4月9日(土)

今年の春の訪れは遅く、3月12日の大雪でますます、春は遠のいた感は否めません。
その後の天候は不安定でありまして、ムシ屋にとって、この時期の季節の進み方は歯がゆいものです。
旧年度の終了とともに、新年度がスタートし、天候も徐々に春向きになってきました。
ココへ来て、一気に気温は上昇、特に、夜間が温かく、生き物たちは、夜な夜な活動への準備を怠りなく進めたようです。

サクラの開花は、4〜7日ほどの遅れでしょうか? 特に、山間部での遅れが目立つようです。
福井市内で一番にサクラ開花するNHK前通りでは、南向きのビルで反射した太陽光線を一身に浴びた個体から開花が始まりました。
ギフチョウを見に行きましょう。昨年は、3月28日にHPにアップされていました。

場所は、福井市内の二次林、自宅からお散歩がてらにいける場所です。ちなみに、福井市内の一部エリアでは、、ギフチョウは市指定の天然記念物です。

いきなり、ポイント到着。

飛んでます。複数飛んでます。11時を回った時間なので活動はお盛んです。けど、吸蜜植物は、まだまだ少ないようです。
では、記念に1枚。

ギフチョウの紋様は保護色で、着地すると意外と見つけにくです
<いつもの場所でいつものギフ♂>

今年は、クワのみならずチョウも標本作りに勤しもうと考えています。
けど、ギフチョウの飛翔は巧みであり、久しぶりのネットによる採集はままなりません。
はれほれの腕が落ちたようで、半分以上新鮮な♂の個体を取り逃がしてしまいました。ま、いっか。


<初物>

今日は、発生ポイントの林道で待ちました。二次林の林床には飛翔する個体がいますが、採集しにくいので、林道にて待ちます。5分に1個体ぐらいのペースで、林道へ飛来します。これを採集するわけです。更に、ヘアピンカーブで待ちます。ここは、見通しが良い事と、日当たりと風向きが春らしいのです。


<一輪>

  
<採集ポイント>  

おっとドッコイ、妻な人からケータイが入った。お迎え時刻が近づいている。帰らねば。
ぢつは、クワ車が代わりました。先代のパサートの次のクルマは、車高が高くて、何かと安心です。ただ、高速走行は苦手であります。

こんだけも車高が高いので安心安心。パサートの時は往生した。
<おニューな下回り>

いよいよ、本格的なシーズンインだ。今年は、天災が少なく、安心してクワ採集ができますようにお願いしたいもんだ。

採集結果

ギフチョウ  6♂♂

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