3日目 のページ

この日は、午後から、半日観光を入れていたため、午前中だけの自由行動。

と、言うことで、ホテルから、歩いて、トレビの泉へ。

うーん、写真で見ているトレビの泉と違うでは!。

どうしてか、と言うと、それは、泉の掃除をしていたから。と、いうことで、立入禁止となっている。

こんなところか・・・と納得して、次に向かったのは、「国立パスタ博物館」

ここは、パスタの原材料・歴史・作業工程を紹介。パスタは、地方地方にオリジナルがあるため、200種類くらいのパスタ

があるらしい。

「JTBの紹介で、来た」と、言ったところ、音声案内(もち、日本語)のCDを無料貸し出ししてくれた。

パスタ博物館、と言っても、パスタを販売していないのには、残念。

お客さんも少なくって、多少居づらかったけど、パスタのことが、詳しく分かっておもしろかったかな。

そうそう、この博物館に行って以来、パスタ作成意欲がわいてきた。・・・と、言っても未だに、パスタは作っていないけど・・・

パスタ博物館を後にして、クイリナーレの丘に登る。

ここは、ローマにある7つの丘の中で、一番もっとも高いらしい。ここには、16世紀〜18世紀にかけて建てられた離宮が

あるらしいけど、塀の周りを回っただけで、おしまい。

そして、午後からの半日観光のために待ち合わせていた場所に行く。

その前に、お昼御飯。待ち合わせ場所のホテルの前に、「EST EST EST」というイタリア料理店があったので、

そこで、カルボナーラ&ボンゴレビアンコを頂く。(もちろん、日本語メニューがあったので、それで選択)

けれども、ここでは、パスタよりも、グリッシーニ(でっかいポッキーみたいなもの)のおいしさにびっくり。

(初めて食べた訳じゃないはずなんだけど・・・)それから、このグリッシーニをお店に入るたびに探すことに。

ここは、日本の旅行雑誌なんかに紹介されていたらしく、日本人客が私たちの他に2組。

1組は、おばちゃんs。さすが、おばちゃんs。すっごい迫力が・・・「旅の恥はかきすて」とは、よく言ったものだ!

もしかして、この人達と、一緒に半日観光をするのかな・・・っていう一瞬悪い思いがよぎったんだけど、

集合場所に行ってみると、私たち1組だけのための半日観光。ということで、悪い予感ははずれ。う〜ん、良かった。

ガイドさんは、パウロさん。日本にしばらくいたらしく、日本語がトレビアン(おっとこれは、フランス語)

今回は私たち1組だけだったので、小型バスでの移動となる。これが、また良かったのよ。小回りが利いて。

まず、向かったのが、「フォロロマーノ」。

古代の街並みが再現ではなく、掘り出されたままになっている。当時は、こんなんだったんだ〜っていうのが

肌で伝わってきて、すっごく感激。

それにしても、そんな街並みのそばを現代の自動車が当たり前の様に走っているのには、むちゃくちゃ違和感。

京都のお寺のそばを車が走っているようなものなのかな・・・いやいや、京都御所のそばを車が走っているようなもの・・

う〜ん、それ以上に違和感があったけどね。

でも、これが、ローマなんだって思っただけで、再び感激。

ここは、2000年前(日本では、まだ、土器を作っていた頃)に、ショッピングセンターらしきものがあったらしい。

そして、ここは、17〜18世紀(日本では、まだまだ、ちょんまげを結っていた頃)まで埋まっていたらしい。

そして、ローマ時代(2000年前)の建物の1部を17世紀前後の建物の一部に使っていたらしい。

今で言うリサイクルかな。

そして、凱旋門が!これが、モノホンの凱旋門。これを参考にして、ナポレオンがパリに作らせたとか。

こんなところに入るのが、無料なんて、ローマって太っ腹!

そして、フォロロマーノから、歩いていくと、「コロッセオ」が。

残念ながら、この観光には、中に入るオプションが入っていなかったので、中には入れなかったんだけどね。

(中にはいるのは、有料)

グラディエーターの世界が、目の前に広がっている。街ゆく人が、グラディエーターに見える。

あそこにいるのは、ラッセルクローでは。な〜んて見ていると、古代ローマ人の格好になった人たちが、観光客と

一緒になって写真を撮っているだけ。

パウロさんに言わせると、ああいうのは、高いから一緒に取ってもらわないように。

ということだったので、おもしろそうだったけど彼らには、引っかからないように注意。

そして、遠くから彼らの写真を撮ることにしただけ。

(遠くからの図)

ここから、バスに乗って、「真実の口」へ。

ここは、オードリーヘップバーンの「ローマの休日」で、かなり有名なところ。

日本人も、その他のわからん国の人たちも、口に手を入れて、記念写真を撮って貰っている。

私たちも、ご多分に漏れず、口に手を入れて写真を撮って貰う。うしろに人がいなかったら、鼻にも手を入れて

写真を撮りたかったんだけどな・・・残念ながら、そんな写真は撮れなかったです。

それにしても、この真実の口。昔は、マンホールのふただったということには、びっくり。

そして、もっとびっくりなのが、この真実の口は、道路に面したところにあること。

(これが本当の”真実の口”)

でもちゃんと檻がしてあって、時間になったら、鍵を閉めるようになっていたけどね。

ここも、無料。

次に向かったのは、サンピエトロ寺院。

昨日も行ったんだけど、今回は、説明付きだったので、もう一度行くことに。

昨日は、地下鉄で行ったので、バチカン市国へは横の方から入国したのだけど、今回は、正面から。

ふと、昨日は、正面からのサンピエトロ寺院を見ていなかったことに気付く。

昨日、みんなが、さわっていたんだけど、私たちにとっては、”?”だった扉が、あったんだけど、パウロさんから、

「これは、聖年の扉。25年に一度開く。(前回は、2000年)この扉を通れば、今までの罪が許される」という説明が。

で、あ、これは、聞いたことのある扉だったということに気づき、早速、手をふれて、御利益御利益。

そして、ピエタ像を見る。これは、ミケランジェロの作品で、マリアとキリストの彫刻。

「マリアがキリストよりも若いのでは」、「息子の死を悲しんでいないのでは」というような賛否両論が

(と言っても、これは否定的な意見ばっかりだけどね)あったらしい彫刻だったけど、心が洗われるよう。

30年くらい前に、このマリアの鼻が一部壊されたので、防弾ガラスに入れた。という曰く付きの彫刻。

そして、これも昨日”?”だったんだけど、人が行列を作ってまでも見ていたもの。

この日は、平日と言うこともあって、そんなに行列が長くなかったので、一緒に並ぶことに。

見るとびっくり。法王(と言っても今のローマ法王ではない)がロウでコーティングされている。

本物の上から、ロウでコーティングされているんだよ。

法王は、亡くなって30年別のところで、葬られその後、ここへ戻ってくるらしい。

この法王は、最近戻ってきたらしい。

確かに、所々に、ミイラっぽいものが(ものではなくって、法王だけど)置いてあった。

そして、寺院の地下を通り(昨日は、気付かなかったな)ローマ時代の墓地を見ながら、寺院の外へ抜ける。

そして、寺院の前の広場に戻り、もう一度、寺院の全体像を確認する。ここが、キリスト教の総本山。

スケールが違うね。

そうそう、広場のある一点から広場の周りを取り囲んでいる柱(縦に4本並んでいる)を見ると、あら不思議。

縦4本の柱が、1本に重なって見えるでは・・・

こんな小さなこと、予習するか、こうやってガイドさんを付けないと分かんないような説明ばっかり。

ガイドさんを付けて良かった良かった。

次に、再びトレビの泉へ。

今は、掃除も終わったらしく、泉には近付けるけど、泉の中には入ってはだめらしい。

ポリスが、足を泉につっこんでいる人たちを注意して回ってる。

ここは、コインを後ろ向きで投げ込むことで、有名。

1枚・・・もう一度ローマに来れるように。

2枚・・・結婚したい。

3枚・・・離婚したい。

という意味があるらしい。けど、コインは投げ入れずに、記念撮影だけして離れることに。

ここで、パウロさん。おいしいジェラート屋さんがあると言って、連れていってくれる。

まず、シングル・ダブル・トリプルを選び、チケットを購入。そして、そのレシートを持って、どのアイスクリームにするか、

お店の人に言う、というシステム。日本と多少違っているので、とまどう。けど、本当においしい。

ここでも、日本のおばちゃんs発見。おもいっきりカタカナ発音で「バニラ」って言っているでは。

しかーし、そこのお店の人。分かったらしく、バニラをよそってくれている。

でも、一人でなるべく英語を使わずに(使わないのか使えないのかは分かんないけど)注文をしようとする努力。

感心ちしゃますよ。この人達は、旅行を自分たちで楽しもうとしているのかなって思ったりして。

パウロさんにもジェラートをおごってあげる。(と言うか、それがパウロさん目的だったりして)

彼は、ピスタチオ。少し食べさせてもらう。なんか不思議な味。

そして、次の予定は「スペイン広場」。

ここは、昨日の嫌な思いがあったので、「ここは昨日行ったから行きたくない」と言ったら、パンテオンに変更してくれた。

パンテオンは、古代ローマ遺跡らしかったけど、さすが石の文化。思ったよりも、古さを感じさせない。

ローマのあちこちに、泉があって、そのそばには、水飲み場がある。

そこで、パウロさん、ローマ人(彼は、自分のことをイタリア人と言わず、ローマ人と言う)の水の飲み方を教えてくれた。

そして、別の人が、ちがう水の飲み方をしていたら、「この人は、ローマ人ではありませんね。観光客ですね」と決めつける。

確かに、その人は、水を手ですくって飲んでいたんだけどね。

水の飲み方を教えてくれたんだけど、日本人には、ローマの水があわないかもって聞いていたので、

実践には、移さなかった。今でも、その水の飲み方を覚えているかな・・・

そして、滞在のホテルまで乗せてくれてそこで、パウロさんとは、お別れ。

本当に、楽しかった3時間。ありがとね、パウロさん。

それにしても、この3時間、ジェラート以外でお金を使っていない。

無料で見れるところだけ連れていってくれた。ってこと。それでも、満足行くんだからすごいね。

 

ホテルで一服して、夕食へ。

ホテルの近くのピザ屋さんで、ピザ&リゾット&生ハムメロン&パスタを頂く。

リゾットは、鮭が入っていたので、むちゃくちゃくどかった。

 

そして、この日は終了。

 

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