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■ 記念事業 ■


 福井藩主松平家の別邸「名勝 養浩館(旧御泉水屋敷)庭園」を中心とした「歴史の見える街づくり事業」の一環として由緒ある「福井市立郷土歴史博物館」が平成16年3月、足羽山から養浩館の隣に新築移転されました。この近辺は福井城の名残である遺跡があり、全国から公募したネーミングで「福井の歴史の庭ゾーン」という市民の憩いの場にもなっています。

 この博物館の松平家史料展示室には松平春獄公記念文庫や越葵文庫(松平宗紀氏より寄贈された資料・歴代藩主の遺品・伝来の什宝、文書)があり越前松平家に伝来した重宝が展示され福井藩の歴史や大名の暮らし・文化などを大変解りやすく紹介しています。

 会館以来大変な人気でたくさんの市民や小学生の学習、各国の方々で賑わっています。また見るだけではなく参加型の博物館として当時の着物などを着ての記念撮影もできる「へんしん越前屋」というコーナーも設けてあります。

 今回、「葵」を冠した友好ライオンズクラブの記念事業といたしまして、松平家所縁の武具や甲冑などを歴史考証を踏まえたレプリカを作成し、着用しての写真撮影が出来るよう企画をいたしました。また背景に葵のご紋を配した陣中幕も用意して重圧感を醸し出しております。

 鎧などの着用の指導、保守管理には福井市シルバー人材センターから派遣された方々があたり「心のふれあい」も出来る記念事業となっています。

11月7日の福井新聞 ・ 日刊福井 各誌に掲載された記事


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