ちょっとおとなになってきたかな

年末には2泊で赤倉スキー場へ出かけた.

例年観光ホテルスキー場の駐車場に車を止め,観光ホテルスキー場とチャンピョンスキー場を行き来するのが,ぱんぱ家のパターン.
ついでに,おひるは車に戻ってお雑煮やラーメンというのも例年のパターン.

お昼近く,チャンピョン迂回コースの入り口で智(7才)に”横につきあたりまでいって下におりたら車に行けるから先にいっててよ.”と先に行かせた.”さきいくよー”と元気に言うとみるみる斜面を降りていった.しかし父と芳が車に戻ると,智の姿がない.これは間違えたなっと父はさっそくスキーを担いでチャンピョンスキー場のベースまで歩いていった.ゲレンデにつくとさっそく”福井市からお越しの・・”という放送が聞こえて,幸いすぐに合流することが出来た.智はなきもせず,リフト乗り場近くで遊んでいた.声をかけると,“おとうさん,おそいよー”と笑いながら斜面を上がってきた.

観光ホテルスキー場に戻ろうとリフトに乗ってから智に尋ねた.父:”ねえ,どうしていたの?”智:”リフト券売り場のおねえさんに 駐車場に行くにはどうしたらいいですかって聞いたんだよ.そうしたら,放送入れてあげるから待ってなさいって.” そうか.ちょっとおとなになってきたかな.

 

さて,大晦日にスキーから帰宅してのお正月.まず芳(4才)がかぜをひいた.
スキーでは一番張り切っていた彼.さすがに疲れがでたようだ.

熱があがってくると静かにしていればいいものを,部屋をふらふら歩いて,つらいくせにあれこれ遊んでという.からだが辛いからささいなことにすぐ泣きわめく.
父母は熱のあがりさがりに一喜一憂.

やがて,兄の智(7才)にもうつった様子.

こちらは去年までとは違い,つらいと黙ってじっとしている.ふとんに入るように言うと,ひとりで寝室に行き眠れないだろうに静かに横になっている.
具合を尋ねると,自分の症状もうまく言えるようだ.翌朝は “お医者さんに連れていって.”と自分から訴えた.

父母は兄の様子にも一喜一憂しながらも,うん.ちょっとおとなになってきたかな と,少しうれしい.

 

OTHERS MAINへ