3月21日(木)

昨夜は、ミズキちゃんの突然の発熱に家中が大騒ぎだった。去年は、ユウキくんの発熱でヒメオオがドタキャンになったな〜ぁ。ま〜色々な訳で、午前中は、はれほれ一人でミズキちゃんの看病と相成った。しっかりと愛情を注ぎ込んだら、あっという間に平熱に戻ってしまった。少し咳が出るが大丈夫だろう。安心、安心。ところで、天気情報は、春の嵐を伝えているが、どーも外れそうだ。時間的に苦しいのだが、昼過ぎから、若狭のブナ林へ行く事にした。今年初めてのコルリ狙いである。後、宜しくナオミちゃん。
パサートで高速移動する。既に、ノーマルタイヤなので、除雪済みの林道しか走れない。1時間ほど走って、目的の林道途中までたどり着くことが出来た。


<雪解けのブナ林>

予想以上に雪解けが進んでいるのにビックリした。やはり今年は、平地・山地共に時期が早い事は確実である。お〜、ブナの新芽ではないですか。今年もお世話にならなくては。


<既に膨らんでいる>

さっそく、装備を整えて、ブナ林を求めて、斜面を登る準備に取り掛かる。今日は、雪が少ないので長靴での行動にしよう。まず、沢を渡って対岸へ。


<日陰には根雪>

急斜面をひたすら登る。ブッシュは殆んど無いのだが、足場がザレていて登りにくいのだ。時々、コルリ材を拾い上げて<・>を捜すが、皆目見当たらない。体力が落ちているみたいだ。大汗をかきながら、尾根筋までやっとの思い出で登りつめた。やっぱり仕事のしすぎだな。
さらに、ブナ林を求めて登るのだが、今度は尾根歩きなので幾分か余裕がもてそうである。所々に残る根雪にはモノノケの足跡が多い。


<今年も綺麗に咲きますように>

石南花の群落を過ぎると、ブナ林だ。大きな立ち枯れまである。南斜面から北斜面に回り込み、コルリ材を捜すがなかなか見当たらない。急斜面が原因か?お〜、付いてる。


<お久しぶりです>

年甲斐も無く、心臓が波打っている。ほんと、久しぶりだ。4ヵ月ぶりだね。早速、新成虫♂を期待して割ってみるが、外道が沢山出ただけだった。残念!。更に、これ以降<・>付き材は、発見できなかったのである。無念だ!
この場所は、標高的にまだまだ低いので、コルリの密度が低いのは致し方ない。あと、標高で100m位上のブナ林に行かなくてはならない。今日は、時間的に厳しく、天候が不順だったが、雨が降らなかったのが幸いだった。次回も、このブナ林を攻める事にしよう。

採集結果
やっぱりボ〜ズ。

戻る