赤礁崎オートキャンプ場

梅雨の晴れ間の休日.若狭赤礁崎に出かける.家を出たのは11時ごろだったがいろいろ用事を済ませていて小浜着は結局16時前.途中敦賀・日本海さかな町でほたてやさざえを購入する.いろいろ値切って買ったけれども得をしたのかどうか?小浜でスーパーに寄り,最後に父の燃料を買い足してキャンプ場には16:30.ようやくテントを建て始める.

場所は大島半島の先端,小浜湾の開口部の水路を望む一角.付近は公園として整備されていてその半分あまりがオートキャンプ場となっている.当日予約だったためやや狭いサイトだったが,サイト後ろに芝生が広がっていてその向こうに海が望める.得をした気分.小さな漁船がたくましく外洋へ出て行く.夕食はポトフに子供には焼き肉,大人にはほたて,さざえ,しじみのバーベキュー.やはり子供たちは焼き肉がないと納得しない.ほたてはそのまま焼いてもおいしかったが,母が料理の本で見てきた身をきざんでねぎと和えてからやいたものもまたよかった.こっちはお酒のさかなかな.気がつくと漁り火が遠くにならんでいる.

 

朝はやはりエンジンの音で目がさめた.海の向こうの半島の山の上から朝日が登ってくる.その間の海にはまた漁船が外洋を目指す.さっそく缶ビールの蓋をあける.最近キャンプの朝にはビールを開けるのが日課になってしまった.智が起きてくると,母とふたりでさんぽにでかけていった.父はビールを飲みながら朝日を見上げる.

 

朝食はパンときのうのポトフをシチューにしたもの,たまごやき.朝食がすむと,智が灯台まで行ってみたいというので,芳と3人で出かける.キャンプ場は朝の風景.食事しながらのんびりする人,さっそく自転車や一輪車で走り出す子供たち,ぼおっと海を見ている若者のグループ.それにしても今年のはやりはスクリーンタープだろうか.
キャンプ場の先も遊歩道がつづいていて,”イベント広場”なる芝生広場,さらに先は遊具もある公園になっている.海岸の高台をゆく遊歩道で海の色があざやかだ.とにかく灯台までいってみようと先を急がせると,先端は島になっていて遊歩道の橋をわたると高台に小さな灯台があった.キャンプサイトからここまでは30分あまり.この島の海岸でテントを張っているのは釣り人か.海は穏やかだし気持ち良かっただろう.

帰りは公園の遊具で遊びながら戻ったが,”あっちのすべりだいへいってくる!”と走っていった芳がすぐ”こわいよう”とべそをかいて走ってきた.遊歩道から見上げると目の前にいっぴきの鹿!さっそく智が寄っていくとさっと身構え少し離れたが,警戒しつつもまた目の前の草を食みに来る.子供たちには塀ごしでなくてはじめてみるおおきな動物.智に”野生ってなに?”と尋ねられたが,ちゃんとわかってくれただろうか.

 

サイトにもどると急いで後片付け.やっと事務所にカードを戻しにいくと智が”あと2分だったよ.”キャンプ場を出ると関西電力の新しい原発PR施設“ELDOLAND”へ.ここには熱帯雨林を模した植物園風展示,IMAX TOURという乗り物,そして子供たちが電気を体験する施設.食事も食べて3時間あまりを過ごし帰路につきました.

赤礁崎オートキャンプ場

小浜から20分あまり,大飯町若狭本郷から青戸大橋をわたって大島半島へ.約15分で半島先端の赤礁崎オートキャンプ場につく.二つの半島にはさまれた小浜湾の開口部に面し,終日船のエンジン音が途切れる事はない.付近一帯はリアス式海岸で,断崖の上に公園が広がっていて海岸へは降りられない.が,高台なので,眺めは良好.キャンプ場少し手前に海水浴場もあった.
いわゆる高規格サイトのキャンプ場で,通路の両側にびっしりサイトがならぶ.場所によって多少広い狭いもあるようだ.地面は芝生,隣との境は垣根,各サイトにU字抗がおかれているのでバーベキューコンロは不要.キャンプ場の海岸側には遊歩道があり,さらに先をめざすと”あかぐり園地”という整備された公園(200円).半島の先端は小さな島になっていて,海をまたぐ橋を渡ると島の中心に小さな灯台がある.このあたり釣り人を多く見かけた.買い物は小浜か本郷.おふろは本郷にある”あみーしゃん大飯”で.

ELDOLANDは関西電力の新しいPR施設.小さな子供たちは充分遊べます.ここのIMAX TOURはディズニーランドでいえばスターツアーズと同種の乗り物(500円).ただし,スターツアーズよりも本当におとなむけ.迫力があってゆれもはんぱじゃありません.後ろに乗っていたおにいさんが思わず”これは恐い”とつぶやいていた.身長110cm以下の子供は乗れないのですが幼児が乗れないのは本当に恐くてあぶないからでしょう.ストーリーはよくわからなかったけど.おとなだけでも通りすがりに寄ってみる価値はあります.

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