アクセル・ブレーキペダル製作 


コックピットを、さらに完璧な物にするには、ペダルも作り直したいっす。

GT Forceのペダルも、良く出来てはいるんですが、ちょっと違和感がありますね。

やっぱり、普段から扱い慣れている、吊り下げ式のペダルにしたいっす。


と、言うわけで、今回のコンセプトは
  1. 吊り下げ式ペダルにする
  2. 実車に近い踏み応え
  3. 強いブレーキングに耐えられる強度


いきなり作るのは難しいので、廃材でペダルらしき物を作ってみました。
仮組みくん1号
 ブレーキとしては、使えそうですが、
 アクセルとしては、何か違和感が・・・(~_~;)

 アクセルとブレーキを、同じ設計で作ろうとするのは、
 ちょっと無理があるようですな。

 実車のペダルを参考に、作り直してみました。


仮組みくん2号
 だいぶ、実車っぽくなりましたね。(°∇°*)

 これなら何とか使えそうです。

 では、これを参考にして、ペダルを作っていきましょう。(≧∇≦)






ペダルのバーの材料は、
前愛車、旧エスクードの、リアシートを起こした時に固定するための棒を使いました。


ペダルの動きをスムーズに、なおかつ耐久性を高める事を考慮して、
回転軸には、ボルトとステンレスパイプを使いました。

ボルトとパイプがピッタリフィットしているので、ブレもほとんどありません。
ペダル可動部1ペダル可動部2ペダル可動部3


では、ペダルを固定用の板に取り付けましょう。
ペダル前面ペダル背面
仮組みペダルを参考に、取り付け位置を決めます。

しっかり固定したので、強度は問題ないでしょう。








次に、ペダルを固定するためのフレームを作ります。
ペダルフレーム
 ペダルのフレームは、強度を重視したので、
 かなり大きくなっちゃいました。(^_^;)

 コックピットに接着してしまうと、折りたためなくなるなるので、
 取り外し出来るようにしてあります。





このままでは、ただの棒の付いた板なので、ペダルらしくしましょう。
ペダルパット固定部品
 ペダルパットを取り付けるための部品を作ります。

 樹脂製の板を、ネジで締め付けて固定するので、ガッチリ固定できます。



アクセルペダル
 パット固定用部品の片方に、テンション用のバネを引っ掛ける棒を付けます。

 アクセルペダルには、バネは1本だけですが、ブレーキには2本付けるので、
 ブレーキの部品には、2本の棒をつけておきます。


バネ固定用部品
 同様に、背板にもバネ取り付け用の部品を付けます。

 足で踏む所なんで、頑丈にしておきましょう。

 ブレーキをグッと踏んだらバキッと・・・なんて嫌ですからね。


ペダル
 部品を取り付けると、こんな感じになります。

 ペダルのストロークは、アクセルが約70ミリ、ブレーキが約40ミリくらいです。



アクセル取り付け位置変更
 バネを付けて、実際ペダルを踏んでみると、
 アクセルの踏み心地が、いまいちだったので、取り付け位置を変えました。

 コックピットのシート位置が、結構低い位置にあるので、
 乗用車を参考に作ったペダルでは、角度が合わなかったみたいですね。(~_~;)
 (わざわざ、車高の低い車を採寸しに行っちゃいました┗(´Д`)┛)





続いて、ペダルの踏み幅検出用のボリュームを付けます。
PS用ハンコンペダル
 ボリュームは、ジャンク屋で見つけた、PS用のハンコンの物を使います。
 (ペダル部のみで、100円也)

 こういうものを作る時は、ジャンク屋さんは結構使えますな。(^_^)



ボールジョイント
 ペダルとボリュームは、ラジコン用のボールジョイントで繋ぎます。

 これは、接続部の遊びがほとんど無く、
 細かい動きも、正確にボリュームに伝わるので、
 ペダルとボリュームを繋ぐのに、ピッタリです。




ボリューム ボリュームを、L字ステーに固定して、
 ボールジョイントで繋ぐための、バーを取り付けます。

 左がブレーキ用・右がアクセル用です。
 (いじってたら、アクセル用のボリュームの配線が取れちゃいました。_| ̄|○


ボリューム接続用棒ボリューム取り付けボリュームを、背板の裏に取り付けて、
ペダルと、ジョイントで繋ぎます。

細かい調整は、GT Forceに接続して、
行います。

純正のペダルと同じ検出幅にするのに、
ちょっと手間取りましたです。(;´▽`A``




では、フレームに取り付けましょう。
ペダルフレームフットレスト裏
ペダルと、フットレストを取り付けて、
新ペダルの完成です。ヾ(°∇°*)

設計の変更があったので、穴ボコだらけですが、
なかなかの出来ですな。






それでは、ペダルとコックピットを合体させます。
合体 いい感じですね。(*^-^*)

 踏み心地もかなり良く、アクセルコントロールがしやすいです。

 ブレーキはちょっと軽めですが、ゲーム用なのでこんなもんでしょう。
 (いい部品が見つかれば、改良しましょ)




さて、今回のペダルは、強度重視で製作したため、折りたたみはまったく考えませんでした。
ですが、一応収めてみました。
収納1収納2収納3









・・・ペダルのスプリングを外してなんとか収めましたが、やはり無理がありますな。(~_~;)

折りたたむのに、時間が掛かりすぎます。┐('〜`;)┌

もう2度と、この姿にする事は無いでしょうな。




と、言うわけで、完成です。ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ♪
完成 前完成 後完成 横









やっぱり、吊り下げ式のペダルは、扱いやすいです。(^_^)

私は、左足ブレーキ派だったんですが、これなら右足だけでも十分速く走れそうですな。




とりあえず、コックピット製作は一旦終了っす。

後はGT4とGT Force Proの発売を待つだけですな。(≧ω≦)b


今回使った部品

  価格 合計
ジョイント      
J-12C 100 2 200
J-13B 55 2 110
J-26 120 4 480
J-49 25 2 50
J-59C 60 5 300
J-71 65 2 130
J-110A 25 1 25
J-118A 80 2 160
J-131 90 3セット 270
両サドル 80 1セット 80
       
ジョイント合計   24 1805
       
パイプ      
1500ミリ 400 2 800
       
(18X300X910) 1280 1 1280
       
ボリューム(ジャンク) 100 1 100
       
ネジ類・パイプ・
バネ・他
    約2000
       
総計     約5985

近所のお店の価格なので、店によって、
若干の価格差はあると思います。



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