2009年(平成21年) 農作物の栽培

  里芋(24a) 八つ頭芋(5a)を栽培します

  元肥4月10日施用 (施用量kg/10a)
    ピロールB 180 ホスビタ 41
    発酵ケイフン 207 あさひ 55
  耕うん畝上げ・ポリマルチング(黒・赤外線吸収)  4月11日
  種芋植え付け  4月12〜18日
直播き作業
  5月10日 水稲直播

  大野直播組合(新河原生産組合)に作業を委託しました。
  コシヒカリ直播104.9a  うちレンゲ草あと40.7a
  カグラモチ直播 42.8a
  今年は水稲全圃場に醗酵ケイフンを春に散布(120kg/10a)して、元肥の施肥量を減らしました。
レンゲあとコシヒカリ
  6月19日  レンゲあと直播コシヒカリ

  右側 秋ピロール施用  左側 無施用   6から7葉期となり、分けつが進んでいます。
  鋤き込んだレンゲの「わき」による根腐れを減らすため、軽く田干しを行いました。
  レンゲが良く育った部分は、根粒菌の窒素固定量が多いためか、最初の台風で倒伏してしまいました。
有機栽培コシカリ
  6月19日  苗移植圃場

  有機アグレット674を57kg/10a 田植え同時施用した苗移植圃場
  右側 コシヒカリ  左側 カグラモチ
有機肥料で栽培する里芋
  6月19日  里芋圃場

  右側 赤外線吸収マルチ  左側 黒色マルチを使用
  6から7葉期となり土の中では親芋が形成されています。
有機栽培のコシヒカリ
  6月28日  苗移植圃場

  ピロールAを10a当り67kg散布しました。
  ピロール肥料の効果を促すために、10〜14日間は水を張り続けます。
  ピロール肥料を施用すると、ミネラル類が補給され土壌が弱アルカリ性になります。
  シアノバクテリアが光合成を始め、クロロフィル・糖が生成され、酸素が放出されます。
  これらの作用により、土壌のミネラルが有機結合(キレ−ト化)されて稲に良く吸収されます。
  あわせて、有効な微生物の活動が活発になり、”人の健康に良いお米”が収穫できます。
移植栽培のコシヒカリ カクグラモチ
  8月16日
  移植コシヒカリとカグラモチに2回目のピロールAを8月8日に67kg/10a施用しました。
  ピロールA施用後、10日間は湛水します。

  天日原塩を10kg/10aの量を2回施用(6月と7月)した部分のコシヒカリは、生育旺盛になり倒伏しました。
  多種類のミネラルを含む天日減塩の施用により、作物の生育が促進されるためと思われます。
ピロール里芋
  8月16日  ピロール里芋です。
  今年は降雨が多いため、草丈が長くなりました。
  生育の最盛期です。

  収穫は10月中旬より始め、赤外線吸収マルチを使用した列から掘り取ります。
  株かき・毛取り・根取りをしてJAへ出荷します。
  収量は、10月中旬掘りで1株約0.6kg、11月下旬掘りでは約1kg位と多めです。
ピロールそば
  ピロールそば
  8月15日  播種
  ピロールBを100kg/10a施用しました。

  11月  収穫は、委託作業にてしていただき、JAへ出荷。
  自家用に残した実を石臼で粉ひきしてもらい、そば打ち(10割そばを水で)していただきました。
  "ピロールそば"は、食感がモチモチし、つるつる感があり風味も優れます。