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上海編

 上海の歴史はまだ100年余り。もとは長江の運ぶ土砂によって作られた三角州の漁村であった。
 北京、天津とともに中央直轄市とよばれる。人口1,200万人。最新流行のブティック、ヘアサロンなどの立ち並ぶ、モダンな都市である。市内にはヨーロッパを思わせるアールデコ建築と中国の建物が隣り合う不思議な街である。


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外灘 Wai tan

 黄浦江わきにヨーロッパ風の建物が立ち並び、夜には美しくライトアップされる。
 かってイギリス人、フランス人の中国進出の拠点となった。
 残念ながらこの日は濃いきりと小雨の降るあいにくの天気であった。しかし、カップルや若者がたくさん訪れていた。
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 旧税関ビル。現在は上海人民政府庁舎。




上海博物館 Shanghai Bowuguan

 北京の故宮博物館とならぶ大きな博物館。4階建てで、中国古代文物10 万点以上が収められている。
 各々のフロアは石仏、青銅器、陶磁器、絵画にわかれており、順路に従って進むようになっている。
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 さすがに古い歴史をもつ国であり、
様々な年代のものがある。私は特に美
しい陶磁器に心を引かれた。


ここだけのはなし

 上海博物館の正面の写真の中央下のほうにグレーのジャケットを着た日本人男性がポーズをとっているのが小さく写っている。この写真を撮った後で気が付いたのだが、私の会社の社長である。
 ホームページのネタにしようと博物館を出た後すぐ写真を撮った、写し終えて歩きはじめた時、ふと博物館の方を見ると、社長がポーズを取っているではないか!!あわてて再度シャッターを押した。しかし後で見て見ると取り直した写真はぶれて使い物にならなくなっていた。…このことは秘密にしておこうと心にきめて忘れるようにしていたが、ホームページを作っているとき何気なく正面の写真を編集していると、すでにしっかりと写っている!考えてみると最初に写真を撮ってからもう一度シャッターを押すまでかなり時間があった。この間社長はずっとこのポーズのまま固まっていたようだ。…うう、許してください。


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豫園 Yu yuan


明代の名園で潘いんずいという人が自分の両親のために作ったものである。
 中にはいくつもの部屋、茶室、また、舞台まである。
 1859年〜18年間かけて作られた。
 園内の仕切となっている塀の上には長い長い龍の飾りが施してあり、頭から探していくとちゃんと尻尾があります。
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 池には鯉もたくさんいます。都市の中にある山水と呼ばれ、各々のセクションは各々の特色があり、心を落ち着かせてくれます。
 舞台。ここに両親や親戚縁者を集め、役者を呼んで観劇させたりしたようですが、そこまでの親孝行はどうがんばっても一般市民には無理です。
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