パリ5日目

 

この日で、丸1日パリにいることが出来る最後の日。

でも、朝食は、いつもの通りのバイキング。

そして、今日は、午前中、クリニャンクールへ行くことに。

ここは、のみの市で有名なところ。

ホテルの近くの地下鉄の駅から1本で行ける。

そのためか、思ったよりも早くクリニャンクールへ到着。

9時頃付いたんだけれども、そのころには、まだみなさん露天の準備をしているところ。

と、言うことで、ショッピングなんて出来やしない。

それに、掘り出し物を探そうにも、見つけることなんて出来やしない。

一応、1通りだけ通ってみようか、ということで、通ってみることに。

そしたら、ヤンキーらしき4,5人の男の子に「コンニチハ」って声をかけられる。

その言葉を無視して歩いていたら、今度は「ニイハオ」。

最後には、「ことばが分からないの?」って言われた。

そして、しばらく歩いていると、後ろから、彼らのうち2人が

「たばこの火を貸して」「電話番号教えて」って声をかけてくる。

それでも無視して歩いていたら、結局途中であきらめてUターンして帰っていった。

なんか感じのいいところでは、なかったね。

ま、こういうところではスリが多い、って聞いていたけれど、スリに会うよりもいいかなっていい方に考えることに。

歩道では、それぞれが好きなものを売っている。リモコンなんかも売っている。

「おいおい、何につかうんだよ、そのリモコン」ってつっこみたくなったけど・・・

それにしても、お店の人たちは、やはり日本語(もちろん片言)で、しゃべりかけてくる。

ここでも日本人が多いんだね〜。

そうそう、もう腰が痛くて痛くて我慢が出来ない。

と、言うことで、薬局へ駆け込み湿布を買うことに。

お店の中を見回しても、湿布らしきものは見あたらない。仕方がないので、お店の人に聞くことに。

でも、私が持っていった辞書には、「湿布」のフランス語がない。

しかたがないので、「腰が痛いから、ここに貼る何かをくれ」ってジェスチャー混じりで、お店の人に言ったら

最初に、アイスノン見たいのものを持って出てきた。

「ずーっと貼るやつ」って言ったら、やっと湿布(サロンパスの大判みたいなもの)をもって出てきてくれた。

「それそれ!」って、購入することに。「じゃ、それを買います」と、上手にフランス語で言えなかったら

「non」と、言われ、正確なフランス語を言ってくれる。で、もう一度、「それを買います」って言ったら

「ok」って、やっと買わせてくれた。

おいおい、フランス語講座じゃないんだよ。って思ったけど、おもしろかった。

で、薬局を出て、バスで街中まで行こうかと思ったけれども、バスの乗り方がわかんなかったので、

結局、地下鉄でいくことに。

クリニャンクールの地下鉄の階段を下りようとしたところで、

突然、黒人が「コンニチハ」って言いながらボーンって出てくる。

近くの革屋さんのスタッフみたい。で、セールスをしてくる。

でも、やはり高い。「やっぱり買えない」って言って店を後にする。

それにしても、そこの店主が、アル・パ・チーノに似ていて渋かった。(友達とこれは意見が一致した)

でも、裏でなにか悪いことをしていそう。

 

次に向かったところは、レ・アル。ここで、買い物をすることに。

通りを歩いていると、仕事中のトラックを運転しているお兄ちゃんが声をかけてくる。

「電話番号を教えて」だって。

おいおい、仕事中だよ。ちゃんと仕事しなきゃね。それとも、それって女性に対する挨拶なのかな。

そして、先日行ったデパートへ。

そこの本屋の前で、友達が「トイレに行きたい」と言っていたので、

同じ場所で落ち合うことを約束して別れることに。

そこで、私は、日本の漫画のフランス語版を自分用と友達用に購入。

それにしても、いろんな漫画がフランス語版で出ている。

「それにしても、遅いな〜」って思っていたら、彼女があわてて帰ってくる。

「まだ、トイレに行っていないの」だって。

話を聞くと、

従業員の人に、トイレの場所を聞いた−>そばにいた男の人(お客さん)が、

男の人は「車はベンツだよ。携帯はSonyだよ」って彼女をつけ回すー>「友達がいるから」と逃げてきた

と、言うわけ。

仕方がないから、一緒に付いてトイレに行く。

それにしても彼女、「おじさんなんだよ。いい男だったら、付いていったかも・・」って言っている。

彼は、そのせりふで、日本人の女の子を軟派したことがあるんだろうね。

そうじゃなければ、「車はベンツだよ」って言いながらつけ回さないよね。

おっと、お昼ご飯の時間だ。

今回は、本格的なフランス料理というものを体験していなかったので、そういうようなレストランに行くことに。

正装しなくてもいいようなレストランをガイドブックで探す。

見つけたレストランは、オペラ座から歩いて15分くらい。

と、言うことでオペラ座まで、地下鉄で行き、オペラ座を見てから、レストランを探すことに。

オペラ座の近くの地下鉄の階段をトントンと、あがると目の前がもうオペラ座。

中を見学したかったけれども、混んでいそうだったので、やめておく。

やっとレストランを見つけて中へはいる。

1組の客がいるだけ。それも彼らは、ビジネスの話をしているよう。

メニューを見せてもらっても、何がなんだか分からないので、

知っている単語のあるものを選ぶ。

友達は、「何がおすすめですか?」と聞いて、それをいただくことに。

結局、私の選んだものは、1皿目魚の上にちいさい豆の乗っているもの。2皿目鶏肉をまめと一緒に煮込んだもの。

と、豆ずくしになってしまった。(写真を撮りたかったけれども、そんな雰囲気じゃなかった)

で、私だけデザートを頼む。以前、フランス語の授業の時に作った「ウーフラネージュ」。

作ったときには、小さい、というイメージがあったのに、実際に出てきたものは、げんこつ2つくらいのサイズ。

むちゃくちゃでかくって、甘くって、少々胸が悪くなってしまった。

最後には、コーヒー(エスプレッソ)に、小さなお菓子・フルーツが。

今回は、ガイドブックに載っていたレストランだったけれど、goodなお店でした。

そして、地下鉄に乗って、次に2回目のルーブル美術館へ。

(ルーブル美術館近くの地下鉄のホームにあったの。ほかにもいろいろとあるの。びっくり)

15:00から、割引になるので、15:00を待って入ることに。

割引チケットも、15:00からしか発売されない。

友達とは、16:30に待ち合わせ。ということで、ここで別れる。

今回は、写真も撮らずにじっくり見たいものを見よう!。見た絵は、チェックしていこうと

っと心に誓ったのはいいけれども、チェックするペンを持ってくるのを忘れる。

中に入ったところにあるショップには、ボールペンは売っていない。仕方がないので、チェックすることはgive up。

まず向かったのは「ナポレオンの戴冠式」。そして、「民衆を率いる自由の女神」。いすに座って、じっくり見る。

今回は、必ず「ハンムラビ法典」のあった場所を見つけてやる!

と意気込んだけれどもやはり、見つけることが出来ない。本当に、残念。

「じゃ、次は、ナポレオン3世の居間へ行って来よう」と、その場へ向かうが、どう道を進んでも同じところへ出てしまう。

時間も気になりーの、あわててしまいーので、、結局今回も迷子になり、じっくり見たかった絵が見ることも出来ず、

後悔たらたらで、TIME UP。

来年も必ずルーブルに来てやる!と心に誓ったアタクシです。

 

次に、再びレ・アルへ戻り、おみやげを買うことに。

行きの飛行機の中がむちゃくちゃ寒かったので、帰りはセーターを着込みたかったから、セーターを探すことに。

入ったデパートのようなところで、みんな「GAP」の袋を持っている。

最初、「どんなセーターでもいいや」って思っていたはずなのに、いつの間にか「GAP」で、買い物をしてやる!

って「GAP」を探している。この「GAP」を探すのにまた、時間がかかってしまう。

で、結局GAPは、見つかり、そこで、セーターを購入。カード払い。

レシートにサインをするときに、漢字でサインしたら、お店の人に珍しがられた。

もちろん、彼は漢字を知らないので、(たぶん)、サインと、カードの裏のサインの照合はノーチェック。

次に向かったのは、2日前に見つけたオリーブのお店。

このときすでに19:00を回っている。閉店時間を知らなかったので、少々駆け足になりながら、お店へ向かう。

なんとか、間に合い、私はオリーブの石鹸と、オリーブのハンドクリームを購入。

友達は、オリーブの石鹸のみを、おみやげにすると言って15個購入。

彼女曰く、

「テレビで、パリの旅行番組を見たときに、タレントが「あ〜、このオリーブの石鹸、日本で買うと2000円くらいするの」」

と、言っていたそう。

確かに、この石鹸は、1個300円くらいだから、安い。でも、日本で(福井で)オリーブの石鹸って見たことがない。

それにしても、臭いがきつい・・・

ここで、19:30すぎている。もう外は暗くなってきている。

友達が「セーヌ川の夜景クルーズに行って来る」と、言ったので、私も同行。

セーヌ川クルーズは、何種類かある。

私たちは、「バトービュス」という、お手頃な値段のものを。(65フラン)

これは、観光用の船ではない。1日乗り放題。

この船に、ノートルダム近くから乗船。そして、オルセー美術館、ルーブル美術館、エッフェル塔等の夜景を満喫。

これは、カップルで見るのが最高じゃないのかな・・

その船に日本人の男の子が2人乗っていたけれども、彼らは、楽しんで夜景を見ているような感じではなかったのは、

気のせいだろうか・・

それにしても、セーヌ川岸には、カップルがあちこちと・・・それも、船が通っているのを知っていていちゃついているよう。

中には、男性同士も・・・

セーヌ川クルーズも約1周で1時間。運行もそろそろ終了に近付いていたので、

乗船したノートルダムの次のパリ市庁舎で降りる。

そして、これでパリ最後の夜が終了。

 

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