60  竹台子について


行台子とも呼ばれる。
最初に村田珠光が白竹に桐木地で好んだのが武野紹鴎に伝わり、利休の時に現在の小形になった。
珠光・紹鴎のときは真台子の大きさであったらしい。
『茶道筌蹄』にも『伝不白手前書』にも『天然宗左ヨリ弧峯不白聞書』
にも「珠光好」とある。
『和漢茶誌』には「或人云フ、紹鴎始メテ之ヲ作ル」とある。
現在使われているのは利休好みの小のほうであり桐木地竹四本柱です。

 寸法は天板  長さ二尺四寸八分  (約七四・四センチ)
        幅 一尺二寸七分七厘(約三八・三センチ)
        厚さ    五分五厘(約 一・七センチ)     
 地板の長さ・幅は天板と同じで
        厚さ  一寸二分  (約 三・六センチ)
竹柱の高さは一尺八寸一分  (約五四・三センチ) である。 

柱は、三節を客柱(右手前)と角柱(左向う)に、二節を向柱(右向う)と  勝手柱(左手前)にする。
ただし、三節一本の時はこれを客柱に用いる。
元来、地板は根のほうを勝手付に、天板は根のほうを客付にする。
炉用とされているが風炉に使用するときは小風炉を用いる。



参照文献

 『原色茶道大辞典』     淡交社
 「角川茶道大事典」   角川書店
 「茶道具の基礎知識」 野村瑞典 著 光村推古書院