スペースマウンテンで最前列に乗る方法

2年ぶりのディズニーランド.
父は今年はある目論見があった.「今年は芳(幼年長)も身長制限にかからないハズ.子供たちをジェットコースターに乗せてみよう.」

まず,ツーンタウンの「ガジェットのゴーコースター」
芳「かえるさんがピューっておみずをだしてたよ〜 もっとジェットコースターにのりたいなあ」

次,「ビッグサンダーマウンテン」
智(小3)は 暴走列車というシュチエーションがずいぶん気に入ったらしく,帰ってきてからもこの話をしきりとする
「炭鉱のなかを壊れた機関車がスゴイスピードで走り抜けるんだよ!!」芳「最後は大っきな岩が落ちそうになってるんだよ!!」智「そうそう!!」
ふーん,芳なんか目をつむって母にしがみついていただけと思ったら,けっこう外見てるんだね.
芳「ぜ〜んぜんだいじょうぶだよ!もっとこんなののりたーい」

さて,夜もふけてきて行列も短くなってきた.
さあ,あの行列ぜんぜんないよ!と「スペースマウンテン」の階段を上がる.
こんどは智のほうがちょっと引き気味.

さて,長い行列も流れて次には乗れるというそのとき,芳「おしっこ!」
ジェットコースターの中でおもらしされたらたまらない,と恐る恐るおねえさんに申し出る.おねえさん,親切に外のトイレまでつれってってくれて,秘密の通路からまた中へ.
いきなり乗車口に出ると,「ここへどうぞ」 ええ!,一番前!?

えい,しょうがない.と最前列に座ると目の前に口を開けているのは真っ暗なブラックホール.身構える隙もなくロケットの発射音とともにみるみる吸い込まれていく.

△○☆□※!!・・・・

とにかく父も怖かった.まばたきもできなかった.
親子ともなきそうな顔で外に出た.
おいしいチェロス食べて機嫌なおしてから,「さあ,今度はボートに乗ってうさぎさんの家見にいこうよ!」



子供たち「・・怖いのは・・・・もういいよ」

 

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