危害要因(ハザード)の種類 
  危害要因とは、人の健康と安全、健全な環境、農産物・食品の安全などに悪影響(危害)を及ぼす可能性のある諸要因で、ハザードともいわれます。  農業における危害要因は、圃場、用水、肥料、農薬、農業資材、農業機械による管理・栽培・収穫作業、調製・出荷作業などあらゆる場面に存在し、化学的要因、物理的要因、生物的要因などに分類されます。  危害要因の具体的な例として以下のようなものがあります。

 ・肥料流亡による湖沼の富栄養化
 ・汚染された潅漑水による圃場汚染
 ・病原微生物による農産物汚染
 ・野生動物糞尿による農産物汚染
 ・トラクター横転による人身事故
 ・廃棄物や資材からの汚染
 ・残留農薬による農産物汚染
 ・草刈り機による除草作業での怪我

 
関連する設問 
リスク評価における危害要因 


 GAP学習システム  
 前書き  GAP学習システムの概要  第6章  作物保護と農薬の使用
 第1章  GAP概論  第7章  廃棄物の管理
 第2章  農場管理  第8章  農産物の安全管理
 第3章  土壌と養分の管理  第9章  事故防止と労働安全
 第4章  農場の水管理  第10章  環境と生物多様性の保護
 第5章  農薬、肥料等資材の管理  第11章  応用問題


1章トップに戻る   次ページ