5月21日(土)

先日のポイント美紀の偵察に気を良くして、再び、新芽コルリ採集に赴く。土曜日は、隔週にて午前中はお仕事である。晴天の中、屋内でのお仕事にはストレスも焦りも感じる。今日は、20mm隊も新芽コルリ採集に来ているらしい。午前中の成果はど〜なのだろうか? 良い結果を期待したい。まっ、彼らが外すないわけがない。きっと爆発しているにちがいない。

今日も午後からの出発になったので時間が限られている。先日の車寄せに駐車し、様子を伺うことにした。活動個体が少なければ標高を上げ、新しいポイントを探す。多ければここで粘ることにする。
ジッと目を凝らすと、トネリコやタニウツギ、枯れたススキの先端にコルリがいる。ぶ〜んと飛翔している。あちらこちらにブルーの小片が飛び回っている。ココにて粘ることに決定。


<飛んでる、ちゃがっている>

画像を撮ろうとするが、コルリの動きは活発でままならない。さらに、この時間帯の光はアクが強いようだ。画像撮りを我慢して、採集に専念することにした。

  
<活動中>

林道脇の幼木がターゲットなので、短い竿で充分である。飛翔中な個体をキャッチ、小枝を移動中な個体を落としすくう。芽に食い込んでいるものは素手で採集。更に、帽子が大活躍する。パラソルは持ってきていない。


<お手軽に素早く採集>


<トネリコの樹液は美味?>

久しぶりに、忙しく採集する。密度は高くないのだが、1分間に1個体の採集ペースなので、休む暇はない。今回は足場が安定しているので、随分、肉体的精神的に余裕を持った採集が続く。

ぼちぼち、お腹がイッパイである。


<まだまだ残雪多し>

徒歩にて標高を上げる。50m程度標高を上げると、そこはまだ冬の景色が色濃く残っていた。20m隊の皆さんは、更に上で採集しているに違いない。再び、標高を下げて、画像を撮りながら、20mm隊を待つことにする。


<先ず咲く>

マンサクが咲いている。コレが咲いているくらいだから、この標高での春はこれからだ。


<仲良くネットイン>

今日のコルリ採集では、♀を全てリリースする。

  

薄雲が広がり、天候は下り坂である。ぼちぼち、採集から撮影中心に活動を切り替えることにする。コルリたちの動きは緩慢になり、光のエグさもおさまり、コルリらしい色が撮れそうだ。以下にそれらをまとめる。


<フェロモン探査中>


<ちゃまる>


<引き寄せてみる>


<ペアで潜る>


<何故か青っぽい>

林道脇のトネリコで、撮影に夢中になっていると、いきなり20mm隊(2年ぶりですね)が登場した。ksさんとえりーさんとに挨拶を交わす。早速情報交換。上はまだ早く、コレからが本番であること、ココの林道のほうが手で摘んで採集できることなどなど、話をしながら飛んでたり歩いているコルリを採集する。
ksさんが、自慢げにオニューなデジカメを差し出し見せてくれたので、オニューなクワ車を紹介(自慢)した。暫し3人でクルマを舐めまわす。全く怪しい3人組である。えりーさんとお話している間も、ksさんはオニューなデジカメでコルリ撮影である。元気な人だ。

本格的に雲が厚みを増し、風が冷たくなってきた。20mm隊の皆さんはご帰還であります。私は、も〜少し、辺りを偵察してから撤収です。

さてさて、前回に引き続き、新芽コルリ採集は大成功であります。午後2時からの採集にもかかわらず、お腹イッパイ状態であります。昨年に引き続き新規な場所での採集は、諸々の新しい発見や気付きがあり楽しいものです。現場では、ジッと耳を澄まし目を凝らすことが大切ですね。次回は、何処の新芽コルリ採集でしょうか、悩みます。

これだから、素手で摘むクワガタ採集はやめられまへんな〜ぁ。


採集結果
キンキコルリクワガタ   ♂のみお腹イッパイ

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