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太鼓持ちの発生と歴史の流れ

(E)21世紀に入っての太鼓持ち/2001年〜

 

 


 

 

 今は光通信による世界的にも大きな時代の変革の時、それぞれのお客様の気まぐれなご要望に合わせて瞬時に対応する能力とスピードが無ければ淘汰されてしまうからでしょうか、会社も今までのピラミッド型的固体の組織から流動的なアメーバー的液体の新しいチームワークや社員独り独りの自己責任による判断と意志決定が求められる時代に向かっているからでしょうか、お座敷遊びはお客様の都合で芸者さんや舞妓さんの数も太鼓持ちを入れる入れないも、誰と同じお座敷かも知らないその都度全く違う条件で、しかも気まぐれなお客様のご要望にも対処してお座敷の中でそれぞれに個性的力を発揮したり、瞬時にチームワークで全員で遊び、お客様を満足させる事を常に要求されている太鼓持ち業。

 しかも、他の表舞台に出ている華やかな伝統文化とは違い裏の伝統文化、何ら保証も保護も無いお商売、過去の実績が明日の収入につながる保証も無い中で、自分の微少な力で何とか生き延びている絶滅寸前の希少動物の太鼓持ち、そんな太鼓持ちの生きざまが最先端の企業の在り方の何かヒントになるものでも有るのでしょうか、伸びている企業やトップ経営者のお座敷には、「よくマ〜田舎の福井を拠点として、面白いお仕事をしておられるね〜」と興味をそそられて呼んで頂け口コミで広がっているのは、太鼓持ち業は一周遅れのトップと同じ位置と思考が似ているのかも知れませんね、この頃は宴席ばかりでは無く若手経営者や異業種交流のお集りに呼ばれ、講演やお座敷遊びを体験して頂く機会が多くなったのも、人の心に添ってご満足頂ける最善の方法は何かを常に考えているお商売だからかも知れません、呼んで頂けるお客様には何時も感謝致しております。

ありがとうございました。 (2002年8月あらい太鼓持事務所にて)

 

 



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