2月4日(日)

昨日は、節分であり、これではれほれの本厄が明け、今日より後厄となる。つつがなく無事に1年間を過ごしたいものだ。(本厄の年からクワを始めたのは、人生最大の災いかもしれない。)
さて、今回も大津へ行ってみよう。
滋賀県へ出向くのは、今回で5回目であり、そろそろパッとする成果を上げたいのもだ。先週と違い、天候はまずまずである。早朝(夜中)に目がさめ、ささっと自宅を後にする。例によって、カロナビお姉さんの案内で大津市某所に到着し、コンビニの駐車場で仮眠をとる。ぐっすり2時間弱、寝込んでしまった。今回のテーマは、竹林である。


<とりあえず竹林>

竹林ぐらいその辺にいくらでも在るのだが、出来れば、人の手によって整備されている(空気が流れる)竹林、使い古したシイタケホダ木が並んでいる竹林、太く枯れかかったクヌギがある竹林、枯れた竹材が黒色マット状になっている竹林、そんな竹林が理想である。さて、装備を整えて歩き始める。まず、神社横の林を調べるが、クヌギの切り株に食痕なし。次へ、シイタケホダ木がある竹林を見つけるが、綺麗に並びすぎている。シイタケ栽培中ですね。


<はれ〜バンブージャングルだ〜>

竹林の片隅に立ち枯れクヌギを発見する。大きな食痕があるがもぬけのからだった。ゴミの不法投棄があり閉口してしまった。シイタケのホダ木も投棄されており、コクワが出ない事を祈って、周りの腐植土を調べつつ割ってみる。

  
<祈りは通じず>

コクワが出る。3つも出してしまった。ボウズは免れたと思いながら、レベルの低い話だ。けど、こんなものもあり、目と香りを楽しませてくれた。


<新鮮シイタケ>

投棄されたホダ木からシイタケが出ていた。持って帰っても良かったけど、ワイルドでないので遠慮する。
どうも、雰囲気が今一なので、パサートで移動する事にする。カロナビを使いながら、ルッキングを開始する。デカイ台場クヌギは所々にある。整備されていない竹林が多い。空しく時間が流れていく。思い切って、1月13日のポイントへ向かう事にする。あそこにも、竹林があったはずである。


<いつもの駐車位置>

カロナビのお姉さんに道順を検索してもらい、あっという間に到着する。再び、装備をもって歩き始めると、後ろから車がくる。道の脇に立ってやり過ごそうとすると、運転をしていたお兄さんが声をかけてきた。お兄さん「クワガタ採りですか?」 はれほれ「はいそうです。」 「どちらからですか?」 「福井からです。」 「ここは何回目ですか?」 「2回目です。」・・・。こんな感じで、大阪ナンバーのワンボックスカーは行ってしまった。やっぱりここはすごいオオクワポイントなんだろうか?とにかく時間がないので、近くの竹林で、ほじほじ始める。な〜んも出ない。ほどなく、さっきのお兄さんが再び現れる。「よろしければ、ご一緒にいかがですか?」 断る理由は全くない、「はい、よろこんで、お願いします。」 竹林を出て、しばらく歩くと、さっきのワンボックスカーとお連れの方々が3名いらっしゃる。 「こんにちわ〜。」と、思いっきりの笑顔で挨拶をする。 「・・・。」 どなたも反応してくれない。皆さんシャイなんだろうか?先ほどのお兄さんは、京都でDorcus系のショップをお持ちのプロの方であり、今日は、お客さんを連れて、オオクワ材割りとのことでした。はれほれの目的が、ネブトであることを告げると、驚いた様子で、色々採集テクを教えていただき感謝しております。名刺まで頂いてしまいました。アカマツ材が目立つ地点で、はれほれだけネブトを探す事となり、お互いの健闘を祈り、お別れいたしました。チャンスがあったら、DCWショップへ行こうと思います。
さて、当然、ネブトは採れません。そんなに甘くありません。適当なところで切り上げて、帰りましょ。来週は、大津市を諦めて、全くの新天地を切り開きましょう。

採集結果
コクワガタ(幼虫)  3exs

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