8月4日(月)

随分、採集記を書き上げるのが遅れてしまった。
実は、はれほれが在住する県で、全国の高校生の総合的な文化祭が開かれ、ボランティア的な仕事のために、ここ3日間は缶詰状態だったのだ。
はれほれの担当は、お琴の演奏会だった。優雅なお琴の演奏会のお手伝いと思いきや、何と全国のベスト4を決めるコンテストだったのだ。
参加校は、全国の琴部、約50。リハから本番までの運営スタッフでした。演奏者もスタッフも真剣勝負です。
たまげました。お琴を舐めてはいけません。十三弦琴と2mはある十七弦琴、合わせて25面の演奏は、凄いです。またまた、高校生のパワーに感動いたしました。
では、本題へ。

前々回のNM峠ブナ林でのライトトラップは、大変だった。クワも来たが、それ以上に蛾の襲来が異常だった。はれほれが、かつて経験した事が無い異常な集まり方で、撤収時は、まさに地獄絵図であった。当分、蛾は見たくない。そのポイントの手前に気になる場所が1つあった。ミズナラとブナの混合林である。巨大なミズナラがある。今夜は、この気になるポイントへの出撃である。


<やっと、気温上昇>

いつもの様に、家人達への配慮を怠り無いようにしてから家をでる。今日も真夏日であり、ムシの動きは激しいはずだ。幹線道路から林道に入る。おや? 君はマムシくんですね。三角形の頭、妙に太い胴と複雑な紋様。車を寄せて、運転席から画像を頂こうとすると、体をS字に曲げて、威嚇のポーズをとる。ナイスなポーズ頂きである。車に轢かれるなよぉ。


<攻撃態勢>

ポイントに近づくと、渓流釣屋がフライを飛ばしていた。タイミング的に”食い”の時間帯だ。釣もしたいよな。はれほれは、渓流釣でも遊べる。餌は、川虫やイクラは使わない。もっぱら、蜘蛛や飛蝗を使う。もちろん現地調達である。コンパチで失神した蜘蛛をそのまま引っ掛けて、川面を流す。沈めずに水面を流すのだ。飛蝗の場合は、大きな足だけ取り除いてから引っ掛ける。実にオーソドックスな方法だ。う〜ん、釣りたい。
まもなく到着する。車寄せに駐車して辺りを伺う。ここより小道を降りると小さな広場があり、見晴らしは抜群である。ただし、ライトトラップの機材を50m程運ばなくてはいけない。こりゃ、ちと、しんどいぞ。


<ここの小道を下ってきて>


<正面の森に対して>


<セットをする>

汗だくになりながら、設営を完了する。6:55点灯開始。湿度高く、薄雲が上空を覆っている。今夜の月齢は、7だろうか。いずれ時間と共に山陰に隠れそうだ。今夜も、発電機の4サイクルエンジン音を聞きながらジッと時を待つ。


<雲に見え隠れ>

最初に大量の羽蟻とコガネムシが襲来する。先が思いやられるぞ、クワが来ない。
漸く、ミヤマ♀が飛来する。お〜、アカアシも♀♂でいらっしゃった。

  
<2人とも羽蟻1000匹に塗れる>  

けど、また、また、大量の蛾が集虫してきている。困ったもんだ、カミキリムシなんていない。へんてこなムシも来ないぞ。

  
<蛾と羽蟻の中から取り出す>

クワガタと思いきや、ノコギリカミキリが飛んできた。光めがけて飛んできたのに、着地すると暗闇に走り出すのが面白い。クロシデムシくんも飛来。即、バイバイしていただく。


<いつもコは来るね>

おぞましき蛾の集団、今回も撤収が大変だ。

  
<表から裏から>


<タイミング遅し>

いつの間にか、極小ミヤマ♂が来ている。


<可愛らしい>

ど〜も、前々回と同じムシの集まり具合のようである。てっしゅ〜ぅ。
再び、地獄絵図が展開し、汗だくになりながら、パサートまで装備を移動する。4回もかかってしまった。独りのライトトラップはしんどいもんだ。
自宅に向け林道をクルージングし、いつもの万屋の自販機で缶コーヒーを飲んでいると、足元に、コ夫妻がいる事に気が付いた。
こんな所じゃ、大変だから、2個体とも暗闇へ放り投げる。何かしら複雑な心境。

  
<コ夫妻>

ちと、ハイペースなライトトラップなので暫くお休みにしよう。
来週は、再びオキナワだ。

採集結果
ミヤマクワガタ     1♂ 4♀♀(リリース)
アカアシクワガタ    2♂♂1♀(リリース)
コクワガタ        1♀(リリース) 

戻る