マグナムトルネード
コーナー対策はダメダメ、最高速を意識しすぎてダウンフォースも皆無なため「安定性」という言葉と全く
無縁になってしまったマグナムセイバー。要するに「コーナーで曲がらない」マシンになってしまったの
である
コーナーを曲がれるようにするためには、それなりに空気抵抗を受けて車体を路面に押さえつけるよう
にせねばならない。が、それをするとマグナムの持ち味である直線での最高速、いわゆる「かっとび」が
犠牲にされてしまう・・・・・・
そのジレンマを克服するために豪が導き出した結論が、曲がらずに突っ切るというものであった
佐上のおっちゃんによる銃弾の解説にヒントを得て(アニメではジュンの投げたスピードボールを見て)
「高速で回転すれば軌道が安定する」という事を知り、豪が編み出した走法、それは
コーナーでワザとコースアウトし、その勢いのまま空中で高速
回転し、一直線に次のコーナーまでショートカットする
という、ムチャクチャ画期的(!)なものであった
コレを称してマグナムトルネードと言う
・・・・・・いいたい事は分かる。理屈はあってる。が!・・・・・・と、レツゴー見た人間が間違いなく最初に
ツッコミ入れたくなる技であろう
言うまでもなく現実には実行不可能。出来たとしても、コースから外れた時点でリタイヤなので意味な
し(やってみたいんだけどなぁ・・・)
その後Vマグナムやサイクロンマグナムになってもこの技は健在。マシンではなく、豪自身の技といえ
るかも
原作では後の方にいくほど登場頻度が減っていき、サイクロンになってからはロッソストラーダ戦で一
回使ったきりだった
また、バリエーションでソニックセイバーと胴面合わせで同時に回転するダブルトルネードというのも
ある