「固定IPアドレスサービス」の活用事例 2
固定IPを利用して、外部へ映像を配信してみましょう。
ここでは、ライブカメラの設定方法を紹介します。
外出先から部屋の状況を確認したり、ペットの状態を確認したり・・・といったことが可能になります。
※ご注意
・このページの記載内容に関する質問はご遠慮下さい。
・このページは情報提供のためだけに作成されております。このため、内容の正確性、有用性及び動作を保障するものではありません。参考程度でご利用下さい。
・ライブカメラ機能を利用するにはポートの開放(ポートマッピング)を行う必要があり、設定によってはセキュリティ面で重大な問題が発生する可能性があります。自己責任において十分ご注意下さい。
■準備する機材
- ウェブカメラ
- Windows Media Encoder 9(こちらからダウンロードできます)
まずはウェブカメラのセットアップをしてください。 ウェブカメラの説明書の手順どおりにやれば、問題なく画像が表示できるようになります。
次に、配信用PCの設定を行います。
- マイコンピュータを表示します。スキャナとカメラの項目から[認識されたカメラ]をダブルクリックすると、下の画面になり動作確認が行えます。
- カメラからの画像は表示されていますか?表示されない場合はドライバーのインストールが不完全であると考えられます。
表示されていたら、カメラの設定はOKです。
最初にダウンロードしておいたWindows Medeia Encoder9をインストールします。インストール後は再移動します。
- 再起動後、[スタート]→[プログラム]→[Windows Media]→[Windows Media エンコーダ] と選び、Windows Media Encoder9を起動します。
起動すると[新しいセッション]の画面が出ますので、下記の写真を参考にして設定してください。
映像をブロード配信するので[ライブイベントのブロードキャスト配信]を選択します。
- インストールしたカメラを選択、現在使っているオーディオを選択します。
- 外部からはWindowsMediaPlayerを使用して接続するので下を選択します。
ポートの設定は触らなくてOKですが、8080ポートを別のもので使用してる場合には変更が必要です。
- ビットレート関連は解らない方やアップロード回線が遅い方は触らない方が良いでしょう。
- 配信している映像をローカルで残したい場合にはここでチェックをつけて保存先を選択します。
ただし、保存先は十分な容量がある場所を指定してください。
- 接続時にタイトルなどの差込が出来ます。映像が用意できていない方はそのまま次へ進んでください。
- WindowsMediaPlayerで表示する細かい項目を設定します。視聴中のプロパティで表示されます。
- これで全ての設定が終わりました。下にあるチェックボックスにチェックを入れて完了を押すと自動的に配信が始まります。
- Windows Media エンコーダが立ち上がり、映像が表示されました。
- 画面中央にある[エンコードの開始]を押して配信開始です。
- 配信が開始されました。
- それでは、まずローカルでチェックをします。
※ここでは、WindowsMediaPlayer10を使用して説明します。
WindowsMediaPlayerを立ち上げ、ファイル→URLの入力へ進みます。
- 入力するアドレスは、[HTTP://]ではありません。[mms://]になります。ご注意ください。
なお、インターネットエクスプローラーのアドレス入力をするところに入れてもメディアプレイヤーが起動します。
例:mms://192.168.0.2:8080
- アドレスが間違っていなければ、カメラの画像が配信されます。
これでローカルのテストは終わりです。
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