九頭竜国民休養地キャンプ場

北陸の人気キャンプ場のひとつ.今回は父の会社の同僚S氏一家とでかける.おとな4人,子供5人(うち幼児2人).子供たちが学校から帰宅してから出かけたので,キャンプ場着は3時半近く.涼しい風がふく山間のキャンプ場.サイトはご自由に,ということだったので,奥の方の木陰に覆われたフリーサイトを選ぶ.今日は空いているので,テント,タープ,を広々建てた.まだ前や下に子供たちの遊び場がある.ペグがかたくてやや悩んだが,風は弱いし,雨の心配もなさそうなのでよしとしよう.

設営が終わったころ,ひとしきり遊んだ子供たちは束になって空腹を訴えはじめる.まめごはんとシチュー,バーベキューの夕食.母ふたりは子供の世話に追われ,父ふたりはバーベキューコンロの前でやきとりを焼きながらビールを飲む.(いや,ビールを飲んでいたのはぱんぱ家の父だけだった.)
涼しい風のなか,静かに日がくれてゆく.騒がしいのは我が家のふたりの子のみ.ぎゃあと泣き出したのは,炊き立てのまめごはんを足の上にこぼしてやけどした芳だった.父はやきとり,げそ,ビールに満足.
ゆっくりと夕食をすませ,ランタンを提げておふろに行く.宿自慢のハーブ湯は本当に疲れが癒えた.サイトに戻るとと湯冷めしないよう子供たちはすぐにシュラフにもぐりこませ,寝たのを確かめてまたランタンに灯をいれる.話題は“子供たちはいつまでついてくるかね.”

 

朝は鳥の声で目がさめた.朝食はパスタとパン.夕食といい朝食といいS家の母に何から何までお任せ状態.朝のうちは煙っているような天気だったがやがて陽射しがさしてきた.サイトの小物をしまった後,スキー場へ散歩にいく.下界では真夏日になったこの日,草原も風がなく暑い.小さな子供たちはふもとの日陰から動かなかった.木陰のキャンプ場に戻るとさっそく川へ水浴びにいってしまった.父ふたりはその間に撤収作業.木陰だが大粒の汗が流れる.蒸し暑い季節はもうすぐ.夏も近くに迫っているようだ.

−九頭竜国民休養地キャンプ場−

このキャンプ場は2度ほどふられているが,今回はすいていて当日の電話でとることができた.福井から約1時間半.和泉村朝日から九頭竜川をはさんだ反対側の山の斜面に九頭竜スキー場,パークホテル九頭竜(国民宿舎)がある.キャンプ場はパークホテル九頭竜や隣接の芝生広場を囲むように,九頭竜川側に平坦なオートサイト,山側に段状のフリーサイトが広がっている.地面は芝生か土.パークホテル九頭竜や芝生広場とキャンプ場の間にはちいさな川が流れていて,子供たちは川で遊んでいた.全体に公園・遊歩道風に整備されていて,子供を放し飼いにしても安心.テニスコートあり.夏はプールもあるとか.
キャンプサイトは適度に木があるが,陽射しの強い季節には木陰に覆われる林間サイトがおすすめ.いずれもサイトに車の乗り入れは可能です.おふろはパークホテル九頭竜で.(〜20:30,300円)
買い物は大野または白鳥あたりで済ませてきた方がよいか.朝日にもJAのスーパー,コンビニ風の商店あり.帰りに道の駅和泉で食べたまいたけ弁当,わさびそば,おつけものはなかなかおいしかった.

 

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