社会保険労務士試験
国家試験。この10年で、受験者数が約3倍に増えたという人気の資格。
特に、最近は、受験日が平日から日曜日に変更となったため、一層、会社勤めをしている人たちには
(日程的に)受験しやすくなったらしいです。
合格率は、10%未満。
回答方法は、選択式・択一式で、合計4時間50分。
CFPの資格に「ライフプランニング」という科目があり、少々(本当に少々)社会保険のことについて、勉強しなくてはなりません。
それと、会計事務所に勤めていると、お客さんから社労士事務所でないにもかかわらず、年金の話など聞かれたりします。
と、いうことで、この資格を取っておいてもいいかなっていうくらい、ほんの軽い気持ちで、お勉強を始めました。
勉強をはじめたのは、平成15年正月明けくらい。
と、いっても、通信教育会社(TAC)の衛星放送授業を見る。というくらいでした。
ま、それが、ペースメーカーになったのは確かです。この試験に関しては、ほぼ、100%TACを信じて、与えられた教材をこなしました。
でも、いろいろとネットで調べていると、過去問は、10年分くらいの量があったほうがいい。それも、条文ごとに問題が分類されているもの、
と、いうことで、過去問は別の会社のを併用して使いました。その問題集は、3回くらい、回しました。
でも、つめが甘かった。結局、十分に社会保険というものを、理解することができず、8月の試験は、不合格でした。
でも、結果が来たあと、「もう少しがんばれば次は受かるかも」っていう手ごたえを感じて、今年、再挑戦します。
と、いっても、4月に近いこの時期、確定申告の時期が例年に比べて忙しかったとはいえ、ほとんど勉強できていません。
今年は、衛星放送授業も見ておらず、自分自身との戦い。これからのスパートに掛けてみます。
おっと、ここで、びっくり試験の雰囲気情報を。
この試験は、国家試験だよね〜。っていうくらい、なんと緊張感のない人が多いこと。
私の席が、入り口に近かったこともあって様子がよく分かったんだけど、
まず、試験の説明の後「トイレに行きたい人は、今のうちに行っておいてください」との、一言で、トイレの前に50人くらいの長蛇の列が!!
そして、試験が長時間にわたる、ということで、トイレに立つことはOK。「時間との勝負だから、立つ人はほとんどいないよね。」
って思っていたら、大間違い。何人の人が、トイレに立ったことか。カンニングなんてできるんじゃないのって思ってしまったよ。
午後の試験のときなんて、同じ人が2回もトイレに立ったりしていて、最後には笑いが出そうになってしまったり。
極めつけは、私の隣の席の男の子。
時間ぎりぎりに来ていて、さらに勉強道具を持ってきておらず、おっと余裕だね。と思ってました。そしたら、「トイレ行って良いですか?」とか
「今、何時ですか?」って試験官に聞いていた。もう、私なんて、試験に集中できなかったよ。
ということで、今回は、試験の席がこんな出入り口から遠い場所&周りに変な人が来ないことを祈りながら、試験に臨みたいです。