砂防新道





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 車で市ノ瀬から別当谷出合まで入り、ここからが登山となります。シーズン中はマイカー規制があります。夏場には売店もオープンしています。別当出合登山センターがあります。

別当出合登山センター


向こう側は別当出合登山センター


 歩き始めるとすぐに50m位のつり橋を渡って、対岸にとりつきます。しばらくは樹林の中を歩いていきます。道もしっかりしていて、こう配もさほどではありません。(今は、上りルートと下りルートが設定されている。)やがて滝の音が聞こえてくると中飯場(ナカハンバ)に到着します。ここまで約50分です。ここに最近できたきれいなトイレがあります。水場有り。しばらく休憩するにはもってこいの場所です。

中飯場(なかはんば)


中飯場のトイレ


 工事用の林道を2度渡って再び登山道に入ります。(今は登山道が工事用林道をまたいでいる。)樹林帯の中をしばらくいくと、やがて岳かんばの木が見えるようになってきます。もう少し頑張っていくと谷川の音が左側から聞こえてきます。「別当谷覗き」に到着です。ここまで中飯場から約30分です。さらに約30分歩くと突然右側前方に石垣が現れます。もう間もなく甚ノ助避難小屋(じんのすけひなんごや)に到着です。

初冬の旧甚ノ助避難小屋


 ここは無人の避難小屋で水場とトイレがあります。テーブルとベンチがあり、大休止にはもってこいの場所です。この場所から初めて別山を見ることができます。ここで足もとを整えて再び出発します。
 しばらくは平たんな道ですが、すぐに急坂がまっています。二三度折り返して、もう一度急坂を登ると分岐点に到着です。ここまで甚ノ助小屋から約20分です。右手の道を行くと南竜道を経由してエコーライントンビ岩コース展望歩道を使っていずれも室堂に到着できます。

別山から砂防新道全景


 ここでは左手の道を行くことにします。ここから先は視界が開けてきます。しばらくは、だらだらとした登りがつづきます。登山道は山肌をトラバース気味に左へ左へとつづき、二度、三度、谷川を横切っていきます。ガレ場を横切って谷川を渡ると道はジグザグに黒ボコ岩まで登り詰めます。「十二曲り」とよばれています。途中、延命水というわき水があります。ここで一息入れて、急坂を登りきると黒ボコ岩に到着です。標高2320mです。
 この場所で観光新道と合流します。分岐点から約40分です。岩と岩の間を通り抜けると、突然視界が、ぱーっと広がり、弥陀ヶ原に到着です。

黒ボコ岩から別山


黒ボコ岩から別山


黒ボコ岩


弥陀ヶ原と御前ヶ峰


初冬の弥陀ヶ原と御前ヶ峰


 ここで初めて目の前に白山の主峰である御前ヶ峰が見えてきます。「白山奥宮境内地」の看板が立ててあり、ベンチがあります。平たんな道を行くとエコーラインからの合流点があります。最後にハイマツの中の石ころだらけの急坂、五葉坂を約20分登ると室堂に到着します。ここまで弥陀ヶ原から約30分です。


室堂センター


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