大島キャンプ場

5月の連休は暖かいキャンプでした.というわけで,5月にもう一度出かけることにした.

天気予報は土日とも最高気温23℃.まあ大丈夫だろうということで,金沢のスポーツ店の割引券にも引かれて北上.
父は卓上のランタンがほしくてPOWERMAXの据え置き型ランタンを買った.今年の新兵器その2.それより特筆すべきは,先週子供たちにスクーターを買った.よくキャンプ場で子供がケンケンで乗っているあれ.ちょっと父も借りてやってみたが,これが思いのほか怖くでできない.子供たちはスイスイと乗っているのに.

キャンプ場は能登半島中ほどの「大島キャンプ場」.北陸の有名キャンプ場のひとつ.
千里浜を走ってから,海岸沿いの国道をさらに30分ほど北上し,静かな海岸沿いに下りたところ.管理人さんは「今日はすいているから.うちは海水浴の時が混むんだ.」とのこと.なるほど,我が家のほかには3グループ.キャンプ場の北半分は松林のなか草地の広々したところ,南半分は適度に樹木が生えている間にテントを立てるようだ.低い砂の山にさえぎられてはいるが,海岸まではすぐ.
我が家も南側奥の方の炊事場,トイレ近くの一角を確保.早速テントタープをたてる.
砂地なので,ぺグはやわらかいが,草も生えておりさほどでもない.

買い物をすませて父母はさらに設営や食事の準備.
子供たちはテント,タープを立てて,ぺグを打ってマットとシュラフを広げてしまうと遊びに行ってしまう.ここまでの分業は身についたようだ.母,もくもくと食事の準備,父,黙々と火を起こす.松林を風がとおっていく.最近だんだんこんな時間がふえてきた.

子供たちが帰ってきて「夕焼けだよ!」と空を指さす.見上げると松林の向こうの海岸の方の空が赤く染まっている.
あちこち探検をすませた子供たちに道案内してもらって海岸へ出ると,海の向こう側の空が穏やかに燃えている.春の夕日は優しげだ.
急に涼しくなってきた風が心地よい.

テントに戻ると,母が「スパゲッティがのびてしまうよ」と食事をうながす.今日はスパゲッティに焼肉,さざえ,智(小4)のリクエストでポトフ.それにサラダ.
新しいランタンは卓上にしては光が強すぎるといまいち不評.もともと父はマントルをつけるのが苦手なんだけど,我が家のPOWER MAXランタンはホヤの中にガスが充満してからバン!と破裂するように着火する.さっそくマントル破裂.新しいほうもそうだったので,POWER MAXランタンってそんな感じなのかなあ?と思う.
夜がふけるにつれ,どんどん寒くなってくる.キャンプ場が空いていることもあって不気味なほど静かだ.子供達にはどんどん厚着させたが,結局早めにシュラフに入れてしまった.父はコンロに炙られながらしばらく起きていたが,やっぱり寒さには勝てず,早々にシュラフにもぐる.

翌朝も晴天.
ゆうべの寒さでタープはしっとりと露に濡れて重たかったが,爽快な風にやがて乾く.
しばらく海岸で遊び,パンの朝食.
そのあとシュラフを干しだすが,風が心地よくすべてがスローペース.出発はもうお昼前になる.帰りは北陸電力のPR施設「アリス館志賀」で遊ぶ.子供達は無料で貸し出してくれる遊具や変形自転車で遊び,父は車のなかで寝ていました.その後,「いこいの村能登半島」で入浴して帰る.

大島キャンプ場

千里浜のある羽咋市からさらに20分あまり北上,能登半島の中ほどの西側の砂浜に面したキャンプ場.海岸の松林のなかに広い草地が広がっている.バンガローも多数あり.民家も近くにあるのだが,国道からははなれているし,海とも小さな砂丘のような山に隔てられているので,ずいぶん静か.
サニタリ関係も真新しく清潔に整備されていました.買い物はさらに車で10分ほどでスーパー(+100円ショップ)あり.コンビニも近くにあり,夜になって忘れ物に気づいたpanpa家は助かりました.おふろは管理棟で「能登ロイヤルホテル」か「いこいの村能登半島」の割引券を購入.しかし,車で20〜30分かかる距離にあるので注意.周囲は遊ぶところ多数.
この季節,松林の木漏れ陽と海からの風で心地よくすごしました.IN OUTの時間も特に定められているわけではないようなので,海水浴だけでなくゆったりと過ごすキャンプには最適と思います.

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