に解散するなど厳しい状態が続いており、07年ウオッカ、02年タニノギムレットなど4頭のダービー馬を生産したことで知られるカントリー牧場(北海道新ひだか町)も、近日中に谷水雄三オーナーが牧場の閉鎖を正式に発表する(サンスポ.com)

2/1■ノーザンファームが、チリのG1・5勝ベルウォトリング(牝6)を繁殖牝馬として購入していたことが1日分かった。先月30日に輸入。その後、検疫を経て31日に牧場入りした。同馬は09年チリの3冠牝馬で、10年にはラテンアメリカの最強馬決定戦ラテンアメリカ大賞を制している。通算成績は21戦13勝。中尾義信事務局長は「非サンデー系の繁殖牝馬として、日本の競馬界に新たな風を送り込むことを期待している」と話した。交配相手は未定(日刊スポーツ・コム)

1/28■オーストラリアの歴史的快速牝馬ブラックキャヴィア(豪州産、牝5=国際年齢6歳、P.ムーディ厩舎、父ベルエスプリット)が無傷の17連勝を飾った。27日夜、オーストラリアのメルボルン近郊にあるムーニーヴァレーRCで行われたG2オーストラリアS(3歳上、芝左1200m、総賞金20万豪ドル=約1640万円、6頭)に主戦のL.ノレン騎手とのコンビで出走し、断然の1番人気に応えた。1分09秒44(良)。2着ゼディナイトとの差は4馬身1/4。ブラックキャヴィアは17勝中、GレースはG1、G2をそれぞれ7勝している(サンスポ.com)

1/26■放牧先の北海道安平・ノーザンファームで検査した結果、右前剥離骨折が判明したレーヴディソールの骨片除去手術が成功したことが25日、サンデーサラブレッドクラブのホームページで明らかにされた。23日の手術で骨片を3個摘出し、今後は時間をかけて治療を進める(サンスポ.com)

1/25■23日に60歳で急死した小島貞博調教師が自殺だったことが24日、関係者の話によりわかった。一夜明けた火曜の朝、寒さと静けさに包まれるなか、厩舎スタッフはいつも通りに仕事を開始した。小島さんの娘婿の田嶋翔騎手(30)は重い口を開いて「急だったので。きのうの夕方、厩舎へ来たときには救急車に遺体を乗せるところでした」と沈痛な面持ち。2006年に美浦から栗東へ移籍したが、声をかけてくれたのが小島さんだった。「お世話になったので残念です」と声を詰まらせた。小島さんは金銭問題で悩んでいたという。亡くなった23日は調教師免許更新の面接日の前日。従業員への給与支払いも遅れることがあり、厳しい厩舎経営が続いていることから、トレセン内では更新できないのではという声もあった。田嶋翔は「僕も助けてはきたけど、限界がありますから…。最後に会ったのは21日の京都競馬場。平静を装っていたけど、悩んでいたと思います」と苦しい胸の内を明かした。通夜は24日に近親者のみで行い、25日午後2時からの告別式も近親者のみで行われる。厩舎の管理馬は24日付で、小島さんの義兄にあたる湯窪幸雄調教師(61)が一時的に引き継ぐ(デイリー)

1/24■高知競馬の女性騎手、森井美香騎手(別府真司厩舎所属)が引退の意向を固めたことが、高知県競馬組合から発表された。同騎手は2005年10月9日高知競馬第3競走タクマセンプーに初騎乗し、同年11月19日の第3競走においてセンターカノンで初勝利すると、翌2006年3月20日第20回全日本新人王争覇戦では女性騎手として初めて優勝するなど、生涯成績2693戦125勝と活躍した。引退までの騎乗は未定で、引退式は2012年2月に実施する予定とのこと。森井騎手の引退により、地方競馬の女性騎手は6名(内ばんえい1名)となる。【森井騎手コメント】「これまでたくさん応援していただいて本当にありがとうございました。パドックでいつも声かけてくださるのも、とても励みになりました。騎手としては引退しますが、違う形で高知けいばを応援していけたらいいなぁと思います。今後は子育てを頑張りながら、馬に関わる仕事ができたらいいなと思います」(高知けいばオフィシャルサイト、keiba.go.jpより)

1/24■昨年5月11日の大井競馬での落馬事故で、頸椎歯突起骨折の重傷を負った内田博幸騎手(41)が、いよいよ今週開幕の東京競馬で復帰する。土曜メーンの白富士Sにはアドマイヤメジャー、日曜の根岸Sではタイセイレジェンドに騎乗する予定。8カ月半ぶりにターフへ戻ってくる“ウチパク”が、リーディング奪回へ闘志を燃やしている。12日から美浦TCでの調教を再開。初日は1頭限定で、キャンターで体を慣らした程度だったが、18日と19日は2頭ずつにケイコをつけた。特に18日には、Wコースで実戦さながらの併せ馬を行い、5F72秒9の時計を出した。しなやかなフォームは健在。「速いところをやると気持ちがいい。体がしっかり覚えているもんだね。うん、大丈夫。これなら問題ない」とウチパクは、騎乗の感覚が鈍っていなかったことを素直に喜んだ。一歩間違えれば、生死に関わる大けがだっただけに「焦りは禁物。まずは馬の能力を引き出す競馬をしたい」と慎重になる。それでも「目標のひとつはリーディング」と高い志は変わらない。現在、日本の競馬はますます外国人騎手の草刈り場となりそうな気配。そんな状況を「若手の騎乗が減ってしまうし、ラフプレーはしてほしくないね」と憂慮する。だが一方で、海外の一流騎手の存在は、ウチパクの闘争心を刺激する。「日本にもすごい騎手がいるということを証明しないとね」。復帰初日からサムライスピリット全開。府中の長い直線で、渾身のムチがうなりを上げる(デイリー=netkeiba.com)

1/24■浦和RCにおいて2月19日(日)からJRAの勝馬投票券の発売・払戻を行うことが、JRAと埼玉県浦和競馬組合から発表された。呼び名は「ウインズ浦和」(浦和競馬場内)で、埼玉県内における初めてのJRA発売施設となる。当面は日曜日のみの発売・払戻業務で、発売予定日の競馬が代替(続行)競馬になったときは発売・払戻は行われない。発売レースは、その日のJRA全レース(netkeiba.comほか)

1/24■今シーズンから北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬生活に入るベーカバド Behkabad(牡5)が23日午前、同スタリオンに到着した。同馬は父Cape Cross、母Behkara(母の父Kris)という血統。10年パリ大賞典(仏G1)のほか、ヴィクトワールピサも出走(4着)したニエユ賞(仏G2)などを勝利している。通算成績11戦6勝(重賞4勝)(netkeiba.com)

1/24■JRAは24日、小島貞博調教師(60)が23日午後6時36分、滋賀県栗東市内の病院で死去したことを発表した。小島貞博調教師は、1971年に栗東・戸山為夫厩舎から騎手としてデビュー。82年にはキングスポイントで中山大障害を春秋連覇し、ミホノブルボンとのコンビでは91年朝日杯3歳Sや、92年には皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。94年にはチョウカイキャロルでオークス、95年にはタヤスツヨシで史上10人目となる日本ダービー2勝目を挙げ、騎手として通算4722戦495勝(重賞27勝)の記録を残した。2001年に調教師免許を取得、03年に厩舎を開業すると、05年にテイエムドラゴンで中山大障害を制するなど、調教師として1705戦137勝(重賞5勝)の記録を残した。1月15日の山科Sをシゲルソウウンで制し、今年初勝利を挙げたばかりの訃報となった(netkeiba.com)

1/23■【22日、3歳牝500万、京都ダ1400m、出走16頭】白毛馬マシュマロ(吉田)が快勝し、デビュー3戦目で早くも2勝目を挙げた。スタートはもうひとつだったが、川田騎手が積極的に押し上げて好位へ。直線でサクセスセレーネをとらえると最後は1馬身半突き放した。ウイナーズサークルには多くのファンが集まった。「最後まで、ばてませんからね。人気になっていたし、勝って、お客さんに楽しんでもらえたのではないでしょうか。これからもこの子を応援してください」と川田騎手。次走は未定。なお、白毛馬のJRA勝利は7勝(ホワイトベッセル3、ユキチャン2、マシュマロ2)で、単勝1番人気に応えての勝利はマシュマロが初(日刊スポーツ・コム)

1/22■蛯名正義騎手(42)が21日の中山3Rで1着となり、史上7人目、現役4人目のJRA通算2000勝を達成した。大台まで2勝と迫ったこの日、2、3Rを連勝。1987年のデビューから24年10カ月21日での到達は、武豊、横山典に次ぐ史上3番目のスピード記録となった。強気に攻めた2000勝だった。シンクヴェトリルで好スタートを切ると、迷わずハナを奪った。他馬が競りかけても譲らない。最後までハナを守り、区切りのゴールを先頭で駆け抜けた。「根性が僕のすべて。それがなければ駄目だった」。デビューからの24年を象徴するような勝ちっぷり。「プレッシャーをかけられていたからね。ゴールの瞬間、これで2000勝と言われなくて済む」。安堵の笑顔とともに、冗談もこぼれた。レース後は師匠の矢野進・元調教師と握手。「僕は人と馬に恵まれた」と感謝の辞を述べた。矢野氏からも「デビューの時から気持ちが変わっていない。それがいいところ。頑張ってもらいたい」とエールを送られた。もちろん2000勝はゴールではない。「同期にはずばぬけて勝っている人もいる。偉大な先輩もいる。追いつけ、追い越せで頑張りたい」。10、12Rも勝って今年早くも14勝を挙げ、全国リーディング首位を独走。円熟の騎乗を見せるベテランは、まだまだ走り続ける(日刊スポーツ・コム)

1/22■昨年のNHKマイルCを制したグランプリボスが、来週からレースに復帰する内田博幸騎手とのコンビで、2/19フェブラリーSへ参戦することになった。「パワーのある馬だし一度ダートに使いたいと思っていた」と矢作調教師。その後は3/31ドバイデューティフリーが目標となる。同厩舎のマカニビスティーは今年新設されたドバイゴールドCを目指す。「まずは2/18ダイヤモンドSで結果を出したい」。また、クラシックの有力候補ディープブリランテは21日に栗東へ帰厩。予定通り2/12共同通信杯から始動する(日刊スポーツ・コム)

1/20■約20億円の累積赤字を抱え、存廃をめぐる議論が続いている広島県の福山競馬について、福山市の羽田皓市長は20日に記者会見し、2012年度も事業を継続することを明らかにした。羽田市長は、11年度は黒字を確保できる見通しを示した上で、12年度予算について「(10年の検討委員会の答申で)事業継続の最大の条件とされた単年度黒字確保を満たす予算が編成できた」と述べた。福山競馬は1949年に開設。ピークの91年度は約345億円の売り上げがあったが、10年度は約76億円に落ち込んだ。11年度は東日本大震災の影響で東北地方などのレース中止が相次ぎ、馬券のインターネット購入などが増えたことから、上半期の収支は約6500万円の黒字だった(日刊スポーツ・コム)

1/20■京都RCでの引退式を終えたヴィクトワールピサが19日午前、種牡馬生活を送る北海道安平町の社台スタリオンステーションに到着した。社台スタリオンステーションでは「サンデーサイレンス系をさらに発展させてほしいですね」と期待している。なお、今春の種付料は350万円(受胎確認後支払。フリーリターン特約付)。すでに総額12億円(1株2000万円×60口)の大型シンジケートは満口とのこと(netkeiba.comほか)

1/19■JRAは19日、怪物「フランケル」の主戦騎手で2011年英国リーディング8位のトム・クウィリー騎手(Tom Queally)に対し、期間1月21日~2月19日の短期免許を交付することを発表した。同騎手は1984年10月8日生まれの27歳、今回が初来日。昨年は英国で英2000ギニー、セントジェームズパレスS、ファルマスS、サセックスS、ナッソーS、クイーンエリザベスII世SのG1を勝っている。美浦の萩原清調教師が身元を引き受ける(JRAホームページより)

1/17■全国の新人騎手で争われる「第26回全日本新人王争覇戦」(参加10人)が16日の高知4、5Rで行われ、4、1着で29ポイントを獲得した高畑皓一騎手(25、園田)が優勝。賞金10万円を獲得した。2位は3、3着の石川慎将騎手(27、佐賀)、3位は5、2着の森島貴之騎手(23、笠松)で、JRAから参戦した川須栄彦騎手(20、栗東)は1、10着で5位、高倉稜騎手(20、栗東)は7、8着で9位だった(サンスポ.comほか)

1/17■JRAは16日、新規調教師6人が3月1日付で開業することを発表した。美浦が蛯名利弘(50)、金成貴史(42)、黒岩陽一(30)、高橋文雅(39)の4人で、すべて12月に調教師試験に合格したばかり。栗東は今野貞一(34)、吉村圭司(39)の2人で、こちらはともに10年12月に合格している。貸付け馬房数や所属馬は今後決まる(サンスポ.com)

1/15■2001年のリュパン賞、パリ大賞などを制し、09年から北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬として繋養されていたチチカステナンゴ(牡14)が13日、死んだ。死因は疝痛によるものとみられる。名牝ダイワスカーレットや、桜花賞馬キストゥヘヴンの最初の交配相手としても知られる非SS系の大物種牡馬。フランスで14戦4勝の成績を残し、02年に現役引退。翌年から同国で6シーズン繋養されると、08年の仏ダービー馬ヴィジョンデタなどのG1馬を送り出した。08年に社台グループが約7億円で購入。09年から日本での種牡馬生活が始まると、初年度は152頭、10年は153頭、昨年も147頭に種付け。今年初年度産駒がデビューする矢先だった(日刊スポーツ・コム)

1/12■1月24日(火)に川崎RCで行われる「第10回佐々木竹見カップ ジョッキーズグランプリ」の出場騎手14名が、川崎競馬組合から発表された。8R「マイスターチャレンジ競走 」(1500m、発走15:00)、10R「ヴィクトリーチャレンジ競走」(2100m、発走16:10)の2競走で佐々木竹見Cが競われる。出場騎手=岩田康誠(JRA・関西)、蛯名正義(JRA・関東)、戸崎圭太(大井:前年優勝)、村上忍(岩手)、吉原寛人(金沢)、岡部誠(名古屋)、川原正一(園田)、赤岡修次(高知)、山口勲(佐賀)、杉村一樹(川崎:旧荒尾)、繁田健一(浦和)、森泰斗(船橋)、坂井英光(大井)、今野忠成(川崎)(netkeiba.comほか)

1/12■IFHA(国際競馬統括機関連盟)が11日に発表した「2011年ワールドサラブレッドランキング」で、120ポンド(世界59位タイ)を獲得したブエナビスタが、4歳以上牝馬の芝Lカテゴリー(2101m~2700m)でスノーフェアリーと並び世界一となった。日本馬では4冠馬オルフェーヴルの123ポンド(同17位タイ)がトップだが、セックスアローワンス(牡馬との比較で牝馬はプラス4ポンド)を加味するとブエナが実質トップ。以下トーセンジョーダン、ヴィクトワールピサ(122ポンド、同23位タイ)、ダークシャドウ、アーネストリー、トランセンド(121ポンド、同38位タイ)が続く。また、世界王者には9戦無敗で昨年G1・4勝のフランケル(牡4、英)が136ポンドで輝いた。09年首位のシーザスターズに並ぶ高評価だった。2位の16戦16勝ブラックキャビア(牝5、豪)は132ポンドだが、セックスアローワンスによりこちらも首位タイ。3位には英チャンピオンS勝ちのシリュスデゼーグル、凱旋門賞馬デインドリームが並んだ(日刊スポーツ・コム)

1/11■NARは11日、「NARグランプリ2011」の表彰馬、表彰者を発表した。今年から2歳、3歳、4歳以上の最優秀牝馬の部門などが新設。年度代表馬は、川崎記念、かしわ記念を勝利したフリオーソが07年、08年、10年に続く4度目の年度代表馬に輝き、4歳以上最優秀馬も併せて受賞した。最優秀勝利回数調教師賞は、地方競馬年間最多勝利記録を更新する265勝を挙げた雑賀正光調教師(高知)が、最優秀勝利回数騎手賞と最優秀賞金収得騎手賞は、336勝を挙げ13億円以上の賞金を収得した(いずれも中央競馬での成績を含む)戸崎圭太騎手(大井)が選出された。なお、表彰式は2月2日(木)に東京都内のホテルにて行われる。
◎年度代表馬、4歳以上最優秀馬=フリオーソ(牡7、船橋・川島正行厩舎)※川崎記念、かしわ記念
◎2歳最優秀牡馬=ゴールドメダル(牡2、道営・田中淳司厩舎)※イノセントC(門別)
◎2歳最優秀牝馬=エンジェルツイート(牝2、大井・森下淳平厩舎)※東京2歳優駿牝馬(大井)
◎3歳最優秀牡馬=オオエライジン(牡3、兵庫・橋本忠男厩舎)※黒潮盃(大井)
◎3歳最優秀牝馬=クラーベセクレタ(牝3、船橋・川島正行厩舎)※クイーン賞G3
◎4歳以上最優秀牝馬=ラブミーチャン(牝4、笠松・柳江仁厩舎)※オッズパークグランプリ2011(佐賀)
◎ばんえい最優秀馬=カネサブラック(牡9、ばんえい・松井浩文厩舎)※ばんえい記念(帯広)
◎最優秀短距離馬=ナイキマドリード(牡5、船橋・川島正行厩舎)※さきたま杯G2
◎ダートグレード競走特別賞=スマートファルコン(牡6、栗東・小崎憲)※帝王賞・JBCクラシック・東京大賞典
◎最優秀勝利回数騎手賞、最優秀賞金収得騎手賞=戸崎圭太(大井) ※3年連続3回目
◎最優秀勝率騎手賞=赤岡修次(高知) ※3年連続3回目
◎殊勲騎手賞=戸崎圭太(大井) ※安田記念制覇、吉原寛人(金沢) ※WSJSで2勝を挙げ総合2位
◎優秀新人騎手賞=島津新(ばんえい)
◎ベストフェアプレイ賞=赤岡修次(高知)
◎特別賞=宮下瞳(愛知) ※元名古屋競馬騎手(2011年引退)。女性騎手として顕著な活躍
◎最優秀勝利回数調教師賞=雑賀正光(高知)
◎最優秀賞金収得調教師賞=岡林光浩(船橋) ※収得賞金額第1位・川島正行調教師に表彰規程上の欠格事由(管理馬からの禁止薬物検出)があったため、次点の岡林調教師が表彰される
◎最優秀勝率調教師賞=柏原誠路(園田)
※「最優秀ターフ馬」「特別表彰馬」は該当馬なし。「優秀女性騎手賞」「殊勲調教師賞」は該当者なし(netkeiba.comより)

1/11■1988年のダービー馬サクラチヨノオー(牡)が7日早朝、老衰のため繋養されていた北海道新ひだか町の新和牧場で死んでいたことが10日、分かった。27歳。美浦の境勝太郎厩舎所属で、87年8月に函館でデビュー。同年朝日杯3歳Sを勝ち、翌年ダービーで死闘を制した。メジロアルダンに1度前に出られながら、根性で差し返したゴール前は語り草となっている。ダービー後に右前脚浅屈腱炎を発症し、1年後の安田記念で復帰も16着に大敗。続く宝塚記念も16着に敗れ、屈腱炎が再発し引退した。父マルゼンスキー、母サクラセダン。戦績は10戦すべて小島太騎手でG1・2勝のほか88年弥生賞G2など5勝、獲得賞金2億890万円。種牡馬としては97年愛知杯を勝ったサクラエキスパートなどを出した。種牡馬を引退した後は、去勢されて故郷の新和牧場で余生を送っていた。少しやせてきた様子はあったが、直前までは元気だった。6日朝に立てなくなり、午後は食欲も落ちた。獣医師の治療を受け、床ずれを防ぐため牧場スタッフが1時間置きに寝返りをさせたが、そのまま静かに眠り、7日朝に呼吸が止まった。同牧場の谷岡毅代表は「大往生でした。老衰とはこういうもの、という感じの穏やかな最期。餌をくれる人以外にはきつい馬でしたが、最後は好きにしてくれ、という感じで静かにしていた。立派な最期でした」と語った。【主戦を務めた小島太調教師(64)】「騎手時代に乗った馬の中では最高と言ってもいいぐらいのパートナーだった。私自身2回目のダービーを取らせてもらったことはもちろんだが、朝日杯はうちのおやじが亡くなった週で、葬式を出してから競馬に行って勝った思い出もある。騎手を辞めるまでいい競馬ができたのもチヨノオーのおかげ。ありがとうと言いたいです」(日刊スポーツ・コム)

1/10■落馬負傷により戦線離脱していた内田博幸騎手(41)(美浦・フリー)が、東京競馬が開幕する28日にも復帰することが濃厚となった。この日、中山RCで厩舎関係者表彰式に出席した内田は「最終的には11日に(主治医からの)ゴーサインが出るはずです。12日から調教に騎乗するつもり。今後も応援をよろしくお願いします」と見通しを語った。昨年5月11日に大井競馬で落馬。検査の結果、頸椎歯突起骨折と診断が下った。入院期間はリハビリも含め半年以上。はやる気持ちを抑え、復帰へ向けてトレーニングを積んできた。12月からは馬事公苑で馬にも乗っている。「レースも乗るだけならきょうから乗れるけど、周りに迷惑を掛けたり、勝負にならないようでは駄目ですから」と万全の状態になるまで待った形だ(デイリー=netkeiba.com)

1/10■9日の中山2Rで、14番人気のキングザブルースが2着、16番人気のマキシムギャラントが3着に入り、(14)-(16)のワイドの払戻金はJRA史上最高配当の10万6360円に。120通り中115番人気、的中票数は65票だった(デイリー=netkeiba.com)

1/10■“トーセン”の冠で知られる島川隆哉オーナーは、自家生産馬として重賞初制覇となった。トーセンベニザクラを生産した北海道沙流郡日高町のエスティファームは島川隆哉氏所有の牧場で、約70頭の繁殖牝馬を所有している。トーセンジョーダン(11年G1天皇賞・秋他)、トーセンブライト(09&10年G3兵庫ゴールドT)など多くの重賞ウイナーを所有している島川氏だが、自家生産馬がJRAで重賞を勝ったのはベニザクラが初めて。また、千葉県香取市小見川には育成牧場のエスティホースパークがある(サンスポ.com)

1/8■2011年の年度代表馬に選ばれた4冠馬オルフェーヴルは、3/18阪神大賞典で始動して、4/29天皇賞に向かうローテが濃厚になった。6日にドバイWCデー諸競走(3月31日・UAEメイダン)への参戦が見送られ、春シーズンは国内に専念する。「あくまでも状態次第。6/24宝塚記念の参戦も状態と気候次第ですね。(最大目標の)凱旋門賞をピークに持っていきたい。ステップレースを日本にするのか、仏国を含む欧州にするのか。近々現地を視察する予定で、厩舎や調教施設を見てきます。あとは現地のアドバイスを聞いて、オーナーや牧場と相談したい」と池江調教師。現在は滋賀県のノーザンファームしがらきで充電中。「1月は楽をさせて、2月からピッチを上げていく。帰厩は2月下旬になるかな」と話した(デイリー=netkeiba.com)

1/7■1月5・6日にドバイのメイダンRCで行われた「2012メイダンマスターズ」における池添謙一騎手の騎乗成績は以下のとおり。
●第1戦=5日3R AW1600m 10着/12頭(3pts) ●第2戦=6日3R AW1900m 1着/12頭(75pts) ●第3戦=6日4R AW1600m 10着/11頭(3pts) ●第4戦=6日5R 芝1400m 6着/11頭(7pts) ※計88ポイントを挙げ、12人中3位の成績。優勝は110ポイントのクレイグ・ウィリアムズ騎手(JRAホームページより)

1/6■平成23年度他地区地方競馬所属期間限定騎乗予定騎手について。【浦和】内田利雄(旧宇都宮)1月30日~3月30日【船橋】米倉知(金沢)1月1日~3月2日【大井】吉原寛人(金沢)1月10日~3月9日【川崎】村上忍(水沢)1月23日~3月23日 ※米倉・吉原・村上の3騎手は、本人の都合により交流騎乗予定期間が変更となった(nankankeiba.com)

1/6■JRAは6日、『2011年度 JRA賞 馬事文化賞選考委員会』を行い、受賞者を決定したと発表した。昨年10月末までの1年間に出版・放送された馬に関する文化作品の中から、昨年12月の第1回選考委員会にて4点を選出し、この日の第2回選考委員会で、島田明宏氏の「消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡」に決定した。受賞理由は「受賞作は、1943年にクリフジに騎乗しダービージョッキーとなった前田長吉の人生を丹念に調べ上げ、今まで謎に包まれていた同騎手の人生を世に知らしめた点が評価された。また、近代競馬150周年を迎えた今年、その150年の中で日本がもっとも苦難に直面した第二次世界大戦中の競馬の模様、またその戦争に翻弄された騎手・前田長吉の悲運を興味深く描いた点も併せて評価された」となっている。受賞者・島田明宏氏のコメント「競馬の文章を書き始めて20年以上となりますが、ずっと意識していた賞でした。自分としては遠いものと思っていたので、今回の受賞は非常に嬉しいの一言です。競馬に関する物語をこれからもずっと書き続けていきたいと思います」(JRAホームページより)

1/6■JRAは6日、『2011年度 JRA賞 馬事文化賞選考委員会』を行い、受賞者を決定したと発表した。昨年10月末までの1年間に出版・放送された馬に関する文化作品の中から、昨年12月の第1回選考委員会にて4点を選出し、この日の第2回選考委員会で、島田明宏氏の「消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡」に決定した。受賞理由は「受賞作は、1943年にクリフジに騎乗しダービージョッキーとなった前田長吉の人生を丹念に調べ上げ、今まで謎に包まれていた同騎手の人生を世に知らしめた点が評価された。また、近代競馬150周年を迎えた今年、その150年の中で日本がもっとも苦難に直面した第二次世界大戦中の競馬の模様、またその戦争に翻弄された騎手・前田長吉の悲運を興味深く描いた点も併せて評価された」となっている。受賞者・島田明宏氏のコメント「競馬の文章を書き始めて20年以上となりますが、ずっと意識していた賞でした。自分としては遠いものと思っていたので、今回の受賞は非常に嬉しいの一言です。競馬に関する物語をこれからもずっと書き続けていきたいと思います」(JRAホームページより)

1/6■JRAは6日、「2011年度 JRA賞 受賞馬選考委員会」を行い、記者投票の結果に基づき年度代表馬、競走馬各部門の受賞馬を決定したと発表した。年度代表馬には3歳三冠と有馬記念を制した3歳馬オルフェーヴルが、285票中284票を獲得して選出された(最優秀3歳牡馬としては満票)。最優秀3歳牝馬にはアヴェンチュラ、最優秀4歳以上牡馬にはヴィクトワールピサ、最優秀4歳以上牝馬にはブエナビスタ、最優秀短距離馬にはカレンチャン、最優秀ダートホースにはトランセンド、最優秀障害馬にはマジェスティバイオ、最優秀2歳牡馬にはアルフレード、最優秀2歳牝馬にはジョワドヴィーヴルが、それぞれ順当に選出された。
年度代表馬に選出されたオルフェーヴルの関係者のコメント
[馬主:(有)サンデーレーシング 吉田俊介氏]昨年は三冠を獲得しただけでなく、有馬記念での古馬との初顔合わせをも制することができ、本当に強くなってくれたという思いで一杯です。今年も、凱旋門賞という大きな目標に挑戦するということもあり、さらなる飛躍を期待したいと思います。ありがとうございました。
[調教師:池江泰寿]選考いただき光栄に思います。昨年のこの時期には、年度代表馬になるような成績は残せていませんでしたが、牧場及び厩舎スタッフ、さらに池添騎手がこの馬に競馬を教え込んだことが年度代表馬という結果につながったものと思います。今後はこの名誉に恥じない成績としてぜひとも凱旋門賞に勝利し、『世界一』の称号を得られるようしっかり準備をしていく所存です。ありがとうございました。
[騎手:池添謙一]年度代表馬の受賞は今までなく、騎手として選ばれたら良いなと思っていました。オルフェーヴルに出会って、年度代表馬の騎手になれたのを誇りに思います。年度代表馬の名に恥じないよう、今年もオルフェーヴルと一緒に頑張っていきたいと思います(JRAホームページより)

1/5■この日の荒尾競馬からの発表によれば、他場へ移籍して騎手を継続するのは、岩永千明(佐賀・幣旗吉昭厩舎へ)・杉村一樹(川崎・池田孝厩舎へ)・西村栄喜(船橋・波多野健厩舎へ)・吉留孝司(浦和・薮口一麻厩舎へ)・宮平鷹志(道営・原孝明厩舎へ)の5名、騎乗技術を生かし民間の競走馬牧場・トレセンで就業するのは佐藤智久、田中純、林陽介、牧野孝光、松島慧、村島俊策の6名、競馬関係以外の他業種に就業するかまたは就業先未定の騎手は尾林幸彦、吉田隆二の2名。また、騎手候補生の小山紗知伽は所属予定の幣旗吉昭調教師が佐賀に移籍するため、3月末の免許試験に合格すれば佐賀でデビューすることになる。荒尾所属調教師14名については、佐賀へ移籍する3名(幣旗吉昭、松島寿、頼本盛行)以外の11名は調教師を引退する(netkeiba.comより)

1/4■岩手競馬唯一の女性騎手、皆川麻由美騎手の今シーズン限りでの引退が、岩手県競馬組合から発表された。2004年10月16日、盛岡RCでのデビュー以来の通算成績は1097戦26勝(1月4日終了時点)。皆川騎手の引退により、地方競馬の女性騎手は7名(うちばんえい1名)となる。なお、1月8日(日)、水沢RCにて皆川騎手の引退セレモニーが行われる。【皆川麻由美騎手】「日本一“美人”な女性騎手が引退するのは、皆さん寂しいと思いますが、これからは、一人のファンとして岩手競馬を応援していきます。これまでご声援いただいたファンの皆様、ありがとうございました」(keiba.go.jp)

1/4■シャドウゲイトが1月4日付けでJRAの競走馬登録を抹消、アイルランドに移籍する(JRAホームページより)

1/4■2011年厩舎関係者表彰受賞者(JRA賞対象者)(中央+中央馬の出走した地方・海外競走が含まれる)
◎優秀騎手(勝利度数)=(1)岩田康誠、(2)福永祐一、(3)川田将雅、(4)蛯名正義、(5)横山典弘
◎優秀騎手(勝率)(騎乗250回以上)=(1)福永祐一、(2)川田将雅、(3)岩田康誠、(4)横山典弘、(5)藤田伸二
◎優秀騎手(獲得賞金)=(1)岩田康誠、(2)福永祐一、(3)池添謙一、(4)武豊、(5)川田将雅
◎優秀障害騎手(10勝以上)=該当者なし
◎最多勝利新人騎手(30勝以上)=該当者なし
◎フェアプレー賞(30勝以上+制裁点数10点以下)=(関東)内田博幸、勝浦正樹、松岡正海、柴田善臣 (関西)高倉稜、四位洋文、秋山真一郎、藤田伸二、太宰啓介、小牧太、藤岡佑介、酒井学
◎調教師=(勝利度数)(1)角居勝彦、(勝率)(のべ100頭以上出走)堀宣行、(獲得賞金)池江泰寿
◎優秀調教師(関東)=(1)堀宣行、(2)加藤征弘、(3)藤沢和雄、(4)国枝栄、(5)牧光二
◎優秀調教師(関西)=(1)角居勝彦、(2)池江泰寿、(3)藤原英昭、(4)石坂正、(5)安田隆行(JRAホームページより)

1/3■東京大賞典で連覇を飾ったスマートファルコンは、大目標のG1ドバイワールドC(3月31日、メイダン、AW2000m)の前に25日の川崎記念(川崎ダ2100m)に出走する。小崎調教師は「(ドバイWCへ)もう登録は済ませているので、あとは選出されるかどうかですね」と語った。同馬は08年8月10日小倉のKBC杯優勝を最後にJRAのレースに出走していないが、東京大賞典は昨年、地方競馬で初めて国際グレードレース(G1)に認定されたため、ドバイWCに選出される可能性は十分あるとみられている(サンスポ.com)


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