144   種壺(たねつぼ)

備前・信楽・瀬戸などにみられる形。
元は昔農家で種を貯蔵するときに使った壺のことで二.三または四つの耳があります。
茶人がこれを見出して水指に使ったことからこの名称が付けられました。
小さなものは花入にも使われました。


参照

                                                                                「原色陶器大辞典」  淡交社 刊
                                                                                                                                                                                                                          


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