bQ21  旅箪笥 (たびだんす) 


利休好み。

天正18年(1590)利休が小田原陣中に持ち込んだのが最初。

最初の使い方は点前道具を収納する箪笥。

元々は唐物で利休が桐木地で好んだと言われている。

利休好みは総桐木地で正面にケンドン蓋が付き、内側には二枚の棚板がある。

上棚は左側に柄杓を掛ける切り込みがあり、中棚は奥行きが浅くなっている。

惺斎好みは桐春慶塗。 

                                                                                               
参照                                
                                茶道具の基礎知識  野村瑞典著           光村推古書院刊                   

                                                       


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