5月15日(水)
十四代を飲んで、ほろ酔い気分だ。けど、頑張ってHPをupしましょう。
今日は、平日なので、お休みを頂いてからWRC峠へ出撃する事となった。先週も此処へ来たんだけれど、コルリ1♂に終わり、落とし前をつけに来たようなもんだ。
去年は、御神木に飛んでくるコルリをネットインして楽しかったが、♂ばかりであったのが寂しい。今日の天気は曇でもあることだし、新芽に潜り込んでいるペアを、今回探し出すのが目的である。さて、ブナの新芽の状態はいかがだろうか?
<新緑清清しいブナ林>
午後1時40分採集スタートである。曇ってはいるが、気温が高く蒸し暑い。コルリは活動しているのだろうか?
なんか飛んでいる。
<お〜、トビじゃない>
トビじゃない事は、一見して解る。バードウオッチャーのお姉さん聞きいたら、ハチクマとのことだ。モノノケが出るときは、クワが採れるはず。何か、因果関係があるようだ。
あ〜、コルリが飛んでる。ネットイン!。
<まず1つ>
この辺がポイントの様だ。ブナの新芽を注意深くルッキングする。次は、小枝にいる個体をネットイン。
<今日はいけそうだ>
目立たない様にあっちこっちにコルリが潜んでるに違いない。雰囲気が、なんとなく漂っている。これまた、丹念に新芽のルッキングを続ける。新芽は多いのだが、程好く芽吹いているはそう多くないので、比較的楽なルッキングである。
<確かに目立たない>
静かに、小枝を引き寄せても、潜り込んでいるコルリは落ちない。こんな感じで潜りっぱなしである。新芽を傷つけないようにして、コルリだけ頂く事にする。
<ペアリング>
ペアリングしている個体を新芽で見つけるが、深く潜り込んでいて映像が撮れない。恥ずかしいでしょうが、出て来ていただきました。
あちらこちらで、新芽に潜り込んだ個体が見つかる。ど〜も、好き嫌いがハッキリしているようで、芽吹きの程度や日当たりなんかが影響しているようだ。なんとなくコツが掴めてきた。
<はっきり言って目立たない>
も〜一丁。
<同じような芽吹きの程度>
新芽を手繰り寄せて、ルッキングしている時、傍らにおいたネットにコルリの1♂が入っている事に気が付いた。今しがた落ちてきた個体のようだ。ひょっとすると、ヒメオオ採集で活躍したコンビニパラソルが使えるかもしれない。次回の装備にコンビニパラソルを追加しましょう。
<こんな子が2ついた>
それで、お世話になったブナの様子は↓なのだ。ブナの大木の芽は、完全に葉になっているが、日当たりの悪い幼木の芽は吹いている最中である。これが今回の狙い目となった。
<凄くてショボイ木>
お〜〜〜、いるね。ジッとしてる。
<これからどうする?>
反対側から撮ると、逆行だった。けど、シュリエットもなかなかイイ。
<潜り込む直前>
再び、新芽にてゲット。
<本当に楽しい採集だ>
はれほれは、一言も喋らず、沈黙のままのコルリ新芽採集が続く。周りには誰もいない。ツツドリとヤマガラとウグイスが鳴いている。
<♀単独>
成る程と、コルリの地味な生活の一部が観察できた2時間だった。今日の新芽採集は、とても楽しかった。飛んでくる♂を採集すれば効率が良いが、何故か味気ない気がする。今日は宝捜しの心境だったのだろうか。
とり合えず満足な午後でありました。これだから、クワ採集は止められませんな〜ぁ。
来週は、雪中材割の後始末の予定だに〜。
採集結果
キンキコルリクワガタ 11♂♂ 2♀♀