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'99.9.28
 昨日安田弁護士が保釈されました。4度目の保釈申請でやっと。
応援していた本屋の社長のページ!
でもこんな書き方しかされませんね、新聞には。



 今日はニュースステーションに忌野清志郎&Little Screaming Revueが生出演で、なんと、かの「君が代」を生演奏!途中にジミヘンのやった風のアメリカ国家まで挿入され、おもしろいステージだった。
VTRで、いろんな人にこの演奏についての意見を聞いていたが、一水会の鈴木邦夫氏も「いろいろあっていいんではないか」とコメント!テレ朝もしっかりフォローは欠かさないあたりが用意周到。
 しかし、野中さんとか閣僚も、演奏についてどうこう言うことではないとか言っていたみたいだが、こっちの方がよっぽど表現を拘束されている気がしてしまう。「私は君が代は厳かに歌わなければいけないと思う」とか言う人はいないのかなぁ?表現は自由なんですよ。




'99.9.24
 以前、忌野清志郎のアルバムが発売中止になった件をここに書いたけれど、なんと自主レーベルでつい先日発売になったらしい。アルバム名は「冬の十字架」。なんと11年前に、タイマーズが出した「カバーズ」が発売中止になったときに自費出版した同じレーベルらしい。「君が代」は2曲目!しかし、2コードの君が代ってのも面白かった!!インディーズ系のショップでは入るかも、という話だが、CDを売っている人は是非入荷して下さい!
尚通販で買えるそうです。
郵便振り替え 00100-0-75503
UKプロジェクト
通信欄に「冬の十字架・忌野清志郎LSR」と書いて
1995円+送料400円を振り込むとOKだそうです。




'99.9.22
9/18、19と、シベリア寒気団最終公演「イラチカ」を見てきた。
紹介ページはここ。
 土曜に1回目見たときは、ちょっと急な展開だからか、ジーンとくる前に頭の中を整理している状態だった。シベカンにしてはあまり寄り道がなく直球一本勝負みたい。代表の黒川さんが以前「もっとわかりやすい話の方がいい」と言っていたからなのか...?。
で、のっけからクマのぬいぐるみが2体舞台で遊んでいる。それでも充分なのに、始まって音楽と同時にいきなりの3体目の登場に場内ビックリ!という具合。
 ぬいぐるみの”楽しさ”が全体的にあったのでちょっと登場人物に関する印象が希薄な気がした。というのが1回目の感想。しかしそれらはすべて2回目を見たらすっきりと理解できた。

 で、それがなぜかを考えていたのだが、ちょっと思いついた。というのは、世界が破滅して、みんなもうすぐ死んでしまうのだという設定。それに、謎解きの初っぱなから、「ぬいぐるみに見守られていたら死ぬのも恐くない」という台詞。みんなもうすぐ死んでしまう、あるいは死ぬときにぬいぐるみに見守られていたい、といった設定が、一般的にはかなり突飛なのではないかということだ。

 ホンを書いている瀬川さんのつくる瀬川ワールドはもともとすべて突飛だけども、”カッパの村”や、”見えない牛を飼っている”ところや”バーチャルななんとか世界...”とか言った従来の作品の突飛な設定の中でも、全員が一気に死に直面する、死ぬときにどんな風に死にたいかということを考えさせる、というのは最も突飛な設定ではないかとふと思った。(カッパよりは断然身近な話題なのに!)

 いや確かに”死”あるいは”生”ということについて、結構普段考えてはいる、と自分では思っているが、いわゆるエンターテインメントの中で突然それを突きつけられるのは、”え、ちょっとまって...”という感覚に襲われてしまいます。

で、2回目に、なんですんなりジーンときたのかというと、”死”についての議論がそこにあるということがあらかじめわかっていたからだろうと思う。

 最近はなんとなく、明日世界が終わっても別にいいと自分では思っていた。自分が生きるとか死ぬとか、なんだかどうでもいいやっていう感覚があるのだけど、それでいて見も知らぬ「岡本さん」や「上田さん」が死ぬのはとっても悲しかったということが、なぜかすごく新鮮だった!なんでこんなに悲しいのか、不思議だった!





 友達の同級生が、なんとパリ・ダカールラリーに出場する。谷口和宏君というバイクショップをやっている人だ。
昔名前だけは聞いた遠い彼方の世界的大イベントに、こんなに身近に出場する人がいるというのは驚きである。
夢を共有しよう!と誘われて、彼を支援する活動を手伝うことになった。
まずは今日、彼を応援する会が立ち上がった。資金集めが主な活動である。スポンサー&カンパを大募集中なのでどなたかお願いします!!




'99.9.8
 ああ、なにも更新する内容がない。自分の活動といえることを最近何もしていないので、発信する情報もない。ただダラダラしている。けっこうしあわせだけど!!なんかしよう。

 何もしていないので人の宣伝でもしておこう。



劇団シベリア寒気団1999年公演
「−イラチカ−」シベ寒、最後の公演

あなたは、きっと、
あなたの傍らの(むくむくなもの)を、
抱きしめたくなる!

福井公演 at大衆館(福井市志比口0776-53-3846)
9月12日(日)pm2:00 pm6:00
  18日(土)pm6:00 pm9:00
  19日(日)pm2:00 pm6:00
前売り¥1200- 当日¥1500-

大阪公演 atウイングフィールド(中央区心斎橋06-211-8427)
10月16日(土)pm7:00
   17日(土)pm2:00
前売り¥2000- 当日¥2300-



FRAGILE NO WET LIVE
菅沼孝三(Ds.)のフュージョングループ「FRAGILE」のライブ
矢堀孝一(g) 水野正敏(b) 菅沼孝三(drs)
9月12日(日)PM7:00 HALL BEE ¥3500-
(問い合わせ090-3767-3132)


Gネット講演会「広瀬隆」
ノンフィクション作家、広瀬 隆さんを福井に招いて
「環境講座」が開催されます。

講師:ノンフィクション作家 広瀬 隆 さん
著書に「東京に原発を」「ジョン・ウェンインはなぜ死んだか」、「危険な話」、「赤い楯」、「地球のゆくえ」、「腐食の連鎖」など。
日時:9月12日(日)13:30〜  
会場:福井西別院 門徒会館 2Fホール
参加費500円。          



'99.8.18
 これまで国会で次々に通っていくアブナイ法案について、ま、盗聴法以外は言ってもしかたないか...みたいな気持ちでいたのだけど、こういうことが起こると、ちょっとおもしろくない。こういう、レコード会社が自主規制?みたいなのが一番タチが悪い。新潮社みたいなレコード会社ないのかなぁ!!今後こういうのがインターネットを介して流通していくことを期待したい。しかし、どこかのページでMP3とかで聴けないのかなぁ?聴きたいなぁ。


 盗聴法は民主党がやる気がないために成立してしまったようで。実際、あそこまで無理矢理に委員会採決なんかやってしまう自自公に対して、本気で阻止しようと思うなら、台湾議会並に参院本会議を殴り合いでぶっつぶすくらいやればよかったのに!!
 サッカーの”ドーハの悲劇”の時に、ジーコ(だった?)が、ホントの最後の正念場みたいなときには違った戦い方があるんだ、みたいなことを言っていたのを思い出した。詳しくは良く覚えていないのだけど、つまり、この1点決められたら終わる、みたいなときにはたとえ手を使ってでも防げ、というような話だったと思う。その結果退場になったり、PKになったとしても、そこで決められて終わってしまうよりはまだ可能性が残るわけだ。それができなかったというのはやっぱ議員さんていうのはみんな次の選挙しか考えてないからなんだろうな...。
 そういえば、多分次はない!保坂展人サンは電話やパソ通が信じられなくなったら伝書鳩を飼おうと言っている!?

 しかし、車のナンバーも好きな番号つけられるようになったことだし、国民総背番号制になったら、自分の番号は好きな番号付けさせて欲しいなぁ....。


'99.8.11
 昨日の、盗聴法の参議院法務委員会での強行採決を受けて、今日は本会議での採決を期限切れに持ち込むための最後の攻防が繰り広げられている(らしい)。
MLでほぼリアルタイムに11日(12日もか?)の国会前の様子を伝えてくれています。
また本会議のインターネット中継はここ

 敦賀市で仕事をするといろんな話が聞けておもしろい。かのイベントに2千万円?でやってきた加山雄三は敦賀は原発の街だからといって、敦賀の食べものは一切口にしなかったらしい。水さえ敦賀の水は飲まなかったとか。なんでも京都から弁当を取り寄せたとか。そこまでやってくれると気持ちがいい。でも仕事はするのか?(だからといって仕事断るより、仕事は受けて水は飲まない、という方がインパクトはあるけど!!)



'99.8.9
 福井フェニックスプラザにPUFFYのコンサートを見に行った!!おもしろかった。
なんと亜美がステージ上でVAIO(あのカメラ付き)をひろげて、会場の様子を撮影して、その画像をホームページ「NETSCOPE AMIGATOR」にアップするという、画期的なコンサート!!モノホンの当日の画像にちょっと興奮!!
 亜美はロックっぽい曲になると意外に激しいアクションでびっくり。それにしてもお子さまばかりだったせいか全くノリの悪い観客だった!!





'99.8.2
 原電配管のキズは熱による金属疲労とか。いよいよ全ての配管を調べてもらわないといけなくなってきたのでは?
 それにしても福井県にある全ての原発の発電量が909万キロワット、原電の敦賀1号機が35.7万キロワット、問題の2号機が116万キロワット(らしい)。県内全体の約13%を担う敦賀2号機は今まで事故が無く優等生で稼ぎ頭だったのに、この真夏の電力使用量がピークになりそうな季節に止まったままだ。それでも関西で電気が足りなくなったという話は聞いていない!
 電気が足りない→原発を増やせ、という原発必要論はやっぱり電力会社のただの(根拠のない)キャンペーンだったということがまた実証されてしまった!





'99.7.31
 昨日敦賀市で開かれている「つるが・きらめき・みなと博」を(仕事のついでに)見てきた。
ま、規模からして、というか時節柄(不況の折り)、手放しに楽しめるイベントができるとは思えない。どんなところにテーマを設定するかとか、アトラクションの内容も含めて、地方都市が打ち上げる規模のイベントとしてどんなモノを造れるのかというのはすごく興味深かった。目に付きやすいのは企業(と省庁)のパビリオン。科技庁や電力会社のものはさすがにエンターテインメントに溢れている(みたい。実は良く見ていない)。

 ただ意外に感心したのは、メイン展示館の「きらめきみなと館」。敦賀市の歴史、商工業の発達、港湾機能の充実の経緯みたいなことをけっこう楽しみながら見て回ることができる。興味を持ったのは渤海国の時代に使節をもてなしたという「松原客館」に関する展示(ちょっとしょぼかったけど)。どこにあったかとかどんな建物だったかなどまだ全く明らかにされていないので研究成果などが積極的に発表されると良いと思う。”北前船”や”欧亜国際列車”についての当時の資料などもおもしろかった。

 一番驚いたのは国際交流のスペースの展示、どうやって印刷したのかなぁという興味もあったが、(雲のない)衛星写真だけで作られたという世界地図。これは描かれたモノではない、実際の地球の姿を撮影した写真をつなげて一枚にした世界地図だ。それも3m×1.8mくらいもある大きさで展示されている。これはスゴイ。どっかの映画監督みたいな名前のアーチストが作ったということだった。

 この規模のイベントにしては、テーマ館がきちんと作られていると感じたが、いかんせん企業のパビリオンには並んでも、地味なテーマ館には入らないようでガラガラだったのがとても残念だった。





'99.7.20
 プルトニウム燃料がフランスから海上輸送、今後年に1〜2回は必ず輸送されることになるとか。ものすごい費用だと思うのだけどそんなに余分に電気代を払わされているのかと考えてしまう。
 それにしても新幹線のトンネル事故では全国のトンネルで詳細な検査が行われたり、私鉄までもがきっちり検査を実施しているというのに、原発の事故ではなんで全国の同様の個所を検査しないのだろうか。目に見えにくい部分はとかくないがしろだ。しかしあの漏れた冷却水の雑巾掛けだけはいただけない。サラリーマンてなんであんな仕事を平気で受け入れてやるのか全く理解できない。
 私が読んでいるMLのネタをいくつか。
・日本原電への抗議文
・Y2Kに際して、日本の原発が、マニュアル操作ができない、バックアップ電力が乏しいとの理由で危険性を指摘する講演

 ニュースステーションの解説をしていた菅沼サンが女性スキャンダルで番組を降板したのは自民党筋がネタをリークしたという話があるけど、先頃盗聴法で内容ある特集を組んだTBSニュース23で法務省から内容に関して申し入れがあって訂正放送をさせられたり(TBSのディレクターがなにやらいかがわしい容疑でつかまったっていうのもあまりにタイムリーで怪しい。ほとんど圧力?)、権力の圧力がどうもあらわになってるみたい。やだやだ。





'99.7.10
 名古屋港20号倉庫で開かれている「メディアセレクト」というメディアアートの展覧会を最終日に見てきた。17人のアーチストが参加している。
 正直言って、”現代美術”という言葉がなんだかこのごろ陳腐化して聞こえるように、メディアアートという中でちょっと奇をてらったっぽい造りのモノ(どんなのかという説明はしにくいけど、見ればイカにもっていうヤツ)は、いま見ると反射的に「もういいや」って感じになってしまう。そうなるとますます内容が浮き上がって見えてくる!
 美術の世界ではインゴ・ギュンターがやったように、今生きる世界(社会)に関する同時代的問題意識を表現する、というか、いわゆるジャーナリズムを持ち込んだ表現にこそ(僕は)「美術」の意味を感じるのだけれど、その意味で津田佳紀さんの作品がよかった。





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