4月9日(日)

早いもので、4月になってしまいました。
早春ヒラタ根掘り採集やら四国遠征やら雪中材割りやらをおさぼりして、今日を迎えてしまいました。
年々採集回数が順調に減っていきますが、4月はのギフ採集は外せません。

昨日は強い北風のなか、低温と黄砂の為に採集を見合わせました。
非常に寒い一日でした。また、クワ車にこびり付いた黄砂を見るにつけ、一寸怖い気もします。

そんな訳で、本日は天候の回復を待って午後からの出撃となりました。
珍しく、娘(小5)が同行を望んだので、助手として連れて行くことにします。
今日は、彼女がギフチョウ採集の主役であります。
私は、のんびりとビーティングいたしましょう。

風向きと日当たりを考慮して、とあるポイントに到着しました。
装備を整えて5分と歩かないうちに、助手がギフを空中キャッチ、新鮮な交尾済みの♀の個体でした。
優秀な助手です。

  
<助手とギフチョウ>

ギフチョウ採集は、助手に全てを委ね、私は、もっぱらビィーテイングと灯火ポイントのチェックです。
されど、未だ蟲達の活動にはいたってないみたいで、ゴミしか落ちてきません。


<今年の櫻>

時期が早いようで、櫻は多くが蕾であります。ショウジョウバカマもタチツボスミレもまだまだ枯葉に埋もれているみたいです。
それに、テングチョウやヒオドシチョウやルリタテハたちが見当たりません。
ど〜なっているのでしょうか?
寒すぎたようです。

助手は順調に、ギフを採集しています。
峠に至るまでの500mで、2♂♂を追加しました。採集に失敗した個体は2exsのみで、なかなかの腕前です。


<今年の雪害>

クワは全く見当たりません。
とりあえず、証拠写真をいくつか。

  


<産卵マーク@コクワ>

立ち枯れが何本かあるので、良く見ると、マークが沢山付いていました。
喜ばしいことです。3ヶ月後のライトトラップが楽しみです。

ここの場所は、ポイント的に、ネブト、チビが望めそうな場所でした。アカマツ林からコナラ2次林への遷移途中の林です。


<アブラチャン>

さて、来週の採集が楽しみです。
晴れます様に、お願いいたします。

採集結果
ムネアカハナカミキリ  1ex

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