1月13日(土)

今回も滋賀県への採集という事で、3回連続になる。先回の悪夢の様な雪中材割の反省を踏まえ、採集地は、大津市付近まで南下することにする。状況によっては、更に南下する事もやぶさかでない。国土地理院HPの地形図閲覧システムにて、大まかな採集場所を決めておくが、実際は出たとこ勝負である。
いつもより早めに出撃する。北陸道の積雪は大した事ないが、木ノ本〜敦賀の上り線で大きな事故があり、この区間で上下線通行止めである。


<わかるかな?>

予定通り、敦賀ICで下りて、R161を南下する。R8の下り線は、大渋滞だった。トラックが多いのだが、スキーやボードを積んだ乗用車も多い。暇つぶしに、プレートを見ていたら、和歌山のプレートがあった。遠路はるばる、雪遊びをしに北陸路に来たんですね。逆に、クワガタ採りに、和歌山まで行ってもいいな〜。2月に和歌山に採集に行きたいな〜。そんな事を思いながら、琵琶湖が見え始める頃には、夜が明け始めた。
さて、今回の目的だが、ネブトである。大津ネブトである。何としても採集したい。死体でもいい。幼虫でもいい。成虫だったら、30mmがいい。福井県では記録が少ないネブトである。はれほれの30年前の記憶が蘇る。とにかくネブトである。しかし、行き当たりばったりの採集なので、気楽にいきましょう。
先週と比べ、湖西地区の雪は激減している。順調に南下を続け、くねくねと行って、とり合えず予定の場所にクルマを止める。


<お台場クヌギ>

むむ・・・、何だこの場所は、環境がよすぎる。穴のあいたクヌギがいっぱいである。夏場に来たらさぞかし楽しい樹液採集ができそうである。ネブトの発生地を探し始める。しかし、材割の跡を見るとそそられてしまう。


<本当に採れたのかな?>

オオクワの幼虫欲しい。はれほれには、時間と技術と情報がないので、今日はあきらめる。けど、削りかすを削ってみると、確かに大きな食痕がある。あっ、黒い塊!


<今週もコカブト>

今週もコカブトでした。即、リリースする。


<ここにもクヌギが>

なんだか、ネブト採集に身が入らなくなってしまった。そんなまま、山里を徘徊するが、ボーズのままである。時間が残り少なくなってきたので、パサートに戻る事にした。パサートの回りにも、台場クヌギが何本かあり、材割の跡が見られた。この跡を、すこし削ると、コクワが出た。


<コクワです>

今日は、これにて時間切れだ。ネブトは採れなかったが、まだまだ調べる森はたくさんある。台場クヌギの多さには驚かされた。何回か通えば、好結果が期待できそうだ。

採集結果
コクワガタ(幼虫)  5exs

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