おばあちゃんのその後
私の母親が、おばあちゃんのために作った、介護用のズボンを紹介したいんですが、
家に帰るたび、デジカメを持って帰るのを忘れるので、まだ紹介できません。
ちなみに、いつも来てくれるデイサービスの人たちにも評判がいい(母談)らしいのです。
おばあちゃんの近況です。
とりあえず、生きています。
今までも、ご飯は食べるけど、(もちろん介助つきで)おなかがいっぱいになると、
のどの奥に、食べ物は、行かず、ずーっと口に含んだままでした。
それが、ここ最近は、最初の一口から、のどの奥には食べ物をやろうとしなくなったようで、
心配した母親が、病院へ入院させました。
口から栄養が取れなくなったら、点滴で・・と言うことらしいのですが、点滴もあまりやりすぎると、
血管がだめになるらしく、今度は、胃に穴を開けてそこから直接胃に栄養をやるらしいのです。
人間って、そんなにしてまで生きなければいけないのでしょうか?
なんだか、かわいそうになってしまいます。
入院してから、2度お見舞いに行きました。
「つらいの?」って聞くと、その質問に理解しているのかどうかはわかりませんが、「うん」とうなずきます。
「おばあちゃんがちゃんとご飯を食べれば、つらくなくなるんだよ」って言っても、多分分かっていないだろう、返事をしません。
言葉数も減ってきてしまった感じですね。
おばあちゃんと一緒に住まなくなって、1年以上たちました。
私のことも「奈美ちゃんだ」とは、分からなくなってきたようです。ただ、どこかで見たことのある人・・・と言うような感覚のようです。
それも、寂しいです。