12月23日(日)

流石に師走だった。公私共に爆発多忙な1ヶ月があけくれ、ふと気が付くと、初ツヤハダ以来な〜もクワな事が出来なかった。一区切りついたので、としお〜んと共に遠征することにする。ブナ林へ行くと積雪があり、雪がなければブナがない。取り合えず、長野県松本市周辺に出かける事にしたものの、なかば、無謀な計画である。ま〜、命の洗濯が出来ればいいかな?
前夜、高速にて松本市まで移動する。


<駒ヶ岳PAは、Wクリスマス>

松本市の某駐車場で車中泊となる。−6℃の1夜となり、さぶ〜。夜明けと共に、Dor周辺へ移動してブナ林を物色し始める。


<夜明けと共にカラマツ植林>

予め目星をつけておいた沢へ入る事にする。積雪はあるものの、さほど苦にならないが、コルリ材は無理がある。立ち枯れ中心に材を捜す事となる。今回もハンターのおじさんたちと挨拶をかわす事となる。さて行ってみよう。


<只今準備中>

ここの林は、20年前にゼフの採卵に訪れた場所なのだ。オナガ、ジョウザン、エゾ、アイノ、メスアカ、ウラミス、アカ、ミズイロ、フジが採れて、飼育が楽しかった。ブナ・ミズナラの混合林がまだ残っているだろうか?


<さて、林道の入り口>

残念ながら、ショボイ林で終了してしまった。残念!次ぎ行ってみよう。
次は、標高1400mのBimiである。ヒメギフチョウを楽しく採集できるポイントで、ここに訪れるのは、10年ぶりかな?林道の入り口に到着する。雪はてんこ盛りであり、30cmはありそうだ。先ほどのDorの林よりは立派な木が多い。これは期待が持てそうである。雪中材割り装備に身を包み、果敢にトライする。しかし、<・>すら見つけられない惨敗を帰す。これはヤバイ、長野くんだりまで来て、ボ〜ズとはいただけない。


<積雪はてんこ盛り>

困ったもんだ。二人で落ち込んでいてもしょうがないので、大移動して、岐阜県上宝村HoLに行く事にする。ここの林道駐車場から200〜300mに立派なブナ林があるのだ。ただし、積雪は相当ビックにてんこ盛りを覚悟しなくてはいけない。R158をひたすら西進する事となる。


<今日の北アの眺めは凄い>

無事、HoLに到着するが、積雪量が凄くて、斜面に入れそうもない。悔しい思いをしながら、除雪された林道をぶらついていると、近くにやせっぽちのブナの立ち枯れがある。諦め切れず、雪を掻き分け、マークを捜す。あった、<・>が付いている。パサートでの500Km走行の末の1つ目の<・>である。遅すぎる〜。ナタで、慎重に削るが、出たのは食痕だけであった。


<唯一のマーク>

なんとも、お粗末な遠征になってしまった。時期的に、ルリ採集がムリなのは致し方ないが、それでもやっぱり、行って、採集したいのだ。
としお〜ん、ホントにお疲れ様でした。付き合ってくれたありがとう。

新春、HoLへリベンジか? 

採集結果
久々のボ〜ズ

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