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報道古今東西-NHK BS 2003.7.7-7.11

 

 


 

 

NHK BSハイビジョンにて、テント2003「公園通りで会いましょう」にウィークリーゲストとして出演(下)

NHKテレビ出演について

 

 

 

 

2003年7月7日(月)15:20〜16:00 NHKBS-HV・TV 

太鼓持あらいと対談したお相手ゲスト
「三遊亭好楽」様、(落語家)

  〜「間」と「笑い」の関係〜

 三遊亭好楽師匠とは同じ年の生まれなのに実力の差は天と地、師匠は今や長寿番組「笑点」のメンバーで、売れっ子落語家さんです。
 太鼓持ちの事は良くご存知なので、私の頭の中までお見通しなのに、逆に視聴者の方達にも判る様にご説明され、太鼓持ちの私を持ち上げて下さって、有り難かったです。
 番組の中で「幇間腹(たいこばら)」をお願い致しましたが実に見事、私のアホらしい「水すまし」の芸(?) にも楽しそうに参加されたのには、太鼓持ちも見習うべき所でした。
 収録後、師匠からお手拭いを頂戴致しました。

写真の全ては、ホームページに入れる為に、番組スタッフにお願いし了承頂いて、リハーサル風景を撮って頂いたものです。

お遊びでのお客様と芸妓さんの位置関係と、関西の太鼓持ちは関東とは少し違い、芸妓舞妓さんが居られて唄や舞いをされるので、太鼓持ちはお話中心で盛り上げる事を、お話させてもらいました。


2003年7月8日(火)15:20〜16:00 NHKBS-HV・TV

太鼓持あらいと対談したお相手ゲスト
「ダニエル・カール」様、(山形弁研究家)

  〜「間」は世界に通じる〜

 ダニエル・カール様は、アメリカのロスアンゼルス南のモンロビア生まれですが、文部省英語指導主事助手として山形に赴任。
 今や全国区で活躍される山形弁研究家でマルチタレントさんです。
 山形県人以上に山形弁が上手になられたのは、先生方との酒席での「ノミニケーション」だそうで、陽気で楽しいお話振りと雰囲気作りは太鼓持ちも脱帽でした。

 イギリスでの道化師クラウン(clown)やジェスター(jester)の役割のお話や、宴席でのしきたりを教えて頂いたり、御一緒にお座敷遊びの「とらとら」をして楽しみました。

宴席での心得とお酒の注ぎ方のお話と、中世ヨーロッパにもBuffoons や公職のFoolまで居られたお話をさせてもらいました。


2003年7月9日(水)15:20〜16:00 NHKBS-HV・TV

太鼓持あらいと対談したお相手ゲスト
「ナポレオンズ」のボナ植木様とパルト小石様、(マジシャン)

  〜「間」は一瞬のかけひき〜

 

 「ナポレオンズ」のボナ植木様とパルト小石様のマジックは、お話でも楽しめてネタばらしまでして頂いてるのに、肝心な所のネタは判らずにお客様を楽しませてしまう、不思議なマジックです。

 ハンカチが結ばれるネタを教えて頂いた時に、「太鼓持ちさんですから、さぞかし上手な口上を言われますから、どうぞ」と、揚げられたり試されたりのお喋りには、さすがに上手いと感心致しました。

 意識や目をそらすミスディレクションのお話をお聞きして、手品の手順とお話と観客の反応と、色々な事を同時に考えておられる頭の良さを感じました。

太鼓持ちは、田楽舞いから発生した説もあり、江戸時代には「無冠の太夫」とも言われて、お客様の営業販売促進と報道まで引き受けていたお話をさせてもらいました。


2003年7月10日(木)15:20〜16:00 NHKBS-HV・TV

太鼓持あらいと対談したお相手ゲスト
「増岡浩」様、(ラリードライバー)

  〜「間・タイミング」は命がけ〜

 

 増岡浩様は、2003年に日本人初で大会史上4人目のパリ・ダカ−ル2連覇に輝いたラリードライバーです。

 実は、お会いするまでは命をかけたお仕事に、いい加減な太鼓持ちがお話するのは、失礼に当たるのではと、内心心配しておりましたが、お会いしたらそんな心配は飛んでしまい、とても気さくで温かい人間味溢れる素晴しい人でした。

 メカニックを本格的に勉強する為に、ご夫婦で自費で言葉も判らないのにフランスに渡る積極性と行動には脱帽です。ご家庭の愛情と、たゆまぬ努力と温かいお人柄の中に、的(まと)にお扇子を当てるお座敷遊び「投扇興」の時、的確に当てた勝負師の一面も垣間見えました。

太鼓持ちになる為に、他の事に分散せず一点集中的に打ち込んだお話と、お客様には常識的な事を基本に、相手の事を思い遣り自分を抑制するお話をさせて頂きました。


2003年7月11日(金)15:20〜16:00 NHKBS-HV・TV
 再放送NHK・総合TV/2003年7月13日() 24:40〜25:20

太鼓持あらいと対談したお相手ゲスト
「HIDEBOH」様、(タップダンサー)

  〜エンターテイメントと「間」の関係〜

 

 HIDEBOH様は、6歳からタップを始められ22歳で渡米し、リズムタップをベースにしたオリジナルなFunk-a-stepを追及され、リズムパフォーマンスグループ「THE STRIPES」を結成し、活躍されておられます。

 重心が何処に有るのやら、足がどうなっているのやら、あれがホントの「目にも留まらぬ動き」と言うものでしょうね、日本調の「花笠音頭」でもタップで即興に表現する見事さには舌を巻きます。

 他愛も無いお座敷遊びの「蒸汽ドンドン」にも、素直にご協力頂き懐の深さを感じました。

 

太鼓持ちの発生は、武家社会の鎌倉時代、一遍上人様から流れを受け継いでいるお話と、お客様との間の取り方をお話をさせてもらいました。

 


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