4日目 のページ
この日は、オプションで、「ナポリ・ポンペイ」方面へ。
朝、ホテルで、朝食を取り、少しおやつにパン・ジャムなどをせしめて、集合場所へ。
集合場所には、10人くらいの日本人たちが待っている。
今回のオプションは、私たち二人だけではないみたい。う〜ん、残念だったかも。
ガイドさんは、昨日と違っていたけれども、それでも、日本語が上手。
ちょっと、偏見かもしれないけど、顔を見ていると、人をだましそうな感じ・・・
まず、ホテルからローマの街中を通って、高速道路へ。やはり、朝ということで、通勤ラッシュの時間帯。
でもね、ローマ方面が混んでいるだけで、私たちのようにローマから出て行くほうは、それほど
混んでいない。
高速道路に入ったバス、料金所を素通り。TELPASSというシステムを使っているらしい。
(日本でも導入しようとしているあれなのかな?)
高速道路は、バス時速100キロ、トラック時速80キロ、車時速130キロと、分かれている。
どれくらいのスピードで走ってるのかはわかんないけど、かなりのスピードを出している。
左手のほうには、アッピア街道(だったと思う)が見え、オリーブ畑が見え、
やっぱり「ここはイタリアだな〜」って実感。
しばらくして、トイレ休憩。「バスを降りるときには、貴重品を持っていって」というガイドさんに従って、
かばんを持ってドライブインへ。その中に入ると日本人だらけ。
やはり、イタリア。こんなところでも、いろんな種類のパスタを売っている。
それから、2時間くらいバスを走らせると、ナポリ市内。う〜ん、「ナポリを見て死ね」という
言葉の意味が理解できるくらい、すんばらし〜景色。(がけっぷちだったけど)
「あちらのほうに、青の洞窟があります」って言われたんだけど・・・どの島なのかわかんない。
途中で、下車して、撮影タイム。この場所が撮影スポットらしく、何台もバスが停車している。
このときびっくりしたガイドさんの言葉。
「外は危険なので、バスの中にかばんを置いて出てください」
おいおい、そんなにナポリは危険なのかい!。
でも、空気もきれいで、さすが、イタリアの別荘地。こんなところに、別荘持っている人がむちゃくちゃうらやましい限り。
(もっと空はきれいだったんだけどね)
ローマよりも混んでいるナポリ市内を通過し、(途中で、「母を訪ねて三千里」のアニメであったような、
道を挟んだ建物同士に紐をつけて、洗濯物を干している光景が見えるはずだったたの。
時間が早かったせいか、洗濯物は干されていなかったけど、洗濯紐を見ただけでも、カンドーもの)
そして、ツアーでは、ありがちのお買い物タイム!
このツアーでは、「カメオ工場」でお買い物。
日本人がよく連れてこられるらしく、日本語を話す人もいる。
最初は、カメオの製造過程を見学。「この人がカメオのすごい先生で・・・」って紹介されたけど、
日本の陶芸家のすごい先生もわかんないのに、イタリアのカメオの先生なんて分かんないよね。
そして、最後は、ショップになっていて、こんなところで、買い物する人いるのかな〜、って思っていたら、
やっぱ買う人っているんだね。
そして、しばらく走って、ポンペイ入り。
最初に、食事。その後に、ポンペイ見学とのこと。
食堂に入ると、「ここは日本かい」って言うくらい、日本人だらけ。ざっと100人くらいはいたんじゃないかな。
食事と、半分強制に聞かされた(チップも取られた)カンツォーネで、「おっとここはイタリアだぜ」って思い直すような感じで。
食事は、サラダ・パスタ・フリッタ・アイスクリームのコース。
同じテーブルには、新婚さん。(私たちも新婚旅行だって)彼らもこれだけオプションで、後はフリーだって。
確か、新婚旅行で、イタリア旅行でフリーって少ないって聞いていたはずなんだけど、ここにもちゃんといたじゃないか!
ま、それはおいておいて、彼らは成田発ローマ直行13時間。の旅だったらしい。(なんか、24時間の旅していた私たちって
いったいなんだったの!)
みんな、風景の写真はいっぱい撮るのに、どんな食事を食べたかをとろうとは、しないんだね。私だけだったよ。
すべての料理の写真を撮るのは。(思い出には、食事も大事だと思うんだけどね)
ポンペイ遺跡には、このレストランから、歩いて25分くらい。腹ごなしがてら、坂道を登る。
すると、入り口で、片言の日本語で「ぼうじ。ぼうじ」って帽子を売っている。(どーして、日本人がくるって分かったんだろうって
ちょっと不審)
中に入ると、2000年前にタイムスリップ。確かに、火山で埋まってしまって、掘り起こしましたって感じの町だけど、
この空間だけ時間が止まっていた。
いろんな建物や、絵、j火山のせいで苦しんで死んでいった人たちの人形などたくさんあったけど、
一番感動したのは、なんにもなかったけど、公共広場。ポンペイ火山が見えただけだったけど、そこがポンペイのなかで、
一番のお気に入り。
(ここが一番のお気に入り)
ここは、日本人だらけではなく、いろんな外国人(おっと私も外国人だ!)がいた。やっぱ、世界的な観光地なんだね。
ローマから一緒に来たガイドさんでは、法律上ポンペイのガイドができないらしく(縄張りみたいなもの?)
この場所だけ、地元のガイドさんが説明してくれた。このおじさんは、人がよさそう。
でも、日本語がしゃべれないから、結局、ローマからのガイドさんが説明してた。
このローマのガイドさん、途中で、電話を入れている。忙しい人なのかな。
そして、ポンペイ遺跡を出ると、入るときに「帽子」を売っていたお兄ちゃんたち、今度は「ポンペイノシャシンイチマンリラ」
といって、ポンペイのガイドブック(もちろん日本語)を売っていた。
タイミングが合いすぎ。あのローマのガイドさんの電話、あれが、お兄ちゃんたちに指示をしていると私は踏んでるんだけど、
実際のところは、確認していないから、わかんない。
そして、遺跡の出口(入り口と一緒だけど)を出たところに、2・3件のジュースのスタンドがある。
ローマのガイドさん、「この店でジュース買ってくださいね」と言って、店の指定をしている。
おいおい、いろんなところで、このおっさん、つるんでるんじゃね〜か。って思ったりしたけど、
結局、のどが渇いていたせいもあって、この店でレモンジュースを購入。これが、またうまいのよ。
そして、ローマに向かって出発!
途中、同じドライブインで、トイレ休憩。そして、ローマへ到着。
約11時間のナポリ・ポンペイの旅でした。
この後、ホテルの近くで、パスタを購入。パスタ専門店かな。いろんな種類のパスタが床から天井までいっぱいあった。
後から、ここで、もっといろんな種類のパスタ買えばよかったって後悔したくらい。
欲しいパスタを選んで、レジに行って、お金を出そうとしたら、計算は、このカウンター。会計は、向こうのカウンター(銀行みたいに
ガードの壁があるの)で、とジェスチャーされた。やっぱり、日本と違うんだね。
ホテルに戻り、ディナーは、ホテルのレストランで。
部屋で、「お勧めの料理は」ってイタリア語を覚えて言ったんだけど、結局、英語で聞いてしまった。フランス語だったらOKだったのに。
むちゃくちゃおいしかったってことはなかったな。おっと、ここの料理の写真を撮るのを忘れてた。
彼が、国際電話を掛けたかったんだけど、部屋から掛けても、全然かかんないから、フロントで問い合わせ。
すると、フロントのお兄ちゃん。ゼロをみっつ回せ。と言う意味で、「マロ・マロ・マロ」ってご親切に、日本語で教えてくれた。
ゼロ三つ回してもかかんなかったっちゅーに。
「マロマロマロ」ってむちゃくちゃすごい迫力でフロントの兄ちゃんが私たちに迫ってきたので、後ずさってしまったわたくしたち。
その光景を見ていたチェックインしていた家族連れの子供に笑われた。
結局、このやり取りがあったおかげで、部屋で国際電話が掛けられた。(多分、一度フロントに国際電話を掛けるって言わなきゃ
いけないんだと思うんだけど、どうなんでしょうかね)
この日は、これでおしまい。