8月5日(月)
北陸地方は、異常な高温が連日続いている。熱さでクワがやられる前に、私がやっつけてあげましょう。飽きもせず黒いクワを求めて、今夜もブナ林で夜遊びをする事にした。
<寒暖の差は47℃?>
再び、Э峠への出撃である。前回のミヤマの来襲は楽しかった、けど、ミヤマは終了の時期だ。早いけど、オニが来るか? アカアシやノコは二の次だ。早くも辺りは夕闇に包まれてきた。相変わらず寂しい林道である。
<明日も高温を告げる夕日>
現場に着いたときには、すっかり夜になっていた。1人で屋台を組み上げ、早速点灯する。19:25スタートである。
いきなり、クロシデムシが飛んできてビックリするが、う〜ん、倫理的に困った画像なのでパス。その後、何故かカミキリムシが多くやって来てしまった。
<確かミヤマの♀> <ニセシラホシカミキリ>
<え〜っと、ヨコヤマくん>
こいつ↓が飛んで来るとは、風向きがおかしいようだ。もともとブナ林の住人ではないはずだが。
<ゴキブリのようなノコ>
やっと、クワが飛んできた。静かに飛んで来ている。前回の♂の羽音は五月蝿かった。
<♂の時期は終わり?>
その後、縦続きにノコ♀が飛んでくる。風に乗って飛んでくる。風向きが悪くて、ブナ林のムシが集まり難いようだ。
<ノコ2♀♀今期初物>
やっと、ミヤマ♂が飛来したのだが、可愛すぎる♂だ。前回とは比べ物にならないサイズである。
<可愛すぎる♂>
今夜は、風向きが悪く、ブナ林外のムシが集まってきたようである。そ〜いえば、オオミズアオの姿を見ていない。
彼らは、ビミョ〜なバランスと偶然との出会いの中で移動をし、分布を拡大してるのだろうか?。早い話、な〜も考えていない連中だ。けど、隙がない。抜け目がない。必ず、天邪鬼的な個体がいる。優等生が生き残る確率が大きい訳ではない。生き残ったから優等生とも限らない。
さて、明日から、沖縄だ。
採集結果
ミヤマクワガタ(成虫) 1♂1♀
ノコギリクワガタ(成虫) 2♀♀