養分供給の適正量 
  作物が必要としている以上の過剰な養分供給は、土壌中の養分バランスを悪化させ、作物の生産性を落とすだけでなく、排水路から流れ出た養分が河川や湖沼の富栄養化を招いたり、硝酸塩として地下へ流亡し、地下水を汚染するリスクを著しく高めることになります。
 このため、目的とする作物生育量を確保するために必要となる養分量の範囲内では、必要最少量を供給することが環境汚染防止のために重要となります。
 
関連する設問 
適切な化学肥料の施用 
利用効率の良い施肥法 
環境負荷を最小限にする養分供給量 


 GAP学習システム  
 前書き  GAP学習システムの概要  第6章  作物保護と農薬の使用
 第1章  GAP概論  第7章  廃棄物の管理
 第2章  農場管理  第8章  農産物の安全管理
 第3章  土壌と養分の管理  第9章  事故防止と労働安全
 第4章  農場の水管理  第10章  環境と生物多様性の保護
 第5章  農薬、肥料等資材の管理  第11章  応用問題


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