6月16日(土)

今回は、不安定な梅雨空を気にしながら、ライトトラップを仕掛けた。
初めてのライトトラップであり、期待がいっぱい不安もいっぱいである。としお〜んを途中で拾って、真っ暗な林道を終点まで進む。この終点から先は、登山道になり、コルリを初めて成虫採集したFDF峠へと続いている。自然度が高く、以前より目をつけていたポイントである。
林道終点の駐車場で、セッティングを始める。


<はれほれトラップ>

500Wのハロゲンライト1基のトラップである。としお〜んに色々手伝ってもらって、無事完成。19:00に点灯、初めてのライトトラップ開始である。気温17℃、曇り、風なし。夕食を頬張りながら、ぼ〜と待つ。


<待ちきれないとしお〜ん>

今回の採集は、クワより、ライトトラップの調整に重きをおいている。スクリーンの大きさやバランス、発電機の燃費、設営・撤収の時間などなどである。クワ採集できれば、OKである。コクワ、アカアシ、スジあたりの飛来が期待できるが、なにせ気温が低すぎる。


<ぼちぼち>

20:00頃から、天候が回復し、星が見え始めてきた。けど、さぶい、15℃である。
ほちぼち、集まり始めた。以下の映像は、はれほれトラップに集まった諸君である。

  

  


<久しぶりのヘビトンボ>

こんな感じで、22:00消灯、撤収であった。クワは1匹も飛んで来ずじまいであった。けど、色々なムシが集まり、それなりに賑やかで楽しいもんだった。発電機、スクリーン、ライトの調子は良く、OK。出来れば、水銀灯を1基追加したい。はれほれトラップは、これから進化するのだ。
ところで、おまけの話を1つ。
としお〜んと2人で、ぼ〜としていると、真っ暗な登山道を1人の若い女性が降りてきた。彼女の話では、82歳のおばあちゃんが、足をくじいて山中に仲間といるとのこと、としお〜んの携帯で警察に通報してもらい、はれほれは、装備をもって、登る事にした。慣れた登山道だが、夜道は危険である。30分ほど登ると、おばあちゃん、おかあさん、むすこさんの3人がいた。皆さん元気で、ホッとする。水、食料、ライトは殆んどなく、持ってきた少ない装備を手渡して、絶対ここから動かない様にお願いして、引き返す。駐車場には、としお〜んが待っていてくれた。無事、警察に連絡がついたとのこと、これから先は、専門家にお任せである。暫くすると、派手な回転灯を点けた警察車両が到着した。責任者に、状況を説明して、後はお任せである。警察の皆さんは、救助に向かわれました。
そんな訳で、人里離れた、辺鄙な場所で、静かにライトトラップを楽しもうと思っていたらこれである。日帰りの登山といえど、ビバーグを想定した最低限の装備は必要である。気をつけよう。

さて、次週は、気合を入れて、3週連続ボ〜ズから逃れよう。

採集結果
今週も、ボ〜ズだよ〜ん

戻る