「千人広場」

 

 近年は、各季節を問わずどこででもイベントが開かれている。特に、自治体が行うイベントは、名称は違うがソバありナベありでなかなかの人気である。

 とても、全部は巡れない。

 

 ズーと以前(50年ほど昔かも?)に、復興博覧会(戦災と震災の復興)と銘うって大イベントがあった。

こんなに人がいるのか?と思うくらいに、神明の駅も福井の街も人が溢れた。

当時、電車が満員で、神明駅で客車に溢れた人を貨物用の車輌を連結して福井(田原町)まで運ばれた。

 

第一会場は福井大学。

テレビを生まれてはじめてみた!手品の会場風景を場外(満員で入場できなかった人のため)で見れた。小さな白黒テレビであったが、画面を注目する観衆から“オー”とのどよめき起こったものである。

まさに魔法の箱であった。

また、屋外では耕運機のデモンストレーションがあった。

踏み固められた小石混じりの荒地を、黒い煙を吐いて唸る機械に驚嘆の声があがったものである。

 

第二会場では、プラネタリュ−ムを見た。

“目からウロコ”との表現があるが、まさにピッタリである。

 

あれから、何年経ったのであろうか?

 ビルは、50階も70階も高層化した。

 汽車と呼んでいたものは、時速350kmを・・・

 飛行機は、まもなく時速6〜7000kmになるだろうという。

 そして、遂に人まがいの動きをするロボットがでてきた。

 個人のメッセージが一瞬に世界を駆け巡る時代となってきた。

 

もう、何をやっても驚かないし、興味も引くことはなかなか難しい。

 

 イベントは、人が集まれば80%が成功といわれる。

 この地で、多くに参加者を募ることは非常に難しい。それにも関わらず、神明の仙人堂に因んで千人を集めようとするわけであるが、興味を引いていただける材料を見つけ出すのに苦慮しているところである。

 以下に、いろいろとあげてみたが、やはり神明は神明の色を良く表しているものにしなければならない。このため、ローカル色が豊で、しかも来場者も参加できるものに的を絞っていくこととした。

 現段階では、テーマとおおよその輪郭だけであるが、スタッフと協議しながら細部を詰めていきたいとおもっている。

 仙人堂住人 樫尾 美法

概要

 1 日時 平成13年10月14日(日) 正午を期して集う

 

 2 注目すべき出し物(案)

    ミニ動物園

    (エアマスコット 幼児用のキャラクター)

    ハシゴ消防車(パトロールカー、白バイ)

    仙人堂の技、智を披露

    プリントごっこ

    「忠直卿」街道を往く

    神明寺子屋(継)、神明四兄弟(継)等

    環境展(電池自転車、ハイブリッドカー)

 

 3 協力要請

各種団体(老人会〜壮年会等)

    公民館各講座

    保育園

    幼稚園

    小学校

    中学校

    各町内公民館

    市地区公民館

    公民館協力員

 

 

 4 周知手段

    福井新聞

    テレビ

    事前講演会

    ポスター(保育園児による手作りポスター)

    館報(特別号)

    寺子屋(事前開設)

 

5 その他