1月4日(日)

昨年は、チビからのスタートだった。ポイント拓にて、てんこ盛りの採集だったのだ。
今年もチビからのスタートにすべく、止せばイイのに、前回に引き続き若狭への出撃となった。
10年ほど前に記録があるエリアでの採集でだ。
なにぶん病み上がりなので、無理せずに行ってみよう。

予め目星をつけておいた岬に到着する。今回も海岸付近の照葉樹林とコナラ2次林の混合林で攻める事にする。


<あそこで採れてるはず>

はれほれの期待を裏切らずに、急斜面に照葉樹とコナラ2次林が広がっている。釣り馬鹿諸君が付けてくれた小道をたどって、林の中に分け入ってみる。
早速、コクワ材を見つけて割ってみると、ヤッパリ、コクワ幼虫が4つも入っている。
クワ林としては、申し分ないようだ。おまけに、倒木や落枝が少なくないじゃないか。
当然だが、先行者の形跡は無い。


<こんな感じ>

程よく熟れた材が多い。樹皮が硬く、湿潤で、黒く劣化した材である。
前胸板が張り出し、闘争的な小さな黒いクワを捜し求める。
いね〜ぞ。


<材はある>

潮騒を聞きながらの材割りは久しぶりである。ルイスツノ、マメ、ネブトを思い出すな〜ぁ。
環境的にはよく似ているんだけれども、肝心のクワが見当たらない。困った。
チビは、海岸沿いに移動していると踏んだ仮説が外れたのだろうか?


<すぐそこは海>

調べなきゃいけない林があるものの、次回に委ねて、も〜1つのポイントへ移動をかけることにする。
此処も決して悪くは無いはずだ。


<も〜1つのポイント>

悪い。開け過ぎだ。風通しが良過ぎる。


<苦手でんねん>

おまけに、苦手なものがてんこ盛りである。よく見ると、1つの石に1人のもあれば2人のもある。う・・・?。ま〜ぁ、意味があるんだろう。
ここは、お散歩程度で、材割り無しね。


<若狭の象徴>

早くもボ〜ズスタートであります。
収穫は無いものの手応えとしては充分でしょうか?怪しい林が、あそことあそことあそことにある。
此処暫くは、ボ〜ズ覚悟で若狭通いになりそうだ。雪中材割はど〜しよう?

採集結果
やっぱり、ボ〜ズでございます。

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