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「沈黙の艦隊」
「沈黙の艦隊」
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モーニング連載の沈黙の艦隊ですが、海江田艦長が国連総会に出席して、名演説を垂れた後スナイパーに狙撃されてしまい、なんと、生きてはいるものの脳の一部を損傷しており二度と意識を回復することはないだろうということになってしまい、どうなるだろうと心配していたんですが、なんとあと３回で完結のようです！！！！ このマンガではいろんな事を学びました。世界の安全保障の形態を類型化して説明してくれたところなどは、コミックスを買って永久保存したいです。 そして、ストーリーは壮大な理想へと突き進んでいます。世界核兵器永久凍結と、国家の枠を超えた世界政府の樹立です。 こうしていざ、こういうところに書いてみると・・・・・スゴすぎる！ ('96.2.18) ああ、あと２回で終わりです。（今号を含め） すごいです。すごすぎます。ベネット、アメリカ大統領の国連総会演説です。策士だった彼を、海江田四郎の高邁な理想がつき動かしました。彼の口から、出た言葉は「人間に核の力を使わせるのは、国境の存在だ」、「21世紀は国境をなくさなければならない」です。おおおお、とうとうこの言葉が出たかぁ、と感慨深いものが脳裏をよぎりました。 海江田四郎の描いたシナリオは、沈黙の艦隊は、現実の艦隊としての成立案は却下されるが、沈黙の艦隊の理念は人々の心の中で走り出し、本来の目的である、世界政府の樹立を成し遂げるというものであったようです。 うううう、最終回はどうなるのだろう！！いまだ海江田は意識不明。 ('96.2.29) |