生育管理作業

水管理
 田の水は、地下へ浸透したり蒸発して水が減るため、毎日水をあててつぎ足します。
 生育前半の水あては、田と用水の水温差が少ない朝に行い、圃場の水口側と水尻側の生育差が出ないようにします。
 また、モグラの通った穴から水が漏れていないかを見て回ることも必要です。

除草剤の散布
 田植えの5~10日後に除草剤を散布します。
 5月下旬頃、雑草(ヒエ、ウリカワ、オモダカ、セリ)が見える所には、中期除草剤を散布します。

畦畔の草刈り
 田んぼの畔、農道、用水、排水地面に繁る雑草を刈り取ります。
 雑草の影響
 田に新入してきて作物の障害となる。
 農作業のじゃまになる。
 害虫のすみかとなる。

殺虫・殺菌剤の散布
 薬剤の効果
 害虫(カメムシ、イネアザミウマ、メイチュウ)や、病気(イモチ、モンガレ病)から受ける被害を少なくする。
 薬剤散布の時期は、出穂前と傾穂期の2回行います。