舞洲アーバンオートビレッジ

さて,連休.
毎年,寒くて風邪ひかせるかなと思っても,日中の暖かさに誘われてついでかけてしまう.
芳(幼稚園年中)に"どこへ行きたい?"と尋ねたら,"どうぶつえんとすいぞくかん"という声が帰ってきた.そうだ,大阪にキャンプ場があったなと思い出し,今年もやっぱりキャンプに出かけることにした.

3日朝舞洲アーバンオートビレッジにTELすると,"2泊でいけますよ”という答え.渋滞を覚悟しつつ北陸道を南下しはじめた.途中にわか雨もあって心配したが,湖西道路から琵琶湖を見下ろす頃には暑いくらいの陽射しになった.名神は予想通りの大渋滞.京都からは国道で大阪を目指した.

何とか阪神高速に入り,大阪北港の人工島へは4時前についた.キャンプ場はまだデイキャンプのお客さんでにぎわっている.オートサイトもほぼ一杯のようだ.久しぶりの設営.テントたちは元気だろうかと思いつつバッグを開く.フライのペグ打ちはほとんど智(小2)に任せておいた.意外と上手にペグを打つので感心する.
広い区画サイトでテント・タープ・車をおいてもまだおつりがくる.テントをたててから買い物に出かけ,食材とあわてて半袖を買う.
夕食はハンバーグ・焼き肉・サラダ・など.サイトの後ろに見える野球場のナイター照明が美しい.

翌日は車を置いてバスで出かけた.我が家と同じようにバス停まで歩き出した家族が3組ほど.約束どおり動物園.田舎者の子どもには,電車を乗り継ぐだけでも珍しい.動物園を出て地下鉄に乗る前にLOGOSのOUTLET SHOPを発見.子供たちは次に行きたがるが,親はしばしあれこれ物色.しかし結局買ったのは子どもの服だった.
我が家の子供たちには目立って探しやすのでタイガースの帽子をかぶせているのだが,大阪の町を歩いても意外と縦縞の帽子をかぶった子どもはいなかった.父は,大阪ではどこの家に行っても縦縞の帽子と黄色い応援用のバットがあるものだと思っていたのだが.商店街でおばちゃんに“今日の甲子園はどうだったあ?”と声をかけられる.

夕日が六甲山に沈むころサイトに帰ってくる.ランタンをつけると子供たちはさっそく買ってきた紙飛行機を作り出した.その間に火を起こして食事の用意.今日はポトフにチキンソテー,おまけに焼き肉.子供たちにおにぎりを作らせると,喜んで作っている.

まわりのサイトを見回すと,3家族以上の団体が多い.ほとんど地元ナンバーだ.親たち,子供たちそれぞれに楽しんでいる.電源があるので,照明をふんだんに使っているグループが多い.ここのキャンプ場はサイトを拠点にして舞洲内で遊ぶのが正しい過ごし方なのだろうか.子供たちは明るい場内照明の下遅くまで遊んでいる.キックボードは都会の子供たちのマストアイテムらしい.食事のあと我が家の子供たちはキャンプ場を一回りしてきてからテントに入ってしまった.しばらくはなにか歌声が聞こえていたが,やがて静かになった.

子どもの日も一段と暑い日になった.早起きして散歩に出かけたかったが,7時まではキャンプ場の門は開かないらしい.朝は昨晩作ったおにぎりを焼いて食べる.
10時頃撤収完了.隣りの島とはいいながら,大回りして海遊館へ.大変な混みようだったが,子供たちなりに楽しんだようだ.

15時頃大阪発.多少の渋滞はあったが意外と流れは良く,山科で八つ橋のお店を覗き,夕方マキノキャンプ場近くの温泉で入浴して帰宅.子供たちは敦賀あたりで静かになり,後は朝まで眠ってしまった.

舞洲アーバンオートビレッジ

島全体がスポーツ施設や公園になっている人工島の中心にあるキャンプ場.”町中のキャンプ場”とイメージしていたが,橋から見下ろす島は全体が草原のように緑色で覆われている.けっこう広い区画サイトで,隣りとは境界を接しているが,後ろ側とは間隔が開けられていてさらに広々感じた.地面は芝生−土.フリーサイト側は広場−池になっていて子どもを放し飼いにするにはいいだろう.日陰がほとんどないので,夏場はつらいものがありそうです.

大阪市街へは市内バスが最寄りの駅に連絡しています.2001年にUNIVERSAL STUDIOが出来たら,キャンプ場とはバスで2駅だよ.ただし,キャンプ場への戻りのバスの最終が早いので要注意.ぱんぱ家は,ここは町中だから買い物は不便でないだろうと油断していたが,近所で駐車場があるスーパーがなかなか発見できず焦ってしまった.途中看板を発見した高見町JUSCOで買い物.特にビールはキャンプ場外で購入しておくことをお勧めします.シャワーは無料.近所のおふろは?.結構快適なキャンプ場でした.

MAIN PAGRへ