7月27日(火)
今年度になってから、いろいろなモノが壊れ続けている。
まず、4月に石が落っこちてきて、クルマが壊れた。
次に、いきなりN505が使用不能に陥り、ドコモショップへ直行。原因不明のまま、『たまにこのような現象が起こるんですよ~ぉ。』と、新品と交換される。
今度は、PCのHDが突然のクラッシュ。八方手を尽くすが生き返らず、お蔵入りへ。お蔭様で、水冷式のPCを購入できた。
遂には、空の水がめの底が壊れる。堤防、橋、道路、家、環境・・・までもが壊れる。言葉が出ない。蟲採りに出かけられる状況・心境でない。壊れたものを作り直すためには、お金・人・モノ・時間・愛情・イロイロかかる。その行為自体が人の歴史(人生)かもしれませんね。
実は、あの大雨の日に灯火の予定だったのだが、朝からの大騒ぎで中止になっていたのだ。さて、復旧ボランティア関係も一区切りついた事だし、久々に灯火へ出撃です。しかし、福井県嶺北地方の三ケタ国道は、土砂崩れ等のため寸断されている状況であります。今回は無理せず、安全に行きましょう。
平日なのですが、仕事と家を片付けて、現地到着は20:40。雷雨の後なのか、山肌から流れ出した土砂が林道を横切っている場所が何箇所もある。林道が荒れている。調子にのって林道をどんどん進むと、遂に、パサートのお腹がつかえる状況に陥ってしまった。
ヤバ!
ここから、スパーバックが始まる。左手は、ガードレールが無く、谷川へ。右手は、山斜面であり、所々土砂流失状態だ。もちろん、街灯は無い。ここでの脱輪はヤバイ。ましてや、谷川転落では、大騒ぎは必至だ。大汗をかきながら、車寄せのある場所まで到着した。時間が無いことだし、成り行きとして、ここで灯火をすることになる。灯火の設置は手馴れたもんだ、15分で完成する。スイッチオン。
<ここにて設営>
気温は25℃、湿度は相当高い。ハロゲンの光にチンダル現象が見て取れる。周囲はミズナラ林(多分)。あと、300m位進むとブナが現れるのだが、今回は諦めるしかない。
最初は、小型の蟲が飛来する。アブが多い。
<らっしゃ~ぃ>
<毎夜の客人達>
今夜もオオミズアオが来たので、アップしてみました。相変わらず、デジカメの能力はすごいと感心してしまう。
実際、クワが飛んでこず、暇なだけである。暇なんだけど、イロイロな思いを巡らしクワを待つ。
ラジオをつけてナイター観戦しながらの灯火も良いのだが、集中力がなくなりそうで敬遠しましょ。
ぢっと、灯火を見つめる。
<今夜も来て>
雷雨上がりが良くないのか、蟲の動きは今一つだ。
激しい降雨に身を潜める蟲達が多いのだろう。
<ぼちぼち撤収>
今夜は、月齢が悪いのだが、曇天のおかげで何とかなっている。
それにしても蟲が少ない。
やはり、奥地へ行かねばなるまいか。
一人寂しく撤収する。
採集結果
ミヤマクワガタ 1♀