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中国入門中級編

 仕事で中国に長期滞在する時などに備えて、ちょっと入り込んだマニュアル。


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手机 (shou3 ji1) 携帯電話

 中国生活が長くなるとか、仕事の都合上、携帯電話が必要になったりします。
 まず、いくつか日本の携帯とは違う点があります。
  • 電話器の値段が高い。
     1500元(約2万円)くらいから、上はきりがありません。
  • 発信側だけでなく、着信側にも通話料が掛かる。
  • 通話料も少し高い。
     私は月に500元くらい。平均して1〜2分/日くらいか、、
  • 着信時、「受話器を置く」ボタンを押すと電話が切れる。
     日本のように着信保留になりません。つまり、掛かってきたら一旦切って通話料の安い公衆電話とか有線電話で掛けなおすというパターンで使います。
  • 電波が強力。着信時、テレビや有線電話に雑音が入る。
     中国で着信時に光るマスコットを買って取り付けましたが、日本の電話につけてもあまり光らない。また、電池の充電サイクルも短いような気がする。
  • 表示は中国語(英語の選択も可)
    メールも中国語でできます。
  • 電話番号等の情報はSIMMカードに入ってる。このシステムは長所と短所がありますが、トータルで考えて、良い方法だと思う。
  •  写真は日本で使っている携帯との比較。
     電話器の中にSIMMカードが入っているため、厚さが少し厚くなっているが、他は日本と同じ。あたりまえですが、、
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    菜単

     菜単とはメニューの意味です。
     メニュー、メールなど、この画面で4行くらい、目一杯中国語表示します。細かい漢字なので必然ですね。
     メールの入力は中国語ピンイン入力なんですが、これが以外とうまく考えてあって日本語のメール打つより断然らくちん!早く打てます。日本の携帯メールのように同じボタンを何度も押す煩わしさがありません。日本でメール打ってると必ず何回か行き過ぎちゃいます。

    SIMMカード

     電話器の裏側。バッテリパックをはずすと、このようにSIMMカードがはいっています。(緑色)
     電話器を買うとまず、それにあわせて電話番号も買います。ふつうの局番は安いですが、語呂がいいとか、きりの良い番号ほど、値段は高くなります。一覧表を見せられ、その中から選びます。つぎにその番号情報の書き込まれたカードを電話器に挿入します。便利だというのはこのカードに局番の情報が入っているので、機種変更しても番号が手軽に継続できます。つまり、ともだちの新型携帯を借りてカードを入れ替えれば、そのまま使用可能ということ。デメリットは落としたり、盗難に会った場合、ゲットした人はその電話器を何くわぬ顔でそのまま使えてしまう、ということ。高いですからね、電話器。
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     カードをはずしたところ。
     自局番号の他、ある程度の電話帳も含まれています。良く使う人だけはこのカードに登録しておけば、電話器が変わっても簡単です。電話器自身にも電話帳があります。これは登録可能件数がぐっと増えます。しかし、私のようにかける相手がそれ程多くない場合は十分賄えます。
     電話料金ですが、いくつかの契約形態がありますが、ポピュラーなのはあらかじめ通話料を銀行へ入金しておいて、その分は電話がかけられると言うもの。これは電話器をかった地方の「建設銀号」という種類の銀行へ入金します。通話料の残高照会は携帯から電話会社へ電話してアナウンスにしたがっていけばできるようになっています。


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