86 尾戸焼


◎ 尾 戸 焼  (おどやき)
 
高知県・小津尾戸のやきもの。
藩主山内忠義が承応2年(1653)大坂から陶工を招いて窯を開かせ、藩窯とした。

文政3年(1820)城南能茶山に移窯し、以後の作品は能茶山焼(のうさやまやき)と称する。

作品は白上がりの陶器で、色絵薩摩の素地に似て細かな貫入が入る。

軽く、鉄砂または呉須で絵を描いた茶碗が多く御本雲鶴写筒茶碗・三島写茶碗などもある。

参照

「茶道具の基礎知識」 野村瑞典 著 光村推古書院
「やきもの事典」                平凡社