1月13日(日)

前回のHPに雪中材割り第1弾と書いた手前、第2弾を発射せざる負えないだろう。候補地を色々捜してみるがこれといった魅力的な場所が見当たらない。1m以上の積雪を覚悟して、R158周辺のブナ林にて、ルリを捜す事にした。今回から、デジカメがCoolpix5000の出動となった。ぜひ、ルリを見つけてその初陣を飾りたいし、2002年初物クワをも飾りたい。天気は上々であり期待が持てる。前日は、山岳部OB会があり、麦を飲みすぎフラフラである。4:15に起床して、装備をパサートに積み込み、真っ暗な自宅を出発する。空には星が瞬き、凍結注意である。奥美濃の某サービスエリアにて朝食を取る。朝からカレーだ。


<今日はいい天気?>

積雪は1mを超えているが、固まり始めており、前回の様な新雪地獄には、はまりそうも無い。そうだといいのだが。とりあえず、目的の林道入り口に到着する。うまい具合に駐車スペースがあった。不用意に路上駐車すると、除雪の邪魔になり、ひどい時には、除雪車が寄せてきた雪にクルマが埋もれてしまう。今回は、雪に埋もれた林道を移動する為、第2の雪中道具を投入する事にした。テレマークスキーである。板の長さが2m、エッジが付き、かかとが上がるビンディングで、ソールに滑り止めのウロコが着いている。ゲレンデでは何回か使っているが、実戦に投入するのは今回が初めてである。


<雪中道具2>

勿論、かんじきも持って行く。装備を背負い込み、スキーを履いてイザ出発である。スキーの調子は大変良い。雪に埋もれることなくすいすい進んでいく。


<シュプール>

30分程、進むと立派なブナとミズナラの混合林が現れてきた。スキーを脱ぎ、かんじきに履き替えて、斜面を伺い、立ち枯れを捜す。1本目の立ち枯れは、赤枯れている。外道の食痕は出るもののクワはダメ。1m以上の積雪のある斜面を登り始める。倒木は、完全に雪に埋もれているが、立ち枯れは、そこそこ見つかる。


<立ち枯れてはいるが?>

立ち枯れはあるのだが<・>が見つからない。キツツキの食痕もみられ、ムシがいないわけではない。隅から隅まで<・>を探す。雪を掘り返して探すが<・>がみつからない。ここは、ルリがいないのか?かんじきの調子はよく、雪に埋もれることなく歩く事が出来る。斜面の頂上まで登り、<・>を探すが、徒労であった。おかしい、奇妙だ、腹立たしい、標高1000mの成熟したブナ林でルリが出ない。残念だが撤収である。
2002年になり、2回連続のクワ成虫なしである。2001年11月23日よりクワを見ていない。本当に病気になりそうだ。(既に病気だが。)
そんな訳で、意地でも雪中材割で出さなきゃ。

採集結果
ボ〜ズでございます。

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