11月24日(日)
今回は、久しぶりにとしお〜んと一緒にブナ林採集である。
最初は、南下して、先週の続きを予定していたのだが、ツヤハダの誘惑には勝てず、北上して、岐阜県 飛騨地方 HOLに来てしまった。
今回も、最大の敵は雪である。しかし、素晴らしい快晴に恵まれ、やる気120%であります。
<今回も山は綺麗>
林道を歩きながら、ルリ材を物色するが、ポイントまではまだまだである。ここまでは、とても小春日和♪。
<<・>を捜すとしお〜ん>
やはり、雪は積もっていた。今年の冬の訪れは早かったようだ。標高1300mでは、積もった雪が溶けようも無い。暗い気持ちにはなるが、とりあえず歩く事にする。
あ〜、雪中材割りの悪夢が蘇る。
<雪上歩行>
福井育ちのわれわれには、たいした雪ではなかった。踏み跡があり、締まった雪は歩きやすい。
<日陰はサブイ>
予定通りに、標高1400mのブナ林に到着する。積雪は30〜40cmはありそうだ。
早速、今年見つけたルリ材にチャレンジする。すでに凍結している。
<相変わらず多い<・>>
<・>は多いのだが、肝心のムシが出ない。やっぱりこのミズナラ材は終わった材なのだろうか?
ガンガン削って30分程粘るが、徒労に終わってしまう。
ここのルリは、ブナよりミズナラを好むのだろうか?
ミズナラの立ち枯れより、幼虫を1個体採集する。なんて、厳しい採集なんだろう。
<よ〜やく幼虫>
としお〜んの方もさっぱりのようだ。
2人で途方にくれていると、み〜っけ!。
<今年の正月には全部埋もれていた>
正月のツヤハダ材を見つけてしまった。これを捜していたのだ。
こりゃチャレンジだ。一気にテンションが上がる二人であります。
こらまたガンガンいくが、残骸すら出ない。
諦めて、近くに横たわっているはずの赤材を雪の中(50cm下)より掘り起こすことにする。
<発掘完了>
運良く、赤材を1本掘り出すが、美味しいとこは既に削ってしまったようだ。
う〜〜〜ん、としお〜んがガッカリしている。
これにて終了だな。
諦め切れずに、林道脇の赤材をホジホジしていると、突然、迷彩服とライフルを持ったおじさん登場。
ムシ採りですと説明すると、クマ狩りだと返って来た。クマの足跡を追って来たみたいだ。
そ〜いえば、クマのような足跡がさっきあったような。クマとクワでは大違いである。
さっさと下山する事にする。
標高1200m付近で再び、飽きもせずブナ林へ突入する。このままでは諦められないのだ。
ありゃ出た、幼虫だ。
<オニかな?>
赤黒材から幼虫が出たのだ。勇んだものの、ツヤハダではない、オニのようだ。ガッカリせずに大切に飼育しましょう。
あ〜〜〜〜〜〜、本当に終了だ。
さて、タンタンラーメンを食べに行きませう。
採集結果
ルリクワガタ(幼虫) 1ex
オニクワガタ(幼虫) 4exs